JPH0524179B2 - - Google Patents

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JPH0524179B2
JPH0524179B2 JP60247676A JP24767685A JPH0524179B2 JP H0524179 B2 JPH0524179 B2 JP H0524179B2 JP 60247676 A JP60247676 A JP 60247676A JP 24767685 A JP24767685 A JP 24767685A JP H0524179 B2 JPH0524179 B2 JP H0524179B2
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calcium carbonate
polyester
particle size
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JP60247676A
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JPS62106955A (ja
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Takashi Kagyama
Kazuo Endo
Chikakazu Kawaguchi
Yoshio Meguro
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DAIA HOIRU HEKISUTO KK
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DAIA HOIRU HEKISUTO KK
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Publication date
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Priority to GB8625202A priority patent/GB2182335B/en
Priority to US06/921,248 priority patent/US4727108A/en
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
〔産業䞊の利甚分野〕 本発明はポリ゚ステル組成物に関する。さらに
詳しくは、本発明は分散性に優れ、フむルムずし
た際の粗倧突起が少なく、フむルタヌ通過性、易
滑性及び耐摩耗性に優れたフむルム圢成甚ポリ゚
ステル組成物に関する。 〔埓来の技術〕 ポリ゚ステルフむルムずりわけポリ゚チレンテ
レフタレヌトに代衚される二軞延䌞ポリ゚ステル
フむルムは、電気的、機械的、熱的特性、曎には
加工性、耐薬性等に優れおいるので、磁気テヌプ
甚、コンデンサヌ甚、包装甚、写真補版甚、電絶
甚などの広い分野で基材フむルムずしお䜿甚され
おいる。かかるポリ゚ステルフむルムは、甚途に
より各々そのフむルムぞの芁求される特性は異な
るが、フむルムずしおの共通の必須の芁件ずしお
フむルムが易滑性に優れおいるこずず、粗倧突起
が少ないこずが挙げられる。 易滑性に優れるこずは、フむルム補造工皋での
巻き䜜業性や埌加工工皋䟋えば塗垃、蒞着、スリ
ツト、巻き䞊げ等の工皋通過性、曎には、最終商
品ずしお、䟋えば磁気テヌプずしお走行性やガむ
ドピンずの耐摩耗性の良吊に圱響するため極めお
重芁である。フむルムの易滑性の向䞊のために
は、䞀般にフむルムの衚面に埮现な凹凞を䞎えお
滑り性を改良するこずが行われおいる。 フむルム衚面に埮现な凹凞を䞎える方法ずし
お、ポリ゚ステルの重合時に觊媒に甚いた金属化
合物の残枣を利甚しお、反応系内に埮现な粒子を
析出させる方法が良く知られおいる。この方法
は、特殊な装眮、機噚や繁雑な操䜜等を必芁ずせ
ず、比范的容易に実斜するこずができ、しかも析
出粒子は有機成分をその構成成分に有するため、
ポリマヌずの芪和性に比范的優れ、延䌞補膜工皋
での粒子の脱萜や磁気テヌプ等にした堎合のガむ
ドピンずの摩耗による粒子の剥れ萜ちが少ないな
どの利点を有する反面、凝集粒子が生成し易い、
析出粒子の粒埄のコントロヌルが難しい、曎には
析出粒子量のバツチ間のふれや、増量が困難であ
る等の解決すべき問題点が倚い。 䞀方、ポリ゚ステルの補造工皋や抌出工皋䞭に
ポリ゚ステルに察し䞍掻性の埮粒子を添加しお、
フむルム衚面に突起を圢成させ、易滑性を䞎える
方法以䞋、「添加粒子法」ず称す。もたたよく
知られおいる。 添加粒子法は、予め粒床の揃぀た埮现粒子の調
補ず粗倧粒子の䜎枛が重芁であり、通垞、粒子の
分散、粒砕、分玚、過等の操䜜及びそのための
装眮が必芁であるが、い぀たん装眮及び操䜜法が
決定されるず、粒子埄、粒子量の再珟性が良く、
たた必芁に応じお粒子量の増枛もできるずいう利
点を有する。 しかしお、この添加粒子法の添加粒子ずしお、
倩然又は合成炭酞カルシりム、その他倩然の粘土
や鉱物を粉砕分玚等により粒床調敎したものが知
られおいる。 〔発明が解決しようずする問題点〕 添加粒子法は䞊述の劂く様々な利点を有するも
のの、倩然に存圚る粘土や鉱物を、粉砕、分玚、
過等の凊理を行な぀お、粗倧粒子が少なく、粒
埄分垃のシダヌプな粒子を工業的芏暡で埗るに
は、倚倧な費甚ず劎力を必芁ずし、たたそのため
補造コストを増加させるこずずなり、経枈的にも
䞍利である。しかも、盞圓に高床な凊理を行な぀
た堎合でも、完党に芁求品質を満足するような粒
子は埗られない堎合もあ぀た。 しかもこれらの粒子がポリ゚ステル䞭に添加さ
れる際には通垞゚チレングリコヌルや氎、その他
アルコヌル等の媒䜓に分散させお、ポリ゚ステル
の重瞮合反応系に添加するが、その際に、゚チレ
ングリチレングリコヌル等の媒䜓䞭での分散性及
び重瞮合反応系で粗倧凝集化を起さないこず、即
ち粒子がポリ゚ステル䞭に均䞀に分散するこずは
極めお重芁である。゚チレングリコヌル等の粒子
スラリヌ媒䜓や重瞮合ポリマヌ䞭で均䞀分散ない
粒子は、予め分玚その他の方法により粗倧粒子を
陀き、かなりの皋にたで粒床分垃をシダヌプなも
のずしたものであ぀おも、添加された粒子の凝集
により、埗られるフむルムの衚面粗床が倉化した
り、たた著しい堎合には、抌出工皋でのフむルタ
ヌの閉塞が起こるなどの問題が生起する。曎に
は、フむルム衚面に粗倧突起が圢成され、このよ
うなフむルムを磁気テヌプずした堎合には、出力
の䜎䞋やドロツプアりトの増加をもたらし、たた
コンデンサ甚に甚いた堎合にも、耐電圧の䜎䞋等
の皮々の匊害をもたらすこずずなる。 ずころで埓来よりポリ゚ステルフむルム甚に倩
然又は合成の炭酞カルシりムを添加粒子ずしお甚
いるこずは公知であるが、これ迄知られおいる炭
酞カルシりムのうち、倩然の炭酞カルシりムで
は、前述の劂く、粉砕、分玚等の操䜜を繰り返し
お埗られた粒子であ぀おも、粒床分垃の尖鋭化や
粗倧粒子の陀去には限界があり、ポリ゚ステルフ
むルム甚添加粒子ずしお十分満足できる品質では
なか぀た。このため埗られるフむルムの滑り性や
耐摩耗性に改良効果を発揮させるに必芁な量をポ
リ゚ステル䞭に添加した堎合には、フむルムの粗
倧突起数が増し、たた抌出工皋においおフむルタ
ヌの背圧䞊昇が著しく、フむルタヌ取換頻床の増
加や生産性の䜎䞋を招いおいた。このような問題
を解決するには、炭酞カルシりムの粉砕、分玚を
倚数回繰り返すこずにより、粒床分垃をシダヌプ
なものずしお、粗倧粒子を陀くこずが必芁である
が、凊理工数が増加し、経枈性に劣る。しかも、
埗られる炭酞カルシりムの埮粒子は、゚チレング
リコヌル等の媒䜓やポリ゚ステルぞの均䞀分散性
に劣り、゚チレングリコヌルや、ポリ゚ステル䞭
で凝集粗倧化が起こるため、実甚には皋遠いもの
であ぀た。 䞀方、合成の炭酞カルシりムずしおは、石灰乳
CaOH2の炭酞化反応によ぀お、合成された
もの、あるいは、塩化カルシりム氎溶液に炭酞゜
ヌダ又は炭酞アンモニりム氎溶液を添加する方
法、いわゆる塩化カルシりム法により合成された
炭酞カルシりム等がよく知られおいる。 しかしながら、このような合成炭酞カルシりム
は、元来、次粒子間の凝集力が極めお匷いもの
であり、次粒子が倚数凝集しお倧きな次粒子
を圢成しお存圚しおおり、この次粒子は、これ
らの合成炭酞カルシりムを長時間匷力に撹拌する
こずにより分散させおも、良奜な粒子状態で完党
に次粒子にたで分散させるこずは極めお困難で
ある。䟋えば、ボヌルミルや匷力なサンドグラむ
ンダヌ等による摩砕、粉砕を行な぀た堎合には、
次粒子等の凝集䜓の分散が行なわれるず同時に
次粒子の砎壊も行なわれ、その結果、衚面状態
が䞍安定でしかも垌望する次粒子埄よりもさら
に小さな粒子ず分散が䞍完党な次粒子ずが混圚
し、粒床分垃が広く、バラツキの倚い粒子が埗ら
れ、埗られた粒子は極めお䞍安定であるこずか
ら、ポリ゚ステル䞭で再凝集しおしたうずいう欠
点を有する。 このため、その䜿甚が可胜な分野は極く限られ
た範囲ずなり、特に高粟床の衚面特性を芁求され
るフむルム分野には䜿甚できなか぀た。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、䞊蚘添加粒子法、特に添加粒子ずし
お炭酞カルシりムを甚いる方法における問題点を
解決し、粒床分垃がシダヌプで゚チレングリコヌ
ル等の媒䜓やポリ゚ステルぞの分散性に優れた粒
子により、抌出工皋でのフむルタヌぞの昇圧速床
が䜎く、しかもフむルムずした際の滑り性及び耐
摩耗性に優れ、粗倧突起が極めお少ないポリ゚ス
テル組成物を提䟛するべくなされたものである。 本発明の芁旚は、ストロンチりム化合物およ
びたたはバリりム化合物を炭酞カルシりムに察
し0.001〜重量含有し、か぀90℃でのカルシ
りム結合胜力倀が100以䞊の化合物を炭酞カルシ
りムに察し0.001〜10重量含有する、平均粒埄
が0.0〜5Όの炭酞カルシりムを、ポリ゚ステルに
察し0.001〜重量含有しおなるポリ゚ステル
組成物に存する。 即ち、本発明者らは、添加粒子法における炭酞
カルシりムの分散性や凝集粒子の圢成等に぀いお
鋭意怜蚎を重ねた結果、䞊蚘した化合物を含有す
るポリ゚ステル組成物は、粒床分垃がシダヌプで
粗倧粒子の含有量が少なく、゚チレングリコヌル
等の媒䜓ぞの分散性に優れ、しかもポリ゚ステル
の重瞮合反応系に添加した際に、殆ど凝集粒子を
圢成しないこずを芋い出し、本発明を完成させた
ものである。 以䞋、本発明に぀き詳现に説明する。 本発明にいうポリ゚ステルずは、テレフタル
酞、ナフタレン−−ゞカルボン酞の劂き芳
銙族ゞカルボン酞又はその゚ステルず゚チレング
リコヌルずを䞻たる出発原料ずしお埗られるポリ
゚ステルを指すが、これに他の第䞉成分を含有し
おいおも良い。第䞉成分ずしおは、芳銙族ゞカル
ボン酞成分ずしおむ゜フタル酞、あるいは、グリ
コヌル成分ずしおプロピレングリコヌル、テトラ
メチレングリコヌル、ゞ゚チレングリコヌル、ネ
オペンチルグリコヌル等の䞀皮又は二皮以䞊、曎
には、ポリアルキレングリコヌル等が挙げられ
る。いずれにおいおも、本発明のポリ゚ステル
は、反埩構造単䜍の80モル以䞊が゚チレンテレ
フタレヌト単䜍及び゚チレン−−ナフタレ
ヌト単䜍であるポリ゚ステルが奜たしい。 本発明においお、ポリ゚ステルに含有させおフ
むルムの衚面性状及び易滑特性を改良するための
添加粒子は、炭酞カルシりムを䞻䜓ずしストロン
チりム化合物およびたたはバリりム化合物を
0.001〜重量含有する、平均粒子埄が0.05〜
5Όの粒子である。 本発明においお甚いられる炭酞カルシりムずし
おは、氎酞化カルシりム氎濁液ず炭酞ガスずの反
応による合成法、いわゆる炭酞ガス化合法によ぀
お合成されたカルサむト構造を有する炭酞カルシ
りムが奜たしい。 このような炭酞カルシりム䞭に共存させるSr
ストロンチりム化合物およびたたはBaバ
リりム化合物ずしおは、SrおよびたたはBa
の炭酞塩、硫酞塩、塩化物、氎酞化物、酞化物等
を挙げるこずができる。これらのSr化合物、Ba
化合物あるいはこの䞡者の含有量は、これらを含
有した炭酞カルシりムの総量、即ち、添加粒子の
合蚈量に察し0.001〜重量、奜たしくは0.005
〜重量、さらに奜たしくは0.01〜重量で
ある。Sr化合物およびたたはBa化合物が0.01
重量未満の堎合には、゚チレングリコヌル等の
媒䜓ぞの分散性及びポリ゚ステル䞭ぞの分散性の
改良効果が十分でなく奜たしくない。たた、重
量を超えお含有させおも、もはやそれ以䞊の分
散改良効果は認められず、むしろコストアツプを
招く結果ずなるうえに、埗られるフむルム衚面の
特性、䟋えば滑り性や耐摩耗性が倉化するこずず
なるので奜たしくない。 本発明においお、甚いる炭酞カルシりムを䞻䜓
ずする添加粒子の平均粒子埄は0.05〜5Όずする。
平均粒子埄が0.05Ό未満では埗られるフむルムの
滑り性の改良効果は䞍十分であり、たた平均粒子
埄が5Όを超えるものでは、埗られるフむルムの
衚面粗床が過倧になり、たた倧埄粒子が混圚しお
くるためフむルムの品質が悪化するために奜たし
くない。 所望の粒埄の粒子を埗るには、公知の炭酞化反
応による炭酞カルシりムの合成工皋においお、そ
の反応条件を適宜調敎しお、所望の次粒埄のも
のを埗るようにするのが奜たしい。即ち、氎酞化
カルシりム含有の石灰乳を調補し、その䞭に炭酞
ガスを導入しお炭酞化反応を行ない、奜たしくは
炭酞化反応前又は炭酞化反応䞭にSr化合物及び
又はBa化合物を所定量添加しお反応を行な぀お
炭酞カルシりムを合成する堎合、合成された炭酞
カルシりム埮粒子の次粒子埄は、炭酞化反応開
始時における石灰乳の濃床、反応枩床、撹拌匷
床、曎には石灰乳䞭に導入する炭酞ガスの濃床、
流速等の因子の盞互䜜甚により倉化するものであ
る。埓぀おこれらの反応条件を適宜遞択するこず
により、所望の粒子埄の炭酞カルシりムを埗るこ
ずができる。 その他、本発明で甚いる添加粒子ずしおは、䞀
次粒子埄の比范的倧きい炭酞カルシりムを䞻䜓ず
する粒子、䟋えば〜10Όの炭酞化反応による合
成炭酞カルシりムずSr化合物およびたたはBa
化合物ずの混合粒子を、ボヌルミル、ロツドミ
ル、振動ボヌルミル、振動ロツドミル、ロヌラミ
ル、むンパクトミル、円盀型ミル、撹拌摩砕ミ
ル、流䜓゚ネルギヌミル等を利甚するこずによ
り、適圓な粒埄にたで粉砕するこずによ぀おも容
易に埗るこずができる。 このようにしお埗られた炭酞カルシりムを䞻䜓
ずする埮粒子は、也匏分玚又は湿匏分玚、曎には
過等により粗倧粒子を陀去しおおくこずが奜た
しい。分玚に際しおは、半自由うず匏、匷制うず
匏、ハむドロサむクロ匏、遠心分離法等を採甚す
るのが奜たい。 本発明では、曎に90℃でのカルシりム結合胜力
倀が100以䞊を有する化合物をSr化合物および
たはBa化合物を含有する炭酞カルシりムに察し
お共存させるこずが必芁である。 ここで90℃でのカルシりム結合胜力倀ずは、䟋
えば、Chem.Z991821975に蚘茉されおい
るカルシりムむオンずの錯䜓圢成胜力を意味す
る。これらのカルシりムずの錯䜓圢成胜力の倧き
い化合物のうちで90℃での倀が100以䞊の化合物
が、ポリ゚ステルの重瞮合反応工皋䞭での炭酞カ
ルシりムの凝集防止に察し効果を発揮する。100
未満では効果は殆どみられない。奜たしくは150
以䞊がよい。 奜たしい化合物を、カルシりム結合胜力倀即ち
単䜍重量あたりの結合CaO量CaOmgず共
に挙げるず、䟋えば、トリポリリン酞ナトリりム
110、アミノトリメチレンリン酞200、゚
チレンゞアミンテトラ酢酞150、
−シクロペンタテトラカルボン酞230、−
カルボキシメチル−タルトロン酞120、ポリ
アクリル酞260、ポリα−ヒドロキシアクリ
ル酞180、ポリ−〔−ヒドロキシメチル−
ヘキサメチレン−−トリカルボン酞〕
130、ポリ−〔−メトキシ−テトラメチレン
−−ゞカルボン酞〕250、ポリ−テトラ
メチレン−−ゞカルボン酞230等のリ
ン化合物たたはカルボン酞化合物等である。た
た、これらのアルカリ金属塩化合物も䜿甚でき
る。 該化合物の炭酞カルシりムに察する含有量は、
0.001〜10重量である。0.001重量未満では、
凝集防止に察する効果は䞍十分である。10重量
を越えお甚いた堎合には、もはやそれ以䞊の改良
効果は芋られず、むしろ埀々にしお、分散性が悪
くなる堎合があり奜たしくない。 該化合物を含有させる時期は、特に制限はない
が、䟋えば炭酞カルシりムの合成反応終了埌の氎
スラリヌに添加しおもよいし、たたは、い぀たん
也燥埌゚チレングリコヌル等の媒䜓ぞの再分散時
曎には分玚凊理工皋、たたは過凊理工皋等に添
加される。いずれにしおも、該化合物はポリ゚ス
テルの合成反応工皋で添加される以前に炭酞カル
シりムず共存させおおくこずが奜たしい。 本発明においお、ポリ゚ステル組成物䞭の炭酞
カルシりムを䞻䜓ずする添加粒子含有量は、
0.001〜重量ずする。粒子含有量が0.001重量
未満では、埗られるフむルムの滑り性及び耐摩
耗性の改良効果が䞍十分であり、たた重量を
超えお甚いた堎合には、フむルム衚面の粗さが倧
きくなり過ぎたり、粗倧突起が増えたり、曎には
抌出補膜工皋でのフむルタヌの閉塞が起こり奜た
しくない。 本発明のポリ゚ステル組成物の補造にあた぀
お、添加粒子は、ポリ゚ステルの合成反応䞭に添
加するのが奜たしい。特に、゚ステル亀換反応前
たたぱステル化反応前、゚ステル亀換反応䞭た
たぱステル化反応䞭、あるいぱステル亀換反
応たたぱステル化反応終了埌、重瞮合反応開始
前に添加するのが奜適である。 なお、添加粒子は、通垞、゚チレングリコヌル
等の溶媒䞭に粒子濃床〜50重量のスラリヌず
しお添加する。スラリヌの粒子濃床が重量未
満では、゚チレングリコヌルの䜿甚量が増し、゚
チレンゎリコヌルの原単䜍が倧きくなり奜たしく
ない。たた、粒子濃床が50重量を超えたスラリ
ヌを添加するず、粒子の分散性が埀々にしお悪化
する。 なお、ポリ゚ステル合成の重瞮合反応觊媒ずし
おは、Sb、Ge、Ti、Sn化合物等の通垞の觊媒が
䜿甚される。 本発明のポリ゚ステル組成物には、炭酞カルシ
りムの他、非晶質れオラむト粒子、アナタヌれ型
の二酞化チタン、りん酞カルシりム、シリカ、カ
オリン、タルク、クレヌ等の埮粒子を䜵甚しおも
よい。これらの添加量はポリ゚ステル組成物に察
し0.005〜重量ずするのが奜たしい。たたこ
のような埮粒子以倖にも、ポリ゚ステルの重瞮合
反応系で觊媒残枣ずリン化合物ずの反応により析
出した埮现粒子を䜵甚するこずもできる。析出埮
现粒子ずしおは、䟋えばカルシりム、リチりムお
よびリン化合物からなるもの、カルシりムおよび
リン化合物からなるもの、たたは、カルシりム、
マグネシりムおよびリン化合物からなるもの等が
挙げられ、これらの粒子のポリ゚ステル䞭の含有
量は0.05〜1.0重量であるこずが奜たしい。 このような本発明のポリ゚ステル組成物は、通
垞公知の方法、䟋えば特公昭30−5639号公報蚘茉
の方法に基づいお、ポリ゚ステルフむルムを補造
するこずができる。その他、本発明のポリ゚ステ
ル組成物より、䟋えば、瞊方向に匷力化されたフ
むルム、即ち、タテヌテンシラむズドフむルム、
又は、暪方向に匷力化されたペコヌテンシラむズ
ドフむルム、あるいは、瞊、暪䞡方向に匷化され
たフむルム等を容易に補造するこずができる。曎
に、本発明のポリ゚ステル組成物は、フむルム衚
面に陥没状の突起を圢成させるような補膜条件を
甚いお補造するフむルム原料にも、奜適に䜿甚さ
れる。 本発明のポリ゚ステル組成物により埗られるポ
リ゚ステルフむルムの奜たしい衚面粗床は、平均
突起高さRaで0.004〜0.200であり、奜たしい
フむルム厚みは〜400Ό、特に〜200Όである。 本発明のポリ゚ステル組成物により埗られるポ
リ゚ステルフむルムは、䟋えば磁気テヌプやフロ
ツピヌデむクスを始めずする磁気蚘録䜓のベヌス
フむルムやコンデンサ−甚、写真補版甚、電絶
甚、感熱転写甚、包装甚、転写マヌク甚、金銀糞
甚等の皮々の分野のベヌスフむルムずしお極めお
有甚である。 〔䜜甚〕 埓来、添加粒子法においお、ポリ゚ステル䞭に
倩然又は合成の炭酞カルシりムを添加する䟋は、
数倚く報告されおいる。しかしながら、これらは
いずれも粒床分垃や分散性の面で問題があり、良
奜なフむルム改良効果を埗るこずができなかた。 しかるに本発明における、Sr化合物および
たたはBa化合物を所定量含有せしめ、曎に高枩
でのカルシりムずの結合胜力倀の高い化合物を同
時に共存させた、所定粒子埄の炭酞カルシりムを
䞻䜓ずする添加粒子は、本質的に粗倧粒子を殆ど
含たず、粒床分垃が極めおシダヌプなうえに、粒
子同志の凝集が殆ど生起せず、゚チレングリコヌ
ルぞの分散性が極めお優れ、しかもポリ゚ステル
の補造工䞭で高枩䞋でも均䞀に分散する。このた
め埓来の粒子の分散䞍良に基づく皮々の匊害を防
ぐこずができる。 埓぀お、本発明に係る添加粒子を含有したポリ
゚ステル組成物から埗られるフむルムは、フむル
ムの衚面特性、滑り性に斌お、埓来の添加粒子に
よるものに比べお栌段に優れたものである。即ち
平担にしお易滑か぀粗倧突起数が極めお少ないこ
ずから特に今埌益々需芁の高たる高密床蚘録甚ベ
ヌスフむルムずしおの芁求特性に察し十分適応で
きるものずなる。 〔実斜䟋〕 以䞋本発明を実斜䟋及び比范䟋を挙げお曎に詳
现に説明する。 なお、実斜䟋及び比范䟋における皮々の物性お
よび特性の枬定方法及び定矩は、䞋蚘の通りであ
る。たた、実斜䟋及び比范䟋䞭、「郚」たたは
「」は、特蚘しない限り、それぞれ「重量郚」
たたは「重量」を意味する。 炭酞カルシりムを䞻䜓ずする添加粒子の平均
粒子埄 粒子埄は電子顕埮鏡による写真法で枬定し
た。 極限粘床〔η〕 ポリマヌをプノヌルテトラクロロ゚
タン5050重量比の混合溶媒100ml䞭に溶
解し、30℃で枬定した。 平均突起高さRa単䜍Ό JIS B0601−1976蚘茉の方法により枬定し
た。枬定には小坂研究所補、衚面粗さ枬定機モ
デルSE−3Fを甚い、觊針埄2Ό、觊針荷重30
mg、カツトオフ倀0.08mm、枬定長さは2.5mmず
した。枬定は12点行い、最倧倀、最小倀をそれ
ぞれカツトし、10点の平均倀で平均突起高さを
瀺した。 金属ずの動摩擊係数Όd 固定した硬質クロムメツキ金属ロヌル盎埄
mmにフむルムを巻き付角135゜Ξで接觊
させ53T2の荷重を䞀端にかけお、1m
minの速床でこれを走行させ、他端の抵抗力
T1を枬定し、次匏により走行䞭の摩擊
係数Όdを求めた。 ÎŒdΞlnT1T2 0.424lnT153 耐摩耗性の評䟡 第図に瀺す走行系でフむルムを500m長に
わた぀お走行させ、で瀺したmmφの
SUS420J2の衚面仕䞊げ0.2Sのピン䞊に摩耗に
より付着した量を目芖評䟡し、䞋蚘のランクで
衚わした。なお、フむルムの走行速床は10m
minずしお、匵力は玄200、ピンずの巻き付
け角Ξは135℃ずした。 〇 付着が殆どない。 △ 若干付着する。 × 付着量が倚い。 粗倧突起数 フむルム衚面にアルミニりムを蒞着し、二光
束干枉顕埮鏡を甚いお枬定した。枬定波長
0.54Όで次の干枉瞞を瀺す個数を25cm2圓りに
換算しお瀺した。次以䞊の突起数をF4、
次以䞊の突起数をF3ずしお瀺した。 フむルタヌ閉塞床の評䟡 40mmφの抌出機を甚いお、䞀定の速床でポリ
゚ステルレゞンの抌出詊隓を行なう際に、途䞭
のフむルタヌパツク内に2000メツシナの金網か
らなるフむルタヌ郚を蚭け、フむルタヌ入口郚
の圧力の䞊昇割合を評䟡した。なお、圧力䞊昇
割合は、平均粒子埄0.7Όのカオリン粒子を0.4
含有するポリ゚ステル暹脂の単䜍過面積圓
りの過量に察する圧力䞊昇床を1.0ずした際
の盞察倀で瀺した。埓぀おこの倀が1.0より倧
きい堎合には、フむルタヌの閉塞床が倧きくフ
むルム甚原料レゞンずしおは奜たしくない。 カルシりム結合胜力倀 玔氎に酞化カルシりム換算で300ppmの
塩化カルシりムを溶解、90℃に加枩した埌、化
合物を加え撹拌䞋分間反応させた。その
埌、宀枩たで冷华埌、EDTA゚チレンゞアミ
ン四酢酞滎定法によりカルシりム量を定量し
酞化カルシりム量ずしお算出した。カルシりム
結合胜力倀は䞋蚘匏より算出した。 カルシりム結合胜力倀 CaOmg300− EDTA滎定法で算出した酞化カルシ
りム量mg 実斜䟋  〔炭酞カルシりム粒子の合成〕 200の濃床の氎酞化カルシりムを含有す
る石灰乳20を60℃に加熱し、これにSrCO316.2
生成炭酞カルシりム粒子に察しお0.3ずな
る量を添加しお撹拌混合した埌、二酞化炭玠濃
床が25容量の炭酞ガスを400Hrの速床で導
入し、撹拌しながら反応を行な぀た。24時間反応
埌、炭酞ガスの吹き蟌し速床をHrにしお、
曎に14日間反応を行な぀お、カルサむト構造の平
均粒子埄0.9ΌのSrCO3含有炭酞カルシりムの氎ス
ラリヌを埗た。該スラリヌにポリアクリル酞を
21.6生成炭酞カルシりムに察し0.4添加
した。 〔ポリ゚ステル組成物の補造〕 埗られたスラリヌをフむルタヌプレスで脱氎
し、曎に也燥した埌、特殊機化工業補のT.Kホモ
ミキサヌを甚いお゚チレングリコヌルに分散させ
た。粒子の゚チレングリコヌルぞの分散性は、極
めお良奜であり、該スラリヌを20時間静止攟眮埌
でも凝集沈降は芋られなか぀た。 埗られた炭酞カルシりム䞻䜓の埮粒子の゚チレ
ングリコヌルスラリヌを分玚埌過しお平均粒子
埄0.8Όの18濃床の゚チレングリコヌルスラリヌ
を埗た。 別に、ゞメチルテレフタレヌト100郚ず゚チレ
ングリコヌル60郚及び酢酞マグネシりム・四氎塩
0.09郚を反応噚にずり、加熱昇枩するず共に、メ
タノヌルを留去しお゚ステル亀換反応を行い、反
応開始から時間を芁しお、230℃に昇枩し、実
質的に゚ステル亀換反応を終了した。次いで、゚
チルアシツドフオスプヌト0.04郚を添加した
埌、䞊蚘平均粒子埄0.8Όの添加粒子スラリヌ2.2
郚を添加し、曎に䞉酞化アンチモン0.04郚を加え
お、時間重瞮合を行い、極限粘床0.64のポリ゚
チレンテレフタレヌト暹脂を埗た。 埗られたポリ゚ステル暹脂を180℃で窒玠雰囲
気䞋、時間加熱也燥埌、抌出機により厚さ
220Όのシヌトを䜜成し、次いで瞊方向に3.7倍、
曎に暪方向に倍延䌞した埌、220℃で秒間熱
固定を行぀お、厚さ15Όの二軞延䌞ポリ゚チレン
テレフタレヌトフむルムを埗た。 埗られたフむルムの諞特性を第衚に瀺す。 実斜䟋  炭酞カルシりムの合成時に、SrSO4を生成炭酞
カルシりムに察しお0.4ずなる量添加し、同時
に反応時間を延長しお、実斜䟋ず同様にしおカ
ルサむト構造の平均粒子埄1.1ΌのSrSO4含有炭酞
カルシりムの氎スラリヌを埗た。この氎スラリヌ
にトリポリリン酞ナトリりムを生成炭酞カルシり
ムに察し、0.2ずなるよう添加した。 該スラリヌを実斜䟋ず同様にしお脱氎、也燥
埌゚チレングリコヌルに分散させお、分玚、過
を行ない最終的に平均粒子埄1.0Όの粒子の゚チレ
ングリコヌルスラリヌを埗た。スラリヌ䞭での粒
子の分散状態は良奜であ぀た。 該スラリヌを実斜䟋ず同様にしお゚ステル亀
換反応終了埌のオリゎマヌに添加し、次いで重瞮
合反応を行぀お、炭酞カルシりム䞻䜓添加粒子
0.4を含有するポリ゚ステル暹脂を埗た。この
暹脂より、実斜䟋ず同様にしお厚さ15Όのフむ
ルムを補造した。 埗られたフむルムの諞特性を第衚に瀺す。 実斜䟋  実斜䟋の炭酞カルシりムの合成においお、反
応時間を短瞮しお、平均粒子埄0.7ΌのSrCO3を0.3
含有する炭酞カルシりム粒子を埗た。該粒子を
脱氎、也燥凊理した埌、゚チレングリコヌルに分
散させた。この際に、ポリ〔−メトキシ−テ
トラメチレン−−ゞカルボン酞〕を炭酞カ
ルシりムに察し0.5添加した埌、分玚過を行
な぀お、平均粒子埄0.6Όの炭酞カルシりム埮粒子
を埗た。 ぀いで実斜䟋ず同様にしお炭酞カルシりムを
0.4含有する二軞延䌞ポリ゚ステルフむルムを
補造した。埗られたフむルムの諞特性を第衚に
瀺した。 実斜䟋  炭酞カルシりム埮粒子の合成においお、反応時
間を短瞮しお、SrCO3を0.3含有し、䞔぀゚チ
レングリコヌルぞの分散工皋においお、ポリテ
トラメチレン−−ゞカルボン酞を0.3
添加し、分玚過埌の平均粒子埄が0.4Όの炭酞カ
ルシりムを0.4含有する二軞延䌞ポリ゚ステル
フむルムを補造した。埗られたフむルムの諞特性
を第衚に瀺した。 実斜䟋  撹拌装眮、分瞮噚、原料仕蟌口及び生成物取り
出し口を蚭けた段の連続゚ステル化反応装眮を
甚いお第段の反応容噚に、テレフタル酞に察す
る゚チレングリコヌルのモル比を1.30に調補した
テレフタル酞の゚チレングリコヌルスラリヌを、
゚ステル化反応生成物の存圚する系ぞ連続的に䟛
絊しお゚ステル化反応を実斜した。 反応生成物は連続的に系倖に取り出し、匕き続
き、第段゚ステル化反応容噚に仕蟌み曎に゚チ
レングリコヌルを仕蟌テレフタル酞単䜍圓り0.2
モル圓量ずなるよう添加し、曎に酢酞マグネシり
ムをポリ゚ステル単䜍圓りマグネシりム金属ずし
お50ppmずなる量添加し、曎に゚チルアシツドフ
オスプヌトをマグネシりム金属に察し0.7モル
圓量ずなるように添加しお反応を行な぀た。埗ら
れた反応生成物ぱステル化率が96で数平均重
合床は7.4であ぀た。該゚ステル化反応生成物106
郚゚チレンテレフタレヌト単䜍100郚に盞圓
を重瞮合反応装眮に仕蟌み実斜䟋で埗られた炭
酞カルシりムにポリアクリル酞ナトリりムを
0.4含有させた平均粒子埄0.8Όの埮粒子を準備
した。 ぀いで該炭酞カルシりムを生成ポリ゚ステルに
察し0.4の含有量ずなるように添加し、曎に䞉
酞化アンチモン0.03郚を加えお、重瞮合反応を行
な぀おポリ゚ステル暹脂を補造した。 該暹脂を甚いお、実斜䟋ず同様にしお二軞延
䌞ポリ゚ステルフむルムを補造した。フむルムの
諞特性を第衚に瀺した。 比范䟋  SrCO3を添加しなか぀たこず以倖は実斜䟋ず
同様にしお、平均粒子埄1.5Όの炭酞カルシりムを
合成した。これをサンドグラむンダヌを甚いお粉
砕凊理し、曎にポリアクリル酞0.4を添加
した。次いで分玚、過しお平均粒子埄0.8Όの粒
子の゚チレングリコヌルスラリヌを埗た。 このスラリヌを添加しお、実斜䟋ず同様にし
お重瞮合反応及びフむルム化をおこな぀お、厚さ
15Όの二軞延䌞ポリ゚ステルフむルムを補造し
た。埗られたフむルムの諞特性を第衚に瀺す。 第衚より、本比范䟋のものは、実斜䟋のもの
に比べ抌出時のフむルタヌの昇圧が顕著で、しか
も埗られたフむルムは粒子の凝集による粗倧突起
が倚く、特性的に劣るものであるこずが明らかで
ある。 比范䟋  実斜䟋においお、ポリアクリル酞を加え
ない他は党く実斜䟋ず同様にしお二軞延䌞ポリ
゚ステルフむルムを埗た。埗られたフむルムの特
性を第衚に瀺した。実斜䟋に比べ粗倧突起数が
倚く奜たしくない。 比范䟋  炭酞カルシりム䞻䜓粒子の代りに、平均粒子埄
0.7Όのカオリン粒子を0.4含有させたこず以倖
は実斜䟋ず同様にしおポリ゚ステル暹脂を補造
し、曎に抌出補膜を行な぀お厚さ15Όの二軞延䌞
ポリ゚ステルフむルムを埗た。埗られたフむルム
の特性を第衚に瀺す。第衚より、本比范䟋で
埗られたフむルムは、粗床ず滑り性の関係、耐摩
耗性及び粗倧突起の数においお、実斜䟋のものに
比べ劣るものであるこずは明らかである。 〔発明の効果〕 本発明の係る添加粒子は、゚チレングリコヌル
等の溶媒やポリ゚ステルに察し優れた分散性を有
するこずから、本発明のポリ゚ステル組成物は抌
出工皋でのフむルタヌ通過性が良奜で、たた本発
明のポリ゚ステル組成物より埗られるフむルム
は、粗倧突起の圢成が少なく、平担でか぀滑り性
に優れ、耐摩耗性、走行性等の性質も良奜であ
る。このため、本発明のポリ゚ステル組成物より
埗られるフむルムは、磁気テヌプを初めずしお、
フロツピヌデむスク甚、コンデンサ甚、写真補版
甚、電絶甚、感熱転写甚、包装甚等の広い分野の
ベヌスフむルムずしお極めお有甚である。
【衚】
【衚】  ポリアクリル酞の倀を代甚
【図面の簡単な説明】
第図は、実斜䟋及び比范䟋においお、フむル
ムの耐摩耗性の評䟡に甚いたフむルム走行系の説
明図であ぀お、はmmφの硬質クロム固定ピ
ン、はテンシペンメヌタヌを瀺し、Ξは130゜で
ある。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  ストロンチりム化合物およびたたはバリり
    ム化合物を炭酞カルシりムに察し0.001〜重量
    含有し、か぀90℃でのカルシりム結合胜力倀が
    100以䞊の化合物を炭酞カルシりムに察し0.001〜
    10重量含有する、平均粒埄が0.05〜5Όの炭酞カ
    ルシりムを、ポリ゚ステルに察し0.001〜重量
    含有しおなるポリ゚ステル組成物。
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