JP2003207370A - リラクタンス型レゾルバ - Google Patents

リラクタンス型レゾルバ

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JP2003207370A JP2002005028A JP2002005028A JP2003207370A JP 2003207370 A JP2003207370 A JP 2003207370A JP 2002005028 A JP2002005028 A JP 2002005028A JP 2002005028 A JP2002005028 A JP 2002005028A JP 2003207370 A JP2003207370 A JP 2003207370A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対となる極歯間の距離を小さくしたリラクタ
ンス型レゾルバを提供する。 【解決手段】 リラクタンス型レゾルバ100を構成す
る複数対の極歯104a〜pは、それぞれボビン105
a〜hで巻線106a〜hと絶縁されている。ボビン1
05a〜hは、共通の基部フランジ107と、基部フラ
ンジ107に所定の間隙をもって並列して立設され、各
対の極歯を囲む一対の巻枠108と、前記各巻枠108
の先端に所定の間隙をもって設けられた端部フランジ1
09とから構成され、巻枠108には巻線106a〜h
が8の字状に巻回されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータの回転位置
を、ステータの極歯に巻装した巻線のインダクタンス変
化を検出することで出力するリラクタンス型レゾルバに
関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械や産業用ロボットなどに用いら
れるモータは、モータの回転位置を正確に把握する必要
があり、モータには位置を検出するレゾルバが設けられ
ている。近年、それらのモータ及びそのモータに搭載さ
れるレゾルバは、省スペース化の要求とともに、高精度
化及び高分解能化の要求が強くなってきている。
【0003】図3は、従来のリラクタンス型レゾルバの
構造の一例の断面図である。六角断面を有するロータ3
01は、回転軸302と一体となって回転する。ステー
タ303の極歯304a〜hの周囲にはボビン305a
〜hが設けられ、そのボビン305a〜hには巻線30
6a〜hが同じ巻回方向に巻装されている。巻線306
a〜hがボビン305a〜hから外れることのないよう
に、ボビン305a〜hには極歯304a〜hの歯先方
向の端に端部フランジ(つば)が設けられ、また極歯3
04a〜hの基部方向の端には基部フランジが設けられ
ている。
【0004】図3に示すリラクタンス型レゾルバの巻線
306a〜hには、図4に示す回路の励磁電源20から
励磁信号が与えられ、その励磁信号により、極歯304
a、304eは余弦正相、極歯304b、304fは正
弦正相、極歯304c、304gは余弦負相、極歯30
4d、304hは正弦負相の位相の信号を出力する。極
歯304a〜hのうち正相を出力する極歯304a、3
04b、304e、304fに巻回された巻線の信号
と、負相を出力する極歯304c、304d、304
g、304hに巻回された巻線の信号は、差動増幅器2
5,26に入力され、正弦波信号の正相から負相が減算
され、また、同様に、余弦波信号の正相から負相が減算
される。このように処理することにより、信号振幅を大
きくすることができる。また、異なる位置に配置された
極歯に巻回された同相の信号を出力する巻線を直列に接
続すると、ロータ301の真円誤差や、回転振れ等の誤
差成分をキャンセルする効果を奏する。以上に説明した
ように、ステータ303の極歯の数を多くすれば、検出
する信号の振幅を大きくでき、また、誤差成分をキャン
セルできるので、極歯はできる限り多くすることが望ま
しい。
【0005】また、別の従来技術として、特願2000
−208948に示されるリラクタンス型レゾルバがあ
る。図5は上記文献のリラクタンス型レゾルバのステー
タの極歯部分を示す斜視図である。極歯402aと極歯
402bは一組の対となる極歯であり、極歯はそれぞれ
ボビン403a,403bに囲まれている。図3の従来
例と同様に、巻線がボビン403a,403bから外れ
ることのないように、ボビン403a、403bには極
歯402a、402bの歯先方向の端に端部フランジ
(つば)が設けられ、また極歯402a、402bの基
部方向の端には基部フランジが設けられている。巻線
(不図示)は一方の極歯402aを囲むボビン403a
には右巻きに巻回され、他方の極歯402bを囲むボビ
ン403bには左巻きに巻回される。即ち、巻線は対と
なる極歯402a,402bに、逆巻きに巻回される。
このように巻線が巻回されるので、極歯402a,40
2bにはそれぞれロータ方向、ロータ方向と反対方向に
磁束が形成され、磁束は図示しないロータとのエアギャ
ップを通りロータ内部を通過して接続し、閉じた磁気回
路を形成する。これにより、漏れ磁束が減り、ロータ回
転時の巻線のインダクタンス変化を大きく検出すること
ができる。また、リラクタンス型レゾルバがモータ等の
磁束を発生する機器に取り付けられている場合に、それ
らの機器からの磁束である外来磁気ノイズに対して影響
を受けずらくする効果を奏する。これらの効果は対とな
る極歯402a、402bどうしの距離が近いほど顕著
であるため、対となる極歯402a、402bは近いほ
ど好ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、対とな
る極歯402a、402bを近づけようとした場合であ
っても、ボビン403a、403bの端部フランジがあ
るため、近づけることができる極歯間の距離には制約が
あった。
【0007】したがって、上述した従来のリラクタンス
型レゾルバにあっては、対となる極歯402a、402
bを近づけて、ステータの極歯の数を維持しつつリラク
タンス型レゾルバの直径を小さくしたり、或いは、リラ
クタンス型レゾルバの大きさは変えずにステータの極歯
の数を増やして、誤差成分をキャンセルしたり、極歯間
の漏れ磁束を減らして外来磁気ノイズの影響を受けずら
くすることは、ステータの極歯に被せられたボビンの端
部フランジがあるため、大変困難であった。
【0008】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、本発明の目的とすると
ころは、リラクタンス型レゾルバのステータの磁路が形
成される極歯どうしの距離を縮め、リラクタンス型レゾ
ルバのステータの極歯の数を維持しつつリラクタンス型
レゾルバの小型化を可能にする技術、或いは、リラクタ
ンス型レゾルバのステータの極歯の数の増加を可能にす
る技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、ロータと対向するステータの極歯を囲むボビン
に巻回された巻線の電流又は電圧を検出し、ロータの回
転位置を検出するリラクタンス型レゾルバであって、前
記極歯は、磁気回路を形成する複数対の極歯であり、前
記巻線は、前記各対の極歯を囲むボビンに互いに逆巻き
に巻回されているリラクタンス型レゾルバにおいて、前
記各対の極歯を囲むボビンは、共通の基部フランジと、
前記基部フランジに所定の間隙をもって並列して立設さ
れ、各対の極歯を囲む一対の巻枠と、前記各巻枠の先端
に所定の間隙をもって設けられた端部フランジと、を有
し、前記巻枠に巻回された巻線のうち、少なくとも端部
フランジに最も近い位置に巻回された巻線は、前記一対
の巻枠に8の字状に巻回されていることを特徴とするも
のである。
【0010】本発明の請求項2に係る発明は、請求項1
に記載のリラクタンス型レゾルバであって、前記各対の
極歯は、ロータの回転中心軸方向に並べて配置されてい
ることを特徴とするものである。
【0011】本発明の請求項3に係る発明は、請求項2
に記載のリラクタンス型レゾルバであって、前記ステー
タは、前記一対の極歯の一方を含む第一の磁性材と、前
記第一の磁性材とは別部材の他方の極歯を含む第二の磁
性材を前記回転中心軸方向に積層して構成され、前記ボ
ビンの一対の巻枠は、それぞれ極歯を位置決め固定する
固定部を有し、前記磁性材間の位置決めを行うことを特
徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、以下に図
1,2を参照して説明する。
【0013】本発明の第一の実施形態を図1を参照して
説明する。図1は、第一の実施形態に係るリラクタンス
型レゾルバ100の構造を示す断面図である。六角断面
を有したロータ101は、回転軸102に対して回転軸
102の回転中心と、ロータ101の形状中心とが一致
するように接着固定されている。ステータ103は図示
しない固定側へ固定されている。ステータ103の極歯
104a〜pは、複数の対となる2つの極歯104aと
104b,104cと104d,104eと104f,
104gと104h,104iと104j,104kと
104l,104mと104n,104oと104pが
間隔をあけて配置されており、そのような対となる極歯
が8組ある。対となる極歯には樹脂製のボビン105a
〜hが被せてあり、巻線106a〜hと極歯104a〜
hを絶縁している。各巻線106a〜hの励磁電源との
接続方法及び検出方式は、特願2000−208948
で示したものと同様であるので、説明を省略する。
【0014】本実施形態の各対の極歯を囲むボビン10
5a〜hのうち、ボビン105cを取りあげ、ボビンの
構造及びボビンに巻線を巻回する方法について説明す
る。
【0015】ボビン105cは、極歯104e,fの基
部側に備えられる共通の基部フランジ107と、この基
部フランジ107に所定の間隙をもって並列して立設し
た一対の巻枠108e,fと、各巻枠108e,fの先
端に所定の間隙あけて設けられた一対の端部フランジ1
09e,fとから構成されている。一対の巻枠108
e,fが対応する各対の極歯104e,fを囲み、巻線
106cと極歯104e,fを絶縁している。ここで、
一対の巻枠108e,f間の間隙は、次に述べる巻回方
法で巻線106cを巻くために必要な程度の間隙であ
り、例えば自動巻線機で巻線を巻く場合は自動巻線機の
巻線106cを供給するノズルを通すことができる程度
の間隙であり、また例えば手作業で巻線106cを巻く
場合はその作業を行うのに必要な程度の間隙のことであ
る。一対の端部フランジ109e,f間の間隙もまた、
巻線106cを巻回するのに必要な程度の間隙であれば
よい。
【0016】巻線106cは、上述したボビン105c
に以下の方法で巻回される。ボビン105cの基部フラ
ンジ107から端部フランジ109e,fまでの間が、
巻線106cの巻回領域となっている。巻線106c
は、まず一方の巻枠108eの基部に一巻きされたあ
と、対となる巻枠108e,fの中間の間隙を通し、他
方の巻枠108fに逆巻きに一巻きされている。そし
て、巻線106cは再度、対となる巻枠108e,fの
中間の間隙を通し、初めに巻線106cを巻回した一方
の巻枠108eに、初めにこの巻枠108eに巻いたと
きと同じ巻回方向に一巻きされる。つまり、巻線106
cは対となる巻枠108e,fに連続して8の字状に巻
回される。この巻き方を繰り返し、巻線106cがボビ
ン105cの基部フランジ107から端部フランジ10
9e,fまで巻かれていく。ボビン105cについて説
明したが、他のボビン105a,b,d〜hも同様な構
成であり、同様に巻線が巻回される。
【0017】本実施形態の特徴的事項は、上述したよう
な構成のボビン105a〜hの巻枠108に巻回された
巻線106a〜hのうち、少なくとも端部フランジ10
9に最も近い位置に巻回された巻線106a〜hが一対
の巻枠108e,fに8の字状に巻回されていることで
ある。このように構成するため、対の一方の巻枠108
eに巻かれた巻線が一対の端部フランジ109eの間に
ある間隙部分で外れるのを、対の他方の巻枠108fに
巻かれた巻線がその端部フランジ109fに引っ掛かる
ことで、防止することが可能となる。したがって、両巻
枠108e,f間の端部フランジ109e,fの対向部
分に設けられる凸部を削除できる分、対となる極歯10
4e,fを近づけることができる。そのため、対の極歯
間に経路の短い磁気回路を形成することができ、巻線1
06a〜hのインダクタンス変化を大きく検出でき、外
来磁気ノイズに対して影響を受けずらくすることができ
る。また、回転方向に配置される極歯104a〜hの数
が減るので、レゾルバ100の直径を小さくできる効果
がある。
【0018】また、本実施形態の場合、巻枠108e,
fの基部フランジ107の位置から端部フランジ109
e,fの位置までの全巻回領域に渡って、巻線106c
を対となる極歯104e,fに交互に8の字状に巻回す
るので、巻線106cをボビン105c上に隙間なく巻
回でき、巻線巻回領域を有効に使うことができる。巻線
106cを隙間なく巻くので巻数を大きくでき、したが
って対となる磁極104e,fが形成する磁気回路に発
生する磁束を大きくすることができ、更に、各巻線10
6a〜hからの漏れ磁束を減じ、また誤差要因たる外来
磁束ノイズに対する影響を著しく減ずることができる効
果がある。
【0019】本発明の第二の実施形態に係るリラクタン
ス型レゾルバについて説明する。図2は、第二の実施形
態に係るリラクタンス型レゾルバを構成するステータの
極歯部を示す斜視図である。ステータ201aとステー
タ201bは透磁率の高い材料で構成され、全く同一形
状である。ステータ201a,bはそれぞれ極歯202
a,c、極歯202b,dを一部に含んでいる。ステー
タ201a,bはロータの回転軸方向に積層され、その
間にはシムが配置されている。極歯202a,202c
に対してそれぞれ極歯202b,202dが、ロータの
回転軸方向に並べて配置され、ロータの回転に対して同
位相となっている。同位相となる2つの極歯が対となり
磁気回路を形成する。極歯202a〜dには、極歯20
2a〜dと巻回される巻線(不図示)を絶縁するための
ボビン203a〜dが被せてある。
【0020】ボビン203a〜dは、第一の実施形態と
同様に、極歯104e,fの基部の方向に備えられる基
部フランジと、この基部フランジ107に所定の間隙を
もって並列して立設した一対の巻枠109e,fと、各
巻枠109e,fの先端に所定の間隙あけて設けられた
一対の端部フランジ108e,fとから構成される。ま
た、巻線の巻回方法も第一の実施形態と同様に、ロータ
に対して同位相となる対の極歯202aと202b,2
02cと202dに、巻線を極歯間に通しながら、8の
字状にコイル線を巻回するものである。即ち、対となる
同位相の極歯202aと202b,202cと202d
の図2で上側の極歯202a,202cと、下側の極歯
202b,202dとは、巻線の巻回方向が逆であり、
それぞれに発生する磁束の向きが逆になっている。した
がって、同位相となった極歯202aと202b,20
2cと202dで磁路が閉じるように磁気回路が形成さ
れ、極歯202a〜dに巻装された巻線からの漏れ磁束
を減じ、また誤差要因たる外来磁束ノイズに対する影響
を著しく減じている。
【0021】本実施形態では、対となる極歯202aと
202b,202cと202dが回転軸方向に並べて配
置されるため、対となる極歯202aと202b,20
2cと202dを回転方向に並べて配置した場合に比べ
て、一対の極歯が占有するロータ回転方向の幅が小さく
なる。このため、対の極歯の数が同じ場合、レゾルバの
直径を小さくできる効果がある。また、極歯の幅を小さ
くしただけ、回転方向の極歯の数を増やせば、検出する
信号の振幅を大きくでき、漏れ磁束、外来磁束ノイズ等
の誤差成分の影響を小さくできる効果がある。リラクタ
ンス型レゾルバを、回転軸方向に大きくなるのを許し、
径方向へ大きくなるのを嫌うような要求があった場合
に、本実施形態のリラクタンス型レゾルバの構造を選択
すると効果的である。
【0022】また、本実施形態のボビン203a〜dを
樹脂等で一体成形すると、ボビン203a〜dの巻枠に
対して極歯202a〜dが締まり嵌めとなっているの
で、ボビン203a〜dには、対となる極歯202a〜
dの一方の極歯を固定する固定部と、他方の極歯を固定
する固定部が備えていることになる。したがって、本実
施形態のリラクタンス型レゾルバの製造時には、ステー
タ201a,201bは別部材であるので、ステータ2
01aに対してステータ201bを位置決めをして、回
転方向に同位相にする必要があるが、ボビン203a〜
dでステータ201a,201bの位置決めができ、位
相合わせや形状中心合わせができるので、レゾルバの製
作が一層簡単となる効果がある。ボビン203a〜d
は、一般的に樹脂成形で製作されるので、一体成形した
ものとそうでないものとで、コスト面で大きな違いは発
生しない。
【0023】以上の説明では、本発明の第一、第二の実
施形態について述べたが、本発明はこれに限定されるも
のではない。分割したコの字型のステータ鉄心を対とな
る極歯として、ロータの軸方向又は回転方向に配置し、
そのステータ鉄心に8の字状に巻線を巻装しても本発明
のリラクタンス型レゾルバとすることができる。また、
本発明はリラクタンス型レゾルバに関するものである
が、本発明の技術は近接スイッチ等の変位センサにも適
用することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明のリラクタンス型レゾルバにおい
ては、少なくとも端部フランジに最も近い位置に巻回さ
れた巻線が、一対の巻枠に8の字状に巻回されているた
め、端部フランジの対となる極歯間の部分を削除しても
巻線が外れずらいので、対となる極歯を近づけることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態に係るリラクタンス
型レゾルバの構造を示す断面図である。
【図2】 本発明の第二の実施形態に係るリラクタンス
型レゾルバを構成するステータの極歯部を示す斜視図で
ある。
【図3】 従来のリラクタンス型レゾルバの構造を示す
断面図である。
【図4】 図3に示す従来のリラクタンス型レゾルバの
位置検出回路の回路図である。
【図5】 従来のリラクタンス型レゾルバのステータの
極歯部分を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 リラクタンス型レゾルバ、101 ロータ、1
02 回転軸、103ステータ、104a〜p 極歯、
105a〜h ボビン、106a〜h 巻線、107
基部フランジ、108e,f 巻枠、109e,f 短
部フランジ、201a,201b ステータ、202a
〜d 極歯、203a〜d ボビン、204 シム、3
00 リラクタンス型レゾルバ、301 ロータ、30
2 回転軸、303 ステータ、304a〜h 極歯、
305a〜h ボビン、306a〜h 巻線、401
ステータ、402a,402b 極歯、403a,40
3b ボビン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータと対向するステータの極歯を囲む
    ボビンに巻回された巻線の電流又は電圧を検出し、ロー
    タの回転位置を検出するリラクタンス型レゾルバであっ
    て、 前記極歯は、磁気回路を形成する複数対の極歯であり、 前記巻線は、前記各対の極歯を囲むボビンに互いに逆巻
    きに巻回されているリラクタンス型レゾルバにおいて、 前記各対の極歯を囲むボビンは、 共通の基部フランジと、 前記基部フランジに所定の間隙をもって並列して立設さ
    れ、各対の極歯を囲む一対の巻枠と、 前記各巻枠の先端に所定の間隙をもって設けられた端部
    フランジと、 を有し、 前記巻枠に巻回された巻線のうち、少なくとも端部フラ
    ンジに最も近い位置に巻回された巻線は、前記一対の巻
    枠に8の字状に巻回されていることを特徴とするリラク
    タンス型レゾルバ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリラクタンス型レゾル
    バであって、 前記各対の極歯は、ロータの回転中心軸方向に並べて配
    置されていることを特徴とするリラクタンス型レゾル
    バ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のリラクタンス型レゾル
    バであって、 前記ステータは、前記複数対の極歯の一方の極歯を含む
    ステータと、前記複数対の極歯の他方の極歯を含むステ
    ータを前記回転中心軸方向に積層して構成され、 前記ボビンの一対の巻枠は、それぞれ極歯を位置決め固
    定する固定部を有し、前記2つのステータの位置決めを
    行うことを特徴とするリラクタンス型レゾルバ。
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