JPH05252711A - レゾルバ - Google Patents
レゾルバInfo
- Publication number
- JPH05252711A JPH05252711A JP3147986A JP14798691A JPH05252711A JP H05252711 A JPH05252711 A JP H05252711A JP 3147986 A JP3147986 A JP 3147986A JP 14798691 A JP14798691 A JP 14798691A JP H05252711 A JPH05252711 A JP H05252711A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inductor
- yoke
- magnetic pole
- teeth
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 複数の鉄心歯11を有するインダクタ1と、
鉄心歯11に空隙を介して対向する磁極歯34を有しヨ
ーク部31、32に励磁巻線4と検出巻線5、6を設け
た検出ヘッド2を備え、インダクタ1の移動方向に沿っ
て設けられた二つの互いに平行なヨーク部31と32を
中央部で連結部33によって結合してH字状に形成し、
ヨーク部31、32の両端部に磁極歯34A,34B,
34C,34Dを形成し、インダクタ1と検出ヘッド2
との間にパーミアンス変化の位相差が90°生じるよう
に二つの磁気回路を形成したレゾルバである。 【効果】 検出ヘッドがインダクタの全周にわたって囲
むことがないので、検出ヘッドのヨーク部や励磁巻線、
検出巻線が占めるスぺースが小さくなり、小形、軽量化
が可能となりコストが低減される。
鉄心歯11に空隙を介して対向する磁極歯34を有しヨ
ーク部31、32に励磁巻線4と検出巻線5、6を設け
た検出ヘッド2を備え、インダクタ1の移動方向に沿っ
て設けられた二つの互いに平行なヨーク部31と32を
中央部で連結部33によって結合してH字状に形成し、
ヨーク部31、32の両端部に磁極歯34A,34B,
34C,34Dを形成し、インダクタ1と検出ヘッド2
との間にパーミアンス変化の位相差が90°生じるよう
に二つの磁気回路を形成したレゾルバである。 【効果】 検出ヘッドがインダクタの全周にわたって囲
むことがないので、検出ヘッドのヨーク部や励磁巻線、
検出巻線が占めるスぺースが小さくなり、小形、軽量化
が可能となりコストが低減される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転位置や移
動体の位置などを検出するインダクタ形レゾルバに関す
る。
動体の位置などを検出するインダクタ形レゾルバに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、回転形のインダクタ形レゾルバは
検出ヘッドをリング状の鉄心からなる固定子で構成し、
固定子の内周に複数の磁極を設け、固定子の内周に空隙
を介して対向し、固定子の磁極数と異なる複数の磁極を
備えた回転形のインダクタを設け、固定子に励磁巻線と
検出巻線を備えている。
検出ヘッドをリング状の鉄心からなる固定子で構成し、
固定子の内周に複数の磁極を設け、固定子の内周に空隙
を介して対向し、固定子の磁極数と異なる複数の磁極を
備えた回転形のインダクタを設け、固定子に励磁巻線と
検出巻線を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成で
はインダクタの全周をリング状の固定子で囲み、かつ固
定子の全周にわたって励磁巻線と検出巻線が設けられて
いるので、レゾルバ全体の大きさはインダクタの外周よ
り極めて大きくなり、小形化が難しいという欠点があっ
た。本発明は、検出ヘッドをピックアップ形として小形
のレゾルバを提供することを目的とするものである。
はインダクタの全周をリング状の固定子で囲み、かつ固
定子の全周にわたって励磁巻線と検出巻線が設けられて
いるので、レゾルバ全体の大きさはインダクタの外周よ
り極めて大きくなり、小形化が難しいという欠点があっ
た。本発明は、検出ヘッドをピックアップ形として小形
のレゾルバを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の鉄心歯
を有するインダクタと、前記鉄心歯に空隙を介して対向
する磁極歯を有しヨーク部に励磁巻線と検出巻線を設け
た検出ヘッドを備えたレゾルバにおいて、前記インダク
タの移動方向に沿って設けられた二つの互いに平行な前
記ヨーク部を中央部で連結部によって結合してH字状に
形成し、前記二つのヨーク部の両端部に磁極歯を形成
し、前記インダクタと前記検出ヘッドとの間にパーミア
ンス変化の位相差が90°生じるように二つの磁気回路
を形成したものである。
を有するインダクタと、前記鉄心歯に空隙を介して対向
する磁極歯を有しヨーク部に励磁巻線と検出巻線を設け
た検出ヘッドを備えたレゾルバにおいて、前記インダク
タの移動方向に沿って設けられた二つの互いに平行な前
記ヨーク部を中央部で連結部によって結合してH字状に
形成し、前記二つのヨーク部の両端部に磁極歯を形成
し、前記インダクタと前記検出ヘッドとの間にパーミア
ンス変化の位相差が90°生じるように二つの磁気回路
を形成したものである。
【0005】
【作用】検出ヘッドのヨーク部をインダクタの移動方向
に沿って形成された二つの互いに平行なヨーク部を中央
部で連結部によって結合し、H字状に形成して、その両
端部に形成した磁極歯とインダクタの鉄心歯とを対向さ
せ、インダクタと検出ヘッドとの間にパーミアンス変化
が90°位相差を生じるように二つの磁気回路を形成し
ているので、検出ヘッドはインダクタの一部分だけに対
向し、全体に対向する必要がなく、検出ヘッドのヨーク
部および検出巻線の占めるスペースも小さくなる。
に沿って形成された二つの互いに平行なヨーク部を中央
部で連結部によって結合し、H字状に形成して、その両
端部に形成した磁極歯とインダクタの鉄心歯とを対向さ
せ、インダクタと検出ヘッドとの間にパーミアンス変化
が90°位相差を生じるように二つの磁気回路を形成し
ているので、検出ヘッドはインダクタの一部分だけに対
向し、全体に対向する必要がなく、検出ヘッドのヨーク
部および検出巻線の占めるスペースも小さくなる。
【0006】
【実施例】本発明を図に示す実施例について説明する。
図1は本発明の実施例を示す正面図、図2(a)は側面
図で、インダクタ1の外周には円周方向に等間隔に複数
の鉄心歯11が設けられている。検出ヘッド2の鉄心部
3はインダクタ1の外周に沿って円弧状に形成された二
つの互いに平行なヨーク部31と32が中央部で連結部
33によって結合され、H字状に形成されてインダクタ
1との間に二つの磁気回路を形成している。ヨーク部3
1の両端にはインダクタ1の二つの鉄心歯11A,11
Bに対して空隙を介して対向する二つの磁極歯34A,
34Bを設けている。ヨーク部32の両端には磁極歯3
4A,34Bに対して、図3に示すように、パーミアン
ス変化の位相差が90°出るように磁極歯34C,34
Dを設けてある。すなわち、鉄心歯11のピッチをTと
すると、磁極歯34A,34Bが鉄心歯11A,11B
に対面する位置にある場合、磁極歯34C,34DはT
/4だけずれた位置で鉄心歯11A,11Bに対向する
ようにしてあるので、磁極歯34A,34Bのパーミア
ンスρA-B と磁極歯34C,34Dのパーミアンスρ
C-D との関係は図3に示すように90°位相差ができ
る。励磁巻線4は連結部33に巻付けてあり、検出巻線
5はヨーク部31に、検出巻線6はヨーク部32に巻付
けてある。したがって、インダクタ1が回転することに
よって検出巻線5と6には位相差90°の信号波形が得
られる。なお、検出ヘッド2を図2(b)に示すよう
に、回転方向に対してスキュー角Δθだけ傾けて取りつ
けることにより二つの磁気回路のパーミアンス変化が正
弦波と余弦波に近づけることができ、検出精度を向上さ
せることができる。また、以上は回転形レゾルバの構成
について述べたが、リニア形についても同様に適用でき
る。
図1は本発明の実施例を示す正面図、図2(a)は側面
図で、インダクタ1の外周には円周方向に等間隔に複数
の鉄心歯11が設けられている。検出ヘッド2の鉄心部
3はインダクタ1の外周に沿って円弧状に形成された二
つの互いに平行なヨーク部31と32が中央部で連結部
33によって結合され、H字状に形成されてインダクタ
1との間に二つの磁気回路を形成している。ヨーク部3
1の両端にはインダクタ1の二つの鉄心歯11A,11
Bに対して空隙を介して対向する二つの磁極歯34A,
34Bを設けている。ヨーク部32の両端には磁極歯3
4A,34Bに対して、図3に示すように、パーミアン
ス変化の位相差が90°出るように磁極歯34C,34
Dを設けてある。すなわち、鉄心歯11のピッチをTと
すると、磁極歯34A,34Bが鉄心歯11A,11B
に対面する位置にある場合、磁極歯34C,34DはT
/4だけずれた位置で鉄心歯11A,11Bに対向する
ようにしてあるので、磁極歯34A,34Bのパーミア
ンスρA-B と磁極歯34C,34Dのパーミアンスρ
C-D との関係は図3に示すように90°位相差ができ
る。励磁巻線4は連結部33に巻付けてあり、検出巻線
5はヨーク部31に、検出巻線6はヨーク部32に巻付
けてある。したがって、インダクタ1が回転することに
よって検出巻線5と6には位相差90°の信号波形が得
られる。なお、検出ヘッド2を図2(b)に示すよう
に、回転方向に対してスキュー角Δθだけ傾けて取りつ
けることにより二つの磁気回路のパーミアンス変化が正
弦波と余弦波に近づけることができ、検出精度を向上さ
せることができる。また、以上は回転形レゾルバの構成
について述べたが、リニア形についても同様に適用でき
る。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、検
出ヘッドがインダクタの全周にわたって囲むことがない
ので、検出ヘッドのヨーク部や励磁巻線、検出巻線が占
めるスぺースが小さくなり、小形、軽量化が可能となり
コストが低減される効果がある。
出ヘッドがインダクタの全周にわたって囲むことがない
ので、検出ヘッドのヨーク部や励磁巻線、検出巻線が占
めるスぺースが小さくなり、小形、軽量化が可能となり
コストが低減される効果がある。
【図1】本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】(a)図1の側面図である。
【図2】(b)本発明の他の実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図3】磁気回路のパーミアンス変化の説明図である。
1 インダクタ 11、11A、11B 鉄心歯 2 検出ヘッド 3 鉄心部 31、32 ヨーク部 33連結部 34A,34B,34C,34C 磁極歯 4 励磁巻線 5、6 検出巻線
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の鉄心歯を有するインダクタと、前
記鉄心歯に空隙を介して対向する磁極歯を有しヨーク部
に励磁巻線と検出巻線を設けた検出ヘッドを備えたレゾ
ルバにおいて、前記インダクタの移動方向に沿って設け
られた二つの互いに平行な前記ヨーク部を中央部で連結
部によって結合してH字状に形成し、前記ヨーク部の両
端部に磁極歯を形成し、前記インダクタと前記検出ヘッ
ドとの間にパーミアンス変化の位相差が90°生じるよ
うに二つの磁気回路を形成したことを特徴とするレゾル
バ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14798691A JP2939950B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | レゾルバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14798691A JP2939950B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | レゾルバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05252711A true JPH05252711A (ja) | 1993-09-28 |
JP2939950B2 JP2939950B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=15442582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14798691A Expired - Fee Related JP2939950B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | レゾルバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2939950B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1349260A2 (en) * | 2002-03-27 | 2003-10-01 | Minebea Co. Ltd. | Flux compensated rotational position detector and operating methods therefor |
US7372223B2 (en) * | 2003-08-12 | 2008-05-13 | Aisin Aw Co., Ltd. | Electric drive control apparatus and method |
US7432704B2 (en) | 2005-06-09 | 2008-10-07 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Inductor-type resolver |
JP2009162783A (ja) * | 2009-04-23 | 2009-07-23 | Amitec:Kk | 位置検出装置 |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP14798691A patent/JP2939950B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1349260A2 (en) * | 2002-03-27 | 2003-10-01 | Minebea Co. Ltd. | Flux compensated rotational position detector and operating methods therefor |
JP2003287441A (ja) * | 2002-03-27 | 2003-10-10 | Minebea Co Ltd | 回転位置検出器 |
US7009385B2 (en) | 2002-03-27 | 2006-03-07 | Minebea Co., Ltd. | Flux compensated rotational position detector and operating methods therefor |
EP1349260A3 (en) * | 2002-03-27 | 2006-06-21 | Minebea Co. Ltd. | Flux compensated rotational position detector and operating methods therefor |
US7372223B2 (en) * | 2003-08-12 | 2008-05-13 | Aisin Aw Co., Ltd. | Electric drive control apparatus and method |
US7432704B2 (en) | 2005-06-09 | 2008-10-07 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Inductor-type resolver |
JP2009162783A (ja) * | 2009-04-23 | 2009-07-23 | Amitec:Kk | 位置検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2939950B2 (ja) | 1999-08-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618 Year of fee payment: 10 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |