JPH05207249A - 変調装置 - Google Patents

変調装置

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JPH05207249A
JPH05207249A JP3346726A JP34672691A JPH05207249A JP H05207249 A JPH05207249 A JP H05207249A JP 3346726 A JP3346726 A JP 3346726A JP 34672691 A JP34672691 A JP 34672691A JP H05207249 A JPH05207249 A JP H05207249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
modulation
output
circuit
modulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP3346726A
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English (en)
Inventor
Koji Imai
浩司 今井
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH05207249A publication Critical patent/JPH05207249A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 D/A変換器が有するセトリングタイムに影
響されず、高速にパルス幅変調が可能な変調装置を提供
することを目的としている。 【構成】 画像信号を2値変調信号に変換し、前記2値
変調信号により変調されたビームにより画像を形成する
変調装置であって、D/A変換手段194がデジタル信
号をアナログ信号wに変換し、第1のサンプル・保持手
段2が偶数番目の画素におけるアナログ信号pをサンプ
リング・保持(p)し、第2のサンプリング・保持手段
3が奇数番目の画素におけるアナログ信号wをサンプリ
ング・保持(q)する。変調手段4、5はそれぞれに対
応したサンプリング・保持手段の出力から変調信号t、
uを形成する。選択手段6は、第1変調手段4の出力t
と第2変調手段5の出力uから、セトリングタイム以降
のアナログ信号wをサンプリング・保持した信号p、q
により形成された領域を選択しビーム変調信号vとして
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号を2値変調信号
に変換し、ビームを変調する変調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビームプリンタなどに用い
られる、画像信号を2値化する変調装置では、2値化さ
れた変調信号を形成する際、中間調の階調性を有する画
像を得るために以下に示すような方法を用いていた。
【0003】例えば、図4に示されるような、従来のレ
ーザカラープリンタにおける露光装置は、半導体レーザ
101とドライブ回路102とコリメータレンズ104
と走査装置105と、f−θレンズ106と感光ドラム
107とビーム検出回路108と変調回路109とから
構成されている。
【0004】半導体レーザ101は図5のような特性を
有し、しきい値電流を超える駆動電流によりレーザ光を
発生するものである。
【0005】ドライブ回路102は図6に示すようにト
ランジスタ121と抵抗122とスイッチ回路123と
からなるものであり、変調回路109が出力する変調信
号に従い、半導体レーザ101をオン/オフして電流駆
動するものである。例えば、変調信号が”1”ならば半
導体レーザ101を電流駆動(オン)し、変調信号が”
0”ならば半導体レーザ101に電流を流さない(オ
フ)。
【0006】コリメータレンズ104は半導体レーザ1
01が発生するレーザ光を平行なレーザビームにするも
のである。
【0007】走査装置105は回転多面鏡151とモー
タ152とから構成されるもので、コリメータレンズ1
04からのレーザビームを走査偏向するものである。
【0008】f−θレンズ106は走査装置105によ
り走査偏向されるレーザビームが感光ドラム107の表
面で等速走査し得るように走査速度を補正するものであ
る。
【0009】感光ドラム107は図示および説明を省略
する回転駆動装置により所定の等速度で回転しており、
表面には感光材が塗布されたものである。
【0010】ビーム検出回路108は図7に図示するよ
うにフォトダイオード181と増幅回路182と比較回
路183とから構成されるもので、レーザビームが照射
されるとビームディテクタ信号(以下BD信号)を出力
してレーザビームの走査のタイミングを知らせるもので
ある。
【0011】変調回路109は図8に図示するように発
振回路191と、分周回路192と、ラッチ193と、
D/A変換器194と、三角波発生回路196と、コン
パレータ197と、加算回路198と、基準電圧源19
9とにより構成されており、デジタルデータとして入力
される画像データに対応したパルス幅の変調信号を形成
するものである。
【0012】加算回路198は図9に図示するように、
数個の抵抗とOPアンプ20により構成されており、三
角波発生回路196の出力である三角波cと、D/A変
換器194の出力であるアナログ信号dとを加算し、加
算信号eを出力する。コンパレータ197は、加算信号
eと基準電圧源199の出力である基準レベルfとを比
較し、パルス幅変調された2値の変調信号gを出力す
る。
【0013】次に、変調露光動作について変調回路10
9の詳細な構成とあわせて説明する。
【0014】変調回路109においては発振回路191
は図10に図示するような周知の水晶発振回路であり、
画像信号のクロック(図示せず)に比べ十分高速な、例
えば16倍の周波数の原クロックを発生している。分周
回路192は図11に図示するようなフリップフロップ
回路を4段縦列接続したもので該原クロックを16分周
(2の4乗)してクロック信号aとして出力するもので
あり、ビーム検出回路108がBD信号を出力したなら
ば、分周回路192を構成するフリップフロップはリセ
ットされる構成である。このため、出力されるクロック
信号aはBD信号に同期したものとなりその誤差はクロ
ック信号aの周期に対して1/16未満である。
【0015】三角波発生回路196は、抵抗とコンデン
サにより構成され、入力されたクロック信号aに同期し
た三角波cを発生する。発生した三角波cは、加算回路
198の一方の端子に入力される。
【0016】図8において、8ビットのデジタル画像デ
ータはラッチ193によりクロック信号aに同期した画
像データbとなる。画像データbは、D/A変換器19
4に入力され、クロック信号aの立ち上がりのタイミン
グによりアナログ信号dに変換され、加算回路198の
もう一方の端子に入力される。
【0017】加算回路198は三角波cとアナログ信号
dの電圧レベルを加算し、加算信号eとしてコンパレー
タ197の一方の端子へ出力する。
【0018】コンパレータ197は加算信号eと基準レ
ベルfとの信号レベルを比較し、パルス幅変調された2
値の変調信号gを出力する。
【0019】この様子を図12に示す。このように出力
される変調信号のパルス幅は画像信号により変調され
る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
では、図12に示すようにアナログ信号dのレベルが規
定の誤差レベル内までにおちつく時間Tsetが必要な
ため、画像形成を高速化する場合にはこのTsetが無
視できなくなり、おのずと高速化に限界があった。
【0021】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、画像形成の高速化
に適した変調装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の変調装置は、デジタル画像信号からアナログ
信号に変換するD/A変換手段と、前記アナログ信号を
一画素単位で交番してサンプリング・保持する複数のサ
ンプリング・保持手段と、前記サンプリング・保持手段
で保持されたアナログ信号をパルス幅変調信号に変換す
る複数個の変調手段と、前記複数個の変調手段の出力を
一画素単位で選択し、ビーム変調信号として出力する選
択手段とを備えている。
【0023】
【作用】上記構成によれば、本発明の変調装置は、D/
A変換手段がデジタル画像信号をアナログ信号に変換す
る。複数個のサンプリング・保持手段がD/A変換手段
の出力したアナログ信号を一画素単位で交番してサンプ
リング・保持する。複数個の変調手段がそれぞれに対応
したサンプリング・保持手段の出力をパルス幅変調信号
に変換する。選択手段は、複数個の変調手段の出力を一
画素ずつ選択し、ビーム変調信号として出力する。
【0024】例えば、これを更に詳細に述べると、第1
のサンプリング・保持手段が偶数番目の画素におけるア
ナログ信号をサンプリング・保持し、第2のサンプリン
グ・保持手段が奇数番目の画素におけるアナログ信号を
サンプリング・保持する。第1の変調手段が第1の保持
手段の保持しているアナログ信号を第1のパルス幅変調
信号に変換し、第2の変調手段が第2の保持手段の保持
しているアナログ信号を第2のパルス幅変調信号に変換
する。選択手段は、第1のパルス幅変調信号と第2のパ
ルス幅変調信号からTset以降のアナログ信号により
形成された領域を選択しビーム変調信号として出力す
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明を具体化して露光装置に適用し
た一実施例を図面を参照して説明する。ここで従来例と
同じものは、同一の番号を付けその説明を省略する。
【0026】図1は本発明を画像形成のための露光装置
に適用した場合の変調回路1の構成であり、従来例で示
した図4における変調回路109と同一の関係にある。
【0027】変調回路1は、発振回路191と、分周回
路192と、ラッチ193と、三角波発生回路196
と、D/A変換器194と、第1のサンプル&ホールド
2と、第2のサンプル&ホールド3と、第1の変調部4
と、第2の変調部5と、マルチプレクサ6と、1/2分
周期7と、ディレイ素子8とにより構成されており、デ
ジタルデータとして入力される画像データに対応したパ
ルス幅変調信号を形成するものである。
【0028】1/2分周器7は、分周回路192から出
力されるクロック信号iを1/2に分周し、第1のサン
プル&ホールド2と第2のサンプル&ホールド3にそれ
ぞれ1/2クロック信号mおよび ̄1/2クロック信号
nとして出力する。ここで1/2クロック信号mと ̄1
/2クロック信号nは、図3に示すように180度位相
の異なった信号である。
【0029】第1および第2のサンプル&ホールド2、
3は、1/2クロック信号mあるいは ̄1/2クロック
信号nが論理値”1”の場合は入力されるアナログ信号
wをそのまま出力し、論理値”0”の場合には”0”に
変化した瞬間のアナログ信号wを保持・出力する。
【0030】第1および第2の変調部4、5は図2に示
すように、加算回路198と、コンパレータ197と、
基準電圧源199とにより構成されており、それぞれS
/H信号p、qをパルス幅変調し、第1の変調信号tと
第2の変調信号uとして出力する。
【0031】マルチプレクサ6は、第1の変調信号tと
第2の変調信号uを選択信号oに従い切り替え、ビーム
変調信号vを出力する。すなわち、選択信号oが理論
値”1”の場合は第1の変調信号tをビーム変調信号v
として出力し、理論値”0”の場合には第2の変調信号
uをビーム変調信号vとして出力する。
【0032】ディレイ素子8は、 ̄1/2クロック信号
nを変調部4、5で発生する伝搬遅延時間τだけ遅らせ
選択信号oを形成するものである。
【0033】次に、変調露光動作について図1および図
3のタイミングチャートを参照して説明する。
【0034】デジタル画像データはラッチ193により
クロック信号iに同期した画像データkとなり、D/A
変換器194へ入力される。
【0035】D/A変換器194はクロック信号iの立
ち上がりに対応した画像データkをアナログ信号wに変
換する。アナログ信号wは、1画素交番でサンプル&ホ
ールド2、3にサンプリング・保持される。サンプリン
グ・保持されたS/H信号p、qはそれぞれ変調部4、
5によりパルス幅変調され、第1の変調信号tおよび第
2の変調信号uとしてマルチプレクサ6へ出力される。
このとき、変調信号t、uは、クロック信号iの立ち上
がりタイミングに対しτだけ遅れて出力され、かつ図3
中1st区間では、D/A変換器194の出力の誤差レ
ベルが規定値外のため、意図した信号を得られていな
い。
【0036】マルチプレクサ6は、 ̄1/2クロック信
号nをτだけ遅らせた選択信号oに従い第1の変調信号
tと、第2の変調信号uの2nd区間をビーム変調信号
vとして選択出力する。ここで変調信号t、uの2nd
区間は、D/A変換のタイミングからTset以上経過
した後のアナログ信号wを保持したS/H信号p、qか
ら形成されており、D/A変換器194の出力の誤差レ
ベルは規定値内のため、意図した信号となっている。す
なわち、ビーム変調信号vは、D/A変換器の規定値を
越えた誤差レベルに影響されず形成されている。
【0037】このようにD/A変換器が有するTset
が画素周期に対して大きくても、複数のサンプル&ホー
ルドによりD/A出力を交番してサンプリング・保持
し、それぞれの出力から形成したパルス幅変調信号を選
択してビーム変調信号として出力するため、システムの
高速化が可能となる。
【0038】また変調回路1で用いられる三角波jはB
D信号に同期したものなので各走査毎に画素の露光位置
は同一のものとなり、また、各画素の露光の中心は常に
同一位置を保つので、高品質な画像を高速に形成可能で
ある。
【0039】また、本実施例の変調装置をカラー画像形
成装置に適用するならば、カラー画像を形成するために
色分解された画像信号にもとづいて上述のようにパルス
幅変調される変調信号により変調されたビームで色数回
繰り返し感光体を走査露光するから、各色の変調信号の
パルスの中心位置はクロック信号に対して常に同一位置
関係を保つので各色の画素の中心位置は同一となり正確
な混色が可能となり高品質なカラー画像の形成が可能で
ある。
【0040】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように本発
明の変調装置によれば、複数のサンプル&ホールドによ
りD/A出力を交番してサンプリング・保持し、それぞ
れの出力から形成したパルス幅変調信号を選択してビー
ム変調信号として出力するため、高速に高品質な画像を
形成できる変調装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した変調回路1の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の変調部4、5の構成を示すブロック図
である。
【図3】本発明のパルス幅変調が行われる様子を示すタ
イミングチャートである。
【図4】露光装置の概略構成図である。
【図5】半導体レーザの特性を示す図である。
【図6】ドライブ回路の構成を示す回路図である。
【図7】ビーム検出回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】変調回路の構成を示すブロック図である。
【図9】加算回路の回路図である。
【図10】発振回路の回路図である。
【図11】分周回路の回路図である。
【図12】パルス幅変調が行われる様子を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 変調回路 2 第1のサンプル&ホールド 3 第2のサンプル&ホールド 4 第1の変調部 5 第2の変調部 6 マルチプレクサ 101 半導体レーザ 102 ドライブ回路 108 ビーム検出回路 181 フォトダイオード 194 D/A変換器 196 三角波発生回路 197 コンパレータ 198 加算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 B 9068−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を2値変調信号に変換し、その
    2値変調信号によりビームを変調する変調装置であっ
    て、 デジタル画像信号からアナログ信号に変換するD/A変
    換手段と、 前記アナログ信号を一画素単位で交番してサンプリング
    ・保持する複数のサンプリング・保持手段と、 前記サンプリング・保持手段で保持されたアナログ信号
    をパルス幅変調信号に変換する複数個の変調手段と、 前記複数個の変調手段の出力を一画素単位で選択し、ビ
    ーム変調信号として出力する選択手段とを備えることを
    特徴とする変調装置。
JP3346726A 1991-12-27 1991-12-27 変調装置 Pending JPH05207249A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3346726A JPH05207249A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 変調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3346726A JPH05207249A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 変調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05207249A true JPH05207249A (ja) 1993-08-13

Family

ID=18385405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3346726A Pending JPH05207249A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 変調装置

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JP (1) JPH05207249A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010273203A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 信号送信装置及び信号受信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010273203A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 信号送信装置及び信号受信装置

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