JPH05238085A - プリンタの紙送り制御方法 - Google Patents

プリンタの紙送り制御方法

Info

Publication number
JPH05238085A
JPH05238085A JP3891092A JP3891092A JPH05238085A JP H05238085 A JPH05238085 A JP H05238085A JP 3891092 A JP3891092 A JP 3891092A JP 3891092 A JP3891092 A JP 3891092A JP H05238085 A JPH05238085 A JP H05238085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stepping motor
paper feed
paper
printer
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3891092A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Nakamura
忠 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP3891092A priority Critical patent/JPH05238085A/ja
Publication of JPH05238085A publication Critical patent/JPH05238085A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙送りローラおよびステッピングモータ間の
歯車群の寸法のばらつきや偏心等に基づく紙送り量のば
らつきを押さえること。 【構成】 ステッピングモータ13を常にほぼ整数回転
の回転角度で駆動して改行することにより、紙送りロー
ラ10およびステッピングモータ13間の歯車群16の
寸法のばらつきや偏心等があった場合でも、歯車群16
の寸法のばらつきや偏心等の影響が出ない範囲内でステ
ッピングモータ13の回転を終了させて、精度のよい紙
送りを行なうようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタの紙送り制御方
法に係り、特に、高精度の紙送り制御を行うことを可能
とした紙送り制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は一般的なプリンタの一例としての
熱転写プリンタを示したもので、フレーム1のほぼ中央
部には平板状のプラテン2がその印字面がほぼ鉛直方向
に位置するように配設されており、前記フレーム1の前
記プラテン2の前側下方にはキャリッジシャフト3が前
記プラテン2と平行に配設されている。また、前記フレ
ーム1の前端縁にはフランジ状のガイド部4が形成され
ており、前記キャリッジシャフト3および前記ガイド部
4にはキャリッジ5が前記キャリッジシャフト3および
前記ガイド部4に沿って往復移動自在に取り付けられて
いる。
【0003】前記キャリッジ5の先端部には、前記プラ
テン2に対向するように印字ヘッド6が取り付けられて
おり、前記キャリッジ5の上面にはインクリボンを収納
しこのインクリボンを前記印字ヘッド6とプラテン2と
の間に案内するリボンカセット(図示せず)が装着され
るようになっている。
【0004】また、前記プラテン2の後方の前記フレー
ム1には、用紙(図示せず)をプラテン2の前方に送る
用紙挿入口7が形成されており、この用紙挿入口7の近
傍には回転することにより前記用紙を搬送する紙送りロ
ーラ8が配設されている。この紙送りローラ8の下方に
はこの紙送りローラ8に圧接される圧接ローラ9が回転
自在に配設されており、前記紙送りローラ8とこの圧接
ローラ9との間に用紙挿入口7から挿入される用紙を挾
持して搬送するようになっている。そして、この紙送り
ローラ8は、図示しないステッピングモータにより歯車
群を介して回転駆動されるものであり、この紙送りロー
ラ8の回転による用紙の送り量は前記ステッピングモー
タの回転量によって制御されるようになっている。
【0005】このような従来のプリンタにおいては、前
記用紙挿入口7から用紙を挿入し、この用紙を前記紙送
りローラ8と圧接ローラ9との間に挟み込んで、前記ス
テッピンクモータにより前記紙送りローラ8を回転駆動
させることにより、前記用紙をキャリッジ5の移動方向
と直交する方向に所定量搬送し改行動作を行なう。
【0006】ところで、この改行動作については、改行
に必要な紙送り量を計算し、前記紙送りローラ8とステ
ッピングモータ間の歯車群の機構上の関係から、このス
テッピンクモータの回転量を決定し、必要なステップ数
でステッピングモータを駆動するようにしている。
【0007】そして、前記キャリッジ5を移動させなが
ら前記印字ヘッド6を所望の印字信号に基いて駆動する
ことにより、前記用紙に所望の印字を行なうようになっ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のプリンタにおいては、前記紙送りローラ8とス
テッピングモータ間の歯車群を構成する各歯車の偏心等
に基づいて紙送り量にばらつきが生じ、特に、グラフィ
ック印字を行なう場合、この紙送り精度のばらつきによ
り印字品質の低下を招来していた。この紙送り精度のば
らつきを押さえるためには、偏心のない真円の歯車を用
いることが考えられるが、真円の歯車を製造するための
加工が難しくコストアップの原因となったり、量産に適
しない等の不具合があり、現実的ではない。
【0009】本発明は、これらの点に鑑みてなされたも
のであり、紙送りローラおよびステッピングモータ間の
歯車群の寸法のばらつきや偏心等に基づく紙送り量のば
らつきを押さえることのできるプリンタの紙送り制御方
法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明に係るプリンタの紙送り制御方法は、ステ
ッピングモータを駆動することにより歯車群を介して紙
送りローラを所定量回転させて用紙を改行するプリンタ
の紙送り制御方法において、前記ステッピングモータを
常にほぼ整数回転の回転角度で駆動して改行するように
したことを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明によれば、紙送りの制御をステッピング
モータを常にほぼ整数回転の回転角度で駆動して改行す
るようにしたことにより、紙送りローラおよびステッピ
ングモータ間の歯車群の寸法のばらつきや偏心等があっ
た場合でも、ステッピングモータの回転角度がほぼ整数
回転であるので、歯車群の寸法のばらつきや偏心等の影
響が出ない範囲内でステッピングモータの回転が終了す
ることになり、精度のよい紙送りを行なうことができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により説明
する。なお、前述した従来のものと同一の構成には同一
符号を付して説明する。
【0013】図1は本発明に係る紙送り制御方法を実施
するためのプリンタの実施例を示したもので、キャリッ
ジ5がキャリッジシャフト3に沿って往復動自在に取り
付けられており、このキャリッジ5の先端部には図示し
ないプラテンに対向するようにサーマルヘッド等の印字
ヘッド6が取り付けられている。また、前記キャリッジ
5の上面には、インクリボンを収納した図示しないイン
クリボンカセットが装着されるようになっている。
【0014】また、前記キャリッジ5の後方には図示し
ない用紙挿入口から挿入された用紙10をプラテンの前
方に送る紙送りローラ8が前記キャリッジシャフト3と
平行に配設されており、この紙送りローラ8の回転軸1
1の一端部には回転ギア12が同軸上に取り付けられて
いる。また、この回転ギア12には、前記紙送りローラ
8を回転駆動するためのステッピングモータ13のシャ
フト14に固着された駆動ギア15が歯車群16を介し
て接続されている。
【0015】そして、本実施例においては、前記ステッ
ピングモータのほぼ整数回転の駆動により所定量の紙送
り量が得られるように、前記駆動ギア15、前記歯車群
16および前記回転ギア12のギア比の設定がなされて
いる。
【0016】つぎに、本実施例の作用について説明す
る。
【0017】本実施例においては、用紙10を紙送りロ
ーラ8と接合する部分に挿入し、前記ステッピングモー
タ13を駆動することにより、前記駆動ギア15および
歯車群16を介して回転ギア12を回転駆動させ、これ
により前記紙送りローラ8を回転させて前記用紙10を
所定量ずつ搬送し改行を行なう。そして、前記キャリッ
ジ5を駆動しながら前記印字ヘッド6を所望の印字信号
に基いて駆動することにより、前記用紙10に所望の印
字を行なうことができる。
【0018】ここで、従来の紙送り制御方法(ステッピ
ングモータの回転角度が3回転+90゜)で改行を行な
った場合と、本発明の紙送り制御方法(ステッピングモ
ータ13の回転角度が3回転+30゜)で改行を行なっ
た場合とで、その紙送り精度を比較すると、従来の紙送
り制御方法においては、標準の改行ピッチが12.7m
mに対して1改行当たりのばらつきが±0.08mmで
あったのに対し、本発明の紙送り制御方法においては、
1改行当たりのばらつきが±0.01mmと大幅な改善
がなされた。
【0019】また、本発明の紙送り制御方法として、ス
テッピングモータ13の回転角度を整数回転(3回転な
いし5回転)として改行を行なった場合は、そのばらつ
きが±0.005mmとなり、ほとんどばらつきを生じ
なかった。
【0020】さらにまた、ステッピングモータ13の回
転角度を3回転−45゜として改行を行なった場合、標
準の改行ピッチ12.7mmに対して1改行当たりのば
らつきは±0.015mmとなり、実用上ほとんど問題
を生じない精度であった。
【0021】このように本実施例によれば、ステッピン
グモータ13の回転角度をほぼ整数回転として改行を行
なうので、改行のばらつきの生じない精度のよい紙送り
を行なうことができる。
【0022】なお、本実施例においては、ステッピング
モータの回転角度を、3回転+30゜、3回転ないし5
回転ならびに3回転−45゜についてそれぞれ説明した
が、本発明におけるステッピングモータの回転角度はこ
れらの角度に限定されるものではなく、整数回転±50
゜程度であってもよい。
【0023】また、本実施例においては、ステッピング
モータ13と紙送りローラ8とを歯車群により連結した
機構について説明したが、タイミングベルト等の他の伝
達手段を用いて、伝達比を適性に調整するようにした機
構に適用してもよい。
【0024】
【効果】以上説明したように本発明に係るプリンタの紙
送り制御方法は、ステッピングモータを常にほぼ整数回
転の回転角度で駆動して改行するようにしたことによ
り、紙送りローラと伝達機構の一例としてのステッピン
グモータ間の歯車群の寸法のばらつきや偏心等があった
場合でも、ステッピングモータの回転角度がほぼ整数回
転であるので、歯車群の寸法のばらつきや偏心等の影響
が出ない範囲内でステッピングモータの回転が終了する
ことになる。したがって、精度のよい紙送りが行なえ、
その結果、グラフック印字の場合でも高品質の印字が得
られるという顕著な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙送り制御方法を実施するための
プリンタの実施例を示す要部の斜視図
【図2】従来のプリンタの概略構成を示す斜視図
【符号の説明】
3 キャリッジシャフト 5 キャリッジ 6 印字ヘッド 8 紙送りローラ 10 用紙 11 回転軸 12 回転ギア 13 ステッピングモータ 15 駆動ギア 16 歯車群

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータを駆動することによ
    り伝達機構を介して紙送りローラを所定量回転させて用
    紙を改行するプリンタの紙送り制御方法において、前記
    ステッピングモータを常にほぼ整数回転の回転角度で駆
    動して改行するようにしたことを特徴とするプリンタの
    紙送り制御方法。
JP3891092A 1992-02-26 1992-02-26 プリンタの紙送り制御方法 Pending JPH05238085A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3891092A JPH05238085A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 プリンタの紙送り制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3891092A JPH05238085A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 プリンタの紙送り制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05238085A true JPH05238085A (ja) 1993-09-17

Family

ID=12538358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3891092A Pending JPH05238085A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 プリンタの紙送り制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05238085A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1201445B1 (en) Recording apparatus
JPH01196374A (ja) 記録装置
JP2742433B2 (ja) 記録装置の紙送り制御方法
JPS585786B2 (ja) 印字ヘッド組立体の位置調整機構
JPH05238085A (ja) プリンタの紙送り制御方法
JP3686721B2 (ja) プリンタの紙送り装置およびその紙送り制御方法
JP2707228B2 (ja) プリンタの紙送りロール駆動装置
JP3287516B2 (ja) プリンタの紙送り装置
JP3439534B2 (ja) プリンタの紙送り装置
JPS59397B2 (ja) 印字ヘツド組立体の位置調整機構
JP3728678B2 (ja) プリンタにおける用紙搬送方法
JP3046722B2 (ja) プリンタの紙送り装置
JPH02151470A (ja) プリンタの紙送り制御方法
JPS63256473A (ja) ヘツドギヤツプの設定方法
US5244289A (en) Printer having device for adjusting print hammer stroke
JP3632740B2 (ja) 記録装置におけるプラテンギャップ調整装置及び記録装置
JP3049756B2 (ja) プリンタの紙送り装置
JPH0367039B2 (ja)
JPH0592638A (ja) プリンタの印字ヘツドギヤツプ調整装置
JPH038447Y2 (ja)
JPH0577516A (ja) シリアルプリンタ
JPH0442277Y2 (ja)
JPS59159377A (ja) 印字装置
JPS63209853A (ja) 熱記録装置
JPH04270673A (ja) シリアルプリンタ