JPH0524058Y2 - - Google Patents

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JPH0524058Y2
JPH0524058Y2 JP15777285U JP15777285U JPH0524058Y2 JP H0524058 Y2 JPH0524058 Y2 JP H0524058Y2 JP 15777285 U JP15777285 U JP 15777285U JP 15777285 U JP15777285 U JP 15777285U JP H0524058 Y2 JPH0524058 Y2 JP H0524058Y2
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vehicle speed
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vehicle
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pulse signal
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動車用の車速検出装置の異常検出装
置に関する。
〈従来の技術〉 従来の車速検出装置として、車両の推進軸の回
転に同期してパルス信号を発生する車速センサか
らのパルス信号の周期を計測することにより、そ
の逆数として求まる車速を検出するようにしたも
のがある。この場合、第7図に示すように、車速
センサからのパルス信号の立上がりから次の立上
がりまでの間、一定の時間隔τでカウントし、そ
のカウント値Nと時間隔τとからパルス信号の周
期T=N・τを求めて、車速VSP=K/T(Kは
定数)を演算する所謂カウントパルス方式と呼ば
れる方式で車速を検出していた(実願昭60−
95075号参照)。
また、このような車速検出装置を用いて車速に
応じた制御を行う場合、車速センサからの信号線
に断線を生じると、走行中であつてもパルス信号
が検出されないため、車速0と判定されて誤つた
制御がなされてしまうため、車速センサの断線等
の異常を検出する必要があり、このため従来は、
車両の走行条件(例えばブレーキスイツチ、ニユ
ートラルスイツチ、クラツチスイツチが全て
OFFの条件)で、所定時間内における車速セン
サからのパルス信号の発生の有無をモニターし、
信号無しの場合に異常検出信号を発して、所定の
フエイルセーフ処理に移行するようにしていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような方式の異常検出のみ
であると、十分な時間巾の中で車速センサからの
パルス信号をモニターしないと、低速走行時に誤
検出してしまうので、断線を生じた場合に速やか
に異常検出ができず、特に高速走行時に断線を生
じた場合に速やかな異常検出ができないと、例え
ば車速に応じて2輪操舵と4輪操舵とに切換える
場合、誤つた切換えが続けられてフエイルセーフ
処理に移行するのが遅れ、高速走行中であるが
故、非常に危険なことがあるという問題点があつ
た。
本考案は、このような従来の問題点に鑑み、高
速走行時に別の方式で速やかに異常検出を行うこ
とのできる車速検出装置の異常検出装置を提供す
ることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため、本考案は、第1図に示すように、車
両の推進軸の回転に同期してパルス信号を発生す
る車速センサを備えると共に、車速センサからの
パルス信号によつてリセツトされ所定の時間隔毎
にカウント値を増加させる時間カウント手段と、
車速センサからのパルス信号を受けた時に時間カ
ウント手段のカウント値から車速を演算する車速
演算手段とを備える車速検出装置において、車両
の走行条件において第1の所定時間内における車
速センサからのパルス信号の有無を監視し無しの
時に異常検出信号を発生する第1の異常検出手段
と、前記第1の所定時間より短い第2の所定時間
毎に車速演算手段により演算された最新の車速に
基づいて高速走行を検出する高速走行検出手段
と、高速走行検出時に時間カウント手段における
現在のカウント値を所定値と比較して所定値以上
のときに異常検出信号を発生する第2の異常検出
手段とを設けて、異常検出装置を構成したもので
ある。
〈作用〉 上記の構成においては、第1の異常検出手段に
より、従来と同様、十分な時間巾を有する第1の
所定時間内における車速センサからのパルス信号
の有無を監視して異常検出を行う他、それより短
い第2の所定時間毎に高速走行検出手段により高
速走行か否かを検出し、高速走行検出時に、第2
の異常検出手段により、そのときのカウント値を
所定値と比較して異常検出を行い、高速走行であ
るにも拘わらずカウント値が所定値以上のときは
第2の異常検出手段から異常検出信号を発生させ
る。これにより、高速走行時に短いサイクルで異
常検出を行うと共に、異常検出の機会を増やし
て、速やかな異常検出を極力可能とする。
〈実施例〉 以下に本考案の一実施例を説明する。
第2図において、1は車速センサであつて、車
両の推進軸の回転に同期してパルス信号を発生す
る。すなわち、図示しない車両の推進軸(例えば
トランスミツシヨンの出力軸あるいはプロペラシ
ヤフト)にフレキシブルワイヤ2を介し連結され
て回転する磁石3の磁極の接近によつてオンとな
るリードスイツチ4を備え、このリードスイツチ
4のオン・オフによつてパルス信号を発生する。
5はマイクロコンピユータ内蔵のコントロール
ユニツトであつて、CPU6,ROM7,RAM8
及び入出力インタフエース9等を備え、車速セン
サ1からのパルス信号を基に、後述の如く車速を
演算し、その演算結果に従つて各種の制御機器1
0の作動を制御する。また、図示しないが、コン
トロールユニツト5には、ブレーキ作動時にオン
となるブレーキスイツチ、トランスミツシヨンの
ニユートラル位置でオンとなるニユートラルスイ
ツチ、クラツチ断でオンとなるクラツチスイツチ
からそれぞれ信号が入力されるようになつてい
る。
ここにおいて、コントロールユニツト5内のマ
イクロコンピユータには、時間カウント手段、車
速演算手段、第1の異常検出手段、高速走行検出
手段及び第2の異常検出手段としての機能が、第
3図〜第5図のフローチヤートに示すようにソフ
トウエア的に備えられている。
第3図、第4図及び第5図のフローチヤートに
従つて作用を説明する。尚、第3図及び第4図は
それぞれ所定の割込み信号によつて実行される割
込みルーチンであり、第5図はバツクグラウンド
ジヨブとして実行されるメインルーチンの一部で
ある。
第3図の割込みルーチンは、所定の時間隔τ毎
のタイマ割込み信号によつて起動され、ステツプ
31(図にはS31と記してある。他も同様)におい
て、カウント値Nを1アツプする。この部分が時
間カウント手段に相当する。
第4図の割込みルーチンは、車速センサからの
パルス信号(詳しくはその立上がり信号)を割込
み信号として起動される。先ずステツプ41では、
それまでのカウント値Nを読込み、これに基づい
て車速VSPを演算する。すなわち、VSP=K/
(N・τ)として求める。Kは定数である。但し、
この演算は、カウント値Nに対する車速VSPの
値を予め定めたマツプから検索することにより行
つてもよい。また、カウント値Nは16ビツト程度
のレジスタに記憶させておくが、読出しは上位5
ビツト程度でよい。この部分が車速演算手段に相
当する。
次にステツプ42ではカウント値Nを初期値の0
にリセツトし、ステツプ43では車速センサからの
パルス信号が発生したことを示すフラグFを1に
セツトして、この割込みルーチンを終了する。
一方、第5図に示すメインルーチンにおいて
は、先ずステツプ51にてタイマBが第2の所定時
間である例えば5秒となつたか否かを判定し、
NOの場合は、ステツプ52へ進む。
ステツプ52ではブレーキスイツチがOFFか否
かを判定し、OFFの場合、ステツプ53へ進んで、
ニユートラルスイツチがOFFか否かを判定し、
OFFの場合、ステツプ54へ進んでクラツチスイ
ツチがOFFか否かを判定する。すなわち、これ
らのスイツチによつて車両の走行条件か否かを判
定する。いずれかのスイツチがONで車両の走行
条件でないと判定されるときは、ステツプ55へ進
んでタイマAをリセツトした後、このメインルー
チンを繰返す。
ステツプ52〜54において全てのスイツチが
OFFで車両の走行条件であると判定されるとき
は、ステツプ56へ進んでタイマAが第1の所定時
間である例えば10秒となつたか否かを判定し、
NOの場合は、このメインルーチンを繰返す。
ステツプ56においてYESの場合、すなわち車
両の走行条件で10秒経過したときは、ステツプ57
でタイマAをリセツトした後、ステツプ58に進ん
でフラグFが0であるか否かを判定する。その10
秒間に少なくとも1回車速センサからパルス信号
が発せられていれば、第4図のステツプ43におい
てフラグFが1にセツトされているので、ステツ
プ59に進んでフラグFを0にリセツトし、このメ
インルーチンを繰返す。
ステツプ58においてフラグFが0の場合は、車
両の走行条件であるにも拘わらず10秒間に一回も
車速センサからパルス信号が発せられなかつたの
であるから、車速センサの断線等の異常と見なし
て、ステツプ60へ進むことにより異常検出信号を
発し、別ルーチンによるフエイルセーフ処理を行
わせる。
ここで、ステツプ52〜60の部分が第1の異常検
出手段に相当する。
前述のステツプ51においてYESの場合、すな
わちタイマBが第2の所定時間である5秒に達し
たときは、ステツプ61でタイマBをリセツトした
後、ステツプ62へ進む。すなわち、5秒毎にステ
ツプ62へ進む。
ステツプ62では第4図のステツプ41で演算され
た車速VSPの最新値が所定値(例えば33Km/h)
以上で高速走行条件であるか否かをを判定し、
NOの場合はこのメインルーチンを繰返す。
ステツプ62においてVSP≧33Km/hで高速走
行中であると判定されたときはステツプ63へ進
み、現在のカウント値Nを所定値Cと比較し、N
≧Cであるか否かを判定する。N<Cの場合は正
常と見なして、このメインルーチンを繰返す。
ステツプ63において高速走行検出時であるにも
拘わらずカウント値Nが所定値C以上となつたと
きは、第6図に示すように車速センサの断線等の
異常が発生したものと見なして、ステツプ64へ進
むことにより異常検出信号を発し、別ルーチンに
よるフエイルセーフ処理を行わせる。
ここで、ステツプ51,61,62の部分が高速走行
検出手段に相当し、ステツプ63,64の部分が第2
の異常検出手段に相当する。
このようにして高速走行中に短いサイクルで異
常検出を行い、異常検出の機会を増やして、速や
かな異常検出を極力可能とするのである。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、高速走行
中に短いサイクルで、車速センサの断線等の異常
検出を行い、異常検出の機会を増やして、速やか
な異常検出を極力可能とすることができ、誤つた
車速情報に基づいて制御が行われることによる不
具合を極力防止することができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示すブロツク図、第2
図は本考案の一実施例を示すハードウエア構成
図、第3図〜第5図は同上実施例のフローチヤー
ト、第6図は車速センサからのパルス信号とカウ
ント値との関係を示すタイムチヤート、第7図は
カウントパルス方式の車速演算の説明図である。 1……車速センサ、5……コントロールユニツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両の推進軸の回転に同期してパルス信号を発
    生する車速センサを備えると共に、車速センサか
    らのパルス信号によつてリセツトされ所定の時間
    隔毎にカウント値を増加させる時間カウント手段
    と、車速センサからのパルス信号を受けた時に時
    間カウント手段のカウント値から車速を演算する
    車速演算手段とを備えてなる車速検出装置におい
    て、車両の走行条件において第1の所定時間内に
    おける車速センサからのパルス信号の有無を監視
    し無しの時に異常検出信号を発生する第1の異常
    検出手段と、前記第1の所定時間より短い第2の
    所定時間毎に車速演算手段により演算された最新
    の車速に基づいて高速走行を検出する高速走行検
    出手段と、この高速走行検出手段による高速走行
    検出時に時間カウント手段における現在のカウン
    ト値を所定値と比較して所定値以上のときに異常
    検出信号を発生する第2の異常検出手段とを設け
    てなる車速検出装置の異常検出装置。
JP15777285U 1985-10-17 1985-10-17 Expired - Lifetime JPH0524058Y2 (ja)

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JP15777285U JPH0524058Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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JP15777285U JPH0524058Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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JPS6267262U JPS6267262U (ja) 1987-04-27
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JP15777285U Expired - Lifetime JPH0524058Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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