JPH05247700A - ステンレス焼鈍鋼帯の電解デスケーリング方法 - Google Patents
ステンレス焼鈍鋼帯の電解デスケーリング方法Info
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- JPH05247700A JPH05247700A JP4736392A JP4736392A JPH05247700A JP H05247700 A JPH05247700 A JP H05247700A JP 4736392 A JP4736392 A JP 4736392A JP 4736392 A JP4736392 A JP 4736392A JP H05247700 A JPH05247700 A JP H05247700A
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Abstract
リング(脱スケール)処理に際し、処理時間の短縮およ
び光沢のある表面を得る方法を提供する。 【構成】 硫酸ナトリウム水溶液のpHを0〜3に保持
した電解液中で電解処理を行う。更に電解処理中にブラ
シロールを併用することによって脱スケールを迅速に行
う。加えて仕上酸洗(硝酸水溶液中電解または硝酸−フ
ッ酸混合溶液中での浸漬酸洗)を組み合わせることによ
り安定した品質のステンレス鋼板が得られる。
Description
電解デスケーリング法に関するものであって、ステンレ
ス鋼帯の最終焼鈍後の表面酸化皮膜を極めて短時間に電
解デスケーリング(脱スケール)し、光沢のある表面を
得る方法であり、ステンレス鋼帯の製造分野で利用され
る。
解デスケーリング(脱スケール:以下デスケーリングと
呼ぶ)法としては、pH2〜7の硫酸ナトリウム水溶液
もしくは硝酸ナトリウム水溶液を用いて電解処理を行っ
た後、フェライト系ステンレス鋼では硫酸水溶液中もし
くは硝酸水溶液中で電解処理を施す方法およびオーステ
ナイト系ステンレス鋼では硝酸とフッ酸の混合溶液中で
酸洗する方法が公知となっている。しかし、上記の方法
ではステンレス焼鈍鋼帯の電解デスケーリング工程にお
いて、焼鈍酸化スケールを完全にデスケーリングし、肌
荒れがなくスケール残りのない光沢のある清浄な表面を
得るには困難を生じる。
−172599号公報等が知られている。この方法はス
テンレス焼鈍鋼帯を電解デスケーリングする際、ステン
レス鋼種および電解液の条件によって定まるアノード分
極曲線を求め、1.8V(飽和カロメル電極基準)以上
の過不働態領域で電解することにより、電解後もステン
レス鋼本来の光沢ある表面を得ることが可能としてい
る。また、特開平3−207899号公報ではステンレ
ス鋼の素地を溶解することなくスケールのみを効率よく
溶解するために、過不働態領域で酸素が発生する電位よ
りも低い電位で(1.5V飽和カロメル電極基準)電解
処理をすれば良いとし、これを実現するための電解液と
して硝酸イオン、塩素イオン、フッ素イオンおよび硫酸
イオンを含む溶液を提唱している。しかし、これらの方
法ではステンレス鋼において表面に鉄、珪素、チタン、
ニオブ等の酸化物が残存し黄ばみの原因となりステンレ
ス鋼本来の光沢のある表面が得られず完全デスケーリン
グできない。また、多種類の塩類を用いるためその濃度
管理、調製等にリスクがかかり実用上取扱いにくく問題
である。
鈍鋼帯のデスケーリングにおける上記従来技術の問題点
である表面に鉄、珪素、チタン、ニオブ等の酸化物が残
存することに起因する表面光沢の劣化(黄ばみ)および
肌荒れを解消し、完全デスケーリングを極めて短時間に
行うステンレス焼鈍鋼帯の電解デスケーリング方法を提
供することを目的とするものである。
成するために、 (1)ステンレス焼鈍鋼帯のスケールを除去するに際
し、硫酸ナトリウムを含むpH0〜3の水溶液を電解液
として用い、該電解液におけるステンレス鋼の不働態化
電流密度以上の電流密度でステンレス焼鈍鋼帯を電解処
理するデスケーリング方法。 (2)上記(1)の電解処理方法において硫酸ナトリウ
ムの濃度を50〜250g/lとし、液のpHを0〜3
に保定した水溶液を電解液として用い、該電解液におけ
るステンレス鋼の不働態化電流密度以上の電流密度でス
テンレス焼鈍鋼帯を電解処理するデスケーリング方法。 (3)上記各項の電解処理方法において、電解液の液温
を70〜90℃に保定し、該電解液における不働態化電
流密度以上の電流密度でステンレス焼鈍鋼帯を電解処理
するデスケーリング方法。 (4)上記各項の電解処理方法において、硫酸ナトリウ
ム水溶液のpHを硫酸により0〜3に保定した水溶液を
電解液として用い、該電解液におけるステンレス鋼の不
働態化電流密度以上の電流密度でステンレス焼鈍鋼帯を
電解処理するデスケーリング方法。 (5)上記(1)〜(3)の各項の電解処理方法におい
て、フェライト系ステンレス焼鈍鋼帯を処理する場合
は、電解液のpHを1〜3に保定し、液温を70〜90
℃とした電解液を用いて該電解液におけるステンレス鋼
の不働態化電流密度以上の電流密度でステンレス焼鈍鋼
帯を電解処理するデスケーリング方法。 (6)上記各項の電解処理方法において、ステンレス焼
鈍鋼帯の表面にブラシロールをかけながら電解処理する
デスケーリング方法。 (7)フェライト系ステンレス焼鈍鋼帯においては上記
各項記載の方法に引き続いて更に硝酸水溶液中で電解処
理を施すデスケーリング方法。 (8)オーステナイト系ステンレス焼鈍鋼帯においては
上記(1)〜(6)項記載の方法に引き続いて更に硝酸
とフッ酸の混合溶液中に浸漬して処理するデスケーリン
グ方法。 以上の内容を特徴とするステンレス焼鈍鋼帯の電解デス
ケーリング方法を提供するものである。
ールがついたステンレス鋼のアノード分極曲線を測定し
た例を図1に示した。一般に酸化スケールがついた場合
のステンレス鋼をアノード溶解した時、図1中の活性態
領域、不働態領域および過不働態領域の3種の領域の何
れかで金属または酸化スケールの溶解が起こることが知
られている。
解せず主として酸化スケールの下地金属が溶解(活性溶
解)し、ステンレス鋼本来の光沢のある表面が得られ
ず、肌荒れの表面を呈する。また、不働態領域では金属
の溶解は低く抑えられるが酸化スケールの溶解はほとん
ど起こらず迅速にデスケールできない。一方、過不働態
領域では酸化スケールの溶解と下地金属の溶解(過不働
態溶解)および水の電気分解による酸素ガスの発生が同
時に起こる。したがって、酸化スケールの迅速に溶解す
るためには過不働態領域での電解が原理的に必須とな
る。
ケーリングする際、電解電流を制御する方法(定電流
法)が一般的である。したがって、酸化スケールを溶解
せしめ肌荒れのないステンレス鋼本来の光沢のある表面
を得るためには活性態の電流密度(不働態化電流密度)
以上の電流密度で電解することが定電流法においては必
須であり、直接電解、間接電解を問わずステンレス焼鈍
鋼帯がアノードとなる場合にはこの条件を満足すること
が必要である。本発明請求項で「該電解液におけるステ
ンレス鋼の不働態化電流密度以上の電流密度でステンレ
ス焼鈍鋼帯を電解処理する」としたのは主にこの理由に
よる。この事実から肌荒れの原因となる金属の活性溶解
を回避して酸化スケールが溶解し、しかも鉄、珪素、チ
タン、ニオブ等の酸化物が残存せずデスケーリングでき
る条件を種々検討したところ、硫酸ナトリウムを50〜
250g/l含み、かつ硫酸を用いて液のpHを0〜3
にし、液温を70〜90℃に保定した電解液中で電解す
ることにより上記条件が全て満たされ、電解中にブラシ
ロールをかけた場合には更にデスケーリングに要する時
間が飛躍的に短縮し、加えて従来の仕上げ酸洗法を組み
合わせることによって極めて短時間に完全にデスケーリ
ングされ肌荒れのない光沢のある表面が得られるデスケ
ーリング法を発見するに至ったのである。
い、アノード分極曲線によって得られる不働態化電流密
度以上の電流密度にて電解を行い、酸化スケールのみな
らず下地金属をも肌荒れしない程度に溶解せしめ、しか
も水の分解により生じる酸素ガス気泡ならびにブラシロ
ールを併用することによって残存酸化スケールを積極的
に剥離するステンレス焼鈍鋼帯の高効率的デスケーリン
グ方法である。
0〜250g/lとしたのは50g/l未満ではアノー
ド電解しても金属の過不働態溶解速度および酸化物スケ
ールの溶解速度が著しく小さくなるため光沢の良好な表
面を得るために多大な時間を要し、生産的でないからで
ある。また、250g/lを超えて硫酸ナトリウムを含
有させても完全にデスケーリングされるまでの時間が短
縮できない。よって硫酸ナトリウムは50〜250g/
l含有させる。
鋼、すなわちNb,Ti,Ni,MoおよびCuのうち
1種かまたは2種以上を含有していないステンレス鋼の
焼鈍鋼帯においてはpHを1〜3に保定した電解液を用
い、それ以外のステンレス鋼の焼鈍鋼帯においてはpH
を0〜3に保定した電解液を用いるとしたのは、前記フ
ェライト系ステンレス鋼の焼鈍鋼帯においてはpHを1
未満、それ以外のステンレス鋼の焼鈍鋼帯ではpHを0
未満で金属の過不働態溶解が著しく増長され表面が肌荒
れし、光沢のよい表面が得られないからである。また、
ステンレス鋼の焼鈍鋼帯の電解デスケーリングにおい
て、電解液のpHが3を超える場合においては金属の過
不働態溶解が著しく減少し、表面に鉄、珪素、チタンお
よびニオブの酸化物スケールが残存し黄ばみとなり、清
浄な表面が得られない。よって、電解液のpHをNb,
Ti,Ni,MoおよびCuのうち1種かまたは2種以
上を含有していないフェライト系ステンレス鋼の焼鈍鋼
帯においては液のpHを1〜3にし、それ以外のステン
レス鋼帯においては液のpHを0〜3とした。pHを調
製する物質としては濃硫酸が望ましい。なお、オーステ
ナイト系ステンレス鋼においても、Nb,Ti,Moお
よびCuの1種または2種以上を含有しない焼鈍鋼帯の
場合には、pHを1〜3に保定した電解液を用いて処理
することも可能である。
℃としたのは、70℃未満では金属の過不働態溶解およ
び酸化物スケールの溶解が著しく減少し光沢の良好な表
面を得るためには多大の時間を要するためである。ま
た、90℃を超える場合には光沢の良好な表面を得るに
は短時間で良いが、電解液の水分の蒸発量が急激に増大
し、電解液中の硫酸ナトリウム含有量を工業的に管理す
るには多大のリスクをしいられる。よって、電解液の液
温を70〜90℃とした。
とブラシロールとの併用のみでも完全にデスケーリング
され、光沢のある表面を得ることができるが、更にフェ
ライト系ステンレス鋼にあっては硝酸水溶液中での電
解、オーステナイト系ステンレス鋼においては硝酸とフ
ッ酸の混合溶液中での浸漬酸洗を併用すると完全にデス
ケーリングできる時間が短縮する。
供試材にはSUS430,SUS304,YUS(登録
商標)180およびYUS190の冷延板(0.8mm
厚)を通常の焼鈍酸洗ライン(APL)を通板(ただ
し、酸洗ラインは通していない)したものを採取して用
いた。これらの供試材の下地金属の化学組成を表1にま
た、焼鈍条件ならびに生成酸化スケールの性状を表2に
示す。
ウム、電解液中でのアノード分極曲線の測定から不働態
化電流密度を求めた例を図2に示す。不働態化電流密度
はステンレス鋼の組成およびpHによってその値は変化
するが、一般にpHが低いほど不働態化電流密度は増加
する。図2の縦軸と横軸および不働態化電流密度とに囲
まれた領域は酸化スケールの下地金属が活性溶解する活
性態の領域であり、各pHにおける不働態化電流密度以
上の電流密度領域では酸化スケールの溶解、金属の過不
働態溶解および水の電気分解が同時に生じる過不働態領
域である。図2より本発明における電解電流密度条件が
決定される。
解槽中で電解デスケーリング性の評価を行った。図3お
よび図4にそれぞれ20秒の電解時間の条件下における
各供試材の電解液pH、電解電流密度とデスケーリング
性判定結果、ならびに電解液温度、硫酸ナトリウム濃度
とデスケーリング性判定結果を示した。デスケーリング
性判定結果は次に示す基準によって、完全にデスケーリ
ングしたサンプルと対比し、目視判定した。 ◎:完全にデスケーリングされ肌荒れなし。 ○:完全にデスケーリングされるが肌荒れあり。 △:スケール残りがあるが肌荒れなし。 ×:スケール残りがあり肌荒れもある。
スケーリングにおいてブラシロール併用の有無と硫酸ナ
トリウム中電解時間およびデスケーリング性判定結果を
示し、表4にSUS430,YUS180,YUS19
0のフェライト系ステンレス焼鈍鋼帯の硫酸ナトリウム
中での電解デスケーリングのあと引き続き行った硝酸電
解の有無と硫酸ナトリウム中電解時間およびデスケーリ
ング性判定結果を示した。また表5に、SUS304の
オーステナイト系ステンレス焼鈍鋼帯の硫酸ナトリウム
中での電解デスケーリングのあと引き続き行った硝酸−
フッ酸浸漬酸洗の有無と硫酸ナトリウム中電解時間およ
びデスケーリング性判定結果をそれぞれ示した。
実施例ならびに比較例の結果より、本発明の方法による
ステンレス焼鈍鋼帯の電解を行うことにより、極めて短
時間にステンレス鋼本来の光沢のある肌荒れのない表面
を得ることが可能となることがわかる。
間で電解デスケーリングでき、光沢の優れた表面を得る
ことができる。なお、本発明によれば電解のみ或いは電
解とブラシロールとの併用のみでも完全にデスケーリン
グできるが、他の酸洗法と併用すると硫酸ナトリウム中
でのデスケーリング完了時間が更に短縮できる。
けるアノード分極曲線の例を示す図であり、200g/
l−Na2 SO4 ,pH1.0,80℃の条件にて測定
したSUS430焼鈍材のものである。
におけるアノード分極曲線を種々のpHにおいて測定
し、不働態化電流密度のpHに対する変化を示した図で
ある。
時間20秒におけるデスケーリング性判定結果を示した
図である(200g/l−Na2 SO4 ,80℃)。
電解液中で電解時間20秒におけるデスケーリング性判
定結果を示したものである(pH2.0,100mA/cm
2 )。
Claims (8)
- 【請求項1】 ステンレス焼鈍鋼帯のスケールを除去す
る際に、硫酸ナトリウムを含みpHを0〜3にした水溶
液を電解液として用い、該電解液におけるステンレス鋼
の不働態化電流密度以上の電流密度で電解処理すること
を特徴とするステンレス焼鈍鋼帯の電解デスケーリング
(脱スケール)方法。 - 【請求項2】 電解液の硫酸ナトリウムの濃度を50〜
250g/lとしたことを特徴とする請求項1記載のス
テンレス焼鈍鋼帯の電解デスケーリング方法。 - 【請求項3】 電解液の液温を70〜90℃に保定し、
該電解液における不働態化電流密度以上の電流密度で処
理することを特徴とする請求項1或いは2記載のステン
レス焼鈍鋼帯の電解デスケーリング方法。 - 【請求項4】 硫酸ナトリウム水溶液のpHを硫酸によ
り0〜3に保定した水溶液を電解液として用いることを
特徴とする請求項1,2或いは3の何れか記載のステン
レス焼鈍鋼帯の電解デスケーリング方法。 - 【請求項5】 硫酸ナトリウムを含む電解液のpHを1
〜3に保定し、液温を70〜90℃とした電解液を用い
てフェライト系ステンレス焼鈍鋼帯を処理することを特
徴とする請求項1,2或いは3の何れか記載のステンレ
ス焼鈍鋼帯の電解デスケーリング方法。 - 【請求項6】 ステンレス焼鈍鋼帯の表面にブラシロー
ルをかけながら電解処理することを特徴とする請求項
1,2,3,4或いは5の何れか記載のステンレス焼鈍
鋼帯の電解デスケーリング方法。 - 【請求項7】 フェライト系ステンレス焼鈍鋼帯を、上
記請求項1,2,3,4,5或いは6の何れか記載の方
法に引き続いて更に硝酸水溶液中で電解処理することを
特徴とするステンレス焼鈍鋼帯の電解デスケーリング方
法。 - 【請求項8】 オーステナイト系ステンレス焼鈍鋼帯を
上記請求項1,2,3,4,5或いは6の何れか記載の
方法に引き続いて更に硝酸とフッ酸の混合溶液中に浸漬
処理することを特徴とするステンレス焼鈍鋼帯の電解デ
スケーリング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4736392A JP2966180B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | ステンレス焼鈍鋼帯の電解デスケーリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4736392A JP2966180B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | ステンレス焼鈍鋼帯の電解デスケーリング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05247700A true JPH05247700A (ja) | 1993-09-24 |
JP2966180B2 JP2966180B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=12773031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4736392A Expired - Lifetime JP2966180B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | ステンレス焼鈍鋼帯の電解デスケーリング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2966180B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006334766A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Mitsubishi Electric Corp | 微細加工方法及び微細加工装置 |
CN104389011A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-04 | 中国原子能科学研究院 | 一种电化学去污电解液 |
CN107142513A (zh) * | 2017-05-09 | 2017-09-08 | 张家港浦项不锈钢有限公司 | 高铬高镍不锈钢冷轧退火酸洗工艺 |
CN114086188A (zh) * | 2021-10-18 | 2022-02-25 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种提升宽厚冷板不锈钢酸洗效果的方法 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4736392A patent/JP2966180B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2006334766A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Mitsubishi Electric Corp | 微細加工方法及び微細加工装置 |
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CN107142513B (zh) * | 2017-05-09 | 2019-04-16 | 张家港浦项不锈钢有限公司 | 高铬高镍不锈钢冷轧退火酸洗工艺 |
CN114086188A (zh) * | 2021-10-18 | 2022-02-25 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种提升宽厚冷板不锈钢酸洗效果的方法 |
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JP2966180B2 (ja) | 1999-10-25 |
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