JPH05252014A - 電界効果トランジスタスイッチの駆動回路 - Google Patents

電界効果トランジスタスイッチの駆動回路

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JPH05252014A
JPH05252014A JP4994892A JP4994892A JPH05252014A JP H05252014 A JPH05252014 A JP H05252014A JP 4994892 A JP4994892 A JP 4994892A JP 4994892 A JP4994892 A JP 4994892A JP H05252014 A JPH05252014 A JP H05252014A
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JP
Japan
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switching element
gate
effect transistor
field effect
resonance coil
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Application number
JP4994892A
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English (en)
Inventor
Kouichi Makinose
公一 牧野瀬
Yasuyuki Mizobuchi
康之 溝渕
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電力が少なく、スイッチング時の発熱を
小さくする。 【構成】 駆動回路用電源3とMOSFET1のゲート
との間にスイッチング素子SW1 と、ゲート容量Ciss
と共振する共振コイル4と、ゲート側からスイッチング
素子SW1 側への電流を阻止するダイオードD1 とが直
列に接続されている。一端が接地されたスイッチング素
子SW2 がスイッチング素子SW1 に接続されている。
一端が接地されたスイッチング素子SW3 にゲート容量
Ciss と共振する共振コイル5と、スイッチング素子S
W3 側からゲート側への電流を阻止するダイオードD2
とが直列に接続されている。制御部7はスイッチング素
子SW1 及びスイッチング素子SW2 のいずれか一方と
スイッチング素子SW3 とに交互にオン、オフ制御信号
を出力し、電圧検出部6の検出信号に基づいてスイッチ
ング素子SW1 及びスイッチング素子SW2 の選択を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電界効果トランジスタス
イッチの駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、負荷への電源供給の制御に高速の
オン・オフ制御が可能な半導体スイッチが使用され、特
に高速用のスイッチング素子として電界効果トランジス
タ(FET)が使用されている。そして、MOSFET
(Metal Oxide SemiconductorField Effect Transistor)
の駆動回路として図5に示す回路がある。すなわち、M
OSFET21はソース接地され、そのドレインが負荷
22を介して負荷駆動用電源Vccに接続されている。M
OSFET21のゲートは抵抗R1 と第1のスイッチン
グ素子23を介してプラス電源24に接続され、抵抗R
2 と第2のスイッチング素子25を介してマイナス電源
26に接続されている。そして、図示しないドライバか
らの制御信号により両スイッチング素子23,25のオ
ン、オフ制御が行われ、第1のスイッチング素子23が
オン、かつ第2のスイッチング素子25がオフとなる
と、プラス電源24からMOSFET21のゲートにプ
ラス電圧が印加され、MOSFET21がオン状態とな
る。又、第1のスイッチング素子23がオフ、第2のス
イッチング素子25がオンとなると、マイナス電源26
からMOSFET21のゲートにマイナス電圧が印加さ
れ、MOSFET21がオフ状態となるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
駆動回路では第1のスイッチング素子23のオン時に第
1のスイッチング素子23及び抵抗R1 が発熱し、第2
のスイッチング素子25のオン時に第2のスイッチング
素子25及び抵抗R2 が発熱した。そして、その発熱エ
ネルギーはMOSFET21のゲート容量をCiss 、ス
イッチング周波数をf、プラス電源24の電圧を+E、
マイナス電源26の電圧を−Eとすると、4fCiss E
2 ワットとなり、発熱量が大きくなって大きな放熱フィ
ンを必要とするとともに、発熱によるエネルギーロスが
大きく消費電力が多いという問題がある。又、MOSF
ET21の駆動用電源としてプラス電源24及びマイナ
ス電源26の二つを必要とするという問題もある。
【0004】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は消費電力が少なく、スイッチン
グ時の発熱を小さくすることができ、しかも二つの駆動
用電源を必要としない電界効果トランジスタスイッチの
駆動回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明においては、ドレインが負荷を介して負荷駆動
用の電源に接続されるとともに、ソースが接地され、ゲ
ートに印加される電圧に基づいて駆動される電界効果ト
ランジスタと、駆動回路用電源に接続された第1のスイ
ッチング素子と、前記第1のスイッチング素子がオン状
態のとき前記電界効果トランジスタのゲート容量と共振
する共振コイルと、一端が接地され他端が前記第1のス
イッチング素子に接続された第2のスイッチング素子
と、前記電界効果トランジスタのゲート側から前記第1
のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子側への
電流の流れを阻止する第1のダイオードと、一端が接地
された第3のスイッチング素子と、前記第3のスイッチ
ング素子がオン状態のとき電界効果トランジスタのゲー
ト容量と共振する共振コイルと、前記第3のスイッチン
グ素子側から前記電界効果トランジスタのゲート側への
電流の流れを阻止する第2のダイオードと、前記電界効
果トランジスタのゲート電圧を検出する電圧検出部と、
前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素
子のいずれか一方と第3のスイッチング素子とに交互に
オン、オフ制御信号を出力するとともに、前記電圧検出
部の検出信号に基づいて第1のスイッチング素子及び第
2のスイッチング素子のスイッチングの選択を行う制御
部とを備えた。
【0006】前記第1のスイッチング素子がオン状態の
とき前記電界効果トランジスタのゲート容量と共振する
共振コイルと、前記第3のスイッチング素子がオン状態
のとき電界効果トランジスタのゲート容量と共振する共
振コイルとを同じもので共用してもよい。
【0007】
【作用】3個のスイッチング素子がオフの状態から、ま
ず、第1のスイッチング素子がオンされると駆動回路用
電源から電界効果トランジスタのゲートに電圧が印加さ
れ、ゲート電圧がスレショルド電圧より高くなったとき
電界効果トランジスタがオンとなり、負荷駆動用の電源
から負荷に電力が供給される。又、第1のスイッチング
素子のオンにより、電界効果トランジスタのゲート容量
にゲート電圧が駆動回路用電源の電圧のほぼ2倍となる
まで充電される。次に第1のスイッチング素子がオフと
なった後、第3のスイッチング素子がオンとなると、ゲ
ート容量と共振コイルとの共振により、ゲートから共振
コイル及び第3のスイッチング素子を経てソースへ電流
が流れる。そして、ゲート電圧がスレショルド電圧より
低くなった時点から、電界効果トランジスタがオフ状態
となる。配線や共振コイルに抵抗が存在しなければ、ゲ
ート電圧が最終的に絶対値は前記充電電圧と同じで符号
が反対(マイナス)の状態となる。次に第3のスイッチ
ング素子がオフとなった後、第2のスイッチング素子が
オンとなると、ゲート容量と共振コイルとの共振によ
り、ソースから第2のスイッチング素子及び共振コイル
を経てゲートへ電流が流れる。そして、ゲート電圧がス
レショルド電圧以上になった時点から電界効果トランジ
スタが再びオン状態となる。配線や共振コイルに抵抗が
存在しなければ、ゲート電圧が最終的に元の充電電圧と
同じ状態となる。
【0008】配線や共振コイルに抵抗が存在するため、
ゲート容量に蓄えられたエネルギーは徐々に減少する。
制御部は電圧検出部からの検出信号によりゲート電圧の
正のピーク値が設定値以上の場合は、第2のスイッチン
グ素子と第3のスイッチング素子のオン、オフを交互に
行わせるように制御信号を出力する。又、ゲート電圧の
正のピーク値が設定値より小さくなったときには、第2
のスイッチング素子に代えて第1のスイッチング素子を
オン、オフさせる。すなわち、駆動回路用電源からの電
力供給は電界効果トランジスタをオンさせる毎に行われ
るのではなく、複数回に1回の割合で行われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明をMOSFETの駆動回路に具
体化した一実施例を図1〜図3に従って説明する。
【0010】図1に示すように、MOSFET1はソー
ス接地され、そのドレインがトランス、モータ等の負荷
2を介して負荷駆動用の電源Vccに接続されている。駆
動回路用電源3(電圧+(1/2)Eボルト)には第1
のスイッチング素子SW1 を介して第1の共振コイル4
が直列に接続されている。第1の共振コイル4とMOS
FET1のゲートとの間には、カソード側がゲートに接
続された状態で第1のダイオードD1 が接続されてい
る。前記第1のスイッチング素子SW1 及び第1の共振
コイル4の接続点aと接地間には第2のスイッチング素
子SW2 が接続されている。
【0011】前記第1のダイオードD1 とMOSFET
1のゲートとの接続点bに第2のダイオードD2 のアノ
ード側が接続され、そのカソード側に第2の共振コイル
5の一端が接続されている。第2の共振コイル5の他端
は、一端が接地された第3のスイッチング素子SW3 の
他端に接続されている。前記各スイッチング素子SW1
,SW2 ,SW3 には半導体スイッチが使用されてい
る。
【0012】前記接続点bにはMOSFET1のゲート
電圧VGSを検出する電圧検出部6が接続され、その出力
信号が前記各スイッチング素子SW1 ,SW2 ,SW3
をオン、オフ制御するための制御部7に入力されるよう
になっている。制御部7は前記第1のスイッチング素子
SW1 及び第2のスイッチング素子SW2 のいずれか一
方と、第3のスイッチング素子SW3 とに交互にオン、
オフ制御信号を出力するようになっている。又、制御部
7にはコンパレータ(図示せず)が内蔵され、電圧検出
部6からの出力信号の正のピークと基準電圧とを比較
し、第1のスイッチング素子SW1 と第2のスイッチン
グ素子SW2 のスイッチングの選択を行うようになって
いる。
【0013】次に前記のように構成された駆動回路の作
用について説明する。各スイッチング素子SW1 ,SW
2 ,SW3 は制御部7の制御信号に基づいてオン、オフ
制御される。MOSFET1及び各スイッチング素子S
W1 ,SW2,SW3 がオフの状態から、まず、第1の
スイッチング素子SW1 がターンオンされ、駆動回路用
電源3からMOSFET1のゲートに電圧が印加され
る。第1のスイッチング素子SW1 のターンオンと同時
にゲート電流IG が次第に増加するとともに、ゲート電
圧VGSも増加する。ゲート電圧VGSがスレショルド電圧
Vth以上となった時点からMOSFET1がオンとな
り、負荷駆動用の電源Vから負荷2に電力が供給され
る。
【0014】ゲート電流IG はゲート電圧VGSが(1/
2)Eとなった時点から減少する。一方、MOSFET
1のゲート容量には、ゲート容量Ciss と第1の共振コ
イル4との共振によりその電圧が駆動回路用電源3の電
圧の2倍すなわちEとなるまで充電される。そして、ゲ
ート電圧VGSが+Eとなった時点でゲート電流IG はゼ
ロとなり、この時第1のスイッチング素子SW1 がター
ンオフされる。第1のスイッチング素子SW1 がオフと
なった後もゲート電圧VGSは+Eに保持される。
【0015】次に第3のスイッチング素子SW3 がター
ンオンされると、ゲート容量Ciss、第3のスイッチン
グ素子SW3 、第2の共振コイル5及び第2のダイオー
ドD2 からなる回路が閉じられ、ゲート容量Ciss と第
2の共振コイル5との共振により、ゲートから第2の共
振コイル5を経てソースへ電流が流れる。そして、ゲー
ト電圧VGSがスレショルド電圧Vthより小さくなった時
点から、MOSFET1がオフ状態となる。駆動回路の
配線や第2の共振コイル5に抵抗が存在しなければ、ゲ
ート電圧VGSが最終的に−Eとなる。又、第3のスイッ
チング素子SW3 のターンオンと同時にゲート電流IG
が負の方向に流れる。ゲート電流IG の絶対値は次第に
増大し、ゲート電圧VGSがゼロとなった時に最大とな
り、その後は減少する。そして、ゲート電圧VGSが−E
となった時点でゼロとなり、この時第3のスイッチング
素子SW3 がターンオフされる。第3のスイッチング素
子SW3 がオフとなった後もゲート電圧VGSは−Eに保
持される。
【0016】次に第2のスイッチング素子SW2 がター
ンオンされると、ゲート容量Ciss、第2のスイッチン
グ素子SW2 、第1の共振コイル4及び第1のダイオー
ドD1 からなる回路が閉じられ、ゲート容量Ciss と第
1の共振コイル4との共振により、ソースから第1の共
振コイル4を経てゲートへ電流が流れる。そして、ゲー
ト電圧VGSがスレショルド電圧Vth以上となった時点か
ら、MOSFET1が再びオン状態となる。駆動回路の
配線や第1の共振コイル4に抵抗が存在しなければ、ゲ
ート電圧VGSが最終的にEとなる。又、第2のスイッチ
ング素子SW2のターンオンと同時に正の方向に流れる
ゲート電流IG の値は次第に増大し、ゲート電圧VGSが
ゼロとなった時に最大となり、その後は減少する。そし
て、ゲート電圧VGSがEとなった時点でゲート電流IG
はゼロとなり、この時第2のスイッチング素子SW2 が
ターンオフされる。第2のスイッチング素子SW2 がオ
フとなった後もゲート電圧VGSはEに保持される。
【0017】以下、第3のスイッチング素子SW3 と第
2のスイッチング素子SW2 とが交互にオン、オフ制御
され、MOSFET1のオン、オフ制御が行われる。す
なわち、第1のスイッチング素子SW1 がオン状態のと
きに駆動回路用電源3から供給されてMOSFET1の
ゲート容量Ciss に充電されたエネルギーが、その後の
MOSFET1のスイッチング用エネルギーとして使用
される。駆動回路の配線や両共振コイル4,5に抵抗が
存在しなければ、第1のスイッチング素子SW1 を一度
オン、オフ制御した後は、第3のスイッチング素子SW
3 及び第2のスイッチング素子SW2 のオン、オフ制御
だけでMOSFET1のスイッチングが可能となるが、
駆動回路の配線や両共振コイル4,5に抵抗が存在する
ため、ゲート容量Ciss に充電されたエネルギーが次第
に減少する。
【0018】そこで、ゲート容量Ciss に充電されたエ
ネルギーが所定の値より減少した後、すなわち、ゲート
電圧VGSの正のピーク値が設定値以下になった後にMO
SFET1をオンさせる場合は、制御部7から再び第1
のスイッチング素子SW1 のオン、オフ制御信号が出力
される。例えば、設定値を(1/2)Eとすると、第3
のスイッチング素子SW3 のオン、オフにより、図3に
示すようにゲート電圧VGSが−(1/2)Eになった後
にMOSFET1をオンさせる場合には、第1のスイッ
チング素子SW1 のオン、オフ制御が行われる。そし
て、駆動回路用電源3からエネルギーが供給され、ゲー
ト容量Ciss にはゲート電圧VGSが(3/2)Eとなる
まで充電される。その後は再び第2のスイッチング素子
SW2 と第3のスイッチング素子SW3 とが交互にオ
ン、オフ制御される。
【0019】前記のように、MOSFET1をオンする
毎に駆動回路用電源3からスイッチング用のエネルギー
を供給する必要がなく、一度供給されたエネルギーが繰
り返し使用されるため、消費電力が減少する。又、共振
コイル4とMOSFET1のゲート容量Ciss との共振
により、駆動回路用電源3の電圧より大きな電圧でゲー
ト容量Ciss に充電が行われるため、駆動回路用電源3
の電圧を従来のものより低くできる。又、従来の駆動回
路の場合よりスイッチング素子の数が3個と多くなって
いるが、各スイッチング素子SW1 ,SW2 ,SW3 は
いずれも電流がゼロの状態でターンオン及びターンオフ
が行われ、ゼロ電流スイッチングとなり、スイッチング
ロスが非常に少なくなる。
【0020】(実施例2)次に第2の実施例を図4に従
って説明する。この実施例では共振コイルを1個にした
点が前記実施例と大きく異なっている。MOSFET1
のゲートにはそのゲート容量Ciss と共振するための共
振コイル8が接続されている。駆動回路用電源3に接続
された第1のスイッチング素子SW1 と前記共振コイル
8との間には、第1のダイオードD1 がカソード側が共
振コイル8に接続された状態で接続されている。第1の
スイッチング素子SW1 と第1のダイオードD1 との接
続点cと接地間には、第2のスイッチング素子SW2 が
接続されている。前記第1のダイオードD1 と共振コイ
ル8との接続点dに第2のダイオードD2 のアノードが
接続されている。第2のダイオードD2 のカソードは一
端が接地された第3のスイッチング素子SW3 の他端に
接続されている。
【0021】すなわち、この実施例では共振コイル8が
第1のスイッチング素子SW1 あるいは第2のスイッチ
ング素子SW2 がオン状態のときMOSFET1のゲー
ト容量と共振する共振コイルと、第3のスイッチング素
子SW3 がオン状態のときMOSFET1のゲート容量
と共振する共振コイルの両方の役割を果たすようになっ
ている。なお、電圧検出部6及び制御部7は前記実施例
と同じである。又、負荷及びゲート容量は図示を省略し
てある。
【0022】従って、この実施例では第1のスイッチン
グ素子SW1 あるいは第2のスイッチング素子SW2 が
オン状態のとき、MOSFET1のゲート容量Ciss と
共振コイル8との共振により、ゲート電流IG は第1の
ダイオードD1 及び共振コイル8を通ってMOSFET
1のゲートに向かって流れる。一方、第3のスイッチン
グ素子SW3がオン状態のときは、MOSFET1のゲ
ート容量Ciss と共振コイル8との共振により、ゲート
から共振コイル8、第2のダイオードD2 及び第3のス
イッチング素子SW3 を通ってソースへ電流が流れる。
従って、この実施例においても、制御部7から前記実施
例と同様に各スイッチング素子SW1 ,SW2 ,SW3
に対してオン、オフ制御信号が出力されることにより、
前記実施例と同様にMOSFET1がオン、オフ制御さ
れる。
【0023】又、この実施例の構成では1個のMOSF
ET1に必要な共振コイル8が1個のため、複数のMO
SFET1を並列に接続することが容易となり、スイッ
チング素子SW1 ,SW2 ,SW3 を増やさずに複数の
MOSFET1を駆動できる。
【0024】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、MOSFETに代えて接合形のF
ETを使用してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、消
費電力が少なくなるとともに、発熱量を小さくすること
ができるため、放熱フィンの小型化が可能となって装置
全体を小さくできる。又、スイッチング素子の駆動電源
としてプラス及びマイナスの二つの電源を必要とせず、
しかも駆動回路用電源電圧を低くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例の駆動回路を示す
回路図である。
【図2】各スイッチング素子のオン、オフとゲート電圧
との関係を示す図である。
【図3】各スイッチング素子のオン、オフとゲート電圧
及びゲート電流との関係を示すタイムチャートである。
【図4】変更例の駆動回路を示す回路図である。
【図5】従来例の駆動回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1…電界効果トランジスタとしてのMOSFET、2…
負荷、3…駆動回路用電源、4…第1の共振コイル、5
…第2の共振コイル、6…電圧検出部、7…制御部、8
…共振コイル、a,b,c,d…接続点、SW1 …第1
のスイッチング素子、SW2 …第2のスイッチング素
子、SW3 …第3のスイッチング素子、D1 …第1のダ
イオード、D2 …第2のダイオード、V…負荷駆動用の
電源。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレインが負荷を介して負荷駆動用の電
    源に接続されるとともに、ソースが接地され、ゲートに
    印加される電圧に基づいて駆動される電界効果トランジ
    スタと、 駆動回路用電源に接続された第1のスイッチング素子
    と、 前記第1のスイッチング素子がオン状態のとき前記電界
    効果トランジスタのゲート容量と共振する共振コイル
    と、 一端が接地され他端が前記第1のスイッチング素子に接
    続された第2のスイッチング素子と、 前記電界効果トランジスタのゲート側から前記第1のス
    イッチング素子及び第2のスイッチング素子側への電流
    の流れを阻止する第1のダイオードと、 一端が接地された第3のスイッチング素子と、 前記第3のスイッチング素子がオン状態のとき電界効果
    トランジスタのゲート容量と共振する共振コイルと、 前記第3のスイッチング素子側から前記電界効果トラン
    ジスタのゲート側への電流の流れを阻止する第2のダイ
    オードと、 前記電界効果トランジスタのゲート電圧を検出する電圧
    検出部と、 前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素
    子のいずれか一方と第3のスイッチング素子とに交互に
    オン、オフ制御信号を出力するとともに、前記電圧検出
    部の検出信号に基づいて第1のスイッチング素子及び第
    2のスイッチング素子のスイッチングの選択を行う制御
    部とを備えた電界効果トランジスタスイッチの駆動回
    路。
  2. 【請求項2】 前記第1のスイッチング素子がオン状態
    のとき前記電界効果トランジスタのゲート容量と共振す
    る共振コイルと、前記第3のスイッチング素子がオン状
    態のとき電界効果トランジスタのゲート容量と共振する
    共振コイルとは同じものである請求項1に記載の電界効
    果トランジスタスイッチの駆動回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7868683B2 (en) 2008-08-12 2011-01-11 Infineon Technologies Ag Switch using an accelerating element

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7868683B2 (en) 2008-08-12 2011-01-11 Infineon Technologies Ag Switch using an accelerating element

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