JPH0524861Y2 - - Google Patents

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JPH0524861Y2
JPH0524861Y2 JP13940985U JP13940985U JPH0524861Y2 JP H0524861 Y2 JPH0524861 Y2 JP H0524861Y2 JP 13940985 U JP13940985 U JP 13940985U JP 13940985 U JP13940985 U JP 13940985U JP H0524861 Y2 JPH0524861 Y2 JP H0524861Y2
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JP
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hydraulic
pressure
oil tank
chambers
end chamber
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JP13940985U
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は油圧アクチユエータのシフト打音防止
装置に関するものである。
[従来の技術] 例えば、実開昭60−8551号公報に開示されるよ
うに、一般的な車両に備えられているクラツチ機
構と歯車変速機のコントロールロツドとを3個の
油圧アクチユエータを用いて操作するようにし、
これらの油圧アクチユエータを作動をアクセルペ
ダルと機関の回転数に相当する電気信号を入力と
するマイクロコンピユータの出力信号により制御
する自動変速機が提案されている。
このような油圧アクチユエータには、往復動型
のものまたは3位置に制御されるものが用いられ
ているが、いずれにしても車両への搭載スペース
との関係で小型のものが用いられ、特に負荷の大
きいクラツチ操作用油圧アクチユエータには約35
〜50Kg/cm2の油圧が使用される、しかし、油圧が
高いとピストンが作動してシリンダの端壁に当る
時打音が発生し、これが運転者に不快感を与え
る。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案の目的は上述の問題に鑑み、シリンダの
端室へ供給される油圧が打音を発生するような圧
力に超える前にこれを油タンク開放することによ
り、衝撃による打音を防止する油圧アクチユエー
タのシフト打音防止装置を提供することにある。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成は圧
アクチユエータの両端液室に開閉弁を介して油圧
源を接続するとともに、前記両端室と油タンクと
の間に両端室から油タンクへの流れを許す逆止弁
を備えたものである。
[作用] シリンダの端室9,14へ供給される油圧は、
ピストン10,12のシフト量に応じてこのピス
トン10,12に作用する負荷が増大するから油
圧も高くなる。したがつて、端室9,14の油圧
が所定の値を超えたを逆止弁を介して油タンク2
へ戻すことにより、端室9,14へ供給される油
圧が制限され、ピストン10,12が端壁に当る
衝撃音が抑えられる。各油圧アクチユエータへ供
給される油圧は蓄圧器に蓄えられ、35〜50Kg/cm2
に維持される。
[考案の実施例] 本考案を実施例に基づいて説明する。第1図に
示すように、3位置アクチユエータAはシリンダ
6に小径ピストン10が嵌合する端室9と大径ピ
ストン12が嵌合する端室14とが区画され、大
径ピストン12の穴13にロツド8の一端部が嵌
合される一方、他端部はシリンダ6から外方へ突
出される。そして、小径シリンダと大径シリンダ
との段部22の空間は外部へ、具体的には油タン
ク2へ連通される。油圧源1すなわち油圧ポンプ
には必要により蓄圧器5が接続され、この蓄圧器
5から電磁切換弁3を経て端室9へ、また電磁切
換弁3aを経て端室14へ圧油が供給されるとと
もに、前記電磁切換弁3,3aを図示の状態に切
換えると、端室9,14がそれぞれ油タンク2へ
接続される。このような構成は従来のものと同様
である。
本考案によれば、端室9,14がそれぞれ逆止
弁4,4aを含むバイパス通路21を経て油タン
ク2に接続される。
次に、本考案による油圧アクチユエータのシフ
ト打音防止装置の作動について説明する。第1図
に示すように、電磁切換弁3,3aがそれぞれ端
室9,14を油タンク2に連通している状態で
は、ロツド8は外力により自由に操作することが
できる。これをロツクする場合には、電磁切換弁
3,3aを図示の状態から切り換えて、油圧源1
に接続すれば、端室14の油圧により大径ピスト
ン12が段部22に押し付けられ、また端室9の
油圧により小径ピストン10が大径ピストン12
へ押し付けられる。
また、電磁切換弁3だけを切り換えて、端室9
を液圧源1に接続すると、小径ピストン10によ
り大径ピストン12が右方へ押されて、端室14
の端壁14aに衝合される。この時、端室9へ供
給される油圧が所定の値(例えば約44Kg/cm2)を
超えると、逆止弁4が開き、油圧がバイパス通路
21を経て油タンク2へ開放される。したがつ
て、大径ピストン12が端壁14aへ当る時の衝
撃音は抑えられる。この衝撃音は端室19の容
積、油圧源1からの油量によつても異なるが、油
圧を44Kg/cm2以下に抑えれば、運転者にとつて感
じない油圧レベルに抑えることができる。
次に、電磁切換弁3を図示の状態に戻し、かつ
電磁切換弁3aを切り換えて、油圧源1を端室1
4に接続すると、端室14の油圧により大径ピス
トン12が段部22に押し付けられ、続いて端室
14からロツド8の端面に作用する油圧により小
径ピストン10が端壁9aに押し付けられる。こ
の時も端室14の油圧が所定の値を超えると、逆
止弁4aが開き、端室14の油圧がバイパス通路
22を経て油タンク2へ開放される。したがつ
て、大径ピストン12が段部22へ当る衝撃音
や、小径ピストン10が端壁9aに当る衝撃音が
緩和される。
なお、上述の実施例では、変速機のシフト操作
やセレクト操作を行う3位置油圧アクチユエータ
の場合について説明したが、本考案はクラツチ機
構を操作する往復動型の油圧または空気圧アクチ
ユエータにも適用することができる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、油圧アクチユエータの
端室に接続される油圧源が、電動機により間歇的
に駆動される油圧ポンプから蓄圧器へ蓄えられる
構成の場合のように、油圧変化が大きく、所定の
値よりも高い油圧が油圧アクチユエータへ加えら
れるような場合でも、端室へ加えられる油圧が所
定の値を超えると、逆止弁を通じて油タンクへ開
放されるので、ピストンが端壁に当る衝撃音を抑
えることができる。しかも、クラツチ機構のレリ
ーズレバーを駆動する負荷のように、シフト量に
応じて次第に負荷が高くなる場合、シフト動作の
初期にはピストンを迅速に作動させることがで
き、負荷に応じて供給される油圧が高くなると、
所定の値以下に抑えられるので、衝撃打音を抑え
ることができる。そして、従来の油圧回路に、両
端室と油タンクを結ぶバイパス通路に逆止弁を備
えるだけのものであるから、構成が簡単で効果的
に衝撃打音を抑えることができる安価な油圧アク
チユエータのシフト打音防止装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る油圧アクチユエータのシ
フト打音防止装置の油圧回路図である。 1……油圧源、3,3a……電磁切換弁、4,
4a……逆止弁、6……シリンダ、9,14……
端室、9a,14a……端壁、10……小径ピス
トン、12……大径ピストン、21……バイパス
通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧アクチユエータの両端液室に開閉弁を介し
    て油圧源を接続するとともに、前記両端室と油タ
    ンクとの間に両端室から油タンクへの流れを許す
    逆止弁を備えたことを特徴とする油圧アクチユエ
    ータのシフト打音防止装置。
JP13940985U 1985-09-13 1985-09-13 Expired - Lifetime JPH0524861Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13940985U JPH0524861Y2 (ja) 1985-09-13 1985-09-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13940985U JPH0524861Y2 (ja) 1985-09-13 1985-09-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6249044U JPS6249044U (ja) 1987-03-26
JPH0524861Y2 true JPH0524861Y2 (ja) 1993-06-23

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