JPH05242571A - テープガイドローラー - Google Patents

テープガイドローラー

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Publication number
JPH05242571A
JPH05242571A JP4079366A JP7936692A JPH05242571A JP H05242571 A JPH05242571 A JP H05242571A JP 4079366 A JP4079366 A JP 4079366A JP 7936692 A JP7936692 A JP 7936692A JP H05242571 A JPH05242571 A JP H05242571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
roller
tape guide
guide roller
running system
Prior art date
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Pending
Application number
JP4079366A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Mizoguchi
哲也 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH05242571A publication Critical patent/JPH05242571A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気記録再生装置のテープ走行系において、
インピーダンスローラーを用いることなくテープ走行性
及びジッターの改善を可能とする。 【構成】 テープ走行系に配されるテープガイドローラ
ー21を、上下フランジ23及び24を一体に有する構
造とし、かつ上フランジ23を重量の重い金属材(例え
ばBs)によって形成することによりイナーシャの効果
を持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置のテー
プ走行系に配されるテープガイドローラーに関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、図2において磁気記録再生装置と
してVTR装置におけるテープ走行系の構成を示す。図
において1はVTR装置内に装着されたビデオテープカ
セット、2及び3はこのカセット1に収納され、テープ
(磁気テープ)Tが巻回される供給側リール及び巻取側
リールで、供給側リール2から導出されたテープTは第
1〜第6のテープガイド4〜9にガイドされて磁気ヘッ
ドドラム10の周面に巻き付けられた状態で走行し、さ
らにこのドラム10を通過したテープTは第7〜第10
のテープガイド11〜14にガイドされてキャプスタン
15とピンチローラー16の間を通り、第11のテープ
ガイド17にガイドされた後、巻取側リール3に巻き取
られる。尚この構成において第2,第4,第5,第8,
第9のテープガイド5,7,8,12,13はローラー
によるテープガイド(テープガイドローラー)である。
【0003】従来このようなテープ走行系においては、
テープの走行性を安定させるためにドラム10の入口側
の第4のテープガイド7と第5のテープガイド8との間
にインピーダンスローラー18を配し、このインピーダ
ンスローラー18をテープTに転接させることによりイ
ナーシャとして機能させ、これによってジッターの改善
を図るようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来はテー
プの走行性を安定させジッターを改善するためにインピ
ーダンスローラーを配置していたので、その分だけ部品
点数が多くなりコストアップに繋がっていた。本発明は
斯る点に鑑みてなされたもので、テープ走行系において
インピーダンスローラーを用いることなくテープの走行
性及びジッターの改善を可能とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、磁気記録再生装置のテープ走行系に配さ
れるテープガイドローラーを、上下フランジを一体に有
する構造とし、このうち上フランジを重量の重い材質に
よって形成してなるものである。
【0006】
【作用】上記の如き構成を有するテープガイドローラー
は、重量の重い上フランジがイナーシャとしての効果を
持つため、テープ走行系において従来あったインピーダ
ンスローラーを除去しても安定したテープの走行性が得
られ、従ってこのインピーダンスローラーを除去した分
だけ従来よりもテープ走行系の部品点数が削減されコス
トダウンに繋がる。
【0007】
【実施例】以下、図1を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。本発明は、前述した図2のテープ走行
系における第4のテープガイド7に好適に採用される。
このテープガイド7は、軸20にローラー21が回転自
在に軸支されてなり、このローラー21は、テープTと
摺接するローラー本体部22と、このローラー本体部2
2と一体に形成される上フランジ23及び下フランジ2
4により構成されている。
【0008】このローラー21においては、既存のテー
プガイドローラーと同様に下フランジ24でテープTの
高さを規制しており、上フランジ23はテープTの高さ
規制には関与していないため、ここにイナーシャの機能
を搭載することは可能である。即ち本例ではローラー本
体部22及び下フランジ24をPOM(ポリアセター
ル)樹脂によって形成し、これに対し上フランジ23は
POMより重量の重い金属材、例えばBs(真鍮)によ
って形成してあり、これによって振動のない安定した回
転が得られるイナーシャとしての効果を持たせてある。
【0009】このような本例のテープガイドローラーを
テープ走行系の第4のテープガイド7に採用することに
より、テープ走行時には重量の重い上フランジ23がイ
ナーシャとして機能し、このため振動等のない安定した
テープの走行性が得られ、ジッターが改善される。従っ
て、従来のテープ走行系において第4のテープガイド7
と第5のテープガイド8との間にあったインピーダンス
ローラー18を除去することができ、その結果従来より
も部品点数が削減されコストダウンを図ることができ
る。
【0010】また、本例においては下フランジ24のテ
ープ規制面を30°程度の傾斜面状としてあり、これに
よってテープTの下端エッジ部と下フランジ24との抵
抗がより少なくなるのでテープ走行上の変動がさらに小
さくなり、その結果一層安定したジッターの改善効果が
得られることになる。
【0011】尚、本発明のテープガイドローラーは前述
した如くテープ走行系の第4のテープガイド7に適用し
て最も効果の大きいものであるが、これに限ることなく
他の位置のテープガイドにも適用可能であることは勿論
である。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように磁気記録再生装置
のテープ走行系に本発明のテープガイドローラーを採用
することにより、安定したテープの走行性が得られてジ
ッターの改善に大きな効果がある。従って従来のテープ
走行系にあったインピーダンスローラーが不要となり、
その分だけ従来よりもテープ走行系の部品点数が削減さ
れコストダウンを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のテープガイドローラーの縦断側面図で
ある。
【図2】磁気記録再生装置(VTR装置)のテープ走行
系の説明図である。
【符号の説明】
21 ローラー 22 ローラー本体部 23 上フランジ 24 下フランジ T テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録再生装置におけるテープ走行系
    に配されるテープガイドローラーであって、上下フラン
    ジを一体に有し、かつ上記上フランジは重量の重い材質
    にて形成されてなるテープガイドローラー。
JP4079366A 1992-02-28 1992-02-28 テープガイドローラー Pending JPH05242571A (ja)

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JP4079366A JPH05242571A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 テープガイドローラー

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JP4079366A JPH05242571A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 テープガイドローラー

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JPH05242571A true JPH05242571A (ja) 1993-09-21

Family

ID=13687884

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JP4079366A Pending JPH05242571A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 テープガイドローラー

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