JPH052448U - 容量内蔵形発振子 - Google Patents
容量内蔵形発振子Info
- Publication number
- JPH052448U JPH052448U JP4709091U JP4709091U JPH052448U JP H052448 U JPH052448 U JP H052448U JP 4709091 U JP4709091 U JP 4709091U JP 4709091 U JP4709091 U JP 4709091U JP H052448 U JPH052448 U JP H052448U
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- JP
- Japan
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- electrodes
- paste
- capacitor
- wiring board
- electrode
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- Pending
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部との接続用電極を有する配線基板上に印
刷により形成された容量をもつ容量内蔵形発振子におい
て、圧電振動子と配線基板上の電極とを導電性接着剤ま
たは半田を用いて確実に接続させることを目的とする。 【構成】 配線基板1の上に容量ペースト9を、この上
に搭載する圧電振動子7よりも全長を長く印刷し、さら
にこの容量ペースト9の両端上部及び側面と配線基板1
とを一体に被覆し、かつ前記容量ペースト9の両端下部
には存在しない一対の電極11を設けることにより、圧
電振動子7と一対の電極11の高低差を小さくすること
ができるので、導電性接着剤12または半田による両者
の接続を確実に行うことができる。また、容量ペースト
9の存在する部分では中央部の電極10と一対の電極1
1が接してしまうことはないので、電極を形成できる部
分の面積が従来より大きくなり、よって容量構成におけ
る寸法上の制約を減少させることができる。
刷により形成された容量をもつ容量内蔵形発振子におい
て、圧電振動子と配線基板上の電極とを導電性接着剤ま
たは半田を用いて確実に接続させることを目的とする。 【構成】 配線基板1の上に容量ペースト9を、この上
に搭載する圧電振動子7よりも全長を長く印刷し、さら
にこの容量ペースト9の両端上部及び側面と配線基板1
とを一体に被覆し、かつ前記容量ペースト9の両端下部
には存在しない一対の電極11を設けることにより、圧
電振動子7と一対の電極11の高低差を小さくすること
ができるので、導電性接着剤12または半田による両者
の接続を確実に行うことができる。また、容量ペースト
9の存在する部分では中央部の電極10と一対の電極1
1が接してしまうことはないので、電極を形成できる部
分の面積が従来より大きくなり、よって容量構成におけ
る寸法上の制約を減少させることができる。
Description
【0001】
本考案はコンピュータ等の各種電子機器に使用される容量内蔵形発振子に関す る。
【0002】
近年、圧電振動子とコンデンサを複合した容量内蔵形発振子が広く用いられて おり、印刷容量を有するものも数多く作られている。
【0003】 以下に従来の容量内蔵形発振子の構成について図面により説明する。図3は従 来の容量内蔵形発振子の構成を示す断面図で、1は配線基板、2は配線基板1の 下面に設けられた外部との接続用電極、4aおよび4bは配線基板1の上面に設 けられた電極、3は容量ペースト、5は容量ペースト3の上面および端面に形成 された一対の電極、6は容量ペースト3の上に空間を設けて圧電振動子7を配置 し、かつ圧電振動子7の素子電極8と配線基板1の上面に設けた両端部の電極4 bとを導通接続させるための導電性接着剤である。
【0004】 図4(a)は従来の配線基板1の上面における中央部の電極4aおよび両端部 の電極4bの代表的なパターンを示すものである。図4(b)は図4(a)の電 極4aの上に容量ペースト3を印刷したものを示している。図4(c)は容量ペ ースト3上に、電極4bと接続されるように配置された電極5を示しており、こ れらの電極4aおよび5と容量ペースト3により容量コンデンサを構成している 。
【0005】
しかしながら、前記の従来の構成の容量内蔵形発振子では、図3に示すように 、両端に位置する電極4bと圧電振動子7との高低差が大きすぎ、導電性接着剤 6で電極4bと圧電振動子7を接続させるときに接続不良が起こり易く、また振 動で接続がはずれ易いといった信頼性上での問題を有していた。
【0006】 本考案は上記従来の問題点を解決するもので、信頼性に優れた容量内蔵形発振 子を提供することを目的とする。
【0007】
この目的を達成するために本考案の容量内蔵形発振子は、配線基板の下面に外 部との接続用電極を設けるとともに前記配線基板の上面のほぼ中央に1個の電極 を設け、その1個の電極のほぼ中央分を覆いかつ全長がその上に搭載する圧電振 動子の全長よりも長い容量ペーストを設け、その容量ペーストの両側上面及び側 面と前記配線基板の端部近傍とを一体に覆う一対の電極を設け、その一対の電極 に前記容量ペーストの上部に搭載される圧電振動子の素子電極を接続した構成と する。
【0008】
この構成によって、圧電振動子と容量ペースト上の両側の電極とが導電性接着 剤または半田により接続されればよいことになり、接続を困難にしていた前記の 高低差が小さくなるため、前記導電性接着剤または半田により両者を容易にしか も確実に接続させることができる。
【0009】 また、容量ペーストの存在する部分では、容量ペーストの下部に従来のような 両端部の電極がないので中央部と両端部の電極が接してしまうということはなく 、中央部の電極を形成できる部分の面積が従来より大きくとることができるので 容量形成における寸法上の制約を減少させることができる。
【0010】
以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、図1と 図3において、同一部分は同一符号で示してあり、すでに図3で説明した同一部 分については説明を省略する。図1は本考案の容量内蔵形発振子の断面図であり 、両側の一対の電極11は圧電振動子7の全長よりも長い容量ペースト9の上に 配置され、導電性接着剤または半田12により圧電振動子7の素子電極8と電気 的に接続されている。この構造により、導電性接着剤または半田12で接続する 距離が短かくなり、接続が確実にできる。
【0011】 以上のような構造をもつための容量部の構成について図面を参照しながら説明 する。図2(a)は配線基板1上の中央部の電極10のパターンである。図2( b)は中央部の電極10の上に印刷された容量ペースト9を示している。図2( c)は容量ペースト9の両側上部及び側面と配線基板1とを一体に被覆する一対 の電極11が形成されていることを示している。なお、一対の電極11は容量ペ ースト9の下部には存在していない。この構成により、中央部の電極10の面積 を大きくすることができ、容量形成の自由度が高まる。
【0012】
以上のように本考案によれば、圧電振動子の全長より長い容量ペースト上に一 対の電極を設けることにより、導電性接着剤または半田によって確実に圧電振動 子とこの電極との接続を行うことができ、信頼性に優れた発振子が得られる。ま た、容量ペーストの存在する部分ではその下部に従来の両端部の電極がないので 中央部と両端部の電極が接してしまうことはなく、電極を形成できる部分の面積 が従来より大きくなり、よって容量形成における寸法上の制約を減少させること ができる。
【図1】本考案の一実施例における容量内蔵形発振子の
断面図
断面図
【図2】(a)は本考案の一実施例における中央部の電
極のパターン図 (b)は本考案の一実施例における容量ペーストの配置
図 (c)は本考案の一実施例における一対の電極のパター
ン図
極のパターン図 (b)は本考案の一実施例における容量ペーストの配置
図 (c)は本考案の一実施例における一対の電極のパター
ン図
【図3】従来の容量内蔵形発振子の断面図
【図4】(a)は従来の配線基板上の電極のパターン図 (b)は従来の容量ペーストの配置図 (c)は従来の容量ペースト上の電極のパターン図
1 配線基板 2 接続用電極 7 圧電振動子 8 素子電極 9 容量ペースト 10 中央部の電極 11 一対の電極 12 導電性接着剤(または半田)
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】配線基板の下面に外部との接続用電極を設
けるとともに前記配線基板の上面のほぼ中央に1個の電
極を設け、その1個の電極のほぼ中央部分を覆いかつ全
長がその上に搭載する圧電振動子の全長よりも長い容量
ペーストを設け、その容量ペーストの両側上面及び側面
と前記配線基板の端部近傍とを一体に覆う一対の電極を
設け、その一対の電極に前記容量ペーストの上部に搭載
される圧電振動子の素子電極を接続した容量内蔵形発振
子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4709091U JPH052448U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 容量内蔵形発振子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4709091U JPH052448U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 容量内蔵形発振子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052448U true JPH052448U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=12765488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4709091U Pending JPH052448U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 容量内蔵形発振子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052448U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006270548A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Tdk Corp | 圧電共振部品 |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP4709091U patent/JPH052448U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006270548A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Tdk Corp | 圧電共振部品 |
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