JPH05252255A - 移動機用留守番電話装置 - Google Patents

移動機用留守番電話装置

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JPH05252255A
JPH05252255A JP3072583A JP7258391A JPH05252255A JP H05252255 A JPH05252255 A JP H05252255A JP 3072583 A JP3072583 A JP 3072583A JP 7258391 A JP7258391 A JP 7258391A JP H05252255 A JPH05252255 A JP H05252255A
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JP
Japan
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answering machine
telephone
switch
recording
car
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Application number
JP3072583A
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English (en)
Inventor
Asao Hayama
朝雄 端山
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TATEKAWA SPRING SEISAKUSHO YUG
TATEKAWA SPRING SEISAKUSHO YUGEN
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TATEKAWA SPRING SEISAKUSHO YUG
TATEKAWA SPRING SEISAKUSHO YUGEN
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Publication date
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Publication of JPH05252255A publication Critical patent/JPH05252255A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンキーがOFFの場合等通話ができな
い状態であっても迅速かつ正確に情報を伝送することが
でき、運転時の安全性を高めることができるようにす
る。 【構成】 自動車電話用留守番電話装置11は、音声を
再生するためのスピーカ14、音声録音用のマイクロホ
ン15、ハンドセット10の上げ下げによってリンガと
通話回路とを線路に接続切換えするためのフックスイッ
チ16、着信した外部からの通話を録音するマイクロカ
セットデッキ17、マイクロカセットデッキ17を操作
するマイクロスイッチ18、各種モードの留守録音機能
を操作するための操作スイッチ19、外部からの着信に
対する対応メッセージを記憶する半導体メモリ(図不
示)等により構成され、外部からの着信に対する応答メ
ッセージは半導体メモリに録音し、着信した外部からの
通話は内蔵のマイクロカセットデッキ17のマイクロカ
セットテープに録音する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動機用留守番電話装
置に係り、特に自動車電話及び携帯電話に接続され、外
部から電話の着信に応答し、相手の用件を録音する機能
を有する自動車及び携帯電話用留守録音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車電話は、一般の電話を固定モード
から移動モードへと拡張したものであり、場所にとらわ
れずに固定電話と同等のサービスが提供される必要があ
る。すなわち、自動車電話は多数の移動加入者と不特定
多数の一般電話記入者とを一般加入電話網を通して接続
するものであり、無線技術のみならず、種々の制御、電
送、交換など広い範囲の技術が要求される。例えば、移
動加入者の位置の登録、チャンネル指定操作をはじめ、
無線ゾーン間を移動する場合にも通話の継続を可能とす
る技術などの制御技術も重要な位置を占める。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現在使用さ
れている自動車電話装置は自動車が走行している場合若
しくはエンジンキーがON状態でしか作動せず、エンジ
ンキーOFFの状態では通話ができない構成となってい
たため、エンジンキーOFFのときに外部と連絡をとる
ことができず、情報の迅速化、正確性、車両運行の安全
性を高めることができないという問題点があった。
【0004】すなわち、従来の自動車電話装置は、運転
者を含め同乗者が必ず車内にいなければ、通話できず、
緊急を要する場合でも発信者は受信者が車内に戻るまで
電話を掛け続けなければならない。また、転送装置を備
えたものであっても転送された電話機の場所まで行かな
ければならないという欠点があった。
【0005】また、発信する際は従来の自動車電話装置
でも停車中に掛けることは可能であるものの、受信の際
にはもし通話不可能な状態でも眼で電話装置の終了ボタ
ンを探して、そのボタンを操作しなければならなず、車
両運行上の安全性で問題があった。
【0006】そこで本発明は、エンジンキーがOFFの
場合等通話ができない状態であっても迅速かつ正確に情
報を伝送することができ、運転時の安全性を高めること
ができる移動機用留守番電話装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による移動機用留
守番電話装置は、上記目的達成のため、移動しながら通
信可能な移動機に接続され、所定のキー操作により着信
時には所定の応答メッセージを送出し、相手からの用件
を録音する留守録音手段を備えている。
【0008】
【作用】本発明の作用は次の通りである。不在時や応答
ができないときに自動応答し、録音装置またはICメモ
リを用いてあらかじめ録音されている応答メッセージが
送出されるとともに、相手からの用件が録音される。例
えば、移動機として自動車電話に接続されている場合、
通常走行時のようにエンジンキーONのときは所定の操
作キーによって自動車電話が使用可能でありエンジンキ
ーがOFFのときは、自動的に留守録装置が作動するよ
うにする。ここで、録音の確認は音声、もしくは光点滅
により運転者、搭乗者が確認できるものとし、再生は、
例えば暗証番号を入力しなければ再生は不能とすること
により親展的な通信が可能である。
【0009】従って、エンジンキーがOFFの場合であ
っても必ず連絡がとりあえることとなり、迅速かつ正確
に情報を伝送することができ、運転時の安全性を高める
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図10を参照して実施例を説明
する。図1〜図10は移動機用留守番電話装置の一実施
例を示す図である。先ず、構成を説明する。図1は自動
車電話用留守番電話装置の外観を示す斜視図である。こ
の図において、10は自動車電話1のハンドセット(送
受器)、11はこのハンドセット10のホルダー部とし
ての機能を有する自動車電話用留守番電話装置であり、
自動車電話のハンドセット10には押しボタンダイヤル
12、ダイヤル番号等を表示する表示部13が設けられ
ている。ハンドセット10は自動車電話用留守番電話装
置11にホールドされる。自動車電話用留守番電話装置
11は、音声を再生するためのスピーカ14、音声録音
用のマイクロホン15、ハンドセット10の上げ下げに
よってリンガと通話回路とを線路に接続切換えするため
のフックスイッチ16、着信した外部からの通話を録音
するマイクロカセットデッキ17、マイクロカセットデ
ッキ17を操作するマイクロスイッチ18、各種モード
の留守録音機能を操作するための操作スイッチ19、イ
ヤホン及びマイクをセットするプラグ20、外部からの
着信に対する対応メッセージを記憶する半導体メモリ
(図不示)等により構成されている。このようにして、
自動車電話1のハンドセット10のホルダー部を自動車
電話用留守番電話装置11と交換することにより、自動
車電話の機能を損なうことなく上記機能を追加するよう
にしている。自動車電話用留守番電話装置11は録音用
マイクロホン15及び再生用のスピーカ14を有し、外
部からの着信に対する応答メッセージは半導体メモリに
録音し、着信した外部からの通話は内蔵のマイクロカセ
ットデッキ17のマイクロカセットテープに録音する。
このマイクロカセットデッキ17の操作は状況に応じて
録音・再生・早送り・巻戻し等の操作を留守ボタン(操
作スイッチ)を操作することにより自動的に選択する。
なお、半導体メモリが使用される録音・再生部の応答メ
ッセージ録音時間は、例えば16秒とされ、マイクロカ
セットテープが使用される用件録音時間は、例えば、1
件につき5分以内で任意に設定される。
【0011】図2は自動車用留守番電話装置11のブロ
ック構成図であり、図1と同一の構成部材には同一符号
を付している。図2において、自動車用留守番電話装置
11は、後述するDTMFジェネレータ32からのDT
MF信号によって回線L1,L2を切換えるラインリレー
30、電話の着信を音響的に知らせる発振回路とサウン
ダを組み合わせたトーンリンガ31、ハンドセット10
の上げ下げによってトーンリンガ31と通話回路とを線
路に接続するフックスイッチ16、マイクロコンピュー
タを通して入力された出力信号に基づいて音声周波数帯
域の2つの周波数を組み合わせた押しボタンダイヤル
(DTMF:dual tone multi-frequcy)信号を発生・
送出するDTMFジェネレータ32、フォトカプラ33
を介して入力される信号、操作スイッチ19からのキー
入力およびマイクロホン15からの音声信号等に基づい
てデータの送受信制御や留守録音制御を処理するマイク
ロコンピュータ34、マイクロコンピュータ34からの
制御信号及びフックスイッチ16を介して入力されたD
TMF信号により音声信号を生成してスピーカ14から
発音させるとともに、入力されたDTMF信号をDTM
Fレシーバ35を介してマイクロコンピュータ34に送
出するスピーチネットワーク36、マイクロホン15か
らの音声信号をフィルタリングしてマイクロコンピュー
タ34に出力するフィルタ37、マイクロカセットデッ
キ17を駆動するためのモータドライバ38により構成
されている。
【0012】図3は自動車電話及び自動車用留守番電話
装置の電源回路を示す回路構成図である。図3におい
て、40は自動車電話1及び自動車用留守番電話装置1
1に電源を供給するための電源であり、電源40とアー
ス側の車体との間にはACCを含む車両のキースイッチ
SW2と、通常時間で作動時のみ閉となる通電スイッチ
(モーメンタリスイッチ)SW2と、SW2と逆作動す
る通電スイッチ(オルタネートスイッチ)SW3と、切
片41a,41a及びコイル41cからなる主継電器4
1と、切片42a,42aおよびコイル42cからなる
補助継電器42と、車内電気器具43〜45及びそのス
イッチ46〜48とが接続される。なお、上記主継電器
41及び補助継電器42はトランジスタ等からなる電気
的回路により構成してもよいことは言うまでもない。
【0013】図4は自動車用留守番電話装置11のブロ
ック構成図である。図4において、自動車用留守番電話
装置11は、受信部51と、受信部51により受信され
た音声信号を録音するマイクロカセットデッキ(録音装
置)17と、シンセサイザ52と、送信部53とにより
構成されている。上記受信部51は、第1帯域通過フィ
ルタ(BPF)61、基地局受信周波数frにシンセサ
イザ52からの局部発振周波数feを混合する第1周波
数混合器(MIX)62、第2帯域通過フィルタ(BP
F)63、水晶発振器(X.TL)64により発振され
た中間周波数fIFを混合する第2周波数混合器(MI
X)65、中間周波数増幅器(IF AMP)66、増
幅信号を音声信号に復調する復調器(DEM)67及び
増幅信号をA/D変換して電界レベルとして出力するA
/D変換器68により構成されている。また、上記シン
セサイザ52は、水晶発振器(X.TL)69と、この
水晶発振器69とチャンネル切換え信号により局部発振
周波数fe及び偏重周波数fMを合成する周波数シンセ
サイザ(SYNTH)70とにより構成され、上記送信
部53は、音声信号を増幅する音声周波数帯増幅器(A
F AMP)71、増幅された音声信号及びデータをシ
ンセサイザ52からの偏重周波数fMを基に変調する変
調器(MOD)72、変調器72出力にシンセサイザ5
2からの局部発振周波数Feを混合する送信用周波数混
合器(MIX)73、送信する信号の電力を増幅する高
周波高出力増幅器(POWER AMP)74、帯域通
過フィルタ(BPF)75により構成されている。
【0014】図5は自動車電話1及び自動車用留守番電
話装置11の電源部の詳細な回路構成を示す図であり、
本自動車電話1及び自動車用留守番電話装置11は車両
のバッテリ(ACC)供給がOFFされても留守録音機
能を維持できるように図5に示すような回路構成をと
る。すなわち、図5において、1は自動車電話、81は
自動車用留守番電話装置11内部の半導体メモリ、82
はキースイッチSW1OFF時に電源を供給するための
バッテリパック、83は自動車電話1に所定の電源投入
動作を行なうためのD型フリップフロップであり、これ
らの自動車電話1、半導体メモリ81及びD型フリップ
フロップ83はキースイッチSW1ON時には自動車側
よりフューズ84を介して(自動車電話1、半導体メモ
リ81及びバッテリパック82は更にダイオードDを介
して)電源(ACC)が供給されるとともに、キースイ
ッチSW1OFF時にはバッテリパック82により所定
の電源が供給される。上記フリップフロップ83のデー
タ入力端子B及びリセット端子RにはキースイッチSW
1ONのときACC電源がフェーズ84及びインタフェ
ース85を通して入力され(SW1がOFFのときは接
地)、また、そのクロック端子Aにはインバータ86を
介してコンデンサC、抵抗R2及びプッシュスイッチ8
7がそれぞれ接続されている。ここで、インバータ85
の入力側に設けられた抵抗R1、インバータ86の入力
側に設けられた抵抗R2はフリップフロップ83に入力
される信号レベルを適当なレベルに調整するためのもの
である。フリップフロップ83の出力OUTは抵抗R3
を介してトランジスタTrのベースに接続され、トラン
ジスタTrのコレクタは自動車電話1のマイナス側接続
端子に接続され、後述するスイッチ90を介して接地さ
れる。また、バッテリパック82からの電源はフューズ
88を介して自動車電話1、半導体メモリ81及びフリ
ップフロップ83に供給されている。また、自動車電話
1とバッテリパック82との間にはスイッチ89,9
0、コイル91及び逆起電力防止用ダイオード92から
なる継電器93が設けられており、スイッチ89,90
を切換えることによって自動車電話1に供給される電源
を自動車側あるいはバッテリパック82に切換えること
ができる。なお、94は自動車電話1の通電状態を表示
するためのLEDである。図6はこのように構成された
フリップフロップ83の作動状態を示す動作表である。
【0015】次に、本実施例の動作を説明する。図7〜
図10は自動車電話1及び自動車電話用留守番電話装置
11の通電状態を説明するための図である。
【0016】キースイッチSW1ON時 まず、図7に示すように車両のメインキースイッチであ
るキースイッチSW1がONの時は主継電器41のコイ
ル41cに通電され、コイル41cの通電によって切片
41aが閉じ、図7中、は閉路となって自動車電話
1に電源40から電源が供給され自動車電話1は使用可
能となる。
【0017】このキースイッチSW1がONのとき自動
車電話用留守番電話装置11を作動させる場合には、図
8に示すように通常時開状態の通電スイッチ(モーメン
タリスイッチ)SW2を押す。このとき、通電スイッチ
(オルタネートスイッチ)SW3は通常時閉状態となっ
ているから、通電スイッチSW2が押されることによっ
て補助継電器42のコイル42cが通電され、コイル4
2cの通電により切片42aの、間が閉路、切片4
2bの、間も閉路となって自動車電話用留守番電話
装置11が使用可能となる。
【0018】そして、図9に示すように通電スイッチS
W2がOFFされても補助継電器42のコイル42c及
び切片42bが自己保持回路を形成し、コイル42cへ
の通電が保持されることによって自動車電話用留守番電
話装置11の電源供給が維持され自動車電話用留守番電
話装置11の使用が可能である。この状態で自動車電話
用留守番電話装置11をOFFするときは上記自己保持
回路を断つためのオルタネートスイッチSW3をOFF
にする。
【0019】キースイッチSW1OFF時 一方、キースイッチSW1がOFFの時は図10に示す
ように主継電器41のコイル41cは通電されず、通常
時閉である主継電器41の切片41bの、間のみ
(他の切片は通常時開である)閉路となりl自動車電話
用留守番電話装置11が使用可能となる。
【0020】従って、通常走行時のようにエンジンキー
ON(キースイッチSW1ON)の場合は従来例と同様
の自動車電話1の使用が可能となり、エンジンキーOF
Fの場合は、自動的に自動車電話用留守番電話装置11
に電源が供給されることとなって留守録音機能が動作
し、電波の届く範囲内では必ず連絡がとりあえるように
なる。
【0021】上記したようにスィッチSW1、SW2、S
3の操作によって図1に示した自動車用留守番電話装
置11に通電がなされると、この留守番電話装置11は
次のような各モードに従った基本機能で動作することに
なる。
【0022】・留守録基本モード 標準モードと会話モードがあり、標準モードは応答メッ
セージを送出した後「ピー」という信号音を合図に用件
を録音し、会話モードでは応答メッセージの送出中から
相手の声も録音する。
【0023】・留守録発展モード サイレント留守では、ベル音が鳴らず、応答・録音の様
子はスピーカーから聞こえない。また、保存留守(アキ
ュームレート)では、留守をセットしたときテープは巻
戻らず相手からのメッセージを保存する。さらに、応答
専用では、応答専用でメッセージの録音はしない。
【0024】・リモコン操作 外出先から留守番電話装置11に電話をかけて留守中に
録音された用件を再生したり、応答メッセージを吹き替
えるなどのリモコン操作が可能である。
【0025】具体的には、基本操作として1〜12のよ
うな操作を行う。 1.マイクロカセットデッキ17にあらかじめ用件録音
用のマイクロカセットテープを入れておく。 2.このマイクロカセットテープに応答メッセージを録
音しておく。この場合、所定の録音メッセージが録音さ
れていないと応答ランプは点灯しない。 3.そして、操作スイッチ19のうちの留守ボタンを押
すと、留守ランプが点灯する。 4.この状態で電話がかかりベルが所定回数(例えば、
4回)鳴ると、応答メッセージを送出して用件を録音す
る。 5.相手が電話を切ると録音を終了する。 6.再生ランプが点滅しているとき留守ボタンを押すと
自動再生する。また、再生ランプが消えているときは用
件が録音されていないことを示す。 7.留守ボタンを押すと自動的にテープを巻戻し、用件
を再生した後テープが停止し、自動再生を行なう。 8.再生中に留守ボタンを押し続けると押している間だ
けテープを早送りし、留守ボタンから指を離すとその位
置から再び再生を始める。 9.再生中に聞き直しボタンを押し続けると、押してい
る間だけテープを巻き戻し、聞き直しボタンから指を離
すとその位置から再び再生を始める。 10.停止ボタンを押すとテープの走行が止まる。 11.停止ボタンを押したまま録音ボタンを押すとテー
プを巻き戻しながら消去する。 12.用件の再生中に電話がかかってきた時は、受話器
を持ち上げれば再生が止まり通話が可能になる。
【0026】以上説明したように、本実施例ではエンジ
ンキーがOFFに状態であっても着信があると不在時に
自動応答し、カセットテープまたはICメモリを用いて
あらかじめ録音されている応答メッセージを送出し、相
手からの用件を録音するようにしているので、自動車の
エンジンキーが、ON若しくはACC電話状態で自動車
電話装置1が作動しない状態であっても自動的に自動車
電話用留守番装置11が作動することとなり、エンジン
キーOFFの状態でも必ず運転者等と連絡がとれるよう
になる。また、従来では自動車走行時において電話着信
時には受話機を取り上げる為に片手運転を余儀なくされ
危険であったが、本自動車電話用留守番装置11では操
作スイッチ19を留守録モードに操作して、用件等をマ
イクロテープレコーダ17に一旦取り入れ、駐・停車時
に電話内容を取り出すようにすることにすれば片手運転
を回避することができ、安全性を高めることができる。
また、強制的にREC、TELに切替られるので煩わし
さから開放されるので、この点からも運転に専念できる
ようになる。
【0027】また、エンジンの停止した状態では、車へ
の伝達は不能であり利便性にかけていたが、本留守録装
置11を用いれば、通話に際しての時間的な制約が無い
ので、連絡する際の気兼ねが要らなくなり昼夜の別を問
わず、受信人が乗車した最にプルタイムで連絡可能にな
る。従って、通話時間帯に制約が無く、国際電話の際に
も時差等の考慮も気にせずに通話可能となる。
【0028】さらに、自動車電話用留守番装置11は暗
証番号の入力により守秘機能を備えているので、他の伝
言等と異なり確実性を持って伝達事項を伝えたい本人に
伝えることができ、個人通信に最適である。
【0029】なお、本実施例では移動通信機として自動
車電話用移動機(自動車電話1)に適用した例である
が、移動機であれば何でもよく例えば携帯電話に適用可
能であることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、移動しながら通信可能
な移動機に接続され、着信時には所定のメッセージを送
出し、相手からの用件を録音する留守録手段を備えてい
るので、いかなる状態であっても必ず連絡がとりあうこ
とができ、情報の迅速化、正確性、車両運行の安全性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動機用留守番電話装置の斜視図
である。
【図2】本発明に係る移動機用留守番電話装置のブロッ
ク構成図である。
【図3】本発明に係る移動機用留守番電話装置の電源回
路を示す回路図である。
【図4】本発明に係る移動機用留守番電話装置のブロッ
ク構成図である。
【図5】本発明に係る移動機用留守番電話装置の電源部
の詳細な回路図である。
【図6】本発明に係る移動機用留守番電話装置のフリッ
プフロップの作動状態を示す図である。
【図7】本発明に係る移動機用留守番電話装置の通電状
態を示す回路図である。
【図8】本発明に係る移動機用留守番電話装置の通電状
態を示す回路図である。
【図9】本発明に係る移動機用留守番電話装置の通電状
態を示す回路図である。
【図10】本発明に係る移動機用留守番電話装置の通電
状態を示す回路図である。
【符号の説明】
1 自動車電話(移動機) 10 バンドセット(送受機) 11 自動車電話用留守録装置 12 押しボタンダイヤル 14 スピーカ 15 マイクロホン 16 クックスイッチ 17 マイクロカセットデッキ 18 マイクロスイッチ 19 操作スイッチ 34 マイクロコンピュータ 40 電源 41 主継電源 42 補助継電器 81 半導体メモリ 82 バッテリパック 83 D型フリップフロップ 87 プッシュスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動しながら通信可能な移動機に接続さ
    れ、所定のキー操作により着信時には所定の応答メッセ
    ージを送出し、相手からの用件を録音する留守録音手段
    を備えたことを特徴とする移動機用留守番電話装置。
JP3072583A 1991-03-12 1991-03-12 移動機用留守番電話装置 Pending JPH05252255A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11252642A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Kenwood Corp 運転中モード付携帯電話機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6486739A (en) * 1987-09-29 1989-03-31 Toshiba Corp Car telephone equipment

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