JPH0525151A - γ‐ブチロラクトンの製造方法 - Google Patents

γ‐ブチロラクトンの製造方法

Info

Publication number
JPH0525151A
JPH0525151A JP3201067A JP20106791A JPH0525151A JP H0525151 A JPH0525151 A JP H0525151A JP 3201067 A JP3201067 A JP 3201067A JP 20106791 A JP20106791 A JP 20106791A JP H0525151 A JPH0525151 A JP H0525151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
butyrolactone
butanediol
reaction
hydrogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3201067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3080703B2 (ja
Inventor
Tatsumi Ichiki
達美 市来
Shigesato Mori
薫里 森
Sadakatsu Suzuki
貞勝 鈴木
Hiroshi Ueno
廣 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Tonen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tonen Corp filed Critical Tonen Corp
Priority to JP03201067A priority Critical patent/JP3080703B2/ja
Publication of JPH0525151A publication Critical patent/JPH0525151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3080703B2 publication Critical patent/JP3080703B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】 【目的】副生成物を抑制し、高収率でかつ選択率の高い
γ‐ブチロラクトンの製造方法を提供する 【構成】銅、クロム、ならびにナトリウムおよび/また
はカリウムを含む触媒の存在下に、気相で、1,4−ブ
タンジオールを接触脱水素することによる、γ‐ブチロ
ラクトンの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、γ‐ブチロラクトンの
製造方法に関し、さらに詳しくは、1,4−ブタンジオ
ールを、触媒の存在下に気相で接触脱水素してγ‐ブチ
ロラクトンを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】γ‐ブチロラクトンは溶剤として、また
N−メチルピロリドンなどのピロリドン類の製造の際の
中間原料として有用な化合物である。したがって、γ‐
ブチロラクトンの安価でかつ効率の良い製造方法の開発
が強く望まれている。
【0003】従来、γ‐ブチロラクトンの製造方法とし
ては、(1) 1,4−ブタンジオールを、パラジウム、白
金、銀などの触媒の存在下に酸化脱水素する方法、(2)
無水マレイン酸またはそのエステルを触媒の存在下に接
触水素化する方法、(3) 1,4−ブタンジオールを、C
u‐Cr系触媒の存在下に脱水素する方法等が知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(1) の
方法は、触媒が低活性であるとともに、γ‐ブチロラク
トンの選択率が低いという問題点を有しており、また
(2) の方法は液相および気相反応とも触媒ライフが短い
という問題点を有している。(3) の方法は一般的に行わ
れている方法であるが、テトラヒロドフラン等の副生物
が生成するために、γ‐ブチロラクトンの収率、選択率
が必ずしも良好ではないという問題点を有している。C
u‐Cr系触媒については、さらにMnやZnを添加し
たり(特開昭61-246173 号公報)、MnおよびBaを添
加したりする(特願平2-28214 号)等の検討もなされて
いるが、いずれも満足のいくものとはいえない。
【0005】そこで本発明は、副生成物を抑制し、高収
率でかつ選択率の高いγ‐ブチロラクトンの製造方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、気相にお
ける1,4−ブタンジオールの接触脱水素によるγ‐ブ
チロラクトンの製造方法について鋭意検討を重ねた結
果、Cu−Cr系の触媒として、Cu−CrにさらにN
aおよび/またはKを含む触媒を使用して反応させる
と、副生成物が抑制され、高収率でかつ選択率が高くγ
‐ブチロラクトンを製造できることを見出した。
【0007】すなわち本発明は、気相で1,4−ブタン
ジオールを接触脱水素してγ‐ブチロラクトンを製造す
る方法において、銅、クロム、ならびにナトリウムおよ
び/またはカリウムを含む触媒の存在下に反応を行うこ
とを特徴とするγ‐ブチロラクトンの製造方法を提供す
るものである。
【0008】本発明の方法で使用する触媒は、Cuおよ
びCrの他に、Naおよび/またはKを含む。Naおよ
びK以外のアルカリ金属(Li、Rb、Cs等)は使用
に適さない。Cu/Crの原子比は0.4〜1.8であ
るのが好ましく、さらに好ましくは0.8〜1.4であ
る。NaおよびKはアルカリ金属として、CuおよびC
rの和100重量部に対して好ましくは0.1〜10重
量部、さらに好ましくは0.5〜7重量部含まれる。こ
の他に少量のSiを、CuおよびCrの和100重量部
に対して10重量部まで含むことができる。
【0009】上記のような触媒は、例えば次のようにし
て製造することができる。まず、Cu源として、例えば
硝酸銅、硫酸銅、塩化銅、酢酸銅等を、Cr源として重
クロム酸塩(例えばNa2 Cr2 7 )、クロム酸塩、
硝酸クロム等を使用できる。また、Naおよび/または
K源としては特に制限はなく、炭酸塩、ケイ酸塩(水ガ
ラス)、硫酸塩、水酸化物等を使用できる。Crを含む
溶液をアンモニアで塩基性にして、これと、Cuを含む
溶液とを混合して沈殿を生成させる。
【0010】得られた沈殿を濾別、水洗、乾燥した後、
300〜400℃で熱分解する。得られた粉体を稀酸水
溶液で洗い、さらに水洗し、乾燥する。得られた触媒前
駆体に、Naおよび/またはKを含む化合物を添加し、
乾燥し、400〜500℃で焼成する。Naおよび/ま
たはKの添加の時期に制限はないが、アルカリ金属の水
溶性が高いことから、上記の沈殿生成後に、水洗、乾燥
をおこなってから、またその後焼成してから添加するの
が普通である。その後、必要であれば黒鉛等の成形助剤
を添加して成形機を用いて所定の形状に成形する。得ら
れた触媒中の各成分は酸化物の形として存在している。
【0011】触媒の還元は、例えば、3体積%程度の水
素を含む窒素ガスを触媒に対して、常温常圧換算でのガ
ス空間速度(G.H.S.V.、以下G.H.S.V.はすべて常温、常
圧換算値で示す)4000〜8000時間-1程度で数Kg
/cm2 Gの加圧下、昇温して、140〜160℃にて、
触媒床の発熱が観測されなくなるまで流通し、さらに水
素濃度と温度を徐々に上げ、100体積%として、触媒
床温度200℃にて数時間流通することにより行う。
【0012】1,4−ブタンジオールと水素との混合気
体と触媒との接触は、従来知られている方法のなかから
適宜選択できる。例えば、混合気体と触媒とを固定床方
式で接触させる方法、移動床方式で接触させる方法、流
動床方式で接触させる方法などを採用することができ
る。また場合によっては、混合気体と触媒を回分方式で
接触させることもできる。
【0013】本発明にかかる反応は、次式(化1):
【0014】
【化1】 で示される平衡反応である。上記の平衡は、高温、低圧
および低水素/1,4−ブタンジオール(体積比)の方
がγ‐ブチロラクトンの生成に有利である。反応温度が
高すぎると、コークの生成および銅金属粒子のシンタリ
ングなどの問題が生じ、触媒の寿命が短くなり、また、
副反応の進行によりγ‐ブチロラクトンの選択率が低下
する。しかし、本発明の方法は副反応を抑制することが
できるので、従来よりも高い温度においても反応を行う
ことができる。反応温度は好ましくは150〜300
℃、さらに好ましくは190〜270℃である。また、
反応圧力は低い方がγ‐ブチロラクトンの生成に有利で
あるが、平衡がγ‐ブチロラクトン側にある範囲では加
圧した方がγ‐ブチロラクトンの生成速度が早くなり、
したがって高収率でγ‐ブチロラクトンを得ることがで
きる。このため、本発明における反応は数Kg/cm2 G程
度の加圧下で行うことが好ましい。具体的には反応圧力
は好ましくは0〜8Kg/cm2 G、さらに好ましくは0.
5〜4Kg/cm2 Gである。また、水素/1,4−ブタン
ジオール比は低い方がγ‐ブチロラクトンの生成には有
利であるが、系に水素が存在しないと触媒ライフが短く
なることおよび系を気相に保つために希釈剤が必要であ
ることにより、本発明における反応は適度の水素/1,
4−ブタンジオール比で行うのが好ましい。具体的には
水素/1,4−ブタンジオール比(モル比)は少なくと
も系を気相に保てる値、すなわち0.5〜10とするこ
とが好ましく、さらに好ましくは2〜6とする。また、
1,4−ブタンジオールの重量空間速度(W.H.S.V.) は
0.2〜16時間-1であるのが好ましく、さらに好まし
くは0.4〜6.0時間-1である。
【0015】
【作用】上記(化1)で示される平衡反応においては、
反応温度が高すぎると、次式(化2):
【0016】
【化2】 で示される副反応が進行しやすくなり、γ‐ブチロラク
トンの選択率が低下してしまう。この副反応は脱水反応
であり、Cu−Cr系触媒上に存在する酸点がこの反応
を触媒しているものと考えられている。本発明において
は、上記したように、触媒中に塩基性のアルカリ金属で
あるNaやKが含まれているので、上記(化1)の脱水
素反応の活性を保持したまま、副反応である(化2)の
脱水反応のみを抑制することができる。このため、反応
を高温で行っても、γ‐ブチロラクトンの選択率が低下
することがなく、1,4−ブタンジオールの平衡転化率
を上げることができ、γ‐ブチロラクトンを高収率で得
ることができると推測される。しかし、NaとK以外の
アルカリ金属を含んだCu−Cr系触媒を用いても、本
発明の効果は発揮されない。これは、Liでは塩基性が
弱いのでCu−Cr系触媒の酸性質を制御する効果がほ
とんどなく、またRb、Cs等では塩基性が強すぎるた
め、副生物(THF)の生成反応は抑制されるものの、
目的とする脱水素反応の活性を著しく低下させてしまう
ためと考えられる。
【0017】
【実施例】以下の実施例により、本発明をさらに詳しく
説明する。比較例1 Na2 Cr2 7 ・2H2 O 178.3gを蒸留水9
00mlに溶解し、この溶液に28%アンモニア水22
5mlを加えた。これを溶液aとする。
【0018】Cu(NO3 2 ・3H2 O 260.1
gを蒸留水900mlに溶解させ、80℃に加熱した。
この溶液を溶液bとする。
【0019】溶液aに、撹拌しながら溶液bを加え、生
じた沈殿物を濾別し、水洗、乾燥した後粉砕し、これを
350℃で熱分解した。得られた粉体を10%酢酸水溶
液で洗浄し、水洗し、乾燥し、触媒前駆体を得た。この
触媒前駆体を450℃で3時間焼成したものに、さらに
黒鉛を0.5重量%添加して、これをペレットに成形し
た。得られた触媒(酸化形)の組成を蛍光X線分析にて
調べたところ、Cu36.2重量%、Cr 33.3重
量%であった。
【0020】この触媒(酸化形)2.5gをSUS31
6製固定床反応器(径15mm、長さ600mm)に充填
し、窒素気流中で5Kg/cm2 Gに加圧、120℃まで昇
温した。その後、窒素中に水素を3体積%加え、触媒の
還元を開始した。この時の全ガス流量はG.H.S.V.720
0時間-1であった。還元による発熱が見られないことを
確認しながら、温度を徐々に上げ、150℃とした。さ
らに発熱が見られないことを確認しながら水素濃度を増
加させ、30体積%とし、さらに温度、水素濃度のいず
れかを徐々に上げて、最終的に200℃水素濃度100
体積%とした。ここで発熱がないことを確認して還元終
了とした。この触媒を次の反応に供した。
【0021】まず、反応器を230℃に加熱し、1,4
−ブタンジオールおよび水素を、1,4−ブタンジオー
ル1モルに対して水素4モルの割合で、4Kg/cm2 Gの
加圧下、1,4−ブタンジオールの重量空間速度(W.H.
S.V.)3.0時間-1の条件下で流通し、脱水素反応を行
った。生成物をガスクロマトグラフィーにより分析し
た。結果を表1に示す。実施例1 比較例1において焼成前の触媒前駆体10gに、少量の
水に溶解したNa2 CO3 0.62gを添加したもの
を乾燥した後、450℃で3時間焼成した。これにさら
に黒鉛を0.5重量%添加して、ペレットに成形した。
得られた触媒(酸化形)の組成を蛍光X線分析にて調べ
た。その組成を表1に示す。
【0022】この触媒(酸化形)を比較例1と同様にし
て還元した後、比較例1と同様にして、1,4−ブタン
ジオールの脱水素反応に使用した。ただし、反応温度は
230℃および270℃で行った。それぞれの生成物の
ガスクロマトグラフィー分析の結果を表1に示す。実施例2 Na2 CO3 の代わりにK2 CO3 0.50gを添加
した以外は実施例1と同様にして触媒(酸化形)を調製
した。その組成を表1に示す。
【0023】この触媒(酸化形)を比較例1と同様にし
て還元した後、比較例1と同様にして1,4−ブタンジ
オールの脱水素反応に使用した。ただし、反応温度は2
30℃および270℃で行った。それぞれの結果を表1
に示す。実施例3 Na2 CO3 の代わりにケイ酸ナトリウム(水ガラス1
号)2.59gを添加した以外は実施例1と同様にして
触媒(酸化形)を調製した。その組成を表1に示す。
【0024】この触媒(酸化形)を比較例1と同様にし
て還元した後、比較例1と同様にして1,4−ブタンジ
オールの脱水素反応に使用した。ただし、反応温度は2
30℃および270℃で行った。それぞれの結果を表1
に示す。実施例4 Na2 CO3 の代わりにケイ酸カリウム(水ガラス4
号)3.90gを添加した以外は実施例1と同様にして
触媒(酸化形)を調製した。その組成を表1に示す。
この触媒(酸化形)を比較例1と同様にして還元した
後、比較例1と同様にして1,4−ブタンジオールの脱
水素反応に使用した。ただし、1,4−ブタンジオール
のW.H.S.V.は3時間-1および9時間-1で行った。それぞ
れの結果を表1に示す。比較例2 Na2 CO3 の代わりにLi2 CO3 0.31gを添
加した以外は実施例1と同様にして触媒(酸化形)を調
製した。その組成を表1に示す。
【0025】この触媒(酸化形)を比較例1と同様にし
て還元した後、比較例1と同様にして1,4−ブタンジ
オールの脱水素反応に使用した。ただし、1,4−ブタ
ンジオールのW.H.S.V.は3時間-1および9時間-1で行っ
た。それぞれの結果を表1に示す。比較例3 Na2 CO3 の代わりにRb2 CO3 1.14gを添
加した以外は実施例1と同様にして触媒(酸化形)を調
製した。
【0026】この触媒(酸化形)を比較例1と同様にし
て還元した後、比較例1と同様にして1,4−ブタンジ
オールの脱水素反応に使用したところ、1,4−ブタン
ジオールの転化率、γ‐ブチロラクトンの選択率共に低
く、かつ経時劣化も激しく、実用には供せないことが分
かった。
【0027】
【表1】 参考例 Cu−Cr系触媒へのアルカリ金属(Na、K)添加に
より、テトラヒドロフラン等の副生物の生成が抑制され
たのは、アルカリ金属(Na、K)により触媒の酸強度
および酸量が減少したためと考えられる。この点を明ら
かにするために、ピリジンの昇温脱離法(TPD)を行
い、触媒の酸性質を測定した。測定法を以下に示す。こ
こで使用した触媒は、比較例1で製造したCu−Cr触
媒(aおよびa´)、実施例1で製造したCu−Cr−
Na触媒(b)、実施例3で製造したCu−Cr−Na
触媒(b´)である。 測定方法 触媒(30〜100メッシュ)0.3gを石英管につめ
て測定を行った。まず、前処理として、水素気流下、2
0℃/分で100℃まで昇温し、その後5℃/分で25
0℃まで昇温して2時間保持し、還元を行った。ピリジ
ン吸着は、窒素気流下、200℃で行い、その後窒素を
流したまま200℃で数時間保持した。昇温脱離は10
℃/分で200℃から950℃まで昇温し、脱離してく
るピリジンをガスクロマトグラフィーのFIDで検出し
た。
【0028】結果を図1〜2に示す。Cu−Cr触媒
(aおよびa´)に対して、アルカリ金属(Na)を添
加した(b)および(b´)は、いずれの触媒も全体の
酸量が減少した。特に500〜600℃の高温側のピー
クが、アルカリ金属(Na)の添加によりほとんど消失
しており、酸強度も弱められていることがわかった。
【0029】このように、アルカリ金属(Na)を添加
したCu−Cr系触媒では、触媒の酸性質が変化してい
ることがTPD測定により確認できた。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、副生成物を抑制し、高
収率でかつ選択率の高いγ‐ブチロラクトンの製造方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ピリジンの昇温脱離法(TPD)によ
る、触媒のTPDプロファイルを示す。
【図2】図2は、ピリジンの昇温脱離法(TPD)によ
る、触媒のTPDプロファイルを示す。
【符号の説明】
aおよびa´は比較例1で製造したCu−Cr触媒、b
は実施例1で製造したCu−Cr−Na触媒、b´は実
施例3で製造したCu−Cr−Na触媒をそれぞれ使用
した場合を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 廣 埼玉県入間郡大井町西鶴ケ岡一丁目3番1 号 東燃株式会社総合研究所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 気相で1,4−ブタンジオールを接触脱
    水素してγ‐ブチロラクトンを製造する方法において、
    銅、クロム、ならびにナトリウムおよび/またはカリウ
    ムを含む触媒の存在下に反応を行うことを特徴とするγ
    ‐ブチロラクトンの製造方法。
JP03201067A 1991-07-17 1991-07-17 γ‐ブチロラクトンの製造方法 Expired - Fee Related JP3080703B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03201067A JP3080703B2 (ja) 1991-07-17 1991-07-17 γ‐ブチロラクトンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03201067A JP3080703B2 (ja) 1991-07-17 1991-07-17 γ‐ブチロラクトンの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0525151A true JPH0525151A (ja) 1993-02-02
JP3080703B2 JP3080703B2 (ja) 2000-08-28

Family

ID=16434838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03201067A Expired - Fee Related JP3080703B2 (ja) 1991-07-17 1991-07-17 γ‐ブチロラクトンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3080703B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1081948C (zh) * 1997-12-16 2002-04-03 中国石油化工集团公司 1,4-丁二醇气相脱氢制γ-丁内酯的催化剂
JP2003508392A (ja) * 1999-09-01 2003-03-04 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト ガンマ−ブチロラクトンの製法
KR100464621B1 (ko) * 1996-12-30 2005-04-06 에스케이 주식회사 감마부티로락톤(r-Butyrolactone)의제조방법
CN116272984A (zh) * 2023-03-01 2023-06-23 陕西延长石油(集团)有限责任公司 一种催化1,4-丁二醇脱氢制备γ-丁内酯的催化剂及其制备方法与应用

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100464621B1 (ko) * 1996-12-30 2005-04-06 에스케이 주식회사 감마부티로락톤(r-Butyrolactone)의제조방법
CN1081948C (zh) * 1997-12-16 2002-04-03 中国石油化工集团公司 1,4-丁二醇气相脱氢制γ-丁内酯的催化剂
JP2003508392A (ja) * 1999-09-01 2003-03-04 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト ガンマ−ブチロラクトンの製法
CN116272984A (zh) * 2023-03-01 2023-06-23 陕西延长石油(集团)有限责任公司 一种催化1,4-丁二醇脱氢制备γ-丁内酯的催化剂及其制备方法与应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP3080703B2 (ja) 2000-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0336571B2 (ja)
US5210229A (en) Process for the preparation of gamma-butyrolactone
JPH09508918A (ja) ガンマ−ブチロラクトンの製造方法
US4232171A (en) Process for producing methyl formate
JP3080703B2 (ja) γ‐ブチロラクトンの製造方法
JPH04305541A (ja) 四塩化炭素からのクロロホルムの製造方法及びそれに使用する触媒組成物
JP3124347B2 (ja) γ‐ブチロラクトンの製造方法
JPH0987217A (ja) エタノールの製造方法
JP3173860B2 (ja) γ‐ブチロラクトンの製造方法
JP2874016B2 (ja) γ―ブチロラクトンの製造法
JPH09221437A (ja) エタノールの製造方法
JPH07285898A (ja) 1,4−ブタンジオ−ルの製造方法
KR100190680B1 (ko) γ-부티롤락톤 제조방법
JPH0456015B2 (ja)
JPH03106445A (ja) アンモニア製造用触媒、及びその調製方法
JPH03232875A (ja) γ−ブチロラクトンの製造方法
JP3801352B2 (ja) 酸化触媒の製造方法及び酸化触媒並びに炭化水素の脱水素方法
JPH0237329B2 (ja)
US4272451A (en) Acetonitrile process with improved catalysts
JP4095724B2 (ja) 銅を含有する触媒の活性化方法並びにテトラヒドロ−2h−ピラン−2−オン及び/又は3,4−ジヒドロ−2h−ピランの製造法
JP3137200B2 (ja) フェノール製造用触媒およびフェノールの製造方法
JPH04277029A (ja) フェノール製造用触媒およびフェノールの製造方法
JP2000342969A (ja) 水素の選択的酸化触媒、水素の選択的酸化方法及び炭化水素の脱水素方法
JPS62129227A (ja) メタンの部分酸化によるエタン、エチレンの製造方法
JPH06298678A (ja) 水素の選択的酸化方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees