JPH067075B2 - 引張材の緊張力計測装置 - Google Patents
引張材の緊張力計測装置Info
- Publication number
- JPH067075B2 JPH067075B2 JP60257663A JP25766385A JPH067075B2 JP H067075 B2 JPH067075 B2 JP H067075B2 JP 60257663 A JP60257663 A JP 60257663A JP 25766385 A JP25766385 A JP 25766385A JP H067075 B2 JPH067075 B2 JP H067075B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load cell
- measuring device
- tension
- tensile force
- tension measuring
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はV.S.L工法等で定着されるPCケーブル等
の引張材に作用する緊張力を計測する、引張力の緊張力
計測装置に関するものである。
の引張材に作用する緊張力を計測する、引張力の緊張力
計測装置に関するものである。
<本発明の目的> 本発明は、簡易な構造の装置であって、取り扱いが容易
であり、かつ瞬時に任意の位置の緊張力を計測できる引
張材の緊張力計測装置を提供することを目的とする。
であり、かつ瞬時に任意の位置の緊張力を計測できる引
張材の緊張力計測装置を提供することを目的とする。
<本発明の構成> 以下、本発明に係る計測装置の一実施例について説明す
る。
る。
<イ>計測装置の全体の説明 計測装置は第1図に示すようにロードセル2と、このロ
ードセル2の負荷抵抗変化を検知する検知部で構成す
る。
ードセル2の負荷抵抗変化を検知する検知部で構成す
る。
<ロ>ロードセル ロードセル2は摺動自在な二つのシリンダ型の内方筒2
1と、外方筒22で構成する。
1と、外方筒22で構成する。
このロードセル2は、内圧変化を油圧ゲージまたは電気
的な抵抗変化として取り出せる構造の検知器である。
的な抵抗変化として取り出せる構造の検知器である。
このロードセル2から取り出した信号から、PCケーブ
ル8の張力を計測する。
ル8の張力を計測する。
なお本実施例では、内方筒21と外方筒22の縦断面形
がS字形の場合について説明するが、二つの筒体が摺動
可能な構成であればその他の形状を採用することも勿論
可能である。
がS字形の場合について説明するが、二つの筒体が摺動
可能な構成であればその他の形状を採用することも勿論
可能である。
[内方筒] 内方筒21の小径部側23の内周面には、雌ねじ24を
刻設する。
刻設する。
内方筒21は、第2図に示すような外周にねじを刻設し
たアンカーヘッド6に螺合して、把持することを目的と
した把持部材である。
たアンカーヘッド6に螺合して、把持することを目的と
した把持部材である。
さらに、外方筒22との関係ではピストンとしての機能
も併用する。
も併用する。
[外方筒] 外方筒22の内部には、内方筒21を摺動可能に内蔵す
る。
る。
外方筒22の周面上には、計測部からのびる給油ホース
3を接続し、両筒21、22の側面間に形成される油圧
室25内に給油できるよう構成する。
3を接続し、両筒21、22の側面間に形成される油圧
室25内に給油できるよう構成する。
外方筒22の小径部26の端面には、第1、2図に示す
ようなスリット27を開設する。
ようなスリット27を開設する。
また、ロードセル2に取手を取り付けることも可能であ
る。
る。
<ハ>圧油供給装置 給油ホース3の基端には、油圧ハンドポンプ4を接続す
る。
る。
さらに、油圧ハンドポンプ4または給油ホース3の途上
には、ロードセル2の油圧室25内の油圧を計測する油
圧計5を接続する。
には、ロードセル2の油圧室25内の油圧を計測する油
圧計5を接続する。
次に前期計測装置の使用方法について説明する。
<1>計測装置のセット 第2図にアンカーの定着部を示す。
6は外周にねじを刻設したアンカーヘッド、7は支圧
板、8は楔片9で把持されてアンカーヘッド6に定着さ
れたPCケーブル(引張材)である。
板、8は楔片9で把持されてアンカーヘッド6に定着さ
れたPCケーブル(引張材)である。
PCケーブル8の緊張力を計測する場合には、まずロー
ドセル2の内方筒21の雌ねじ24をアンカーヘッド6
の外周に螺合して接続する。
ドセル2の内方筒21の雌ねじ24をアンカーヘッド6
の外周に螺合して接続する。
内方筒21をアンカーヘッド6に螺合するには、例えば
ロードセル2を手で回転させて接続することができる。
ロードセル2を手で回転させて接続することができる。
アンカーヘッド6と雌ねじ24の螺合位置は、外方筒2
2の小径部26の端面が支圧板7に当接する位置までと
する。
2の小径部26の端面が支圧板7に当接する位置までと
する。
続いて、外方筒22に計測部からのびる給油ホース3を
接続して計測準備を完了する。
接続して計測準備を完了する。
<2>ロードセルの伸長(第3図) 計測部の油圧ハンドポンプ4を操作して油圧室25内に
給油を開始する。
給油を開始する。
油圧室25内へ給油が進行すると、油圧室25内の体積
が増加する。
が増加する。
その結果、内方筒21と外方筒22はそれぞれ伸長方向
に力が作用するが、外方筒22の端面が支圧板7に当接
しているので、支圧板7を反力面としてアンカーヘッド
6が支圧板7から引き離される。
に力が作用するが、外方筒22の端面が支圧板7に当接
しているので、支圧板7を反力面としてアンカーヘッド
6が支圧板7から引き離される。
<3>板材の挿入 本発明の計測装置は、PCケーブル8に作用する緊張力
をロードセル2内に発生する負荷を電気抵抗との変化と
して取り出すか、あるいは油圧ゲージを読み取って計測
する方式である。
をロードセル2内に発生する負荷を電気抵抗との変化と
して取り出すか、あるいは油圧ゲージを読み取って計測
する方式である。
従って、アンカーヘッド6が支圧板7から離れた瞬間か
ら以降はポンプ4によってPCケーブル8に積極的に引
張力を与えることなっしまい、測定の目的を達成できな
い。
ら以降はポンプ4によってPCケーブル8に積極的に引
張力を与えることなっしまい、測定の目的を達成できな
い。
そこで、計測時におけるアンカーヘッド6と支圧板7と
が離れた瞬間の出力値を見れば良い。
が離れた瞬間の出力値を見れば良い。
そのために、例えば給油を開始する前に外方筒22のス
リット27内に薄い板材10を挿入しておく。
リット27内に薄い板材10を挿入しておく。
この状態でロードセル2の油圧室25への給油を開始し
て、アンカーヘッド6と支圧板7とが離れた瞬間、すな
わち薄い板材10が両者の間に挿入できることになった
瞬間に給油を停止すればPCケーブル8に作用している
緊張力を検出できる。
て、アンカーヘッド6と支圧板7とが離れた瞬間、すな
わち薄い板材10が両者の間に挿入できることになった
瞬間に給油を停止すればPCケーブル8に作用している
緊張力を検出できる。
<4>緊張力の判読 板材10が挿入可能となったときに、ロードセル2から
取り出したデータを検知部デシタル表示あるいはプリン
トアウトする。
取り出したデータを検知部デシタル表示あるいはプリン
トアウトする。
<5>ロードセルの撤去 PCケーブル8の緊張力の計測を終了したら、油圧室2
5に給油して板材10を抜取った後、給油回路を開放す
る。
5に給油して板材10を抜取った後、給油回路を開放す
る。
その結果、アンカーヘッド6は再び支圧板7に当接して
定着状態が維持される。
定着状態が維持される。
そして、セット時とは逆方向にロードセル2を回転して
アンカーヘッド6から取り外す。
アンカーヘッド6から取り外す。
以下、同様に計測を必要とするときには、上記の工程で
PCケーブル8の緊張力を計測する。
PCケーブル8の緊張力を計測する。
<効果> 本発明は以上説明したようになるから次のような効果を
期待することができる。
期待することができる。
(イ)コンパクトな装置であるから、軽量であり取り扱
いが便利である。
いが便利である。
(ロ)アンカーヘッドに直接接続する方式であるため、
台座等は不要となる。
台座等は不要となる。
(ハ)短時間でセットでき、かつ、セットした後の緊張
力の計測を瞬時に計測できる。
力の計測を瞬時に計測できる。
(ニ)随時引張材の任意の位置の張力を測定できる。
(ホ)1台のロードセルで多数の引張材の張力を測定で
きる。
きる。
(ヘ)張力計測装置は常時設置しておく必要がないの
で、計器類の破損がなく、常にキャリプレーションでき
るので測定精度の信頼性が高く、そのうえ耐久性にも優
れているので長期計測も可能である。
で、計器類の破損がなく、常にキャリプレーションでき
るので測定精度の信頼性が高く、そのうえ耐久性にも優
れているので長期計測も可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図:ロードセルの斜視図 第2、3図:計測時の説明図
Claims (1)
- 【請求項1】油圧によって伸長する2つの筒体からなる
ロードセルと、 このロードセル内の負荷変化を油圧ケージまたは電気的
な抵抗変化として検知する検知部とからなり、 ロードセルの内方筒体をアンカーヘッドの外周に着脱可
能に形成してなる、 引張材の緊張力計測装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60257663A JPH067075B2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 引張材の緊張力計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60257663A JPH067075B2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 引張材の緊張力計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62118231A JPS62118231A (ja) | 1987-05-29 |
JPH067075B2 true JPH067075B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=17309371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60257663A Expired - Lifetime JPH067075B2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 引張材の緊張力計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067075B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100862248B1 (ko) | 2007-06-18 | 2008-10-09 | 경희대학교 산학협력단 | 앵커장치 및 이를 가지는 프리스트레스트 구조물 |
CN106124321B (zh) * | 2016-08-21 | 2018-09-14 | 安徽理工大学 | 一种可拆卸式锚杆锚固特性试验台 |
FR3097322B1 (fr) * | 2019-06-11 | 2021-12-10 | Soletanche Freyssinet | Dispositif de controle de mise en tension d’un cable de structure |
-
1985
- 1985-11-19 JP JP60257663A patent/JPH067075B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62118231A (ja) | 1987-05-29 |
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