JPH05246601A

JPH05246601A - シート用ローラー集積器

Info

Publication number: JPH05246601A
Application number: JP4240107A
Authority: JP
Inventors: Thomas E Bieber; トーマス・イー・ビーバー; James N Driscoll; ジエイムズ・エヌ・ドリスコール
Original assignee: Bowe Bell and Howell Co
Current assignee: Bell and Howell LLC
Priority date: 1991-08-19
Filing date: 1992-08-18
Publication date: 1993-09-24
Also published as: EP0528493A1; CA2075412C; EP0528493B1; DE69202534T2; DE69202534D1; CA2075412A1; US5147092A

Abstract

(57)【要約】【目的】シートを積み重ね位置に確実に駆動する。【構成】ローラー手段（１４）は、積み重ね位置（２
６）の前到着シートの上又は下に選択的に、確実にニッ
プしてシートを駆動する。積み重ね位置（２６）に送ら
れたシートを停止させ、後続の装置へエンドレスベルト
（１０、１２）によって輸送される集積スタックを選択
的に解放するための停止ゲート手段（５８）を有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、一般に、シート集積器
に関し、そしてさらに詳細には、「上」又は「下」集積
の方法において選択的に、種々の大きさを含む多数の順
次送りシートのスタックへの集積のための改良集積器機
構と改良方法に関する。

【０００２】

【先行技術とその問題の課題】紙シート、文書、等の如
くシート材料のスタックへの集積のために、多様な集積
器が使用されてきた。例えば、Ｌｕｐｅｒｔｉ他は、米
国特許第４,８０５,８９１号において、シートが個別化
フィーダーにおいて出現するのと同一又は逆順序におい
て、個別化フィーダーから順次に送られた紙シートを積
み重ねるための標準及び反転照合器を開示する。シート
は、移動するエンドレス弾性ベルトの間を送られ、定置
ランプ案内に載置され、こうして、登録装置に対して停
止された先行シートの上又は下に送出される。ランプ案
内の位置の調整は、先行シートの上又は下への送出を設
定する。登録装置は、所望数のシートが集積された後、
いっそうの輸送のためにシートの集積スタックを解放す
るために可動である。類似のランプ案内機構による集積
器の別の実施例は、Ｇｏｌｉｃｚによる米国特許第４,
７９９,６６３号、第４,９２５,３６２号と第４,９２
５,１８０号において開示される。

【０００３】先行技術の集積器は、多数の点において満
足されるが、高速処理のために、動作の信頼性と集積ス
タックにおけるシートの登録精度にかなり厳しい必要条
件が課せられる。さらに、シートの送出経路において、
ランプの如く定置部材の介在により、ランプ表面とシー
トの間に非所望の不適切な制御可能な摩擦効果が生じ、
不整合を生ずることがある。定置部材とシートの間に大
きな摩擦効果を含む集積機構は、特に、異なる混合シー
トサイズと輸送方向において比較的短いシートを集積す
るために、高容積及び高速シート処理において完全に満
足いくものではなかった。さらに、シートを大形スタッ
クに信頼性良く集積するためのシート処理装置の必要性
は、動作の信頼性と精度に付加的な厳格さを課する。こ
のため、不適切な制御可能な可変摩擦効果は、望ましく
ないことが判明した。

【０００４】本発明のローラー集積器は、積み重ね位置
にシートを確実に駆動することにより、前述の種類の困
難と問題を縮小及び回避し、非所望の摩擦効果が発生す
る定置部材を介在することはない。

【０００５】従って、発明の重要な全特徴は、改良集積
器の準備と、多数の順次送りシートのスタックへの集積
のための改良方法である。本発明は、「上」又は「下」
集積の方法において、種々のシートサイズを選択的に包
含させ、この場合集積器機構は、移動するベルトの間で
シートを駆動し、その結果それらは、積み重ね位置へ移
動するローラーの間に確実にニップされる。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の原理により、ロ
ーラー集積器が、選択的な「上」又は「下」集積の方法
において、種々のサイズを含む多数の順次送りシートを
スタックへ集積するために設けられ、この場合ローラー
集積器機構は、移動するベルト間でシートを駆動し、積
み重ね位置へ移動するローラーの間に確実にニップされ
る。（スタックにおける）シートは、選択的に解放可能
な停止ゲートに対して積み重ね位置において停止され
る。スタックは、停止ゲートによるスタックの解放によ
り、後続のスタック処理装置へ駆動される。

【０００７】ローラー集積器は、シートを駆動するため
に、被動エンドレス弾性ベルトの上方及び下方セットを
具備する。被動ローラーを含む選択的に位置付け可能な
ローラー手段は、ニップを有し、弾性ベルトによってニ
ップに駆動されたシートを捕そくする。シートは、前到
着シートの上又は下に集積されるために、積み重ね位置
へ弾性ベルトの間を確実に送られる。ローラーニップ
は、シートがベルトによって駆動される平面に関してオ
フセットされる。さらに、ローラー集積器には、積み重
ね位置に送られたシートを停止させ、かつエンドレス弾
性ベルトによって後続の装置に輸送される集積スタック
を選択的に解放するための停止ゲート手段が包含され
る。

【０００８】発明の前述と他の目的、特徴及び利点は、
添付の図面に示された発明の好ましい実施態様の次の詳
細な説明から明らかになるであろう。図面は、概略的で
あり、必ずしも等尺ではなく、代わりに、発明の原理を
示すことが強調される。

【０００９】

【実施例】図１〜図３の図面を参照すると、上方エンド
レス弾性ベルト１０と下方エンドレス弾性ベルト１２、
被動ローラー手段１４、及び停止ゲート手段１６を具備
する本発明のローラー集積器の実施態様が示される。

【００１０】上方ベルト１０は、下方リーチ１８を含
み、そして下方ベルト１２は、上方リーチ２０を含む。
ベルト１０と１２は、リーチ１８と２０が、矢印２１と
２２の方向によって示された如く左から右への共通方向
において、ほぼ同一速度において移動する如く駆動され
る。リーチ１８と２０は、一般水平共通平面２４におい
て実質的に配設され、これにより、共通平面２４を規定
している。積み重ね領域２６は、共通平面２４に略平行
にリーチ１８と２０の間に配設してある。

【００１１】被動ローラー手段１４は、積み重ね領域２
６から上流に配設され、上方ローラー２８と下方ローラ
ー３０、２つの取り付けブロック３２と、垂直調整及び
プリセット手段３４を具備する。下方ローラー３０は、
ブロック３２に関して固定軸を有するシャフト３６に取
り付けてあり、そして不図示の駆動手段からプーリ３８
を介して（時計回りに）駆動される。上方ローラー２８
は、下方ローラー３０によって（反時計回りに）駆動さ
れる。上方ローラー２８は、バネ負荷配置４２によって
下方ローラー３０に対してバネ負荷される。ニップ４０
は、図１と図２において共通平面２４から上方にオフセ
ットされて示され、そしてこの上方オフセットは、文字
「ＵＯ」によって図２において指定される。図３におい
て、ニップ４０は共通平面２４から下方にオフセットさ
れて示され、そしてこの下方オフセットは、文字「Ｄ
Ｏ」によって指定される。代替的な下方オフセットはま
た、ローラー（２８と３０）の点線によって図１に示さ
れる。ローラー２８と３０は、高摩擦エラストマー材料
製の周面を有する。例えば、好ましい材料は、デュロメ
ーター８３ショアＡの硬度を有するポリウレタンである
ことが判明した。図面から、ローラー２８と３０は、共
通平面２４に略垂直の方向の共通軸平面に配された軸の
回りで回転することが見られる。

【００１２】（下方ローラー３０の）シャフト３６は、
取り付けブロック３２において保持してある。上方ロー
ラー２８は、遊びであり、そして個々にバネ負荷される
か、又は下方にバネ負荷された共通シャフトにおいて保
持される。いずれの場合も、ローラーの両セットは、ブ
ロック３２において支持される。図４に関連してさらに
詳細に記載される如く、２つの取り付けブロックが設け
られ、各々は、エンドレス弾性ベルト１０と１２の横に
位置し、被動ローラー手段１４においてローラー２８と
３０のセットを適切に支持する。

【００１３】オフセット「ＵＯ」又は「ＤＯ」の一般垂
直調整及び設定は、支持配置４６において保持した２つ
の共通駆動可能親ねじ４４を含む調整手段３４によって
設けられる。連結シャフト４８は、下方支持配置４６
（各々は弾性ベルト１０と１２に関して横に配設され
る）の間で一般垂直向き親ねじ４４を連結する。調整手
段３４は、さらに、オフセット（「ＵＯ」と「ＤＯ」）
の動力調整と設定のためのモーター手段５０を含む。モ
ーター手段５０は、連結シャフト４８を介して親ねじ４
４を駆動するように配置してある。取り付けブロック３
２は、親ねじ４４に沿って可動に保持してあり、これに
より、共通に垂直設定及び調整可能である。支持配置４
６は、機械枠５２に固定して取り付けてある。

【００１４】停止ゲート手段１６は、車軸５６、車軸５
６に取り付けた介在部材５８、車軸５６を保持する支持
ブロック配置６０、及び電気モーター手段６２を具備す
る。モーター６２は、図１に示された如く、２つの略直
交する定位の間で車軸５６と介在部材５８を回転させる
ために選択的に作動可能である。介在部材５８は、一方
の定位において共通平面２４に関して略垂直に方向付け
られ、リーチ１８と２０の間のシート経路において介在
され、シートがさらに移動するのを停止させる。介在部
材５８は、他方の定位にこの経路から回転され、これに
より、集積シート（例えば、スタック）は、解放され、
リーチ１８と２０の間でさらに自由に輸送される。

【００１５】電気モーター手段６２は、好ましくは、回
転式ソレノイドである。停止ゲート手段１６は、さら
に、（共通平面２４に沿って）被動ローラー手段１４か
らの介在部材５８の距離を調整するための手段を具備す
る。この調整手段は、支持ブロック配置６０が可動であ
る２つの共通駆動可能な親ねじ６４を含む。この調整
は、種々のシート長の処理を収容するために設けてあ
る。例えば、（動作方向における）２インチのシート長
が、このようにして収容される。親ねじ６４は、機械枠
５２に固定した支持ブロック６６において保持してあ
る。親ねじ６４は、ベルト１０と１２の両側に横に配さ
れ、そして親ねじの共通回転を設けるために連結駆動シ
ャフト６８によって連結してある。電気モーター手段７
０は、親ねじを駆動し、これにより、リーチ１８と２０
の動作方向に沿って停止ゲート手段の位置を調整する。

【００１６】集積シートのスタック７４は、積み重ね領
域２６において図１に示される。ベルト１０と１２は、
連続駆動され、リーチ１８と２０は左から右に移動する
が、スタック７４におけるシートは、先端が介在部材５
８に対して整列して停止される。

【００１７】図２は、図１に示されたと同様の視点から
見た時、それぞれ、ベルト１０と１２の上方及び下方リ
ーチ１８と２０に関する被動ローラー手段１４の突出成
分の拡大略側面図を示す。スタック７４は、後縁のみこ
こで示される。尚、スタック７４は、下方及び上方リー
チ１８と２０の間に配設してあり、リーチは横に種々に
交差した位置において配設され、ベルト間のシート搬送
において通常である如く、垂直にわずかに交差させられ
る。結果的に、スタック７４と搬送されたシートは、横
にわずかに波状にされ、こうしてスタックは、示された
図においてリーチ１２と２０の間に位置するように見え
ない。

【００１８】図２は、（図１にも示された如く）共通平
面２４に関して上方オフセット「ＵＯ」だけ上方にオフ
セットされたニップ４０を示す。一点鎖線により、ニッ
プ４０を通ったスタック７４の頂部における順次送りシ
ートが従う上方経路７６がさらに示される。言い換えれ
ば、ニップ４０が上方オフセット「ＵＯ」にオフセット
される時、シートは、「上」集積の方法において、ニッ
プを通って積み重ね領域２６に確実に送られる。尚、こ
うして送られたシートは、ニップによってニップ４０の
横位置に平面２４から引き上げられる（これにより波形
にされる）が、シートは、それぞれのリーチに対応する
横位置において、下方リーチ１８の下と上方リーチ２０
の上を接触しながら通過する。

【００１９】ニップ４０におけるシートの横部分の引き
上げの結果として、下方リーチ１８は、ずっと低い程度
に引き上げられる。この効果は、積み重ね領域２６にお
いて前到着及び停止シートの頂部にニップ送りシートを
積み重ねるために使用される。というのは、少なくとも
下方リーチ１８の領域と最後（最上）集積シートの後縁
において、わずかな間げきを設けるためである。

【００２０】図３は、図２の類似図を示すが、ここでは
示された部分スタックは、番号７８によって指定され、
そしてニップ４０は、共通平面２４に関して下方オフセ
ット「ＤＯ」だけ下方にオフセットされて示される。下
方及び上方リーチ１８と２０の間のスタック７４の配置
とリーチ１８と２０の横及び垂直交差に関して図２に関
連して与えられた注意は、同様に図３のスタック７８に
あてはまる。さらに、スタック７８と搬送されたシート
は、同様に、わずかに横に波状にされる。こうして、ス
タック７８は、図３においてリーチ１２と２０の間に位
置するように見えない。

【００２１】図３は、共通平面２４に関して下方オフセ
ット「ＤＯ」だけ下方にオフセットされたニップ４０を
示す。一点鎖線により、ニップ４０を通ったスタック７
４の下へ順次送りシートが追従する下方経路８０がさら
に示される。言い換えれば、ニップ４０が上方オフセッ
ト「ＤＯ」にオフセットされる時、シートは、「下」集
積の方法において、ニップを通って積み重ね領域２６に
確実に送られる。尚、こうして送られたシートは、ニッ
プによってニップ４０の横位置に平面２４から引き下げ
られる（これにより波形にされる）が、シートは、それ
ぞれのリーチに対応する横位置において、上方リーチ２
０の上と下方リーチ１８の下を接触しながら通過する。

【００２２】ニップ４０におけるシートの横部分の引き
下げの結果として、上方リーチ２０は、ずっと低い程度
に引き下げられる。この効果は、積み重ね領域２６にお
いて前到着及び停止シートの下にニップ送りシートを積
み重ねるために使用される。というのは、少なくとも上
方リーチ１８の領域と最後（最下）集積シートの後縁に
おいて、わずかな間げきを設けるためである。

【００２３】共通平面２４に関するニップ４０のオフセ
ット「ＵＯ」又は「ＤＯ」の設定と調整により、スタッ
クへのシートの「上」又は「下」集積が行われる。被動
ローラー手段１４は、オフセット方向にシートをオフセ
ットする際に動作し、その結果シートは、オフセットが
配された共通平面２４側に面する、停止した直前シート
の表面に沿って、積み重ね領域２６に送られる。共通平
面２４に関するローラー手段１４のニップ４０のオフセ
ットの調整と設定により、種々の数のシートが（種々の
厚さの）スタックへ集積される。例えば、２〜２５シー
ト以上が、オフセットが適切に調整されるならば信頼性
良く積み重ねられる。

【００２４】図４は、図１のローラー集積器の断片部分
の頂面図を示す。上方及び下方エンドレス弾性ベルト１
０と１２は、それぞれ、横に交差した離隔した配置にお
いて示される。被動ローラー手段１４の部分は、（ベル
ト１０と１２の間の横空間に配設した）下方ローラー３
０によって示され、シャフト３６と駆動プーリ３８は、
モーター手段（不図示）と取り付けブロック３２の一つ
から駆動ベルト８２によって駆動される。被動ローラー
手段１４のための調整及び設定手段３４は、支持配置４
６の部分と親ねじ４４の一つによって示される。シート
又はシートスタック７４（又は７８）は、停止ゲート手
段１６の介在部材５８に対して停止された積み重ね領域
２６において示される。停止ゲート手段１６は、さら
に、車軸５６、支持ブロック配置６０の一つ、及び電気
モーター手段又は回転式ソレノイドによって表わされ
る。被動ローラー手段１４からの停止ゲート手段１６の
距離を調整するための手段は、親ねじ６４の一つによっ
て表現される。この距離は、集積される種々のシート長
を収容するために調整可能である。

【００２５】ローラー集積器の動作において、シート
は、ベルト１０と１２のリーチ１８と２０の間を順次に
送られる。シート前縁がローラー手段１４の上方又は下
方ローラー２８又は３０に接触する時、前縁は、ローラ
ーの回転周囲に沿って載せられ、そしてニップ４０に送
り出される。シートは、リーチ１８と２０の間の積み重
ね領域２６にニップ４０を通って確実に駆動される。ニ
ップ４０が共通平面２４かオフセットされる時、ニップ
を通過するシートもまた、オフセットされる。シート
は、停止ゲート手段１６の介在部材５８に対して積み重
ね領域２６において選択的に停止され、そしてスタック
７４（又は７８）に集積される。スタックは、リーチ１
８と２０の間のスタック経路外に介在部材５８を回転さ
せることにより選択的に解放され、そして解放されたス
タックは、移動するリーチによってさらに輸送される。

【００２６】ニップ４０のオフセット「ＵＯ」又は「Ｄ
Ｏ」は、所望の積み重ねモードにより選択的に設定され
る。すなわち、「上」集積に対して共通平面２の上に、
そして「下」集積に対して共通平面２４の下に設定され
る。また、共通平面２４からのオフセット距離は、種々
の数のシート及び／又は種々のシート材料厚のスタック
を収容するために調整される。

【００２７】停止ゲート手段１６とローラー手段１４の
間の距離並びにオフセット「ＵＯ」と「ＤＯ」の調整と
設定は、代替的に手動で行われるが、記載した電動調整
及び設定が好ましい。

【００２８】発明が、好ましい実施態様を参照して詳細
に示され記載されたが、形態と詳細における多様な変形
と修正が発明の精神と範囲に反することなく行われるこ
とが、技術における当業者には理解されるであろう。

【００２９】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。

【００３０】１．スタックへのシートの順次送りと集積
と集積スタックの後続の輸送のためのローラー集積器に
おいて、上方及び下方エンドレスベルト手段（１０、１
２）であり、該上方ベルト手段（１０）は、下方リーチ
（１８）を有し、該下方ベルト手段（１２）は、上方リ
ーチ（２０）を有し、該上方及び下方リーチ（１８、２
０）は、共通方向において駆動され、かつ共通平面にお
いて実質的に配設され、これにより共通平面を規定し、
該上方及び下方リーチ（１８、２０）は、実質的に該共
通平面において積み重ね領域（２６）に沿って配設され
た上方及び下方エンドレスベルト手段（１０、１２）
と、該上方及び下方ベルト手段（１０、１２）によって
順次に送り出されたシートを送るための被動ローラー手
段（１４）であり、該被動ローラー手段（１４）は、ニ
ップ（４０）を有する上方及び下方ローラー手段（２
８、３０）を含み、該ニップ（４０）は、該積み重ね領
域（２６）の上流で該上方及び下方リーチ（１８、２
０）に沿って配設され、かつ該共通平面に関してオフセ
ットを有する被動ローラー手段（１４）と、該積み重ね
領域からのシートを選択的に停止させ、解放させるため
の停止ゲート手段（５８）であり、該停止ゲート手段
（５８）は、該被動ローラー手段（１４）の下流の該上
方及び下方リーチ（１８、２０）に沿って配設される停
止ゲート手段（５８）とを具備し、これにより、シート
は、該上方及び下方リーチ（１８、２０）によって該ニ
ップ（４０）を通って該積み重ね領域（２６）に順次に
送られ、ここでシートは、該停止ゲート手段（５８）に
よって選択的に停止され、かつスタックに積み重ねら
れ、続いて、該上方及び下方エンドレスベルト手段（１
０、１２）による後続の輸送のために該停止ゲート手段
（５８）によって選択的に解放され、該被動ローラー手
段（１４）は、該オフセットの方向においてシートをオ
フセットする際に動作し、その結果シートは該積み重ね
領域（２６）に送られるローラー集積器。２．該被動ローラー手段が、該オフセットを該共通平面
から種々の距離に調整するための手段を含む上記１に記
載のローラー集積器。

【００３１】３．該被動ローラー手段が、該共通平面に
関して対向側に該オフセットをプリセットする選択手段
を含む上記１に記載のローラー集積器。

【００３２】４．該上方ローラー手段が、該ニップを形
成するために該下方ローラー手段に対してバネ負荷さ
れ、該下方ローラー手段が固定軸の回りで回転するよう
に駆動される上記１に記載のローラー集積器。

【００３３】５．該停止ゲート手段が、車軸と該車軸に
取り付けた介在部材を具備し、該停止ゲート手段が、さ
らに、該車軸とこのため該介在部材を第１及び第２定位
の間で選択的に回転させるための手段を含み、該介在部
材が、該第１定位にある間、該共通平面において該上方
及び下方リーチに沿ってシート輸送経路に介在され、そ
して該介在部材が、該第２定位にある間、シート輸送経
路外にある上記１に記載のローラー集積器。

【００３４】６．スタックへのシートの順次送りと集積
と集積スタックをさらに輸送する方法において、上方エ
ンドレスベルト手段の下方リーチと下方エンドレスベル
ト手段の上方リーチによって順次にシートを送る段階で
あり、該上方及び下方リーチは、共通方向において駆動
され、かつ実質的に共通平面において配設され、該上方
及び下方リーチは、被動ローラー手段を配設しており、
該上方及び下方リーチは、該被動ローラー手段の下流
に、実質的に該共通平面において積み重ね領域を配置し
ている段階と、シートを該被動ローラー手段に送出する
段階と、該共通平面から該被動ローラー手段によってシ
ートをオフセットさせ、該共通平面に関してオフセット
を有するニップにおいて、該被動ローラー手段の上方及
び下方ローラーの間でシートをニップする段階と、シー
トを停止させるための該積み重ね領域の下流端部におい
てシートの経路に停止ゲート手段の介在器を介在させる
段階と、該ニップを通して該積み重ね領域にシートを駆
動する段階と、該停止ゲート手段の該介在器に対して該
積み重ね領域におけるシートを停止させ、これにより、
スタックにシートを集積させる段階と、シート経路外に
該介在器を移動させ、該上方及び下方リーチの間でさら
にスタックを輸送することにより、スタックを選択的に
解放する段階とを含む方法。

【００３５】７．該オフセットを該共通平面から種々の
距離に調整する段階をさらに含む上記６に記載の方法。

【００３６】８．該共通平面に関して対向側に選択的に
該オフセットをプリセットする段階をさらに含む上記６
に記載の方法。

【００３７】９．種々の長さのシートの収容のために該
停止ゲート手段と該被動ローラー手段の間の距離を調整
する段階をさらに含む上記６に記載の方法。

【００３８】１０．距離を調整する該段階が、該被動ロ
ーラー手段から種々の距離に該停止ゲート手段を駆動す
ることを含む上記９に記載の方法。

【図面の簡単な説明】

【図１】発明によるローラー集積器の略側面図である。

【図２】図１に示されたローラー手段の部分の拡大略断
片側面図である。

【図３】図１に示されたローラー手段の部分の拡大略断
片側面図である。

【図４】図１に示されたローラー集積器の部分の略断片
図である。

【符号の説明】

１０上方エンドレスベルト手段１２下方エンドレスベルト手段１４被駆動ローラー手段１８下方リーチ２０上方リーチ２６積み重ね領域２８上方ローラー手段３０下方ローラー手段４０ニップ５８停止ゲート手段

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】スタックへのシートの順次送りと集積と
集積スタックの後続の輸送のためのローラー集積器にお
いて、上方及び下方エンドレスベルト手段（１０、１
２）であり、該上方ベルト手段（１０）は、下方リーチ
（１８）を有し、該下方ベルト手段（１２）は、上方リ
ーチ（２０）を有し、該上方及び下方リーチ（１８、２
０）は、共通方向において駆動され、かつ共通平面にお
いて実質的に配設され、これにより共通平面を規定し、
該上方及び下方リーチ（１８、２０）は、実質的に該共
通平面において積み重ね領域（２６）に沿って配設され
た上方及び下方エンドレスベルト手段（１０、１２）
と、該上方及び下方ベルト手段（１０、１２）によって
順次に送り出されたシートを送るための被動ローラー手
段（１４）であり、該被動ローラー手段（１４）は、ニ
ップ（４０）を有する上方及び下方ローラー手段（２
８、３０）を含み、該ニップ（４０）は、該積み重ね領
域（２６）の上流で該上方及び下方リーチ（１８、２
０）に沿って配設され、かつ該共通平面に関してオフセ
ットを有する被動ローラー手段（１４）と、該積み重ね
領域からのシートを選択的に停止させ、解放させるため
の停止ゲート手段（５８）であり、該停止ゲート手段
（５８）は、該被動ローラー手段（１４）の下流の該上
方及び下方リーチ（１８、２０）に沿って配設される停
止ゲート手段（５８）とを具備し、これにより、シート
は、該上方及び下方リーチ（１８、２０）によって該ニ
ップ（４０）を通って該積み重ね領域（２６）に順次に
送られ、ここでシートは、該停止ゲート手段（５８）に
よって選択的に停止され、かつスタックに積み重ねら
れ、続いて、該上方及び下方エンドレスベルト手段（１
０、１２）による後続の輸送のために該停止ゲート手段
（５８）によって選択的に解放され、該被動ローラー手
段（１４）は、該オフセットの方向においてシートをオ
フセットする際に動作し、その結果シートは該積み重ね
領域（２６）に送られるローラー集積器。
【請求項２】スタックへのシートの順次送りと集積と
集積スタックをさらに輸送する方法において、上方エン
ドレスベルト手段の下方リーチと下方エンドレスベルト
手段の上方リーチによって順次にシートを送る段階であ
り、該上方及び下方リーチは、共通方向において駆動さ
れ、かつ実質的に共通平面において配設され、該上方及
び下方リーチは、被動ローラー手段を配設しており、該
上方及び下方リーチは、該被動ローラー手段の下流に、
実質的に該共通平面において積み重ね領域を配置してい
る段階と、シートを該被動ローラー手段に送出する段階
と、該共通平面から該被動ローラー手段によってシート
をオフセットさせ、該共通平面に関してオフセットを有
するニップにおいて、該被動ローラー手段の上方及び下
方ローラーの間でシートをニップする段階と、シートを
停止させるための該積み重ね領域の下流端部においてシ
ートの経路に停止ゲート手段の介在器を介在させる段階
と、該ニップを通して該積み重ね領域にシートを駆動す
る段階と、該停止ゲート手段の該介在器に対して該積み
重ね領域におけるシートを停止させ、これにより、スタ
ックにシートを集積させる段階と、シート経路外に該介
在器を移動させ、該上方及び下方リーチの間でさらにス
タックを輸送することにより、スタックを選択的に解放
する段階とを含む方法。