JPH0524739Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0524739Y2
JPH0524739Y2 JP1987039027U JP3902787U JPH0524739Y2 JP H0524739 Y2 JPH0524739 Y2 JP H0524739Y2 JP 1987039027 U JP1987039027 U JP 1987039027U JP 3902787 U JP3902787 U JP 3902787U JP H0524739 Y2 JPH0524739 Y2 JP H0524739Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical
horizontal member
packing
panel
protruding piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987039027U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63146019U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987039027U priority Critical patent/JPH0524739Y2/ja
Publication of JPS63146019U publication Critical patent/JPS63146019U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0524739Y2 publication Critical patent/JPH0524739Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えば公園、広場或いはビルの出入
口等に設置する採光屋根に利用することができる
パネル支持装置に関する。
「従来の技術」 公園、広場、ビルの出入口等に比較的大きい面
積を持つ屋根をかける場合、屋根部材、つまりパ
ネルとしては透明なガラスが良く用いられる。
ガラスをパネルとして用いることによつて雨を
さえぎり、光を透過させる採光屋根として利用さ
れ、明るい空間を提供することが出来る。
第7図及び第8図に採光屋根の一例を示す。ま
た第9図に従来の採光屋根のガラスの支持構造を
示す。
図中100は屋根を構成するパネル支持装置、
200はパネル支持装置を支持する構造体、30
0は支柱をそれぞれ示す。この例ではビル400
の出入口に屋根を架設した場合を示す。また構造
体200はトラス構造の構造体とした場合を示
し、雨水を一方向に流す片流れとした場合を示
す。
パネル支持装置100は第8図に示すように雨
水が流れる方向Xに対して平行に縦部材101を
互いに平行して架設すると共に、縦部材101の
間に横部材102を架設する。つまりパネル10
4を支持する格子面を平坦にするために横部材1
02は予め縦部材101の対向間隔の長さに切断
されて縦部材101の間に挿入され、その両端は
第9図に示すL字形ブラケツト112で縦部材1
01に結合され、縦部材101と横部材102に
よつて複数の格子面Mを形成する。各格子面Mに
は一枚ずつガラス板、つまりパネル104を乗せ
て支持する。パネル104の相互はシールされ防
水構造とされる。
つまり縦部材101は第9図に示すように中央
に縦突片105を有し、縦突片105の両側に押
縁材106を係合させて2本の中空部107Aと
107Bを形成している。押縁材106の肩部1
06A,106Bにゴムのようなパツキング10
8を取付け、このパツキング108の上面にパネ
ル104が乗せられる。
縦突片105の上端には上部突片109Aと1
09Bを両側に突出させ、上部突片109A,1
09Bの下面を押縁材106の肩部106A,1
06Bと対向させ、これら上部突片109Aと1
09B及び押縁材106の肩部106A,106
Bによつてコ字状の凹溝を形成する。
パネル104の端辺はこの凹溝に挿入され、パ
ネル104と上部突片109A,109Bの間に
パツキング及びシール材111を装着し、パネル
104と縦部材101との間を防水する構造とし
ている。
更に第9図において102は横部材を示す。こ
の横部材102は縦部材101の配列間隔に相当
する長さに切断され、その各端部は押縁材106
に形成した切欠に係合され、L字形ブラケツト1
12によつて縦部材101に結合される。また縦
部材101はボルト113によつて構造体200
に結合されている。
「考案が解決しようとする問題点」 従来のパネル支持装置100は、縦部材101
と横部材102をそれぞれ現場で互いにブラケツ
ト112によつて結合し、その結合によつて格子
面Mを形成している。
このため組み立てに時間が掛り工期が長くなる
欠点がある。
さらに従来は横部材102の端部を押縁材10
6に形成した切欠に係合させて格子面Mを形成し
たから、押縁材に切欠を形成する手間が必要とな
る。
また、横部材102は縦部材101の配列間隔
の長さに切断して各縦部材101に取付る構造の
ため、横部材102の数が多くなる。よつて横部
材102を屋根に運び上げる作業に時間を取ら
れ、この点でも組み立てに時間が掛かる欠点があ
る。
「問題を解決するための手段」 この考案によれば互いに平行し、雨水が流れる
方向と直交する方向に延長し、所定の配列間隔で
横部材を複数本配置され、縦に延長される縦突片
と、この縦突片の上端及び下端から縦突片と直交
する方向の両側にそれぞれ突出する上部突片、下
部突片とによつて断面が工字状とされた縦部材の
下部突片の下面に、上記横部材の上面が対接さ
れ、雨水が流れる方向に延長し互いに平行して横
部材の延長方向に所定間隔で縦部材が複数本配列
されて横部材と共に複数の格子面を形成する。
各縦部材の下部突片の上面両側縁に沿つて、第
1、第2パツキングがそれぞれ取付けられ、各隣
接縦部材間において、各横部材の上面の両側縁に
沿つて、第3、第4パツキングが取付けられ、こ
れら第3、第4パツキングの上面は第1、第2パ
ツキングと同一平面上に位置するようにされてい
る。
この平坦な第1、第2、第3、第4パツキング
の各1つずつの上面にガラスのようなパネルを乗
せ、これらのパネルは縦部材に設けた上部突片の
下面によつて第1、第2パツキングに押さえ付け
られ、各隣接縦部材間において横部材に係合して
取付けられる横部材カバーによつてそれぞれ第
3、第4パツキングに押さえ付けて支持する。
この考案の構造によれば横部材と縦部材は長い
ままの形状で組付られるから切断の手間を省くこ
とができる。しかも横部材は長いままの形状で組
付られるから、横部材の数を大幅に軽減すること
ができる。よつて各部材を屋根の上に運び上げる
手間、及び組付の手間が少なくなつて短時間に組
み立てを終わることができる。
「実施例」 第1図にこの考案の構成を簡素化して示す。図
中101は縦部材、102は横部材、103は横
部材101の上面に取り付る横部材カバーを示
す。
この考案においては長いままの横部材102を
雨水の流れ方向Xと直交する方向に所定の間隔で
配置すると共に、横部材102の上に縦部材10
1を横部材102と直交する方向に所定の間隔で
乗せる。このようにして横部材102と縦部材1
01とによつて複数の格子面Mを形成する。各格
子面Mにはガラスのようなパネル104をそれぞ
れ装着し、屋根又は壁面を形成する。
第2図に第1図に示したA−A線上の断面を、
第3図には第1図に示したB−B線上の断面を示
す。第2図に示すように横部材102の上に縦部
材101を乗せ、ビス115で横部材102と縦
部材101とを結合する。つまりビス115は横
部材102に設けた凹溝116(第3図参照)に
ネジ込まれ、縦部材101を横部材102に結合
する。
横部材102は第3図に示すようにこの例では
略角形の中空断面を持つ断面形状の押し出し型材
を用いた場合を示す。横部材102の上面には中
央に先に説明した凹溝116を有し、この凹溝1
16に縦部材101を取付るためのビズ115を
螺合させ縦部材101を横部材102の上面に直
交した状態で固定する。
横部材102の上面の両側にパツキング支持溝
131,132を設け、このパツキング支持溝1
31,132にパツキング108を装着する。
縦部材101は第2図に示すように下部突片1
10A,110Bと、上部突片109A,109
Bと、中央を通る縦突片105とによつて下半部
の断面が略工字形の押し出し型材を用いる事がで
きる。この例では上部突片109A,109Bと
一体に角型部材133を形成し縦部材101を補
強した場合を示す。
下部突片110Aと上部突片109A及び下部
突片110Bと、上部突片109Bとによつて凹
溝を形成し、この凹溝にパネル104の端辺を挿
入し、上部突片109A,109Bとパネル10
4との間にパツキング134を介挿し、パネル1
04を抑える。これを共に上部突片109A,1
09Bとパネル104との間にシール材139を
充填し防水する構造としている。
下部突片110Aと110Bの両側にはパツキ
ング支持溝135と136とを設け、このパツキ
ング支持溝135と136にパツキング137を
装着する。このパツキング137の上面と横部材
102に装着したパツキング108の上面とによ
つて平坦な同一平面上の格子面を形成する。
つまり縦部材101に装着したパツキング13
7の厚みTTを小さく設定し、横部材102に装
着したパツキング108の厚みHHを縦部材10
1の下部突片110A,110Bの厚み相当分だ
け大きく選定する。この厚みの選定によつてパツ
キング108と137によつて形成される格子の
面は平坦面とされパネル104を均一に受けるこ
とができる。この例ではパツキング108を二層
構造とし、この二層構造によつて他方のパツキン
グ137より厚みを大きくした場合を示す。
縦部材101とパネル104との間は先に説明
したように上部突片109A,109Bとパネル
104の間にパツキング134を挿入し、パネル
104の互に対向する二つの辺を抑える。
これと共に横部材102の上部には横部材カバ
ー103を装着する。この横部材カバー103は
横部材102の上面に形成した係合片139,1
41に係合していわゆるワンタツチで取付られ、
パツキング134を介してパネル104に圧接力
を与え、パネル104の互に対向する二つの辺を
押さえ付ける。
このようにしてパネル104はパツキング10
8と137によつて形成される格子面に受け止め
られ、上面側はパツキング134を介して上部突
片109A,109Bと横部材カバー103とに
よつて四周が押さえられ支持される。
なお、上部突片109A,109Bとパネル1
04との間及びカバー103とパネル104との
間にはパツキングの他にシール材139を充填し
防水する構造としている。またカバー103の端
部には第2図に示すように縦部材101との間に
間隙を設け、この間隙部分で雨水を流す構造とし
ている。またこの間隙部分のパネル104相互の
間も第4図に示すようにシール材139でシール
し、防水している。
なお横部材102の底面側には底面板117を
有し、この底面板117に形成した孔123に構
造体200と結合するボルト201を係合させ、
パネル支持装置と構造体200とを結合する。
ボルト201と横部材102との結合構造とし
ては、ボルト201に第5図に示すような菱形の
板202を螺合させると共に、横部材102の両
側辺に沿つて突条118,119を形成し、底面
板117と突条118,119によつて凹溝12
1と122を形成する。この凹溝121と122
に菱形板202を第6図に示すように係合させ、
ナツト203を締め付ける事によつて構造体20
0と横部材102とを結合する。
つまり菱形板202は一方の互いに平行する辺
の長さLLは他方の互いに平行する辺の長さLM
より大きく選定されている。これによつて突条1
18と119の間に短い寸法LMを持つ辺を配置
すると菱形板202は突条118と119の間を
通過する事が出来、底面板117から荷重を受け
る位置に侵入することができる。
この位置で菱形板202を回動させる事によつ
て、第6図に示すように菱形板202の長い方の
辺が突条118と119の間に差し渡され、短い
方の辺が突条118,119と底面板117とに
よつて形成される凹溝121と122に係合す
る。この状態でナツト203を締め付ける事によ
つて座板204と菱形板202とによつて突条1
18,119を締め付け、横部材102と構造体
200とが結合される。なお205は菱形板20
2の回転位置を係止しておくためのビスをしめ
す。
「考案の効果」 以上説明したようにこの考案によれば長いまま
の横部材102と、長いままの縦部材101によ
つて格子面を形成し、この格子面にガラスのよう
なパネル104を支持する構造としたから、縦部
材101と横部材102との組み立てが容易に行
える利点が得られる。
またこの考案によれば横部材102を小さく切
断しないで組み立てる事が出来るから、工期を大
幅に短縮することができる。
なお上述ではパネル104をガラスとし採光屋
根にこの考案を適用した場合を説明したが、パネ
ル104によつて垂直に立つ壁面を形成する場合
にもこの考案を適用する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の構成を簡素化して示す斜視
図、第2図及び第3図はこの考案の具体的な実施
構造を説明するための断面図、第4図はパネルの
接合部の構造を説明するための平面図、第5図及
び第6図はこの考案によるパネル支持装置と、こ
のパネル支持装置を支持する構造体との間の結合
構造を説明するための底面図、第7図は採光屋根
の一例を説明するための側面図、第8図はその平
面図、第9図は第8図に示したA−A線上の断面
図を示す。 100……パネル支持装置、200……構造
体、300……支柱、101……縦部材、102
……横部材、103……カバー、104……パネ
ル、M……格子面、108,137……パネルを
受けるパツキング、109A,109B……上部
突片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A 互いに平行し、雨水が流れる方向と直交する
    方向に延長し、所定の間隔で配列された複数の
    横部材と、 B 縦に延長される縦突片と、この縦突片の下端
    から縦突片と直交する方向の両側に突出する下
    部突片と、縦突片の上端から縦突片と直交する
    方向の両側に突出した上部突片とを具備し、こ
    れら縦突片及び下部突片、上部突片とによつて
    断面が工字状とされ、上記下部突片の下面に上
    記横部材上面が対接され、上記雨水が流れる方
    向に延長し、互いに平行し、上記横部材の延長
    方向に所定間隔で配列され、上記横部材と共に
    格子面を構成した複数の縦部材と、 C 上記各縦部材の上記下部突片の上面両側縁に
    沿つてそれぞれ取付けられた第1、第2パツキ
    ングと、 D 上記各隣接縦部材間において上記各横部材の
    上面の両側縁に沿つて取付けられ、上面が上記
    第1、第2パツキングの上面と同一平面上に位
    置した第3、第4パツキングと、 E 上記第1、第2、第3、第4パツキングの各
    1つずつの上面に4つの辺がそれぞれ対接さ
    れ、かつ上記縦部材に設けた上部突片の下面に
    よつて上記第1、第2パツキングに押さえ付け
    られる複数のパネルと、 F 上記各隣接縦部材間において上記横部材に係
    合して取付けられ、上記パネルを上記第3、第
    4パツキングに押さえる横部材カバーと、 からなるパネル支持装置。
JP1987039027U 1987-03-16 1987-03-16 Expired - Lifetime JPH0524739Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987039027U JPH0524739Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987039027U JPH0524739Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63146019U JPS63146019U (ja) 1988-09-27
JPH0524739Y2 true JPH0524739Y2 (ja) 1993-06-23

Family

ID=30851818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987039027U Expired - Lifetime JPH0524739Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0524739Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421470U (ja) * 1977-07-14 1979-02-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60129421U (ja) * 1984-02-10 1985-08-30 三協アルミニウム工業株式会社 ジヨイントパネルの密封保持装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421470U (ja) * 1977-07-14 1979-02-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63146019U (ja) 1988-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4954746B2 (ja) 天窓の支持構造
US3394526A (en) Beam and clamp building construction
JPH0524739Y2 (ja)
US3322448A (en) Structural element and joining means therefor
JP3009391U (ja) 囲い体
JP2561411Y2 (ja) カーポート等組立建物
JPH036737Y2 (ja)
JP2584717Y2 (ja) 組立屋根体
JPH0738484Y2 (ja) 簡易建物
JPS6319479Y2 (ja)
JPH0334431Y2 (ja)
JPH0126839Y2 (ja)
JPH0718810Y2 (ja) 外壁パネルの連結構造
JPH0417698Y2 (ja)
JPH0118727Y2 (ja)
JPH032563Y2 (ja)
JPH0516335Y2 (ja)
JPH0349254Y2 (ja)
JPS6129865Y2 (ja)
JPH0323957Y2 (ja)
JPS5938569Y2 (ja) 屋根
JP2565323Y2 (ja) 簡易構築物の屋根
JPH01210564A (ja) 採光外囲体
JPH0341003Y2 (ja)
JPH033700Y2 (ja)