JP4072508B2 - リモートループバック制御方法およびシステム - Google Patents

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Description

本発明は回線により相互接続された装置間の通信制御に係り、特にリモートループバックテスト中に回線障害が発生した場合のリモートループバック制御方法および制御システムに関する。
通信装置にはITU−T勧告V54に準拠したループバックテスト機能が設けられているものがあり、このような通信装置が回線を通して接続されている場合には、相手側通信装置に対してループバックテストを実行することができる。しかしながら、リモートループバックテスト中に回線障害が発生すると、テストを正常に実行することができなくなるために、何らかの対策が必要である。
その対策の1つが特開2003−249992号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1に開示された方法は、ループバックテスト中に回線障害の発生を検出すると、リモートループ状態から通常状態に自動的に復帰する。すなわち、制御側の通信装置が送信したリモートループ解除コマンドを検出しなくとも、被制御側の通信装置が自動的に通常状態に復帰するので、保守性が向上するというものである。
特開2003−249992号公報(明細書段落0033〜0035参照)
しかしながら、上記従来の方法では、回線障害から復旧した後、再度テストを実行する必要があるために、操作が煩雑になり、高い操作性を得ることができなかった。
本発明の目的は、リモートループバックテストの操作性を向上させるリモートループバック制御方法およびシステムを提供することにある。
本発明によるリモートループバック制御システムは、第1装置(マスタ側装置)と第2装置(スレーブ側装置)とが回線接続され、前記第1装置が前記第2装置に対してリモートループバックテストを実行するリモートループバック制御システムであって、前記第1装置は、リモートループバックテスト設定値を格納する格納手段(テスト設定値メモリ)と、前記回線の障害の有無を検出する第1回線障害検出手段(ALM検出部)と、前記リモートループバックテストの実行中に前記回線障害が発生するとリモートループバックテストを解除し、前記回線障害が復旧すると前記格納されたリモートループバックテスト設定値を参照して自動的にリモートループバックテストを再実行する第1制御手段(制御部)と、を有することを特徴とする。
前記第2装置は、前記回線の障害の有無を検出する第2回線障害検出手段と、前記回線障害が発生すると自動的にリモートループバックを解除する第2制御手段と、を有することが望ましい。
前記第1装置は、さらに、前記リモートループバックテストが開始されてから所定時間内に前記第2装置からのループバック応答を受信したか否かを判定するタイマ手段(保護タイマ)を有し、前記第1制御手段は、前記タイマ手段がタイムアウトすると、リモートループバックを解除することを特徴とする。
図1を参照してより具体的に説明すると、本発明によるリモートループバック制御方式ではリモートループバックテスト設定を保持する構成を有し、マスタ側装置1にテスト実行スイッチをONしてからOFFするまでテスト設定を保持するテスト設定値メモリ105が設けられている。また、ALM検出部106により回線アラームを検出すると、リモートループバックテストを解除し、回線アラームからの復旧を検出すると、リモートループバックテストを再度実行するように動作制御を行う制御部104を有する。具体的には、回線アラームを検出することにより、リモートループバックテストを解除するコードを送信し、回線アラームから復旧した後、再度リモートループバックテストを実行するコードを送信する。
その他、スレーブ側装置2では、リモートループバックテスト解除コードを検出する以外にも、回線アラーム検出によりループを解除する手段を有する。具体的には、ループ検出回路リセットパルスにより、リモートループバックコード受信(検出)回路を初期化し、リモートループバックテストを解除する制御信号を生成する。
本発明によれば、リモートループバックテスト実行中、回線アラームが発生すると、マスタ側からリモートループバックテスト解除コードを送信する制御を行い、リモートループバック形成を解除する。または、回線アラーム検出により、スレーブ側がリモートループバックコード検出回路を初期化し、リモートループバック形成を解除する。このため、リモートループバックテスト実行中に回線アラームが発生しても、リモートループバック形成を解除することができる。
回線アラームがなくなったことを検出(回線アラームからの復旧)すると、テスト実行スイッチをONしてからOFFするまでテスト設定を保持している構成を有しているため、再度テストスイッチをOFFしてからONすることなく、リモートループバックテストを再実行できる。これにより、リモートループバックテストの操作性を向上させるリモートループバック制御方法およびシステムを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態によるリモートループバック制御方法を適用したマスタ/スレーブ通信システムの概略的構成図である。図1において、リモートループバックテストを実行するマスタ側通信装置1と、リモートループバックテストをかけられるスレーブ側通信装置2とが回線3により接続されているものとする。
マスタ側通信装置1は送信部101および受信部102を有し、回線3を通してスレーブ側通信装置2と通信可能である。マスタ側通信装置1にはPNデータ生成部103が設けられている。PNデータ生成部103は、制御部104のPNテスト照合開始命令に従って、リモートループバックテスト用の照合ランダムデータを生成し、送信部101へ出力する。通常の送信データはそのまま送信部101へ転送され送信部101から送信される。
ループバックテストの開始/終了はテスト実行スイッチのON/OFFにより設定され、ループバックテストを示す設定値がテスト開始からテスト終了まで(テスト実行スイッチのONからOFFまで)テスト設定値メモリ105に保持される。したがって、ループバックテストであることはテスト設定値メモリ105を参照することで知ることができる。
ALM検出部106は回線障害の有無をモニタし、回線障害が発生するとアラーム検出情報を制御部104へ出力する。制御部104は、テスト実行スイッチのON/OFF、テスト設定値メモリ105に保持されているテスト実行設定値、およびALM検出部106からのアラーム検出情報をもとに、リモートループバックテスト制御信号CLTを生成し、送信部101へ出力する。送信部101は、リモートループバックテスト制御信号CLTを入力すると、リモートループバックテスト要求/解除コードを送信する。
受信部102は回線3からデータを受信し、ACKコードの検出を行い、制御部104へ通知する。制御部104は、受信部102からACK検出信号を受けると、テスト照合開始信号を生成し、PNデータ生成部103およびPNデータ照合部107へ通知する。PNデータ生成部103は、テスト照合開始を認識すると、上述したように、テスト照合用PNデータを生成して送信部101へ送信する。PN照合部106は、テスト照合開始を認識すると、受信データを受信部102から受け取り次第、テスト照合を開始する。
スレーブ側通信装置2は送信部201および受信部202を有し、回線3を通してマスタ側通信装置2と通信可能である。受信部202は、リモートループバックテスト要求/解除用コードを検出すると、状態を制御部204へ通知する。また、制御部204からのループ検出回路リセットパルスによりACKコード以外のリモートループバックコードの検出回路が初期化される。
制御部204は、受信部202からのリモートループバックテスト要求/解除用コード検出信号とALM検出部203からのアラーム検出信号を入力すると、ループ実行部205へループセレクタ制御信号を出力し、またACK送信要求信号も生成して送信部201へ出力する。さらに、制御部204は、ループ検出回路リセットパルスを生成し、受信201と送信部202へ出力する。ALM検出部203はマスタ側のALM検出部106と同様に、回線アラームを検出し、制御部204へ通知する。
送信部201は制御部204からACK送信要求信号を受けると、ACKコードを回線側へ送信する。また、ループ検出回路リセットパルスを受けると、ACK送信回路を初期化する。ループ実行部205は、制御部204からのループセレクタ制御信号によりループ制御を行う。
図2は、図1に示す送信部101/201の構成を概略的に示すブロック図である。送信部101と送信部201とは基本的に同一構成であるから、以下、マスタ側装置1の送信部101を例にとり説明する。
図2において、送信部101は、エッジ検出回路16、ループコード生成部17、カウンタ18、セレクタ19を含んで構成される。エッジ検出回路16は、リモートループバックテスト制御信号の両エッジ検出を行い、リモートループバックテスト要求/解除コード送信のトリガとしてループコード生成部17へ通知する。ループコード生成部17は、エッジ検出回路16からのエッジ検出信号をもとに、リモートループ要求/解除コードを生成する。カウンタ18はエッジ検出回路16からのエッジ検出信号を基準として、セレクタ19の制御信号を生成する。 セレクタ19は、カウンタ18からのリモートループバックコードを選択する信号をもとに送信データを選択する。
スレーブ側装置2の送信部201の場合には、ACK送信要求信号のエッジ検出を行い、ACKデータ送信のトリガとしてループコード生成部17へ通知し、ACKコードを生成する。
図3は、図1に示す制御部104/204の構成を概略的に示すブロック図である。制御部104と制御部204とは基本的に同一構成のため、以下はマスタ側装置1の制御部104を例にとり説明する。
図3において、制御部104はテスト判断部20およびテスト制御部21を含んで構成される。テスト判断部20は、テスト実行スイッチとテスト設定値とからテスト内容を判断する。テスト制御部21は、テスト判断部20で判断されたテスト内容(今回の場合はリモートループバックテスト制御信号)を回線アラームの条件を考慮して制御する。
スレーブ側装置2の制御部204の場合には、回線アラーム入力信号から受信回路リセットパルス信号を生成し、ACK送信要求信号も生成する。
図4は、図1に示す受信部102/202の構成を概略的に示すブロック図である。受信部102と受信部202とは基本的に同一構成のため、以下はマスタ側装置1の受信部102を例にとって説明する。
図4において、受信部102はループコード検出部22およびテスト状態判定部23を含んで構成される。ループコード検出部22は受信データからリモートループバックテスト要求/解除を示すリモートループバックコードを検出する。テスト状態判定部23は、ループコード検出部22からの検出信号からテスト状態を判定する。なお、スレーブ側装置2の受信部202の場合には、ループコード検出部18でACKコードを検出する。
(リモートループバック制御)
次に、リモートループバックテスト中に、回線障害が発生した場合のリモートループバック制御動作について詳細に説明する。
図5は、本実施形態におけるリモートループバック制御手順を示すシーケンス図である。まず、マスタ側装置1のテスト実行スイッチがONされてリモートループバックテストが実行されると、テスト設定値メモリ105には、テスト実行スイッチが解除(OFF)されるまでの間、テスト設定値が保持される。
図5において、制御部104は、テスト設定値メモリ105を参照してリモートループバックテストであることを認識すると、送信部101に対しリモートループバックテスト実行要求命令を出力する。送信部101は、リモートループバックテスト実行要求を受けると、リモートループバックテスト要求コードを生成し、スレーブ側装置2へ送信する(ステップS1)。
スレーブ側装置2は、受信部202がリモートループバックテスト要求コードを検出すると、その旨を制御部204へ通知する。制御部204は、リモートループバックテスト要求コードが検出されると、ACK送信要求を送信部201へ出力して送信部201からACKコードをマスタ側装置1へ送信させ、ACKコードを全て送信し終わると、ループ実行部205へループセレクタ制御信号を送信し、それによってループ実行部205はリモートループバックを形成する(ステップS2)。
マスタ側装置1の受信部102がACKコードを受信すると、制御部104へACK検出を通知する。それによって制御部104はリモートループバックが正常に実行されたことを認識し、リモートループバックテスト照合開始信号をPN生成部102とPN照合部106へ出力する。PN生成部102は、制御部104からリモートループバックテスト照合開始信号を受けると、リモートループバックテスト用ランダムデータ(ここでは、PNデータ)を送信する(ステップS3)。
PNデータを受信すると、スレーブ側装置2ではリモートループバックが形成されているため、受信したPNデータは折り返され、マスタ側装置1へ戻される。マスタ側装置1はリモートループバックテスト照合用データを受信すると、PNデータ照合部107がテスト照合を行う(ステップS4)。
通常、テスト照合が終了すると、テスト解除を実行し(ステップS10)、テストを終了するのが一般的なリモートループバックテストの流れであるが、ここで回線アラームが発生した場合の制御が本発明の特徴である。
回線アラームが発生すると、マスタ側装置1のALM検出部106は制御部104へアラーム検出を通知する。制御部104は、アラーム検出を認識すると、リモートループバックテスト実行信号を解除し、リモートループバックテスト解除要求を送信部101へ出力する。送信部101は、リモートループバックテスト解除要求を受けると、リモートループバックテスト解除コードを生成し、スレーブ側装置2へ送信する(ステップS5.1)。
スレーブ側装置2は、リモートループバックテスト解除要求コードを検出するとリモートループバックを解除するが、自局で回線アラームを検出してもリモートループバックを解除する(ステップS5.2)。すなわち、スレーブ側装置2のALM検出部203が回線アラームを検出すると制御部204へ通知する。制御部204は、回線アラーム検出信号からリモートループバック検出回路リセットパルスを生成し、受信部202と送信部201へ出力する。リモートループバック検出回路リセットパルスを受けると、受信部202はACK検出回路以外のリモートループバックテスト検出回路を初期化し、送信部201はACK送出回路を初期化して、リモートループバックテスト前の元の状態に戻す。また、制御部204は、リモートループバックテスト解除信号を生成し、ループ実行部205へ出力する。ループ実行部205は、そのリモートループバックテスト解除信号を受けて、リモートループバックを解除する。すなわちリモートループバックテスト解除コードの検出および回線アラームの検出のうちどちらか早い方のタイミングで、リモートループバックを解除する(ステップS5.1および/またはS5.2)。
こうしてループバックが解除された後、回線障害から復旧すると、マスタ側装置1のALM検出部106は回線アラームからの復旧を検出し、制御部104へアラームからの復旧を通知する。制御部104は、回線アラームからの復旧を認識すると、アラーム前のループバックテスト設定値がテスト設定値メモリ105に保持されているので、上述したように送信部101に対しリモートループバックテスト実行要求信号を再び送信する(ステップS6)。
回線障害の復旧時、スレーブ側装置2のリモートループバック検出回路は初期化されているため、再度リモートループバックテストが実行されても問題なくテストを実行できる。これ以降の動作は既に述べたものと同様の動作であり、図5のステップS6〜S9は、ステップS1〜S4と同様である。
マスタ側装置1からリモートループバックテスト解除が実行されると、テスト設定値メモリ105はテスト設定値を保持せず、制御部104はリモートループバックテスト解除要求を送信部101へ通知する。送信部101はリモートループバックテスト解除要求を受けたら、リモートループバックテスト解除コードを生成し、スレーブ側装置2に送信する(ステップS10)。スレーブ側装置2は、リモートループバックテスト解除コードを検出すると、リモートループバックを解除する。
図6は、本実施形態における回線アラーム発生および復旧時のリモートループバック動作を示すタイムチャートである。なお、通常時のリモートループバック動作は図7に示す。
まず時刻T1において、リモートループバックテストを実行すると、マスタ側装置1内の制御部104はリモートループバックテスト制御信号V54_ONをアサートする。送信部101はV54_ON信号の立ち上がりエッジを検出し、この信号をもとにリモートループバックテスト要求コードを生成してスレーブ側装置2へ送信する。
時刻T2において、スレーブ側装置2の受信部202がリモートループバックテスト要求コードを検出すると制御部204へ通知する。この通知を受けて、制御部204は送信部201へACKコード送信要求を行い、送信部201はACKコードをマスタ側装置1へ送信する。
時刻T3において、マスタ側装置1の受信部102がACKコードを検出すると、制御部104へ通知する。制御部104はACKコード検出を認識すると、テスト照合開始信号をPNデータ生成部103およびPN照合部10へ出力し、リモートループバックテスト照合用のデータを送信するともに、そのデータがループバックしてくるのを待つ。
時刻T4において、スレーブ側装置2のACKコード送信が完了すると、制御部204はループ実行部205へループセレクタ制御信号を生成し、リモートループバックが形成され、マスタ側装置1からのリモートループバックテスト照合用のデータが折り返され、マスタ側装置1へ返送される。
時刻T5において、回線アラームが発生したとする。この場合、マスタ側装置1のALM検出部106はアラーム情報を検出し、制御部104へ通知する。制御部104はALM検出部106からのアラーム情報を認識し、リモートループバックテスト制御信号(V54_ON信号)をデアサートし、リモートループバックテスト解除要求信号を送信部101へ通知する。送信部101はこのV54_ON信号の立ち下がりエッジ検出を行い、リモートループバックテスト解除コードを生成してスレーブ側装置2へ送信する。ただし、テスト設定値メモリ105は、テスト実行スイッチを解除するまで、テスト設定を保持する。
時刻T6において、スレーブ側装置2の受信部202は、リモートループバックテスト解除コードを検出し、制御部204へ通知する。制御部204は、リモートループバックテスト解除要求を認識すると、ループ実行部205へリモートループバックテスト解除要求を行い、リモートループバックを解除する。
あるいは時刻T6以前にALM検出部203が回線アラームを検出した場合には、制御部204へ通知し、制御部204は受信部202と送信部201へのリモートループ検出回路リセットパルスとループセレクタ制御信号を生成し、リモートループバックの解除を行う。つまり、スレーブ側装置2は、時刻T6においてリモートループバックテスト解除コードを検出するか、あるいは、時刻T6以前に回線アラームを検出するかによって、リモートループバックを解除するタイミングが変わってくる。
時刻T7において、回線アラームから復旧した場合、マスタ側装置1のALM検出部106は回線障害からの復旧を検出し、制御部104へ通知する。制御部104はアラームからの復旧を認識すると、リモートループバックテスト制御信号V54_ONを再度アサートし、送信部101へ通知する。送信部101はV54_ON信号の立ち上がりエッジを検出し、リモートループバックテスト要求コードを生成してスレーブ側装置2へ送信する。
時刻T8、T9においては、以前説明したT2、T3と同様の動作であるので、説明は省略する。
時刻T10において、マスタ側装置1からテストが解除されると、テスト設定値メモリ105はここで初めてテスト設定保持値を解除できる。また制御部104は、リモートループバックテスト解除要求を受けると、リモートループバックテスト制御信号をデアサートし、送信部101へ通知する。送信部101は、リモートループバックテスト解除要求を受け、リモートループ解除コードを生成し、スレーブ側装置2へ送信する。
時刻T11においては、以前説明したT6と同様の動作であるので、説明は省略する。
このように、本実施形態では、回線アラームによってリモートループバックテスト制御信号を制御しているので、リモートループバックテスト実行中に回線アラームが発生しても、テスト設定の解除及び設定(テストスイッチのOFF及びON)を行うことなく回線アラームから復旧した後に自動で再テストが実行できる。
また、スレーブ側装置2でも、回線アラーム検出、受信回路の初期化およびループ解除を行う機能が設けられているので、回線アラーム発生時、マスタ側からのループ要求解除コードでも、スレーブ側での回線アラーム検出でもリモートループバックを解除できる。これはリモートループバックをマスタ側およびスレーブ側のどちらからでも早い順に解除できるので、フェールセーフ機能となり得る。
(他の実施形態)
図8は、本発明の他の実施形態によるリモートループバック制御方法を適用したマスタ/スレーブ通信システムの概略的構成図である。本実施形態は、図1に示す実施形態と基本的構成は同じであるから、同じ機能ブロックには同一参照番号を付して説明は省略する。
図8に示す実施形態では、マスタ側装置1内に保護タイマ108を設けられている。制御部104はリモートループバックテスト実行を開始すると、保護タイマ108をスタートさせ、ACKコード検出までの経過時間を計測させる。もし何らかの原因で一定時間以上経過してもACKコードを検出しないと、保護タイマ108はタイムアウトし、制御部104へ通知する。
タイムアウトを認識すると、制御部104はリモートループバックテスト解除用信号を送信部101へ出力し、送信部101は、リモートループバックテスト解除要求を認識すると、リモートループバックテスト解除コードをスレーブ側装置2へ送信する。その際、スレーブ側装置2に対してアラーム情報を併せて送信してもよい。スレーブ側装置2では、上述したように、リモートループバックテスト解除用コードを検出、または回線アラームを検出することにより、リモートループバック形成を解除する。
このように、保護タイマ108を設けることにより、自動でリモートループバック形成を解除できリモートループバック状態のままになってしまうことを防止できる。
本発明の一実施形態によるリモートループバック制御方法を適用したマスタ/スレーブ通信システムの概略的構成図である。 図1に示す送信部101/201の構成を概略的に示すブロック図である。 図1に示す制御部104/204の構成を概略的に示すブロック図である。 図1に示す受信部102/202の構成を概略的に示すブロック図である。 本実施形態におけるリモートループバック制御手順を示すシーケンス図である。 本実施形態における回線アラーム発生および復旧時のリモートループバック動作を示すタイムチャートである。 本実施形態における通常時のリモートループバック動作を示すタイムチャートである。 本発明の他の実施形態によるリモートループバック制御方法を適用したマスタ/スレーブ通信システムの概略的構成図である。
符号の説明
1 マスタ側通信装置
2 スレーブ側通信装置
3 回線
101 送信部
102 受信部
103 PNデータ生成部
104 制御部
105 テスト設定値メモリ
106 ALM検出部
107 PNデータ照合部
108 保護タイマ
201 送信部
202 受信部
203 ALM検出部
204 制御部
205 ループ実行部

Claims (5)

  1. 第1装置と第2装置とが回線接続され、前記第1装置が前記第2装置に対してリモートループバックテストを実行するリモートループバック制御システムにおいて、
    前記第1装置は、
    リモートループバックテスト設定値を格納する格納手段と、
    前記回線の障害の有無を検出する第1回線障害検出手段と、
    前記リモートループバックテストの実行中に前記回線障害が発生するとリモートループバックテストを解除し、前記回線障害が復旧すると前記格納されたリモートループバックテスト設定値を参照して自動的にリモートループバックテストを再実行する第1制御手段と、
    を有することを特徴とするリモートループバック制御システム。
  2. 前記第2装置は、
    前記回線の障害の有無を検出する第2回線障害検出手段と、
    前記リモートループバックテストの実行中に前記回線障害が発生すると自動的にリモートループバックを解除する第2制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のリモートループバック制御システム。
  3. 前記第1装置は、さらに、前記リモートループバックテストが開始されてから所定時間内に前記第2装置からのループバック応答を受信したか否かを判定するタイマ手段を有し、
    前記第1制御手段は、前記タイマ手段がタイムアウトすると、リモートループバックを解除することを特徴とする請求項1に記載のリモートループバック制御システム。
  4. 第1装置と第2装置とが回線接続され、前記第1装置が前記第2装置に対してリモートループバックテストを実行するリモートループバック制御方法において、
    前記第1装置にリモートループバックテスト設定値を格納し、
    前記第1および第2装置において回線障害の有無を監視し、
    前記リモートループバックテストの実行中に前記回線障害が発生するとリモートループバックテストを解除し、
    前記回線障害が復旧すると、前記第1装置は前記格納されたリモートループバックテスト設定値を参照して自動的にリモートループバックテストを再実行する、
    ことを特徴とするリモートループバック制御方法。
  5. 回線接続されループバック機能を有するスレーブ装置に対してリモートループバックテストを実行するマスタ装置において、
    リモートループバックテスト設定値を格納する格納手段と、
    前記回線の障害の有無を検出する回線障害検出手段と、
    前記リモートループバックテストの実行中に前記回線障害が発生するとリモートループバックテストを解除し、前記回線障害が復旧すると前記格納されたリモートループバックテスト設定値を参照して自動的にリモートループバックテストを再実行する制御手段と、
    を有することを特徴とするマスタ装置。
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