JPH05236223A - 変調装置 - Google Patents

変調装置

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JPH05236223A
JPH05236223A JP4037904A JP3790492A JPH05236223A JP H05236223 A JPH05236223 A JP H05236223A JP 4037904 A JP4037904 A JP 4037904A JP 3790492 A JP3790492 A JP 3790492A JP H05236223 A JPH05236223 A JP H05236223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
clock signal
circuit
modulation
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP4037904A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Imai
浩司 今井
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パルス幅変調特有な縦縞が目につかない画像
の作像が可能な変調装置を提供することを目的とする。 【構成】 画像信号を2値変調信号に変換し、前記2値
変調信号により変調されたビームにより画像を形成する
変調装置であって、コンパレータ197は、クロック信
号kに同期して形成された三角波pとアナログ信号nと
の加算信号qを基準電圧源199と比較してビーム変調
信号rを形成する。1/2分周器3はBD信号jの入力
ごとにクロック信号kの初期状態を反転する。結果クロ
ック信号kに同期して形成された変調信号rは1ライン
おきに1/2画素遅延されて出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号を2値変調信号
に変換し、走査されるビームを変調する変調装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビームプリンタなどに用い
られる、画像信号を2値化する変調装置では、2値化さ
れた変調信号を形成する際、中間調の階調性を有する画
像を得るために次の方法を用いている。図11は、従来
のレーザプリンタにおける変調装置の概略構成図であ
る。まずラッチ193を通過した入力のデジタル画像信
号bを一旦アナログ信号dに変換し、このアナログ信号
dとレーザビームの走査に同期した三角波cとを加算
し、その加算信号eと基準レベルfとを比較してパルス
幅変調を行い、2値化信号を発生させるのである。
【0003】この様子を図12のタイミングチャートに
示す。このように出力される変調信号のパルス幅は画像
信号により変調される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ような従来の変調装置では、図13に示す作像例のよう
にパルス幅変調特有な縦縞が形成され、不自然な印象を
与えてしまう欠点があった。図中ハッチングされた部位
は現像材により顕像化された領域である。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、パルス幅変調特有
な縦縞が目につかない画像の作像が可能な変調装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の変調装置は、走査されるビームの位置を検出
する検出手段と、その検出手段の検出信号に同期した画
素周波数の2倍のクロック信号を形成する倍クロック信
号発生手段と、前記2倍のクロック信号を1/2分周
し、画素クロック信号を形成する分周器と、前記画素ク
ロック信号に同期して画像信号からパルス幅変調された
2値変調信号を形成する変調手段とを備え、前記分周器
は1回あるいは複数回のビーム検出信号入力毎に、形成
する画素クロック信号の初期状態を反転することを特徴
としている。
【0007】
【作用】検出手段は走査されるビームが周期的に入光す
タイミングでビームディテクタ信号(以下BD信号)を
発生する。倍クロック信号発生手段は十分高速な原クロ
ックを分周することにより倍クロック信号を発生してお
り、BD信号が入力されると分周回路をリセットし、B
D信号に同期した倍クロック信号を発生する。分周器
は、倍クロック信号を1/2分周して画素クロック信号
を形成し、1回あるいは復数回のBD信号が入力される
毎に形成する画素クロック信号の初期状態を反転する。
すなわち、1ラインあるいは復数ラインおきに画素クロ
ック信号は反転して形成される。変調手段は、画素クロ
ック信号に同期して画像信号からパルス幅変調された2
値変調信号を形成する。
【0008】以上より1ラインあるいは復数ラインおき
に1/2画素だけライン方向へシフトした画像が作像さ
れ、パルス幅変調特有の縦縞がなくなり、見かけの解像
度を上げることが可能である。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化して露光装置に適用し
た一実施例を図面を参照して説明する。
【0010】図2で示すのは本発明を画像形成のための
露光装置に適用した概略の構成である。
【0011】この露光装置は、半導体レーザ101とド
ライブ回路102とコリメータレンズ104と走査装置
105と、f−θレンズ106と感光ドラム107とビ
ーム検出回路108と変調回路1とから構成されてい
る。
【0012】半導体レーザ101は、しきい値電流を超
える駆動電流によりレーザ光を発生するものである。
【0013】ドライブ回路102は図3に示すようにト
ランジスタ121と抵抗122とスイッチ回路123と
からなるものであり、変調回路1が出力する変調信号に
従い半導体レーザ101をオン/オフして電流駆動する
ものである。例えば変調信号が1ならば半導体レーザ1
01を電流駆動(オン)し、変調信号が0ならば半導体
レーザ101に電流を流さない(オフ)。
【0014】コリメータレンズ104は半導体レーザ1
01が発生するレーザ光を平行なレーザビームにするも
のである。
【0015】走査装置105は回転多面鏡151とモー
タ152とから構成されるもので、コリメータレンズ1
04からのレーザビームを走査偏向するものである。
【0016】f−θレンズ106は走査装置105によ
り走査偏向されるレーザビームが感光ドラム107の表
面で等速走査するように走査速度を補正するものであ
る。
【0017】感光ドラム107は図示および説明を省略
する回転駆動装置により所定の等速度で回転しており、
表面には感光材が塗布されたものである。
【0018】ビーム検出回路108は請求の範囲におけ
る検出手段を構成し、図4に図示するようにフォトダイ
オード181と増幅回路182と比較回路183とから
構成されるもので、レーザビームが照射されるとビーム
ディテクタ信号(以下BD信号)jを出力してレーザビ
ームの走査のタイミング、すなわちレーザビームの位置
を知らせるものである。
【0019】変調回路1は図1に図示するように、発振
回路191と、分周回路2と、1/2分周回路3と、ラ
ッチ193と、D/A変換器194と、三角波発生回路
196と、コンパレータ197と、加算回路198と、
基準電圧源199とにより構成されており、デジタル画
像データとして入力される画像データに対応したパルス
幅の変調信号を形成するものである。
【0020】発振回路191と分周回路2は請求の範囲
における倍クロック信号発生手段を、また1/2分周回
路3が分周器を、D/A変換器194と三角波発生回路
196とコンパレータ197と加算回路198と基準電
源199は変調手段を構成している。
【0021】発振回路191は図5に図示するような周
知の水晶発振回路であり、画像信号のクロック(不図
示)に比べ十分高速な、例えば16倍の周波数の原クロ
ックを発生している。
【0022】分周回路2は図6に図示するようなフリッ
プフロップ回路を3段縦列接続したもので、原クロック
を8分周(2の3乗)して倍クロック信号iとして出力
するのであり、ビーム検出回路108がBD信号jを出
力したならば、分周回路2を構成するフリップフロップ
はリセットされる構成である。このため、出力されるク
ロック信号iはBD信号jに同期したものとなる。
【0023】1/2分周器3は、図7に示すようにDフ
リップフロップ31とスイッチ32とTフリップフロッ
プ33により構成されており、倍クロック信号iを1/
2分周しクロック信号kを形成する。Tフリップフロッ
プ33は、その出力がBD信号j入力毎に反転変化す
る。スイッチ32はTフリップフロップ33の出力によ
りBD信号jをDフリップフロップ31のセット端子
(S)かリセット端子(R)へ選択し出力する。すなわ
ちTフリップフロップ33の出力が0の場合はBD信号
jはセット端子(S)に入力され、1の場合にはリセッ
ト端子(R)へ入力される。Dフリップフロップ31は
セット端子(S)にBD信号jが入力された場合にはク
ロック信号kを1にセットし、リセット端子に入力され
た場合には0にリセットする。
【0024】三角波発生回路196は、抵抗とコンデン
サにより構成され、入力されたクロック信号iに同期し
た三角波pを発生する。発生した三角波pは、加算回路
198の一方の端子に入力される。
【0025】D/A変換器194は、ラッチ193によ
りクロック信号kに同期したデジタルの画像データmを
アナログ信号nに変換するものである。
【0026】加算回路198は図8に図示するように、
数個の抵抗とOPアンプ20により構成されており、三
角波発生回路196の出力である三角波pと、D/A変
換器194の出力であるアナログ信号nとを加算し、加
算信号qを出力する。
【0027】コンパレータ197は、加算信号qと基準
電圧源199の出力である基準レベルsとを比較し、パ
ルス幅変調された2値の変調信号rを出力する。
【0028】次に、本発明の作用について説明する。
【0029】半導体レーザ101から発光したレーザビ
ームは走査装置105により感光ドラム107上を走査
される。このとき、レーザビームは感光ドラム107上
の走査に先立ち、ビーム検出回路108に入光する。ビ
ーム検出回路108はレーザ光の入光によりBD信号j
を発生し、分周回路2のリセットを行う。これにより分
周回路2は、レーザビームの走査に同期した倍クロック
iを出力する。倍クロック信号iは、1/2分周器3に
より1/2分周され、クロック信号kとなる。また、B
D信号jの入力のたびにクロック信号kは反転する。
【0030】デジタル画像データはラッチ193により
クロック信号kに同期した画像データmとなり、D/A
変換器194へ入力される。D/A変換器194は、そ
れぞれクロック信号kの立ち上がりに対応した画像デー
タmをアナログ信号nに変換し加算回路198へ出力す
る。
【0031】一方三角波発生回路196は、入力される
クロック信号kに同期した三角波pを発生し、加算回路
198のもう一方の入力端子へ入力する。加算回路19
8はアナログ信号nと三角波pを加算し、加算信号qと
してコンパレータ197へ出力する。コンパレータ19
7は入力された加算信号qと基準レベルsとを比較し、
パルス幅変調された2値の変調信号rを出力する。
【0032】ここでクロック信号kは1/2分周器3に
よりBD信号j入力のたびに主走査ラインにおける初期
状態が反転される。その様子を図9に示す。図はBD信
号jとクロック信号kの第1から第4ラインまでの関係
を示すタイミングチャートで、各ラインにおけるBD信
号jは時間軸上で一致するよう作図されている。BD信
号jが1になると第1ラインのクロック信号kは0にリ
セットされる。同様に第2ラインのクロック信号kは1
にセットされ、第3ラインのクロック信号kは0にリセ
ットされ、第4ラインのクロック信号kは1にセットさ
れる。クロック信号kは1ラインおきに反転し出力され
ることになる。すなわち、変調回路1はクロック信号k
に同期して変調信号rを形成するため、変調信号rは1
ラインおきに1/2画素だけ位相が遅れて形成される。
【0033】ドライブ回路102は、画像データにより
パルス幅変調された変調信号rにより半導体レーザ10
1を駆動し、半導体レーザ102から発光されたレーザ
ビームは走査装置105により感光ドラム107上を走
査・作像する。
【0034】図10に作像例を示す。図中ハッチングさ
れた部位は現像材により顕像化された領域で、それぞれ
の幅は画像データにより変調されており、1ラインおき
に1/2画素だけライン方向へシフトしていることが判
る。
【0035】このように1ラインおきに1/2画素だけ
ライン方向へシフトした画像が作像されるため、パルス
幅変調特有の縦縞がなくなり、見かけの解像度が上がっ
た作像が可能となる。
【0036】また、本実施例では1ラインおきにクロッ
ク信号kの初期状態が反転するよう構成したが、nライ
ンおきに反転するよう構成してもよい。その場合、1/
2分周期3におけるTフリップフロップ33をn個縦列
接続すれば容易に実現できるため、その実施例は省略す
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明の変調装置によれば、1ラインあるいは復数ライン
おきに1/2画素だけ変調信号を遅らせて形成するた
め、パルス幅変調特有の縦縞がなくなり、見かけの解像
度が上がった高品質な画像を形成できる変調装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した変調回路1の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】露光装置の概略を示す構成図である。
【図3】ドライブ回路102の構成を示す回路図であ
る。
【図4】ビーム検出回路108の構成を示すブロック図
である。
【図5】発振回路191の回路図である。
【図6】分周回路2の回路図である。
【図7】本発明の1/2分周器3の構成を示すブロック
図である。
【図8】加算回路198の回路図である。
【図9】本発明のBD信号jとクロック信号kの関係を
示すタイミングチャートである。
【図10】本発明の作像例を示す図である。
【図11】従来例における変調回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】パルス幅変調が行われる様子を示すタイミン
グチャートである。
【図13】従来例における作像例を示す図である。
【符号の説明】
1 変調回路 2 分周器 3 1/2分周期 101 半導体レーザ 102 ドライブ回路 108 ビーム検出回路 181 フォトダイオード 194 D/A変換器 196 三角波発生回路 197 コンパレータ 198 加算回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を2値変調信号に変換し、走査
    されるビームを前記2値変調信号により変調する変調装
    置において前記走査されるビームの位置を検出する検出
    手段と、 その検出手段の検出信号に同期した画素周波数の2倍の
    クロック信号を形成する倍クロック信号発生手段と、 前記2倍のクロック信号を1/2分周し、画素クロック
    信号を形成する分周器と、 前記画素クロック信号に同期して画像信号からパルス幅
    変調された2値変調信号を形成する変調手段とを備え、 前記分周器は1回あるいは複数回のビーム検出信号入力
    毎に、形成する画素クロック信号の初期状態を反転する
    ことを特徴とする変調装置。
JP4037904A 1992-02-25 1992-02-25 変調装置 Pending JPH05236223A (ja)

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JP4037904A JPH05236223A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 変調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4037904A JPH05236223A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 変調装置

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JPH05236223A true JPH05236223A (ja) 1993-09-10

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ID=12510536

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JP4037904A Pending JPH05236223A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 変調装置

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