JPH05160976A - 変調装置 - Google Patents

変調装置

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JPH05160976A
JPH05160976A JP3323065A JP32306591A JPH05160976A JP H05160976 A JPH05160976 A JP H05160976A JP 3323065 A JP3323065 A JP 3323065A JP 32306591 A JP32306591 A JP 32306591A JP H05160976 A JPH05160976 A JP H05160976A
Authority
JP
Japan
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signal
modulation
circuit
pulse width
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP3323065A
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English (en)
Inventor
Koji Imai
浩司 今井
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 D/A変換器が有するセトリングタイムに影
響されず、高速にパルス幅変調が可能な変調装置を提供
することを目的としている。 【構成】 画像信号を2値変調信号に変換し、前記2値
変調信号により変調されたビームにより画像を形成する
変調装置であって、第1のD/A変換手段2が偶数番目
の画素におけるデジタル画像信号を第1のアナログ信号
pに変換し、第2のD/A変換手段3が奇数番目の画素
におけるデジタル画像信号を第2のアナログ信号qに変
換する。選択手段4は、第1変調手段4の出力であるパ
ルス幅変調信号tと、第2変調手段5の出力であるパル
ス幅変調信号uからセトリングタイム以降のアナログ信
号t、uにより形成された領域を選択しビーム変調信号
vとして出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号を2値変調信号
に変換しビームを変調する変調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビームプリンタなどに用い
られる、画像信号を2値化する変調装置では、2値化さ
れた変調信号を形成する際、中間調の階調性を有する画
像を得るために次の方法を用いている。
【0003】図4は、従来のレーザカラープリンタにお
ける露光装置の概略構成図である。
【0004】この露光装置は、半導体レーザ101とド
ライブ回路102とコリメータレンズ104と走査装置
105と、f−θレンズ106と感光ドラム107とビ
ーム検出回路108と変調回路109とから構成されて
いる。
【0005】半導体レーザ101は図5のような特性を
有し、しきい値電流を超える駆動電流によりレーザ光を
発生するものである。
【0006】ドライブ回路102は図6に示すようにト
ランジスタ121と抵抗122とスイッチ回路123と
からなるものであり、変調回路109が出力する変調信
号に従い半導体レーザ101をオン/オフして電流駆動
するものである。例えば変調信号が”1”ならば半導体
レーザ101を電流駆動(オン)し、変調信号が”0”
ならば半導体レーザ101に電流を流さない(オフ)。
【0007】コリメータレンズ104は半導体レーザ1
01が発生するレーザ光を平行なレーザビームにするも
のである。
【0008】走査装置105は回転多面鏡151とモー
タ152とから構成されるもので、コリメータレンズ1
04からのレーザビームを走査偏向するものである。
【0009】f−θレンズ106は走査装置105によ
り走査偏向されるレーザビームが感光ドラム107の表
面で等速走査するように走査速度を補正するものであ
る。
【0010】感光ドラム107は図示および説明を省略
する回転駆動装置により所定の等速度で回転しており、
表面には感光材が塗布されたものである。
【0011】ビーム検出回路108は図7に図示するよ
うにフォトダイオード181と増幅回路182と比較回
路183とから構成されるもので、レーザビームが照射
されるとビームディテクタ信号(以下BD信号)を出力
してレーザビームの走査のタイミングを知らせるもので
ある。
【0012】変調回路109は図8に図示するように発
振回路191と、分周回路192と、ラッチ193と、
D/A変換器194と、三角波発生回路196と、コン
パレータ197と、加算回路198と、基準電圧源19
9とにより構成されており、デジタルデータとして入力
される画像データに対応したパルス幅の変調信号を形成
するものである。
【0013】加算回路198は図9に図示するように、
数個の抵抗とOPアンプ20により構成されており、三
角波発生回路196の出力である三角波cと、D/A変
換器194の出力であるアナログ信号dとを加算し、加
算信号eを出力する。
【0014】コンパレータ197は、加算信号eと基準
電圧源199の出力である基準レベルfとを比較し、パ
ルス幅変調された2値の変調信号gを出力する。
【0015】次に、変調露光動作について変調回路10
9の詳細な構成とあわせて説明する。
【0016】変調回路109においては、発振回路19
1は図10に図示するような周知の水晶発振回路であ
り、画像信号のクロック(不図示)に比べ十分高速な、
例えば16倍の周波数の原クロックを発生している。分
周回路192は図11に図示するようなフリップフロッ
プ回路を4段縦列接続したもので、該原クロックを16
分周(2の4乗)してクロック信号aとして出力するの
であり、ビーム検出回路108がBD信号を出力したな
らば、分周回路192を構成するフリップフロップはリ
セットされる構成である。このため、出力されるクロッ
ク信号a、はBD信号に同期したものとなり、その誤差
はクロック信号aの周期に対して1/16未満である。
【0017】三角波発生回路196は、抵抗とコンデン
サにより構成され、入力されたクロック信号aに同期し
た三角波cを発生する。発生した三角波cは、加算回路
198の一方の端子に入力される。
【0018】図8において、8ビットのデジタル画像デ
ータはラッチ193によりクロック信号aに同期した画
像データbとなる。画像データbは、D/A変換器19
4に入力され、クロック信号aの立ち上がりのタイミン
グによりアナログ信号dに変換され、加算回路198の
もう一方の端子に入力される。
【0019】加算回路198は三角波cとアナログ信号
dの電圧レベルを加算し、加算信号eとしてコンパレー
タ197の一方の端子へ出力する。
【0020】コンパレータ197は加算信号eと基準レ
ベルfとの信号レベルを比較し、パルス幅変調された2
値の変調信号gを出力する。
【0021】この様子を図12に示す。このように出力
される変調信号のパルス幅は画像信号により変調され
る。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
では、図12に示すようにアナログ信号dのレベルが規
定の誤差レベル内までにおちつく時間Tsetが必要な
ため、画像形成を高速化する場合には、このTsetが
無視できなくなり、おのずと高速化に限界があった。
【0023】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、画像形成の高速化
に適した変調装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の変調装置は、一画素単位で交番してデジタル
画像信号からアナログ信号に変換する複数個のD/A変
換手段と、前記アナログ信号をパルス幅変調信号に変換
する複数個の変調手段と、前記複数個の変調手段の出力
を一画素単位で選択し、ビーム変調信号として出力する
選択手段とを備える。
【0025】
【作用】複数個のD/A変換手段が一画素単位で交番し
てデジタル画像信号からアナログ信号に変換する。複数
個の変調手段がそれぞれに対応したD/A変換手段が出
力したアナログ信号をパルス幅変調信号に変換する。選
択手段は、複数個の変調手段の出力を一画素ずつ選択
し、ビーム変調信号として出力する。
【0026】例えば、第1のD/A変換手段が偶数番目
の画素におけるデジタル画像信号を第1のアナログ信号
に変換し、第2のD/A変換手段が奇数番目の画素にお
けるデジタル画像信号を第2のアナログ信号に変換す
る。第1の変調手段が第1のアナログ信号を第1のパル
ス幅変調信号に変換し、第2の変調手段が第2のアナロ
グ信号を第2のパルス幅変調信号に変換する。選択手段
は、第1のパルス幅変調信号と第2のパルス幅変調信号
からTset以降のアナログ信号により形成された領域
を選択しビーム変調信号として出力する。
【0027】
【実施例】以下、本発明を具体化して露光装置に適用し
た一実施例を図面を参照して説明する。ここで従来例と
同じものは、同一の番号を付けその説明を省略する。
【0028】図1で示すのは本発明を画像形成のための
露光装置に適用した場合の変調回路1の構成であり、具
体的な動作はやや異なるが、従来例で示した図4におけ
る変調回路109に相当する。
【0029】変調回路1は、発振回路191と、分周回
路192と、ラッチ193と、三角波発生回路196
と、第1のD/A変換器2と、第2のD/A変換器3
と、第1の変調部4と、第2の変調部5と、マルチプレ
クサ6と、1/2分周器7と、ディレイ素子8とにより
構成されており、デジタルデータとして入力される画像
データに対応したパルス幅変調信号を形成するものであ
る。
【0030】1/2分周器7は、分周回路192から出
力されるクロック信号iを1/2に分周し、第1の変調
部4と第2の変調部5にそれぞれ1/2クロック信号m
および ̄1/2クロック信号nとして出力する。ここで
1/2クロック信号mと ̄1/2クロック信号nは、図
3に示すように180度位相の異なった信号である。
【0031】第1および第2のD/A変換器2、3は、
1/2クロック信号mあるいは ̄1/2クロック信号n
の立ち上がりのタイミングで画像データkをアナログ信
号p、qに変換する。すなわち、第1と第2のD/A変
換器2、3は画像データkを一画素おきに交互にアナロ
グ変換する。
【0032】第1および第2の変調部4、5は図2に示
すように、加算回路198と、コンパレータ197と、
基準電圧源199とにより構成されており、それぞれア
ナログ信号p、qをパルス幅変調し、第1の変調信号t
と第2の変調信号uとして出力する。
【0033】マルチプレクサ6は、第1の変調信号tと
第2の変調信号uを選択信号oに従い切り替え、ビーム
変調信号vを出力する。すなわち、選択信号oが理論
値”1”の場合は第1の変調信号tをビーム変調信号v
として出力し、理論値”0”の場合には第2の変調信号
uをビーム変調信号vとして出力する。
【0034】ディレイ素子8は、 ̄1/2クロック信号
nを変調部4、5に発生する伝搬遅延時間τだけ遅らせ
選択信号oを形成するものである。
【0035】次に、変調露光動作について図1および図
3のタイミングチャートを参照して説明する。
【0036】デジタル画像データはラッチ193により
クロック信号iに同期した画像データkとなり、第1お
よび第2のD/A変換器2、3へ入力される。
【0037】第1および第2のD/A変換器2、3は、
それぞれ1/2クロック信号mと ̄1/2クロック信号
nの立ち上がりに対応した画像データkをアナログ信号
p、qに変換する。変調部4、5は、その信号をパルス
幅変調し、第1の変調信号tおよび第2の変調信号uと
してマルチプレクサ6へ出力する。このとき、変調信号
t、uは、1/2クロック信号nおよび ̄1/2クロッ
ク信号mの立ち上がりタイミングに対しτだけ遅れて出
力され、かつ図3中1st区間では、D/A変換器2、
3の出力の誤差レベルが規定値外のため、意図した信号
を得られていない。
【0038】マルチプレクサ6は、 ̄1/2クロック信
号nをτだけ遅らせた選択信号oに従い第1の変調信号
tと、第2の変調信号uの2nd区間をビーム変調信号
vとして選択出力する。ここで、変調信号t、uの2n
d区間は、D/A変換のタイミングからTsec以上経
過しており、D/A変換器2、3の出力の誤差レベルは
規定値内のため、意図した信号となっている。すなわ
ち、ビーム変調信号vは、D/A変換器の規定値を越え
た誤差レベルに影響されず形成されている。
【0039】このようにD/A変換器が有するTset
が画素周期に対して大きくても、複数のD/A変換器を
交番して用い、それぞれの出力から形成したパルス幅変
調信号を選択してビーム変調信号として出力するため、
システムの高速化が可能となる。
【0040】また変調回路1で用いられる三角波信号j
はBD信号に同期したものなので各走査毎に画素の露光
位置は同一のものとなり、また、各画素の露光の中心は
常に同一位置を保つので、高品質な画像を高速に形成可
能である。
【0041】また、本実施例の変調装置をカラー画像形
成装置に適用するならば、カラー画像を形成するために
色分解された画像信号にもとづいて上述のようにパルス
幅変調される変調信号により変調されたビームで色数回
繰り返し感光体を走査露光するから、各色の変調信号の
パルスの中心位置はクロック信号に対して常に同一位置
関係を保つので各色の画素の中心位置は同一となり正確
な混色が可能となり高品質なカラー画像の形成が可能で
ある。
【0042】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように本発
明の変調装置によれば、複数のD/A変換器を交番して
用い、それぞれの出力から形成したパルス幅変調信号を
選択してビーム変調信号として出力するため、高速に高
品質な画像を形成できる変調装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した変調回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】変調部4、5の構成を示すブロック図である。
【図3】パルス幅変調が行われる様子を示すタイミング
チャートである。
【図4】従来の露光装置の概略構成図である。
【図5】半導体レーザの特性を示す図である。
【図6】ドライブ回路の構成を示す回路図である。
【図7】ビーム検出回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】変調回路の構成を示すブロック図である。
【図9】加算回路の回路図である。
【図10】発振回路の回路図である。
【図11】分周回路の回路図である。
【図12】パルス幅変調が行われる様子を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 変調回路 2 第1のD/A変換器 3 第2のD/A変換器 4 第1の変調部 5 第2の変調部 6 マルチプレクサ 101 半導体レーザ 102 ドライブ回路 108 ビーム検出回路 181 フォトダイオード 194 D/A変換器 196 三角波発生回路 197 コンパレータ 198 加算回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を2値変調信号に変換し、前記
    2値変調信号によりビームを変調する変調装置であっ
    て、 一画素単位で交番してデジタル画像信号からアナログ信
    号に変換する複数個のD/A変換手段と、 前記アナログ信号をパルス幅変調信号に変換する複数個
    の変調手段と、 前記複数個の変調手段の出力を一画素単位で選択し、ビ
    ーム変調信号として出力する選択手段とを備えることを
    特徴とする変調装置。
JP3323065A 1991-12-06 1991-12-06 変調装置 Pending JPH05160976A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3323065A JPH05160976A (ja) 1991-12-06 1991-12-06 変調装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3323065A JPH05160976A (ja) 1991-12-06 1991-12-06 変調装置

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JPH05160976A true JPH05160976A (ja) 1993-06-25

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ID=18150705

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JP3323065A Pending JPH05160976A (ja) 1991-12-06 1991-12-06 変調装置

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