JPH05238641A - 紙折り装置 - Google Patents

紙折り装置

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JPH05238641A
JPH05238641A JP4403192A JP4403192A JPH05238641A JP H05238641 A JPH05238641 A JP H05238641A JP 4403192 A JP4403192 A JP 4403192A JP 4403192 A JP4403192 A JP 4403192A JP H05238641 A JPH05238641 A JP H05238641A
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JP
Japan
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paper
sheet
folding
section
stopper
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Application number
JP4403192A
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English (en)
Inventor
Yukio Kanazawa
幸男 金沢
Masahiko Hara
晶彦 原
Michita Igarashi
三知太 五十嵐
Tadashi Takei
忠 武居
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH05238641A publication Critical patent/JPH05238641A/ja
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1折り部から引き込まれた用紙のレジスト
調整を用紙に応じて適正に行えるようにする。 【構成】 第1折り部で折られた用紙は、引き込み駆動
ローラ50aにより用紙方向転換部35へ引き込まれ
る。用紙31の先端が用紙検知センサ71に検知される
と、引き込みアイドラローラ50bが駆動ローラから離
間し、用紙31のニップが解除される。その後、この用
紙31はその慣性力により前進し、アイドラボール72
とレジスト調整ローラによりストッパ52の位置まで送
り込まれ、そこでレジスト調整がなされる。その後、ア
イドラボール72とレジスト調整ローラとのニップが解
除され、用紙31は送り出しアイドラローラ53bおよ
び駆動ローラにより第2折り部方向へ送り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は用紙を折り畳む紙折り装
置に係り、特に複写機に連結して使用され、複写後の用
紙を折り畳む紙折り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機においては、複写用紙は
給紙部から画像形成部へ搬送され、この画像形成部にお
いて画像が転写され、続いて転写画像が定着された後、
そのまま収容トレイへ排出され、その後保管される。
【0003】ところで、特に、図面原稿等の大きな原稿
を複写する複写機においては、A0、A1等の大判の複
写用紙上に複写する場合が多々ある。これらの大判の複
写用紙をそのまま保管したり、あるいは大判のままで取
り扱ったのでは、保管スペースが大きくなったり、ある
いはその取扱いが不便であるため、通常は折り畳まれて
収納される。しかしながら、この複写用紙の折り畳みを
手動でもって行なった場合には、一般的にはかなりの時
間を要し、用紙の折り畳みに用する時間が複写に要する
時間の数倍になる場合もある。
【0004】このようなことから、複写機に連結して使
用される自動紙折り装置が従来から提案されている。こ
のような紙折り装置としては、特開昭46−5909号
公報、特開昭49−8319号公報、および特開昭61
−226461号公報に開示されたものが挙げられる。
【0005】図12はこの紙折り装置における折り部の
概略構成を表すものである。この折り部10は、駆動ロ
ーラ11aとピンチローラ11bとからなるフィードロ
ーラ対11と、駆動ローラ12aとピンチローラ12b
とからなる第1の折りローラ対12と、駆動ローラ13
aとピンチローラ13bとからなり、第1の折りローラ
対12に対向して配置された第2の折りローラ対13
と、フィードローラ対11から供給される用紙14を各
折りローラ対方向へ選択的に導く用紙ガイド部材15と
を有している。用紙ガイド部材15は図示しない駆動機
構により軸15aを中心に図において左右に揺動可能に
なっている。第1の折りローラ対12と第2の折りロー
ラ対13との間には、用紙ガイド部材15により案内さ
れる用紙14を第1の折りローラ対12または第2の折
りローラ対13へ案内する用紙ガイドプレート16が配
置されている。
【0006】フィードローラ対11のローラ間には、駆
動ローラ18aとピンチローラ18bとからなるフィー
ドローラ対18により用紙搬送路17を通して用紙14
が搬送されてくる。この用紙14はフィードローラ対1
1により用紙ガイド部材15内に送り込まれ、この用紙
ガイド部材15により第1の折りローラ対12または第
2の折りローラ対13へ選択的に案内される。そして、
各折りローラ対12、13の正逆回転の繰り返しに伴い
用紙ガイド部材15が左右に揺動することにより、用紙
14の先端が用紙ガイドプレート16の上面を滑りなが
ら、各折りローラ対12、13間へ送り込まれ、これに
より所望の回数だけ折り畳まれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、紙折
り装置では、上述のような折り部10を2ヶ所を備えて
いる。一方を第1折り部、他方を第2折り部とすると、
第1折り部では用紙14を第1の方向に折り畳み、第2
折り部においては第1の方向に対して直交する第2の方
向に折り畳むものである。
【0008】図13はこの第1折り部から送り出された
用紙14を、搬送方向を90度転換して第2折り部方向
へ送り出す用紙方向転換部20の構成を表すものであ
る。なお、用紙方向転換部20は上部ガイド板と下部ガ
イド板とにより搬送路が形成されており、この図は上部
ガイド板を上面から見た状態を表している。
【0009】この用紙方向転換部20には、3組の引き
込みアイドラローラ21a、21bが配設され、これら
引き込みアイドラローラ21a、21bにより第1折り
部で第1の方向に折られた用紙を矢印aで示すように、
用紙方向転換部20内に引き込むようになっている。引
き込みアイドラローラ21a、21bの前方には用紙検
知センサ22が配設され、この用紙検知センサ22によ
り引き込まれた用紙の先端を検知するようになってい
る。引き込みアイドラローラ21a、21bの側方には
引き込まれた用紙を、矢印bに示すように第2折り部方
向へ搬送するための送り出しアイドラローラ23a、2
3bが配設されている。なお、図示しないが、下部ガイ
ド板側にはこれら引き込みアイドラローラ21a、21
bおよび送り出しアイドラローラ23a、23bに対向
してそれぞれ引き込み駆動ローラおよび送り出し駆動ロ
ーラが設けられている。
【0010】この用紙方向転換部20では、第1折り部
で第1の方向に折られた用紙14が排出されると、この
用紙14を引き込みアイドラローラ21a、21bによ
り用紙方向転換部20内に引き込む。用紙の先端が用紙
検知センサ22により検知されると、引き込みアイドラ
ローラ21a、21bの駆動を停止するとともに送り出
しアイドラローラ23a、23bの駆動を開始し、第2
折り部へ送り出す。
【0011】このように従来の紙折り装置では、引き込
みローラ群による引き込み、用紙検知センサ22による
用紙先端の検知、引き込みローラ群の駆動停止、および
送り出しローラ群の駆動開始といった制御手順により用
紙の方向転換を行い、用紙のレジスト調整は機械的な調
整のみで対応していた。
【0012】しかしながら、このレジスト調整の度合い
は用紙のサイズ(幅)や折り回数、さらに搬送路の状態
等によって微妙に異なり、熟練を要するため、従来の方
法では安定した調整を行うことができないという問題が
あった。
【0013】また、従来の方法では、引き込み搬送時に
用紙搬送路に何らかの不具合があり、曲がったまま引き
込まれた場合には、対処できないという問題があった。
【0014】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、引き込みローラ群により引き込まれ
た用紙のレジスト調整を、用紙サイズ、折り回数等に応
じて自動的に行うことができる紙折り装置を提供するこ
とにある。
【0015】また、本発明は、用紙が曲がったまま引き
込まれた場合でも容易に補正し、安定したレジスト調整
を行うことができる紙折り装置を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の紙折り装置は、
用紙を第1の方向に折り畳む第1折り部と、この第1折
り部で折られた用紙を前記第1の方向に対して直交する
第2の方向に折り畳む第2折り部と、前記第1折り部か
ら排出された用紙の方向転換が行われる用紙方向転換部
と、前記第1折り部で折られた用紙を前記用紙方向転換
部へ引き込む用紙引き込み手段と、前記用紙方向転換部
に引き込まれた用紙のレジスト調整を行うレジスト調整
手段と、このレジスト調整手段によりレジスト調整され
た用紙を前記第2折り部へ送り出す用紙送り出し手段と
を備えている。
【0017】この紙折り装置では、第1折り部から排出
された用紙は、用紙引き込み手段によりそのまま引き込
まれた後、レジスト調整手段により自動的にレジスト調
整がなされる。レジスト調整が終了すると、この用紙は
用紙送り出し手段により第2折り部方向へ安定して送り
出される。
【0018】前記レジスト調整手段は、具体的に、前記
用紙方向転換部の前記用紙引き込み手段に対向する位置
に設定されたストッパと、このストッパの近傍に配設さ
れ前記用紙引き込み手段により引き込まれた用紙をすべ
りが発生しうる状態で前記ストッパに押し当てるすべり
発生手段とにより構成される。
【0019】この紙折り装置では、用紙はすべり発生手
段によりすべりが発生する状態でストッパに押し当てら
れるため、レジスト調整を確実に行うことができる。
【0020】また、前記すべり発生手段は、具体的に
は、用紙搬送路の上下に対向して配設されたレジスト調
整ローラおよびアイドラボールと、このアイドラボール
を用紙の移動に伴い回転自在に保持するボール保持部材
とにより構成される。
【0021】この紙折り装置では、用紙引き込み手段に
より第1折り部から引き込まれた用紙は、その後レジス
ト調整ローラとアイドラボールとによりニップ(保持)
された状態でストッパに当接され、レジスト調整がなさ
れる。
【0022】また、本発明の紙折り装置では、前記ボー
ル保持部材は、底部にアイドラボールの一部を突出させ
て保持する開口部を有する箱体により形成されており、
さらに、このボール保持部材の底部の用紙突入側に傾斜
面からなる用紙ガイド部を設け、この用紙ガイド部に沿
って用紙が徐々に強く保持されるように構成される。
【0023】この紙折り装置では、用紙は用紙ガイド部
の傾斜面に沿ってレジスト調整ローラとアイドラボール
との間に滑らかに保持され、レジスト調整をより適性に
行う行うことができる。
【0024】さらに、本発明の紙折り装置では、前記ア
イドラボールの前記ストッパに対する位置を、前記用紙
の折り方に応じて複数段階に切り換える切換手段を備え
る構成とすることにより、第1折り部で折られた用紙の
とじしろ部の長さに応じた適性なレジスト調整を行うこ
とができる。
【0025】また、本発明の紙折り装置では、前記アイ
ドラボールと前記レジスト調整ローラとの間隔を複数段
階に切り換える切換手段を備える構成とすることによ
り、第1折り部における折り回数、すなわち用紙の厚さ
に応じてレジスト調整ローラとアイドラボールとの間の
ニップ圧を調整することができる。したがって、第1折
り部における折り状態に応じて適性なレジスト調整を行
うことができる。
【0026】さらに、本発明の紙折り装置では、前記ス
トッパを、前記第1折り部から引き込まれた用紙の搬送
路内の位置から退避可能に設けることにより、第2折り
部での折りが不要な用紙を方向転換を行うことなくその
まま排出することができるため、用紙の折り状況に応じ
た適性な搬送を行うことができる。
【0027】また、本発明の紙折り装置では、前記スト
ッパの用紙当接面の前記第1折り部から引き込まれた用
紙の先端部に対する角度を、用紙搬送状況に応じて調整
しうるストッパ角度調整手段を備える構成とすることが
望ましい。
【0028】このような構成とすることにより、用紙搬
送路の状況等の変動要因に対してストッパの角度を微調
整することができ、第2折り部への搬送を安定して行う
ことができる。
【0029】また、本発明の紙折り装置は、前記レジス
ト調整手段を、前記用紙引き込み手段の間の位置に用紙
搬送路から退避可能に設けられたストッパにより構成
し、このストッパを退避させた状態で用紙を一旦前記用
紙引き込み手段により引き込み、その後前記ストッパを
用紙搬送路内に設定するとともに用紙を逆方向に搬送し
てレジスト調整を行うようにしてもよい。
【0030】この紙折り装置では、用紙がとじしろ部を
前にして引き込まれる場合、後端の比較的強い折り目の
部分でレジスト調整がなされるため、レジスト調整ロー
ラおよびアイドラボールが不要であり、簡単な構成でレ
ジスト調整を実現できる。
【0031】また、本発明の紙折り装置では、用紙を第
1の方向に折り畳む第1折り部と、この第1折り部で折
られた用紙を前記第1の方向に対して直交する第2の方
向に折り畳む第2折り部と、前記第1折り部から排出さ
れた用紙の方向転換が行われる用紙方向転換部と、前記
第1折り部で折られた用紙を前記用紙方向転換部へ引き
込む用紙引き込み手段と、この用紙引き込み手段により
引き込まれた用紙を前記第2折り部方向へ送り出す用紙
送り出し手段と、この用紙送り出し手段により送り出さ
れた用紙のレジスト調整を前記第2折り部の近傍位置に
おいて行うレジスト調整手段とを備えた構成とすること
ができる。
【0032】この紙折り装置では、第1折り部から引き
込まれた用紙は、第2折り部方向へ方向転換された後、
第2折り部の直前でレジスト調整がなされる。したがっ
て、第1折り部から第2折り部までの搬送径路全体のス
キュー(位置ずれ)を補正することができ、より効果的
なレジスト調整を行うことができる。また、第1折り部
で折られた用紙の折り部側面の比較的強い部分でレジス
ト調整を行うことができるため、レジスト調整ローラお
よびアイドラボールが不要となり、簡単な構成でレジス
ト調整を実現できる。
【0033】前記レジスト調整手段は、具体的には、用
紙搬送路から退避可能に設けられたストッパにより構成
され、レジスト調整後は用紙搬送路から退避される。
【0034】なお、本発明の紙折り装置では、前記第1
折り部で折られた用紙はとじしろ部を前にして用紙方向
転換部に引き込まれる場合に、特に有効である。
【0035】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0036】図5は本発明の一実施例に係る紙折り装置
30の全体構成を表すものである。
【0037】用紙31は複写機40の後部の排出口よ
り、用紙受入れ部32から紙折り装置30内に送り込ま
れる。本体内に送り込まれた用紙31は、レジスト部3
3を通過した後、第1折り部34において送り方向に折
り畳まれる。その後、用紙31は用紙方向転換部35に
おいて90°方向転換がなされた後、第1折り部34と
同一構成の第2折り部36へ導かれ、そこで第1の方向
とは直角方向に2回目の折り畳みがなされる。その後用
紙搬送部37を経て収容トレイ38へ排出され、順次積
み重ねられる。
【0038】図2および図3はこの紙折り装置30にお
ける用紙方向転換部35の構成を表すものである。用紙
方向転換部35は上部ガイド板と下部ガイド板とにより
搬送路が形成されていることは従来と同様であり、図3
はその上部ガイド部材を外した状態の平面構成を表し、
図2は上部ガイド部材を取り付けた状態の平面構成を表
すものである。
【0039】この用紙方向転換部35の下部ガイド板側
63には、図3に示すように、3組の引き込み駆動ロー
ラ50aが配設され、これら引き込み駆動ローラ50a
により第1折り部で第1の方向に折られた用紙31を、
矢印aで示すように用紙方向転換部35内に引き込むよ
うになっている。引き込み駆動ローラ50aの前方には
ストッパ52が配設され、このストッパ52により引き
込まれた用紙31を停止させるようになっている。スト
ッパ52の上流側近傍には一対のレジスト調整用駆動ロ
ーラ51が配設されており、ストッパ52とともに用紙
31のレジスト調整を行うようになっている。引き込み
駆動ローラ50aの側方にはレジスト調整された用紙3
1を、矢印bに示すように第2折り部方向へ搬送するた
めの2組の送り出し駆動ローラ53aが配設されてい
る。レジスト調整用駆動ローラ51の上流側には引き込
み駆動ローラ50aの左右のローラ間の位置に、補助搬
送手段としてのパドル部材54が配設され、用紙31が
小サイズの場合に、レジスト調整後の用紙を送り込み駆
動ローラ53aにニップされる位置まで補助的に搬送す
るようになっている。
【0040】ストッパ52は図示しない駆動機構により
上下移動可能となっており、第1折り部で折られた用紙
31を第2折り部へ送ることなく、矢印a方向にそのま
ま排出する場合には、用紙搬送路から退避するようにな
っている。
【0041】また、用紙方向変換部35の上部ガイド板
62には、図2に表すように下部ガイド板63側に配設
された3組の引き込み駆動ローラ50aおよび送り出し
駆動ローラ53aそれぞれに対向する位置に開口部(図
示せず)が形成され、これら開口部に引き込みアイドラ
ローラ50bおよび送り出しアイドラローラ53bが配
設されている。引き込みアイドラローラ50bはソレノ
イド70、また送り出しアイドラローラ53bはソレノ
イド74のオン・オフにより上下に移動可能となってい
る。下降時には、引き込みアイドラローラ50bは引き
込み駆動ローラ50a、送り出しアイドラローラ53b
は送り出し駆動ローラ53aとともに用紙31をニップ
するようになっている
【0042】また、下部ガイド板63側のレジスト調整
ローラ51に対向する位置にも一対の開口部が形成さ
れ、これらの開口部にそれぞれアイドラボール72が配
設されている。アイドラボール72はボール保持部材7
3内に回転可能に保持されている。
【0043】図1はこのボール保持部材73の構成を表
すものである。
【0044】ボール保持部材73は内部に空洞部を有す
る箱型状に形成されている。このボール保持部材73の
底部には開口部73aが形成され、この開口部73aか
らアイドラボール72が用紙搬送路に臨んでおり、前述
のレジスト調整ローラ51の回転による用紙31の移動
に伴って回転するようになっている。これらレジスト調
整ローラ51およびアイドラボール72は、用紙31の
先端がストッパ52に当接した後も一定の時間だけ搬送
を続け、用紙31にすべりを発生させることにより用紙
31のスキュー補正を行うようになっている。
【0045】ボール保持部材73の底部の用紙突入側の
端部には弯曲面により形成された用紙ガイド部80が形
成されている。この用紙ガイド部80により第1折り部
で最大10回まで折られた用紙31の幅方向全体を徐々
に押さえ付けることができ、これによりレジスト調整ロ
ーラ51とアイドラボール72とによる用紙31のニッ
プが滑らかに行われるようになっている。
【0046】ボール保持部材73の上面側の一端部は支
持棒81に固定されている。この支持棒81の一端側
は、L字状に折り曲げ形成された支持フレーム82の垂
直片82aの開孔部93に回動可能に支持されている。
なお、支持棒81の他端側も図示しないが同様の構成と
なっている。支持棒81の一端側の先端は揺動レバー8
3の一端に連結されている。この揺動レバー83の他端
にはスプリング84を介してソレノイド85が連結され
ている。ソレノイド85は支持フレーム82の水平片8
2b上に固定されている。この水平片82bには揺動レ
バー87の一端が軸部89により回動可能に支持されて
いる。揺動レバー87の他端にはスプリング91を介し
てソレノイド92が連結されている。揺動レバー87の
中間部は軸部88に支持されている。揺動レバー87の
軸部88と軸部89との間はスプリング90を介して支
持フレーム86に連結されている。軸部88およびソレ
ノイド92は支持フレーム86の上に固定されている。
支持フレーム86は一端部が折り曲げ形成されており、
水平片86aを有している。この水平片86a上に支持
フレーム82の水平片82bが、用紙搬送方向に対して
前後に移動可能に設定されている。
【0047】すなわち、このボール保持部材73は、ま
ず、ソレノイド85のオン・オフ動作により支持棒81
を中心に上下に移動できるようになっている。これによ
りアイドラボール72の位置を、図1に示すようなレジ
スト調整ローラ51との間で用紙31をニップ可能な位
置と、上方に退避しニップ状態を解除できる位置との2
つの位置に切り換えることができるものである。
【0048】また、ソレノイド92のオン・オフ動作に
より揺動レバー87が軸部88を中心にして揺動し、こ
れに伴い支持フレーム82がボール保持部材73ととも
に、用紙搬送方向に対して前後に移動できるようになっ
ている。これによりアイドラボール72とストッパ52
との間の間隔を2段階に設定できるようになっている。
用紙31のとじしろ部31aの長さは折り方等により異
なるものであり、このようにとじしろ部31aの長さに
応じてアイドラボール72とストッパ52との間の間隔
を切り換えることにより、適正なレジスト調整を行うこ
とができる。
【0049】図2に戻って説明を続けると、引き込みロ
ーラ群のうち最先端の引き込みアイドラローラ50bの
左右のローラ間には用紙検知センサ71が配設され、用
紙31の先端の到達を検知するようになっている。この
用紙検知センサ71が用紙31の先端を検知すると、引
き込み駆動ローラ50aおよび引き込みアイドラローラ
50bによる用紙31のニップが解除され、その後はレ
ジスト調整ローラ51およびアイドラボール72による
搬送に切り換えられるようになっている。
【0050】次に、図4の流れ図を参照して本実施例の
紙折り装置の動作について説明する。
【0051】第1折り部で第1の方向に折られた用紙3
1が、そのとじしろ部31aを前にして排出されると、
用紙方向転換部35では、図示しない制御部により引き
込み駆動ローラ50aおよびレジスト調整ローラ51が
駆動される。用紙31はこの引き込み駆動ローラ50a
と引き込みアイドラローラ50bとによりニップされ、
矢印aで示すように用紙方向転換部35内に引き込まれ
る。用紙31の先端が用紙検知センサ71により検知さ
れる(ステップS100;Y)と、制御部は一定時間経
過後(ステップS101)に、ソレノイド70(図2)
をオンさせ、全ての引き込みアイドラローラ50bを持
ち上げる(ステップS102)。これにより駆動ローラ
50aと引き込みアイドラローラ50bとの間のニップ
状態が解除される。なお、一定時間経過後に、ソレノイ
ド70をオンさせるのは、機構上用紙検知センサ71を
適正位置に設置できない場合があるからであり、適正位
置に設定できる場合には、用紙検知センサ71がオンし
たときには直ちにソレノイド70をオンさせるようにし
てもよい。続いて制御部はストッパ52を下降させ用紙
搬送路に対向する位置に設定し(ステップS103)、
その後一定時間待つ(ステップS104)。
【0052】用紙31はこの間その慣性力により前進
し、レジスト調整ローラ51とアイドラボール72との
間に送り込まれてニップされ、その先端のとじしろ部3
1aがストッパ52に当接するまで搬送される。その後
わずかの時間スリップして、これにより用紙31のスキ
ュー(位置ずれ)が取り除かれる。このようなレジスト
調整が終了すると、レジスト調整ローラ51の駆動を停
止する(ステップS105)。続いて、オン状態にあっ
たソレノイド74をオフさせることにより送り出しアイ
ドラローラ53bを下降させ、送り出し駆動ローラ53
aとの間に用紙32をニップさせ(ステップS10
6)、次に図1のソレノイド85をオンしてボール保持
部材73とともにアイドラボール72を上方に持ち上
げ、用紙31のニップ状態を解除する(ステップS10
7)。続いて、送り出し駆動ローラ53bの駆動を開始
し(ステップS108)、矢印bで示すように第2折り
部へ送り出す。
【0053】このように本実施例の紙折り装置では、レ
ジスト調整ローラ51およびアイドラボール72と、ス
トッパ52とにより、第1折り部から引き込まれた用紙
31のレジスト調整を安定して行うことができ、したが
って第2折り部における折り精度が著しく向上する。ま
た、アイドラボール72とストッパ52との間隔を2段
階に切り換えることができるので、用紙31のサイズお
よび折り方等の相違に応じて適正なレジスト調整を行う
ことができる。
【0054】さらに、用紙31を第2折り部へ送り出す
ときに、用紙31は送り出し駆動ローラ53aおよび送
り出しアイドラローラ53によりニップされるととも
に、その側部がストッパ52により案内される状態とな
り、安定して送り出される。
【0055】ところで、上記実施例では、用紙31は折
り目がなく比較的弱いとじしろ部31aを前にして引き
込まれるため、ストッパ52の近傍にレジスト調整ロー
ラ51およびアイドラボール72を配設し、とじしろ部
31aに大きな負荷がかからないようにしてレジスト調
整を行った。一方、用紙31の後端には図6に一例をを
示すように、1または2以上の折り目31bが形成され
ているため、後端でレジスト調整を行うようにすれば、
上述のレジスト調整ローラ51およびアイドラボール7
2はそれぞれ不要となる。
【0056】図7はこのようなレジスト調整を実現する
ための実施例を表すものである。なお、上記実施例と同
一構成要素については同一符号を付してその説明は省略
する。
【0057】本実施例では、一対のストッパ100は、
1段目と2段目の引き込みアイドラローラ50bの間に
配設されている。このストッパ100はシャフト101
に固定されている。シャフト101の両端部は、上部ガ
イド板62上に固定されたフレーム102により回動可
能に支持されている。上部ガイド板62にはストッパ1
00に対向して開口部100aが形成されている。上部
ガイド板62には各ローラ50b、53a各々にも対向
して開口部が形成されていることは上記実施例と同様で
ある。さらに上部ガイド板62にはソレノイド104が
配設されており、このソレノイド104が連結部材10
3を介してシャフト101の一端部に連結されている。
このソレノイド104がオフのときにはストッパ100
は上部ガイド板62上に退避し、オンされるとシャフト
101の回動に伴い開口部100aを通して用紙搬送路
内に設定されるようになっている。
【0058】次に、図8の断面構成図を参照して本実施
例の紙折り装置の動作について説明する。
【0059】まず、用紙31は、引き込み駆動ローラ5
0aおよび引き込みアイドラローラ50bにより図9に
矢印cで示す方向にとじしろ部31aを前にして引き込
まれる。そして、とじしろ部31aの先端が、図2に示
した用紙検知センサ71に検知されると、図示しない制
御部は引き込み駆動ローラ50aを逆転させると同時
に、ソレノイド104をオンし、ストッパ100を用紙
搬送路内に下降させる。したがって、用紙31は図に矢
印dで示すようにストッパ100方向に搬送され、折り
目31bがストッパ100に当接する。このとき折り目
31bはとじしろ部31aに比べて比較的強度があるた
め、ストッパ100に当接した時点でつぶれることはな
く、送り出しローラによるすべりを利用してレジスト調
整が確実になされ、制御が容易になる。ただし、少なく
とも2以上の折り目31bの端面が揃い、かつ他の折り
目がその端面を越えないように第1折り部において折り
調整を行う必要がある。
【0060】このように本実施例では、上記実施例に比
べてレジスト調整ローラ51およびアイドラボール72
が不要となるため、簡単な構成でレジスト調整を実現で
きる。
【0061】図9はさらに他の実施例を表すものであ
る。上記実施例においては、いずれも、用紙31が第1
折り部から用紙方向転換部35に引き込まれた段階でレ
ジスト調整を行うようにしたが、本実施例では、このレ
ジスト調整を、用紙31が送り出し駆動ローラ53aお
よび送り出しアイドラローラ53bにより第2折り部方
向へ送り出された後、第2折り部の直前で行うようにし
たものである。なお、本実施例においても、上記実施例
と同一構成要素については同一符号を付してその説明は
省略する。
【0062】本実施例では、第2折り部の上流側近傍に
おいて下側ガイド板63の下部から用紙搬送路内にスト
ッパ110、111を設け、このストッパ110、11
1により第1折り部で折られた用紙31のレジスト調整
を行うものである。このとき用紙31は図に示すよう
に、とじしろ部31aに比べて強い折り目の側面部31
cを前にして送られて来るため、送り出しローラによる
すべりを利用してレジスト調整を行うことができ、制御
が容易になる。したがって図1の実施例のようなレジス
ト調整ローラ51およびアイドラボール72が不要とな
るため、簡単な構成でレジスト調整を実現できる。ま
た、本実施例では、第1折り部から用紙方向転換部35
へ引き込まれた後、第2折り部の直前位置に至るまでの
スキューを全て補正できることなる。
【0063】なお、ストッパ110、111は、レジス
ト調整後、第2折り部への用紙31の搬送を開始すると
きには、上記実施例と同様の構成により、用紙搬送路内
から退避できるようになっている。また、このストッパ
110、111の用紙搬送路内への設定、および送り出
し駆動ローラ53aの駆動停止のタイミングはストッパ
110、111の直前の位置に用紙検知センサ112を
配設し、この用紙検知センサ112が用紙31を検知し
た時点で行うようにすればよい。
【0064】以上実施例を挙げて本発明を説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要
旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
【0065】たとえば図1の実施例においては、アイド
ラボール72の位置を用紙31をニップする位置と、ニ
ップ状態を解除する位置との間の2段階に切り換えるよ
うにしたが、これは図10に表すように構成してもよ
い。すなわち、揺動レバー83にスプリング201を介
してソレノイド200を連結し、このソレノイド200
をソレノイド85に対向する位置に配設し、ソレノイド
85、200のオン・オフの切り換えにより、ボール保
持部材73およびアイドラボール72の位置を実線で示
す第1のニップ位置と、2点鎖線で示す第2のニップ位
置と、同じく2点鎖線で示すニップ解除位置の3段階に
切り換える構成としたものである。このような構成であ
れば、用紙31の折り回数の相違、すなわち厚さに応じ
て適性なニップ力を与えることができるため、レジスト
調整の精度がより向上するものである。なお、4段階以
上に切り換える構成としてもよいことは勿論である。
【0066】また、上記実施例においては、第2折り部
での折りの有無に応じて、ストッパ52を用紙搬送路内
の設定位置と、用紙搬送路から退避した位置との2つの
位置に垂直方向に切り換えることができるようにし、水
平方向の位置は固定するようにしたが、図11に表すよ
うに、このストッパ52を水平方向にも回動変位できる
ようにしてもよい。
【0067】すなわち、ストッパ52の一端部をフレー
ム210に軸部211を中心に回動可能に支持するとと
もに、ストッパ52の他端部に長溝212を形成する。
一方、フレーム210にはこの長孔212に対応させて
ねじ孔213を形成することにより、ストッパ52を中
心に回動可能とし、その当接面52aの用紙31の引き
込み方向に対する角度、つまり用紙31の先端面に対す
る角度を調節できるようにしたものである。角度を設定
した後は、長孔212部においてねじ213を締め付け
て固定する。
【0068】本来、当接面52aの用紙31の先端面に
対する角度は90度とし、用紙31をそのままこの当接
面52aに沿って送り出し駆動ローラ53aおよび送り
出しアイドラローラ53bにより第2折り部へ直線的に
送り出すことが好ましい。しかしながら、このような構
成の場合、搬送路の状態等のさまざまの要因により直線
的に第2折り部へ到達しない場合があり、上記角度を変
化させた方が望ましい場合がある。
【0069】本実施例では、このような場合、ストッパ
52を軸部211を中心に回動させ、その当接面52a
の用紙31の先端面に対する角度を搬送路の状態等に応
じて微調整できるので、第2折り部への搬送を安定して
行うことができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし10
記載の紙折り装置によれば、用紙方向転換部に引き込ま
れた用紙のレジスト調整を行うレジスト調整手段を、用
紙引き込み手段に対向して設けるようにしたので、用紙
のレジスト調整を自動的に安定して行うことができると
いう効果がある。
【0071】また、請求項11および12記載の紙折り
装置によれば、レジスト調整手段を第2折り部の近傍に
設け、用紙送り込み手段により搬送された用紙が第2折
り部に送り込まれる直前においてレジスト調整を行うよ
うにしたので、簡単な構成でレジスト調整を実現できる
とともに、第1折り部から第2折り部へ至る搬送径路に
おけるスキューを全て補正でき、より効果的なレジスト
調整を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る用紙方向転換部のレ
ジスト調整手段の構成を表す斜視図である。
【図2】 本発明の一実施例に係る用紙方向転換部の構
成を表すもので、上部ガイド板を取り付けた状態の平面
図である。
【図3】 同じく用紙方向転換部の構成を表すもので、
上部ガイド板を外した状態の平面図である。
【図4】 レジスト調整部の動作を説明するための流れ
図である。
【図5】 紙折り装置全体の構成を一部破断して示す斜
視図である。
【図6】 第1折り部で折られた用紙の搬送状況を説明
するための側面図である。
【図7】 本発明の他の実施例に係るレジスト調整部の
構成を表す斜視図である。
【図8】 図7のレジスト調整部の動作を説明するため
の断面構成図である。
【図9】 本発明のさらに他の実施例に係るレジスト調
整部の構成を表す斜視図である。
【図10】 図1の実施例の変形例を説明するための構
成図である。
【図11】 図1の実施例の他の変形例を説明するため
の構成図である。
【図12】 紙折り装置の動作を説明するための断面図
である。
【図13】 従来の紙折り装置におけるレジスト調整部
の構成を表す平面図である。
【符号の説明】
30…紙折り装置、31…用紙、35…用紙方向転換
部、50a…引き込み駆動ローラ、50b…引き込みア
イドラローラ、51…レジスト調整ローラ、52…スト
ッパ、53a…送り出し駆動ローラ、53b…送り出し
アイドラローラ、62…上部ガイド板、63…上部ガイ
ド板、71…用紙検知センサ、72…アイドラボール、
73…ボール保持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武居 忠 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を第1の方向に折り畳む第1折り部
    と、 この第1折り部で折られた用紙を前記第1の方向に対し
    て直交する第2の方向に折り畳む第2折り部と、 前記第1折り部から排出された用紙の方向転換が行われ
    る用紙方向転換部と、 前記第1折り部で折られた用紙を前記用紙方向転換部へ
    引き込む用紙引き込み手段と、 前記用紙方向転換部に引き込まれた用紙のレジスト調整
    を行うレジスト調整手段と、 このレジスト調整手段によりレジスト調整された用紙を
    前記第2折り部へ送り出す用紙送り出し手段とを備えた
    ことを特徴とする紙折り装置。
  2. 【請求項2】 前記レジスト調整手段は、前記用紙方向
    転換部の前記用紙引き込み手段に対向する位置に設定さ
    れたストッパと、このストッパの近傍に配設され前記用
    紙引き込み手段により引き込まれた用紙をすべりが発生
    しうる状態で前記ストッパに押し当てるすべり発生手段
    とにより構成されることを特徴とする請求項1記載の紙
    折り装置。
  3. 【請求項3】 前記すべり発生手段は、用紙搬送路の上
    下に対向して配設されたレジスト調整ローラおよびアイ
    ドラボールと、このアイドラボールを用紙の移動に伴い
    回転自在に保持するボール保持部材とにより構成される
    ことを特徴とする請求項2記載の紙折り装置。
  4. 【請求項4】 前記ボール保持部材は、底部にアイドラ
    ボールの一部を突出させて保持する開口部を有する箱体
    により形成されたことを特徴とする請求項3記載の紙折
    り装置。
  5. 【請求項5】 前記ボール保持部材の底部の用紙突入側
    に傾斜面からなる用紙ガイド部を設け、この用紙ガイド
    部に沿って用紙が徐々に強く保持されるように構成した
    ことを特徴とする請求項4記載の紙折り装置。
  6. 【請求項6】 前記アイドラボールの前記ストッパに対
    する位置を、前記用紙の折り方に応じて複数段階に切り
    換える切換手段を備えたことを特徴とする請求項3記載
    の紙折り装置。
  7. 【請求項7】 前記アイドラボールと前記レジスト調整
    ローラとの間隔を複数段階に切り換える切換手段を有す
    ることを特徴とする請求項3記載の紙折り装置。
  8. 【請求項8】 前記ストッパは、前記第1折り部から引
    き込まれた用紙の搬送路内の位置から退避可能に設けら
    れたことを特徴とする請求項2記載の紙折り装置。
  9. 【請求項9】 前記ストッパの用紙当接面の前記第1折
    り部から引き込まれた用紙の先端部に対する角度を、用
    紙搬送状況に応じて調整しうるストッパ角度調整手段を
    備えたことを特徴とする請求項2記載の紙折り装置。
  10. 【請求項10】 前記レジスト調整手段は、前記用紙引
    き込み手段の間の位置に用紙搬送路から退避可能に設け
    られたストッパであり、このストッパを退避させた状態
    で用紙を一旦前記用紙引き込み手段により引き込み、そ
    の後前記ストッパを用紙搬送路内に設定するとともに用
    紙を逆方向に搬送してレジスト調整を行うことを特徴と
    する請求項1記載の紙折り装置。
  11. 【請求項11】 用紙を第1の方向に折り畳む第1折り
    部と、 この第1折り部で折られた用紙を前記第1の方向に対し
    て直交する第2の方向に折り畳む第2折り部と、 前記第1折り部から排出された用紙の方向転換が行われ
    る用紙方向転換部と、 前記第1折り部で折られた用紙を前記用紙方向転換部へ
    引き込む用紙引き込み手段と、 この用紙引き込み手段により引き込まれた用紙を前記第
    2折り部方向へ送り出す用紙送り出し手段と、 この用紙送り出し手段により送り出された用紙のレジス
    ト調整を前記第2折り部の近傍位置において行うレジス
    ト調整手段とを備えたことを特徴とする紙折り装置。
  12. 【請求項12】 前記レジスト調整手段は、用紙搬送路
    から退避可能に設けられたストッパであり、レジスト調
    整後は用紙搬送路から退避することを特徴とする請求項
    11記載の紙折り装置。
  13. 【請求項13】 前記第1折り部で折られた用紙はとじ
    しろ部を前にして用紙方向転換部に引き込まれることを
    特徴とする請求項1または11記載の紙折り装置。
JP4403192A 1992-02-28 1992-02-28 紙折り装置 Pending JPH05238641A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006290623A (ja) * 2005-03-17 2006-10-26 Ricoh Co Ltd 用紙整合装置、用紙処理装置、画像形成装置及び用紙整合方法
US7631866B2 (en) 2006-03-17 2009-12-15 Ricoh Co., Ltd. Sheet processing apparatus, sheet aligner, and sheet aligning method
JP2012171737A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Ricoh Co Ltd 折り装置及び画像形成システム

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