JPH0524217Y2 - - Google Patents

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JPH0524217Y2
JPH0524217Y2 JP6747387U JP6747387U JPH0524217Y2 JP H0524217 Y2 JPH0524217 Y2 JP H0524217Y2 JP 6747387 U JP6747387 U JP 6747387U JP 6747387 U JP6747387 U JP 6747387U JP H0524217 Y2 JPH0524217 Y2 JP H0524217Y2
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sensor
measured
threaded portion
fixing ring
mounting screw
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、特にAE(Acoustic Emission)や加
速度等のセンサを被測定物に直接面接触させ、そ
の物理的特性を得るようにしたセンサ取付け装置
に関するものである。
(従来の技術) AEや加速度等のセンサを用いて、被測定物の
内部的構造の欠陥を非破壊で検出する技術が急速
に発展している。被検出信号の周波数が低い場合
には、接着剤等を用いてこれらのセンサを直接被
測定物に接着させることも可能であるが、その周
波数が高くなると接着剤等が介在することによ
り、該接着剤に周波数特性を有するようになり、
被測定物の物理的特性を検出できなくなるおそれ
が生じてくる。そこでこれらのセンサを直接被測
定物に密着させることが必要となる。
第2図は従来のセンサ取付け装置の断面図を示
している。固定リング1を被測定物2に接着剤等
で固着し、該固定リング1のねじ部3に筒4をね
じ込んだ後、AEや加速度等のセンサ5を筒4内
に挿入する。そして蓋6を筒4の上端に被せ、該
筒4の上端部に設けられたねじ部7に該蓋6をね
じ込み、蓋6に設けられた調整ねじ8でセンサ5
を被測定物2に押し付けて固着させ、センサ5の
端面と被測定物2とを直接接触させるようにして
いた。なお9はレセプタクルである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような筒4を使用する従来
の構造では、センサ5を被測定物2に取り付ける
とき、固定リング1と筒4、筒4と蓋6及び調整
ねじ8の3ケ所のねじを個別に締め付けなければ
ならず、被測定物2の検出個所が多い場所、その
着脱に時間がかかる欠点があつた。また筒4の長
さはセンサ5の大きさに合わせて用意しておかな
ければならず、その上センサ5を固定するのにそ
の使用部品数が多い欠点があつた。又、測定終了
後、被測定物2に固着してある固定リング1を外
す時、固定リング1をハンマ等でたたいて外して
いたので、固定リング1に傷が付き、さらに、誤
つて被測定物2にも傷を付けてしまう欠点があつ
た。
本考案は上記の欠点を解決することを目的とし
ており、センサの着脱が容易にでき、またその固
定にあつてもその使用部品数が少なくてすみ、か
つ測定終了後、被測定物や固定リングに傷を付け
ることなく、容易に固定リングが被測定物から外
せるセンサ取付け装置を提供することを目的とし
ている。
(問題点を解決するための手段) そのため本考案のセンサ取付け装置は被測定物
に面接触させ、該接触面から被測定物の物理的特
性を検出するセンサと、該センサを被測定物に固
着させる固定部材とを備えたセンサ取付け装置に
おいて、該センサにピツチP1のねじ部を設ける
と共に、該固定部材にピツチP2(P2>P1)のねじ
部を設け、該センサのピツチP1のねじ部に螺合
するねじ部と、該固定部材のピツチP2のねじ部
に螺合するねじ部と、かつこれらのねじを回転さ
せるための操作部とが設けられ、該固定部材のね
じ部と螺合するねじ部全体の長さ(不完全ねじ部
も含む)が固定部材の厚みより大である取付けね
じを備え、該取付けねじを介してセンサと被測定
物に固着された固定部材とを係合させる構造とし
たことを特徴としている。
以下図面を参照しながら本考案の一実施例を説
明する。
(実施例) 第1図,は本考案に係るセンサ取付け装置
の断面図を示しており、同図はセンサが被測定
物に固着された固着状態図であり、同図はセン
サが被測定物に固着される前の固着前取付け状態
図である。
第1図,において、センサ5にはピツチ
P1のねじ部10aが設けられている。また被測
定物2に固着される固定部材、例えば固定リング
11の内径にはピツチP2のねじ部12aが設け
られている。センサ5に設けられたねじ部10a
のピツチP1は、固定リング11の内径に設けら
れたねじ部12aのピツチP2より小さく、これ
らのねじの方向は同一方向に造られている。取付
けねじ13はリング状に形成されており、該取付
けねじ13の内径にセンサ5に設けられたピツチ
P1のねじ部10aと螺合するねじ部10bが設
けられ、またその外径に厚さL2の固定リング1
1に設けられたピツチP2のねじ部12aと螺合
する不完全ねじ部を含む全長L1のねじ部12b
が設けられている。センサ5と固定リング11と
は、該取付けねじ13によつて係合されるように
なつている。
又、固定リング11のねじ部12aをその外径
側に設け、取付けねじ13の外径に設けられたね
じ部12bをその内径側に設け、それぞれを螺合
させるようにしてもよい。
次にその動作を説明する。
第1図図示の如く、センサ5に取付けねじ1
3を予め装着しておく。この様にセンサ5に予め
装着された取付けねじ13を固定リング11にあ
てがい、手でセンサ5が回転しないように該セン
サ5を押えながら、取付けねじ13の操作部13
aを回転させねじ込む。このときセンサ5は取付
けねじ13から抜ける方向、すなわち第1図図
示の矢印Aの矢印方向に進む。一方該取付けねじ
13は、予め被測定物2に接着剤等で固着されて
いる固定リング11のねじの作用により、被測定
物2の方向、すなわち第1図図示の矢印Bの矢
印方向に進む。ここで取付けねじ13とセンサ5
とが螺合するねじ部のピツチはP1であり、取付
けねじ13と固定リング11とが螺合するねじ部
のピツチはP2であり、かつP2>P1の関係にある
ので、取付けねじ13を1回転させるとセンサ5
は実質上被測定物2側へP2−P1移動させられる。
従つて取付けねじ13をぐるぐる廻すことによ
り、センサ5の下端面は第1図図示の如く被測
定物2に接触する。すなわちセンサ5と被測定物
2とが直接接触し密着する。この密着の度合は、
取付けねじ13の締付けトルクに依存する。
センサ5の被測定物2への密着は、取付けねじ
13の操作部13aを用いて人手で該取付けねじ
13を回転させるので、該センサ5の底面が被測
定物2と接触したとき、その感触を知ることがで
きる。従つて測定位置を変え他の位置でセンサ5
を被測定物5に密着させるとき上記の取付けねじ
13の締付けトルクをほゞ一定に保つことが可能
となり、測定に当つてセンサ5と被測定物2との
密着性を同一とすることができる。そして該操作
部13aはリング状の形状のみならず、4角或い
は6角形等適当な形状にしておく。
センサ5は、前記手順と逆の操作で固定リング
11から外すことができる。そして、被測定物2
に接着剤等で固着されている固定リング11は、
取付けねじ13からセンサ5を外した状態の下
で、該取付けねじ13を固定リング11にねじ込
むことにより、その端面が被測定物2に突当り、
取付けねじ13のねじ部12b(不完全ねじ部も
含む)の長さL1が固定リング11の厚さL2より
大きく形成されているので、さらに締付けること
によつて、固定リング11に対して被測定物2か
ら引き離される方向に作用するようになり、固定
リング11が被測定物2の接着面から外れる。
(考案の効果) 以上説明した如く、本考案によれば、取付けね
じにピツチの異なるねじ部を設け、該取付けねじ
を介してセンサと固定リングとを係合し、センサ
を回転させることなく固着できる構造としたの
で、次のような効果がある。
(i) 取付けねじの操作部を回転させるだけでセン
サの着脱が簡単にできる。
(ii) センサの長さ如何にかかわらずセンサの取付
けが可能となる。
(iii) 使用部品点数を少なくすることができ、従つ
て安価となる。
(iv) ケーブルの取出し位置をセンサの頂上へ取付
けることができ、レセプタクルの取付け位置の
自由度が増加する。
(v) センサの小型化に対応できる。
(vi) センサの脱着は工具が無くても可能となる。
(vii) 被測定物に接着された固定リングを外すの
に、被測定物や固定リングに傷を付けるおそれが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図,は本考案に係るセンサ取付け装置
の断面図、第2図は従来のセンサ取付け装置の断
面図である。 図中、1は固定リング、2は被測定物、4は
筒、5はセンサ、6は蓋、8は調整ねじ、9はレ
セプタクル、10a,10bはねじ部、11は固
定リング、12a,12bはねじ部、13は取付
ねじ、13aは操作部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被測定物に面接触させ、該接触面から被測定
    物の物理特性を検出するセンサと、該センサを
    被測定物に固着させる固定部材とを備えたセン
    サ取付け装置において、 該センサにピツチP1のねじ部を設けると共
    に、該固定部材にピツチP2(P2>P1)のねじ部
    を設け、 該センサのピツチP1のねじ部に螺合するね
    じ部と、該固定部材のピツチP2のねじ部に螺
    合するねじ部と、かつこれ等のねじを回転させ
    るための操作部とが設けられた取付ねじ を備え、該取付けねじを介してセンサと被測定
    物に固着された前記固定部材とを係合させる構
    造としたことを特徴とするセンサ取付け装置。 (2) 固定部材のねじ部と螺合する前記取付けねじ
    のねじ部の長さL1が固定部材の厚さL2とL1
    L2の関係であることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載のセンサ取付け装置。
JP6747387U 1987-05-07 1987-05-07 Expired - Lifetime JPH0524217Y2 (ja)

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JP6747387U JPH0524217Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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JP6747387U JPH0524217Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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JPS63177752U JPS63177752U (ja) 1988-11-17
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JP6747387U Expired - Lifetime JPH0524217Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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JP4657537B2 (ja) * 2001-09-27 2011-03-23 パナソニック電工Sunx株式会社 センサ
FR2947633B1 (fr) * 2009-07-02 2012-04-13 Snecma Dispositif de controle non destructif d'une piece

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