JPH05250400A - 差分絶対値演算回路 - Google Patents
差分絶対値演算回路Info
- Publication number
- JPH05250400A JPH05250400A JP4048161A JP4816192A JPH05250400A JP H05250400 A JPH05250400 A JP H05250400A JP 4048161 A JP4048161 A JP 4048161A JP 4816192 A JP4816192 A JP 4816192A JP H05250400 A JPH05250400 A JP H05250400A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adder
- subtractor
- absolute value
- sign bit
- selector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Complex Calculations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速な処理が実現できる差分絶対値演算回路
を得る。 【構成】 図1に示すように、2つのオペランドA,B
をそれぞれ入力する加減算器をパラレルに2個用意し、
得られた2つのデータの一方を選択して出力するセレク
タを備える。
を得る。 【構成】 図1に示すように、2つのオペランドA,B
をそれぞれ入力する加減算器をパラレルに2個用意し、
得られた2つのデータの一方を選択して出力するセレク
タを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2つのオペランドの
差分絶対値を高速に処理する差分絶対値演算回路に関す
るものである。
差分絶対値を高速に処理する差分絶対値演算回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の差分絶対値演算回路を示す
回路図である。図において、1,2は2つのオペランド
A,Bの入力端子、3は差分絶対値の演算結果を出力す
る出力端子、4は2つのオペランドA,Bの差を演算す
る加減算器、7は4で得られた差分データを反転するイ
ンバータ回路、8は7で得られた反転データに1を加え
るインクリメンタ、6は4で得られた差分データと8で
得られたデータとを4で得られた差分データの符号ビッ
トによってどちらかを出力するセレクタである。
回路図である。図において、1,2は2つのオペランド
A,Bの入力端子、3は差分絶対値の演算結果を出力す
る出力端子、4は2つのオペランドA,Bの差を演算す
る加減算器、7は4で得られた差分データを反転するイ
ンバータ回路、8は7で得られた反転データに1を加え
るインクリメンタ、6は4で得られた差分データと8で
得られたデータとを4で得られた差分データの符号ビッ
トによってどちらかを出力するセレクタである。
【0003】次に動作について説明する。入力端子1に
オペランドAが、入力端子2にオペランドBが入力され
ると、加減算器4では(A−B)が演算されて出力され
る。この演算結果がインバータ回路7によって反転され
て反転(A−B)が出力される。これがインクリメンタ
8によって(+1)されるので反転(A−B)+1が出
力される。セレクタ6では加減算器4の出力データの符
号ビットによって、すなわち符号ビットが0(A−B≧
0のとき)のときには加減算器4の出力データ(A−
B)を、符号ビットが1(A−B<0のとき)のときに
はインクリメンタ8の出力データ反転(A−B)+1を
出力する。以上より、出力端子3には必らず0または正
の値が出力され、絶対値演算となる。
オペランドAが、入力端子2にオペランドBが入力され
ると、加減算器4では(A−B)が演算されて出力され
る。この演算結果がインバータ回路7によって反転され
て反転(A−B)が出力される。これがインクリメンタ
8によって(+1)されるので反転(A−B)+1が出
力される。セレクタ6では加減算器4の出力データの符
号ビットによって、すなわち符号ビットが0(A−B≧
0のとき)のときには加減算器4の出力データ(A−
B)を、符号ビットが1(A−B<0のとき)のときに
はインクリメンタ8の出力データ反転(A−B)+1を
出力する。以上より、出力端子3には必らず0または正
の値が出力され、絶対値演算となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の差分絶対値演算
回路は以上のように構成されているので、加減算器で処
理した後にインクリメンタで処理しなければならず、演
算時間が遅くなるという問題点があった。
回路は以上のように構成されているので、加減算器で処
理した後にインクリメンタで処理しなければならず、演
算時間が遅くなるという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、高速に差分絶対値を処理できる
差分絶対値演算回路を得ることを目的とする。
ためになされたもので、高速に差分絶対値を処理できる
差分絶対値演算回路を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る差分絶対
値演算回路は、2つのオペランドA,Bをそれぞれ入力
する加減算器をパラレルに2個用意し、得られた2つの
データをセレクタにより、一方を選択して出力するもの
である。
値演算回路は、2つのオペランドA,Bをそれぞれ入力
する加減算器をパラレルに2個用意し、得られた2つの
データをセレクタにより、一方を選択して出力するもの
である。
【0007】
【作用】この発明における差分絶対値演算回路は、加減
算器をパラレルに2個用意することにより、高速に演算
をする。
算器をパラレルに2個用意することにより、高速に演算
をする。
【0008】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1,2は2つのオペランドA,B
の入力端子、3は差分絶対値の演算結果を出力する出力
端子、4,5は2つのオペランドA,Bの差を演算する
加減算器、6は4で得られた差分データと5で得られた
差分データとを4で得られた差分データの符号ビットに
よってどちらかを出力するセレクタである。
する。図1において、1,2は2つのオペランドA,B
の入力端子、3は差分絶対値の演算結果を出力する出力
端子、4,5は2つのオペランドA,Bの差を演算する
加減算器、6は4で得られた差分データと5で得られた
差分データとを4で得られた差分データの符号ビットに
よってどちらかを出力するセレクタである。
【0009】次に動作について説明する。入力端子1に
オペランドAが、入力端子2にオペランドBが入力され
ると、加減算器4では(A−B)が演算され、加減算器
5では(B−A)が演算されて出力される。セレクタ6
では加減算器4の出力データの符号ビットによって、す
なわち符号ビットが0(A−B≧0のとき)のときには
加減算器4の出力データ(A−B)を、符号ビットが1
(A−B<0のとき)のときには加減算器5の出力デー
タ(B−A)を出力する。以上より、出力端子3には必
らず0または正の値が出力され、絶対値演算となる。
オペランドAが、入力端子2にオペランドBが入力され
ると、加減算器4では(A−B)が演算され、加減算器
5では(B−A)が演算されて出力される。セレクタ6
では加減算器4の出力データの符号ビットによって、す
なわち符号ビットが0(A−B≧0のとき)のときには
加減算器4の出力データ(A−B)を、符号ビットが1
(A−B<0のとき)のときには加減算器5の出力デー
タ(B−A)を出力する。以上より、出力端子3には必
らず0または正の値が出力され、絶対値演算となる。
【0010】実施例2.なお、上記実施例1では、セレ
クタ6の制御を加減算器4の出力データの符号ビットに
よって行なったが、加減算器5の出力データの符号ビッ
トによって行なってもよい。この場合、セレクタ6の制
御のしかたを逆にする必要がある。
クタ6の制御を加減算器4の出力データの符号ビットに
よって行なったが、加減算器5の出力データの符号ビッ
トによって行なってもよい。この場合、セレクタ6の制
御のしかたを逆にする必要がある。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば2つの
オペランドA,Bをそれぞれ入力する加減算器をパラレ
ルに2個用意し、得られた2つのデータをセレクタによ
り、一方を選択して出力するように構成したので、高速
な処理が実現できる効果がある。
オペランドA,Bをそれぞれ入力する加減算器をパラレ
ルに2個用意し、得られた2つのデータをセレクタによ
り、一方を選択して出力するように構成したので、高速
な処理が実現できる効果がある。
【図1】この発明の実施例1による差分絶対値演算回路
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図2】従来の差分絶対値演算回路を示す回路図であ
る。
る。
1 第1の入力端子 2 第2の入力端子 3 出力端子 4 第1の加減算器 5 第2の加減算器 6 セレクタ 7 インバータ 8 インクリメンタ
Claims (1)
- 【請求項1】 2の補数形式で表された2つのnビット
のオペランドAとBについて、減算A−Bを演算する第
1の加減算器と、減算B−Aを演算する第2の加減算器
と、前記第1の加減算器または前記第2の加減算器の演
算で与えられる符号ビットによって、前記第1の加減算
器の演算結果あるいは前記第2の加減算器の演算結果を
出力するセレクタとを備えたことを特徴とする差分絶対
値演算回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4048161A JPH05250400A (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 差分絶対値演算回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4048161A JPH05250400A (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 差分絶対値演算回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05250400A true JPH05250400A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12795664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4048161A Pending JPH05250400A (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 差分絶対値演算回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05250400A (ja) |
-
1992
- 1992-03-05 JP JP4048161A patent/JPH05250400A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0479013B2 (ja) | ||
JPH07193467A (ja) | アダプティブフィルタ修正係数演算回路 | |
JP3345894B2 (ja) | 浮動小数点乗算器 | |
JPS60140422A (ja) | 演算処理装置 | |
JPH05250400A (ja) | 差分絶対値演算回路 | |
JPH04256016A (ja) | 2の補数の乗算器を無符号数の乗算を行うように修正する方法および装置 | |
JPS62197868A (ja) | パイプライン構成の直線近似変換回路 | |
JPS5966790A (ja) | 演算回路 | |
JP2901463B2 (ja) | 加算装置 | |
KR0176883B1 (ko) | 복소수 승산기 | |
JPH0443427A (ja) | 算術論理演算器 | |
JPH04148231A (ja) | 演算回路 | |
JPH10333885A (ja) | 乗算回路 | |
JPH04246722A (ja) | 加減算器 | |
JPH0580978A (ja) | 演算処理回路 | |
JPH04252330A (ja) | 浮動小数点加減算処理方式 | |
JPS63310023A (ja) | 符号付固定小数点乗算装置 | |
JPH0439725A (ja) | 演算回路 | |
JPH04167170A (ja) | 乗加算演算回路 | |
JPH11312076A (ja) | 10進演算装置 | |
JPH0553768A (ja) | 除算器 | |
JPS63100536A (ja) | 加算回路 | |
JPH0239233A (ja) | 浮動小数点加算器 | |
JPH05334048A (ja) | 加減算器 | |
JPS6398071A (ja) | 演算回路 |