JPH10198086A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents
自動原稿搬送装置Info
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- JPH10198086A JPH10198086A JP419697A JP419697A JPH10198086A JP H10198086 A JPH10198086 A JP H10198086A JP 419697 A JP419697 A JP 419697A JP 419697 A JP419697 A JP 419697A JP H10198086 A JPH10198086 A JP H10198086A
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- roller
- original
- inclined portion
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 簡単な構成によって原稿にスキューが発生す
るのを防止することができる上に、スイッチバック動作
等による原稿の入替え時間のロスが発生するのを防止し
て生産性を向上させることができる自動原稿搬送装置を
提供する。 【解決手段】 給紙コロ11とリバースコロ12に対して原
稿の搬送方向下流側で、かつ、プルアウト駆動コロ13と
プルアウト従動コロ13aの間に位置する上ガイド板42a
の先端に傾斜部43を形成し、この傾斜部43を原稿の搬送
方向に対して20゜〜40゜傾斜させる。
るのを防止することができる上に、スイッチバック動作
等による原稿の入替え時間のロスが発生するのを防止し
て生産性を向上させることができる自動原稿搬送装置を
提供する。 【解決手段】 給紙コロ11とリバースコロ12に対して原
稿の搬送方向下流側で、かつ、プルアウト駆動コロ13と
プルアウト従動コロ13aの間に位置する上ガイド板42a
の先端に傾斜部43を形成し、この傾斜部43を原稿の搬送
方向に対して20゜〜40゜傾斜させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ装置等の画像形成装置に具備される自動原稿搬送装
置に関し、詳しくは、原稿載置台に載置された原稿を1
枚ずつ分離して露光位置に搬送する分離手段を有する自
動原稿搬送装置に関する。
ミリ装置等の画像形成装置に具備される自動原稿搬送装
置に関し、詳しくは、原稿載置台に載置された原稿を1
枚ずつ分離して露光位置に搬送する分離手段を有する自
動原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、複写機、ファクシミリ装置等の画
像形成装置にあっては、高速化、多機能化するに従って
この画像形成装置に具備される自動原稿搬送装置の搬送
品質の向上もますます高度なものが要求されるようにな
っており、特に、原稿の斜め送り(以下、これをスキュ
ーという)に関しては画像の見栄えも悪いことから改善
することを強く望まれている。
像形成装置にあっては、高速化、多機能化するに従って
この画像形成装置に具備される自動原稿搬送装置の搬送
品質の向上もますます高度なものが要求されるようにな
っており、特に、原稿の斜め送り(以下、これをスキュ
ーという)に関しては画像の見栄えも悪いことから改善
することを強く望まれている。
【0003】従来、コンタクトガラスに原稿を停止した
ままの原稿固定式の自動原稿搬送装置における原稿のス
キュー矯正方法としては、コンタクトガラスに原稿を搬
送させる際に、コンタクトガラス上の正規の露光位置よ
りも原稿を若干量だけオーバーラップさせた後、スイッ
チバックさせて基準となる部材、例えば、原稿スケール
に端部を突き立てて矯正するようにしている。この方法
では、通常市場で用いられている厚さ、紙質、大きさの
原稿のスキューをほぼ一定の範囲内に抑えることができ
る。
ままの原稿固定式の自動原稿搬送装置における原稿のス
キュー矯正方法としては、コンタクトガラスに原稿を搬
送させる際に、コンタクトガラス上の正規の露光位置よ
りも原稿を若干量だけオーバーラップさせた後、スイッ
チバックさせて基準となる部材、例えば、原稿スケール
に端部を突き立てて矯正するようにしている。この方法
では、通常市場で用いられている厚さ、紙質、大きさの
原稿のスキューをほぼ一定の範囲内に抑えることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動原稿搬送装置にあっては、露光位置に搬
送する前に原稿に一定量以上のスキューが発生した場合
には、上述した突き当て動作によって原稿の搬送方向に
対して直角方向の位置(以下、これを横レジストとい
う)がずれてしまった。
うな従来の自動原稿搬送装置にあっては、露光位置に搬
送する前に原稿に一定量以上のスキューが発生した場合
には、上述した突き当て動作によって原稿の搬送方向に
対して直角方向の位置(以下、これを横レジストとい
う)がずれてしまった。
【0005】また、原稿のセット基準が中央基準ではな
く、端面基準である場合には小さなサイズの原稿等はそ
の構成上、スキューし易く、上述したような露光位置に
おける突き当て方式では充分にスキューを矯正すること
ができない。さらに、上記方式では、原稿を一旦オーバ
ーランさせた後にスイッチバックさせるため、原稿の入
替え時間がその分だけロスしてしまい、生産性が低下し
てしまった。
く、端面基準である場合には小さなサイズの原稿等はそ
の構成上、スキューし易く、上述したような露光位置に
おける突き当て方式では充分にスキューを矯正すること
ができない。さらに、上記方式では、原稿を一旦オーバ
ーランさせた後にスイッチバックさせるため、原稿の入
替え時間がその分だけロスしてしまい、生産性が低下し
てしまった。
【0006】そこで本発明は、簡単な構成によって原稿
にスキューが発生するのを防止することができる上に、
スイッチバック動作等による原稿の入替え時間のロスが
発生するのを防止して生産性を向上させることができる
自動原稿搬送装置を提供することを目的としている。
にスキューが発生するのを防止することができる上に、
スイッチバック動作等による原稿の入替え時間のロスが
発生するのを防止して生産性を向上させることができる
自動原稿搬送装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、複数の原稿からなる原稿束
を載置可能な原稿載置台と、該原稿載置台上に載置され
た原稿束から原稿を1枚ずつ分離して搬送する分離手段
と、該分離手段によって分離された原稿を搬送ガイド部
材を通して露光位置に搬送する搬送手段と、を備えた自
動原稿搬送装置において、前記分離手段に対して原稿の
搬送方向下流側で、かつ、前記搬送手段に対して原稿の
搬送方向上流側に位置する前記搬送ガイド部材の少なく
とも一部に、原稿の正規の搬送方向に対して所定角度傾
斜する傾斜部を設け、分離された原稿の先端部を前記傾
斜部に当接させるようにしたことを特徴としている。
上記課題を解決するために、複数の原稿からなる原稿束
を載置可能な原稿載置台と、該原稿載置台上に載置され
た原稿束から原稿を1枚ずつ分離して搬送する分離手段
と、該分離手段によって分離された原稿を搬送ガイド部
材を通して露光位置に搬送する搬送手段と、を備えた自
動原稿搬送装置において、前記分離手段に対して原稿の
搬送方向下流側で、かつ、前記搬送手段に対して原稿の
搬送方向上流側に位置する前記搬送ガイド部材の少なく
とも一部に、原稿の正規の搬送方向に対して所定角度傾
斜する傾斜部を設け、分離された原稿の先端部を前記傾
斜部に当接させるようにしたことを特徴としている。
【0008】その場合、分離された直後の原稿の先端部
が一旦傾斜部に当接し、原稿自身のこしによってスキュ
ーが矯正され、矯正後に搬送手段によって正規の姿勢で
露光位置に搬送される。この結果、傾斜部を設けるだけ
の簡単な構成によって原稿にスキューが発生するのを防
止することができる。これに加えて、スイッチバック動
作等による原稿の入替え時間のロスが発生するのを防止
して生産性を向上させることができる。
が一旦傾斜部に当接し、原稿自身のこしによってスキュ
ーが矯正され、矯正後に搬送手段によって正規の姿勢で
露光位置に搬送される。この結果、傾斜部を設けるだけ
の簡単な構成によって原稿にスキューが発生するのを防
止することができる。これに加えて、スイッチバック動
作等による原稿の入替え時間のロスが発生するのを防止
して生産性を向上させることができる。
【0009】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記傾斜部の
傾斜角度を可変させる可変手段を有することを特徴とし
ている。その場合、薄紙原稿のようにスキューを矯正す
ることで逆にスキューが大きくなって原稿の耳折れや搬
送不良が発生する場合には、可変手段によって傾斜部の
傾斜角度を小さくまたは零にすることによって原稿を傾
斜部に突き当てるのを停止することにより、原稿の搬送
を安定させることができる。
るために、請求項1記載の発明において、前記傾斜部の
傾斜角度を可変させる可変手段を有することを特徴とし
ている。その場合、薄紙原稿のようにスキューを矯正す
ることで逆にスキューが大きくなって原稿の耳折れや搬
送不良が発生する場合には、可変手段によって傾斜部の
傾斜角度を小さくまたは零にすることによって原稿を傾
斜部に突き当てるのを停止することにより、原稿の搬送
を安定させることができる。
【0010】また、厚紙原稿の搬送時には可変手段によ
って傾斜部の傾斜角度を大きくして原稿のスキューを矯
正することができる。請求項3記載の発明は、上記課題
を解決するために、請求項1または2記載の発明におい
て、前記搬送手段が、前記傾斜部に対して原稿の搬送方
向下流の直後に設けられていることを特徴としている。
って傾斜部の傾斜角度を大きくして原稿のスキューを矯
正することができる。請求項3記載の発明は、上記課題
を解決するために、請求項1または2記載の発明におい
て、前記搬送手段が、前記傾斜部に対して原稿の搬送方
向下流の直後に設けられていることを特徴としている。
【0011】その場合、傾斜部によってスキューが矯正
された直後の原稿を直ちに搬送手段によって搬送するこ
とにより、原稿の姿勢を安定させることができ、搬送性
能を向上させることができる。
された直後の原稿を直ちに搬送手段によって搬送するこ
とにより、原稿の姿勢を安定させることができ、搬送性
能を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜4は本発明に係る自動原稿搬
送装置の第1実施形態を示す図であり、請求項1記載の
発明に対応し、本発明の自動原稿搬送装置を画像形成装
置としての複写機に装着した例を示している。なお、画
像成形装置としては、複写機の他にファクシミリ装置等
に適用することができる。
基づいて説明する。図1〜4は本発明に係る自動原稿搬
送装置の第1実施形態を示す図であり、請求項1記載の
発明に対応し、本発明の自動原稿搬送装置を画像形成装
置としての複写機に装着した例を示している。なお、画
像成形装置としては、複写機の他にファクシミリ装置等
に適用することができる。
【0013】まず、構成を説明する。図1、2におい
て、1は複写機であり、この複写機1の上面にはコンタ
クトガラス2が設けられている。また、複写機1の上部
には自動原稿搬送装置(以下、単にADFという)3が
設けられており、このADF3はコンタクトガラス2を
開閉するように複写機1に図示しないヒンジ等を介して
連結されている。
て、1は複写機であり、この複写機1の上面にはコンタ
クトガラス2が設けられている。また、複写機1の上部
には自動原稿搬送装置(以下、単にADFという)3が
設けられており、このADF3はコンタクトガラス2を
開閉するように複写機1に図示しないヒンジ等を介して
連結されている。
【0014】このADF3は、複数の原稿からなる原稿
束Pを載置可能な原稿載置台としての原稿トレイ4と、
原稿トレイ4に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分
離する分離手段5aと、分離手段5aによって分離され
た原稿をコンタクトガラス2に向かって搬送する搬送手
段5bと、搬送手段5bによってコンタクトガラス2に
向かって搬送された原稿をコンタクトガラス2上の露光
位置に搬送・停止させるとともに、コンタクトガラス2
の下方に配設された複写機1の読取手段(公知の露光ラ
ンプ、ミラー、レンズ、CCD等)により読取りが終了
した原稿をコンタクトガラス2から搬出する搬入・搬出
手段6と、搬入・搬出手段6によってコンタクトガラス
2の露光位置から搬出された原稿を複写機1の側方から
突出する第1排紙トレイ8または原稿トレイ4の下方に
配設された第2排紙トレイ9の何れか一方に排紙する排
紙手段7と、から構成されている。なお、第1排紙トレ
イ8はADF3の側方から突出するように設けても良
い。
束Pを載置可能な原稿載置台としての原稿トレイ4と、
原稿トレイ4に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分
離する分離手段5aと、分離手段5aによって分離され
た原稿をコンタクトガラス2に向かって搬送する搬送手
段5bと、搬送手段5bによってコンタクトガラス2に
向かって搬送された原稿をコンタクトガラス2上の露光
位置に搬送・停止させるとともに、コンタクトガラス2
の下方に配設された複写機1の読取手段(公知の露光ラ
ンプ、ミラー、レンズ、CCD等)により読取りが終了
した原稿をコンタクトガラス2から搬出する搬入・搬出
手段6と、搬入・搬出手段6によってコンタクトガラス
2の露光位置から搬出された原稿を複写機1の側方から
突出する第1排紙トレイ8または原稿トレイ4の下方に
配設された第2排紙トレイ9の何れか一方に排紙する排
紙手段7と、から構成されている。なお、第1排紙トレ
イ8はADF3の側方から突出するように設けても良
い。
【0015】分離手段5aは、呼出しコロ10、給紙コロ
11、リバースコロ12、ストップ爪14から構成されている
とともに、搬送手段5bは、プルアウト駆動コロ13、プ
ルアウト従動コロ13aおよびレジストセンサ15から構成
されている。これら呼出しコロ10、給紙コロ11、リバー
スコロ12、プルアウト駆動コロ13は給紙モータ100によ
って駆動され、この給紙モータ100との間に歯車機構等
の駆動系を介して接続されている。
11、リバースコロ12、ストップ爪14から構成されている
とともに、搬送手段5bは、プルアウト駆動コロ13、プ
ルアウト従動コロ13aおよびレジストセンサ15から構成
されている。これら呼出しコロ10、給紙コロ11、リバー
スコロ12、プルアウト駆動コロ13は給紙モータ100によ
って駆動され、この給紙モータ100との間に歯車機構等
の駆動系を介して接続されている。
【0016】給紙モータ100はコントローラ101からの出
力信号によって駆動されるようになっており、コントロ
ーラ101は複写機1から給紙スタート信号が入力される
と、給紙モータ100を正・逆転駆動するようになってい
る。給紙モータ100が正転駆動されると、呼出しコロ10
が時計方向に回転して原稿束Pから上層に位置する原稿
が給紙されるとともに、給紙コロ11およびリバースコロ
12が時計方向に回転されて原稿束Pから最上位の原稿の
みが分離される。この分離された原稿は反時計方向に回
転するプルアウト駆動コロ13とこれに連れ回りするプル
アウト従動コロ13aに挟持されて給紙コロ11およびリバ
ースコロ12から引抜かれてコンタクトガラス2に向かっ
て搬送される。
力信号によって駆動されるようになっており、コントロ
ーラ101は複写機1から給紙スタート信号が入力される
と、給紙モータ100を正・逆転駆動するようになってい
る。給紙モータ100が正転駆動されると、呼出しコロ10
が時計方向に回転して原稿束Pから上層に位置する原稿
が給紙されるとともに、給紙コロ11およびリバースコロ
12が時計方向に回転されて原稿束Pから最上位の原稿の
みが分離される。この分離された原稿は反時計方向に回
転するプルアウト駆動コロ13とこれに連れ回りするプル
アウト従動コロ13aに挟持されて給紙コロ11およびリバ
ースコロ12から引抜かれてコンタクトガラス2に向かっ
て搬送される。
【0017】この原稿の先端がレジストセンサ15によっ
て検知されると、コントローラ101はレジストセンサ15
からの出力信号に基づいて給紙モータ100を逆転駆動さ
せる。このとき、給紙モータ100と呼出しコロ10、給紙
コロ11、リバースコロ12およびプルアウト駆動コロ13の
間に介装された駆動系により呼出しコロ10と給紙コロ11
が停止され、プルアウト駆動コロ13が反時計方向に継続
して回転されるとともにリバースコロ12が時計方向に継
続して回転されることにより、後続する原稿が給紙コロ
12とリバースコロ12のニップ部に進入するのを防止して
分離されないようになっている。
て検知されると、コントローラ101はレジストセンサ15
からの出力信号に基づいて給紙モータ100を逆転駆動さ
せる。このとき、給紙モータ100と呼出しコロ10、給紙
コロ11、リバースコロ12およびプルアウト駆動コロ13の
間に介装された駆動系により呼出しコロ10と給紙コロ11
が停止され、プルアウト駆動コロ13が反時計方向に継続
して回転されるとともにリバースコロ12が時計方向に継
続して回転されることにより、後続する原稿が給紙コロ
12とリバースコロ12のニップ部に進入するのを防止して
分離されないようになっている。
【0018】また、呼出しコロ10は、図3に示すように
ベルト41を介して給紙コロ11の駆動系に接続されており
(実際には呼出しコロ10と給紙コロ11の軸に巻回されて
いるが、図3では簡略化して示す)、呼出しコロ10には
給紙モータ100の駆動により給紙コロ11からの駆動力が
ベルト41を介して伝達されるようになっている。また、
呼出しコロ10は駆動ソレノイド104によって給紙コロ11
の回転軸を中心にして原稿束Pに対して当接、離隔する
ようになっている。
ベルト41を介して給紙コロ11の駆動系に接続されており
(実際には呼出しコロ10と給紙コロ11の軸に巻回されて
いるが、図3では簡略化して示す)、呼出しコロ10には
給紙モータ100の駆動により給紙コロ11からの駆動力が
ベルト41を介して伝達されるようになっている。また、
呼出しコロ10は駆動ソレノイド104によって給紙コロ11
の回転軸を中心にして原稿束Pに対して当接、離隔する
ようになっている。
【0019】また、ストッパ爪14は給紙コロ11に対して
原稿の搬送方向下流側に設けられており、このストッパ
爪14は原稿束Pの先端に当接して原稿束Pが給紙コロ11
側に進入するのを防止するものである。このストッパ爪
14は揺動ソレノイド105によって駆動されるようになっ
ており、この揺動ソレノイド105はコントローラ101から
の出力信号に基づいてON/OFFされ、ストッパ爪14
を原稿束Pの先端に当接する当接位置とこの位置から上
方に退避する退避位置の間で移動させるようになってい
る。
原稿の搬送方向下流側に設けられており、このストッパ
爪14は原稿束Pの先端に当接して原稿束Pが給紙コロ11
側に進入するのを防止するものである。このストッパ爪
14は揺動ソレノイド105によって駆動されるようになっ
ており、この揺動ソレノイド105はコントローラ101から
の出力信号に基づいてON/OFFされ、ストッパ爪14
を原稿束Pの先端に当接する当接位置とこの位置から上
方に退避する退避位置の間で移動させるようになってい
る。
【0020】一方、給紙コロ11とリバースコロ12とコン
タクトガラス2の間には湾曲した一対のガイド板(搬送
ガイド部材)42a、42bからなる反転経路42が設けられ
ている。また、上側に位置するガイド板42aの先端、す
なわち、給紙コロ11とリバースコロ12に対して原稿の搬
送方向下流側で、かつ、プルアウト駆動コロ13とプルア
ウト従動コロ13aの間に位置する上ガイド板42aの先端
には傾斜部43が形成されており、この傾斜部43は原稿の
正規の搬送方向に対して所定角度、本実施形態では20゜
〜40゜傾斜している。このため、給紙コロ11とリバース
コロ12によって分離された原稿の先端部は傾斜部43に当
接された後、反転経路42に沿って搬送される。
タクトガラス2の間には湾曲した一対のガイド板(搬送
ガイド部材)42a、42bからなる反転経路42が設けられ
ている。また、上側に位置するガイド板42aの先端、す
なわち、給紙コロ11とリバースコロ12に対して原稿の搬
送方向下流側で、かつ、プルアウト駆動コロ13とプルア
ウト従動コロ13aの間に位置する上ガイド板42aの先端
には傾斜部43が形成されており、この傾斜部43は原稿の
正規の搬送方向に対して所定角度、本実施形態では20゜
〜40゜傾斜している。このため、給紙コロ11とリバース
コロ12によって分離された原稿の先端部は傾斜部43に当
接された後、反転経路42に沿って搬送される。
【0021】一方、搬入・搬出手段6は、搬送ベルト16
と、この搬送ベルト16の両端部に設けられた搬送ベルト
駆動コロ17および搬送ベルト従動コロ18と、搬送ベルト
16の内部に設けられ、搬送ベルト16をコンタクトガラス
2に加圧する複数の加圧コロ19と、から構成されてい
る。搬送ベルト駆動コロ17は搬送ベルトモータ102によ
って駆動されるようになっており、このモータ102はレ
ジストセンサ15によって上述したように原稿の先端が検
知されたとき、コントローラ101からの信号に基づいて
正転駆動することにより、駆動コロ17を介して搬送ベル
ト16を駆動して原稿をコンタクトガラス2上に搬送する
ようになっている。
と、この搬送ベルト16の両端部に設けられた搬送ベルト
駆動コロ17および搬送ベルト従動コロ18と、搬送ベルト
16の内部に設けられ、搬送ベルト16をコンタクトガラス
2に加圧する複数の加圧コロ19と、から構成されてい
る。搬送ベルト駆動コロ17は搬送ベルトモータ102によ
って駆動されるようになっており、このモータ102はレ
ジストセンサ15によって上述したように原稿の先端が検
知されたとき、コントローラ101からの信号に基づいて
正転駆動することにより、駆動コロ17を介して搬送ベル
ト16を駆動して原稿をコンタクトガラス2上に搬送する
ようになっている。
【0022】また、コントローラ101はレジストセンサ1
5が原稿の後端を検知したとき、この検知時点からの搬
送ベルトモータ102の回転パルスを計数し、回転パルス
が所定値に達したときに、駆動コロ17の駆動を停止して
搬送ベルト16を停止することにより、原稿をコンタクト
ガラス2上の露光位置に停止させる。また、コントロー
ラ101はレジストセンサ15によって原稿の後端が検知さ
れた時点で、給紙モータ100を再び駆動し、後続する原
稿を上述したように分離してコンタクトガラス2に向か
って搬送し、この原稿がレジストセンサ15によって検知
された時点からの給紙モータ100のパルスが所定パルス
に到達したときに、給紙モータ100を停止させて次原稿
を先出し待機させる。
5が原稿の後端を検知したとき、この検知時点からの搬
送ベルトモータ102の回転パルスを計数し、回転パルス
が所定値に達したときに、駆動コロ17の駆動を停止して
搬送ベルト16を停止することにより、原稿をコンタクト
ガラス2上の露光位置に停止させる。また、コントロー
ラ101はレジストセンサ15によって原稿の後端が検知さ
れた時点で、給紙モータ100を再び駆動し、後続する原
稿を上述したように分離してコンタクトガラス2に向か
って搬送し、この原稿がレジストセンサ15によって検知
された時点からの給紙モータ100のパルスが所定パルス
に到達したときに、給紙モータ100を停止させて次原稿
を先出し待機させる。
【0023】そして、原稿がコンタクトガラス2の露光
位置に停止したとき、複写機1によって原稿の読取りお
よび露光が行なわれる。この読取りおよび露光が終了す
ると、コントローラ101には複写機1から信号が入力さ
れるため、コントローラ101はこの信号が入力すると、
搬送ベルトモータ102を正転駆動して、搬送ベルト16に
よって原稿をコンタクトガラス2から排紙手段7に搬出
する。
位置に停止したとき、複写機1によって原稿の読取りお
よび露光が行なわれる。この読取りおよび露光が終了す
ると、コントローラ101には複写機1から信号が入力さ
れるため、コントローラ101はこの信号が入力すると、
搬送ベルトモータ102を正転駆動して、搬送ベルト16に
よって原稿をコンタクトガラス2から排紙手段7に搬出
する。
【0024】排紙手段7は、反転駆動コロ20、排紙従動
コロ21、反転ガイドコロ22、反転従動コロ23、第1切換
爪24、第2切換爪25、排紙駆動コロ26、排紙従動コロ2
7、反転センサ28および反転センサ29から構成され、反
転駆動コロ20、反転ガイドコロ22および排紙駆動コロ26
は排紙モータ103によって駆動されるようになってい
る。
コロ21、反転ガイドコロ22、反転従動コロ23、第1切換
爪24、第2切換爪25、排紙駆動コロ26、排紙従動コロ2
7、反転センサ28および反転センサ29から構成され、反
転駆動コロ20、反転ガイドコロ22および排紙駆動コロ26
は排紙モータ103によって駆動されるようになってい
る。
【0025】第1切換爪24は第1ソレノイド106によっ
て切換駆動されるようになっており、片面原稿の排紙時
には、コンタクトガラス2と第1排紙トレイ8を連通す
るホームボジション位置(切換爪24の下面が原稿の搬送
路の一部を構成する)に待機したままの状態となってい
る。コントローラ101は、通常の片面原稿を搬送する片
面モードのとき(複写機1に設けられた操作部108によ
って片面モードを指定しなくても初期設定は片面モード
に設定されている)、第1ソレノイド106を駆動せずに
第1切換爪24をホームポジション位置に待機させるとと
もに、原稿の読取りおよび露光の終了後に搬送ベルトモ
ータ102を駆動するのと同時に排紙モータ103を駆動させ
る。このため、反転駆動コロ20および排紙従動コロ21に
よって挟持された原稿が第1排紙トレイ8に表裏面を反
転されずに直線的に排紙される。
て切換駆動されるようになっており、片面原稿の排紙時
には、コンタクトガラス2と第1排紙トレイ8を連通す
るホームボジション位置(切換爪24の下面が原稿の搬送
路の一部を構成する)に待機したままの状態となってい
る。コントローラ101は、通常の片面原稿を搬送する片
面モードのとき(複写機1に設けられた操作部108によ
って片面モードを指定しなくても初期設定は片面モード
に設定されている)、第1ソレノイド106を駆動せずに
第1切換爪24をホームポジション位置に待機させるとと
もに、原稿の読取りおよび露光の終了後に搬送ベルトモ
ータ102を駆動するのと同時に排紙モータ103を駆動させ
る。このため、反転駆動コロ20および排紙従動コロ21に
よって挟持された原稿が第1排紙トレイ8に表裏面を反
転されずに直線的に排紙される。
【0026】一方、コントローラ101は複写機1に設け
られた操作部108によって両面モードが指定されたと
き、第1ソレノイド106を駆動して第1切換爪24をホー
ムポジション位置からコンタクトガラス2と反転経路30
を連通する位置に移動させるとともに(図1に示すよう
に切換爪24の上面が原稿の搬送路の一部を構成する)、
両面原稿の片面の読取りおよび露光の終了後に搬送ベル
トモータ102を駆動するのと同時に排紙モータ103を駆動
させる。このため、原稿は反転駆動コロ20および排紙従
動コロ21によって挟持された反転経路30に案内され、反
転ガイドコロ22によって第2切換爪25に向かって搬送さ
れる。
られた操作部108によって両面モードが指定されたと
き、第1ソレノイド106を駆動して第1切換爪24をホー
ムポジション位置からコンタクトガラス2と反転経路30
を連通する位置に移動させるとともに(図1に示すよう
に切換爪24の上面が原稿の搬送路の一部を構成する)、
両面原稿の片面の読取りおよび露光の終了後に搬送ベル
トモータ102を駆動するのと同時に排紙モータ103を駆動
させる。このため、原稿は反転駆動コロ20および排紙従
動コロ21によって挟持された反転経路30に案内され、反
転ガイドコロ22によって第2切換爪25に向かって搬送さ
れる。
【0027】第2切換爪25は第2ソレノイド107によっ
て駆動されるようになっており、片面の読取りが終了し
た原稿がコンタクトガラス2から搬出される際には、第
2ソレノイド107によって駆動されずに反転経路30とコ
ンタクトガラス2の間に設けられた返送経路31を開放す
るホームボジション位置(図1に示すように第2切換爪
25の下面が原稿の搬送路の一部を構成する)に切換られ
るようになっている。
て駆動されるようになっており、片面の読取りが終了し
た原稿がコンタクトガラス2から搬出される際には、第
2ソレノイド107によって駆動されずに反転経路30とコ
ンタクトガラス2の間に設けられた返送経路31を開放す
るホームボジション位置(図1に示すように第2切換爪
25の下面が原稿の搬送路の一部を構成する)に切換られ
るようになっている。
【0028】このため、コンタクトガラス2から搬出さ
れる原稿は、第1切換爪24によって反転経路30に搬送さ
れた後、第2切換爪25によって返送経路31に表裏面が反
転された状態で反転駆動コロ20および反転従動コロ23に
挟持されてコンタクトガラス2に返送される。反転経路
30上に設けられた反転センサ28によって原稿の先端が検
知されると、コントローラ101は搬送ベルトモータ102を
逆転駆動して搬送ベルト16を逆転駆動し、反転センサ28
によって原稿の先端が検知された時点からの搬送ベルト
モータ102の回転パルスが所定値に到達したときに原稿
をコンタクトガラス2上の露光位置に搬送したものと判
断して搬送ベルトモータ102を停止させる。
れる原稿は、第1切換爪24によって反転経路30に搬送さ
れた後、第2切換爪25によって返送経路31に表裏面が反
転された状態で反転駆動コロ20および反転従動コロ23に
挟持されてコンタクトガラス2に返送される。反転経路
30上に設けられた反転センサ28によって原稿の先端が検
知されると、コントローラ101は搬送ベルトモータ102を
逆転駆動して搬送ベルト16を逆転駆動し、反転センサ28
によって原稿の先端が検知された時点からの搬送ベルト
モータ102の回転パルスが所定値に到達したときに原稿
をコンタクトガラス2上の露光位置に搬送したものと判
断して搬送ベルトモータ102を停止させる。
【0029】露光位置で原稿の読取りおよび露光が終了
すると、コントローラ101には複写機1から信号が入力
されるため、コントローラ101はこの信号が入力する
と、搬送ベルトモータ102を正転駆動し、さらに、第1
ソレノイド106を駆動するとともに第2ソレノイド107の
駆動を停止し、第1切換爪24によってコンタクトガラス
2と反転経路30を連通させるとともに、第2切換爪25に
よって反転経路31と第2排紙トレイ9を連通させること
により(第2切換爪25の上部が原稿の搬送路の一部を構
成する)、コンタクトガラス2から搬出される原稿は反
転駆動コロ20および反転従動コロ21に挟持されて搬送さ
れた後、排紙駆動コロ26および排紙従動コロ27によって
挟持されて第2排紙トレイ9上に排紙される。
すると、コントローラ101には複写機1から信号が入力
されるため、コントローラ101はこの信号が入力する
と、搬送ベルトモータ102を正転駆動し、さらに、第1
ソレノイド106を駆動するとともに第2ソレノイド107の
駆動を停止し、第1切換爪24によってコンタクトガラス
2と反転経路30を連通させるとともに、第2切換爪25に
よって反転経路31と第2排紙トレイ9を連通させること
により(第2切換爪25の上部が原稿の搬送路の一部を構
成する)、コンタクトガラス2から搬出される原稿は反
転駆動コロ20および反転従動コロ21に挟持されて搬送さ
れた後、排紙駆動コロ26および排紙従動コロ27によって
挟持されて第2排紙トレイ9上に排紙される。
【0030】また、複写機1とADF3はインターフェ
ース109、110を介して接続されており、複写機1からの
コピースタート信号および再スタート信号はインターフ
ェース109、110を介してコントローラ101に入力される
ようになっている。次に、作用を説明する。なお、本実
施形態では、上述したように片面および両面原稿の搬送
が可能であるが、片面原稿の搬送についてのみ説明す
る。
ース109、110を介して接続されており、複写機1からの
コピースタート信号および再スタート信号はインターフ
ェース109、110を介してコントローラ101に入力される
ようになっている。次に、作用を説明する。なお、本実
施形態では、上述したように片面および両面原稿の搬送
が可能であるが、片面原稿の搬送についてのみ説明す
る。
【0031】まず、原稿束Pを原稿トレイ4上にセット
すると、原稿束Pの先端はストッパ爪14に当接して分離
コロ11側に移動することが規制される。そして、片面原
稿の搬送モードによって原稿を搬送するには、オペレー
タが操作部108の選択スイッチを押下しない状態で原稿
トレイ4に複数の片面原稿からなる原稿束Pを載置して
複写機1の図示しないスタートスイッチを押下すると、
インターフェース109、110を介して複写機1からADF
3に給紙スタート信号が入力される。
すると、原稿束Pの先端はストッパ爪14に当接して分離
コロ11側に移動することが規制される。そして、片面原
稿の搬送モードによって原稿を搬送するには、オペレー
タが操作部108の選択スイッチを押下しない状態で原稿
トレイ4に複数の片面原稿からなる原稿束Pを載置して
複写機1の図示しないスタートスイッチを押下すると、
インターフェース109、110を介して複写機1からADF
3に給紙スタート信号が入力される。
【0032】このとき、コントローラ101によって揺動
ソレノイド105の駆動が停止されてストッパ爪14が原稿
束Pの先端位置から上方に退避する。次いで、コントロ
ーラ101は駆動ソレノイド104を駆動して呼出しコロ10を
原稿束Pに当接させるとともに、給紙モータ100を正転
駆動して呼出しコロ10を時計方向に回転させて原稿束P
から上層に位置する原稿を給紙し、さらに、給紙コロ11
およびリバースコロ12を時計方向に回転させて原稿束P
から最上位の原稿のみを分離する。
ソレノイド105の駆動が停止されてストッパ爪14が原稿
束Pの先端位置から上方に退避する。次いで、コントロ
ーラ101は駆動ソレノイド104を駆動して呼出しコロ10を
原稿束Pに当接させるとともに、給紙モータ100を正転
駆動して呼出しコロ10を時計方向に回転させて原稿束P
から上層に位置する原稿を給紙し、さらに、給紙コロ11
およびリバースコロ12を時計方向に回転させて原稿束P
から最上位の原稿のみを分離する。
【0033】この分離された原稿は先端部が瞬間的に傾
斜部43に当接した後(図4参照)、反時計方向に回転す
るプルアウト駆動コロ13とこれに連れ回りするプルアウ
ト従動コロ13aに挟持されて給紙コロ11およびリバース
コロ12から引抜かれてコンタクトガラス2に向かって搬
送される。このとき、給紙コロ11とリバースコロ12の間
を通過した原稿は通常400m/s以上の速度で搬送され
るため、傾斜部43で原稿自身のこしによってスキューが
充分に矯正される。
斜部43に当接した後(図4参照)、反時計方向に回転す
るプルアウト駆動コロ13とこれに連れ回りするプルアウ
ト従動コロ13aに挟持されて給紙コロ11およびリバース
コロ12から引抜かれてコンタクトガラス2に向かって搬
送される。このとき、給紙コロ11とリバースコロ12の間
を通過した原稿は通常400m/s以上の速度で搬送され
るため、傾斜部43で原稿自身のこしによってスキューが
充分に矯正される。
【0034】次いで、レジストセンサ15が原稿の先端を
検知すると、コントローラ101が原稿トレイ4上に設け
られた図示しない原稿セットセンサからの検出信号に基
づい次原稿があるか否かを判別する。次原稿がある場合
には、コントローラ101は駆動ソレノイド104の駆動を停
止して呼出しコロ10を原稿束Pから離隔させ、さらに給
紙モータ100を逆転駆動させるとともに搬送ベルトモー
タ102を正転駆動させる。
検知すると、コントローラ101が原稿トレイ4上に設け
られた図示しない原稿セットセンサからの検出信号に基
づい次原稿があるか否かを判別する。次原稿がある場合
には、コントローラ101は駆動ソレノイド104の駆動を停
止して呼出しコロ10を原稿束Pから離隔させ、さらに給
紙モータ100を逆転駆動させるとともに搬送ベルトモー
タ102を正転駆動させる。
【0035】このとき、給紙モータ100と呼出しコロ1
0、給紙コロ11、リバースコロ12およびプルアウト駆動
コロ13の間に介装された駆動系により呼出しコロ10と給
紙コロ11が停止され、プルアウト駆動コロ13が反時計方
向に継続して回転されるとともにリバースコロ12が時計
方向に継続して回転されることにより、後続する原稿が
給紙コロ11とリバースコロ12のニップ部に進入するのを
防止して分離されないようになっている。
0、給紙コロ11、リバースコロ12およびプルアウト駆動
コロ13の間に介装された駆動系により呼出しコロ10と給
紙コロ11が停止され、プルアウト駆動コロ13が反時計方
向に継続して回転されるとともにリバースコロ12が時計
方向に継続して回転されることにより、後続する原稿が
給紙コロ11とリバースコロ12のニップ部に進入するのを
防止して分離されないようになっている。
【0036】この搬送に際してレジストセンサ15が原稿
の後端を検知したとき、コントローラ101はこの検知時
点からの搬送ベルトモータ102の回転パルスを計数し、
回転パルスが所定値に達したときに、駆動コロ17の駆動
を停止して搬送ベルト16を停止することにより、原稿を
コンタクトガラス2上の露光位置に停止させる。そし
て、原稿がコンタクトガラス2の露光位置に停止したと
き、複写機1によって原稿の読取りおよび露光が行なわ
れる。この読取りおよび露光が終了すると、インターフ
ェース109、110を介してコントローラ101には複写機1
から再スタート信号が入力されるため、コントローラ10
1はこの信号が入力すると、搬送ベルトモータ102を正転
駆動して、搬送ベルト16によって原稿をコンタクトガラ
ス2から排紙手段7に搬出する。
の後端を検知したとき、コントローラ101はこの検知時
点からの搬送ベルトモータ102の回転パルスを計数し、
回転パルスが所定値に達したときに、駆動コロ17の駆動
を停止して搬送ベルト16を停止することにより、原稿を
コンタクトガラス2上の露光位置に停止させる。そし
て、原稿がコンタクトガラス2の露光位置に停止したと
き、複写機1によって原稿の読取りおよび露光が行なわ
れる。この読取りおよび露光が終了すると、インターフ
ェース109、110を介してコントローラ101には複写機1
から再スタート信号が入力されるため、コントローラ10
1はこの信号が入力すると、搬送ベルトモータ102を正転
駆動して、搬送ベルト16によって原稿をコンタクトガラ
ス2から排紙手段7に搬出する。
【0037】このとき、第1切換爪24がホームポジショ
ン位置に待機しているため、コントローラ101が原稿の
読取りおよび露光の終了後に搬送ベルトモータ102を駆
動するのと同時に排紙モータ103を駆動させる。このた
め、反転駆動コロ20および排紙従動コロ21によって挟持
された原稿が表裏面を反転されずに第1排紙トレイ8に
直線的に排紙される。
ン位置に待機しているため、コントローラ101が原稿の
読取りおよび露光の終了後に搬送ベルトモータ102を駆
動するのと同時に排紙モータ103を駆動させる。このた
め、反転駆動コロ20および排紙従動コロ21によって挟持
された原稿が表裏面を反転されずに第1排紙トレイ8に
直線的に排紙される。
【0038】また、次原稿の給紙スタート信号が入力さ
れると、駆動ソレノイド104を駆動して呼出しコロ10を
原稿束Pに当接させるとともに給紙モータ100を再び駆
動して呼出しコロ10、給紙コロ11等を駆動して後続する
原稿を上述したように分離してコンタクトガラス2に向
かって搬送して上述した処理を継続する。このように本
実施形態では、給紙コロ11とリバースコロ12に対して原
稿の搬送方向下流側で、かつ、プルアウト駆動コロ13と
プルアウト従動コロ13aの間に位置する上ガイド板42a
の先端に傾斜部43を形成し、この傾斜部43を原稿の搬送
方向に対して20゜〜40゜傾斜させたため、分離された直
後の原稿の先端部を一旦傾斜部43に当接させて、原稿自
身のこしによってスキューを矯正することができ、矯正
後にプルアウト駆動コロ13によって正規の姿勢で露光位
置に搬送することができる。
れると、駆動ソレノイド104を駆動して呼出しコロ10を
原稿束Pに当接させるとともに給紙モータ100を再び駆
動して呼出しコロ10、給紙コロ11等を駆動して後続する
原稿を上述したように分離してコンタクトガラス2に向
かって搬送して上述した処理を継続する。このように本
実施形態では、給紙コロ11とリバースコロ12に対して原
稿の搬送方向下流側で、かつ、プルアウト駆動コロ13と
プルアウト従動コロ13aの間に位置する上ガイド板42a
の先端に傾斜部43を形成し、この傾斜部43を原稿の搬送
方向に対して20゜〜40゜傾斜させたため、分離された直
後の原稿の先端部を一旦傾斜部43に当接させて、原稿自
身のこしによってスキューを矯正することができ、矯正
後にプルアウト駆動コロ13によって正規の姿勢で露光位
置に搬送することができる。
【0039】この結果、傾斜部43を設けるだけの簡単な
構成によって原稿にスキューが発生するのを防止するこ
とができる。これに加えて、スイッチバック動作等によ
る原稿の入替え時間のロスが発生するのを防止して生産
性を向上させることができる。なお、実施形態にあって
は、原稿をコンタクトガラス2上の露光位置に搬送する
際に、原稿を基準スケール44から一旦オーバーランさせ
た後、スイッチバックさせるような制御を併用しても良
い。
構成によって原稿にスキューが発生するのを防止するこ
とができる。これに加えて、スイッチバック動作等によ
る原稿の入替え時間のロスが発生するのを防止して生産
性を向上させることができる。なお、実施形態にあって
は、原稿をコンタクトガラス2上の露光位置に搬送する
際に、原稿を基準スケール44から一旦オーバーランさせ
た後、スイッチバックさせるような制御を併用しても良
い。
【0040】この場合には、レジストセンサ15が原稿の
後端を検知したとき、コントローラ101はこの検知時点
からの搬送ベルトモータ102の回転パルスを計数し、基
準スケール44からオーバーランした時点で駆動コロ17の
駆動を停止して搬送ベルト16を停止し、その後、駆動コ
ロ17を逆転駆動して原稿の後端部を基準スケール44に当
接させるようにしても良い。
後端を検知したとき、コントローラ101はこの検知時点
からの搬送ベルトモータ102の回転パルスを計数し、基
準スケール44からオーバーランした時点で駆動コロ17の
駆動を停止して搬送ベルト16を停止し、その後、駆動コ
ロ17を逆転駆動して原稿の後端部を基準スケール44に当
接させるようにしても良い。
【0041】図5〜7は本発明に係る自動原稿搬送装置
の第2実施形態を示す図であり、請求項2記載の発明に
対応している。なお、本実施形態は、傾斜部の傾斜角度
を可変させる点が第1実施形態と異なり、その他の構成
は同様であるため、同様の構成には同一番号を付して説
明を省略する。図5、6において、ガイド板44、45の先
端側には傾斜部材(傾斜部)51が設けられており、この
傾斜部材51は駆動軸52に揺動自在に固定されている。こ
の駆動軸52の端部にはリンク53が設けられており、この
リンク53の上端にはスプリング54の一端部が取り付けら
れており、このスプリング54の他端部はADF3本体に
取り付けられている。
の第2実施形態を示す図であり、請求項2記載の発明に
対応している。なお、本実施形態は、傾斜部の傾斜角度
を可変させる点が第1実施形態と異なり、その他の構成
は同様であるため、同様の構成には同一番号を付して説
明を省略する。図5、6において、ガイド板44、45の先
端側には傾斜部材(傾斜部)51が設けられており、この
傾斜部材51は駆動軸52に揺動自在に固定されている。こ
の駆動軸52の端部にはリンク53が設けられており、この
リンク53の上端にはスプリング54の一端部が取り付けら
れており、このスプリング54の他端部はADF3本体に
取り付けられている。
【0042】このスプリング54はリンク53を図5中、二
点鎖線に示す時計方向に揺動するように引張っており、
この状態のときに傾斜部材51は原稿の搬送方向に対して
略平行(正規の搬送方向に対して僅かに傾斜するか、傾
斜角度が零の状態)に位置させるようになっている。ま
た、リンク53の下端には揺動ソレノイド55が取り付けら
れており、この揺動ソレノイド55はコントローラ101に
よって駆動されることにより、リンク53をスプリング54
の引張り力に抗して図5中、実線で示す反時計方向に揺
動させ、傾斜部材51を原稿の搬送方向に対して所定角度
(例えば、20゜〜40゜の範囲)に傾斜するようにしてい
る。
点鎖線に示す時計方向に揺動するように引張っており、
この状態のときに傾斜部材51は原稿の搬送方向に対して
略平行(正規の搬送方向に対して僅かに傾斜するか、傾
斜角度が零の状態)に位置させるようになっている。ま
た、リンク53の下端には揺動ソレノイド55が取り付けら
れており、この揺動ソレノイド55はコントローラ101に
よって駆動されることにより、リンク53をスプリング54
の引張り力に抗して図5中、実線で示す反時計方向に揺
動させ、傾斜部材51を原稿の搬送方向に対して所定角度
(例えば、20゜〜40゜の範囲)に傾斜するようにしてい
る。
【0043】本実施形態では、リンク53、スプリング5
4、揺動ソレノイド55およびコントローラ101が可変手段
を構成しており、操作部108によって厚紙モードまたは
薄紙モードが設定されたときにコントローラ101は揺動
ソレノイド55をON/OFF制御して傾斜部材51の角度
を可変させるようになっている。次に、図7に示すフロ
ーチャートに基づいて作用を説明する。なお、図7に示
すフローチャートはコントローラ101によって実行され
る傾斜部材51の角度可変制御フローである。
4、揺動ソレノイド55およびコントローラ101が可変手段
を構成しており、操作部108によって厚紙モードまたは
薄紙モードが設定されたときにコントローラ101は揺動
ソレノイド55をON/OFF制御して傾斜部材51の角度
を可変させるようになっている。次に、図7に示すフロ
ーチャートに基づいて作用を説明する。なお、図7に示
すフローチャートはコントローラ101によって実行され
る傾斜部材51の角度可変制御フローである。
【0044】まず、オペレータによって薄紙モードが設
定されたか否かを判別し(ステップS1)、薄紙モード
が設定された場合には、揺動ソレノイド55をOFFさせ
た状態にして傾斜部材51は二点鎖線で示すように原稿の
搬送方向に対して略平行に位置させて原稿の給紙を行な
う(ステップS2)。このため、薄紙原稿の先端は傾斜
部材51に先端が当接することなしにプルアウト駆動コロ
13とプルアウト従動コロ13aによってコンタクトガラス
2に向かって搬送される。
定されたか否かを判別し(ステップS1)、薄紙モード
が設定された場合には、揺動ソレノイド55をOFFさせ
た状態にして傾斜部材51は二点鎖線で示すように原稿の
搬送方向に対して略平行に位置させて原稿の給紙を行な
う(ステップS2)。このため、薄紙原稿の先端は傾斜
部材51に先端が当接することなしにプルアウト駆動コロ
13とプルアウト従動コロ13aによってコンタクトガラス
2に向かって搬送される。
【0045】一方、ステップS1で厚紙モードが設定さ
れた場合には揺動ソレノイド55をONして傾斜部材51を
実線で示すように原稿の搬送方向に対して20゜〜40゜の
範囲で傾斜させて原稿の給紙を行なう(ステップS
3)。このため、厚紙原稿の先端は傾斜部材51に瞬間的
に当接した後にプルアウト駆動コロ13とプルアウト従動
コロ13aによってコンタクトガラス2に向かって搬送さ
れる。
れた場合には揺動ソレノイド55をONして傾斜部材51を
実線で示すように原稿の搬送方向に対して20゜〜40゜の
範囲で傾斜させて原稿の給紙を行なう(ステップS
3)。このため、厚紙原稿の先端は傾斜部材51に瞬間的
に当接した後にプルアウト駆動コロ13とプルアウト従動
コロ13aによってコンタクトガラス2に向かって搬送さ
れる。
【0046】本実施形態では、上述したように傾斜部材
51の傾斜角度を可変自在にしたため、薄紙原稿のように
スキューを矯正することで逆にスキューが大きくなって
原稿の耳折れや搬送不良が発生する場合には、傾斜部材
51の傾斜角度を小さくまたは零にすることによって原稿
を傾斜部に突き当てるのを停止することにより、原稿の
搬送を安定させることができる。また、厚紙原稿の搬送
時には傾斜部材51の傾斜角度を大きくして原稿のスキュ
ーを矯正することができる。
51の傾斜角度を可変自在にしたため、薄紙原稿のように
スキューを矯正することで逆にスキューが大きくなって
原稿の耳折れや搬送不良が発生する場合には、傾斜部材
51の傾斜角度を小さくまたは零にすることによって原稿
を傾斜部に突き当てるのを停止することにより、原稿の
搬送を安定させることができる。また、厚紙原稿の搬送
時には傾斜部材51の傾斜角度を大きくして原稿のスキュ
ーを矯正することができる。
【0047】なお、本実施形態の揺動ソレノイド55のO
N/OFFは逆であっても良く、また、傾斜部材51の傾
斜角度を可変にするための手段としては、キープソレノ
イドやステッピングモータを使用しても良い。図8、9
は本発明に係る自動原稿搬送装置の第3実施形態を示す
図であり、請求項3記載の発明に対応している。なお、
本実施形態は、プルアウト駆動コロとプルアウト従動コ
ロの配設位置が第1実施形態と異なり、その他の構成は
同様であるため、同様の構成には同一番号を付して説明
を省略する。
N/OFFは逆であっても良く、また、傾斜部材51の傾
斜角度を可変にするための手段としては、キープソレノ
イドやステッピングモータを使用しても良い。図8、9
は本発明に係る自動原稿搬送装置の第3実施形態を示す
図であり、請求項3記載の発明に対応している。なお、
本実施形態は、プルアウト駆動コロとプルアウト従動コ
ロの配設位置が第1実施形態と異なり、その他の構成は
同様であるため、同様の構成には同一番号を付して説明
を省略する。
【0048】本実施形態では、図8に示すように、搬送
手段を構成するプルアウト駆動コロ13とプルアウト従動
コロ13aが、傾斜部43に対して原稿の搬送方向下流の直
後に設けられているため、傾斜部43によってスキューが
矯正された直後の原稿を給紙コロ10よりも搬送力の大き
いプルアウト駆動コロ13とプルアウト従動コロ13aで直
ちに挟持して搬送することにより、原稿の姿勢を安定さ
せることができ、搬送性能を向上させることができる。
手段を構成するプルアウト駆動コロ13とプルアウト従動
コロ13aが、傾斜部43に対して原稿の搬送方向下流の直
後に設けられているため、傾斜部43によってスキューが
矯正された直後の原稿を給紙コロ10よりも搬送力の大き
いプルアウト駆動コロ13とプルアウト従動コロ13aで直
ちに挟持して搬送することにより、原稿の姿勢を安定さ
せることができ、搬送性能を向上させることができる。
【0049】また、給紙コロ10からコンタクトガラス2
までの搬送距離が長い場合には、コンタクトガラス3側
の反転経路42上に搬送手段として補助駆動ローラ61と補
助従動ローラ62を設けても良い。
までの搬送距離が長い場合には、コンタクトガラス3側
の反転経路42上に搬送手段として補助駆動ローラ61と補
助従動ローラ62を設けても良い。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、分離され
た直後の原稿の先端部を一旦傾斜部に当接させることに
より、原稿自身のこしによってスキューを矯正すること
ができ、矯正後に搬送手段によって正規の姿勢で露光位
置に搬送することができる。この結果、傾斜部を設ける
だけの簡単な構成によって原稿にスキューが発生するの
を防止することができる。これに加えて、スイッチバッ
ク動作等による原稿の入替え時間のロスが発生するのを
防止して生産性を向上させることができる。
た直後の原稿の先端部を一旦傾斜部に当接させることに
より、原稿自身のこしによってスキューを矯正すること
ができ、矯正後に搬送手段によって正規の姿勢で露光位
置に搬送することができる。この結果、傾斜部を設ける
だけの簡単な構成によって原稿にスキューが発生するの
を防止することができる。これに加えて、スイッチバッ
ク動作等による原稿の入替え時間のロスが発生するのを
防止して生産性を向上させることができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、薄紙原稿の
ようにスキューを矯正することで逆にスキューが大きく
なって原稿の耳折れや搬送不良が発生する場合には、可
変手段によって傾斜部の傾斜角度を小さくまたは零にす
ることによって原稿を傾斜部に突き当てるのを停止する
ことにより、原稿の搬送を安定させることができる。ま
た、厚紙原稿の搬送時には可変手段によって傾斜部の傾
斜角度を大きくして原稿のスキューを矯正することがで
きる。
ようにスキューを矯正することで逆にスキューが大きく
なって原稿の耳折れや搬送不良が発生する場合には、可
変手段によって傾斜部の傾斜角度を小さくまたは零にす
ることによって原稿を傾斜部に突き当てるのを停止する
ことにより、原稿の搬送を安定させることができる。ま
た、厚紙原稿の搬送時には可変手段によって傾斜部の傾
斜角度を大きくして原稿のスキューを矯正することがで
きる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、傾斜部によ
ってスキューが矯正された直後の原稿を直ちに搬送手段
によって搬送することにより、原稿の姿勢を安定させる
ことができ、搬送性能を向上させることができる。
ってスキューが矯正された直後の原稿を直ちに搬送手段
によって搬送することにより、原稿の姿勢を安定させる
ことができ、搬送性能を向上させることができる。
【図1】本発明に係る自動原稿搬送装置の第1実施形態
の概略図である。
の概略図である。
【図2】第1実施形態の自動原稿搬送装置の駆動機構の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】第1実施形態の分離手段の構成図である。
【図4】第1実施形態の傾斜部に原稿の先端が当接して
原稿のスキューが矯正される状態を示す図である。
原稿のスキューが矯正される状態を示す図である。
【図5】本発明に係る自動原稿搬送装置の第2実施形態
を示す図であり、その分離手段の構成図である。
を示す図であり、その分離手段の構成図である。
【図6】第2実施形態の傾斜部材と可変手段の斜視図で
ある。
ある。
【図7】第2実施形態の傾斜部材の制御を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図8】本発明に係る自動原稿搬送装置の第3実施形態
を示す図であり、その分離手段の構成図である。
を示す図であり、その分離手段の構成図である。
【図9】第3実施形態の分離手段および搬送手段の他の
態様の構成図である。
態様の構成図である。
3 ADF(自動原稿搬送装置) 4 原稿トレイ(原稿載置台) 5a 分離手段 5b 搬送手段 10 呼出しコロ(分離手段) 11 給紙コロ(分離手段) 12 リバースコロ(分離手段) 13 プルアウト駆動コロ(搬送手段) 13a プルアウト従動コロ(搬送手段) 42a、42b、44、45 ガイド板(搬送ガイド部材) 43 傾斜部 51 傾斜部材(傾斜部) 53 リンク(可変手段) 54 スプリング(可変手段) 55 揺動ソレノイド(可変手段) 61 補助駆動ローラ(搬送手段) 62 補助従動ローラ(搬送手段) 101 コントローラ(可変手段)
Claims (3)
- 【請求項1】複数の原稿からなる原稿束を載置可能な原
稿載置台と、 該原稿載置台上に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ
分離して搬送する分離手段と、 該分離手段によって分離された原稿を搬送ガイド部材を
通して露光位置に搬送する搬送手段と、を備えた自動原
稿搬送装置において、 前記分離手段に対して原稿の搬送方向下流側で、かつ、
前記搬送手段に対して原稿の搬送方向上流側に位置する
前記搬送ガイド部材の少なくとも一部に、原稿の正規の
搬送方向に対して所定角度傾斜する傾斜部を設け、分離
された原稿の先端部を前記傾斜部に当接させるようにし
たことを特徴とする自動原稿搬送装置。 - 【請求項2】前記傾斜部の傾斜角度を可変させる可変手
段を有することを特徴とする請求項1記載の自動原稿搬
送装置。 - 【請求項3】前記搬送手段が、前記傾斜部に対して原稿
の搬送方向下流の直後に設けられていることを特徴とす
る請求項1または2記載の自動原稿搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP419697A JPH10198086A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 自動原稿搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP419697A JPH10198086A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 自動原稿搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10198086A true JPH10198086A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11577934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP419697A Pending JPH10198086A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 自動原稿搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10198086A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102275751A (zh) * | 2010-06-14 | 2011-12-14 | 夏普株式会社 | 原稿输送装置、图像读取装置以及图像形成装置 |
-
1997
- 1997-01-14 JP JP419697A patent/JPH10198086A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102275751A (zh) * | 2010-06-14 | 2011-12-14 | 夏普株式会社 | 原稿输送装置、图像读取装置以及图像形成装置 |
JP2012001292A (ja) * | 2010-06-14 | 2012-01-05 | Sharp Corp | 原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 |
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