JPH05242243A - 実時間周波数強調表示装置 - Google Patents

実時間周波数強調表示装置

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Publication number
JPH05242243A
JPH05242243A JP3146018A JP14601891A JPH05242243A JP H05242243 A JPH05242243 A JP H05242243A JP 3146018 A JP3146018 A JP 3146018A JP 14601891 A JP14601891 A JP 14601891A JP H05242243 A JPH05242243 A JP H05242243A
Authority
JP
Japan
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image
image data
frequency
emphasis
plural
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3146018A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Matsumura
滋 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
Yokogawa Medical Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Medical Systems Ltd filed Critical Yokogawa Medical Systems Ltd
Priority to JP3146018A priority Critical patent/JPH05242243A/ja
Publication of JPH05242243A publication Critical patent/JPH05242243A/ja
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 強調の中心周波数及び強調の程度を高速に変
化させることが可能な実時間周波数強調表示装置を提供
する。 【構成】 放射線画像読取装置で得られた画像の強調を
行うための実時間周波数強調表示装置であって、同一の
画像についての周波数成分が異なる複数の画像データを
格納するための複数の画像メモリと、周波数成分が異な
る複数の画像データを原画像データより生成する画像強
調手段と、複数の画像メモリからの画像データを可変の
増幅率でそれぞれ増幅する複数の可変利得増幅手段と、
複数の可変利得増幅手段の増幅出力を加算する加算手段
と、複数の可変利得増幅手段における画像データのそれ
ぞれの増幅率を制御する制御部と、加算手段で加算され
た画像データを表示する表示手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放射線画像読取装置の実
時間周波数強調表示装置に関し、特に画像強調等の処理
をする際に強調周波数,程度を実時間で迅速に変化させ
ることが可能な実時間周波数強調表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放射線画像読取装置の画像データの周波
数強調処理は、一般的には5×5のフィルタを使用し、
コンボリューション(合成積分)処理で行っていた。こ
れは以下の式で表すことができる。
【0003】
【数1】
【0004】イメージがI,Jのマトリクスであるとす
ると、強調の程度,強調する周波数が変わる毎にI,J
全点について計算をしなおす必要がある。ここで、フィ
ルタがM,N点であるとすると、I×J回の乗算をM×
N回加算することが要求される。すなわち計算量はI×
J×M×N回である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、画像を表示中
に、強調の程度や強調周波数を変更すると、応答が悪い
といった問題がある。
【0006】このために、最適化されたフィルタを予め
用意しておいて、1回だけ上記の計算処理をするように
構成されていた。また、強調処理のみであればマスク像
を使用して比較的高速に処理をすることも可能である
が、強調の中心周波数を高速に変化させることはできな
い。
【0007】本発明は、上記した課題を解決するために
なされたもので、画像強調の中心周波数及び強調の程度
を高速に変化させることが可能な実時間周波数強調表示
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
は、放射線画像読取装置で得られた画像の強調を行うた
めの実時間周波数強調表示装置であって、周波数成分が
異なる複数の画像データを原画像データより生成する画
像強調手段と、同一の画像についての周波数成分が異な
る複数の画像データを格納するための複数の画像メモリ
と、複数の画像メモリからの画像データを可変の増幅率
でそれぞれ増幅する複数の可変利得増幅手段と、複数の
可変利得増幅手段の増幅出力を加算する加算手段と、複
数の可変利得増幅手段における画像データのそれぞれの
増幅率を制御する制御部と、加算手段で加算された画像
データを表示する表示手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】本発明において、画像強調手段により周波数成
分が異なる複数の画像データが原画像データより予め生
成される。そして、制御部からの指示に基づいて複数の
画像データが可変の増幅率によりそれぞれ増幅される。
そして、それぞれが加算されて表示装置に供給される。
この際、複数の画像データの増幅率の違いにより画像強
調の程度並びに強調周波数が変更される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。この図において、1はオリジナル画像データであ
り、放射線画像読取装置等で得られた被験体についての
画像データである。このオリジナル画像データ1は強調
装置2により低域,中域,高域のそれぞれが強調された
画像データに変換され、それぞれ低域用メモリ3,中域
用メモリ4,高域用メモリ5に格納される。それぞれの
メモリ3,4,5の出力は、制御部9により増幅度が制
御されている可変利得増幅部6,7,8により可変の利
得で増幅され、加算器10でそれぞれが加算される。そ
して、画像表示装置11に供給され、画像表示が行われ
る。尚、操作部12からの指示(強調中心周波数の設
定,強調の程度)により、制御部9が可変利得増幅部
6,7,8の利得を決定する。 強調装置2での周波数
強調処理は、一次元のフィルタの場合、以下のようにな
る。
【0011】1/4,1/2,1/4のフィルタ係数に
より得られる周波数特性AL (f)は、
【0012】
【数2】
【0013】この周波数特性AL (f)を図2に示す。
ここで、fは周波数,fN はナイキスト周波数である。
また、−1/4,0,1/2,0,−1/4のフィルタ
係数により得られる周波数特性AM (f)は、
【0014】
【数3】
【0015】この周波数特性AM (f)を図3に示す。
また、AL (f)をマスク像とした高域強調画像AH
(f)は、
【0016】
【数4】
【0017】この周波数特性AH (f)を図4に示す。
以上のAL (f),AM (f),AH (f)はそれぞ
れ、fN (最高周波数),fN /2,DC(直流)成分
に強調ピークを有している。従って、これらを線形加算
することにより、任意の周波数の強調を行うことができ
る。
【0018】そこで、低域用メモリ3にはAL (f)に
より周波数強調された画像データを格納しておき、中域
用メモリ4にはAM (f)により周波数強調した画像デ
ータを格納しておき、高域用メモリ6にはAH (f)に
より周波数強調した画像データを格納しておく。
【0019】操作部12に強調中心周波数の設定,強調
の程度等の指示(以下これを強調処理情報という)が入
力されると、加算部10で加算された画像データが強調
処理情報に合致したものとなるように、制御部9が可変
利得増幅部6,7,8の利得a,b,cを決定する。す
なわち、AL (f),AM (f),AH (f)はそれぞ
れ、fN ,fN /2,DC成分に強調ピークを有してお
り、これらを線形加算する際のそれぞれの割合を変える
ことにより、任意の周波数を任意の割合で強調すること
ができる。
【0020】ここで、各可変利得増幅部の利得をそれぞ
れa,b,cとすると、En (f)=aAH (f)+b
AM (f)+cAL (f)となる。従って、a,b,c
の値を選択することで、画像Iij′の特性En (f)を
自由に設定することができる。
【0021】本実施例によれば、画像Iij′を得るのに
I×Jの乗算が3回で済む。これに対し、従来はI×J
×M×Nの計算が必要であった。従って、M×Nとして
5×5のフィルタを使用する場合、計算量が約1/8
(3/25)になる。
【0022】また、従来の装置では強調の程度を変更す
る毎にM×Nの計算が必要になるため、表示中に実時間
で強調周波数,程度を変更することが困難であったが、
本実施例では可変利得増幅部の利得を変更するだけで良
いので実時間での特性変更が容易にできるようになる。
【0023】以上の実施例では、高域,中域,低域の画
像データを生成しておいて、加算するようにしたが、そ
れ以外の構成も考えられる。例えば、aAH (f)は、
a{1−AL (f)}と等価であり、 En (f)=a{1−AL (f)}+bAM (f)+cAL (f) =a+(c−a)AL (f)+bAM (f)……(1) と表せる。ここで、aは原画像データをa倍したもので
ある。
【0024】従って、原画像データを含んでいるので、
原画像を中心に処理を行う場合には、計算量の点で有利
である。尚、En (f),AL ,AM ,AL はすべてフ
ーリエ空間での表現であり、これを実空間のイメージに
戻せば、上記 (1)式は
【0025】
【数5】
【0026】となる。以上詳細に説明したように、M×
Nのフィルタを用いて作成した3画像データ((AH ,
AM ,AL )若しくは(原画像データ,AM ,AL ))
を用意し、これらを線形加算しながら画像表示装置11
の表示メモリへ転送することにより、画像強調周波数及
び程度を高速(表示中に)に変更することが可能にな
る。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、予めM×Nのフィルタを用いて作成した3種の画像
データを用意し、それぞれの画像データの増幅率を変え
て線形加算しながら画像表示装置へ転送することによ
り、強調の中心周波数及び強調の程度を高速に変化させ
ることが可能な実時間周波数強調表示装置を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の構成を示す構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の要部の特性を示す特性図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の要部の特性を示す特性図で
ある。
【図4】本発明の一実施例の要部の特性を示す特性図で
ある。
【符号の説明】
1 オリジナル画像データ 2 強調装置 3 低域用メモリ 4 中域用メモリ 5 高域用メモリ 6 可変利得増幅部 7 可変利得増幅部 8 可変利得増幅部 9 制御部 10 加算部 11 画像表示装置 12 操作部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線画像読取装置で得られた画像の強調
    を行うための実時間周波数強調表示装置であって、 周波数成分が異なる複数の画像データを原画像データよ
    り生成する画像強調手段と、 同一の画像についての周波数成分が異なる複数の画像デ
    ータを格納するための複数の画像メモリと、 複数の画像メモリからの画像データを可変の増幅率でそ
    れぞれ増幅する複数の可変利得増幅手段と、 複数の可変利得増幅手段の増幅出力を加算する加算手段
    と、 複数の可変利得増幅手段における画像データのそれぞれ
    の増幅率を制御する制御部と、 加算手段で加算された画像データを表示する表示手段と
    を備えたことを特徴とする実時間周波数強調表示装置。
JP3146018A 1991-06-18 1991-06-18 実時間周波数強調表示装置 Pending JPH05242243A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3146018A JPH05242243A (ja) 1991-06-18 1991-06-18 実時間周波数強調表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3146018A JPH05242243A (ja) 1991-06-18 1991-06-18 実時間周波数強調表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05242243A true JPH05242243A (ja) 1993-09-21

Family

ID=15398238

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3146018A Pending JPH05242243A (ja) 1991-06-18 1991-06-18 実時間周波数強調表示装置

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JP (1) JPH05242243A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020092768A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 株式会社日立製作所 X線トモシンセシス装置、および、画像生成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020092768A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 株式会社日立製作所 X線トモシンセシス装置、および、画像生成装置

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