JPH0243462A - 枠組足場装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この出願の発明は、建築工事現場等で使用される枠組足
場装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の枠組足場装置には、建築物と足場との間
隙を閉塞したり、足場板の張出し等を可能にするために
、足場枠上部の横枠内に収納できるようにこれに伸縮自
在にブラケットを挿入し、ブラケットの先端部に固着し
た短いパイプに方杖（支持材）の上端を枢着し、方杖は
伸縮自在になっておりその下端は足場枠の建地枠に枢着
しであるものが存在する。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来の枠組足場装置においては、方
杖（支持材）を伸縮自在にするために、方杖を二本のパ
イプで構成すると共に一方のパイプの内側に他方のパイ
プを伸縮自在に挿嵌し、挿嵌した側のパイプにビン挿通
孔を所要数穿設し、これらビン挿通孔に外側のパイプか
らビンを挿通してビン止めし、数段の長さに調節できる
ものとしているので、挿嵌した側のパイプが細いものと
なる上にこのパイプのビン止めしたビン挿通孔に強い力
が作用して、この方杖の強度を充分なものにすることが
できず、ブラケットを充分に支持することができないと
いう課題を有していた。

そこで、この出願の発明の枠組足場装置は、上記従来の
枠組足場装置が有する課題を解決するためになされたも
のである。

〔課題を解決するための手段〕

そのため、この出願の請求項１記載の発明では、足場枠
（１）上部の横枠（３）にブラケット（５）を伸縮自在
に装着し、このブラケット（５）の先端部には支持材（
８）の一端を回動自在に連結し、さらにこの支持材（８
）の他端は建地枠（２）に任意位置で止着することので
きる取付具（９）に回動自在に連結したものとしている
。さらに、この出願の請求項２記載の発明では、前記請
求項１記載の発明において、前記取付具（９）を、建地
枠（２）に着脱自在に止着できるものとしている。さら
に、この出願の請求項３記載の発明では、前記請求項１
記載の発明において、前記ブラケット（５）を、横枠（
３）に着脱自在に装着できるものとすると共に、前記取
付具（９）を、建地枠（３）に着脱自在に止着できるも
のとしている。さらに、この出願の請求項４記載の発明
では、足場枠（１）上部の横枠（３）の両端にそれぞれ
、ブラケット（５）を伸縮自在に装着し、このブラケッ
ト（５）の先端部には支持材（８）の一端を回動自在に
連結し、さらにこの支持材（８）の他端は建地枠（２）
に任意位置で止着することのできる取付具（９）に回動
自在に連結したものとしている。

〔作用〕

この出願の発明の枠組足場装置は、上記手段を施した結
果、請求項１記載の発明では、不使用時には支持材（８
）を伸縮させることなくブラケット（５）を足場枠（１
）上部の横枠（３）内に収納しておくことができ、使用
時にも支持材（８）を伸縮させることなくブラケット（
５）を足場枠（１）上部の横枠（３）内から引き出して
、使用現場の状況に応じて適宜の長さに張出すことがで
き、請求項２記載の発明では、上記請求項１記載の発明
と同様の作用を有する以外に、必要に応じて取付具（９
）を建地枠（２）から取り外すことができ、請求項３記
載の発明では、上記請求項１記載の発明と同様の作用を
有する以外に、必要に応じてブラケット（５）を横枠（
３）から取り外すと共に取付具（９）を建地枠（２）か
ら取り外すことができ、請求項４記載の発明では、不使
用時にはブラケット（５）を足場枠（１）上部の横枠（
３）内に収納しておくことができ、使用時にはブラケッ
ト（５）を足場枠（１）上部の横枠（３）内から引き出
して、使用現場の状況に応じて横枠（３）の両端におい
て適宜の長さに張出すことができる。

〔実施例〕

以下、この出願の発明の枠組足場装置の構成を実施例と
して示した図面に基づいて説明する。

（１）は足場枠であり、二本の建地枠（２）上部に横枠
（３）を架設し、これら建地枠（２）と横枠（３）を補
強枠（４）で補強して形成しており、前記建地枠（２）
上部の横枠（３）にはブラケット（５）を伸縮自在に装
着している。前記横枠（３）は、建地枠（２）の上端に
溶接等で固着されており、さらにこの横枠（３）の前記
建地枠（２）に対向する位置に継手パイプ（６）を溶接
等で固着している。

前記ブラケット（５）の先端部には、継手パイプ（７）
を溶接等で固着すると共に、ブラケット（５）の先端部
又はこの継手パイプ（７）の下端に支持材（８）の一端
を回動自在に連結し、さらにこの支持材（８）の他端を
建地枠（２）に任意位置で止着することのできる取付具
（９）に回動自在に連結している。又、前記ブラケット
（５）は、基部に抜止手段（図示せず）を設けて、横枠
（３）から抜は落ちないようなものとしたり、必要に応
じ横枠（３）に着脱自在に装着できるものとすることが
できる。

前記取付具（９）は、クランプ部（１０）を建地枠（２
）の任意位置に挟み込んで締付ボルト（１１）で締め付
けることにより、建地枠（２）に着脱自在に止着できる
ものとしている。

さらに、前記足場枠（１）は、必要に応じ建地枠（２）
上部の横枠（３）の両端にそれぞれ、ブラケット（５）
を伸縮自在に装着することもできる。

上述のように構成したこの出願の発明の枠組足場装置を
使用する場合には、例えば建築物の周囲に、複数個の足
場枠（１）を一定間隔をおいて並列させ（但し、横枠（
３）の片端のみにブラケット（５）を装着した場合は、
このブラケット（５）を装着した側を建築物側に向け）
、対向する足場枠（１）の建地枠（２）間にはそれぞれ
交差状に連結棒（１２）を張架し、さらに前記足場枠（
１）の継手バイブ（６）に他の足場枠（１）の建地枠（
２）の下部を嵌合し、前記足場枠（１）の上方に他の足
場枠（１）を次々に継ぎ足し、前記と同様に対向する足
場枠（１）の建地枠（２）間にはそれぞれ交差状に連結
棒（１２）を張架していき、これら足場枠（１）を必要
とする高さにまで組み合せる。

そして、前記したように組み合せられた足場枠（１）の
横枠（３）間にそれぞれ足場板（１３）を架設すると共
に、ブラケット（５）を横枠（３）内から引き出して、
建築物との間や建築物と反対側に張出して、これらの張
出したブラケット（５）間にそれぞれ足場板（１３）を
架設して、建築物との間隙を閉塞したり、建築物と反対
側に足場を広げることができる。

〔発明の効果〕

この出願の発明の枠組足場装置は、以上に述べたように
構成されており、請求項１から請求項４記載のいずれの
発明においても、支持材（８）を伸縮させることなくブ
ラケット（５）を横枠（３）内に収納しておくことがで
き、又支・持材（８）を伸縮させることなくブラケット
（５）を横枠（３）内から引き出して、使用現場の状況
に応じて適宜の長さに張出すことができると共に前記支
持材（８）は強度の充分なものとすることができるので
、支持材（８）に強い力が作用しても充分に耐えること
ができ、ブラケット（５）の支持を確実なものにするこ
とができ、さらに請求項２記載の発明では、必要に応じ
て取付具（９）を建地枠（２）から取り外すことができ
るので、建地枠（２）と横枠（３）間に補強枠（４）が
設けられていても、取付具（９）を建地枠（２）の任意
位置で止着する場合にこの補強枠（４）が邪魔になるよ
うなことはなく、さらに請求項３記載の発明では、必要
に応じてブラケット（５）を横枠（３）から取り外すと
共に取付具（９）を建地枠（２）から取り外すことがで
きるので、このブラケット（５）を横枠（３）の反対側
に付は変えることができ、さらに請求項４記載の発明で
は、使用現場の状況に応じて横枠（３）の両端において
適宜の長さに張出すことができるので、非常に便利であ
る等の優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この出願の発明の枠組足場装置の側面図。第
２図は、同枠組足場装置の要部を示す説明図、第３図は
、同枠組足場装置を組み合せて使用する状態を示す一部
断面斜視図。 （１）・・・足場枠　（２）・・・建地枠　（３）・・
・横枠　（５）・・・ブラケット　（８）・・・支持材
　（９）・・・取付具

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、足場枠（１）上部の横枠（３）にブラケット（５）
   を伸縮自在に装着し、このブラケット（５）の先端部に
   は支持材（８）の一端を回動自在に連結し、さらにこの
   支持材（８）の他端は建地枠（２）に任意位置で止着す
   ることのできる取付具（９）に回動自在に連結したこと
   を特徴とする枠組足場装置。 ２、前記取付具（９）を、建地枠（２）に着脱自在に止
   着できるものとしたことを特徴とする請求項１記載の枠
   組足場装置。 ３、前記ブラケット（５）を、横枠（３）に着脱自在に
   装着できるものとすると共に、前記取付具（９）を、建
   地枠（２）に着脱自在に止着できるものとしたことを特
   徴とする請求項１記載の枠組足場装置。 ４、足場枠（１）上部の横枠（３）の両端にそれぞれ、
   ブラケット（５）を伸縮自在に装着し、このブラケット
   （５）の先端部には支持材（８）の一端を回動自在に連
   結し、さらにこの支持材（８）の他端は建地枠（２）に
   任意位置で止着することのできる取付具（９）に回動自
   在に連結したことを特徴とする枠組足場装置。