JPH0724944Y2 - パルスジエネレ−タ付直流モ−タ - Google Patents

パルスジエネレ−タ付直流モ−タ

Info

Publication number
JPH0724944Y2
JPH0724944Y2 JP1986062731U JP6273186U JPH0724944Y2 JP H0724944 Y2 JPH0724944 Y2 JP H0724944Y2 JP 1986062731 U JP1986062731 U JP 1986062731U JP 6273186 U JP6273186 U JP 6273186U JP H0724944 Y2 JPH0724944 Y2 JP H0724944Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse generator
teeth
magnetic
rotor
field strength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986062731U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62177281U (ja
Inventor
康昌 長崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1986062731U priority Critical patent/JPH0724944Y2/ja
Publication of JPS62177281U publication Critical patent/JPS62177281U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0724944Y2 publication Critical patent/JPH0724944Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は速度位相制御のためのパルスを発生させるパル
スジェネレータ機能を改良したパルスジェネレータ付直
流モータに関する。
(従来の技術) 従来より、この種のパルスジェネレータ付直流モータと
しては、第8図に示した構成としたものが供されてい
る。同図において、1はロータヨークで、これにはロー
タマグネット2を設けると共に、パルスジェネレータ用
マグネット3を設けている。4は駆動コイル5をそのテ
ィース4aに巻回したアーマチュアコア、6は前記パルス
ジェネレータ用マグネット3と対応した静止部位に取付
部品(図示せず)を介して設けられた磁気センサであ
り、モータの回転時にその磁気センサ6によりパルス信
号を得るようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記従来のものでは、磁気センサ6を要す
ると共にその取付部品等を必要とするため、コスト高と
なると共に、その取付スペースを必要とする分大形化
し、又、磁気センサ6の取付け誤差等によってパルス信
号の出力にばらつきが発生する等の問題があった。
従って本考案の目的は、パルスジェネレータ機能を得る
について磁気センサを不要ならしめ得、さらには、外部
磁気的ノイズの影響も受け難いパルスジェネレータ付直
流モータを提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、ロータマグネットにおける4M個(Mは正の整
数)のロータ界磁極のうち一つの磁極の界磁強度を他の
磁極の界磁強度と異ならせ、アーマチュアコアにあって
夫々駆動コイルを巻回した2m個(mは正の整数)のティ
ースのうち対称位置関係にあるティースに一対のパルス
ジェネレータ用コイルを巻回し、該一対のパルスジェネ
レータコイルにそれぞれ発生する信号が電気的に逆位相
となるように結線した構成である。
(作用) ロータマグネットが駆動コイルに基づく回転磁界によっ
て回転すると、一対のパルスジェネレータ用コイルに
は、夫々一つの磁極に対応して他とは異なる波形の起電
力が発生し、この場合この一対のパルスジェネレータ用
コイルは電気的に逆位相をなすから、夫々の起電力の相
似部分が相殺されてパルスジェネレータ用コイルからは
回転角180°毎にパルスが発生する。
(実施例) 以下本考案の第1の実施例につき第1図乃至第6図を参
照して説明する。まず第1図及び第2図において、11は
ロータヨークで、これには計4M個(この場合M=1、従
って4個)のN極,S極のロータ界磁極12a,12b,12c及び1
2dが着磁されたロータマグネット12を固着しており、こ
のロータマグネット12の磁極のうち一つの磁極例えば磁
極12aを他の磁極よりも強い着磁強度にて着磁してあ
り、以て、第3図に示すように一つの磁極における界磁
強度Φを他の界磁強度Φよりも強くなるようにして
いる。これに対して、13はアーマチュアコアで、これは
2m個(この場合m=3、従って6個)のティース14を有
し、各ティース14には駆動コイル15(便宜上破線をもっ
て示す)を巻回している。16,16は一対のパルスジェネ
レータ用コイル(実線をもって示す)であり、これら
は、前記6個のティース14のうち対称位置関係にあるテ
ィース14,14に逆向きに巻回されており、そしてこの一
対のパルスジェネレータ用コイル16,16はそれぞれに発
生する信号が電気的に逆位相となるように接続されてい
る。
上記構成において、駆動コイル15に基づく回転磁界によ
ってロータヨーク11をともなってロータマグネット12が
回転すると、パルスジェネレータ用コイル16,16には、
夫々第4図に示すように起電力e1(e1∝dΦ/dt、e1
実線にて図示),e2(e2∝dΦ/dt、e2は破線にて図
示)が誘起される。この場合、各起電力e1,e2の波形に
おいて、ロータマグネット12の磁極12aに対応する位相
角の起電力は他の位相角における起電力とその波形が異
なる。この場合各起電力e1及びe2の位相が逆であるか
ら、各起電力e1及びe2の相似部分が相殺されて、非相似
部分が取り出され、結局、このパルスジェネレータ用コ
イル16,16からは、第5図に示す波形のパルスPが回転
角180°毎に出力される。
このような本実施例によれば、ロータマグネット12の磁
極12a乃至12dのうち一つの磁極12aの界磁強度を他の磁
極12b乃至12dの界磁強度より強くし、アーマチュアコア
13にあって対称位置関係となるティース14,14に一対の
パルスジェネレータ用コイル16,16を電気的に逆位相と
なるように巻回し接続したので、パルスジェネレータ用
コイル16,16に発生する信号の一部に歪み部分が形成さ
れ、そして両信号が加算されて両信号の相似部分が相殺
されることにより、歪み部分がパルスとして取り出さ
れ、この結果、従来要していた磁気センサを用いず速度
位相制御のためのパルスを得ることができ、よって、コ
ストの低廉化を図り得ると共に、小形化も達成でき、
又、従来では磁気センサの取付け誤差によってパルス出
力にばらつきがあったが、本実施例ではパルス出力精度
も高めることができる。しかも、それぞれ駆動コイル15
が巻回されているティース14,14にパルスジェネレータ
用コイル16,16を巻回するようにしたので、特別にパル
スジェネレータコイル用のティースを設けずに済むと共
に、駆動コイルを削減することもなく、これによっても
小形化に寄与でき、また、モータ特性の低下もない。
さらには、パルスジェネレータ用コイル16,16を逆向き
に巻回したので、第6図に示すように、外部磁気的ノイ
ズ(破線の矢印をもって示す)をキャンセルすることが
でき、よって外部磁気的ノイズの影響も受け難いもので
ある。
尚、上記実施例では、磁極12aの界磁強度を他の界磁強
度よりも強くしたが、これは逆に弱くしてもよく、要は
界磁強度を他の界磁強度と異ならせればよい。又、界磁
強度を異ならせる手段として、上記実施例では着磁強度
を強くする例を示したが、本考案の第2の実施例として
示す第7図のように磁極12aに凸部17を形成したり、あ
るいは、図示しないが、逆に凹部を形成したりすること
で界磁強度を異ならせるようにしてもよい。
その他本考案は上記各実施例に限定されず、要旨を逸脱
しない範囲内で種々変更して実施できる。
[考案の効果] 4M個(Mは正の整数)のロータ界磁極を有するロータマ
グネットにおいてそのロータ界磁極のうち一つの磁極の
界磁強度を他の磁極の界磁強度と異ならせ、2m個(mは
正の整数)のティースを有するアーマチュアコアにおい
て対称位置関係にあるティースにパルスジェネレータを
巻回し、これらコイルをそれぞれに発生する信号が電気
的に逆位相となるように結線するようにしたことによ
り、各パルスジェネレータコイルに一部に歪みを有する
信号が発生し、且つ両信号が逆位相関係で加算されて、
歪み部分によりロータ1回転につき必要なパルスが簡単
に得られ、これによって、従来要していた磁気センサを
不要ならしめ得、よって、コストの低廉化を図り得ると
共に、小形化も達成でき、又、パルス出力精度の向上も
図り得、さらに、外部磁気的ノイズの影響も受け難い、
といった効果を奏し、さらには、上記パルスジェネレー
タコイルを駆動コイルが巻回されたティースに巻回して
いるから、特別にパルスジェネレータコイル用のティー
スを設けずに済むと共に、駆動コイルを削減することも
なく、これによっても小形化に寄与でき、また、モータ
特性の低下もない等、種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示し、第1図は
全体の概略的横断平面図、第2図は同縦断側面図、第3
図はロータマグネットの界磁分布図、第4図は各パルス
ジェネレータ用コイルにおける起電力波形図、第5図は
出力パルスの波形図、第6図は作用説明のためにパルス
ジェネレータ用コイルの巻回状態を概略的に示す図であ
る。第7図は本考案の第2の実施例を示すロータマグネ
ット部分の平面図、そして第8図は従来例を示す第2図
相当図である。 図中、12はロータマグネット、12a乃至12dは磁極、13は
アーマチュアコア、14はティース、15は駆動コイル、16
はパルスジェネレータ用コイルである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】4M個(Mは正の整数)のロータ界磁極のう
    ち一つの磁極の界磁強度を他の磁極の界磁強度と異なら
    せたロータマグネットと、2m個(mは正の整数)のティ
    ースを有しその各ティースに駆動コイルが巻回されると
    共に対称位置関係にあるティースに一対のパルスジェネ
    レータ用コイルが巻回され、該一対のパルスジェネレー
    タコイルにそれぞれ発生する信号が電気的に逆位相とな
    るように結線されたアーマチュアコアとを具備して成る
    ことを特徴とするパルスジェネレータ付直流モータ。
  2. 【請求項2】ロータマグネットのロータ界磁極のうち一
    つの磁極に凸部又は凹部を形成することで界磁強度を異
    ならせていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載のパルスジェネレータ付直流モータ。
JP1986062731U 1986-04-25 1986-04-25 パルスジエネレ−タ付直流モ−タ Expired - Lifetime JPH0724944Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986062731U JPH0724944Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25 パルスジエネレ−タ付直流モ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986062731U JPH0724944Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25 パルスジエネレ−タ付直流モ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62177281U JPS62177281U (ja) 1987-11-11
JPH0724944Y2 true JPH0724944Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=30897282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986062731U Expired - Lifetime JPH0724944Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25 パルスジエネレ−タ付直流モ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0724944Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60162468A (ja) * 1984-01-31 1985-08-24 Takahashi Yoshiteru 磁界内におかれたコイルの誘導出力を位置検知信号とするブラシレスモ−タ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59132375U (ja) * 1983-02-21 1984-09-05 株式会社三協精機製作所 偏平型直流ブラシレスモ−タ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60162468A (ja) * 1984-01-31 1985-08-24 Takahashi Yoshiteru 磁界内におかれたコイルの誘導出力を位置検知信号とするブラシレスモ−タ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62177281U (ja) 1987-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1992009132A1 (fr) Rotor de moteur sans balais
JPS6271465A (ja) 無刷子電動機
JPS62201048A (ja) 二相ブラシレスモ−タ
US5057727A (en) Shaft position sensor employing a wiegand-effect device
JPH0724944Y2 (ja) パルスジエネレ−タ付直流モ−タ
JP2698801B2 (ja) 回転磁界型モータ
JPH0667164B2 (ja) 回転速度位置信号発生装置
JPH06225509A (ja) Pm型ステッピングモータ
JP2939950B2 (ja) レゾルバ
JPS6227621B2 (ja)
JP2599082B2 (ja) 4相ステッピングモータ
JPS63302792A (ja) 5相ブラシレスモ−タ
JPS6122553B2 (ja)
JPH0610812U (ja) 回転位相検出機構付モータ
JP2641198B2 (ja) ブラシレスモータ
JPS6130461Y2 (ja)
JPH02104776U (ja)
JP2531607Y2 (ja) モータ
JPS62236349A (ja) 直流モ−タ
JP4091817B2 (ja) 2相モータ
JP3590237B2 (ja) ディスク駆動装置
JPH0923686A (ja) ブラシレスモータ
JPS6220783B2 (ja)
JPS608555Y2 (ja) 回転電機
JPH0511534Y2 (ja)