JPH07186452A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07186452A
JPH07186452A JP33216593A JP33216593A JPH07186452A JP H07186452 A JPH07186452 A JP H07186452A JP 33216593 A JP33216593 A JP 33216593A JP 33216593 A JP33216593 A JP 33216593A JP H07186452 A JPH07186452 A JP H07186452A
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JP33216593A
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Hidetoshi Kanai
英俊 金井
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 解像度を低下させることなく、階調数を増し
て画質の優れた多階調画像を形成する。 【構成】 半導体レーザ13から画像データに応じて変
調され出射されたレーザ光が感光体16を走査して形成
された静電潜像を現像して顕画像を得る画像形成装置で
あって、レーザ変調データ出力回路11はそれぞれ入力
するクロックVCLKに同期し、画像データに応じたP
WM変調データとPM変調データとを合成したレーザ変
調データを出力する。高速な光・電気負帰還ループを備
えたレーザ駆動回路12は、入力するレーザ変調データ
に応じてPWM及びPM変調された駆動電流によって半
導体レーザ13を駆動し、その光出力を正確に制御す
る。従って、階調数を大幅に増すことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体レーザから出
射される画像データに応じて変調されたレーザ光により
感光体を走査して静電潜像を形成し、この静電潜像を現
像して顕画像を得る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体レーザの出力光を画像
データにより変調して、例えばポリゴンミラー等により
走査して感光体に静電潜像を形成し、これを現像して顕
画像を得る画像形成装置が知られているが、一般に半導
体レーザの出力は温度等により大幅に変動するので、周
囲温度の変化や半導体レーザ自体の発熱によって画像濃
度が変化することが多かった。
【0003】そのため、レーザ駆動回路には半導体レー
ザの光出力を検出してその駆動電力にフィードバックす
るAPC制御(Automatic Power Control)が用いられて
いた。このAPC制御によってレーザ光の光出力が安定
し濃度変化を防止できるようになったため、2値画像の
画質が格段に向上すると共に、多階調画像の形成も行な
われるようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多階調
の画像データに応じて半導体レーザの光出力を制御する
パワー変調方式、あるいは光出力を一定にしたままオン
デューティの時間を制御するパルス幅変調方式は、表現
し得る階調数が少ないため、写真のような連続階調画像
を形成しようとしても画質が低下して満足出来ないとい
う問題があった。
【0005】また、例えばディザマトリックス処理等の
面積変調方式は、理論的にはいくらでも階調数を大きく
することが可能であるが、階調数に反比例して面積解像
度が低下する、即ち階調数の平方根に反比例して解像度
が低下するから、それによる画質の低下が避けられず、
実用上あまり階調数を増すことが出来なかった。
【0006】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、解像度を低下させることなく階調数を増して、
画質の優れた多階調画像を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、半導体レーザから画像データに応じて変
調されて出射されるレーザ光により感光体を走査して静
電潜像を形成し、この静電潜像を現像して顕画像を得る
画像形成装置において、画像データを入力し、該データ
のレベルに応じて画素毎にパルス幅変調データとパワー
変調データとからなるレーザ変調データを出力するレー
ザ変調データ出力手段と、該レーザ変調データ出力手段
から出力されるレーザ変調データに応じて半導体レーザ
をパルス幅変調及びパワー変調する半導体レーザ駆動手
段とを設けたものである。
【0008】また、レーザ変調データ出力手段に、画像
データのクロックの周期を細分したパルスを出力する位
相ロックループを設けるとよい。
【0009】さらに、レーザ変調データ出力手段に、パ
ルス幅変調されたパルスの位置を示す位置情報が入力さ
れた時に該位置情報に応じてパルス幅変調されたパルス
の位相を変更させる位相変更手段を設けてもよい。
【0010】
【作用】この発明による画像形成装置は、レーザ変調デ
ータ出力手段が入力する画像データのレベルに応じて画
素毎にパルス幅変調データとパワー変調データとからな
るレーザ変調データを出力し、該レーザ変調データに応
じて半導体レーザ駆動手段が半導体レーザをパルス幅変
調及びパワー変調する。
【0011】したがって、半導体レーザが出力する光出
力は、パルス幅変調とパワー変調との相乗効果によりそ
の変調度すなわち階調数が大幅に増大し、しかも解像度
の低下がないから画質の優れた多階調画像が得られ、特
に低濃度部での階調再現性が高くバンディングの少ない
画質が得られる。
【0012】また、レーザ変調データ出力手段に設けた
位相ロックループは、画像データのクロックに同期して
該クロックの周期を細分したパルスを出力するから、該
パルスによりパルス幅変調データょ形成して出力すれ
ば、ジターが少なくリニアリティのよいパルス幅変調が
得られる。
【0013】さらに、レーザ変調データ出力手段に設け
た位相変更手段は、ホストマシン等から位置情報が入力
された時に該位置情報に応じてパルス幅変調されたパル
スの位相を変更するから、解像力の低下を伴なうことな
くディザマトリックス処理を施したような効果が得ら
れ、方向性のない滑らかな多階調画像が得られる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
具体的に説明する。図1はこの発明の一実施例の要部を
示す構成図である。図1に示した実施例において、レー
ザ変調データ出力回路11は、入力した画像データをそ
のレベルに応じてレーザ光をPM(パワー)変調及びP
WM(パルス幅)変調するためのレーザ変調データに変
換する。レーザ変調データはレーザ駆動回路12によっ
てPWM変調されたアナログ信号に変換され、半導体レ
ーザユニット13の駆動信号となってレーザ光を変調す
る。
【0015】なお、画像データ及び位置情報である2ビ
ットの位置コードは、それぞれ図示しない画像処理ゲー
トアレイからビデオ変調ゲートアレイに入って所定の処
理がなされた後、レーザ変調データ出力回路11に入力
される。ビデオクロックVCLKは、ビデオ変調ゲート
アレイからレーザ変調データ出力回路11に入力され
る。
【0016】半導体レーザユニット13は、レーザ駆動
回路12から入力する駆動信号により駆動される。半導
体レーザユニット13から出射されるレーザ光は、回転
駆動されるポリゴンミラー14により偏向され、fθレ
ンズ15によりスポットに結像されて感光体16上を走
査し、画像データに応じた静電潜像が形成される。
【0017】感光体16上に形成された静電潜像は、現
像によりトナー像に変換されて可視の顕画像になった
後、別に送られて来た用紙に転写され、加熱により用紙
上に定着されて画像が形成される。
【0018】図2は、図1に示したレーザ変調データ出
力回路11,レーザ駆動回路12及びレーザユニット1
3の構成の一例を示す回路図である。レーザ変調データ
出力回路11は、位相比較器21,ローパスフィルタ
(LPF)22,及びアナログVCO(電圧制御発振
器)23からなる位相ロックループであるPLL回路2
4と、パルス発生ロジック・セレクタ25とにより構成
されている。
【0019】位相比較器21は、アナログVCO23の
出力と、図示しないビデオ変調ゲートアレイから入力す
るビデオクロックVCLKとの位相を比較して、位相差
信号を出力する。その位相差信号はローパスフィルタ2
2を通って参照電圧VREF に変換され、その参照電圧V
REF に応じてアナログVCO23は出力パルスの周波数
を変化させる。
【0020】図3は、図2に示したアナログVCO23
の構成の一例を示す回路図である。図3に示したアナロ
グVCO23は、直列3段のインバータI1 ,I2 ,I
3を遅延素子として用いたリングオシレータにより構成
される。各インバータ I1〜I3 の遅延時間は、ローパ
スフィルタ22から入力する参照電圧VREF (に応じて
電流値が変化する定電流源)によって制御される。
【0021】一般に、インバータの段数をn、ビデオク
ロックVCLKの周期をTとすれば、各タップ出力T1
,T2 ,T3 は図4の(A)に示すように、遅延時間
τ=T/(2n)ずつ遅延し、順に位相が反転した出力
となる。このように、アナログVCO23は、ビデオク
ロックVCLKに同期し、その周期を細分したタップ出
力T1 〜T3 を出力する。
【0022】なお、インバータI1 〜I3 の遅延時間τ
は、例えばインバータが片チャネルの定電流源をもつM
OSインバータであれば、その定電流源の出力電流を参
照電圧VREF で制御すればよい。また、図3では3段の
例を示したが、段数nは奇数であればよく、もし偶数で
あれば最終段の出力を位相反転して初段に戻す必要があ
る。
【0023】図2に戻って、アナログVCO23のタッ
プ出力T1 〜T3 は、パルス発生ロジック・セレクタ2
5に入力する。パルス発生ロジック・セレクタ25は、
図示しないビデオ変調ゲートアレイからそれぞれ入力す
る画像データのレベルと位置コードとに応じてPWM変
調されたパルスを出力する。
【0024】図4は、パルス発生ロジック・セレクタ2
5に入出力する各パルスの一例を示す波形図であり、図
4の(A)はアナログVCO23から入力するタップ出
力T1 〜T3 を示し、図4の(B)以降はパルス発生ロ
ジック・セレクタ25がそれぞれ出力するパルスであっ
て、同図の(B)は左モードのパルス1〜5、同図の
(C)は中モードのパルス6〜10、同図の(D)は右
モードのパルス11〜15をそれぞれ示している。
【0025】すなわち、パルス発生ロジック・セレクタ
25は、PLL回路24からタップ出力T1 〜T3 を入
力してそれらのノットをとった後、入力する画像データ
のレベルに応じて画素毎にそれぞれ設定したPWM変調
データとPM変調データのうち、そのPWM変調データ
と2ビットの位置コードとに応じて、タップ出力T1〜
T3 及びそれらのノット出力を、アンド又はオアのロジ
ックの組み合わせによって論理演算を行なう。
【0026】その結果、位置情報が左モードを指示すれ
ば図4の(B)に示したように、左から右にパルス幅を
増加させる左モードのパルス1〜5を、中モードを指示
すれば図4の(C)に示したように、中央から右にパル
ス幅を増加させる中モードのパルス6〜10を、右モー
ドを指示すれば図4の(D)に示したように、右から左
にパルス幅を増加させる右モードのパルス11〜15を
発生する。
【0027】なお、図4の(B)にはパルス1乃至パル
ス5のすべての波形とその論理を示しているが、同図の
(C)及び(D)では途中を省略してある。しかしなが
ら、省略したパルスの波形とその論理も同様に得られる
ことは明らかである。また、図中には示していないが1
周期すべてハイであるパルスをパルスMとすれば、パル
スMはタップ出力T1 とそのノットのオアで得られる。
【0028】パルス発生ロジック・セレクタ25は、入
力する画像データのレベルに応じて画素毎に、以上説明
したPWM変調データであるパルスP(P=1〜15,
M)と、以下説明するPM変調データである(ディジタ
ル)データDを設定し、パルスPとデータDとの複合信
号であるレーザ変調データを出力する。
【0029】例えば、PWM値が1〜6の6値、PM値
が4ビットでデータD(D=0〜15)の16値である
とすれば、画像データのレベル値0〜90に対応した9
1階調を表現することが出来ることを、図5及び図6を
参照して説明する。
【0030】図5及び図6の(A)はそれぞれ論理回路
の一例、同じく(B)は論理回路の左に付記したデー
タ,パルスの一例が入力した時に出力されるレーザ変調
データのディジタルレベルとタイミングを示す波形図で
ある。
【0031】図5の(A)に示したアンド回路40から
なる論理回路において、ラインに斜線を付したデータ入
力ラインとレーザ変調データ出力ラインはそれぞれ4ビ
ットラインであり、入力データの各ビットがそれぞれパ
ルスとのアンドがとられて出力される。図6の(A)も
同様である。
【0032】付記したように、データ15(PM値D=
15)と図4の(B)に示したパルス1とがアンド回路
40に入力すると、出力されるレーザ変調データ(以下
「出力データ」ともいう)の波形は、図5の(B)に示
したように、データ15がビデオクロックVCLKの周
期Tの1/6だけ出力され、残りの5/6はレベル0で
ある。これは15×1=15であるから、出力データ1
5になる。
【0033】アンド回路40にデータ5とパルス3とが
入力しても、データ3とパルス5とが入力しても、出力
波形は変化するが、出力データ15は変わらないから、
同じ濃度になる。すなわち、パルス発生ロジック・セレ
クタ25が出力するレーザ変調データは、ディジタルの
PM変調データがPWM変調データによってパルス幅変
調されたものである。
【0034】図6の(A)に示したアンド回路40a,
40bとその出力のオアをとるオア回路41とからなる
論理回路において、アンド回路40a,40bにそれぞ
れ入力するデータをデータDa,Db、パルスをパルス
Pa,Pbとする。
【0035】付記したように、それぞれデータDa,D
bとしてデータ15,8が、パルスPa,Pbとしてパ
ルス1,2が入力すれば、出力データの波形は図6の
(B)に示したように、クロックVCLKの周期Tの始
めの1/6はデータ15が、次の1/6はデータ8が、
残りの2/3はレベル0である。すなわち、15×1+
8×1=23であるから、出力データ23になる。
【0036】この例では、パルス1とパルス2とにオー
バラップ期間があるためビットの計算が複雑で、データ
が変れば必ずしも同じようにならないが、オーバラップ
期間のない組合せ、例えばパルス1とパルス6とをパル
スPa,Pbとして入力すれば、簡単に積の和として求
められる。
【0037】以上説明したように、論理回路を1個のア
ンド回路40だけで構成すれば、回路は簡単であるが画
像データのレベルが素数であると対応出来なくなる。2
個のアンド回路40a,40bとオア回路41とで構成
すれば、出力データは2つの積の和になるから、いかな
るレベルにも対応出来る。
【0038】実際上は、パルス発生ロジック・セレクタ
25が画像データのレベルに応じてその都度計算する訳
ではなく、予めレベルに対応するPM値とPWM値の組
合せを計算し、表として記憶しておくから、入力する画
像データのレベルに応じて、瞬時にPWM変調データと
PM変調データとが得られる。
【0039】レーザ変調データ出力回路11から上記の
ようなレーザ変調データが入力するレーザ駆動回路12
(図2)は、入力データをアナログ値に変換する極めて
高速なDAコンバータ(DAC)31を備え、このDA
コンバータ31の出力が発光レベル指令信号となる。
【0040】この発光レベル指令信号によってレーザユ
ニット13内の半導体レーザLDを駆動する回路は、定
電流電源34を電源とする入力段のFET33と、この
FET33のドレイン出力が電圧シフト回路35を介し
てベースに供給されるレーザLD駆動用のバイポーラ型
トランジスタ36とからなる電流増幅回路とにより構成
され、トランジスタ36のエミッタに直列接続された抵
抗Rの端子間電圧がコンデンサCを介してFET33の
ゲートに負帰還されている。
【0041】レーザユニット13内に設けられている半
導体レーザLDの光出力をモニタする受光素子PDによ
り得られる光量信号は、ゲイン変換器37を介して電流
加算点32に帰還され、DAコンバータ31から得られ
る発光レベル指令信号から減算されて、その差分が電流
増幅される。
【0042】このようにして、ゲイン変換された光量信
号と発光レベル指令信号とが等しくなるように半導体レ
ーザLDの順方向電流が制御される高速な光・電気負帰
還ループが構成されている。
【0043】以上説明したようにこの発明による画像形
成装置は、画像データのレベルに応じて画素毎にレーザ
駆動レベル及びオンデューティを決定し、それに応じて
それぞれ高速なDAコンバータ31と光・電気負帰還ル
ープを用いて半導体レーザの順方向電流とオン/オフの
タイミングを制御しているから、レーザ出力光を精度よ
く制御することができる。
【0044】また、このように階調数の多い濃度制御を
行うことにより、特に画像の低濃度部の再現性がよく、
バンディング(帯状濃度ムラ)の少ない画像が得られ
る。更に、レーザ変調データの形成にPLL回路の出力
を用いているから、ジターが少なく、リニアリティの優
れたレーザ駆動制御が可能となっている。
【0045】写真のように連続階調の画像を処理する写
真モードの場合、従来は特に目立ち易い中間調から明部
(低濃度部)の範囲でも階調が滑らかに表現されるよう
に、階調数の多いディザマトリックス処理による面積変
調を行なっていた。
【0046】また、縦線や横線が連続しているような図
柄の写真であると、ドットが縦横に並んでいるとモアレ
が出る場合があるので、ディザマトリックス処理の際に
形成されたドットがほぼ45°の方向に交叉するような
市松模様型の処理を行なうものもあった。
【0047】この発明による画像処理装置は、解像度を
低下させることなく、従来より遙かに豊富な階調を表現
することが出来るが、さらに位置情報である位置コード
を用いることにより、ディザマトリックス処理を行なっ
たと同様な効果を得ることが出来る。
【0048】図7は、位置コードを用いてPWM変調
(及びPM変調)されたパルスによりドットの配列を変
更した一例を示す画像の部分拡大図である。図7に示し
た例は、各画素のレーザ変調データがパルス幅(PWM
値)1/2即ち3/6である例を示し、濃度(PM値)
は問わないがデータ15(濃度最大)で出力データ45
(中間濃度)のドットであるとする。図7においてR又
はLと付記した画素は、それぞれ位置コードが右モード
又は左モードを指示した場合を示している。
【0049】オペレータが写真モードのうち特に面積変
調の効果を表わすモードをホストマシンに指示すると、
例えばホストマシンから(主走査)ライン1では画素毎
に交互に右モード,左モードの位置コードが、次のライ
ン2では交互に右モードの位置コードと出力データ0と
がそれぞれ出力されると、図7の(A)に示したような
ドットパターンが形成される。
【0050】また、オペレータが写真モードのうち特に
市松模様型のモードをホストマシンに指示すると、例え
ばホストマシンからライン1では画素毎に交互に右モー
ド,左モードの位置コードが、次のライン2では上段の
ライン1と逆になるように左モード,右モードの位置コ
ードがそれぞれ出力されると、図7の(B)に示したよ
うなドットパターンが形成され、モアレの発生を殆んど
抑えることが出来る。
【0051】このように位置コードを用いることによ
り、解像度が若干低下してもディザマトリックス処理に
比べて遙かに高い解像度で、しかもディザマトリックス
処理と同等な効果が得られ、方向性のない(モアレを生
じにくい)滑らかな多階調画像が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明による画像形
成装置は、解像度を低下させることなく階調数を増し
て、画質の優れた多階調画像を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部を示す構成図であ
る。
【図2】図1に示したレーザ変調データ出力回路,レー
ザ駆動回路及びレーザユニットの構成の一例を示す回路
図である。
【図3】図2に示したアナログVCOの構成の一例を示
す回路図である。
【図4】図2に示したパルス発生ロジック・セレクタに
入出力する各パルスの一例を示す波形図である。
【図5】パルス発生ロジック・セレクタの論理回路の構
成とその出力データの波形の一例を示す図である。
【図6】論理回路の構成とその出力データの波形の他の
例を示す図である。
【図7】位置コードが入力された時のドットパターンの
一例を示す部分拡大図である。
【符号の説明】
11:レーザ変調データ出力回路(レーザ変調データ出
力手段) 12:レーザ駆動回路(半導体レーザ駆動手段) 13:半導体レーザユニット 14:ポリゴンミラー 16:感光体 24:PLL回路(位相ロックループ) 25:パルス発生ロジック・セレクタ(位相変更手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザから画像データに応じて変
    調されて出射されるレーザ光により感光体を走査して静
    電潜像を形成し、この静電潜像を現像して顕画像を得る
    画像形成装置において、 前記画像データを入力し、該データのレベルに応じて画
    素毎にパルス幅変調データとパワー変調データとからな
    るレーザ変調データを出力するレーザ変調データ出力手
    段と、 該レーザ変調データ出力手段から出力されるレーザ変調
    データに応じて前記半導体レーザをパルス幅変調及びパ
    ワー変調する半導体レーザ駆動手段とを設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記レーザ変調データ出力手段に、前記画像データのク
    ロックの周期を細分したパルスを出力する位相ロックル
    ープを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、前記レーザ変調データ出力手段に、前記パルス幅
    変調されたパルスの位置を示す位置情報が入力された時
    に該位置情報に応じて前記パルス幅変調されたパルスの
    位相を変更させる位相変更手段を設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
JP33216593A 1993-12-27 1993-12-27 画像形成装置 Pending JPH07186452A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1079548A (ja) * 1996-07-12 1998-03-24 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ制御装置
JPH1079549A (ja) * 1996-07-12 1998-03-24 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1079548A (ja) * 1996-07-12 1998-03-24 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ制御装置
JPH1079549A (ja) * 1996-07-12 1998-03-24 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ制御装置

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