JP2001130761A - シート材自動搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート材自動搬送装置及び画像形成装置

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JP2001130761A
JP2001130761A JP31255299A JP31255299A JP2001130761A JP 2001130761 A JP2001130761 A JP 2001130761A JP 31255299 A JP31255299 A JP 31255299A JP 31255299 A JP31255299 A JP 31255299A JP 2001130761 A JP2001130761 A JP 2001130761A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙手段や分離手段の配置を変更せず、搬送
のモードに関わらず搬送性を安定させることが可能なシ
ート材自動搬送装置及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 原稿を載置するシート載置台4と、シー
ト載置台4の下流側に配置され、原稿を一枚ずつ分離す
る分離搬送ローラ8と、分離搬送ローラ8の上流近傍に
配置され、シート載置台4上の原稿を分離搬送ローラ8
へ導く給紙ローラ5と、を備えるADF2において、分
離搬送ローラ8及び給紙ローラ5の搬送加速度をモード
によって切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、混載機能を備えた
シート材自動搬送装置及びこのようなシート材自動搬送
装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシート材自動搬送装置における分
離部での原稿の流れを図15及び図17をもとに説明す
る。図15に、本発明に係るシート材自動搬送装置の一
実施形態が備える分離部の断面図を示すが、図15は以
下のように従来技術の説明にも引用され得る。また、図
15は、後述する図17に示されるシート材自動搬送装
置のD−D断面図でもある。ここで、図17に、本発明
に係るシート材自動搬送装置の一実施形態の分離部の平
面図を示す。
【0003】まず、シート載置台4に載置されたシート
材としての原稿Pの束は、原稿Pの束の上方に待機しF
3方向に回転する給紙ローラ5により、原稿Pの束の上
部から1枚ずつ順次ピックアップされ、画像読み取り部
の所定位置に搬送される。
【0004】そして、給紙ローラ5のピックアップ位置
下流にある分離手段(本従来例では、周知の−F1方向
に回転する分離ベルト6とF2方向に回転する分離搬送
ローラ8によりくしば状に構成する。分離搬送ローラ
8、分離ベルト6は時計回りに回転、給紙ローラ5は分
離搬送ローラ8から周知のタイミングベルト9'を介し
て時計回りに回転している。)により、給紙ローラ5で
1枚に分離されず複数枚搬送された(重送)原稿Pが分
離される。
【0005】ここで、従来のシート材自動搬送装置をシ
ート材の搬送方法(搬送基準)で大きく2つに大別する
と、センター基準搬送と片側基準搬送とに分けることが
できる。
【0006】図20及び図21に基づいてセンター基準
搬送と片側基準搬送とについて説明する。図20に、セ
ンター基準搬送を行なうシート材自動搬送装置の平面図
を示し、図21に、片側基準搬送を行なうシート材自動
搬送装置の平面図を示す。また、図20及び図21共
に、本発明に係るシート材自動搬送装置に適用される図
であって、従来技術にも適用され得るものである。
【0007】図20に示されるように、センター基準搬
送とは、各種ローラがあるラインAに対して対称的に配
置され各サイズのシート材のセンターがラインA上を通
過していく搬送方法である。
【0008】それに対し、図21に示されるように、片
側基準搬送とは、シート載置台上のシート搬送方向と交
差方向の一側部(後述するように本発明に係るシート材
自動搬送装置の一実施形態では規制手段としてのサイド
規制部材3')側を基準として各種ローラが寄って配置
され、各サイズのシート材を一側部に突き当てて搬送す
る搬送方法で、各サイズのシート材のセンターは同一ラ
イン上を通過することはない。
【0009】したがって、搬送時に外乱F2(ガイドヘ
の衝突等)がシート材の同じ箇所に作用した場合、給紙
手段による搬送力F1との距離が離れている片側基準搬
送時(dl<d2)の方がスキューモーメントが大きい
為、センター基準搬送ほど搬送性は安定しない。
【0010】このように2つに大別されたシート材自動
搬送装置に、混載機能を搭載しようとした場合、前者の
センター基準搬送においては、混載されたサイズの異な
る各シート材センターを搬送基準(ラインA)に合わせ
るのは難しく、搬送基準(ラインA)から離れたシード
材ほど大きなスキューモーメントが作用し大きくスキュ
ーしてしまう。
【0011】後者の片側基準搬送においては、シート載
置台上のシート搬送方向と交差方向の一側部(サイド規
制部材3')に、混載されたサイズの異なる各シート材
の一側部を突き当てることが容易であって、通常セット
と同様のわずかな斜行で済む。
【0012】したがって、混載機能を有する従来のシー
ト材自動搬送装置においては、後者の片側基準搬送の
方が、通常セット時と混載セット時ともに搬送性が比較
的安定しセットし易いことから主流になっている。
【0013】それに対し、前者のシート材自動搬送装置
においては、混載セット時のセット性向上、スキュー抑
制の対策を投入する必要があり、あるシート材自動搬送
装置では、通常セット時がセンター基準搬送、混載セ
ット時が片側基準搬送といったように、ローラ配置を切
り替える構成にして、頻繁に使用される通常セット時の
搬送性を安定させている。
【0014】ここで、上記従来例及びを搬送性の観
点で比較してみると、下表ようになる。また、表1にお
いて○は良い、△は普通を意味する。
【0015】
【表1】
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のような構成をとることで、各種ローラが片側基
準配置になっている為に、通常セット時、混載セット時
ともに搬送性は比較的安定し両立はするが、頻繁に使用
される通常セット時の搬送性が低下することに対してあ
る程度目をつぶらなければならない。
【0017】また、上記従来例のような構成をとる
と、各種ローラがセンター基準配置になっているので、
通常セット時の搬送性は安定するが、混載セット時の場
合には、どこかに突き当て基準を設け、各種ローラ(給
紙ローラ・分離部)を突き当て基準側へ移すなどして配
置を変え搬送性を安定させる必要がある。
【0018】センター基準の給紙手段配置で、片側基準
搬送と同様にシート載置台上のシート搬送方向と交差方
向の一側部(サイド規制部材3')に突き当てると、各
シート材のセンターと給紙手段により作用する搬送力F
1との距離が離れるので、搬送中のシート材はかなり不
安定になり、外乱F2が作用した場合にはスキュー補正
できないほど大きくスキューしてしまう。
【0019】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
給紙手段や分離手段の配置を変更せず、搬送のモードに
関わらず搬送性を安定させることが可能なシート材自動
搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする
ものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るシート材自動搬送装置は、シート材を
載置するシート材載置台と、前記シート材載置台の下流
側に配置され、シート材を一枚ずつ分離する分離手段
と、前記分離手段の上流近傍に配置され、前記シート材
載置台上のシート材を前記分離手段へ導く給紙手段と、
を備えるシート材自動搬送装置において、前記分離手段
及び前記給紙手段の搬送加速度をモードによって切り換
えることを特徴とする。
【0021】また、前記シート材載置台が、前記シート
材の搬送方向と交差方向側の側部に、前記シート材の一
側部を規制する規制手段を備え、前記シート材の前記一
側部を前記規制手段に突き当てて搬送する片側基準搬送
を行ない得るシート材自動搬送装置であって、該片側基
準搬送を行なう場合に、前記分離手段及び前記給紙手段
の搬送加速度をモードによって切り換えることを特徴と
する。
【0022】また、サイズの異なる前記シート材を混載
して搬送する混載モードの際に、前記シート材の前記一
側部を前記規制手段に突き当てて搬送する前記片側基準
搬送が行われることを特徴とする。
【0023】また、前記切り換えが、サイズの同じ前記
シート材の片面の画像を読み取る片面モードの際の搬送
加速度よりも、サイズの異なる前記シート材を混載して
搬送する混載モードの際の搬送加速度を小さくするよう
に切り換えることを特徴とする。
【0024】また、前記切り換えが、サイズの同じ前記
シート材の片面の画像を読み取る片面モードの際の搬送
加速度よりも、前記シート材の両面の画像を読み取る両
面モードの際の搬送加速度を小さくするように切り換え
ることを特徴とする。
【0025】また、前記切り換えが、サイズの同じ前記
シート材の片面の画像を読み取る片面モードの際の搬送
加速度よりも、前記シート材の画像を縮小して読み取る
縮小レイアウトモードの際の搬送加速度を小さくするよ
うに切り換えることを特徴とする。
【0026】また、シート材を載置するシート材載置台
と、前記シート材載置台の下流側に配置され、シート材
を一枚ずつ分離する分離手段と、前記分離手段の上流近
傍に配置され、前記シート材載置台上のシート材を前記
分離手段へ導く給紙手段と、を備えるシート材自動搬送
装置において、前記分離手段及び前記給紙手段の搬送速
度をモードによって切り換えることを特徴とする。
【0027】また、前記シート材載置台が、前記シート
材の搬送方向と交差方向側の側部に、前記シート材の一
側部を規制する規制手段を備え、前記シート材の前記一
側部を前記規制手段に突き当てて搬送する片側基準搬送
を行ない得るシート材自動搬送装置であって、該片側基
準搬送を行なう場合に、前記分離手段及び前記給紙手段
の搬送速度をモードによって切り換えることを特徴とす
る。
【0028】また、サイズの異なる前記シート材を混載
して搬送する混載モードの際に、前記シート材の前記一
側部を前記規制手段に突き当てて搬送する前記片側基準
搬送が行われることを特徴とする。
【0029】また、前記切り換えが、サイズの同じ前記
シート材の片面の画像を読み取る片面モードの際の搬送
速度よりも、サイズの異なる前記シート材を混載して搬
送する混載モードの際の搬送速度を小さくするように切
り換えることを特徴とする。
【0030】また、前記切り換えが、サイズの同じ前記
シート材の片面の画像を読み取る片面モードの際の搬送
速度よりも、前記シート材の両面の画像を読み取る両面
モードの際の搬送速度を小さくするように切り換えるこ
とを特徴とする。
【0031】また、前記切り換えが、サイズの同じ前記
シート材の片面の画像を読み取る片面モードの際の搬送
速度よりも、前記シート材の画像を縮小して読み取る縮
小レイアウトモードの際の搬送速度を小さくするように
切り換えることを特徴とする。
【0032】さらに、本発明に係る画像形成装置は、上
記シート材自動搬送装置により搬送されたシート材の画
像に基づき画像を形成する画像形成手段を備えることを
特徴とする。
【0033】したがって、本発明に係るシート材自動搬
送装置及び画像形成装置によれば、分離手段及び給紙手
段の搬送加速度、若しくは搬送速度をモードによって切
り換えているため、搬送加速度、若しくは搬送速度を小
さくすればスキューモーメントを適切に抑えることがで
き、例えば原稿等のシート材の搬送の際の斜行を軽減す
ることができる。
【0034】また、片側基準搬送を行なう場合に分離手
段及び給紙手段の搬送加速度、若しくは搬送速度をモー
ドによって切り換えているため、搬送加速度、若しくは
搬送速度を小さくすることによって、モードに応じてシ
ート材に作用する阻止力を抑えることができ、片側基準
搬送であってもスキューモーメントを適切に抑えること
ができ、シート材の搬送の際の斜行を軽減することがで
きる。
【0035】また、サイズの異なるシート材を混載して
搬送する混載モードの際に、片側基準搬送が行われるた
め、サイズの異なるシート材を、例えば、シート材の中
心を合わせて搬送するセンター基準搬送に比べて少ない
斜行でシート材を搬送することができる。
【0036】また、搬送加速度、若しくは搬送速度の切
り換えが、片面モードの際の搬送加速度、若しくは搬送
速度よりも、混載モード、両面モード及び縮小レイアウ
トモードの搬送加速度、若しくは搬送速度を小さくする
ように切り換えているため、通常頻繁に利用される片面
モードの際の処理速度を低下させることなく、混載モー
ド、両面モード及び縮小レイアウトモードの際のシート
材の斜行を適切に軽減することができる。
【0037】以上のように、本発明によれば、混載セッ
ト時(混載モード)等の給紙手段及び分離手段の搬送加
速度、若しくは速度を、通常セット時(片面モード)よ
り例えば低速に設定し、外乱(ガイドヘの衝突等)が作
用した場合のスキューを抑えることで、各種ローラ配置
を変更せずに安定して搬送を行なうことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0039】まず、図面を参照して本発明に係るシート
材自動搬送装置の一実施形態について説明する。図22
に、本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形態を
備える画像形成装置としての複写機の断面図を示す。
【0040】ただし、図22に示される画像形成装置
は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態の断面図で
もある。したがって以下の説明においては、本発明に係
るシート材自動搬送装置の一実施形態の説明により、本
発明に係る画像形成装置の一実施形態の説明も兼ねるこ
ととする。
【0041】図22において、本発明に係るシート材自
動搬送装置の一実施形態としてのADF2は、上方にシ
ート材載置台としての原稿トレイ(シート載置台)4を
有し、その下方には駆動ローラ36及び他方のターンロ
ーラ37に巻かれた幅広ベルト7が配置されている。
【0042】原稿トレイ(シート載置台)4のシート材
としての原稿Pは、順次その最上紙から分離され、複写
機本体1の読み取り位置であるプラテンガラス(プラテ
ン)3に搬送される。
【0043】給紙手段としての給紙ローラ5により給送
された原稿Pは、分離手段としての分離ベルト6及び分
離搬送ローラ8により1枚ずつ分離された後、プラテン
ガラス3へ搬送される。
【0044】幅広ベルト7は、プラテンガラス3上に当
接していて、上記シート載置台4から搬送された原稿P
を、プラテンガラス3上の所定位置に載置したり、プラ
テンガラス3上の原稿Pを排紙トレイ10上に搬出す
る。尚、原稿Pは上から順に1ページ(2ページ)、3
ページ(4ページ)‥の順番でシート載置台4に載置さ
れる。
【0045】複写機本体1は画像入力部200(以下リ
ーダ部ともいう。)と画像出力部300(以下プリンタ
部ともいう。)により構成されている。
【0046】リーダ部としての画像入力部200は、原
稿Pに記録された画像情報を光学的に読み取り、光電変
換して画像データとして入力するものであり、プラテン
ガラス3、ランプ202、ミラー203とを有するスキ
ャナーユニット204、レンズ207、イメージセンサ
208等を有している。画像出力部300は周知の画像
形成手段である。
【0047】図23よりプリンタ部としての画像出力部
300について説明をする。図23に、本発明に係るシ
ート材自動搬送装置の一実施形態を備える画像形成装置
としての複写機の断面図を示す。
【0048】800は上段カセットで、カセット内のシ
ートは分離爪と給送ローラ801の作用によって1枚ず
つ分離給送されてレジストローラ806に導かれる。
【0049】802は下段カセットで、カセット内のシ
ートは分離爪と給送ローラ803の作用によって1枚ず
つ分離給送されてレジストローラ806に導かれる。
【0050】804は手差しガイドで、1枚ずつシート
材がローラ805を介してレジストローラ806に導か
れる。
【0051】808はシート積載装置(デッキタイプ)
で、モータ等により昇降する中板808aを備え、中板
808a上のシートは、給送ローラ809と分離爪の作
用により1枚ずつ分離給送されて搬送ローラ810に導
かれる。
【0052】812は感光ドラム、814は現像器、8
15は転写帯電器、816は分離帯電器でありこれらは
画像形成部を構成する。
【0053】817は画像形成されたシート材を搬送す
る搬送ベルト、818は定着装置、819は搬送ロー
ラ、820はダイバータである。
【0054】画像形成されたシート材はダイバータ82
0によって排出ローラ821に導かれ、本体排出ローラ
302によりシート処理装置1S内に導かれる。
【0055】プラテンガラス3上に配置された1枚の原
稿Pに対して、設定されたコピー枚数に応じて、感光ド
ラム812上に像が形成され、コピー枚数分のシート材
が上段カセット800、下段カセット802及びシート
積載装置808のいずれかから、画像が感光ドラム81
2に形成される毎に給送される。
【0056】感光ドラム812上の像とシート材の位置
合わせは、レジストローラ806によって行われる。
【0057】必要枚数のコピーが形成されると、その原
稿Pはプラテンガラス3上から排出され次の原稿Pがプ
ラテンガラス3上に位置決めされる。以下、同様であ
る。
【0058】図23において、900は中間トレイであ
って、シート材の両面に像を形成する場合、あるいはシ
ート材の片面に重ねて像を形成する(多重)場合に、一
度、画像が形成されたシート材をストックする。
【0059】901は搬送ローラ、902は搬送ベル
ト、903はダイバータ、904は搬送ベルト、905
は搬送ローラである。
【0060】両面コピーの場合にはパス906を通って
中間トレイ900にシート材を導く。シート材は画像面
が上を向いている。多重コピーの場合はパス907を通
って中間トレイ900にシート材を導く。シート材は画
像面が下を向いている。
【0061】中間トレイ900に積載されたシート材
は、補助ローラ909及び910、正逆転分離ローラ対
911の作用によって下方から1枚ずつ分離されて再給
送される。再給送されたシート材は搬送ローラ913、
914及び915、ローラ810、レジストローラ80
6を介して画像形成部へ導かれる。
【0062】画像形成後は、前述と同様に排出される。
プラテンガラス3上に配置された1枚の原稿に対して設
定されたコピー枚数に応じて、先ず片面のコピーがなさ
れ、それらは中間トレイ900に積載される。
【0063】その後、プラテンガラス3上の原稿の表裏
を反転させて再びプラテンガラス3上に導き、この像を
コピー枚数分だけ読み取る。
【0064】読み取られた像は読み取り毎に中間トレイ
900から再給送されるシート材に形成される。
【0065】一方、原稿をシート材自動搬送装置によっ
て1循する毎にコピーを1組だけ作成する方法もある。
この方法によれば、複数部のコピーを作成する場合で
も、ページ順の揃ったコピー群が順に得られるので、ソ
ーターが無くても必要な部数のコピーが区分けして得ら
れる。
【0066】この方法で両面コピーをするときは、1枚
の原稿の両面を続けて読み取ってシート材の表裏に続け
てコピーして排出し、その後、次の原稿の両面について
も同様にして、このことを何度も繰り返せば、区分けさ
れた両面コピー群が得られる。
【0067】複写機本体1から排出される画像形成済み
のシート材は、本体排出ローラ302によりシート処理
装置(フィニッシャともいう。)1Sに排出される。
【0068】図23に示されるように、複写機本体1か
ら搬入されたシート材はノンソートモードの場合には、
バッファローラ50、フラッパ、ノンソートモードパス
21を介し、排出ローラによりサンプルトレイ201に
排出される。
【0069】また、ノンソートモード時には、バッファ
ローラ50、フラッパ、ノンソートモードパス22'を
介し、排出ローラにより中間トレイとしての処理トレイ
130上に一時的に積載される。
【0070】処理トレイ130上のシート材束は、不図
示の整合部材によりシート搬送方向と交差する方向の両
側部が整合され、また、必要に応じて、シート材後端が
ステイプラ100により綴じ処理された後に、束排出ロ
ーラ180a及び180bによりスタックトレイ200
S上に排出される。
【0071】なお、本発明は画像入力部200と、シー
ト材自動搬送装置が一体化された読み取り装置としても
適用可能である。又、複写機本体1としては、シート材
自動搬送装置及びシート処理装置を備えることも可能で
ある。
【0072】次に、本発明に係るシート材自動搬送装置
の一実施形態の詳細について図面を参照して説明する。
図1は本発明の特徴を最も良く表す図であり、本発明に
係るシート材自動搬送装置の一実施形態の動作のフロー
チャートである。
【0073】図1において、シート載置台4上にシート
材がセットされたか否かを、図23に示されるセットセ
ンサ40で検出し、複写機本体1の走査部にあるコピー
キーを押下することで動作開始となる(main1)。
【0074】この時、複写機本体1から送信されてきた
複写モードを判別し(main2)、通常モードの片面
であれば分離速度Aで分離が開始され(main3)、
動作を終了させる。
【0075】そうでなければ、通常モードの両面(ma
in4)に進み、通常モードの両面であれば先程と同
様、分離速度Aで分離が開始され(main3)動作を
終了させる。
【0076】そうでなければ、混載モード(main
5)に進み、混載モードであれば分離速度Bで分離が開
始され(main6)、動作を終了させる。
【0077】具体的には分離速度Aを320mm/se
c、分離速度Bを160mm/secに設定している
が、分離速度を低速に設定すればするほど、斜行防止の
効果は絶大である。
【0078】ここで、分離速度を低速に設定することに
よる効果を簡単に説明する。まず、搬送中のシートが給
紙手段より搬送力Faを受け、速度Vaで搬送されてい
て、ここに外乱(ガイドヘの衝突等)による阻止力Fb
が作用し、速度がVbに変化したと仮定する。この時、
Fbは下式で表される。 Fb=ma=m((Vb−Va)/△t)
【0079】ここで、mはシート材の質量、aは外乱が
作用した時のシート材の加速度、△tはシート材の速度
がVaからVbになるのに要した時間とする。
【0080】したがって、上式より、初期の搬送速度V
aが小さければ小さいほど、外乱による阻止力Fbは小
さくなることは明らかであり、搬送力Faと阻止力Fb
によるスキューモーメントも阻止力Fbが小さいほど小
さくなることは明らかである。
【0081】(片面原稿モード)次に、図2及び図23
等に基づいて片面原稿モードについて説明する。図2
に、本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形態の
動作のフローチャートを示す。
【0082】給紙ローラ5をシート載置台4に載置され
た紙面上に移動すべく、後述のピックアップDOWN処
理を行い(draftmd1)、その後、最上部の原稿
を1枚だけ分離すべく、後述の分離処理(draftm
d2)及び給紙処理(draftmd3)を行う。
【0083】さらに、原稿画像の読み取りを、複写機本
体1の光学系を移動しながら行う光学系移動原稿読み取
り処理を行って(draftmd4)、その後、図16
に示される分離センサ30により原稿の後端が検知され
るのを待ち(draftmd5)、原稿のセットを検知
するセットセンサ40によって、原稿束の区切れを検知
し(draftmd6)、最終原稿でなければ、原稿を
排紙トレイ10上に排出すべく、後述する排紙処理を起
動しておいて(draftmd7)、(draftmd
2)に戻って処理を繰り返す。ここで、図16に、本発
明に係るシート材自動搬送装置の一実施形態が備える駆
動系の断面図を示す。
【0084】また、(draftmd6)において、最
終原稿であつた場合は、排紙処理を行って(draft
md8)、その後、後述のピックアップUP処理を行っ
て給紙ローラ5を上限位置に戻して(draftmd
9)、一連の処理を終了する。
【0085】(両面原稿モード)次に、図3及び図23
等に基づいて両面原稿モードについて説明する。図3
に、本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形態の
動作のフローチャートを示す。
【0086】給紙ローラ5をシート載置台4に載置され
た紙面上に移動すべく、後述のピックアップDOWN処
理を行い(doublemd1)、その後、最上部の原
稿を1枚だけ分離すべく、後述の分離処理(doubl
emd2)を行う。
【0087】さらに、分離された原稿を表裏反転して、
原稿第2面がプラテンガラス3と接し、且つプラテンガ
ラス3上の左端部に載置すべく、後述のプリ反転処理
(doublemd3)を行う。
【0088】その後、原稿画像の読み取りを複写機本体
1の光学系を移動しながら行う光学系移動原稿読み取り
処理を行って(doublemd4)、完了したなら
ば、再度表裏反転をすべく、反転処理を行い(doub
lemd5)、光学系移動原稿読み取り処理を行って
(doublemd6)、第1面の原稿画像読み取りも
完了する。
【0089】上述の読み取り処理を行っている間、原稿
セットを検知するセットセンサ40によって原稿束の区
切れを検知して(doublemd7)、最終原稿でな
ければ、原稿を排紙トレイ10に排出すべく、後述する
排紙処理を起動しておいて(doublemd8)、
(doublemd2)に戻って処理を繰り返す。
【0090】また、(doublemd7)において、
最終原稿であった場合は、排紙処理を行って(doub
lemd9)、その後、後述のピックアップUP処理を
行って、給紙ローラ5を上限位置に戻して(doubl
emd10)、一連の処理を終了する。
【0091】(手差しモード)次に、図4及び図23等
に基づいて手差しモードについて説明する。図4に、本
発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形態の動作の
フローチャートを示す。
【0092】手差しガイド804にセットされた原稿
を、複写機本体1のプラテンガラス3上に搬送すべく手
差し給紙処理を行う(manualmd1)。
【0093】その後、原稿画像の読み取りを複写機本体
1の光学系を移動しながら行う光学系移動原稿読み取り
処理を行って(manualmd2)、完了したなら
ば、原稿を排紙トレイ10に排出すべく排紙処理を起動
し(manualmd3)、その後、手差しレジセンサ
により原稿の後端が検知されるのを待ち(manual
md4)、手差し原稿セット検知センサによって、次原
稿の有無を検知して、次原稿が有る場合は、(manu
almd5)に戻って処理を繰り返す。また、次原稿が
無い場合は、手差し排紙処理を行って一連の処理を終了
する。
【0094】(ピックアップDOWN処理)次に、図
5、図15、図16及び図23等に基づいてピックアッ
プDOWN処理について説明する。図5に、本発明に係
るシート材自動搬送装置の一実施形態の動作のフローチ
ャートを示す。
【0095】給紙ローラ5を、給紙ローラホームセンサ
45がオンしている図15の位置から、シート材載置台
4に載置された原稿Pの束上に下降させるべく、揺動モ
ータ103を駆動して(pickupdwn1)、昇降
アーム、揺動アーム53を下降させる。
【0096】給紙ローラホームセンサ45がオフするこ
とで、給紙ローラ5が下降したのを確認した(pick
updwn2)後、第1揺動位置センサ46と第2揺動
位置センサ47(図17参照)のオンにより、給紙ロー
ラ5が紙面上に落下したことを検知すると(picku
pdwn3)、揺動モータ103の駆動を止める(pi
ckupdwn4)。
【0097】(ピックアップup処理)次に、図6、図
15、図16及び図23等に基づいてピックアップup
処理について説明する。図6に、本発明に係るシート材
自動搬送装置の一実施形態の動作のフローチャートを示
す。
【0098】給紙ローラ5を、図15の点線の位置まで
上昇させるべく、揺動モータ103を駆動する(pic
kupup1)。給紙ローラホームセンサ45のオンに
より、上限位置まで達したことを検知すると(pick
upup2)、揺動モータ103の駆動を止める(pi
ckupup3)。この時の揺動モータ103の回転方
向は、ピックアップDOWN処理時と逆方向である。
【0099】(分離処理)次に、図7、図15、図1
6、図18及び図23等に基づいて分離処理について説
明する。図7に、本発明に係るシート材自動搬送装置の
一実施形態の動作のフローチャートを示し、図18に、
本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形態の搬送
パスの概略図を示す。図18において、(イ)〜(リ)
はシートパスである。
【0100】図16に示される分離モータ100Mをオ
ンし(sepa1)、原稿Pの束上に落下している給紙
ローラ5、分離ベルト6、分離搬送ローラ8、第1給送
ローラ16をそれぞれ回転させることで、原稿Pの束の
最上部の原稿Pを1枚のみ分離し、図18に示されるシ
ートパス(イ)内を搬送される。
【0101】その後、分離センサ30がオンすることで
原稿先端を検知したら(sepa2)、予め決められた
所定時間範囲内に分離処理が終了する様、第2給送ロー
ラ9に原稿先端を突き当てて、ループ形成されるまでの
残りの搬送距離と、分離センサ30がオンするまでの経
過時間から、分離モータ100Mの速度制御を行う(s
epa3)。
【0102】その後、給紙センサ35がオンすることで
原稿先端を検知したら(sepa4)、分離クロックか
ら入力するクロック信号によってカウントする分離ルー
プカウンタをスタートし(sepa5)、この設定カウ
ント終了後(sepa6)、分離モータ100Mをオフ
することで(sepa7)、原稿は第2給送ローラ9の
ニップ部に先端を突き当てられ、所定長のループが形成
された状態で停止する。
【0103】これにより、分離時に斜行が発生した場合
でもこれを矯正する作用をなす。
【0104】(給紙処理)次に、図8、図16、図18
及び図23等に基づいて給紙処理について説明する。図
8に、本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形態
の動作のフローチャートを示す。
【0105】反転給紙フラッパ22は、図16の実線に
示すように、通常、パス切り替えソレノイド107がオ
フの状態では、図18に示されるシートパス(チ)に原
稿搬送されるよう付勢されていることから、パス切り替
えソレノイド107をオンして反転給紙フラッパ22を
切り換える(ent1)。
【0106】更に、第2給送ローラ9に先端を突き当て
られ、第1給送ローラ16にニップされた状態にある原
稿を、図18に示されるシートパス(ハ)、(ニ)に搬
送させるべく、分離モータ100M、搬送モータ101
をオンして(ent2)、第1給送ローラ16、第2給
送ローラ9を駆動する。ベルトモータ102は、後述の
初期原稿残り検知シーケンスにより駆動されたままの
状態であり、幅広ベルト7は図16に示す矢印B方向に
回転している。
【0107】それと同時に、反転クロックから入力する
クロック信号によってカウントするサイズチェックカウ
ンタをスタートさせる(ent3)。そして、レジスト
センサ39で原稿先端を検知することで、原稿がシート
パス(ハ)に搬送されたことを確認する(ent4)。
【0108】その後、分離センサ30を原稿後端が通過
したことを検知すると(ent5)、分離クロックから
入力するクロック信号によってカウントする分離オフカ
ウンタをスタートさせる(ent6)。
【0109】そして、第1給送ローラ16から、分離セ
ンサ30までの距離分だけのカウントが完了すると(e
nt7)、原稿は第1給送ローラ16から後端が抜けて
いることから、分離モータ100Mをオフして、第1給
送ローラ16の駆動を止める(ent8)。
【0110】その後、給紙センサ35を、原稿後端が通
過したことを検知すると(ent9)、サイズチェック
カウンタをストップし(ent10)、そのデータに基
づいて図示しないサイズチェック処理(ent11)を
行う。
【0111】また、これと同時に、原稿をプラテンガラ
ス3上の所定位置に停止するべく、ベルト励磁クロック
によってカウントされるレジストカウンタをスタートさ
せる(ent12)。
【0112】その後、図19に示されるように、給紙セ
ンサ35から、第2給送ローラ9までの距離L4分だけ
カウントした時点で(ent13)、搬送モータ101
をオフし(ent14)、スタートしたレジストカウン
タが終了した時点で(ent15)、ベルトモータ10
2をオフする(ent16)。そして、パス切り替えソ
レノイド107をオフする(ent17)。ここで、図
19に、本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形
態の原稿と読み取り位置との関係の概略図を示す。
【0113】(プリ反転処理)次に、図9、図16及び
図23等に基づいてプリ反転処理について説明する。図
9に、本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形態
の動作のフローチャートを示す。
【0114】反転給紙フラッパ22は図16の実線に示
すように、パス切り替えソレノイド107がオフの状態
でシートパス(チ)に原稿搬送されるよう付勢されてい
ることから、第2給送ローラ9に先端を突き当てられ、
第1給送ローラ16にニップされた状態にある原稿を、
シートパス(チ)に搬送させるべく、分離モータ100
M、搬送モータ101をオンして(pretrn1)、
図23に示される第1給送ローラ16、第2給送ローラ
9、第1反転ローラ17、第2反転ローラ18を駆動す
る。
【0115】それと同時に、反転クロックから入力する
クロック信号によってカウントするサイズチェックカウ
ンタをスタートさせる(pretrn2)。そして、レ
ジストセンサ39で原稿先端を検知することで原稿がシ
ートパス(チ)に搬送されたことを確認する(pret
rn3)。
【0116】その後、分離センサ30を原稿後端が通過
したことを検知すると(pretrn4)、分離クロッ
クから入力するクロック信号によってカウントする分離
オフカウンタをスタートさせる(pretrn5)。
【0117】そして、第1給送ローラ16から分離セン
サ30までの距離分だけのカウントが完了すると(pr
etrn6)、原稿は第1給送ローラ16から後端が抜
けていることから、分離モータ100Mをオフして第1
給送ローラ16の駆動を止める(pretrn7)。
【0118】その後、給紙センサ35が原稿後端が通過
したことを検知すると(pretrn8)、サイズチェ
ックカウンタをストップし(pretrn9)、そのデ
ータに基づいてサイズチェック処理(pretrn1
0)を行う。
【0119】そして、レジストセンサ39を原稿後端が
通過したことを検知すると(pretrn11)、原稿
後端がシートパス(チ)を抜けた所定位置に停止するべ
く反転励磁クロックによってカウントされるプリ反転カ
ウンタをスタートさせる(pretrn12)。
【0120】この時、反転フラッパ23は図16の実線
に示すようシートパス(リ)に原稿搬送されるように付
勢されている。
【0121】スタートしたプリ反転カウンタが終了した
時点で(pretrn13)、搬送モータ101をオフ
する(pretrn14)。
【0122】所定時間モータをオフした後、搬送モータ
101を逆転し、ベルトモータ102をオンして(pr
etrn15)、シートパス(ホ)に原稿を搬送し、反
転センサ33を原稿先端が通過したことを検知すること
で(pretrn16)、シートパス(ホ)に搬送され
たことを確認する。
【0123】更に、反転センサ33を原稿後端が通過し
たことを検知すると(pretrn17)、搬送モータ
101をオフすると(pretrn18)同時に、原稿
をプラテンガラス3上の所定位置に停止すべくベルト励
磁クロックによってカウントされるプリ給紙カウンタを
スタートさせる(pretrn19)。
【0124】上記スタートしたプリ給紙カウンタが終了
した時点で(pretrn20)、ベルトモータ102
をオフする(pretrn21)。
【0125】(反転処理)次に、図10、図16及び図
23等に基づいて反転処理について説明する。図10
に、本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形態の
動作のフローチャートを示す。
【0126】反転フラッパ23は、図16の実線に示す
ように、反転フラッパソレノイド108がオフの状態で
は、シートパス(リ)に原稿搬送されるよう付勢されて
いることから、反転フラッパソレノイド108をオンし
て反転フラッパ23を図16の実線位置に示す位置に切
り換えておく。
【0127】更に、反転給紙フラッパ22と給紙フラッ
パ25とをそれぞれ切り換えるようパス切り換えフラッ
パソレノイド107をオンする(trn1)。
【0128】プラテンガラス3上の原稿をシートパス
(ホ)に搬送させるべく、ベルトモータ102、搬送モ
ータ101をオンして(trn2)、幅広ベルト7、第
2給送ローラ9、第1反転ローラ17、第2反転ローラ
18を駆動する。
【0129】反転センサ33を原稿先端が通過したこと
を検知すると(trn3)、原稿先端がシートパス
(へ)、(ト)内の所定位置に達したところでベルトモ
ータ102を停止/逆転するべくベルト励磁クロックに
よってカウントされる反転カウンタをスタートさせる
(trn4)。このスタートした反転カウンタが終了し
た時点(trn5)で、ベルトモータ102をオフし
(trn6)、所定時間モータをオフした後、ベルトモ
ータ102を逆転する(trn7)。
【0130】この間、搬送モータ101はオンしている
ことから原稿がニップされている第1反転ローラ17、
第2反転ローラ18、第2給送ローラ9は駆動されてい
るので、シートパス(へ)、(ト)を搬送されている。
【0131】そして、給紙センサ35を原稿先端が通過
したことを検知することで(trn8)、シートパス
(ト)を搬送されていることを確認し、レジストセンサ
39を原稿後端が通過したところで(trn9)、搬送
モータ101をオフする(trn10)。
【0132】それと同時に、原稿をプラテンガラス3上
の所定位置に停止すべくベルト励磁クロックによってカ
ウントされる反転給紙カウンタをスタートさせる(tr
n11)。
【0133】上記スタートした反転給紙カウンタが終了
した時点で(trn12)、ベルトモータ102をオフ
し(trn13)、反転フラッパソレノイド108をオ
フして反転フラッパ23を図16の実線に示す位置へ、
またパス切り換えソレノイド107をオフして反転給紙
フラッパ22及び給紙フラッパ25を図16の実線に示
す位置へ戻す(trn14)。
【0134】(trn7)では、原稿が第1反転ローラ
17と幅広ベルト7で原稿を逆方向に引っ張り合うが、
第1反転ローラ17のニップ力の方が強い為に原稿は反
転ローラ17に追従して搬送される。
【0135】但し、送り方向に長い原稿の場合、幅広ベ
ルト7内部の押圧コロとプラテンとのニップ力の影響を
大きく受ける為、第1反転ローラ17に追従しなくな
る。
【0136】これから、ベルトモータ102を停止し
て、逆転するタイミングすなわち反転カウンタの値は、
原稿の送り方向長さにより異なるよう制御を行う。
【0137】(排紙処理)次に、図11、図16及び図
23等に基づいて排紙処理について説明する。図11
に、本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形態の
動作のフローチャートを示す。
【0138】排紙フラッパソレノイド109がオフして
いる状態で、排紙フラッパ26は図16に示すように、
フラッパ先端部がプラテンガラス3より低い位置に付勢
されるために、プラテンガラス3上の原稿をシートパス
(ニ)、(ヌ)(図23参照)に搬送させるべく、ベル
トモータ102、排紙モータ104をオンして(ejc
t1)、幅広ベルト7、手差し給紙ローラ13、排紙ロ
ーラ12を駆動する。
【0139】手差しレジストセンサ34を原稿先端が通
過したことを検知することで(ejct2)、原稿がシ
ートパス(ヌ)を搬送されていることを確認し、手差し
レジストセンサ34を原稿後端が通過したところで(e
jct3)、ベルトモータ102をオフする(ejct
4)。
【0140】同時に、排紙クロックから入力するクロッ
ク信号によってカウントする排紙カウンタをスタートし
(ejct5)、この設定カウント終了後(ejct
6)排紙モータ104をオフすることで(ejct
7)、原稿はシートパス(ヌ)を通過し排紙ローラ12
を抜けて排紙トレイ10上に排出されている。
【0141】(手差し給紙処理)次に、図12、図16
及び図23等に基づいて手差し給紙処理について説明す
る。図12に、本発明に係るシート材自動搬送装置の一
実施形態の動作のフローチャートを示す。
【0142】排紙フラッパソレノイド109がオフして
いる状態で、排紙フラッパ26及び手差しシャッタ28
は図16の実線位置に示すように、排紙フラッパ先端部
がプラテンガラス3より低い位置に付勢されていて、手
差しフラッパは手差し給紙部にセットされた原稿の先端
が突き当てられた状態にある。
【0143】よって、排紙フラッパソレノイド109を
オンし、手差しシャッタ28、排紙フラッパ26を切り
換える(ment1)。
【0144】そして、排紙モータ104をオンし(me
nt2)、手差し給紙ローラ13を回転させることで原
稿がシートパス(ル)(図23参照)内を搬送される。
【0145】その後、手差しレジストセンサ34がオン
することで原稿先端を検知したら(ment3)、排紙
クロックから入力するクロック信号によってカウントさ
れる手差しループカウンタをスタートし(ment
4)、この設定カウント終了後(ment5)排紙モー
タ104をオフすることで(ment6)、原稿は手差
しレジストローラ11のニップ部に先端を突き当てら
れ、所定量のループが形成された状態で停止する。
【0146】これにより、手差し給紙ローラ13での搬
送中に斜行が発生した場合でもこれを矯正する作用をな
す。
【0147】その後、所定時間モータをオフした後、原
稿をシートパス(ル)、(ニ)に搬送すべく排紙モータ
104をオンし(ment7)、手差し給紙ローラ13
を駆動する。
【0148】ベルトモータ102は後述の初期原稿残り
検知シーケンスにより駆動されたままの状態であるた
め、手差しレジストローラ11、幅広ベルト7は、図1
6に示す矢印A方向に回転している。
【0149】それと同時に、ベルトクロックから入力す
るクロック信号によってカウントするサイズチェックカ
ウンタをスタートさせる(ment8)。更に、プラテ
ンガラス3上の所定位置に停止するべくベルト励磁クロ
ックによってカウントされるベルトレジストカウンタを
スタートさせる(ment9)。
【0150】そして、手差しレジストセンサ34がオフ
して原稿後端が通過したことを検知すると(ment1
0)、サイズチェックカウンタをストップし、そのデー
タに基づいてサイズチェック処理(ment11)を行
う。
【0151】またこれと同時に、原稿後端が手差し給紙
ローラ13を抜けていることから排紙モータ104をオ
フする(ment12)。
【0152】その後、スタートした手差しレジストカウ
ンタが終了した時点で(ment13)、ベルトモータ
102をオフする(ment14)。そして、排紙フラ
ッパソレノイド109をオフする。
【0153】(初期原稿残り検知シーケンス)次に、
図13、図16及び図23等に基づいて初期原稿残り検
知シーケンスについて説明する。図13に、本発明に
係るシート材自動搬送装置の一実施形態の動作のフロー
チャートを示す。
【0154】前述の分離処理がスタートし、分離モータ
をオンする前に(同時、若しくはオン後でもよい)本シ
ーケンス(初期原稿残り検知シーケンス)が行われ、
ベルトモータ102を幅広ベルト7が図16の矢印B方
向に回転するように駆動させた状態のまま、分離処理を
終了させ、前述の給紙処理に入る。
【0155】この時、初期原稿残りの有無によらず、ベ
ルトモータ102は駆動させたままでよく、初期原稿残
りがあった場合は、シート材自動搬送装置外へ(排紙ト
レイ10上に)排出する。
【0156】また、図14に示すシーケンスのように初
期原稿残り検知をセンサーによって行なってもよく、
センサーにより原稿が検知された場合には複写動作を
中止するようにしてもよい。検知されない場合はベルト
モータ102を幅広ベルト7が図16の矢印B方向に回
転するように駆動させた状態のまま前述の給紙処理に入
る。
【0157】(初期原稿残り検知シーケンス)次に、
図14、図16及び図23等に基づいて初期原稿残り検
知シーケンスについて説明する。図14に、本発明に
係るシート材自動搬送装置の一実施形態の動作のフロー
チャートを示す。
【0158】前述の手差し給紙処理がスタートし、排紙
フラッパソレノイドがオンする前に(同時、若しくはオ
ン後でもよい。また、排紙モータオン時、オン後でもよ
い。)本シーケンス(初期原稿残り検知シーケンス)
は行われ、ベルトモータ102を幅広ベルト7が矢印A
方向(図16)に回転するように駆動させ、回転させた
状態のまま前述の手差し給紙処理を続ける。
【0159】この場合、初期原稿残りの有無によらず、
ベルトモータ102は駆動させたままでよく、初期原稿
残り検知があった場合は、図示しない搬送パスを通り、
シート材自動搬送装置外へ排出する。
【0160】本実施形態では、複写機本体1の「混載モ
ード」が指定された場合のみ速度を低速にし斜行を抑え
ているが、その他のモード(片面モード、両面モード、
N>2であるN枚の原稿を1枚にまとめて出力するモー
ドである縮小レイアウトモード等)においても、速度を
小さくすれば斜行しずらくなる。
【0161】したがって、本実施形態では 通常モード(片面/両面)時→分離速度A 混載モード時 →分離速度B としたが、以下のように両面モード、縮小レイアウトモ
ード及び混載モード時の分離速度を設定して、それぞれ
の斜行を抑えても良い。
【0162】 通常モード(片面)時 →分離速度A 通常モード(両面)時 →分離速度B(<A) 縮小レイアウト時 →分離速度C(<A) 混載モード時 →分離速度D(<A) また、モードはここに挙げたものに限らない。
【0163】また、本実施形態では、片面モードのコピ
ー処理速度(生産性)を下げたくない為に、生産性に影
響の無い、片面モード以外のモードの分離速度を、片面
モードより小さく設定している。
【0164】また、本実施形態では、搬送速度としての
分離速度を低速に切り換えているが、搬送加速度として
の分離加速度を低速に切り換えてもよい。
【0165】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば片面モード時の搬送加速度、若しくは搬送速度よ
り混載モード時の搬送加速度、若しくは搬送速度を小さ
くするというように、モードによって搬送加速度、若し
くは搬送速度を切り換えることにより、例えば混載モー
ドによる搬送中のシート材に作用する阻止力を小さく抑
え、その阻止力により作用するスキューモーメントも抑
えて斜行を軽減することが可能なシート材自動搬送装置
及び画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形
態の動作のフローチャートである。
【図2】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形
態の動作のフローチャートである。
【図3】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形
態の動作のフローチャートである。
【図4】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形
態の動作のフローチャートである。
【図5】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形
態の動作のフローチャートである。
【図6】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形
態の動作のフローチャートである。
【図7】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形
態の動作のフローチャートである。
【図8】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形
態の動作のフローチャートである。
【図9】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施形
態の動作のフローチャートである。
【図10】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施
形態の動作のフローチャートである。
【図11】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施
形態の動作のフローチャートである。
【図12】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施
形態の動作のフローチャートである。
【図13】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施
形態の動作のフローチャートである。
【図14】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施
形態の動作のフローチャートである。
【図15】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施
形態が備える分離部の断面図である。
【図16】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施
形態が備える駆動系の断面図である。
【図17】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施
形態の分離部の平面図である。
【図18】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施
形態の搬送パスの概略図である。
【図19】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施
形態の原稿と読み取り位置との関係の概略図である。
【図20】本発明に係るシート材搬送装置における、セ
ンター基準搬送を行なう際のシート材自動搬送装置の平
面図の一例である。
【図21】本発明に係るシート材搬送装置における、片
側基準搬送を行なう際のシート材自動搬送装置の平面図
の一例である。
【図22】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施
形態を備える画像形成装置としての複写機の断面図であ
る。
【図23】本発明に係るシート材自動搬送装置の一実施
形態を備える画像形成装置としての複写機の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 複写機本体 1S シート処理装置 2 ADF 3 プラテンガラス 3' サイド規制部材 4 シート載置台 5 給紙ローラ 6 分離ベルト 7 幅広ベルト 8 分離搬送ローラ 9 第2給送ローラ 9' タイミングベルト 10 排紙トレイ 11 手差しレジストローラ 12 排紙ローラ 13 手差し給紙ローラ 16 第1給送ローラ 17 第1反転ローラ 18 第2反転ローラ 21,22' ノンソートモードパス 22 反転給紙フラッパ 23 反転フラッパ 25 給紙フラッパ 26 排紙フラッパ 28 手差しシャッタ 30 分離センサ 33 反転センサ 34 手差しレジストセンサ 35 給紙センサ 36 駆動ローラ 37 ターンローラ 39 レジストセンサ 40 セットセンサ 45 給紙ローラホームセンサ 46 第1揺動位置センサ 47 第2揺動位置センサ 50 バッファローラ 51c 揺動軸 53 揺動アーム 100 ステイプラ 100M 分離モータ 101 搬送モータ 102 ベルトモータ 103 揺動モータ 104 排紙モータ 107 パス切り換えソレノイド 108 反転フラッパソレノイド 109 排紙フラッパソレノイド 130 処理トレイ 180a,180b 束排出ローラ 200 画像入力部 200S スタックトレイ 201 サンプルトレイ 202 ランプ 203 ミラー 204 スキャナーユニット 207 レンズ 208 イメージセンサ 300 画像出力部 302 本体排出ローラ 800 上段カセット 801 給送ローラ 802 下段カセット 803 給送ローラ 804 手差しガイド 805 ローラ 806 レジストローラ 808 シート積載装置 808a 中板 809 給送ローラ 810 搬送ローラ 812 感光ドラム 814 現像器 815 転写帯電器 816 分離帯電器 817 搬送ベルト 818 定着装置 819 搬送ローラ 820 ダイバータ 821 排出ローラ 900 中間トレイ 901 搬送ローラ 902 搬送ベルト 903 ダイバータ 904 搬送ベルト 905 搬送ローラ 906,907 パス 909,910 補助ローラ 911 正逆転分離ローラ対 913,914,915 搬送ローラ C1 回転軸 F1,F2,F3 回転方向 P 原稿

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を載置するシート材載置台と、 前記シート材載置台の下流側に配置され、シート材を一
    枚ずつ分離する分離手段と、 前記分離手段の上流近傍に配置され、前記シート材載置
    台上のシート材を前記分離手段へ導く給紙手段と、を備
    えるシート材自動搬送装置において、 前記分離手段及び前記給紙手段の搬送加速度をモードに
    よって切り換えることを特徴とするシート材自動搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シート材載置台が、 前記シート材の搬送方向と交差方向側の側部に、前記シ
    ート材の一側部を規制する規制手段を備え、 前記シート材の前記一側部を前記規制手段に突き当てて
    搬送する片側基準搬送を行ない得るシート材自動搬送装
    置であって、 該片側基準搬送を行なう場合に、 前記分離手段及び前記給紙手段の搬送加速度をモードに
    よって切り換えることを特徴とする請求項1に記載のシ
    ート材自動搬送装置。
  3. 【請求項3】 サイズの異なる前記シート材を混載して
    搬送する混載モードの際に、 前記シート材の前記一側部を前記規制手段に突き当てて
    搬送する前記片側基準搬送が行われることを特徴とする
    請求項2に記載のシート材自動搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記切り換えが、 サイズの同じ前記シート材の片面の画像を読み取る片面
    モードの際の搬送加速度よりも、 サイズの異なる前記シート材を混載して搬送する混載モ
    ードの際の搬送加速度を小さくするように切り換えるこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の
    シート材自動搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記切り換えが、 サイズの同じ前記シート材の片面の画像を読み取る片面
    モードの際の搬送加速度よりも、 前記シート材の両面の画像を読み取る両面モードの際の
    搬送加速度を小さくするように切り換えることを特徴と
    する請求項1から4のいずれか1項に記載のシート材自
    動搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記切り換えが、 サイズの同じ前記シート材の片面の画像を読み取る片面
    モードの際の搬送加速度よりも、 前記シート材の画像を縮小して読み取る縮小レイアウト
    モードの際の搬送加速度を小さくするように切り換える
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載
    のシート材自動搬送装置。
  7. 【請求項7】 シート材を載置するシート材載置台と、 前記シート材載置台の下流側に配置され、シート材を一
    枚ずつ分離する分離手段と、 前記分離手段の上流近傍に配置され、前記シート材載置
    台上のシート材を前記分離手段へ導く給紙手段と、を備
    えるシート材自動搬送装置において、 前記分離手段及び前記給紙手段の搬送速度をモードによ
    って切り換えることを特徴とするシート材自動搬送装
    置。
  8. 【請求項8】 前記シート材載置台が、 前記シート材の搬送方向と交差方向側の側部に、前記シ
    ート材の一側部を規制する規制手段を備え、 前記シート材の前記一側部を前記規制手段に突き当てて
    搬送する片側基準搬送を行ない得るシート材自動搬送装
    置であって、 該片側基準搬送を行なう場合に、 前記分離手段及び前記給紙手段の搬送速度をモードによ
    って切り換えることを特徴とする請求項7に記載のシー
    ト材自動搬送装置。
  9. 【請求項9】 サイズの異なる前記シート材を混載して
    搬送する混載モードの際に、 前記シート材の前記一側部を前記規制手段に突き当てて
    搬送する前記片側基準搬送が行われることを特徴とする
    請求項8に記載のシート材自動搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記切り換えが、 サイズの同じ前記シート材の片面の画像を読み取る片面
    モードの際の搬送速度よりも、 サイズの異なる前記シート材を混載して搬送する混載モ
    ードの際の搬送速度を小さくするように切り換えること
    を特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載のシ
    ート材自動搬送装置。
  11. 【請求項11】 前記切り換えが、 サイズの同じ前記シート材の片面の画像を読み取る片面
    モードの際の搬送速度よりも、 前記シート材の両面の画像を読み取る両面モードの際の
    搬送速度を小さくするように切り換えることを特徴とす
    る請求項7から10のいずれか1項に記載のシート材自
    動搬送装置。
  12. 【請求項12】 前記切り換えが、 サイズの同じ前記シート材の片面の画像を読み取る片面
    モードの際の搬送速度よりも、 前記シート材の画像を縮小して読み取る縮小レイアウト
    モードの際の搬送速度を小さくするように切り換えるこ
    とを特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載
    のシート材自動搬送装置。
  13. 【請求項13】 上記請求項1から12のいずれか1項
    に記載のシート材自動搬送装置により搬送されたシート
    材の画像に基づき画像を形成する画像形成手段を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012182662A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Canon Electronics Inc 画像読取装置及びその制御方法、プログラム
CN115256668A (zh) * 2022-08-17 2022-11-01 井冈山北新建材有限公司 一种用于石膏板切断的超长板检测系统及自动放废方法

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