JPH05244168A - ローカルエリアネットワークにおけるチャネルの異常通知方式 - Google Patents

ローカルエリアネットワークにおけるチャネルの異常通知方式

Info

Publication number
JPH05244168A
JPH05244168A JP4075841A JP7584192A JPH05244168A JP H05244168 A JPH05244168 A JP H05244168A JP 4075841 A JP4075841 A JP 4075841A JP 7584192 A JP7584192 A JP 7584192A JP H05244168 A JPH05244168 A JP H05244168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
channel
time
fault
notification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4075841A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kumeta
康夫 久米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP4075841A priority Critical patent/JPH05244168A/ja
Publication of JPH05244168A publication Critical patent/JPH05244168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 LANにおいて通信チャネルの異常が検出さ
れた場合恒久的な異常のみを上位機器へ通知し、保守作
業を効率良く行えるようにする。 【構成】 ノイズ等の原因による一過性のチャネル異常
が発生した場合は、ワンショットタイマ6のタイムアウ
ト以内に回復するために異常が発生したことが上位機器
へ通知されない。しかし恒久的なチャネル異常の場合に
はワンショットタイマ6のタイムアウト後に異常が通知
される。したがって、保守担当者に対し真に必要とする
チャネル異常のみが通知され、この結果効率の良い保守
作業が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローカルエリアネット
ワーク(以下、LAN)上で発生する通信チャネルの異
常を通知するLANにおけるチャネル異常通知方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】制御システム等に用いられるLANにお
いては、システム全体の信頼性を高めるために、通信チ
ャネルが正常であるか否かを常時診断しており、異常が
検出されるとマンマシンインターフェース(以下、上位
機器)へ通知して、保守担当者に異常の発生と修復の要
求を通知するようにしている。LANに生じる異常に
は、接続されているノードや伝送路自体のハードウェア
或いはソフトウェアの異常による恒久的なものと外来ノ
イズ等に起因する一過性のものとがあり、前者は速やか
に故障箇所を修復する必要があるが、後者の場合は通常
リトライ等の手段により通信異常を回復できるので、非
常に頻繁に発生する場合を除いては、保守担当者はこれ
に対応する必要はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムでは、
LANに生じる恒久的な異常と一過性の異常とが特に区
別されておらず、LAN上に何らかの異常が発生する度
に上位装置へ異常を通知すると共に異常が回復した場合
にも異常回復を通知しているため、外来ノイズの多い劣
悪な環境に設置されたシステムからは異常の発生通知と
その回復通知とが頻繁に伝達され、この結果保守担当者
に煩雑感を与えるという問題があった。また、一過性の
異常が頻繁に通知されることから上記の恒久的な異常の
通知が迅速に伝達できないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明は、ノードにより検出された通信チャ
ネルの異常通知を遅延させる異常通知遅延手段を備えた
ものである。また、異常通知の遅延時間を任意に設定で
きるようにしたものである。
【0005】
【作用】したがって通信チャネルの異常通知が遅延され
るため、この遅延時間内に生じた一過性の異常に基づく
発生通知と回復通知は上位機器へ伝達されない。また、
異常通知の遅延時間が任意に設定できるため、システム
の設置環境に応じた遅延時間が設定できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
り、LANを構成するノードの機能ブロックを示すもの
である。同図において、1は伝送路であり、この伝送路
1にドライバ2,レシーバ3,送信制御部4及び受信制
御部5からなるノードが複数接続されている。即ち、伝
送路1にはデータを送信するドライバ2とデータを受信
するレシーバ3とが接続されており、送信制御部4はこ
のノードがデータを送信するときに必要とされる各種の
処理を行う他、送信時に発生するチャネルの異常の有無
を検査して後述するチャネル正常信号aを出力する。ま
た、レシーバ3を通してデータを受信する受信制御部5
は、受信アドレスの比較や受信フレームの正否のチェッ
ク等一般の受信データの処理を行う他に、受信時に発生
するチャネルの異常の有無を検査してチャネル正常信号
aを発生する機能を有する。なお、6はワンショットタ
イマであり、送出制御部4または受信制御部5からチャ
ネル正常信号aが送出されなくなると、異常通知信号a
を出力するものである。
【0007】即ち上記したチャネル正常信号aは、図2
(a)に示すようなタイミングで送信制御部4または受
信制御部5から出力され、チャネルが正常ならば実線部
分で示すように周期的なパルスが出力され、送信制御部
4または受信制御部5において何らかの異常が検出され
ると、図2(a)の点線部分で示すようにパルス信号は
出力されなくなる。そしてこのパルス信号が例えばt8
以降の時点から連続して出力されない場合は、ワンショ
ットタイマ6はt11時点において図2(b)に示すよ
うな異常通知信号bを出力する。
【0008】即ち、チャネルに何の異常も検出されてい
ない場合は、図2(a)のt1〜t3に示すように、一
定周期のパルス信号を発生するので、ワンショットタイ
マ6はタイムアウトしない。今、ノイズ等によって異常
が発生し、これが送信制御部4または受信制御部5によ
って検出されると、t4時点においてパルス信号を発生
しない。これが一過性の異常であれば、t5〜t7に示
すように再び正常なパルス信号が出力される。この結
果、ワンショットタイマはタイムアウトしない。しか
し、恒久的な異常が送信制御部4または受信制御部5に
よって検出されると、パルス信号はt8時点以降で全く
出力されなくなる。この例では4パルスに相当する時間
連続してパルス信号が出力されないので、ワンショット
タイマがタイムアウトしt11時点で異常通知信号bが
出力される。
【0009】次に、図3は本発明の他の実施例を示すブ
ロック図である。この例は本発明をプロセス制御用のマ
ンマシンインターフェースの通信用インターフェースに
適用したものである。図3において、通信用LSI7は
送受信信号のシリアル/パラレル変換、誤り訂正符号の
付加と検査及び受信アドレスの照合等を行う市販のLS
Iであり、また8はマイクロプロセッサ(以下、u
P)、9はuP8の実行するプログラムを格納するRO
M、10はデータを格納するRAMである。
【0010】図1ではチャネルの異常をハードウェア、
即ち送信制御部4及び受信制御部5において検出してい
るが、本実施例ではuPのプログラムの実行により実現
している。したがってこの発明の実現手段は、ハードウ
ェアでも良くまたソフトウェアでも良い。即ちuPの実
行する送信制御プログラムには、図4に示すようなロジ
ックが組み込まれており、また受信制御プログラムにも
図5に示すようなロジックが組み込まれている。さらに
この発明の目的である異常通知を遅らせるロジックは図
6に示すような構成となっている。
【0011】そして、送信制御プログラムは、このノー
ドがデータを送信する毎に起動されて通信用LSI7を
制御しデータ送信を行うが、その中で送信時に検出され
るチャネルの異常の有無(例えばループバックが正常に
行われたか否か等)を検査し、その結果に応じてTx
Fail Flagをセット/リセットする。
【0012】また受信制御プログラムは、このノードが
データを受信したときに起動されて通信用LSI7を制
御し、データの受信を行うか、或いは一定時間異常何も
受信されない時等に起動されて受信チャネルの診断を行
うものであるが、この中でチャネルの異常(例えば何も
受信しない状態が続いているとか或いは破壊されたフレ
ームが受信された等)の有無を検査し、その結果に応じ
てRx Fail Flagをセット/リセットする。
【0013】またチャネル異常通知プログラムは、タイ
マ等の割り込みによって定期的に起動され、この割り込
み処理の中でTx Fail Flag及びRx Fa
ilFlagのうちいずれか一方がセットされていれ
ば、カウンタFail Counterを+1し、そう
でなければこれをリセットする。そして、カウンタFa
il Counterの値が設定値Time Out
Valueを越えたならば、チャネルの異常が一定時間
以上連続しているということで、図示しない上位機器へ
異常の発生を通知し、カウンタFail Counte
rをリセットする。
【0014】このように本発明の異常通知方式を用いれ
ば、ノイズ等による一過性の異常の場合には、異常が発
生したことが上位機器へ通知されない。しかし恒久的な
異常の場合にはワンショットタイマのタイムアウト後、
または、カウンタの値が設定値を越えた時点で異常が通
知される。これらタイマ等の待ち時間は、保守のために
要する時間に比べれば無視できる短い時間であり、した
がって真に必要とするチャネル異常のみを保守担当者へ
通知でき、保守作業が効率良く行える。また、ワンショ
ットタイマのタイムアウト時間やカウンタの設定値は、
外部から容易に設定することが可能であり、システムの
設置されているノイズ環境やシステムの大きさに適合さ
せてこれらの値を設定するようにすれば、的確な異常判
定を行うことができる。なお本実施例においては、異常
の発生時のみ異常通知を遅延させるようにしたが、異常
が回復してこれの通知時にも遅延させるようにすれば、
異常からの復帰後に直ちに異常が発生した場合これの再
度の通知が防止される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、通信チ
ャネルの異常通知を遅延させるようにしたので、通信チ
ャネルの一過性の異常は上位機器へ伝達されずに恒久的
な異常のみが伝達されることになり、この結果効率の良
い保守作業が行える。また、システムの設置環境に応じ
て任意に遅延時間が設定できるため、例えばノイズ環境
の悪い場所に設置されたシステムから恒久的な異常のみ
を伝達させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るローカルエリアネットワークにお
けるチャネル異常通知方式を適用した装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】上記装置において発生するチャネル正常信号及
び異常通知信号のタイミングチャートである。
【図3】本発明をマイクロプロセッサを用いて実現する
場合の構成図である。
【図4】上記マイクロプロセッサにより実行される送信
制御プログラムの内容を示す説明図である。
【図5】上記マイクロプロセッサにより実行される受信
制御プログラムの内容を示す説明図である。
【図6】上記マイクロプロセッサにより実行されるチャ
ネル異常通知プログラムの内容を示す説明図である。
【符号の説明】
1 伝送路 2 ドライバ 3 レシーバ 4 送信制御部 5 受信制御部 6 ワンショットタイマ 7 通信用LSI 8 マイクロプロセッサ(uP) 9 ROM 10 RAM a チャネル正常信号 b 異常通知信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信チャネルの異常を検出して上位機器
    へ通知する複数のノードを収容するローカルエリアネッ
    トワークにおいて、 前記ノードにより検出された通信チャネルの異常通知を
    遅延させる異常通知遅延手段を備えたことを特徴とする
    ローカルエリアネットワークにおけるチャネルの異常通
    知方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のローカルエリアネットワ
    ークにおけるチャネルの異常通知方式において、 前記異常通知の遅延時間を任意に設定可能としたことを
    特徴とするローカルエリアネットワークにおけるチャネ
    ルの異常通知方式。
JP4075841A 1992-02-28 1992-02-28 ローカルエリアネットワークにおけるチャネルの異常通知方式 Pending JPH05244168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4075841A JPH05244168A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 ローカルエリアネットワークにおけるチャネルの異常通知方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4075841A JPH05244168A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 ローカルエリアネットワークにおけるチャネルの異常通知方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05244168A true JPH05244168A (ja) 1993-09-21

Family

ID=13587832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4075841A Pending JPH05244168A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 ローカルエリアネットワークにおけるチャネルの異常通知方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05244168A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0799688A (ja) 多重伝送システム
JP2014191724A (ja) 入出力制御装置
JPH05244168A (ja) ローカルエリアネットワークにおけるチャネルの異常通知方式
JP2002252660A (ja) シリアルデータ通信装置及び通信エラー検出方法
JP2541492B2 (ja) マイクロプロセッサ遠隔リセット方式
JPH03276942A (ja) 中継装置
JP2591455B2 (ja) 通信装置
JP4072508B2 (ja) リモートループバック制御方法およびシステム
KR930010292B1 (ko) 통신제어보드의 장애 진단 및 복구 방법
JP2891135B2 (ja) ソフトウェア障害検出装置及びソフトウェア障害検出方法
JP2513121B2 (ja) シリアルバス用伝送装置
JPS6222296B2 (ja)
JP3052646B2 (ja) 多重通信装置
JPH06112993A (ja) シリアルデータ通信装置
JP2834062B2 (ja) 情報処理システム
JPH0612290A (ja) 制御データ監視方式
JPH06350673A (ja) プロトコル処理装置
JPS63296422A (ja) 異常送信検出方式
JPH0546501A (ja) シリアルインターフエイス方式
JPH0936844A (ja) データ伝送装置
JPS6122494B2 (ja)
JPH04160833A (ja) Lanにおけるチャネル異常通知方法
JPH05167588A (ja) ローカルエリアネットワークにおけるチャネルの異常検出方式
JPH06350492A (ja) 配電線通信システムの異常検出方式
JPH08123703A (ja) パリティチェック回路の故障検出方式