JPH08305642A - データ通信装置 - Google Patents
データ通信装置Info
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- JPH08305642A JPH08305642A JP7129387A JP12938795A JPH08305642A JP H08305642 A JPH08305642 A JP H08305642A JP 7129387 A JP7129387 A JP 7129387A JP 12938795 A JP12938795 A JP 12938795A JP H08305642 A JPH08305642 A JP H08305642A
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- JP
- Japan
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- data
- signal
- communication device
- control
- cpu
- Prior art date
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- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 システム暴走時にもデータの受信を続けて行
うことができるデータ通信装置を提供する。 【構成】 通信状態監視回路はタイミングジェネレータ
に制御権獲得を通知し、タイミングジェネレータで生成
した制御信号を有効とし、アクノリッジ信号をハイ→ロ
ウ→ハイとしてデータ取込み完了を通知し、ビジー信号
をロウとしてデータの強制受信を行う。このとき受信し
たデータは空読みする。その後タイマー回路で一定時間
内に次のストローブ信号の変化点が来るかどうか監視
し、変化点検知できなければデータ受信終了と認識し、
制御権をCPUに移行するため、制御権解放を示す信号
をCPUに発行する。また、一定時間内にストローブ信
号の変化点を検知したら、ビジー信号をハイ、アクノリ
ッジ信号をハイ→ロウ→ハイと変化させてデータ取込完
了を通知する。
うことができるデータ通信装置を提供する。 【構成】 通信状態監視回路はタイミングジェネレータ
に制御権獲得を通知し、タイミングジェネレータで生成
した制御信号を有効とし、アクノリッジ信号をハイ→ロ
ウ→ハイとしてデータ取込み完了を通知し、ビジー信号
をロウとしてデータの強制受信を行う。このとき受信し
たデータは空読みする。その後タイマー回路で一定時間
内に次のストローブ信号の変化点が来るかどうか監視
し、変化点検知できなければデータ受信終了と認識し、
制御権をCPUに移行するため、制御権解放を示す信号
をCPUに発行する。また、一定時間内にストローブ信
号の変化点を検知したら、ビジー信号をハイ、アクノリ
ッジ信号をハイ→ロウ→ハイと変化させてデータ取込完
了を通知する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信を行う通信
機器、電子機器等データ通信装置に係り、特にデータを
受信する側の装置に関する。
機器、電子機器等データ通信装置に係り、特にデータを
受信する側の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データ通信機器において、データ
処理中に何らかの原因でシステムが暴走した場合、デー
タ送信側であるホストコンピュータに対してデータの再
送要求を行うか、暴走時にデータ通信処理を中断してシ
ステムの再起動を行うことでその復帰を行っている。
処理中に何らかの原因でシステムが暴走した場合、デー
タ送信側であるホストコンピュータに対してデータの再
送要求を行うか、暴走時にデータ通信処理を中断してシ
ステムの再起動を行うことでその復帰を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法で、例えば
受信側のシステム暴走時にホスト側に対してデータの要
求を行ったとすると、システム暴走時から再起動を行
い、再びデータを最初から受信するため、長い時間を費
やしてしまうという問題があった。また、システム暴走
時にデータ通信を強制的に中止する場合は、ホスト側が
再送要求を認識していないので、再起動後に暴走時通信
していたデータを送り続けている可能性があった。その
ため、データを途中から処理することになり、文字化け
やデータエラーによって再び暴走する可能性があった
受信側のシステム暴走時にホスト側に対してデータの要
求を行ったとすると、システム暴走時から再起動を行
い、再びデータを最初から受信するため、長い時間を費
やしてしまうという問題があった。また、システム暴走
時にデータ通信を強制的に中止する場合は、ホスト側が
再送要求を認識していないので、再起動後に暴走時通信
していたデータを送り続けている可能性があった。その
ため、データを途中から処理することになり、文字化け
やデータエラーによって再び暴走する可能性があった
【0004】そこで、本発明は、システム暴走時にもデ
ータの受信を続けて行うことができるデータ通信装置を
提供することを第1の目的とする。また、本発明は、再
送手順を踏むことなくデータ処理が可能なデータ通信装
置を提供することを第2の目的とする。さらに、本発明
は、システム復帰後即データ処理が可能なデータ通信装
置を提供することを目的とする。
ータの受信を続けて行うことができるデータ通信装置を
提供することを第1の目的とする。また、本発明は、再
送手順を踏むことなくデータ処理が可能なデータ通信装
置を提供することを第2の目的とする。さらに、本発明
は、システム復帰後即データ処理が可能なデータ通信装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、システム再起動時にも初期化されることの無い独立
した制御回路を設け、CPUが本制御回路に制御権を移
行させ、制御回路は受信中のデータ受信シーケンスを完
結させる。データ受信シーケンスを完了後、CPUに対
して制御権に移行を行い、再びCPUにデータ処理を続
行させる。請求項2に記載の発明では、ホストコンピュ
ータにデータ再送機能がある場合、全受信データを強制
的にDRAM等の内部記憶装置上に取り込んで、システ
ム復帰後に取り込んだデータを処理する。請求項3に記
載の発明では、ホストコンピュータにデータ再送機能が
ある場合、現在処理中の頁データを破棄して再送待機状
態とする。
は、システム再起動時にも初期化されることの無い独立
した制御回路を設け、CPUが本制御回路に制御権を移
行させ、制御回路は受信中のデータ受信シーケンスを完
結させる。データ受信シーケンスを完了後、CPUに対
して制御権に移行を行い、再びCPUにデータ処理を続
行させる。請求項2に記載の発明では、ホストコンピュ
ータにデータ再送機能がある場合、全受信データを強制
的にDRAM等の内部記憶装置上に取り込んで、システ
ム復帰後に取り込んだデータを処理する。請求項3に記
載の発明では、ホストコンピュータにデータ再送機能が
ある場合、現在処理中の頁データを破棄して再送待機状
態とする。
【0006】
【作用】請求項1および請求項2に記載のデータ通信装
置では、システム暴走時にもデータの受信を続けて行う
ことができるように、独立した制御回路を設けて、デー
タを内部の記憶装置に格納していき、システム再起動時
にも初期化されることが無く、再びシステムが立ち上が
った状態で格納しておいたデータを処理することによっ
て、ホストからのデータ再送を行う必要がなくなる。請
求項3に記載のデータ通信装置では、データ再送を利用
することによって、現在受信中の頁データを破棄し、シ
ステム復帰後に再送データを処理することで、データの
取りこぼしなどが発生する可能性を無くすことができ
る。
置では、システム暴走時にもデータの受信を続けて行う
ことができるように、独立した制御回路を設けて、デー
タを内部の記憶装置に格納していき、システム再起動時
にも初期化されることが無く、再びシステムが立ち上が
った状態で格納しておいたデータを処理することによっ
て、ホストからのデータ再送を行う必要がなくなる。請
求項3に記載のデータ通信装置では、データ再送を利用
することによって、現在受信中の頁データを破棄し、シ
ステム復帰後に再送データを処理することで、データの
取りこぼしなどが発生する可能性を無くすことができ
る。
【0007】
【実施例】以下本発明のデータ通信装置における好適な
実施例について、図面を参照して詳細に説明する。図1
はデータ通信装置の一例として、画像処理装置に適用し
た場合の概略構成をブロックで示したものである。この
図1に示すように、画像処理装置は、ホストコンピュー
タからの画像データを受け取るホストI/F(インター
フェイス)部101、受け取った信号の処理やその他シ
ステムの制御を行うSCU102、プリンタ部110、
このプリンタ部110の制御を行うGAVD103、半
導体レーザ105、この半導体レーザ105の制御を行
うLD制御板104、表示部の制御を行うLCDC制御
板106、各装置間のデータのやりとりを行う内部バス
(システムバス)107、画像データの処理を行うIP
U108、SCU102からIPU108間のデータの
やりとりを行うイメージバス109、ユーザが指示を与
える操作部111等によって構成されている。
実施例について、図面を参照して詳細に説明する。図1
はデータ通信装置の一例として、画像処理装置に適用し
た場合の概略構成をブロックで示したものである。この
図1に示すように、画像処理装置は、ホストコンピュー
タからの画像データを受け取るホストI/F(インター
フェイス)部101、受け取った信号の処理やその他シ
ステムの制御を行うSCU102、プリンタ部110、
このプリンタ部110の制御を行うGAVD103、半
導体レーザ105、この半導体レーザ105の制御を行
うLD制御板104、表示部の制御を行うLCDC制御
板106、各装置間のデータのやりとりを行う内部バス
(システムバス)107、画像データの処理を行うIP
U108、SCU102からIPU108間のデータの
やりとりを行うイメージバス109、ユーザが指示を与
える操作部111等によって構成されている。
【0008】図2は、画像処理部の概略構成をブロック
で表したものである。システム全体の制御を行うSCU
102におけるデータ受信のプロセスについて説明す
る。このシステムは、ホストコンピュータからの画像デ
ータを受け取るパラレルI/F部201、読み取ったデ
ータを一時格納しておく、内部記憶装置としてのDRA
M、格納したデータを画像データとしてプリンタエンジ
ンに送信するためのMPU203、システム全体の制御
を行うCPU204、CPU204を動作させるための
プログラムを格納するROM205、システムの設定を
行う場合にその設定値などを書き込むSRAM206、
通信制御回路208、プリンタエンジンI/F209、
入出力データを一時的に格納するバッファ210、内部
システムバス211、内部システムバス212、外付け
記憶装置用SCSIコントローラ213、SCSII/
F214、等により構成されている。
で表したものである。システム全体の制御を行うSCU
102におけるデータ受信のプロセスについて説明す
る。このシステムは、ホストコンピュータからの画像デ
ータを受け取るパラレルI/F部201、読み取ったデ
ータを一時格納しておく、内部記憶装置としてのDRA
M、格納したデータを画像データとしてプリンタエンジ
ンに送信するためのMPU203、システム全体の制御
を行うCPU204、CPU204を動作させるための
プログラムを格納するROM205、システムの設定を
行う場合にその設定値などを書き込むSRAM206、
通信制御回路208、プリンタエンジンI/F209、
入出力データを一時的に格納するバッファ210、内部
システムバス211、内部システムバス212、外付け
記憶装置用SCSIコントローラ213、SCSII/
F214、等により構成されている。
【0009】次に、CPU204の処理動作について説
明する。図3はSCU102におけるCPU204の処
理動作を示すフローチャートである。通常のデータ受信
処理を行っているシステムにおいて、何らかの原因でデ
ータエラーが発生したとする。このとき、CPU204
は通信制御回路208に対して制御権を渡す。通信制御
回路208は常にデータ通信状態を監視しており、制御
権を獲得した時点からの処理を独自に実行可能である。
明する。図3はSCU102におけるCPU204の処
理動作を示すフローチャートである。通常のデータ受信
処理を行っているシステムにおいて、何らかの原因でデ
ータエラーが発生したとする。このとき、CPU204
は通信制御回路208に対して制御権を渡す。通信制御
回路208は常にデータ通信状態を監視しており、制御
権を獲得した時点からの処理を独自に実行可能である。
【0010】パラレルI/F201としてセントロニク
スI/Fについて説明すると、8ビットの受信データD
ATA1〜8、ストローブ信号/STB、アクノリッジ
信号/ACK、ビジー信号BUSY、用紙切れ信号P
E、受信可信号/SEL、初期化信号/PRIME、エ
ラー状態信号/FAULT、等に代表される信号線をホ
ストコンピュータと接続し、ホストからのデータを受信
する。
スI/Fについて説明すると、8ビットの受信データD
ATA1〜8、ストローブ信号/STB、アクノリッジ
信号/ACK、ビジー信号BUSY、用紙切れ信号P
E、受信可信号/SEL、初期化信号/PRIME、エ
ラー状態信号/FAULT、等に代表される信号線をホ
ストコンピュータと接続し、ホストからのデータを受信
する。
【0011】代表的な信号のみについて説明すると、定
常状態でシステムは受信可の状態を示すビジー信号BU
SYにLOWレベルを出力する(SO300)。この状
態でホストからのデータがDATA1〜8に乗ってくる
と同時に、同期をとるためのストローブ信号/STB信
号をトリガとして内部でデータを保持し(SO30
1)、BUSY信号をHIGHレベルにする(SO30
2)。このストローブ信号/STB信号を割り込みのト
リガ信号として使用した場合、CPU204は所定の割
り込み処理を開始する(SO303)。割り込み処理が
終了したらアクノリッジ信号/ACKを一瞬LOWレベ
ルにし、割り込み処理の終了を通知し(SO304)、
ビジー信号BUSYをLOWレベルにすることで次のデ
ータを受信可能状態にする(SO305)。
常状態でシステムは受信可の状態を示すビジー信号BU
SYにLOWレベルを出力する(SO300)。この状
態でホストからのデータがDATA1〜8に乗ってくる
と同時に、同期をとるためのストローブ信号/STB信
号をトリガとして内部でデータを保持し(SO30
1)、BUSY信号をHIGHレベルにする(SO30
2)。このストローブ信号/STB信号を割り込みのト
リガ信号として使用した場合、CPU204は所定の割
り込み処理を開始する(SO303)。割り込み処理が
終了したらアクノリッジ信号/ACKを一瞬LOWレベ
ルにし、割り込み処理の終了を通知し(SO304)、
ビジー信号BUSYをLOWレベルにすることで次のデ
ータを受信可能状態にする(SO305)。
【0012】通常の通信状態ではCPU204がこの受
信データをDRAM上へ順次格納していくが、CPU2
04から制御権を獲得した通信制御回路208は、タイ
ミングジェネレータで生成された所定のタイミングでこ
れらの制御信号を操作し、ホストとの通信を独自に行
う。このため、システムのリセットによる初期化を行っ
ている間、CPU204からのアクセス無しに通信制御
回路208は受信データをDRAM上へ格納していく。
信データをDRAM上へ順次格納していくが、CPU2
04から制御権を獲得した通信制御回路208は、タイ
ミングジェネレータで生成された所定のタイミングでこ
れらの制御信号を操作し、ホストとの通信を独自に行
う。このため、システムのリセットによる初期化を行っ
ている間、CPU204からのアクセス無しに通信制御
回路208は受信データをDRAM上へ格納していく。
【0013】ホストからのデータ受信が一定時間来ない
場合、通信制御回路208はデータ処理を止め、制御権
をCPU204へ渡す。システムが立ち上がった後、通
信制御装置からの制御権移行の要求を認識したCPU2
04はDRAMに格納されたデータ処理を開始し、IP
U部108へデータを転送する。転送はIPU108か
らの同期信号をトリガとしてSCU102からLSYN
C、LGATE、FGATE等の同期信号とともにVC
LKに同期したVDATAをIPU108へ転送する。
場合、通信制御回路208はデータ処理を止め、制御権
をCPU204へ渡す。システムが立ち上がった後、通
信制御装置からの制御権移行の要求を認識したCPU2
04はDRAMに格納されたデータ処理を開始し、IP
U部108へデータを転送する。転送はIPU108か
らの同期信号をトリガとしてSCU102からLSYN
C、LGATE、FGATE等の同期信号とともにVC
LKに同期したVDATAをIPU108へ転送する。
【0014】次に、通信制御回路208について説明す
る。図4は通信制御回路208の概略構成をブロックで
表したものである。この図4に示すように、通信制御回
路208は、発振器401、タイミングジェネレータ4
02、データラッチ回路403、DRAMコントロー
ラ、通信状態監視回路405、タイマー回路406、か
ら構成されている。発振器401からのクロック信号は
タイミングジェネレータ402に入力され、制御信号の
タイミングを生成している。ホストとの通信状態は通信
状態監視回路405で監視され、タイミングジェネレー
タ402による制御信号のタイミングを調整したり、D
RAMコントローラの制御を調整するための信号を出力
してる。タイマー回路406はホストとの通信状態を監
視するために、一定時間のアクセスが無ければデータ受
信終了を認識するためのものである。データラッチ回路
403は、取り込んだデータをトリガとなる信号(例え
ば、ストローブ信号/STB)で一端ラッチし、そのデ
ータを処理するための回路である。
る。図4は通信制御回路208の概略構成をブロックで
表したものである。この図4に示すように、通信制御回
路208は、発振器401、タイミングジェネレータ4
02、データラッチ回路403、DRAMコントロー
ラ、通信状態監視回路405、タイマー回路406、か
ら構成されている。発振器401からのクロック信号は
タイミングジェネレータ402に入力され、制御信号の
タイミングを生成している。ホストとの通信状態は通信
状態監視回路405で監視され、タイミングジェネレー
タ402による制御信号のタイミングを調整したり、D
RAMコントローラの制御を調整するための信号を出力
してる。タイマー回路406はホストとの通信状態を監
視するために、一定時間のアクセスが無ければデータ受
信終了を認識するためのものである。データラッチ回路
403は、取り込んだデータをトリガとなる信号(例え
ば、ストローブ信号/STB)で一端ラッチし、そのデ
ータを処理するための回路である。
【0015】次に、請求項1に対応する第1実施例につ
いて説明する。本実施例では、発振器501、タイミン
グジェネレータ502、データラッチ回路503、DR
AMコントローラ、通信状態監視回路505、CPU5
06をピックアップし、その動作について記述する。ま
ず、外部からのデータ受信によって、CPU506はデ
ータを保持し、BUSY信号をHIGHレベルにする。
このとき、何らかの原因でエラーが発生し、CPU50
6が通信状態監視回路に対して制御権の移行を指示した
とする。例えば、正常状態で一定時間間隔、ON/OF
FさせるようなCPU506からの信号を監視回路に入
力させ、期待した時間間隔でON/OFFしない場合は
エラー・システム暴走の発生とみなし、制御権を通信制
御回路に移行する。
いて説明する。本実施例では、発振器501、タイミン
グジェネレータ502、データラッチ回路503、DR
AMコントローラ、通信状態監視回路505、CPU5
06をピックアップし、その動作について記述する。ま
ず、外部からのデータ受信によって、CPU506はデ
ータを保持し、BUSY信号をHIGHレベルにする。
このとき、何らかの原因でエラーが発生し、CPU50
6が通信状態監視回路に対して制御権の移行を指示した
とする。例えば、正常状態で一定時間間隔、ON/OF
FさせるようなCPU506からの信号を監視回路に入
力させ、期待した時間間隔でON/OFFしない場合は
エラー・システム暴走の発生とみなし、制御権を通信制
御回路に移行する。
【0016】通信状態監視回路505は、タイミングジ
ェネレータ502に制御権獲得を通知し、タイミングジ
ェネレータ502で生成した制御信号を有効とする。有
効となった制御信号においてアクノリッジ信号/ACK
をHIGH→LOW→HIGHとしてデータ取込み完了
を通知し、ビジー信号BUSYをLOWとしてデータの
強制受信を行う。このとき、受信されたデータは空読み
される。その後、タイマー回路で一定時間内に次のスト
ローブ信号/STB信号の変化点が来るかどうかを監視
し、もし変化点を検知できなければデータ受信終了と認
識し、制御権をCPU506に移行するため、制御権解
放を示す信号をCPU506に発行する。また、一定時
間内にストローブ信号/STBの変化点を検知したら、
ビジー信号BUSYをHIGHとし、アクノリッジ信号
/ACKをHIGH→LOW→HIGHと変化させてデ
ータ取り込み完了を通知する。後は上記の動作の繰り返
しとなる。
ェネレータ502に制御権獲得を通知し、タイミングジ
ェネレータ502で生成した制御信号を有効とする。有
効となった制御信号においてアクノリッジ信号/ACK
をHIGH→LOW→HIGHとしてデータ取込み完了
を通知し、ビジー信号BUSYをLOWとしてデータの
強制受信を行う。このとき、受信されたデータは空読み
される。その後、タイマー回路で一定時間内に次のスト
ローブ信号/STB信号の変化点が来るかどうかを監視
し、もし変化点を検知できなければデータ受信終了と認
識し、制御権をCPU506に移行するため、制御権解
放を示す信号をCPU506に発行する。また、一定時
間内にストローブ信号/STBの変化点を検知したら、
ビジー信号BUSYをHIGHとし、アクノリッジ信号
/ACKをHIGH→LOW→HIGHと変化させてデ
ータ取り込み完了を通知する。後は上記の動作の繰り返
しとなる。
【0017】従来のデータ通信装置においては、データ
受信中に発生したエラーによってシステムが暴走した場
合、そのままシステム再起動をかけるとすると、システ
ムが立ち上がるまでの間、通信はストール状態となり、
ホストコンピュータ側でアクノリッジ信号/ACKのタ
イミングを検知している場合はタイムアウトエラーが発
生する可能性があり、手順としてデータ転送手続きを最
初から行う必要があるため処理に時間がかかる。
受信中に発生したエラーによってシステムが暴走した場
合、そのままシステム再起動をかけるとすると、システ
ムが立ち上がるまでの間、通信はストール状態となり、
ホストコンピュータ側でアクノリッジ信号/ACKのタ
イミングを検知している場合はタイムアウトエラーが発
生する可能性があり、手順としてデータ転送手続きを最
初から行う必要があるため処理に時間がかかる。
【0018】そのため、第1実施例のデータ通信装置に
おいては、強制的にアクノレリッジ/ACKをホストに
返すとともに、データ受信間隔を監視回路でモニタし、
全データ分を受信完了後にCPUに対して制御権を移行
可能な制御回路を具備することで、タイムアウトエラー
の発生を防止できる。また、通常のデータ処理に比べて
高速に処理可能なため、システム復帰後、データの再送
を速やかに実行することができる。
おいては、強制的にアクノレリッジ/ACKをホストに
返すとともに、データ受信間隔を監視回路でモニタし、
全データ分を受信完了後にCPUに対して制御権を移行
可能な制御回路を具備することで、タイムアウトエラー
の発生を防止できる。また、通常のデータ処理に比べて
高速に処理可能なため、システム復帰後、データの再送
を速やかに実行することができる。
【0019】次に請求項2に対応した実施例について説
明する。本実施例では実施例1の構成で、更にホストコ
ンピュータにデータ再送機能がある場合に、データ再送
時のデータをDRAM上に全て記憶させる機能を持たせ
たシステムである。
明する。本実施例では実施例1の構成で、更にホストコ
ンピュータにデータ再送機能がある場合に、データ再送
時のデータをDRAM上に全て記憶させる機能を持たせ
たシステムである。
【0020】システムは、データ受信開始時に受信開始
を意味するデータをSRAM上に記憶させておき、デー
タ受信完了後、本データを初期化する操作をする。ま
ず、ストローブ信号/STBをトリガとしてデータバス
上のデータを内部で保持させ、DRAMコントローラを
制御してアドレスのインクリメント、RAS/CAS等
の制御を行い、受信データをシーケンシャルに格納して
いく。データ受信完了後、CPUに対して制御権解放を
示す信号を発行する。CPUはシステム復帰後、この制
御信号をモニタしてDRAM上にデータが格納されてい
るかどうかを検知し、制御権未解放時は解放まで待機状
態になり、解放後DRAM上のデータを処理する。ま
た、すでに解放されている場合は、システム暴走前に記
憶させておいたシステム情報を読み取ることで、データ
受信中だったのか否かを検知し、受信中であったなら
ば、既にデータをDRAM上に格納後を意味しており、
そのままデータ処理を実行する。また、データ受信中で
なかった場合、通常の待機状態となる。
を意味するデータをSRAM上に記憶させておき、デー
タ受信完了後、本データを初期化する操作をする。ま
ず、ストローブ信号/STBをトリガとしてデータバス
上のデータを内部で保持させ、DRAMコントローラを
制御してアドレスのインクリメント、RAS/CAS等
の制御を行い、受信データをシーケンシャルに格納して
いく。データ受信完了後、CPUに対して制御権解放を
示す信号を発行する。CPUはシステム復帰後、この制
御信号をモニタしてDRAM上にデータが格納されてい
るかどうかを検知し、制御権未解放時は解放まで待機状
態になり、解放後DRAM上のデータを処理する。ま
た、すでに解放されている場合は、システム暴走前に記
憶させておいたシステム情報を読み取ることで、データ
受信中だったのか否かを検知し、受信中であったなら
ば、既にデータをDRAM上に格納後を意味しており、
そのままデータ処理を実行する。また、データ受信中で
なかった場合、通常の待機状態となる。
【0021】このように第2実施例のデータ通信装置に
おいては、データ受信時のシステム状態を記憶させてお
き、CPU204は独立した(システムリセットで初期
化されないで、CPU204の直接制御無しに機能す
る)通信制御回路に制御権を移行させる。制御権を獲得
した通信制御装置は一連のデータ受信シーケンスを行い
ながら受信データをDRAM上に格納していく。DRA
Mへのデータ格納完了後、CPU204に対して制御権
移行の信号を出力し、CPU204はこの信号と待避さ
せておいたシステム状態のデータから、待避データの有
無及びデータ受信時のシステム設定を認識可能となり、
システム復帰後所定の手順でデータ処理可能となる。こ
れにより、データ受信中にエラーが発生して初期化を行
ったとしても、ホストとの通信を中止することがないた
め、タイムアウトエラーが発生したり、データ再送シー
ケンスが実施されず、全体的な処理時間を短縮可能とな
る。
おいては、データ受信時のシステム状態を記憶させてお
き、CPU204は独立した(システムリセットで初期
化されないで、CPU204の直接制御無しに機能す
る)通信制御回路に制御権を移行させる。制御権を獲得
した通信制御装置は一連のデータ受信シーケンスを行い
ながら受信データをDRAM上に格納していく。DRA
Mへのデータ格納完了後、CPU204に対して制御権
移行の信号を出力し、CPU204はこの信号と待避さ
せておいたシステム状態のデータから、待避データの有
無及びデータ受信時のシステム設定を認識可能となり、
システム復帰後所定の手順でデータ処理可能となる。こ
れにより、データ受信中にエラーが発生して初期化を行
ったとしても、ホストとの通信を中止することがないた
め、タイムアウトエラーが発生したり、データ再送シー
ケンスが実施されず、全体的な処理時間を短縮可能とな
る。
【0022】次に、請求項3に対応した実施例について
説明する。本実施例では実施例1の構成で、更にホスト
コンピュータにデータ再送機能がある場合に、システム
復帰まで再送データの取り込みを保留とするシステムで
ある。
説明する。本実施例では実施例1の構成で、更にホスト
コンピュータにデータ再送機能がある場合に、システム
復帰まで再送データの取り込みを保留とするシステムで
ある。
【0023】データ受信時にシステムの再起動が必要と
なった場合、BUSY信号をHIGHレベルにするとと
もに、現在処理中の頁データを破棄するようにDRAM
上の該当データ領域を初期化し、制御権をCPU204
に渡す。システム復帰後、CPU204はBUSY信号
の状態をLOWレベルにし、再び頁の最初からデータを
受信・処理する。
なった場合、BUSY信号をHIGHレベルにするとと
もに、現在処理中の頁データを破棄するようにDRAM
上の該当データ領域を初期化し、制御権をCPU204
に渡す。システム復帰後、CPU204はBUSY信号
の状態をLOWレベルにし、再び頁の最初からデータを
受信・処理する。
【0024】このように、第3実施例のデータ通信装置
においては、ホストコンピュータのデータ再送手順を利
用したシステムを想定しており、エラー発生時迄の取り
込んだデータを全て破棄した後、あらためデータ受信す
る手順を踏むことで、データの取りこぼし等を防止する
ことができる。また、エラー発生時にもホストに対して
/ACKを返すために、BUSY状態のままであっても
タイムアウトエラーが発生する可能性が低くなり、シス
テム復帰後に即データ処理可能となる。
においては、ホストコンピュータのデータ再送手順を利
用したシステムを想定しており、エラー発生時迄の取り
込んだデータを全て破棄した後、あらためデータ受信す
る手順を踏むことで、データの取りこぼし等を防止する
ことができる。また、エラー発生時にもホストに対して
/ACKを返すために、BUSY状態のままであっても
タイムアウトエラーが発生する可能性が低くなり、シス
テム復帰後に即データ処理可能となる。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載のデータ通信装置によれ
ば、システム暴走時にもデータの受信を続けて行うこと
ができる。請求項2に記載のデータ通信装置によれば、
再送手順を踏むことなくデータ処理ができる。請求項3
に記載のデータ通信装置によれば、システム復帰後即デ
ータ処理ができる。
ば、システム暴走時にもデータの受信を続けて行うこと
ができる。請求項2に記載のデータ通信装置によれば、
再送手順を踏むことなくデータ処理ができる。請求項3
に記載のデータ通信装置によれば、システム復帰後即デ
ータ処理ができる。
【図1】発明のデータ通信装置を画像処理装置に適用し
た場合の概略構成ブロック図である。
た場合の概略構成ブロック図である。
【図2】同上、画像処理部の概略構成図である。
【図3】同上、CPUによる処理のフローチャートであ
る
る
【図4】同上、通信制御回路の説明図である。
【図5】同上、第1実施例の説明図である。
【図6】同上、第2および第3実施例の説明図である。
101 ホストI/F 102 SCU 103 GAVD 104 LD制御板 106 LCDC制御板 107 システムバス 109 イメージバス 110 プリンタ部 111 操作部
Claims (3)
- 【請求項1】 外部インターフェイスを有し、この外部
インターフェイスからデータ受信装置にシステムの暴走
が発生し場合に、電源投入又はリセットによってシステ
ムの再起動を行うデータ通信装置であって、 前記外部インターフェイスからの受信中のデータを強制
的に取り込む為のアクノリッジ信号を発生させる制御回
路と、 データ受信時間の間隔を監視するデータ監視回路とを具
備し、 システムの再起動時にもデータ受信シーケンスを実行す
ることが可能なデータ通信装置。 - 【請求項2】 外部インターフェイスを有し、この外部
インターフェイスからデータ受信装置にシステムの暴走
が発生し場合に、電源投入又はリセットによってシステ
ムの再起動を行うデータ通信装置であって、 前記外部インターフェイスからの受信中のデータを内部
記憶装置に強制的取り込む為の第1制御回路と、 現在のシステム設定状態を一時記憶させておく記憶装置
と、 システム復帰後のホストからのデータ再送に対し、取り
込んだデータ部は空読みする第2制御回路と、を具備す
ることを特徴とするデータ通信装置。 - 【請求項3】 外部インターフェイスを有し、この外部
インターフェイスからデータ受信装置にシステムの暴走
が発生し場合に、電源投入又はリセットによってシステ
ムの再起動を行うデータ通信装置であって、 前記外部インターフェイスからの受信中のデータを内部
記憶装置に強制的に取り込む為の第1制御回路と、 強制的にBUSY状態に移行する回路を具備し、 システム暴走時の頁内データを初期化し、システム復帰
後に再送データに対し、即処理対応することが可能なデ
ータ通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7129387A JPH08305642A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | データ通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7129387A JPH08305642A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | データ通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08305642A true JPH08305642A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=15008327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7129387A Pending JPH08305642A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | データ通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08305642A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1293474C (zh) * | 2003-04-30 | 2007-01-03 | 松下电器产业株式会社 | 微计算机 |
CN1317628C (zh) * | 2004-01-05 | 2007-05-23 | 英华达(上海)电子有限公司 | 输入法增字系统与方法 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP7129387A patent/JPH08305642A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1293474C (zh) * | 2003-04-30 | 2007-01-03 | 松下电器产业株式会社 | 微计算机 |
CN1317628C (zh) * | 2004-01-05 | 2007-05-23 | 英华达(上海)电子有限公司 | 输入法增字系统与方法 |
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