JPH05254167A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH05254167A
JPH05254167A JP8664892A JP8664892A JPH05254167A JP H05254167 A JPH05254167 A JP H05254167A JP 8664892 A JP8664892 A JP 8664892A JP 8664892 A JP8664892 A JP 8664892A JP H05254167 A JPH05254167 A JP H05254167A
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JP
Japan
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thermal
heat
heating
recording
plate
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JP8664892A
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Noboru Ueno
昇 上野
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Nidec Instruments Corp
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充分な感熱記録機能と感熱消去機能が得ら
れ、しかも小型かつ安価に提供する。 【構成】 板状基板20に設けられグレーズ層24の表
面に、発熱抵抗体と、この発熱抵抗体に電気的に接続し
た電極群と、少なくとも上記発熱抵抗体を被覆した保護
層30とを具備し、発熱抵抗体28、29は互いに平行
に設けられた複数列の発熱抵抗体を有し、これら発熱抵
抗体28、29は感熱記録用と感熱消去用からなり、か
つ両発熱抵抗体の発熱温度を各々異ならせたている。 【効果】 1個のサーマルヘッドとして感熱記録機能と
感熱消去機能を持たせることができ、しかも、各々の発
熱抵抗体を単独に駆動制御できるので、充分な感熱記録
と感熱消去を行うことができる。さらに、両機能を有す
るサーマルヘッドがコンパクトになり、書換え可能な型
感熱記録装置を小型化でき、しかもコストも低減するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は書換え可能な感熱記録方
式のプリペイドカード等の端末用プリンタ装置に内蔵さ
れるサーマルヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特にプリペイドカードにおいて
は、カードの裏面に感熱記録方式により印字記録し、使
用履歴や残留金額等が確認できる方式が実用に供されて
いる。ところが、プリペイドカードの使用頻度が多くな
る場合には、限られた記録スペースの中に多くの項目を
記録するため、必然的に印字文字が小さくなり、使用者
によっては確認が困難な場合が生じている。また、印字
記録された使用済のプリペイドカードは廃却されるため
資源に無駄が生じてしまう。そこで、印字文字を大きく
して確認を容易にすると共に、カードをリサイクル使用
可能にすることを目的として、文字を大きく印字記録す
ると共に、印字記録した後に書換え可能なプリペイドカ
ードの開発が行われている。
【0002】図6は従来の書換え可能な感熱記録装置を
示すものである。図6において、感熱記録用のサーマル
ヘッド1は、板状基板2の一つの端面部に、グレーズ層
3を介して記録用の発熱体4を配設している。この発熱
体4に対向してプラテン5の周面が圧接し、プラテン5
が回転することにより感熱記録面を有するプリペイドカ
ード等の感熱記録媒体6が矢示の方向に移送される。こ
の時、発熱体4を駆動回路によって選択的に所定の温度
に発熱させ、感熱記録媒体6に所定の文字を記録するこ
とができる。
【0003】上記感熱記録媒体6は、印加温度によって
発色、非発色を繰り返す熱可逆性を有する記録膜(図示
せず)が設けられている。そこで、上記感熱記録用のサ
ーマルヘッド1により、印字記録した文字を感熱消去す
る場合には、発熱体の発熱温度を感熱記録時の温度と異
なる温度を上記記録膜に印加すれば良い。このような感
熱消去の方法としては、第1に、上記サーマルヘッド1
の発熱体4自体の駆動条件を変化させ、感熱記録時と感
熱消去時で発熱温度を異ならせる方式、第2に、感熱記
録媒体6の移送方向上流側に、図6に二点鎖線で示す感
熱消去用のサーマルヘッド7を別個に配設する方式が各
々提案されている。
【0004】一方、上記感熱記録用のサーマルヘッド1
は、図7に示すようにアルミナ等のセラミック基板から
なる板状基板2の端面部2a及び主面部2bに、電気絶
縁性材料のグレーズ層3を設けている。端面部2aに設
けられグレーズ層3の表面には、1列の発熱体4が配設
され、この発熱体4に電極群8を電気的に接続してい
る。さらに、発熱体4には保護層9が被覆されている。
また、板状基板2の主面2bに設けられたグレーズ層3
の表面には、上記電極群8が連設されていて、駆動回路
素子10にボンディングワイヤ11によって電気的に接
続されている。駆動回路素子10は上記発熱体4を選択
的に発熱制御している。
【0005】また、上記感熱消去用のサーマルヘッド7
は、上記感熱記録用のサーマルヘッド1と実質的に同様
の構成を有しているが、印字記録した文字を一括消去す
る形式のものは、一条の発熱体12全面を所定温度によ
って発熱させるようにしている。また、印字記録した文
字を選択消去する形式のものは、上記感熱記録用のサー
マルヘッド1と同様に構成され、消去を必要とする部分
のみを発熱させるようにしている。
【0006】図8は平面型のサーマルヘッドを示し、板
状基板2の主面部2bに電気絶縁性材料のグレーズ層3
を設け、その表面に1列の発熱体4を配設すると共に、
発熱体4に一端が電気的に接続された電極群8を設け、
この電極群8の他端を図7に示した例と同様に駆動回路
素子10に電気的に接続している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
書換え可能なサーマルヘッドとしては、第1に感熱記録
機能を担うサーマルヘッド1の発熱体4の駆動条件を変
化させ、感熱消去機能を兼用させる方法がある。しかし
ながら、両機能を満足に両立させるには困難が伴い、場
合によっては過熱により記録媒体を損傷したり、或いは
消し残りが生じることもあるうえに、消去速度が低くな
る問題がある。また、第2の感熱記録用及び感熱消去用
のサーマルヘッドを感熱記録媒体6の移送方向に2個並
設する方法は、専有スペースが大きくなり、小型化を阻
害する要因となると共に、コストも崇高になる。さら
に、発熱体の駆動及び記録機能と消去機能を整合させる
制御が煩雑になる問題があった。
【0008】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、充分な感熱記録機能と感熱消去機
能が得られ、しかも小型かつ安価に提供することのでき
るサーマルヘッドを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気絶縁性を
有する板状基板と、この板状基板に設けられ上記板状基
板より低熱伝導性を有する電気絶縁材料からなるグレー
ズ層と、このグレーズ層の表面に配設された発熱抵抗体
と、この発熱抵抗体に電気的に接続した電極群と、少な
くとも上記発熱抵抗体を被覆した保護層とを具備し、上
記発熱抵抗体は互いに平行に設けられた複数列の発熱抵
抗体を有し、これら発熱抵抗体は各々一つ以上の感熱記
録用と感熱消去用からなり、かつ両発熱抵抗体の発熱温
度を各々異ならせたことを特徴としている。
【0010】
【作用】発熱抵抗体として、各々一つ以上の感熱記録用
と感熱消去用からなる複数の発熱抵抗体を互いに平行に
設け、これら発熱抵抗体の発熱温度を各々異ならせる
と、1個のサーマルヘッドとして感熱記録機能と感熱消
去機能を持たせることができ、しかも、各々の発熱抵抗
体を単独に駆動制御できるので、充分な感熱記録と感熱
消去が行えると共に、感熱消去機能の高速化が実現でき
る。さらに、両機能を有するサーマルヘッドがコンパク
トになり、書換え可能な型感熱記録装置を小型化できる
と共に、コストも低減できる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明にかかるサ
ーマルヘッドの実施例について説明する。図1におい
て、板状基板20は、電気絶縁性を有するアルミナ等の
セラミックからなり、断面形状が長方形に形成されてい
る。板状基板20の図示上方の端面部21は平坦面に形
成され、この端面部21及び左右の主面22、23の表
面には、連続して電気絶縁性を有するガラスからなるグ
レーズ層24が設けられている。グレーズ層24は端面
部21及び主面22、23にガラスを塗布し、これを高
温で焼成することにより設けられる。この焼成時にはガ
ラスが溶融状態となり、セラミックが有する微小なポー
ラスを埋設して滑らかな表面が形成される。また、グレ
ーズ層24は板状基板20より低い熱伝導性を有し、後
述する発熱抵抗体28の発熱時には蓄熱させ、停止時に
は放熱させる機能を有している。このため、グレーズ層
24の厚みにより蓄放熱バランスを変化させ、所望の印
字記録スピードを得ている。
【0012】次に、板状基板20の端面部21及び主面
22、23に設けたグレーズ層24の表面には、個別電
極25、26及び共通電極27が配設される。これら個
別電極25、26及び共通電極27の配設方法について
一例を説明すると、先ず、グレーズ層24の表面の端面
部21及び主面22、23に、例えば有機金ペースト
(MOD)をマスクにより印刷塗布し、その後所定温度
にて焼成することにより導体膜を形成する。さらに、こ
の導体膜の表面にレジスト膜を塗布し、このレジスト膜
の表面に図示しないフレキシブルマスクを添設し、フォ
トリソ工程において上記各電極のパターンを露光する。
その後、現像処理により残留のレジスト膜を除去し、さ
らに、エッチングを施すことにより、微細ピッチの個別
電極25、26及び共通電極27が配設される。
【0013】この個別電極25、26は、図1に示すよ
うに、板状基板20の端面部21両縁に各々配設されて
いて、多数個の個別電極25、26が長手方向に等ピッ
チで配列されている。さらに、個別電極25、26は互
いに上下同一直線上に位置しないように、個別電極25
及び26の間隔の1/2ピッチずつ位置をずらして設け
ている。そして、多数個の個別電極25、26は、両縁
方向に導出され主面22、23に連通して配設されてい
る。また、共通電極27は板状基板20の端面部21中
央に長手方向に配設され、両側に各々幅狭な電極端を突
出させて各個別電極25、26との間に櫛歯状に互いに
入り組ませている。そして、長手方向両端は板状基板2
0の端面部21から主面22、23に連通して配設され
ている。
【0014】尚、個別電極25、26及び共通電極27
の配設方法としては、上記方法の他にスクリーン印刷法
により印刷板を板状基板20の端面部21及び主面2
2、23に添設して厚膜導体を印刷するようにしても良
い。
【0015】以上のように板状基板20の端面部21上
に配設された一対の個別電極25、26及び共通電極2
7の櫛歯状に互いに入り組ませた先端部分には、2列の
発熱抵抗体28、29が各々厚膜印刷法により互いに平
行に設けられ、電気的に接続している。これら発熱抵抗
体28、29は後述するように、一方の発熱抵抗体28
は感熱記録用として機能させたとき、他方の発熱抵抗体
29は感熱消去用として機能させている。この構成によ
って、隣合う個別電極25、26と共通電極27の間の
抵抗部分が1ドットの発熱領域部となる。そして、少な
くとも個別電極25、26及び共通電極27と発熱抵抗
体28、29の表面には、図2に示すように、耐磨耗性
を有する保護層30が被覆されている。
【0016】さらに、板状基板20の主面22、23に
配設された個別電極25、26及び共通電極27の下端
部には、図2に示すように、個別電極25、26に選択
的に通電して発熱抵抗体28、29を駆動制御する駆動
回路用集積回路チップ31、32の電極端子にワイヤボ
ンディング接続され、各々封止剤33によって被覆され
ている。感熱記録用として機能させる発熱抵抗体28を
駆動する駆動回路用集積回路チップ31は、1ドットの
発熱領域部毎の発熱温度が書換え可能なプリペイドカー
ドの感熱記録温度に適するように比較的低く制御され
る。また、感熱消去用として機能させる発熱抵抗体29
を駆動する駆動回路用集積回路チップ32は、発熱温度
が感熱消去温度に適するように比較的高く制御され、両
発熱抵抗体28、29の発熱温度を各々異ならせてい
る。
【0017】上記書換え可能なプリペイドカードは、印
加温度によって発色、非発色を繰り返す熱可逆性を有す
る、例えば高級カルボン酸結晶を主成分とする感熱記録
膜が設けられている。感熱記録膜は約180度の温度を
印加することにより、結晶サイズが変化して例えば黒色
に発色する。また、感熱記録膜に約250度の温度を印
加することにより、再び結晶サイズが変化して非発色状
態に変化する。
【0018】このような感熱記録膜に感熱記録する場合
には、駆動回路用集積回路チップ31によって個別電極
25に選択的に通電して感熱記録用の発熱抵抗体28を
駆動制御し、発熱抵抗体28の印字に必要な所定の発熱
領域部を約180度の温度に発熱させ、所望の文字等を
記録する。また、感熱消去する場合には、駆動回路用集
積回路チップ32によって感熱消去用の発熱抵抗体29
を約250度に発熱させて感熱記録膜に印加することに
より、予め感熱記録されていた文字等が消去される。こ
の場合は発熱抵抗体29全体を発熱させ、文字等全てを
消去するようにしているが、発熱抵抗体29の消去に必
要な発熱領域部を発熱させることによって、文字等を選
択的に感熱消去することもできる。
【0019】図3は、複数列の発熱抵抗体及びこの発熱
抵抗体に電気的に接続した電極群が板状基板の一つの端
面に設けられたグレーズ層の表面に配設された平面型サ
ーマルヘッドの例を示すものである。即ち、板状基板4
0の一つの端面には、グレーズ層41が設けられ、この
グレーズ層41の表面の図示右側には、個別電極及び共
通電極からなる電極群42が配設されている。さらに、
電極群42には感熱記録用の発熱抵抗体43及び感熱消
去用の発熱抵抗体44が接続されている。これら発熱抵
抗体43、44には保護層45が被覆されている。ま
た、グレーズ層41の表面の図示左側に延設された電極
群42には、駆動回路用集積回路チップ46が接続され
ている。この例においても、発熱抵抗体43、44の発
熱温度が異なることを含め図1及び図2の例と同様の作
用を行う。かかる構成によれば、複数列の発熱抵抗体4
3、44及び電極群42等を、板状基板40の一つの端
面に設けるので、サーマルヘッドの製作が容易になる等
の利点がある。
【0020】図4は、複数列の発熱抵抗体及びこの発熱
抵抗体に電気的に接続した電極群が板状基板に形成した
傾斜面に設けられたグレーズ層の表面に配設された例を
示すものである。即ち、板状基板50の断面形状が平行
四辺形に形成され、この平行四辺形の一面である傾斜面
51にグレーズ層52が設けられ、その表面に電極群5
3及び複数列の発熱抵抗体54、55が配設され、保護
層56が被覆されている。この例においても、動作及び
作用については図1及び図2の例と同様であるが、傾斜
面の面積が前述の例と同じであっても、板状基板50の
板厚を薄くすることができると共に、駆動回路用集積回
路チップ57を配設する面を同じにしても、高さを低く
したコンパクト化ができる利点がある。
【0021】図5は、一方の感熱消去用の発熱抵抗体に
接続される個別電極を直線的な帯状に形成した例を示す
ものである。即ち、板状基板60の端面部61に設けら
れたグレーズ層表面の図示上方の一端側には、図1に示
した例と同様に第1の個別電極62が配設され、この個
別電極62と中央部に配設した共通電極63とを櫛歯状
に互いに入り組ませている。そして、個別電極62と共
通電極63の先端部分には、感熱記録用の発熱抵抗体6
4が設けられている。一方、図示下方の他端側には、共
通電極63と所定の間隔を設けて直線的な帯状の第2の
個別電極65が配設されている。そして、第2の個別電
極65と共通電極63の先端部分には、感熱消去用の発
熱抵抗体66が設けられている。以上の構成により、感
熱記録時には、前述した各例と同様に、感熱記録用の発
熱抵抗体64の印字に必要な所定の発熱領域部を発熱さ
せ、所望の文字等を記録する。また、感熱消去時には個
別電極65に所定の電流を通電して感熱消去用の発熱抵
抗体66を全体に発熱させることにより、書換え可能な
プリペイドカードの感熱記録膜に予め感熱記録されてい
た文字等が発熱抵抗体66の長手方向の長さの範囲で消
去される。
【0022】本発明は上記の各実施例に限定されるもの
ではなく、感熱記録用の発熱抵抗体及び感熱消去用の発
熱抵抗体の個数は、各々2個以上の複数個であっても良
い。また、共通電極及び個別電極等の電極群のパターン
形状や配設ルート等は本発明の実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
変形実施可能である。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のサーマルヘッドによれば、発熱抵抗体として、各々一
つ以上の感熱記録用と感熱消去用からなる複数の発熱抵
抗体を互いに平行に設け、これら発熱抵抗体の発熱温度
を各々異ならせているので、1個のサーマルヘッドとし
て感熱記録機能と感熱消去機能を持たせることができ、
しかも、各々の発熱抵抗体を単独に駆動制御できるの
で、充分な感熱記録と感熱消去が行えると共に、感熱消
去機能の高速化が実現できる。さらに、両機能を有する
サーマルヘッドがコンパクトになり、書換え可能な型感
熱記録装置を小型化でき、しかもコストも低減すること
ができる利点がある。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるサーマルヘッドの一実施例を示
す斜視図である。
【図2】同上サーマルヘッドを示す側面図である。
【図3】同上平面型サーマルヘッドへの応用例を示す側
面図である。
【図4】同上斜面型サーマルヘッドへの応用例を示す側
面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す要部平面図である。
【図6】従来のサーマルヘッドを用いた感熱記録装置を
示す構成図である。
【図7】同従来の端面型サーマルヘッドを示す側面図で
ある。
【図8】同従来の平面型サーマルヘッドを示す側面図で
ある。
【符号の説明】
20 板状基板 21 端面部 24 グレーズ層 25,26 個別電極 27 共通電極 28,29 発熱抵抗体 30 保護層
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は書換え可能な感熱記録方
式のプリペイドカード等の端末用プリンタ装置に内蔵さ
れるサーマルヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特にプリペイドカードにおいて
は、カードの裏面に感熱記録方式により、印字記録し、
使用履歴や残留金額等が確認できる方式が実用に供され
ている。ところが、プリペイドカードの使用頻度が多く
なる場合には、限られた記録スペースの中に多くの項目
を記録するため、必然的に印字文字が小さくなり、使用
者によっては確認が困難な場合が生じている。また、印
字記録された使用済のプリペイドカードは廃却されるた
め資源に無駄が生じてしまう。そこで、印字文字を大き
くして確認を容易にすると共に、カードをリサイクル使
用可能にすることを目的として、文字を大きく印字記録
すると共に、印字記録した後に書換え可能なプリペイド
カードの開発が行われている。
【0003】 図6は従来の書換え可能な感熱記録装置を
示すものである。図6において、感熱記録用のサーマル
ヘッド1は、板状基板2の一つの端面部に、グレーズ層
3を介して記録用の発熱体4を配設している。この発熱
体4に対向してプラテン5の周面が圧接し、プラテン5
が回転することにより感熱記録面を有するプリペイドカ
ード等の感熱記録媒体6が移送される。この時、発熱体
4を駆動回路によって選択的に所定の温度に発熱させ、
感熱記録媒体6に所定の文字を記録することができる。
【0004】 上記感熱記録媒体6は、印加温度によって
発色、非発色を繰り返す熱可逆性を有する記録膜(図示
せず)が設けられている。そこで、上記感熱記録用のサ
ーマルヘッド1により、印字記録した文字を感熱消去す
る場合には、発熱体の発熱温度を感熱記録時の温度と異
なる温度を上記記録膜に印加すれば良い。このような感
熱消去の方法としては、第1に、上記サーマルヘッド1
の発熱体4自体の駆動条件を変化させ、感熱記録時と感
熱消去時で発熱温度を異ならせる方式、第2に、感熱記
録媒体6の移送方向上流側に、図6に二点鎖線で示す感
熱消去用のサーマルヘッド7を別個に配設する方式が各
々提案されている。
【0005】 一方、上記感熱記録用のサーマルヘッド1
は、図7に示すようにアルミナ等のセラミック基板から
なる板状基板2の端面部2a及び主面部2bに、電気絶
縁性材料のグレーズ層3を設けている。端面部2aに設
けられグレーズ層3の表面には、1列の発熱体4が配設
され、この発熱体4に電極群8を電気的に接続してい
る。さらに、発熱体4には保護層9が被覆されている。
また、板状基板2の主面2bに設けられたグレーズ層3
の表面には、上記電極群8が連設されていて、駆動回路
素子10にボンディングワイヤ11によって電気的に接
続されている。駆動回路素子10は上記発熱体4を選択
的に発熱制御している。
【0006】 また、上記感熱消去用のサーマルヘッド7
は、上記感熱記録用のサーマルヘッド1と実質的に同様
の構成を有しているが、印字記録した文字を一括消去す
る形式のものは、一条の発熱体12全面を所定温度によ
って発熱させるようにしている。また、印字記録した文
字を選択消去する形式のものは、上記感熱記録用のサー
マルヘッド1と同様に構成され、消去を必要とする部分
のみを発熱させるようにしている。
【0007】 図8は平面型のサーマルヘッドを示し、板
状基板2の主面部2bに電気絶縁性材料のグレーズ層3
を設け、その表面に1列の発熱体4を配設すると共に、
発熱体4に一端が電気的に接続された電極群8を設け、
この電極群8の他端を図7に示した例と同様に駆動回路
素子10に電気的に接続している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
書換え可能なサーマルヘッドとしては、第1に感熱記録
機能を担うサーマルヘッド1の発熱体4の駆動条件を変
化させ、感熱消去機能を兼用させる方法がある。しかし
ながら、両機能を満足に両立させるには困難が伴い、場
合によっては過熱により記録媒体を損傷したり、或いは
消し残りが生じることもあるうえに、消去速度が低くな
る問題がある。また、第2の感熱記録用及び感熱消去用
のサーマルヘッドを感熱記録媒体6の移送方向に2個並
設する方法は、専有スペースが大きくなり、小型化を阻
害する要因となると共に、コストも崇高になる。さら
に、発熱体の駆動及び記録機能と消去機能を整合させる
制御が煩雑になる問題があった。
【0009】 本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、充分な感熱記録機能と感熱消去機
能が得られ、しかも小型かつ安価に提供することのでき
るサーマルヘッドを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気絶縁性を
有する板状基板と、この板状基板に設けられ上記板状基
板より低熱伝導性を有する電気絶縁材料からなるグレー
ズ層と、このグレーズ層の表面に配設された発熱抵抗体
と、この発熱抵抗体に電気的に接続した電極群と、少な
くとも上記発熱抵抗体を被覆した保護層とを具備し、上
記発熱抵抗体は互いに平行に設けられた複数列の発熱抵
抗体を有し、これら発熱抵抗体は各々一つ以上の感熱記
録用と感熱消去用からなり、かつ両発熱抵抗体の発熱温
度を各々異ならせたことを特徴としている。
【0011】
【作用】発熱抵抗体として、各々一つ以上の感熱記録用
と感熱消去用からなる複数の発熱抵抗体を互いに平行
に設け、これら発熱抵抗体の発熱温度を各々異ならせる
と、1個のサーマルヘッドとして感熱記録機能と感熱消
去機能を持たせることができ、しかも、各々の発熱抵抗
体を単独に駆動制御できるので、充分な感熱記録と感熱
消去が行えると共に、感熱消去機能の高速化が実現でき
る。さらに、両機能を有するサーマルヘッドがコンパク
トになり、書換え可能型感熱記録装置を小型化できると
共に、コストも低減できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明にかかるサ
ーマルヘッドの実施例について説明する。図1におい
て、板状基板20は、電気絶縁性を有するアルミナ等の
セラミックからなり、断面形状が長方形に形成されて
いる。板状基板20の図示上方の端面部21は平坦面に
形成され、この端面部21及び左右の主面22、23の
表面には、連続して電気絶縁性を有するガラスからなる
グレーズ層24が設けられている。グレーズ層24は端
面部21及び主面22、23にガラスを塗布し、これを
高温で焼成することにより設けられる。この焼成時には
ガラスが溶融状態となり、セラミックが有する微小なポ
ーラスを埋設して滑らかな表面が形成される。また、グ
レーズ層24は板状基板20より低い熱伝導性を有し、
後述する発熱抵抗体28の発熱時には蓄熱させ、停止時
には放熱させる機能を有している。このため、グレーズ
層24の厚みにより蓄放熱バランスを変化させ、所望の
印字記録スピードを得ている。
【0013】 次に、板状基板20の端面部21及び主面
22、23に設けたグレーズ層24の表面には、個別電
極25、26及び共通電極27が配設される。これら個
別電極25、26及び共通電極27の配設方法について
一例を説明すると、先ず、グレーズ層24の表面の端面
部21及び主面22、23に、例えば有機金ペースト
(MOD)を印刷塗布し、その後所定温度にて焼成する
ことにより導体膜を形成する。さらに、この導体膜の表
面にレジスト膜を塗布し、このレジスト膜の表面に図示
しないフレキシブルマスクを添設し、フォトリソ工程に
おいて上記各電極のパターンを露光する。その後、現像
処理により残留のレジスト膜を除去し、さらに、エッチ
ングを施すことにより、微細ピッチの個別電極25、2
6及び共通電極27が配設される。
【0014】 この個別電極25、26は、図1に示すよ
うに、板状基板20の端面部21両縁に各々配設されて
いて、多数個の個別電極25、26が長手方向に等ピッ
チで配列されている。さらに、個別電極25、26は互
いに上下同一直線上に位置しないように、個別電極25
及び26の間隔の1/2ピッチずつ位置をずらして設け
ている。そして、多数個の個別電極25、26は、両縁
方向に導出され主面22、23に連通して配設されてい
る。また、共通電極27は板状基板20の端面部21中
央に長手方向に配設され、両側に各々幅狭な電極端を突
出させて各個別電極25、26との間に櫛歯状に互いに
入り組ませている。そして、長手方向両端は板状基板2
0の端面部21から主面22、23に連通して配設され
ている。
【0015】 尚、個別電極25、26及び共通電極27
の配設方法としては、上記方法の他にスクリーン印刷法
により印刷版を板状基板20の端面部21及び主面2
2、23に添設して厚膜導体を印刷するようにしても良
い。
【0016】 以上のように板状基板20の端面部21上
に配設された一対の個別電極25、26及び共通電極2
7の櫛歯状に互いに入り組ませた先端部分には、2列の
発熱抵抗体28、29が各々厚膜印刷法により互いに
平行に設けられ、電気的に接続している。これら発熱抵
抗体28、29は後述するように、一方の発熱抵抗体2
8は感熱記録用として機能させたとき、他方の発熱抵抗
体29は感熱消去用として機能させている。この構成に
よって、隣合う個別電極25、26と共通電極27の間
の抵抗部分が1ドットの発熱領域部となる。そして、少
なくとも個別電極25、26及び共通電極27と発熱抵
抗体28、29の表面には、図2に示すように、耐磨耗
性を有する保護層30が被覆されている。
【0017】 さらに、板状基板20の主面22、23に
配設された個別電極25、26及び共通電極27の下端
部には、図2に示すように、個別電極25、26に選択
的に通電して発熱抵抗体28、29を駆動制御する駆動
回路用集積回路チップ31、32の電極端子にワイヤボ
ンディング接続され、各々封止剤33によって被覆され
ている。感熱記録用として機能させる発熱抵抗体28を
駆動する駆動回路用集積回路チップ31は、1ドットの
発熱領域部毎の発熱温度が書換え可能なプリペイドカー
ドの感熱記録温度に適するように比較的高く制御され
る。また、感熱消去用として機能させる発熱抵抗体29
を駆動する駆動回路用集積回路チップ32は、発熱温度
が感熱消去温度に適するように比較的低く制御され、両
発熱抵抗体28、29の発熱温度を各々異ならせてい
る。
【0018】 上記書換え可能なプリペイドカードは、印
加温度によって発色、非発色を繰り返す熱可逆性を有す
る、例えば高級カルボン酸結晶を主成分とする感熱記録
膜が設けられている。感熱記録膜は約130℃の温度を
印加することにより、結晶サイズが小さく変化して、こ
のため光が散乱して白色に見える。また、感熱記録膜に
80℃の温度を印加すると、今度は結晶サイズが大き
く変化して光の散乱が弱まり透明化する。
【0019】 このような感熱記録膜に感熱記録する場合
には、駆動回路用集積回路チップ31によって個別電極
25に選択的に通電して感熱記録用の発熱抵抗体28を
駆動制御し、発熱抵抗体28の印字に必要な所定の発熱
領域部を約130℃の温度に発熱させ、所望の文字等を
記録する。また、感熱消去する場合には、駆動回路用集
積回路チップ32によって感熱消去用の発熱抵抗体29
を約80℃に発熱させて感熱記録膜に印加することによ
り、予め感熱記録されていた文字等が消去される。この
場合は発熱抵抗体29全体を発熱させ、文字等全てを消
去するようにしているが、発熱抵抗体29の消去に必要
な発熱領域部を発熱させることによって、文字等を選択
的に感熱消去することもできる。
【0020】 図3は、複数列の発熱抵抗体及びこの発熱
抵抗体に電気的に接続した電極群が板状基板の一つの端
面に設けられたグレーズ層の表面に配設された平面型サ
ーマルヘッドの例を示すものである。即ち、板状基板4
0の一つの端面には、グレーズ層41が設けられ、この
グレーズ層41の表面の図示右側には、個別電極及び共
通電極からなる電極群42が配設されている。さらに、
電極群42には感熱記録用の発熱抵抗体43及び感熱消
去用の発熱抵抗体44が接続されている。これら発熱抵
抗体43、44には保護層45が被覆されている。ま
た、グレーズ層41の表面の図示左側に延設された電極
群42には、駆動回路用集積回路チップ46が接続され
ている。この例においても、発熱抵抗体43、44の発
熱温度が異なることを含め図1及び図2の例と同様の作
用を行う。かかる構成によれば、複数列の発熱抵抗体4
3、44及び電極群42等を、板状基板40の一つの端
面に設けるので、サーマルヘッドの製作が容易になる等
の利点がある。
【0021】 図4は、複数列の発熱抵抗体及びこの発熱
抵抗体に電気的に接続した電極群が板状基板に形成した
傾斜面に設けられたグレーズ層の表面に配設された例を
示すものである。即ち、板状基板50の断面形状が平行
四辺形に形成され、この平行四辺形の一面である傾斜面
51にグレーズ層52が設けられ、その表面に電極群5
3及び複数列の発熱抵抗体54、55が配設され、保護
層56が被覆されている。この例においても、動作及び
作用については図1及び図2の例と同様であるが、傾斜
面の面積が前述の例と同じであっても、板状基板50の
板厚を薄くすることができると共に、駆動回路用集積回
路チップ57を配設する面を同じにしても、高さを低く
したコンパクト化ができる利点がある。
【0022】 図5は、一方の感熱消去用の発熱抵抗体に
接続される個別電極を直線的な帯状に形成した例を示す
ものである。即ち、板状基板60の端面部61に設けら
れたグレーズ層表面の図示上方の一端側には、図1に示
した例と同様に第1の個別電極62が配設され、この個
別電極62と中央部に配設した共通電極63とを櫛歯状
に互いに入り組ませている。そして、個別電極62と共
通電極63の先端部分には、感熱記録用の発熱抵抗体6
4が設けられている。一方、図示下方の他端側には、共
通電極63と所定の間隔を設けて直線的な帯状の第2の
個別電極65が配設されている。そして、第2の個別電
極65と共通電極63の先端部分には、感熱消去用の発
熱抵抗体66が設けられている。以上の構成により、感
熱記録時には、前述した各例と同様に、感熱記録用の発
熱抵抗体64の印字に必要な所定の発熱領域部を発熱さ
せ、所望の文字等を記録する。また、感熱消去時には個
別電極65に所定の電流を通電して感熱消去用の発熱抵
抗体66を全体に発熱させることにより、書換え可能な
プリペイドカードの感熱記録膜に予め感熱記録されてい
た文字等が発熱抵抗体66の長手方向の長さの範囲で消
去される。
【0023】 本発明は上記の各実施例に限定されるもの
ではなく、感熱記録用の発熱抵抗体及び感熱消去用の発
熱抵抗体の個数は、各々2個以上の複数個であっても良
い。また、共通電極及び個別電極等の電極群のパターン
形状や配設ルート等は本発明の実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
変形実施可能である。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のサーマルヘッドによれば、発熱抵抗体として、各々一
つ以上の感熱記録用と感熱消去用からなる複数の発熱抵
抗体を互いに平行に設け、これら発熱抵抗体の発熱温
度を各々異ならせているので、1個のサーマルヘッドと
して感熱記録機能と感熱消去機能を持たせることがで
き、しかも、各々の発熱抵抗体を単独に駆動制御できる
ので、充分な感熱記録と感熱消去が行えると共に、感熱
消去機能の高速化が実現できる。さらに、両機能を有す
るサーマルヘッドがコンパクトになり、書換え可能な型
感熱記録装置を小型化でき、しかもコストも低減するこ
とができる利点がある。
【0025】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性を有する板状基板と、この板
    状基板に設けられ上記板状基板より低熱伝導性を有する
    電気絶縁材料からなるグレーズ層と、このグレーズ層の
    表面に配設された発熱抵抗体と、この発熱抵抗体に電気
    的に接続した電極群と、少なくとも上記発熱抵抗体を被
    覆した保護層とを具備し、上記発熱抵抗体は互いに平行
    に設けられた複数列の発熱抵抗体を有し、これら発熱抵
    抗体は各々一つ以上の感熱記録用と感熱消去用からな
    り、かつ両発熱抵抗体の発熱温度を各々異ならせたこと
    を特徴とするサーマルヘッド。
  2. 【請求項2】 複数列の発熱抵抗体及びこの発熱抵抗体
    に電気的に接続した電極群が板状基板の一つの端面に設
    けられたグレーズ層の表面に配設されたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のサーマルヘッド。
  3. 【請求項3】 複数列の発熱抵抗体及びこの発熱抵抗体
    に電気的に接続した電極群が板状基板に形成した傾斜面
    に設けられたグレーズ層の表面に配設されたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のサーマルヘッド。
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Effective date: 19971111