JPH09130198A - 圧電振動器 - Google Patents
圧電振動器Info
- Publication number
- JPH09130198A JPH09130198A JP28476295A JP28476295A JPH09130198A JP H09130198 A JPH09130198 A JP H09130198A JP 28476295 A JP28476295 A JP 28476295A JP 28476295 A JP28476295 A JP 28476295A JP H09130198 A JPH09130198 A JP H09130198A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- piezoelectric vibrator
- insulating substrate
- adhesive
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型化を図った圧電振動器を提供することを
目的とする。 【解決手段】 圧電振動子６を収納するキャップケース
１０の開口縁１０ａの外縁部に凹部１０ｂを形成し、開
口縁１０ａに設けた接着剤９によりこのキャップケース
１０と絶縁基板１を接着する。
目的とする。 【解決手段】 圧電振動子６を収納するキャップケース
１０の開口縁１０ａの外縁部に凹部１０ｂを形成し、開
口縁１０ａに設けた接着剤９によりこのキャップケース
１０と絶縁基板１を接着する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロコンピュー
タ及びリモートコントロール装置などの各種電子機器に
用いられる圧電振動器に関するものである。
タ及びリモートコントロール装置などの各種電子機器に
用いられる圧電振動器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２、図３において絶縁基板１の表裏面
には、ある一定間隔で電極２ａ、電極２ｂ、電極２ｃが
設けられ、絶縁基板１の側面に形成された半円切欠き状
の側面電極２ｄ，２ｅ，２ｆを介して表裏のそれぞれの
電極２ａ，２ｂ，２ｃ間の電気的導通が図られている。
容量素子３は薄板状で表側電極４ａ、およびこれと対称
位置の表側電極（図示せず）と裏側電極４ｂとにより長
尺方向に２ヵ所のコンデンサを形成しているものであ
り、絶縁基板１の各電極２ａ，２ｂ，２ｃと容量素子３
の各電極４ａ，４ｂとは、電極２ａと表側電極４ａ、電
極２ｂと裏側電極４ｂ、電極２ｃと表側電極（図示せ
ず）の各接続が導電性接着剤５によりなされている。圧
電振動子６は薄板状で表側電極７ａ、および裏側電極７
ｂが設けられ、長尺方向の両端部が導電性接着剤５によ
り容量素子３の表側電極４ａと圧電振動子６の表側電極
７ａ、表側電極（図示せず）と裏側電極７ｂとがそれぞ
れ接続されている。キャップケース８は内部に空洞部８
ｂを有する下面が開口した箱型形状であり、空洞部８ｂ
内に容量素子３と圧電振動子６を収納し、開口縁８ａが
絶縁基板１上に接着剤９により密封固定されている。
には、ある一定間隔で電極２ａ、電極２ｂ、電極２ｃが
設けられ、絶縁基板１の側面に形成された半円切欠き状
の側面電極２ｄ，２ｅ，２ｆを介して表裏のそれぞれの
電極２ａ，２ｂ，２ｃ間の電気的導通が図られている。
容量素子３は薄板状で表側電極４ａ、およびこれと対称
位置の表側電極（図示せず）と裏側電極４ｂとにより長
尺方向に２ヵ所のコンデンサを形成しているものであ
り、絶縁基板１の各電極２ａ，２ｂ，２ｃと容量素子３
の各電極４ａ，４ｂとは、電極２ａと表側電極４ａ、電
極２ｂと裏側電極４ｂ、電極２ｃと表側電極（図示せ
ず）の各接続が導電性接着剤５によりなされている。圧
電振動子６は薄板状で表側電極７ａ、および裏側電極７
ｂが設けられ、長尺方向の両端部が導電性接着剤５によ
り容量素子３の表側電極４ａと圧電振動子６の表側電極
７ａ、表側電極（図示せず）と裏側電極７ｂとがそれぞ
れ接続されている。キャップケース８は内部に空洞部８
ｂを有する下面が開口した箱型形状であり、空洞部８ｂ
内に容量素子３と圧電振動子６を収納し、開口縁８ａが
絶縁基板１上に接着剤９により密封固定されている。
【０００３】前記構成を等価回路で示すと図４となり、
二つのコンデンサＡ，ＢとこのコンデンサＡ，Ｂを介し
て電気的に結合された圧電振動子６で構成された圧電振
動器が構成されている。
二つのコンデンサＡ，ＢとこのコンデンサＡ，Ｂを介し
て電気的に結合された圧電振動子６で構成された圧電振
動器が構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の従
来の構成では、絶縁基板１とキャップケース８の接着時
に、開口縁８ａに塗着された接着剤９が接着面よりはみ
出し、側面電極２ｄ，２ｅ，２ｆを伝わって絶縁基板１
の裏面電極２ａ，２ｂ，２ｃ上に流れ込んでしまい、半
田が付かなくなるケースが発生する。これを防ぐため絶
縁基板１の外形寸法をキャップケース８の外形寸法より
かなり大きくし、接着剤９のはみ出しを吸収する方法が
考えられるが、小型化を求められるこの製品の形状がそ
の意に反して大きくなるという問題を有していた。
来の構成では、絶縁基板１とキャップケース８の接着時
に、開口縁８ａに塗着された接着剤９が接着面よりはみ
出し、側面電極２ｄ，２ｅ，２ｆを伝わって絶縁基板１
の裏面電極２ａ，２ｂ，２ｃ上に流れ込んでしまい、半
田が付かなくなるケースが発生する。これを防ぐため絶
縁基板１の外形寸法をキャップケース８の外形寸法より
かなり大きくし、接着剤９のはみ出しを吸収する方法が
考えられるが、小型化を求められるこの製品の形状がそ
の意に反して大きくなるという問題を有していた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、キャップケースの開口縁の外縁部分に凹部
を形成し、これにより初期の目的を達成するものであ
る。
に本発明は、キャップケースの開口縁の外縁部分に凹部
を形成し、これにより初期の目的を達成するものであ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の構成に
より、絶縁基板とキャップケースの接着面よりはみ出そ
うとする接着剤はキャップケースに形成された凹部に溜
まり、接着剤が側面電極を介して絶縁ケースの裏面に流
れ込むことを防止できる。
より、絶縁基板とキャップケースの接着面よりはみ出そ
うとする接着剤はキャップケースに形成された凹部に溜
まり、接着剤が側面電極を介して絶縁ケースの裏面に流
れ込むことを防止できる。
【０００７】したがって製品の半田付け性が向上し、絶
縁基板の小面積化も可能となり製品の小型化が図れる。
縁基板の小面積化も可能となり製品の小型化が図れる。
【０００８】以下本発明の一実施形態について、図１を
参照しながら説明する。本実施形態の圧電振動器で従来
例と異なるのは図１に示すように、キャップケース１０
として、その開口縁１０ａの外縁部に凹部１０ｂを形成
したものを用いたことである。凹部１０ｂの大きさはキ
ャップケース１０の対衝撃強度、はみ出そうとする接着
剤９の量等を考慮しキャップケース１０の内側方向及び
高さは数十〜百数十μｍ程度としている。なお、本実施
例では凹部１０ｂの形状を角状としているが、接着剤９
のはみ出しを吸収できる凹部があれば特に形にとらわれ
ない。また、凹部１０ｂの形成は、キャップケース１０
の開口縁１０ａ全周に設ける必要はなく、ケース１０の
側面電極２ｄ，２ｅ，２ｆに対応する周辺部のみに凹部
１０ｂを形成してもよい。さらに凹部１０ｂはキャップ
ケース１０の内縁部側にも設けても良い。
参照しながら説明する。本実施形態の圧電振動器で従来
例と異なるのは図１に示すように、キャップケース１０
として、その開口縁１０ａの外縁部に凹部１０ｂを形成
したものを用いたことである。凹部１０ｂの大きさはキ
ャップケース１０の対衝撃強度、はみ出そうとする接着
剤９の量等を考慮しキャップケース１０の内側方向及び
高さは数十〜百数十μｍ程度としている。なお、本実施
例では凹部１０ｂの形状を角状としているが、接着剤９
のはみ出しを吸収できる凹部があれば特に形にとらわれ
ない。また、凹部１０ｂの形成は、キャップケース１０
の開口縁１０ａ全周に設ける必要はなく、ケース１０の
側面電極２ｄ，２ｅ，２ｆに対応する周辺部のみに凹部
１０ｂを形成してもよい。さらに凹部１０ｂはキャップ
ケース１０の内縁部側にも設けても良い。
【０００９】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、キャップ
ケースの開口縁に外縁部に接着剤溜り用の凹部を設ける
ことにより、絶縁基板の側面電極への接着剤の流れ込み
を防ぐことができるので、プリント基板等への半田付け
の信頼性が向上し、さらにまた絶縁基板１を接着剤のは
み出し分を吸収すべく大きくする必要がなく、小型化が
実現できる。
ケースの開口縁に外縁部に接着剤溜り用の凹部を設ける
ことにより、絶縁基板の側面電極への接着剤の流れ込み
を防ぐことができるので、プリント基板等への半田付け
の信頼性が向上し、さらにまた絶縁基板１を接着剤のは
み出し分を吸収すべく大きくする必要がなく、小型化が
実現できる。
【図１】本発明の一実施形態を示す圧電振動器の要部拡
大断面図
大断面図
【図２】従来の圧電振動器の外観斜視図
【図３】同圧電振動器の要部拡大断面図
【図４】同圧電振動器の等価回路図
１ 絶縁基板 ２ａ，２ｂ，２ｃ 電極 ２ｄ，２ｅ，２ｆ 側面電極 ３ 容量素子 ５ 導電接着剤 ６ 圧電振動子 ９ 接着剤 １０ キャップケース １０ａ 開口縁 １０ｂ 凹部
Claims (1)
- 【請求項１】 外周縁の側面部に複数個に切欠き部を設
け、その切欠き部を介して表裏面に電気的に導通された
電極を形成した絶縁基板と、その絶縁基板の上部に配置
した圧電振動子と、前記絶縁基板上においてこの圧電振
動子を収納した下面が開口部となったキャップケースか
らなり、前記キャップケースの開口縁の外縁部に凹部を
形成するとともに、この開口縁に設けた接着剤でキャッ
プケースと絶縁基板を接着したことを特徴とする圧電振
動器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28476295A JPH09130198A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 圧電振動器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28476295A JPH09130198A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 圧電振動器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09130198A true JPH09130198A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17682688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28476295A Pending JPH09130198A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 圧電振動器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09130198A (ja) |
-
1995
- 1995-11-01 JP JP28476295A patent/JPH09130198A/ja active Pending
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