JPH0437314Y2 - - Google Patents

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JPH0437314Y2
JPH0437314Y2 JP1984130573U JP13057384U JPH0437314Y2 JP H0437314 Y2 JPH0437314 Y2 JP H0437314Y2 JP 1984130573 U JP1984130573 U JP 1984130573U JP 13057384 U JP13057384 U JP 13057384U JP H0437314 Y2 JPH0437314 Y2 JP H0437314Y2
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JP
Japan
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tape
head
tape guide
pinch roller
guide unit
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JP1984130573U
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JPS6145747U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、特に、テープ送り出し側のテープ
ガイドを改良したカセツト型テープレコーダに関
するものである。
〔従来の技術分野およびその問題点〕 従来、テープ走行位置をヘツドと平行になるよ
うに規制するためのテープガイドとして、第3図
に示すように、ヘツド11の両側にガイド12
A,12Bを設けたもの(例えば、再生専用オー
トリバース機など)や、あるいは第4図に示すよ
うに、ヘツド11の片側にガイド12Aを設け、
ヘツド11以外の個所13にガイド12Cを設け
たもの(例えば、録音再生機、回転ヘツド機な
ど)が知られている。
しかしながら、第3図のようにヘツド11の両
側にガイド12A,12Bを設けた場合、テープ
支持スパンが短いため、テープの送り出し側の影
響(巻むら、巻段差、カセツトハーフ位置、テー
プの振動など)を受け易く、周波数特性が不安定
になり易い。
また、第4図のようにヘツド11の片側にガイ
ド12Aを設け、ヘツド11以外の個所13にガ
イド12Cを設けた場合、テープ支持スパンが長
くなつて周波数特性は有利であるが、早送りまた
は巻戻し時にテープが高速で巻かれるために巻む
ら、巻段差などが発生し易く、さらにヘツド出力
検知(曲間検知)でもヘツド出力が不安定になり
易い。
この考案は、上記したような不都合を解消する
ためになされたもので、周波数特性の安定を向上
させ、早送りまたは巻戻し時の巻むらや巻段差を
減少させ、曲間検知動作の確実性を向上させ、さ
らに再生時にテープ走行を安定させてテープの損
傷を防止することのできるカセツト型テープレコ
ーダを提供するものである。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面とともに説明
する。
1はヘツドを示し、図2に示すヘツド台2(図
示を省略したシヤーシに対してスライド自在に取
り付けられている)に取り付けられている。
カセツトハーフ3がテープレコーダ内に装填さ
れると、ヘツド台2はヘツド1をテープに軽く接
触させる曲間検知位置まで前進させる。
また、再生状態になると、ヘツド台2はヘツド
1をテープに強く当接させる再生位置までさらに
前進させる。
なお、ヘツド1の両側にはテープガイド1a,
1bが固定されており、ヘツド1がテープに接触
している状態においては、テープをガイドするよ
うになつている。
4,5はピンチローラユニツトを示し、ヘツド
台2が再生位置まで前進すると、テープ走行方向
の上流側に位置するピンチローラユニツト4,5
のピンチローラ4aまたは5aがキヤプスタン
6,7に選択的に当接するようになつている。
以上の構成は公知の技術であるが、この考案
は、このような構造のテープレコーダにテープガ
イド8a,9aを有するテープガイドユニツト
8,9を取り付けたものである。
すなわち、テープガイドユニツト8,9はヘツ
ド台2が取り付けられたシヤーシに回動自在に取
り付けられるとともに、バネ8b,9bによつて
ヘツド台2に形成された係合部2aに当接する方
向(第2図において矢印A方向で、テープをガイ
ドする方向)にバネ付勢されている。
また、テープガイドユニツト8,9は波ワツシ
ヤ8c,9cによつて上下方向にガタが生じない
ようにバネ付勢されている。
さらに、テープガイドユニツト8,9に形成さ
れた突片8d,9dはピンチローラユニツト4,
5に形成された当接片4b,5bと対向し、ピン
チローラユニツト4,5がキヤプスタン6,7に
当接するときに当接片4b,5bが突片8d,9
dに当接してバネ8b,9bの付勢方向とは逆の
矢印B方向にテープガイドユニツト8,9を回転
させる。
そして、テープレコーダにカセツトハーフ3を
装填すると、ヘツド台2は曲間検知位置である第
1図の位置まで前進(第2図における矢印C方向
に前進)するので、ヘツド台2の係合部2aによ
るテープガイドユニツト8,9の規制が解除され
るため、テープガイドユニツト8,9のテープガ
イド8a,9aはバネ8b,9bの付勢力によつ
てテープに当接してテープガイドを行なう。
次に、再生状態にすると、ヘツド台2はさらに
矢印C方向に前進するとともに、テープ走行方向
の上流側に位置するピンチローラユニツト4また
は5の何れかを選択して回転させ、ピンチローラ
4a,5aの何れかをキヤプスタン6または7に
当接させる。
そして、回転させたピンチローラユニツト4ま
たは5の当接片4bまたは5bがテープガイドユ
ニツト8,9の突片8d,9dに当接して矢印
bB方向に回転させるので、テープガイド8aま
たは9aはテープから離間してテープ走行の邪魔
にならないように後退する。
すなわち、早送り、巻戻しあるいは曲間検知時
にはテープガイド8a,9aと、テープガイド1
a,1bとの4個によつてテープの位置規制を行
ない、再生時にはテープ走行方向の上流側に位置
するテープガイド8aまたは9aと、テープガイ
ド1a,1bとの3個によつてテープの位置規制
を行なうものである。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、ヘツド台が
曲間検知位置に移動すると、テープガイドがテー
プをガイドする位置まで回転し、ヘツド台が再生
位置まで移動すると、ピンチローラユニツトがテ
ープガイドに当接し、テープガイドをテープから
離間する方向に回転させるようにしたので、録音
再生時は勿論のこと、曲間検知時にもテープ走行
が安定するため、ヘツド出力が安定し、曲間検知
動作から再生動作に移行してテープガイドが後退
する際、テープガイドは外側に向かつて回転す
る。
したがつて、再生時において、テープの位置が
ピンチローラによつて規制されても、そのピンチ
ローラの近傍のテープガイドユニツトに設けられ
ているテープガイドはテープに当接しないように
後退するため、テープのカールなどによるテープ
の損傷を防止することができるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるカセツト型
テープレコーダの要部を示す平面図、第2図aは
テープガイド部分の平面図、第2図bはテープガ
イド部分の正面図、第3図および第4図は従来の
カセツト型テープレコーダにおけるテープガイド
の平面図である。 1……ヘツド、1a,1b……テープガイド、
2……ヘツド台、4,5……ピンチローラユニツ
ト、4a,5a……ピンチローラ、6,7……キ
ヤプスタン、8,9……テープガイドユニツト、
8a,9a……テープガイド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カセツトハーフを装填すると、ヘツドがテープ
    に軽く当接する曲間検知位置までヘツド台を前進
    させ、再生状態にすると、前記ヘツド台をさらに
    前進させてピンチローラユニツトのピンチローラ
    をキヤプスタンに当接させるようにしたカセツト
    型テープレコーダにおいて、 前記テープ側に回転するようにバネ付勢された
    テープガイドユニツトを前記ヘツド台が取り付け
    られるシヤーシに回転自在に取り付け、 前記ヘツド台が曲間検知位置に移動すると、前
    記テープガイドユニツトのテープガイドがバネ付
    勢力によつて前記テープをガイドする位置まで回
    転し、前記ヘツド台が再生位置まで移動すると、
    前記ピンチローラユニツトが前記テープガイドユ
    ニツトに当接してバネ付勢力に抗して前記テープ
    から離間する外側方向に向けて前記テープガイド
    ユニツトを回転させるようにしたことを特徴とす
    るカセツト型テープレコーダ。
JP13057384U 1984-08-30 1984-08-30 カセツト型テ−プレコ−ダ Granted JPS6145747U (ja)

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JP13057384U JPS6145747U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 カセツト型テ−プレコ−ダ

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JPS6145747U JPS6145747U (ja) 1986-03-26
JPH0437314Y2 true JPH0437314Y2 (ja) 1992-09-02

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JPS5326962U (ja) * 1976-08-13 1978-03-07
JPS5953560B2 (ja) * 1976-09-08 1984-12-25 エデイネン・センタ−・ポ・フイジカ 音声の合成方法

Family Cites Families (2)

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JPS58127446U (ja) * 1982-02-22 1983-08-29 ナカミチ株式会社 テ−プ案内装置
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JPS6145747U (ja) 1986-03-26

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