JPH05252592A - 可動コイル支持体をスピーカーの振動板に接着する方法 - Google Patents

可動コイル支持体をスピーカーの振動板に接着する方法

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JPH05252592A
JPH05252592A JP4171237A JP17123792A JPH05252592A JP H05252592 A JPH05252592 A JP H05252592A JP 4171237 A JP4171237 A JP 4171237A JP 17123792 A JP17123792 A JP 17123792A JP H05252592 A JPH05252592 A JP H05252592A
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JP
Japan
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adhesive
diaphragm
adhesives
moving coil
speaker
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Pending
Application number
JP4171237A
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English (en)
Inventor
Johann Lang
ヨハン・ランク
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Nokia Deutschland GmbH
Original Assignee
Nokia Deutschland GmbH
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R31/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of transducers or diaphragms therefor
    • H04R31/003Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of transducers or diaphragms therefor for diaphragms or their outer suspension

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、接合部が安定性を維持し、高温度
での衝撃に耐えるような可動コイル支持体とスピーカー
振動板の接着方法を得ることを目的とする。 【構成】 可動コイル支持体と振動板を接合するために
使用される接着剤はUV硬化の、単一成分の、アクリレ
ートベースの接着剤であり、接着剤吸収性材料に拡散さ
れた接着剤を含む全ての接着剤が紫外線の作用によって
完全に硬化されることを特徴とする。接着剤吸収性材料
に拡散された接着剤にUV線を伝達するために充填剤と
しては水晶粉末のような透明な材料が使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可動コイル支持体をス
ピーカーの振動板に接着するために使用される方法の改
良に関する。この場合、スピーカーの少なくとも1つの
前記部品は接着剤を吸収できる材料から構成されてい
る。
【0002】
【従来の技術】スピーカーの可動コイル支持体が2成分
接着剤によって振動板に接着されることは従来技術にお
いて普通に行われている。それにおいて第1に共に接着
されるべき少なくとも1つの部品は接着剤を吸収できる
材料から構成され、さらに高温度でさえも衝撃に耐え、
且つ安定性を維持することが可能な接合部を有すること
が望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】後者はスピーカーが自
動車に使用されるときに特に重要になる。自動車が太陽
光線に露出されるとき、自動車の内部空間は加熱される
ことが多いので、スピーカーの良好な動作信頼性は振動
板と可動コイル支持体の間を接着している接合部と共に
スピーカーが80℃に維持された環境における300時
間の連続的な動作の後でさえ依然として完全な(100
%)性能を与えることができなければ保証されることが
できない。可動コイルはスピーカーの動作中、特に長期
間の連続的な動作中約200℃まで加熱されることがあ
り、コイルはコイル支持体を介して接着された接合部と
接触しているので、約180℃の温度が接着された接合
部の区域に生じることは必ずしも希ではない。しかしな
がら、この温度範囲において、2つの部品間の十分に強
固な接合を保証するすることはもはやできない。具体的
に述べると、2成分接着剤はこの温度範囲において軟化
傾向をすでに示している。この軟化はスピーカー振動板
が可動コイル支持体によって運動状態にされるので特に
不利である。したがって、振動板と可動コイル支持体の
間の接合部の剛性はスピーカーの音の再生特性および品
質に関して重要である。ここに検討された目的のために
使用されるとき2成分接着剤が180℃以下の温度に耐
えられるように充填剤を2成分接着剤に付加することが
一般的に行われている。例えば、石粉は良く知られ頻繁
に使用されている充填剤である。しかしながら、そのよ
うな充填剤の付加は接着された接合部が非常に重くなる
傾向がある欠点を有するので、スピーカーの振動部分の
全体の重量を増加する。2成分接着剤による充填剤の使
用が不必要に重い接合部をもたらすことは全くない。し
かしながら、2成分接着剤によって可動コイル支持体を
振動板に接着するために使用される方法でさえも非常に
高価である。これは主として混合された状態の2成分接
着剤を接合表面に適用するために使用されるノズルが非
常に容易に動きが悪くなることによるものである。した
がって、高価な洗滌過程によってこれを防ぐように保持
される。
【0004】紫外線の作用下で硬化する接着剤であるU
V硬化接着剤もまた従来において知られている。これら
の接着剤はデュロプラスト(duroplasts)であり、良好
な耐熱特性を有するが、共に接合されるべき部分がUV
硬化接着剤の適用に続いて、接着剤を吸収するか或いは
それらが構成される材料に拡散できるようになるときこ
れらの接着剤は使用できない。通常市販されているUV
硬化接着剤は接合部が約100℃以下の温度、すなわち
前記のような適用に要求される臨界値よりはるか下に位
置する温度までしか強固な状態を保持できないため、そ
のような接着剤吸収性材料は接着するために使用するこ
とはできない。
【0005】したがって、本発明は、2成分接着剤の使
用に関する前述の困難さを回避する振動板および可動コ
イル支持体を接着し、安定性を維持し、高い温度でさえ
も機械的な衝撃に耐えることができる振動板と支持体の
間の接合を可能にする方法を開発することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この問題は可動コイル支
持体および振動板を共に接着するするためにUV硬化、
単一成分、アクリレートベースの接着剤を使用すること
によって解決される。この接着剤は紫外線の作用が接着
剤吸収性材料に拡散された接着剤を含む全ての接着剤を
完全に硬化するようなものである。この特性の明細は通
常市販されているUV硬化接着剤が接着剤を吸収できる
材料を接合するために使用されるとき、自動車用に必要
な高い温度の安定性を得ることができないという出願人
の識見に基づいている。なぜなら、材料中に拡散する接
着剤は接着剤の表面に入射する紫外線の作用によって完
全に硬化されないからである。したがって、上述の適用
のために、共に接合されなければならない接着剤吸収性
材料に拡散する接着剤が紫外線作用下で完全に硬化する
UV硬化接着剤が必要であり、また紫外線に露光された
表面に位置された接着剤を有することが必要である。こ
れらの特性を満足にさせるUV硬化接着剤は、紫外線の
入射波が接着剤吸収性材料中に拡散した接着剤の直ぐ下
に浸透できることを保証するように充填剤が設計されて
いるアクリレートベースの接着剤である。
【0007】接着剤のこれらの特性は入射した紫外線を
接着剤が拡散された振動板材料の内部のこれらの領域内
に伝播することが可能な充填剤を接着剤に付加すること
によって得ることができる。水晶粉末はこの必要性を満
たす材料である。実際、水晶粉末は入射した紫外線を接
着剤塊の内部に深く伝播することが可能である。この伝
播は水晶粉末および、または特別なフォトイニシエータ
が存在しないとき硬化されないままである接着剤でさえ
も紫外線作用が硬化することを保証する。水晶粉末の量
はUV硬化接着剤の1乃至10重量%程度が好ましい。
【0008】振動板材料中に浸透する接着剤の特別に良
好な硬化を保証するフォトイニシエータはメルク社から
市販されているデュロキュア(商標名Darocur)
1173として知られているものである。
【0009】
【実施例】UV硬化、単一成分の接着剤を特定している
好ましい実施例を参照して本発明を詳細に以下説明す
る。接着剤は紙から構成されたスピーカー振動板とアル
ミニウムから構成された可動コイル支持体の間で使用さ
れるとき、180℃以下の温度で強固に安定状態を保持
する前述の部品間の接合を保証する。
【0010】このために、可動コイル支持体および振動
板は初め共にぴったりと適合されている。この組立段階
において、接着剤は可動コイル支持体の接触端部に注入
される。
【0011】接合ビードを形成するために使用される接
着剤はUV硬化、単一成分、アクリレートベースの接着
剤である。接着剤の約3%に等しい多量のフォトイニシ
エータDarocur1173は接着剤に付加される。
接着剤はまた1乃至8重量%の有機水素化シリコンを含
有する。
【0012】この接着剤は30秒間紫外線作用にさらさ
れることによって完全に硬化された。この結果は本発明
の別の利点を示す。UV硬化接着剤の非常に短い硬化時
間によって、2成分接着剤を使用すると損失を受けるこ
とになるエネルギコストを著しく節約することが可能で
ある。なぜなら、2成分接着剤に必要とされる65℃で
硬化する必要がないからである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接合部が安定性を維持し、高温度での衝
    撃に耐え、接合されるべき少なくとも1つの部品の材料
    が接着剤を吸収できる材料から構成されている可動コイ
    ル支持体をスピーカーの振動板に接着する方法におい
    て、 可動コイル支持体と振動板を接合するために使用される
    接着剤はUV硬化の、単一成分の、アクリレートベース
    の接着剤であり、接着剤吸収性材料に拡散された接着剤
    を含む全ての接着剤が紫外線の作用によって完全に硬化
    されることを特徴とする可動コイル支持体とスピーカー
    振動板の接着方法。
  2. 【請求項2】 接着剤に入射する紫外線が接着剤吸収性
    材料中に拡散された接着剤に伝播することが可能な充填
    剤を含む接着剤が使用されることを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 メルク社のダロキュア1173がフォト
    イニシエータとして接着剤に添加されることを特徴とす
    る請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 1乃至10重量%の水晶粉末がUV硬化
    接着剤に付加されることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか1項記載の方法。
JP4171237A 1991-06-29 1992-06-29 可動コイル支持体をスピーカーの振動板に接着する方法 Pending JPH05252592A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE4121686:5 1991-06-29
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JPH05252592A true JPH05252592A (ja) 1993-09-28

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JP4171237A Pending JPH05252592A (ja) 1991-06-29 1992-06-29 可動コイル支持体をスピーカーの振動板に接着する方法

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EP (1) EP0522352B1 (ja)
JP (1) JPH05252592A (ja)
CZ (1) CZ282515B6 (ja)
DE (2) DE4121686A1 (ja)
DK (1) DK0522352T3 (ja)
ES (1) ES2066523T3 (ja)
HU (1) HU214652B (ja)
MY (1) MY108337A (ja)
PL (1) PL168195B1 (ja)

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CZ9202004A3 (en) 1993-01-13
EP0522352A3 (en) 1993-08-25
PL294720A1 (ja) 1993-02-08
ES2066523T3 (es) 1995-03-01
HU214652B (hu) 1998-04-28
DE59200685D1 (de) 1994-12-01
EP0522352A2 (de) 1993-01-13
DK0522352T3 (da) 1994-11-28
PL168195B1 (pl) 1996-01-31
DE4121686A1 (de) 1993-01-07
HU9201776D0 (en) 1992-09-28
EP0522352B1 (de) 1994-10-26
MY108337A (en) 1996-09-30
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CZ282515B6 (cs) 1997-07-16

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