JP2831453B2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JP2831453B2 JP2831453B2 JP2234385A JP23438590A JP2831453B2 JP 2831453 B2 JP2831453 B2 JP 2831453B2 JP 2234385 A JP2234385 A JP 2234385A JP 23438590 A JP23438590 A JP 23438590A JP 2831453 B2 JP2831453 B2 JP 2831453B2
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- sheet
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- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複写機、フアクシミリ、プリンタ等の画
像形成装置の給紙装置に係り、特に用紙収納部より作像
部へ搬送される用紙の向きを90度変換させる方向変換手
段を併設した画像形成装置の給紙装置に関する。
像形成装置の給紙装置に係り、特に用紙収納部より作像
部へ搬送される用紙の向きを90度変換させる方向変換手
段を併設した画像形成装置の給紙装置に関する。
〔従来の技術〕 給紙部から給紙された用紙の向きを90度水平に変換し
て作像部へ送り出すことによつて、縦置き型（給紙部に
用紙の長手方向を搬送方向側にして収容する）から横置
き型（給紙部に用紙の短手方向を搬送方向側にして収容
する）の搬送状態に、またその逆の搬送状態にして、同
一サイズ紙でも、縦置き型と横置き型の２つの専用の給
紙部が必要であつたものを一つで済ます技術が、本出願
人より既に提案されている。
て作像部へ送り出すことによつて、縦置き型（給紙部に
用紙の長手方向を搬送方向側にして収容する）から横置
き型（給紙部に用紙の短手方向を搬送方向側にして収容
する）の搬送状態に、またその逆の搬送状態にして、同
一サイズ紙でも、縦置き型と横置き型の２つの専用の給
紙部が必要であつたものを一つで済ます技術が、本出願
人より既に提案されている。
一方、水平方向に並設配列された複数の用紙収容部を
有する給紙装置（いわゆるタンデム型給紙装置）に関し
ても既に本出願人より特開昭61−86326号公報として開
示されている。
有する給紙装置（いわゆるタンデム型給紙装置）に関し
ても既に本出願人より特開昭61−86326号公報として開
示されている。
上記２つの従来技術はいずれも、縦方向に多段に配列
された用紙収容部（給紙段；給紙カセツト）の１段当た
りの機能を従来の２段分以上高めると共に、省スペース
化、低コスト化を図るものであるが、個々の技術におい
ては、それにも限界があつた。
された用紙収容部（給紙段；給紙カセツト）の１段当た
りの機能を従来の２段分以上高めると共に、省スペース
化、低コスト化を図るものであるが、個々の技術におい
ては、それにも限界があつた。
本発明はこのような背景に基づいてなされたものであ
り、用紙の方向変換装置とタンデム型給紙部を組ま合わ
せて、１段当たりの用紙収納部の機能を一層高め、より
省スペース化、低コスト化が図れる給紙装置を提供する
ことを目的とする。
り、用紙の方向変換装置とタンデム型給紙部を組ま合わ
せて、１段当たりの用紙収納部の機能を一層高め、より
省スペース化、低コスト化が図れる給紙装置を提供する
ことを目的とする。
上記目的は、給紙部と画像形成部との間に用紙の向き
を縦横90度変換させる用紙方向変換手段を設けた給紙装
置において、装置本体内に水平方向に並置され、前記画
像形成部の下方に小サイズ紙を横送りセット可能な複数
の用紙収容部と、該複数の用紙収容部のそれぞれ同一側
方に設けられた繰出し・分離手段と、前記複数の用紙収
容部から用紙を前記画像形成部へ導く第１搬送路と、前
記複数の用紙収容部の一つから用紙を前記用紙方向変換
手段を経由させ、縦横変換した後、前記画像形成部へ導
く第２搬送路と、前記第１搬送路および第２搬送路の少
なくとも一部分により垂直方向に伸びるように形成され
た垂直搬送路とを備え、前記用紙方向変換手段を前記垂
直搬送路を挾んで前記用紙収容部とは反対側の空間に配
置した第１の手段によって達成される。
を縦横90度変換させる用紙方向変換手段を設けた給紙装
置において、装置本体内に水平方向に並置され、前記画
像形成部の下方に小サイズ紙を横送りセット可能な複数
の用紙収容部と、該複数の用紙収容部のそれぞれ同一側
方に設けられた繰出し・分離手段と、前記複数の用紙収
容部から用紙を前記画像形成部へ導く第１搬送路と、前
記複数の用紙収容部の一つから用紙を前記用紙方向変換
手段を経由させ、縦横変換した後、前記画像形成部へ導
く第２搬送路と、前記第１搬送路および第２搬送路の少
なくとも一部分により垂直方向に伸びるように形成され
た垂直搬送路とを備え、前記用紙方向変換手段を前記垂
直搬送路を挾んで前記用紙収容部とは反対側の空間に配
置した第１の手段によって達成される。
上記目的は、第１の手段において、前記第１搬送路お
よび第２搬送路をそれぞれ単一の搬送路とし、前記複数
の用紙収容部からの共通搬送路とする第２の手段によっ
ても達成される。
よび第２搬送路をそれぞれ単一の搬送路とし、前記複数
の用紙収容部からの共通搬送路とする第２の手段によっ
ても達成される。
上記第１の手段によれば、用紙方向変換手段を備える
給紙装置にタンデム型の用紙収容部を併設することによ
り１段の用紙収容部相当分の高さで少なくとも４段相当
の機能、すなわち、２個の用紙収納部をタンデム型に並
設した場合、各用紙収容部から送り出された用紙は、そ
れぞれ用紙方向変換手段出方向変換可能であり、各用紙
収容部はそれぞれ同一サイズでも縦、横載置の２段の用
紙収容部機能を有するので、両者で４段の機能を有する
ことになる。
給紙装置にタンデム型の用紙収容部を併設することによ
り１段の用紙収容部相当分の高さで少なくとも４段相当
の機能、すなわち、２個の用紙収納部をタンデム型に並
設した場合、各用紙収容部から送り出された用紙は、そ
れぞれ用紙方向変換手段出方向変換可能であり、各用紙
収容部はそれぞれ同一サイズでも縦、横載置の２段の用
紙収容部機能を有するので、両者で４段の機能を有する
ことになる。
また、第２の手段によれば、各用紙収容部から用紙を
画像形成部および用紙方向変換手段へ導く搬送路が簡素
化される。
画像形成部および用紙方向変換手段へ導く搬送路が簡素
化される。
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第１図は本発明の一実施例に係る複写機全体の構成図
であり、複写機本体１が給紙装置本体100に載置され
る。符号11は収納された用紙束を、21は給紙ローラ、22
は分離ローラ対をそれぞれ示す。給紙ローラ21より給送
された用紙は画像転写部23で画像転写され、定着装置24
を経て排紙トレイ25上に排出される。
であり、複写機本体１が給紙装置本体100に載置され
る。符号11は収納された用紙束を、21は給紙ローラ、22
は分離ローラ対をそれぞれ示す。給紙ローラ21より給送
された用紙は画像転写部23で画像転写され、定着装置24
を経て排紙トレイ25上に排出される。
給紙装置本体100内には別の用紙収納装置と給紙ロー
ラを設けると共に、適宜収納された用紙の向きを90度偏
向させるための用紙の方向変換装置200を設ける。
ラを設けると共に、適宜収納された用紙の向きを90度偏
向させるための用紙の方向変換装置200を設ける。
用紙の偏向を行わない場合、例えば用紙束101から給
紙ローラ102によつて給送された用紙は、本体と連通す
る縦搬送路150を経て画像転写部23に送り込まれる。他
の用紙束についても同様である。
紙ローラ102によつて給送された用紙は、本体と連通す
る縦搬送路150を経て画像転写部23に送り込まれる。他
の用紙束についても同様である。
給紙装置本体100内には、複数の用紙収容部をほぼ水
平方向に並置配列、言い換れば給紙方向に縦列配置させ
たタンデム型給紙部300が設けられている。
平方向に並置配列、言い換れば給紙方向に縦列配置させ
たタンデム型給紙部300が設けられている。
タンデム型給紙部300は、第２図に示すように、第１
用紙収容部400と第２用紙収容部500とから構成されてお
り、タンデム型給紙部300の長さは他の段の給紙部に大
体合わせてある。
用紙収容部400と第２用紙収容部500とから構成されてお
り、タンデム型給紙部300の長さは他の段の給紙部に大
体合わせてある。
各用紙収容部において、401,501は用紙束、402,502は
給紙ローラ、403は搬送ベルト、404は用紙を搬送ベルト
403面へ吸引するフアン、422,522は分離ローラ対であ
る。
給紙ローラ、403は搬送ベルト、404は用紙を搬送ベルト
403面へ吸引するフアン、422,522は分離ローラ対であ
る。
第２用紙収容部500から給紙する場合について述べ
る。
る。
用紙束501から給紙ローラ502によつて給送された用紙
は、分離ローラ対522で捌かれた後、第１用紙収容部400
の上部に張設された搬送ベルト403によつて吸着搬送さ
れて連行され、第１用紙収容部400の分離ローラ対422に
送り込むことができる。これにより搬送ローラ群153を
介して第１搬送路150aを通つて給紙できる。また第２用
紙収容部500を使用中、第１用紙収容部400の給紙ローラ
402を上方へ退避させる。搬送ベルト403は複数本のやや
幅の広い穴あき平ベルトを使用するとよい（第10図参
照）。
は、分離ローラ対522で捌かれた後、第１用紙収容部400
の上部に張設された搬送ベルト403によつて吸着搬送さ
れて連行され、第１用紙収容部400の分離ローラ対422に
送り込むことができる。これにより搬送ローラ群153を
介して第１搬送路150aを通つて給紙できる。また第２用
紙収容部500を使用中、第１用紙収容部400の給紙ローラ
402を上方へ退避させる。搬送ベルト403は複数本のやや
幅の広い穴あき平ベルトを使用するとよい（第10図参
照）。
次に用紙を90゜偏向する場合を述べる（横→縦偏向の
例）。給紙ローラ402の下流に搬送路切換爪151,152およ
び正逆転する搬送ローラ群154を設け、給送された用紙
を方向変換装置200へ送り込む。なお、前記切換爪151,1
52は90゜偏向可能な各用紙収容部毎に設けられ、通常は
実線位置に、また方向変換装置20へ送り込む時は破線位
置になるようにし、また正逆転ローラ群154についても
搬送方向が一致する方向に回転制御される。方向変換装
置200は給紙装置本体100内のどの部分に設けてもよい
が、縦搬送路の用紙収容部を反対側のスペースに設ける
このがコンパクトでもあり、紙詰まりに際してもジヤム
紙の除去が容易になるので好都合である。第１図の実施
例では、用紙は下方で一度反転して方向変換装置200へ
入り、回転後Ｃ方向から排紙されて縦搬送路150に合流
する。
例）。給紙ローラ402の下流に搬送路切換爪151,152およ
び正逆転する搬送ローラ群154を設け、給送された用紙
を方向変換装置200へ送り込む。なお、前記切換爪151,1
52は90゜偏向可能な各用紙収容部毎に設けられ、通常は
実線位置に、また方向変換装置20へ送り込む時は破線位
置になるようにし、また正逆転ローラ群154についても
搬送方向が一致する方向に回転制御される。方向変換装
置200は給紙装置本体100内のどの部分に設けてもよい
が、縦搬送路の用紙収容部を反対側のスペースに設ける
このがコンパクトでもあり、紙詰まりに際してもジヤム
紙の除去が容易になるので好都合である。第１図の実施
例では、用紙は下方で一度反転して方向変換装置200へ
入り、回転後Ｃ方向から排紙されて縦搬送路150に合流
する。
なお、第２図において、150aは複写機本体１側に直接
向かう第１搬送路、150bは方向変換装置200に向かう第
２搬送路である。
向かう第１搬送路、150bは方向変換装置200に向かう第
２搬送路である。
第３図ないし第６図に方向変換装置200の構成を示
す。
す。
矢印Ｂの方向より送り込まれた用紙は、搬入ローラ対
201によつて案内台202と上部ガイド板203とで形成する
用紙回転搬送路250（第１図）に送り込まれる。用紙回
転搬送路250上に、移動手段によつて予め用紙サイズ毎
に決められた位置で待機するサイドフエンス204、用紙
を進行方向に送るための送りローラ205および回転した
用紙をサイドフエンス204に寄せる寄せローラ206、回転
前の用紙前縁位置を揃えるストツパ209、用紙をその軸
心周りに回動させる回転羽根210等を設ける。
201によつて案内台202と上部ガイド板203とで形成する
用紙回転搬送路250（第１図）に送り込まれる。用紙回
転搬送路250上に、移動手段によつて予め用紙サイズ毎
に決められた位置で待機するサイドフエンス204、用紙
を進行方向に送るための送りローラ205および回転した
用紙をサイドフエンス204に寄せる寄せローラ206、回転
前の用紙前縁位置を揃えるストツパ209、用紙をその軸
心周りに回動させる回転羽根210等を設ける。
サイドフエンス204は、通常ホームセンサ208によつて
定められるホーム位置にあるが、用紙搬入前にステツピ
ングモータ207で駆動され、予め定められた整合位置に
移動する。中央基準搬送の場合、サイドフエンス204の
整合位置は搬送中心線よりa/2とする（ａは用紙の短手
寸法、ｂは用紙の長手寸法）。即ち、ｄ＝a/2。
定められるホーム位置にあるが、用紙搬入前にステツピ
ングモータ207で駆動され、予め定められた整合位置に
移動する。中央基準搬送の場合、サイドフエンス204の
整合位置は搬送中心線よりa/2とする（ａは用紙の短手
寸法、ｂは用紙の長手寸法）。即ち、ｄ＝a/2。
サイドフエンス204は搬送方向に延出して用紙回転時
の整合面となると共に、回転後の用紙を搬送方向に案内
する。また、第６図のように用紙の案内面に対する垂直
方向の規制を行うガイド部204cを設ける（ガイド部204c
は他の手段、可撓性フイルム、ワイヤ、板バネ等で代用
してもよい）。
の整合面となると共に、回転後の用紙を搬送方向に案内
する。また、第６図のように用紙の案内面に対する垂直
方向の規制を行うガイド部204cを設ける（ガイド部204c
は他の手段、可撓性フイルム、ワイヤ、板バネ等で代用
してもよい）。
回転羽根210をサイドフエンス204の上流で、かつ送り
ローラ205よりは下流に設け、その回転軸210cをサイド
フエンス204の基準面の略延長線上に設け、矢印方向に
回転させる。回転軸から放射状に伸びたアーム210a上に
適度に摩擦力と弾力性を有する押さえ羽根210bを複数枚
取り付ける。押さえ羽根210bは上部ガイド板203の切込
み部分203a内にある時、搬送路にある用紙面を接圧して
用紙をその回転軸210cを中心に略90度回転させ、前縁を
サイドフエンス204に衝合させる。衝合後、押さえ羽根2
10bは用紙上を滑つて搬送路側方へ抜き出る。
ローラ205よりは下流に設け、その回転軸210cをサイド
フエンス204の基準面の略延長線上に設け、矢印方向に
回転させる。回転軸から放射状に伸びたアーム210a上に
適度に摩擦力と弾力性を有する押さえ羽根210bを複数枚
取り付ける。押さえ羽根210bは上部ガイド板203の切込
み部分203a内にある時、搬送路にある用紙面を接圧して
用紙をその回転軸210cを中心に略90度回転させ、前縁を
サイドフエンス204に衝合させる。衝合後、押さえ羽根2
10bは用紙上を滑つて搬送路側方へ抜き出る。
押さえ羽根210bの周速をvA、送りローラ205の紙送り
速度をvBとする時、 が望ましい。
速度をvBとする時、 が望ましい。
但し、r:押さえ羽根回転半径、 c:送りローラと回転中心の距離 上部ガイド板203の切込み部分近傍に羽根持上げ部203
bを設けて搬送路に接した押さえ羽根210bをサイド上部
カイド板203上に引き上げる。押さえ羽根210bの材質と
して、軟質ウレタンゴム、軟質発泡ウレタンゴム等のゴ
ム弾性体や、弾性フイルムの上に適度の摩擦部材を貼
付、またはコーテイングしたもの等を使用できる。摩擦
力の大きさは用紙がサイドフエンス204に衝合した後、
羽根部材により用紙測縁に座屈やシワが生じない程度と
する。
bを設けて搬送路に接した押さえ羽根210bをサイド上部
カイド板203上に引き上げる。押さえ羽根210bの材質と
して、軟質ウレタンゴム、軟質発泡ウレタンゴム等のゴ
ム弾性体や、弾性フイルムの上に適度の摩擦部材を貼
付、またはコーテイングしたもの等を使用できる。摩擦
力の大きさは用紙がサイドフエンス204に衝合した後、
羽根部材により用紙測縁に座屈やシワが生じない程度と
する。
入紙した用紙後端が搬入ローラ対201を通過する前に
送りローラ205に渡される。送りローラ205の下流には、
押さえ羽根回転軸部210cと倒立可能なストツパ209が搬
送方向と直交方向に並設されているので、搬入紙の前縁
がまず整合、位置決めされる。用紙がストツパ等に当接
状態で送りローラ205がスリツプ回転できるよう、その
駆動側にトルクリミツタを入れたり、また従動側を球体
にするとよい。
送りローラ205に渡される。送りローラ205の下流には、
押さえ羽根回転軸部210cと倒立可能なストツパ209が搬
送方向と直交方向に並設されているので、搬入紙の前縁
がまず整合、位置決めされる。用紙がストツパ等に当接
状態で送りローラ205がスリツプ回転できるよう、その
駆動側にトルクリミツタを入れたり、また従動側を球体
にするとよい。
前縁整合後、所定時間経てストツパ209が開放される
と、用紙に押さえ羽根回転軸部210cを中心とする回転モ
ーメントが作用し、合わせて押さえ羽根210bが用紙と圧
接することにより、用紙はP1→P2→P3と回転し、さらに
寄せローラ206に渡されてその長手縁がサイドフエンス2
04に整合される。寄せローラ206も図示のように従動側
を球コロとし、また進行方向に対しθだけ傾けるとよい
（θ＝５゜〜30゜）。回転後の用紙はサイドフエンス20
4に沿つて進み、排出ローラ対211によつてＣ方向へ排出
される。
と、用紙に押さえ羽根回転軸部210cを中心とする回転モ
ーメントが作用し、合わせて押さえ羽根210bが用紙と圧
接することにより、用紙はP1→P2→P3と回転し、さらに
寄せローラ206に渡されてその長手縁がサイドフエンス2
04に整合される。寄せローラ206も図示のように従動側
を球コロとし、また進行方向に対しθだけ傾けるとよい
（θ＝５゜〜30゜）。回転後の用紙はサイドフエンス20
4に沿つて進み、排出ローラ対211によつてＣ方向へ排出
される。
なお、回転羽根210はサイドフエンス部と一体となつ
て搬送方向と直角の方向に移動可能に構成されているの
で、各種用紙サイズに対応することができる（第６図参
照）。羽根の数は１〜複数枚でもよい。また羽根の形状
は色々変形が可能である。
て搬送方向と直角の方向に移動可能に構成されているの
で、各種用紙サイズに対応することができる（第６図参
照）。羽根の数は１〜複数枚でもよい。また羽根の形状
は色々変形が可能である。
また、本実施例ではストツパ209によつて用紙を一旦
停止させた後、回転を行うようにしたが、場合によつて
はストツパ209を省略し、停止させることなく回転を行
つてもよい。
停止させた後、回転を行うようにしたが、場合によつて
はストツパ209を省略し、停止させることなく回転を行
つてもよい。
第５図において、用紙がストツパ209で停止中、押さ
え羽根210bを圧接するようにし、直ちにストツパ209を
開放して用紙回転を行うと一層効果的である。この場
合、搬送路に紙検知センサ212を設け、また押さえ羽根2
10bはステツピングモータ等により間欠的に回転させ、
用紙位置と関連させて押さえ羽根210bを回転駆動制御さ
せる（用紙がストツパ209に至るまでは押さえ羽根210b
を上部ガイド板203上に退避させ、用紙がストツパ209に
至つた後、押さえ羽根210bを駆動し、用紙上に圧接さ
せ、同時にストツパ209を開放させて、90゜回転させ
る）。
え羽根210bを圧接するようにし、直ちにストツパ209を
開放して用紙回転を行うと一層効果的である。この場
合、搬送路に紙検知センサ212を設け、また押さえ羽根2
10bはステツピングモータ等により間欠的に回転させ、
用紙位置と関連させて押さえ羽根210bを回転駆動制御さ
せる（用紙がストツパ209に至るまでは押さえ羽根210b
を上部ガイド板203上に退避させ、用紙がストツパ209に
至つた後、押さえ羽根210bを駆動し、用紙上に圧接さ
せ、同時にストツパ209を開放させて、90゜回転させ
る）。
本実施例による第２用紙収容部500から給送される用
紙の搬送方法については、実施例の搬送ベルトによる吸
着搬送以外の各種公知手段を用いても達成できる。
紙の搬送方法については、実施例の搬送ベルトによる吸
着搬送以外の各種公知手段を用いても達成できる。
また、タンデム型給紙部300への用紙収納は通常、頻
繁に使用されるA4,B5等、小サイズ紙を横送りセツト
し、必要に応じそれらを90゜偏向して使用するのが使わ
れ方および処理能力の点で最も有効である。本実施例の
タンデム型給紙部300は90度回転装置を併設すること
で、従来の４段給紙に匹敵する機能を保有する。
繁に使用されるA4,B5等、小サイズ紙を横送りセツト
し、必要に応じそれらを90゜偏向して使用するのが使わ
れ方および処理能力の点で最も有効である。本実施例の
タンデム型給紙部300は90度回転装置を併設すること
で、従来の４段給紙に匹敵する機能を保有する。
即ち、例えば従来、A4横用紙収容部、A4縦用紙収容
部、B5横用紙収容部、B5縦用紙収容部の４段あつたとす
れば、タンデム型給紙部300において第１用紙収容部400
をA4横、第２用紙収容部500をB5横とすれば、従来の４
段分の機能を持つことになる。
部、B5横用紙収容部、B5縦用紙収容部の４段あつたとす
れば、タンデム型給紙部300において第１用紙収容部400
をA4横、第２用紙収容部500をB5横とすれば、従来の４
段分の機能を持つことになる。
第８図はタンデム型給紙部300の下段を大容量トレイ6
00とした例、第９図はタンデム型給紙部300の前段にそ
の大容量トレイ600を適用した実施例を示す。
00とした例、第９図はタンデム型給紙部300の前段にそ
の大容量トレイ600を適用した実施例を示す。
以上説明したように、請求項１記載の発明によれば、
用紙方向変換手段を備える給紙装置に水平方向に複数の
用紙収容部を並置しているので、用紙収容部の数の２倍
の給紙段の機能を果たすことができ、省スペース化、低
コスト化を図ることが可能となる。また、用紙方向変換
手段は垂直搬送路を挾んで用紙収容部とは反対側の空間
に配置されているので、紙詰まりに際してもジヤム紙の
除去が容易に行うことができる。
用紙方向変換手段を備える給紙装置に水平方向に複数の
用紙収容部を並置しているので、用紙収容部の数の２倍
の給紙段の機能を果たすことができ、省スペース化、低
コスト化を図ることが可能となる。また、用紙方向変換
手段は垂直搬送路を挾んで用紙収容部とは反対側の空間
に配置されているので、紙詰まりに際してもジヤム紙の
除去が容易に行うことができる。
また、請求項２記載の発明によれば、第１搬送路およ
び第２搬送路をそれぞれ単一の搬送路とし、複数の用紙
収容部からの共通搬送路としたので、搬送路の簡素化を
図ることができる。
び第２搬送路をそれぞれ単一の搬送路とし、複数の用紙
収容部からの共通搬送路としたので、搬送路の簡素化を
図ることができる。
第１図は本発明の一実施例に係る複写機全体の構成図、
第２図は給紙装置の要部の構成図、第３図は方向変換手
段の平面図、第４図は第３図Ｘ−Ｘ線断面図、第５図は
方向変換手段の上部ガイド板の平面図、第６図は同測面
図、第７図は第５図Ｙ−Ｙ線断面図、第８図および第９
図は他の実施例に係る給紙装置の構成図、第10図は搬送
ベルトの平面図である。 150a……第１搬送路、150b……第２搬送路、200……方
向変換装置、400……第１用紙収容部、500……第２用紙
収容部、422,522……分離ローラ対。
第２図は給紙装置の要部の構成図、第３図は方向変換手
段の平面図、第４図は第３図Ｘ−Ｘ線断面図、第５図は
方向変換手段の上部ガイド板の平面図、第６図は同測面
図、第７図は第５図Ｙ−Ｙ線断面図、第８図および第９
図は他の実施例に係る給紙装置の構成図、第10図は搬送
ベルトの平面図である。 150a……第１搬送路、150b……第２搬送路、200……方
向変換装置、400……第１用紙収容部、500……第２用紙
収容部、422,522……分離ローラ対。
Claims (2)
- 【請求項１】給紙部と画像形成部との間に用紙の向きを
縦横90度変換させる用紙方向変換手段を設けた給紙装置
において、 装置本体内に水平方向に並置され、前記画像形成部の下
方に小サイズ紙を横送りセット可能な複数の用紙収容部
と、 該複数の用紙収容部のそれぞれ同一側方に設けられた繰
出し・分離手段と、 前記複数の用紙収容部から用紙を前記画像形成部へ導く
第１搬送路と、 前記複数の用紙収容部の一つから用紙を前記用紙方向変
換手段を経由させ、縦横変換した後、前記画像形成部へ
導く第２搬送路と、 前記第１搬送路および第２搬送路の少なくとも一部分に
より垂直方向に伸びるように形成された垂直搬送路と、 を備え、前記用紙方向変換手段は、前記垂直搬送路を挾
んで前記用紙収容部とは反対側の空間に配置されている
ことを特徴とする給紙装置。 - 【請求項２】前記第１搬送路および第２搬送路をそれぞ
れ単一の搬送路とし、前記複数の用紙収容部からの共通
搬送路として構成したことを特徴とする請求項１記載の
給紙装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2234385A JP2831453B2 (ja) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | 給紙装置 |
| US07/943,989 US5259606A (en) | 1990-09-06 | 1992-09-11 | Sheet feeding device for image forming equipment |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2234385A JP2831453B2 (ja) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | 給紙装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8156901A Division JP2723883B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 給紙装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04116067A JPH04116067A (ja) | 1992-04-16 |
| JP2831453B2 true JP2831453B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=16970171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2234385A Expired - Fee Related JP2831453B2 (ja) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | 給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2831453B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5449165A (en) * | 1993-04-26 | 1995-09-12 | Xerox Corporation | 90 degree paper feed transition module |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58147931U (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-04 | キヤノン株式会社 | シ−ト給送装置 |
| JPH0615392B2 (ja) * | 1984-10-01 | 1994-03-02 | 株式会社リコー | 記録装置 |
| JPS61101553U (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-28 |
-
1990
- 1990-09-06 JP JP2234385A patent/JP2831453B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04116067A (ja) | 1992-04-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |