JPH04105249A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH04105249A
JPH04105249A JP2222430A JP22243090A JPH04105249A JP H04105249 A JPH04105249 A JP H04105249A JP 2222430 A JP2222430 A JP 2222430A JP 22243090 A JP22243090 A JP 22243090A JP H04105249 A JPH04105249 A JP H04105249A
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JP
Japan
Prior art keywords
tape
titanium compound
coating layer
magnetic tape
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP2222430A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kumagai
清志 熊谷
Hiroo Edakubo
枝窪 弘雄
Toshihiko Nakajima
俊彦 中島
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気テープに信号の記録再生を行う磁気記
録再生装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、ビテオテーブレコーダ等の磁気テープを使用した
磁気記録再生装置に対する小型化の要請が強く、このた
め磁気ヘットを取付けた回転トラムユニットに磁気テー
プを約300度或は275度巻付ける等して磁気テープ
に映像信号を記録し、磁気テープから信号を再生するよ
うになり、また回転ドラムユニットも必然的に小型化さ
れ、小さいスペースでテープの回転トラムへの上記巻付
けを行わなければならずテープ走行路(以下テープバス
という)も複雑になフてきた。
第5図に、たとえば8fflfflビデオテープレコー
ダの小型化されたテープバスの一例を、第6図に第5図
中1で示す回転トラムユニットのテープ離脱近傍での拡
大図を示す。
第5図に於いて、1はその外周に磁気ヘッドを所定間隔
で配した回転トラムユニットで、回転する上ドラムと固
定の下ドラムから成る。
2は磁気テープ3を所定の速度で移送するキャプスタン
、4はキャプスタンと共にテープを挟んで移送するピン
チローラ、5は供給側リール、6は巻取り側リールであ
る。
同図に示すテープバスは、上記回転ドラム1゜キャプス
タン2.ピンチローラ4およびカイトポスト7〜15に
より形成されている。特にカイトポスト10.11によ
り可動の供給側カイトポストを形成し、ガイドポスト1
2.13により可動の巻取り側力イトボストを形成して
いる。そして、テープ3か不図示のカセットより引き出
され回転トラムユニット1に300度或は約275度等
の所定の角度巻付けられるよう構成されている。
また、ガイドポスト7はテープテンション検出用のテン
ションレキュレータとして機能する。
上記のような構成に於いて、そのテープ走行特性を検討
すると、通常の記録再生時、テープはある一定のテンシ
ョンで供給側リール5から引き出された後、各ガイドポ
ストに支持され、図示のようなテープ走行路に位置規制
されて回転トラムユニット1に巻付けられ、その後キャ
プスタン2とピンチローラ4により搬送され、巻取り側
リール6に巻取られる。
この時、テープ3の張力は、供給側リール5よりテープ
走行の駆動源となるキャプスタン2にかけて徐々に増加
していく。
そして、テープを巻戻す逆走性時は、巻取り側リール6
よりテープ3は引き出されるとすくにキャプスタン2と
ピンチローラ4により搬送される。
その後、回転トラムユニット1.各カイトポストを経て
供給側リール5に巻取られる。この時、テープは供給側
リール5に定トルつて巻取られる為、テープ3の張力は
、供給側リール5からキャプスタン2にかけて徐々に減
少する。
したかって、回転トラムユニット1上のキャプスタン2
に近いテープ離脱点近傍ては、テープ3はその走行方向
により張力か大きく異なる。
その為テープ3は、通常の記録または再生方向での走行
状態では、第6図破線に示すようにガイドポスト12に
対し直線的に伸張されるが、逆走行状態となる巻戻し時
にはテープ3の張力の減少から実線に示すように、テー
プ自体の剛性も作用しガイドポスト13.12等から膨
らんで離間した状態て走行する性質かある。
このような状況は、装置の小型化に際し、回転トラムユ
ニット1の小径化に伴ってテープ巻付は角か増加される
為顕著に表わわる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしなから、上記従来のようなテープパスでは、テー
プ逆走行時にはテープ3かカイトポスト等より離間して
膨らむ為、回転ドラムユニット1に対する巻付は角が増
加し、回転トラムユニット1とテープ3との離脱点に於
いてテープ3が膨らんだ分たけ回転ドラムユニット1と
の接触面積が増大し、テープ走行が不安定となったり、
また、駆動系に不要な負荷を与えたり、最悪の場合には
テープ3が弛み出すという危険があった。
さらに、上記のような状況は、テープの長期間にわたる
走行により、回転ドラムユニット1の下ドラムの表面が
摩耗し、微視的な表面性に変化がおこると特に発生し易
く、近年のハイバント化にともなうテープ表面平滑化と
相乗して、テープ走行特性は極めて不安定なものとなっ
ている。
この発明は、上記従来技術の問題点を解消してなされた
もので、テープの走行両方向ともに、長時間にわたって
安定したテープ走行状態を維持できる磁気記録再生装置
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
このため、この発明に係る磁気記録再生装置は、回転ド
ラムユニットに磁気テープを巻付けて信号の記録再生を
行う磁気記録再生装置てあって、柱状粒子のチタン化合
物よりなる硬質被膜層を表面に形成した部材を磁気テー
プの走行路中に配設したことを特徴とする構成によって
、更にまた、前記構成において柱状粒子のチタン化合物
か炭化チタンであることを特徴とする構成によって、前
記の目的を達成しようとするものである。
(作 用〕 以上の構成により、柱状粒子のチタン化合物よりなる硬
質被膜層を表面に形成した部材を配設した磁気テープの
走行路を磁気テープを走行させ、走行路中の回転トラム
ユニットに磁気テープを巻付けて信号の記録再生を行う
そして、柱状粒子のチタン化合物の硬質被膜層の有する
耐摩耗性と適度な摩擦係数の安定性から磁気テープの走
行性能が両走行方向共に安定して維持でき、記録再生性
能に優れる。
〔実施例〕
以下、この発明に係る磁気記録再生装置を実施例により
説明する。
この発明の磁気記録再生装置は、磁気テープを回転トラ
ムユニットに巻付けて信号の記録再生を行うものであり
、そのテープバスの概要は従来例第5図に準じているか
、特に限定されるものてはなく、この発明はテープバス
を形成する部材、特に回転ドラムユニットに特徴を有す
るものである。
第1図はこの発明に係る一実施例に使用する回転トラム
ユニットの外形図である。
回転トラムユニット1は、チタン化合物力くコーティン
グされた下ドラム101と、回転する上トラム102と
よりなっており、上トラム102には磁気ヘット103
か装着されている。
第2図は、下ドラム101のテープ走行面104を示す
拡大断面図である。
下トラム101は、アルミニウムを素材として加工し、
テープ走行面104は、アルミニウム素材105の表面
にイオンブレーテインクによって、粒子か柱状に生成さ
れたチタン化合物よりなる硬質被膜層106によって覆
われている。
第3図は、チタン化合物の生成状態、即ち柱状と柱状て
ないものとの効果の差をテストピースを用いてテープバ
ス通過回数と摩擦係数の関係について実験比較したデー
タである。さらに、第4図は、テープ走行耐久テスト後
に、テープ張力とテープの下ドラム101に対する摩擦
係数の関係について実施例のチタン化合物を形成した下
ドラム104に対するものと、素材そのままのものとを
比較したデータである。
第2図に示すように、下トラム101の表面にはチタン
化合物の薄膜がイオンプレーテインクによって成膜され
ている。このときの膜厚は略々0.8〜1μMであるが
、このチタン化合物による硬質被膜層106の特徴は、
前述のとおり粒子か柱状に生成されていることであり、
粒径も略々0.2μMと比較的粗大なことである。この
チタン化合物の硬質被膜層106では、各粒子の先端が
丸みをおびたなたらかなものとなり、表面はこの粒子が
密にならんだ状態となっている。このような状態は、成
膜速度を上げ、蒸発するチタン粒子の量が所定量少なく
なるように設定することにより、例えば炭化チタン(T
、C)、窒化チタン(TIN)等の完全なチタン化合物
てはなく、(T 、Xc x+、1 + 02 )等の
ポーラスな組成とすることにより得ることができる。そ
して、一般に行われる表面硬化、耐摩耗性向上を目的と
した密で硬い膜を得るための条件とは異なったものであ
る。
上記のチタン化合物が形成された下ドラム101の表面
、テープ走行面104上をテープ3か走行するときは、
前述の粒子先端の丸l/1部分でテープ3と接触するた
め、走行負荷が低減し、またチタン化合物の耐摩耗性の
高さから長期間にわたって円滑なテープ走行が可能とな
る。
第3図に示すように、この実施例に示す粒子か柱状であ
るチタン化合物を形成したものは、柱状でないチタン化
合物を形成した場合に比べて、摩擦係数が小さく、また
テープの走行回数に伴う摩擦係数の変化が少く安定して
いる。
また、第4図に示すようにアルミニウムの素材そのまま
の場合に比べて粒子が柱状であるチタン化合物を形成し
た場合には、テープ走行耐久テスト後においても摩擦係
数が安定して低く、特にテープテンションが低い特に摩
擦係数が低い傾向があり、巻戻し時等、下トラム101
上でのテープ張力が低い時の走行負荷の低減に有効であ
る。
このように、下ドラム101に柱状粒子のチタン化合物
を形成する表面処理を施し硬質被膜層を形成することに
より、長時間にわたり安定した円滑なテープ走行を実現
することが可能となる。
なお、上記説明の表面処理は、下トラム101の全体に
行わなくとも、下トラム101上のテープ離脱点近傍、
即ち、第51符号11,13て示すカイトボストに近い
部分たけに限定して行っても効果がある。
また、上述のチタン化合物による硬質被膜層の形成は、
ビデオチープレコータの下トラムに関するものであるか
、磁気テープ3との摺動面を有しテープバスを形成する
他の部材、例えばテープカイトやカイトビンに適用して
、磁気テープの走行安定性と部材の耐摩耗性を向上させ
ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によりば、柱状粒子のチ
タン化合物よりなる硬質被膜層を表面に形成した部材を
配設した磁気テープの走行路に磁気テープを走行させ、
走行路中の回転トラムユニットに磁気テープを巻付けて
信号の記録再生を行うことかでき、柱状粒子のチタン化
合物の硬質被膜層の有する耐摩耗性と適度な摩擦係数の
安定性から磁気テープの走行性能が両走行方向共に長期
間にわたって安定して維持てき、記録再生性能に優れる
また、上記の硬質被膜層は耐摩耗性に優れるのて、被膜
層の厚さは極めて薄くてよく、従って部材とくに回転ト
ラムユニットの下ドラムにおいて、下地材として切削性
の良い安価な材料を使用して複雑な形状そして寸法精度
の極めて高い加]−か可能であり、コストの低減か可能
な、しかも性能の優れる磁気記録再生装置を提供″4−
ることがてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る一実施例に使用する回転トラ
ムユニットの外形図、第2図は同上回転トラムユニット
の下トラムのテープ走行面を示す拡大断面図、第3図は
テープバス通過回数と摩擦係数の関係で示したチタン化
合物被膜層の効果実験データ(1)、第4図はテープ走
行耐久テスト後のテープ張力と摩擦係数の関係で示した
チタン化合物被膜層の効果実験データ(2)、第5図は
テープ走行路の一例を示す説明図、第6図は回転トラム
ユニットのテープ離脱近傍の拡大図である。 1は回転ドラムユニット、2はキャプスタン、3は磁気
テープ、4はピンチローラ、5は供給側リール、6は巻
取り側リール、7から15まてはガイドポストであり、
1.2.4.7か615でテープ走行路を形成する。 101は下トラム、102は上ドラム、103は磁気ヘ
ッド、104は磁気テープ走行面、105はアルミニウ
ム素材、106は硬質被膜層である。 第5 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転ドラムユニットに磁気テープを巻付けて信号
    の記録再生を行う磁気記録再生装置であって、柱状粒子
    のチタン化合物よりなる硬質被膜層を表面に形成した部
    材を磁気テープの走行路中に配設したことを特徴とする
    磁気記録再生装置。
  2. (2)柱状粒子のチタン化合物が炭化チタンであること
    を特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
JP2222430A 1990-08-27 1990-08-27 磁気記録再生装置 Pending JPH04105249A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2222430A JPH04105249A (ja) 1990-08-27 1990-08-27 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2222430A JPH04105249A (ja) 1990-08-27 1990-08-27 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04105249A true JPH04105249A (ja) 1992-04-07

Family

ID=16782275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2222430A Pending JPH04105249A (ja) 1990-08-27 1990-08-27 磁気記録再生装置

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JP (1) JPH04105249A (ja)

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