JP2727612B2 - 車速信号異常検出方法 - Google Patents
車速信号異常検出方法Info
- Publication number
- JP2727612B2 JP2727612B2 JP63333195A JP33319588A JP2727612B2 JP 2727612 B2 JP2727612 B2 JP 2727612B2 JP 63333195 A JP63333195 A JP 63333195A JP 33319588 A JP33319588 A JP 33319588A JP 2727612 B2 JP2727612 B2 JP 2727612B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- vehicle speed
- speed signal
- vehicle
- detection method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車載用電子制御装置の車速信号異常検出方法
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術 近年、マイクロコンピュータの普及により、車載電子
制御機器は、増加の一途をたどり車の高機能化を一層加
速している。しかし、車の機能が多くなるにつれ、その
入力用センサの故障や信号線の異常をより早く、確実に
検出する事が安全な走行の為必要不可欠となってくる。
この様な背景のもとでの車速信号を用いて制御を行うシ
ステムに於いては、車速信号異常検出方法としてエンジ
ン回転数信号を用いて車速信号異常を検出する方法があ
る。
制御機器は、増加の一途をたどり車の高機能化を一層加
速している。しかし、車の機能が多くなるにつれ、その
入力用センサの故障や信号線の異常をより早く、確実に
検出する事が安全な走行の為必要不可欠となってくる。
この様な背景のもとでの車速信号を用いて制御を行うシ
ステムに於いては、車速信号異常検出方法としてエンジ
ン回転数信号を用いて車速信号異常を検出する方法があ
る。
以下、図面を参照しながら従来の車速信号異常検出方
法について説明する。
法について説明する。
第２図は従来の車速信号異常検出方法を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
第２図に於いて、車速測定結果が0km/hであった場合
或いはそれに該当する状態が発生した場合、エンジン回
転数を読み取り、その読み込まれた回転数がある回転数
（以下xrpmと称す）より高い状態が連続した場合を走行
中と判断し、それ以外を停止中と判断する。
或いはそれに該当する状態が発生した場合、エンジン回
転数を読み取り、その読み込まれた回転数がある回転数
（以下xrpmと称す）より高い状態が連続した場合を走行
中と判断し、それ以外を停止中と判断する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の様な判断方法では冬期の暖気運
転によるアイドル回転数が上昇するという事より、判定
基準の回転数すなわちここでいうxrpmを低く出来ず、車
速信号異常検出が出来るのは実質高速走行時のみの検出
となり、市街地走行時の検出は極めて困難となり、シス
テムの安全確保上好ましい判断方法ではなかった。
転によるアイドル回転数が上昇するという事より、判定
基準の回転数すなわちここでいうxrpmを低く出来ず、車
速信号異常検出が出来るのは実質高速走行時のみの検出
となり、市街地走行時の検出は極めて困難となり、シス
テムの安全確保上好ましい判断方法ではなかった。
本発明は前述の欠点に鑑み、車速信号異常をより確実
に検出し、より安全性の高いシステムを構成させる事を
可能とする車速信号異常検出方法を提供するものであ
る。
に検出し、より安全性の高いシステムを構成させる事を
可能とする車速信号異常検出方法を提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決する為に、本発明の車速信号異常検
出方法は、車速を測定し、車速が無いと判断された場合
に於いて、前記エンジン回転数信号を読み込み、その信
号値がある値以下の場合に停止状態と判断し、エンジン
回転数信号が所定範囲の場合は、操舵トルク信号或いは
操舵角信号の変化によって走行か否かを判定し、また前
記エンジン回転数の信号がその範囲を超えている場合
は、前記操舵トルク信号又は操舵角信号を検出せず前記
エンジン回転数の信号のみで走行判定をするものであ
る。
出方法は、車速を測定し、車速が無いと判断された場合
に於いて、前記エンジン回転数信号を読み込み、その信
号値がある値以下の場合に停止状態と判断し、エンジン
回転数信号が所定範囲の場合は、操舵トルク信号或いは
操舵角信号の変化によって走行か否かを判定し、また前
記エンジン回転数の信号がその範囲を超えている場合
は、前記操舵トルク信号又は操舵角信号を検出せず前記
エンジン回転数の信号のみで走行判定をするものであ
る。
作用 本発明は上記したエンジン回転数信号および操舵トル
ク信号或いは操舵角信号を用い、運転者の操作状態を検
出することにより確実に走行状態を検出する事が出来
る。
ク信号或いは操舵角信号を用い、運転者の操作状態を検
出することにより確実に走行状態を検出する事が出来
る。
実施例 以下本発明の一実施例の車速信号異常検出方法につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
第１図はその概略フローチャートを示す。
第１図において、従来例との異なる点は一点鎖線で囲
んだＮブロック部である回転数範囲内で操舵トルク信号
の有無を検知する点にある。
んだＮブロック部である回転数範囲内で操舵トルク信号
の有無を検知する点にある。
今、走行中に車速信号が無くなった場合、前記エンジ
ン回転数信号を読み取りに行く。測定された回転数が設
定されたＡ回転数（Arpmと称す）より高く、設定された
Ｂ回転数（Brpmと称す）より低い場合、操舵トルク信号
を検出し信号がある場合は、走行中と判断する。操舵ト
ルク信号が無い場合は、停止中と判断する。また、Brpm
より高い場合は、高速走行状態と判断する。高速走行状
態の場合、運転者が操舵する力は小さく、また変化させ
る割合も低い為、操舵トルク信号を見る必要は無く、エ
ンジン回転数信号のみで充分判断できる。
ン回転数信号を読み取りに行く。測定された回転数が設
定されたＡ回転数（Arpmと称す）より高く、設定された
Ｂ回転数（Brpmと称す）より低い場合、操舵トルク信号
を検出し信号がある場合は、走行中と判断する。操舵ト
ルク信号が無い場合は、停止中と判断する。また、Brpm
より高い場合は、高速走行状態と判断する。高速走行状
態の場合、運転者が操舵する力は小さく、また変化させ
る割合も低い為、操舵トルク信号を見る必要は無く、エ
ンジン回転数信号のみで充分判断できる。
以上の様な状態が連続された場合、車速信号異常と判
断し、それ以外を停止中と判断する。
断し、それ以外を停止中と判断する。
なお、本実施例に於いて、操舵トルク信号を用いるか
わりに操舵角信号の変化を用いても、車速信号異常検出
には差し支えない。
わりに操舵角信号の変化を用いても、車速信号異常検出
には差し支えない。
発明の効果 以上の様に本発明は、操舵トルク信号を用いる事によ
り、市街地走行の様なエンジン回転数が比較的低い場合
でも、エンジン回転数と操舵トルク信号を用いる事によ
り、エンジン回転数の基準設定値を低くする事が出来検
出能力が大きく向上する。また、エンジンの空ぶかしだ
けで発生していた車速信号異常の誤検出も、今回の判定
方法であれば解決でき問題とならなくなり、安全性を向
上できる。
り、市街地走行の様なエンジン回転数が比較的低い場合
でも、エンジン回転数と操舵トルク信号を用いる事によ
り、エンジン回転数の基準設定値を低くする事が出来検
出能力が大きく向上する。また、エンジンの空ぶかしだ
けで発生していた車速信号異常の誤検出も、今回の判定
方法であれば解決でき問題とならなくなり、安全性を向
上できる。
第１図は本発明の車速信号異常検出方法を示すフローチ
ャート、第２図は従来の車速信号異常検出方法を示すフ
ローチャートである。
ャート、第２図は従来の車速信号異常検出方法を示すフ
ローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹羽 美恵子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−247262（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】車速を測定し、車速が無いと判断された場
合に於いて、前記エンジン回転数信号を読み込み、その
信号値がある値以下の場合に停止状態と判断し、エンジ
ン回転数信号が所定範囲の場合は、操舵トルク信号或い
は操舵角信号の変化によって走行か否かを判定し、また
前記エンジン回転数の信号がその範囲を超えている場合
は、前記操舵トルク信号又は操舵角信号を検出せず前記
エンジン回転数の信号のみで走行判定をする車速信号異
常検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63333195A JP2727612B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 車速信号異常検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63333195A JP2727612B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 車速信号異常検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02179478A JPH02179478A (ja) | 1990-07-12 |
| JP2727612B2 true JP2727612B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=18263374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63333195A Expired - Lifetime JP2727612B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 車速信号異常検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2727612B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6141759B2 (ja) * | 2013-12-18 | 2017-06-07 | 本田技研工業株式会社 | 車両制御装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62247262A (ja) * | 1986-04-21 | 1987-10-28 | Mazda Motor Corp | 車速信号の異常検出装置 |
-
1988
- 1988-12-29 JP JP63333195A patent/JP2727612B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02179478A (ja) | 1990-07-12 |
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