JPH0417698Y2 - - Google Patents

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JPH0417698Y2
JPH0417698Y2 JP15186387U JP15186387U JPH0417698Y2 JP H0417698 Y2 JPH0417698 Y2 JP H0417698Y2 JP 15186387 U JP15186387 U JP 15186387U JP 15186387 U JP15186387 U JP 15186387U JP H0417698 Y2 JPH0417698 Y2 JP H0417698Y2
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JP
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piece
mounting
roof
support
variable slope
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JP15186387U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、採光装置や換気装置及びその他各種
の屋根から突出して設けられる装置を取付けるた
めの取付装置に関する。
(従来の技術) 各種住宅において屋根勾配が異なるため、従来
にあつては、現場の大工仕事による組立てによつ
て施工していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、大工仕事による組立て施工にあ
つては、施工性に劣る欠点があつた。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、施工性の
向上を図ると共に、各種屋根勾配に対応可能な屋
根の採光装置等の取付装置を提供することを目的
とする。
(問題を解決するための手段) その技術的手段は、屋根2面から突出して設け
られる採光装置1等の筒状本体4を屋根2に取付
けるための取付装置において、 前記取付装置3は、屋根流れ方向上下側に配置
されかつ筒状本体4の周縁部を支持する複数の支
柱ピース12と、各支柱ピース12と対応して
夫々屋根2側に取付け固定される取付ピース10
と、各取付ピース10と各支柱ピース12とを互
いに連結する勾配可変ピース11とを備え、屋根
流れ方向下側もしくは上側の少なくとも一方側の
勾配可変ピース11とをこれに対応する各支柱ピ
ース12とが鉛直方向の相対移動により複数位置
で固定可能とされ、かつ各勾配可変ピース11と
各取付ピース10とが水平軸心回りに回動調整可
能に連結されてなる点にある。
(作用) 本考案によれば、屋根2側の所定の位置に取付
ピースを取付け固定し、この取付ピース10に勾
配可変ピース11を連結する。この際、勾配可変
ピース11を鉛直状として固定する。
この勾配可変ピース11に支柱ピース12を固
定する。この際、屋根2の勾配に適合するよう、
各支柱ピース12と各勾配可変ピース11とを上
下方向に調整して固定すればよい。
この支柱ピース12に筒状本体4を装着するこ
とによつて採光装置1等の施工がなされる。
(実施例) 以下、本考案の第1実施例を図面に基づいて説
明すると、第1図乃至第5図において、1は屋根
2上面側に取付装置3を介して取付けられた採光
装置であり、該採光装置1は角筒状に構成されて
なる筒状本体4と、筒状本体4に取付けられた受
台5と、受台5上に取付けられた集光装置6とを
備えている。
筒状本体4上部を覆つてアクリル材等の透光性
ドーム7が設けられており、該ドーム7を通過し
た太陽光は集光装置6によつて集光され、光フア
イバーケーブル8を通じて所望の部屋に伝送さ
れ、散光利用される。
前記取付装置3は野地板9側に取付け固定され
る取付ピース10と、取付ピース10に連結され
る勾配可変ピース11と、勾配可変ピース11に
連結されかつ筒状本体4の周縁部を支持する支柱
ピース12とを備えてなる。
取付ピース10は筒状本体4の屋根流れ方向上
下側に位置する各コーナー部に対応して取付けら
れる4部材よりなり、同方向上側の一対及び下側
の一対は夫々、平面視コ字状の取付基板13上に
溶接等により固着されている。そして取付基板1
3に形成された複数のボルト挿通孔14を利用し
て取付基板13が野地板9側にボルト締結され
る。また各取付ピース10には水平方向のボルト
挿通孔15が形成されている。
勾配可変ピース11は取付ピース10と対応し
て4部材備えられ、上下方向細長状の板材よりな
り、屋根流れ方向下側の対の勾配可変ピース11
は同方向上側の対の勾配可変ピース11より長く
構成されている。そして各勾配可変ピース11の
下端部には取付ピース10のボルト挿通孔15と
対応する取付孔16が夫々形成されている。また
取付孔16の上方側には支柱ピース12との連結
用の雌ネジ孔17が上下方向に一定ピツチで複数
形成されている。本実施例では、屋根流れ方向下
側の勾配可変ピース11に雌ネジ孔17が5箇
所、同方向上側の勾配可変ピース11に雌ネジ孔
17が2箇所形成されている。
支柱ピース12は各勾配可変ピース11に上方
より外嵌自在とされる角筒材の4部材よりなり、
屋根流れ方向下側の対の支柱ピース12は同方向
上側の支柱ピース12より長く構成されている。
そして各支柱ピース12の下端部には勾配可変ピ
ース11の雌ネジ孔17と対応するピツチで、上
下1対の連結孔18が夫々形成されている。
筒状本体4は各コーナー部に配設された各筒パ
イプ材よりなる支柱部19と各支柱部19を互い
に連結する桟材20とによつて各筒状に枠組され
た枠組み体21と、枠組み体21外周面に固着さ
れた下地パネル22とから構成されている。
屋根流れ方向上側及び下側の各支柱部19は対
応する支柱ピース12と略同じ長さに形成され、
支柱ピース12に外嵌自在とされている。そして
上側の下地パネル22は上側の支柱部19と略同
じ長さに形成され、下側の下地パネル22は下側
の支柱部19より長く形成されており、支柱部1
9より下方に突出状とされている。また両側部の
下地パネル22の下辺は屋根2の勾配に対応する
傾斜状に構成されている。
次に、採光装置1の取付け手順を説明すると、
屋根2の所望位置に取付基板13を取付け固定す
る。この際、取付基板13が上下分割状であり、
屋根2勾配に応じて、間隔を調整することによつ
て、各取付ピース10が、常に各コーナー部に対
応した位置にセツトできる。
次に、各取付ピース10のボルト挿通孔15と
各勾配可変ピース11の取付孔16とを利用して
互いにボルト23締結する。この際、勾配可変ピ
ース11はボルト23の軸心、即ち水平軸心回り
に回動調整可能であり、勾配可変ピース11を鉛
直状に調整して固定する。
次に、支柱ピース12を勾配可変ピース11に
外嵌させ、屋根2勾配に適合する雌ネジ孔17を
選択して、第4図に示される如く、ボルト24締
結する。
次に、筒状本体4の下地バネル22を屋根2勾
配に合わせて切断し、各支柱ピース12に各支柱
部19を外嵌させ、各支柱ピース12と各支柱部
19をネジ等により互いに連結する。ここに、筒
状本体4の取付けが終了する。
尚、第2図及び第5図に示される如く、下地パ
ネル22に、予め、各種屋根2の勾配に対応する
マーク線25を入れておけば、切断作業の容易化
が図れる。また、支柱部19の下縁と取付基板1
3上面との間に、支柱部19と同断面形状のスペ
ーサ26が適宜装着される。このスペーサ26を
屋根2勾配に対応できるよう各種長さのものを複
数用意しておけばよい。
また下地パネル22の外面には適宜外装材27
が装着される。
その他、第1図において、28は屋根葺材、2
9はルーフイングである。また採光装置1の屋根
流れ方向上側には、雨水の溜りを防止すべく、水
割り部30が構成されている。
本考案の第1実施例は以上のように構成されて
おり、第3図に示される如く、取付ピース10と
勾配可変ピース11とを回動調整すると共に、勾
配可変ピース11と支柱ピース12との連結位置
を変更することによつて、取付け勾配が簡単に変
更できる。従つて各種屋根2の勾配に対応でき、
兼用化が図れる。また現場での取付け施工がボル
ト締結による所謂、乾式工法によるものであり、
施工性の向上が図れる。
第6図は取付装置3の第2実施例を示してお
り、各取付ピース10が夫々独立した取付基板1
3に固着されており、各支柱ピース12が互いに
角枠材32で連結された構成とされている。その
他は前述と同様である。
また上記各実施例において、屋根流れ方向下側
の勾配可変ピース11と支柱ピース12とが互い
に上下方向に調整自在としたものを示している
が、同方向上側を調整自在としてもよく、同方向
上側と下側の双方を調整自在としてもよい。
さらに、筒状本体4として、予め、枠組み構成
されたものを示しているが、個々の部材を支柱ピ
ース12側に取付け固定する構成であつてもよ
い。
(考案の効果) 本考案によれば、取付けピース10と勾配可変
ピース11とを回動調整すると共に、勾配可変ピ
ース11と支柱ピース12との連結位置を変更す
ることによつて、取付け勾配が簡単に変更できる
ので、各種屋根の勾配に対応でき、兼用化が図れ
ると共に、施工性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側断面図、第2
図は要部分解斜視図、第3図は第1図の要部断面
拡大図、第4図は第3図−線断面矢視図、第
5図は筒状本体の側断面図、第6図は他の実施例
を示す要部分解斜視図である。 1……採光装置、2……屋根、3……取付装
置、4……筒状本体、10……取付ピース、11
……勾配可変ピース、12……支柱ピース。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 屋根2面から突出して設けられる採光装置1等
    の筒状本体4を屋根2に取付けるための取付装置
    において、 前記取付装置3は、屋根流れ方向上下側に配置
    されかつ筒状本体4の周縁部を支持する複数の支
    柱ピース12と、各支柱ピース12と対応して
    夫々屋根2側に取付け固定される取付ピース10
    と、各取付ピース10と各支柱ピース12とを互
    いに連結する勾配可変ピース11とを備え、屋根
    流れ方向下側もしくは上側の少なくとも一方側の
    勾配可変ピース11とこれに対応する各支柱ピー
    ス12とが鉛直方向の相対移動により複数位置で
    固定可能とされ、かつ各勾配可変ピース11と各
    取付ピース10とが水平軸心回りに回動調整可能
    に連結されてなることを特徴とする屋根の採光装
    置等の取付装置。
JP15186387U 1987-10-02 1987-10-02 Expired JPH0417698Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15186387U JPH0417698Y2 (ja) 1987-10-02 1987-10-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15186387U JPH0417698Y2 (ja) 1987-10-02 1987-10-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6457225U JPS6457225U (ja) 1989-04-10
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JP15186387U Expired JPH0417698Y2 (ja) 1987-10-02 1987-10-02

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JPS6457225U (ja) 1989-04-10

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