JPS60215087A - 車両用インサイドミラ−取付用接着剤 - Google Patents

車両用インサイドミラ−取付用接着剤

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JPS60215087A
JPS60215087A JP7134784A JP7134784A JPS60215087A JP S60215087 A JPS60215087 A JP S60215087A JP 7134784 A JP7134784 A JP 7134784A JP 7134784 A JP7134784 A JP 7134784A JP S60215087 A JPS60215087 A JP S60215087A
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JP
Japan
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adhesive
inside mirror
epoxy resin
room temperature
epoxy
Prior art date
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Pending
Application number
JP7134784A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Ashida
正 芦田
Koichi Handa
浩一 半田
Hisao Ichinose
一ノ瀬 久雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の関する技術分野 この発明は、車両、特に自動車の窓ガラスにインサイド
ミラーの取付用台座を接着するのに適した車両用インサ
イドミラー取付用接着剤に関する。
従来技術 近年、釆用車で後方確認用のインサイドミラー全フロン
トガラスに直接接着する方法を欧米で採用されている例
が見られる。インサイドミラーの取付用台座は金属であ
シ、被取付部材がガラスということで、接着剤としては
、合せガラスの接着剤として一般に用いられているポリ
ビニルブチラール(以下PVBと略す)を用いている。
このP■は常温での接着力もアラ、又、ガラスの接着と
いう点で実績もあるので好ましい接着剤でにあるが、接
着操作の点では複雑な操作を要するという問題点があっ
た。
すなわち、PVBt−接着剤としてフロントガラスにイ
ンサイドミラーを接着するに際しては、フロントガラス
に膜状のPVB’に挾んでインサイドミラーの取付用台
座全治具で固定し、オートクレーブ内で加熱、加圧して
接着する方法が用いられており、自動車の組立工場の議
装工程で簡単に接着できないという問題点があった。
発明の開示 この発aAは、かかる問題点に着目してなされたもので
、エポキシ樹脂に末端にエポキシ基を有するシラ/化合
物および常温硬化可能な硬化剤を添加してなるガラス転
移温度が50℃以下であることt−特徴とする車両用イ
ンサイドミラー取付用接着剤とし、接着力は充分であシ
、しかも常温で硬化するので鯖装工程での接着に用いら
れ得るようにして前記問題点を解決することを目的とす
る。
本発明に用いるエポキシ基含有するシラン化合物は、r
−グリッドキシプロピルトリメトキシシラン、r−グリ
シドキシプロピルメチルジェトキシシラン、3.4−エ
ポキシシクロヘキシルエチルトリメトキシシラン、γ−
グリシドキシプロピルメチルジイソブロベノキシシラン
などが好1しく用いられる。これらのシラン化合物は、
末端にエポキシ&に有しているので、エポキシ樹脂と良
(混合し、かつシランとしての性質によシ、耐湿性を向
上するとともにガラス表面層に浸透してガラスと化学結
合を形成することによシ接着部品の耐久性特に耐湿性を
向上させる働きがある。末端にエポキシ基を有するシラ
ン化合物の添加量は接着剤に対し0.1〜5.0重量%
が適している。0.1重量−以下では耐湿性の向上がみ
られず5.0重量−以上では、接着剤硬化物の可撓性が
失なわれ硬い硬化物を与え、その結果500以下のガラ
ス転移温度Tfが得られなくなる場合があるとともに、
添加量に比例して耐湿性が向上することもみられず意#
かない。
本発明で用いられるエポキシ樹脂としでは、例えばビス
フェノールAmエポキシ樹月旨、ビスフェノールFII
Jエポキシ樹脂、カルボキシル基含有する液状ゴムで変
性したゴム変性エポキシ樹脂、分子内にウレタン結合を
導入したウレタン変性エポキシ樹脂、リルイ/酸のよう
な長鎖脂肪FRから誘導されるエポキシ樹脂、多価アル
コールやポリアルキレングリコールから誘導されるエポ
キシ樹脂がある。また上記エポキシ樹脂と組み合わせる
常温硬化可能な硬化剤としては脂肪族ポリアミン、芳香
族ポリアミン、脂肪酸類と前記ボリアミーン類から誘導
されるポリアミドポリアミン、ポリオキシプロピレンポ
リアミンなどに代表されるアミン系硬化剤や速硬化、低
温硬化に有用なポリメルカプタン系硬化剤などがある。
硬化剤の添加量は、エポキシ樹脂のエポキシ酒量に見合
う量を添加することが好ましい。しかし、若干添加量が
増減したとしても、接着剤の性能にはそれ程悪影響は認
められない。本発明の接着剤においては、硬化時間全短
縮するため、3級アミン化合物、フェノール類などの硬
化促進剤を添加しても良い。また充填剤としてアルミニ
ウム粉末、他の金属粉末、クレイ、炭酸塩、カーボンブ
ラック、シリカ粉末等全添加しても良い。硬化促進剤の
添加量は接着剤に対して10重量%以下、充填剤は接着
剤に対して40重量%以下とする。
一般に、エポキシ樹W1を主剤とする接着剤は、接着力
が高いことに特*1−有し、ガラス転移温度T2が高い
ものが常用されているが、本発明の接着剤においては、
Tfが50℃以下とする。このため、接着剤として適度
の可塑性を有し、接着剤が硬化する際の収縮や、環境温
度が広い範囲で変化してもガラスが割れたシすることが
無(、′rtが50Cを超えると、接着時等でガラスの
&11槽紮生じて好ましくない。接着剤のTfを50C
以下とするには、前記エポキシ樹脂、シラン化合物、硬
化剤等を組合せることによル達成できるが、必要によシ
、フタル酸エステル類、ポリブタジェン系の液状コム類
、C,〜C,留分の石油樹脂などt可履剤として、接着
力を極端に低下させない範囲内において添加し、Tpt
′50’C以下にしても良い。
実施例1〜10 以下、不発F!Aヲ実施例によシさらに詳述する。
実施例1〜10 第1表に示す配合で主剤および硬化剤からなる二液混合
型エポキシ接着剤t−10組作成した。亜鉛ダイカスト
製インサイドミラーの台座k、200諷×200謳厚さ
47−の合わせガラスおよび200■X200m厚さ5
.0−の強化ガラスに10組の接着剤を用いて常法に従
かい常温で接着した。接着面は正方形に近い台形で接着
面積は約155tであった。
比較例1〜3 #!2表に示す配合で主剤および硬化剤からなる二液混
合型エポキシ接着剤全3組作成した。実施例と同様にし
てインサイドミラーt−2種類のガラスに接着した。
比較例4 前記比較例と同様のガラスに、PVB膜を挾むようにイ
ンサイドミラーの台座′に固定し、オートクレーブを用
いて、10Kf/cIiの圧力をかけつつ、120Cに
10分間保持して接着した。
(日本チバガイギ■製・商品名) 実施例1〜lOおよび比較例1〜4で作成した接着剤、
および、骸接着剤を用いてインサイドミラーを接着した
ガラスを用いて、接着剤の性能を評価した0 1、 ガラス転移温度Tf 実施例および比較例1〜3の各接着剤のガラス転移温度
(T2)は、各接着剤の主剤と硬化剤を混合後、48時
間硬化させたものについて、自動動的粘弾性測定器(D
DV−II−EA、東洋ボールドウィン■)を用いて測
定した。測定結果を第3表に示す。
2、初期接着強度 実施例1〜10および比較例1〜4の強化ガラスにイン
サイドミラープレートを接着し几ものを試験片として、
接着後48時間経過した時点で、オートグラフDSS−
2000(高滓製作所製)を用いて初期接着強度をめた
、引張速度は5閤/分とした。5個の試料につき接着強
度を測定し、平均値を第3表に示す。
ふ耐湿試験後の接着強度 実施例1〜1−0および比較例1〜4で作成したインサ
イドミラーを接着した合せガラスを用い接着後48時間
経過した後、60℃、湿度(RH)95%の雰囲気に7
日保持する耐湿試験を行ない、耐湿試験後に接着強度を
初期接着強度と同様に測定した。測定結果を第3表に示
す。
4、熱サイクル試験 実施例1〜10および比較例1〜4で作成したインサイ
ドミラー會接着した合せガラスを用い、接着後48時間
経過後、110℃で4時間保持した後室温まで冷却して
室温で30分保持し、さらに−40Cに冷却して1時間
30分保持し、再び室温に戻して30分保持する熱処理
を10回繰返した後、初期接着強度と同様に接着強度を
測定し、さらに、外観を調べて、その結果を第3表に示
す。
尚第3表には、接着する際の作業性の良・悪についても
記載した。第3表かられかるように、シラン化合物が添
加されていない比較例1は耐湿試験後の接着強度が低く
、比較例2.3はT2が高(接着によシガラスが割れる
という現象が見られ、さらに比較例4では接着作業性が
悪いというように比較例においては何等かの不具合があ
るのに対して、本発明の接着剤を用いたものは、初期接
着強度は勿論、耐湿試験後を行った後、および熱サイク
ル試験を行った後でも接着強度も高<、シかもガラスの
破損という問題も生ずることもなく、接着作業性も良い
という結果が得られる。
尚、本発明の接着剤は常温硬化型であるので、硬化する
までに時間がかかるので、実際にインサイドミラーを取
付ける際には、接着後治具で固定するか、例えば粘着テ
ープを用いて補助的に、あるいは一時的に固定すること
が好ましい。
このような補助的固定手段を用いない接着方法としては
、粘着テープと併用すると良い。この接着方法?第1図
および第2図を用いて説明する。
1はフロントウィンドガラスで、インサイドミラー2が
接着されている。3はインサイドミラー2の取付用台座
である。4は台座3のフロントウィンドガラス1への接
着向である。台座3の接着面4には、第2図に示すよう
に、市販の両面粘着テープから外形を台座3と同形に切
シ出した粘着シート5t−粘着しである。この粘着シー
ト5には、この切シ抜き部6に、前述の接着剤を置き、
粘着シート5をフロントガラス1に押付けるようにして
、インサイドミラー2′にフロントガラス1に接着する
。この際、余分の接着剤があれば、その分は切り欠き部
γから外に出るので、布等で拭き取れば良く、粘着シー
ト5とフロントガラス1との間に入り込苑、粘着力を弱
めることはない。
このように接着すると、接着剤が硬化する迄は、粘着テ
ープによジインサイドミラー2がフロントガラス1に固
定されてお9、−寸とした衝撃が加わっても落ちること
がない。
所定時間経過して、接着剤が硬化した後は、主として接
着剤の接着力によジインサイドミラー2が、フロントガ
ラス1に固定されるので、接着操作が容易となる。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明は、その構成をエポキシ
樹脂に末端にエポキシ基を有するシラン化合物および常
温硬化可能な硬化剤を添加してなるガラス転移温度が5
0℃以下であること全特徴とする車両用インサイドミラ
ー取付用接着剤としたため、車両のおかれる環境温度の
高低によらず常に充分の接着強度?有すると共に、ガラ
スに対する悪影響もなく、かつ常温で容易に硬化させ得
るので作業性も良いという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、インサイドミラー全フロントウィンドに取付
けた状態を示す側面図、第2図はインサイドミラー取付
面の平面図である。 1・・・フロントウィンド 2・・インサイ ドミラー 4・接着面 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (リ エポキシ樹脂に末端にエポキシ基を有するシラン
    化合物および常温硬化可能な硬化剤を添加してなるガラ
    ス転移温度が50℃以下であること全特徴とする車両用
    インサイドミラー取付用接着剤。 (2) シラン化合物の添加量が接着剤に対し0.1〜
    0.5重量襲であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の車両用インサイドミラー取付用接着剤。
JP7134784A 1984-04-10 1984-04-10 車両用インサイドミラ−取付用接着剤 Pending JPS60215087A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6220580A (ja) * 1985-07-18 1987-01-29 Sunstar Giken Kk 密着剤組成物
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JP2020500228A (ja) * 2016-10-14 2020-01-09 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 部材を接続するための半製品

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