JPH0523454U - 管内走行用連結具 - Google Patents

管内走行用連結具

Info

Publication number
JPH0523454U
JPH0523454U JP8141191U JP8141191U JPH0523454U JP H0523454 U JPH0523454 U JP H0523454U JP 8141191 U JP8141191 U JP 8141191U JP 8141191 U JP8141191 U JP 8141191U JP H0523454 U JPH0523454 U JP H0523454U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
main hollow
hollow connector
pipe
auxiliary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8141191U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2574053Y2 (ja
Inventor
究 鈴木
道夫 小沢
勇 山田
紀美雄 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd, Sumitomo Metal Industries Ltd, Tokyo Gas Co Ltd, Toho Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP1991081411U priority Critical patent/JP2574053Y2/ja
Publication of JPH0523454U publication Critical patent/JPH0523454U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2574053Y2 publication Critical patent/JP2574053Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】着脱が容易で、引張耐力に優れ、管内面の損傷
を防止する管内走行機器用信号ケーブル線の連結手段を
提供する。 【構成】底部中央に貫通孔1−3を有し、外周面が円弧
面となした半割コネクター1−1、1−2を締結用プレ
ート2にて接合して二分割構造の主中空コネクター1を
構成する。この主中空コネクターの前後端に複数本のワ
イヤ3−1、3−2を螺着する。主中空コネクターの後
部に1ないし複数個の半割構造のボルト締結型球形補助
コネクター4を複数本のワイヤ3−2を介して接続す
る。 【効果】主中空コネクターを嵌込式プレートで締結する
ので組み立てが容易で、大きな引張力に耐えられる。主
中空コネクターおよび補助コネクターの外周面が球面で
あるため曲管部の通過性がよい。管軸方向の緩衝機構を
有するため、管内面や機器を損傷することがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はガス、水道配管等曲管部の存在する管路内を走行させる各種検査、 測定台車や駆動台車等の機器に対する信号ケーブルの接続に用いる連結具に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
ガス、水道配管等のパイプラインの内面検査あるいは管内観察等を行う場合は 、周知の通り各種検査機器を台車に搭載し、管内を走行させるのが一般的である 。その際使用される信号ケーブルは、各種検査機器の電気通信および電源供給用 ケーブル線を内臓し、外部との電気通信および機器への通電にも利用される。こ のような走行用信号ケーブルを機器に接続するための連結手段としては、一般に コネクターと称される着脱式連結具が用いられている。この種の連結具は電気接 続を主体に製作され、その連結具自体の着脱手段にはネジ方式が採用されている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、従来の着脱式連結具は前記したとおり、電気的接続を主体に製作さ れたものであり、引張強度に耐える構造とはなっていないため、ケーブル線保持 部が十分な耐力がなく、またケーブル線自体もこのような引張り方向の力が作用 する使用に耐えられないため、ケーブル線に引張力を加えて装置を移動させるこ とは不可能であった。また、走行抵抗に耐えられるように連結具自体を大型化す ることは、管内等狭小領域内に収納することが困難となるため実現不可能である 。さらに、従来のコネクターは着脱手段にネジ方式を採用しているため比較的手 間がかかり、その上形状的にも管内面に合った形状となっていないため、曲管部 の通過性能が悪く、また管軸方向の振動、衝撃を吸収する緩衝機能を有しないた め各種機器および電力、信号等のケーブル線を損傷する可能性や電気的接触不良 を生じる等のおそれが多分にあった。
【0004】 この考案は従来の問題点を解決し、引張力が作用するケーブル線の接続具とし て十分使用に耐えられ、しかも曲管部通過性能が良好でかつ管内面やケーブル線 を損傷することがなく、耐久性および接続機能が優れた管内走行用連結具を提供 しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は二分割構造の連結具本体を円弧状とし、この円弧状の連結具の着脱 手段にプレート板による凹凸嵌合方式を採用し、内部にコネクター本体を収納す る構造となすとともに、管軸方向の振動、衝撃を吸収する機能を持たした主コネ クターと、引張耐力を保持するための補助コネクターとからなるもので、その要 旨は、底部中央に貫通孔を有し、外周面が円弧状となし、接合部に形成した複数 個の凹部に嵌合する締結用プレートにて着脱可能に締結するごとくなした二分割 構造の主中空コネクターと、該主中空コネクターの前後端に一端を螺着した複数 本のワイヤと、前記主中空コネクターの後端に前記ワイヤを介して1ないし複数 個接続した半割り構造のボルト締結型球形補助コネクターとからなる連結具であ る。
【0006】
【作用】
外周面が円弧状となした二分割構造の主中空コネクターは、両開口面を合せ面 として接合した状態で球面を呈し、その接合部分に同一円周上に形成した複数個 の締結用凹部に嵌合するプレートにて着脱可能に締結して一体化されるようにな っている。したがって、主中空コネクターは引張力に十分耐えられる。複数本の ワイヤの一端は主中空コネクターに螺着されているため、そのネジ込み量を変え ることによってコネクターと装置との間隔を調整できる。また、このワイヤによ り管軸方向の振動、衝撃が吸収される。さらに、主中空コネクターの中央部に穿 設された貫通孔に信号ケーブルの芯材を通して装置に接続することにより、信号 ケーブルに内臓されているケーブル線に引張力がかかることはない。主中空コネ クターの外周面が球面となしているので、曲管部通過時に当該コネクターが管内 面に接触しても管内面を損傷することがない上、連結具自体が弾力性を有してい るので曲管部通過性も良好である。また、主中空コネクターの後端部にワイヤを 介して接続した球形補助コネクターは、主コネクターと同様、外周面が円弧状と なした半割り構造の中空体で、両開口面を合せ面となして沈みボルトで締結して 一体化する構造となしたもので、主中空コネクターとは前記ワイヤで接続し、補 助コネクターどうしもワイヤで接続するようになっている。この補助コネクター は信号ケーブルにかかる引張耐力を保持する作用がある。
【0007】
【実施例】
図1はこの考案に係る連結具の一例を示す縦断側面図、図2は同上連結具の平 面図であり、1は二分割構造の主中空コネクター、2は締結用プレート、3−1 、3−2はワイヤ、4は補助コネクター、5は装置、6は信号ケーブルである。
【0008】 主中空コネクター1は形状的にお碗形を呈する半割コネクター1−1、1−2 からなり、底部中央にはケーブル線を通す貫通孔1−3が穿設され、両半割コネ クターの接合部には例えばH形の締結用凹部1−4が同一円周上に複数個形成さ れ、この凹部に同一形状の締結用プレート2を嵌合して両半割コネクター1−1 、1−2が締結される構造となっている。なお、締結用プレート2は必要ならば ねじ1−6にて固着してもよい。さらに、2つの半割コネクター1−1、1−2 の底部にはそれぞれ貫通孔1−3の回りにワイヤ接続用ねじ孔1−5が同一円周 上に設けられ、このねじ孔にワイヤ3−1、3−2がねじ込まれて接続されてい る。補助コネクター4は中央に信号ケーブル6を通すための半円弧状溝4ー3を 有する外周面が円弧状の半割コネクター4−1、4−2からなり、複数個の沈み ボルト4−4にて締結する構造となっている。この補助コネクターの前後端にも 信号ケーブル貫通孔の周囲に複数個のワイヤ接続用ねじ孔4−5が設けられ、こ のねじ孔にワイヤ3−2がねじ込まれて接続されている。補助コネクターどうし も同様に接続される。なお、主中空コネクター1の締結用プレート2はH形の他 、X形、凹形等、適当な形状を選定して用いることができる。
【0009】 上記連結具を組み立てる際し、主中空コネクター1は双方の半割コネクター1 −1、1−2の開口面を締結用凹部1−4が形成されるように合せ、この締結用 凹部1−4に締結用プレート2を嵌合して一体化する。プレート2はねじ1−6 にて固定する。そして、一方の半割コネクター1−2にワイヤ3−1を取付ける 。装置5と主中空コネクター間の距離を調整する場合は、半割コネクター1−2 へのワイヤ3−1のねじ込み量を調整する。補助コネクター4の場合は、半割コ ネクター4−1、4−2の接合面どうしを合わせ、双方の半割コネクターに設け たホルト孔に沈みボルト4−4をねじ込んで一体化する。信号ケーブル6はケー ブル線6−1を内臓しており、主中空コネクター1および補助コネクター4には 、挟持具7−1、7−2を介して接続されている。8はケーブル補強用のテンシ ョンメンバーで、主中空コネクター1および補助コネクター4を貫通して、装置 5に突設したフック12に接続されている。
【0010】 上記連結具の場合、管内走行中における管軸方向の振動、衝撃は当該連結具の 複数本のワイヤ3−1、3−2にて吸収され、また曲管部通過時においても連結 部はその曲管部の曲率に応じてワイヤが屈曲するとともに、コネクター部が管内 面に接触してもコネクターの外周面が球面を呈しているので管内面を損傷するこ となくスムースに通過する。
【0011】
【考案の効果】
この考案は上記のごとく、中空コネクターの着脱手段にプレート嵌め込み方式 を採用したことにより、従来のねじ方式に比し着脱が容易であるばかりでなく、 接合強度を十分に有するため管内装入機器の牽引力(引張力)に十分に耐え得る 効果を有する。さらに、補助コネクターの作用により信号ケーブルの結束力およ び引張耐力が保持される効果を有する。また、外周面が球面となしており、かつ 管軸方向の振動衝撃を吸収する緩衝機能を有するので、曲管部の通過性能が優れ るとともに管内面や機器を損傷することがなく、さらにケーブルもコネクターの 中空部を貫通するため損傷することがない。したがって、この考案はガス、水道 配管等のパイプラインの内面検査あるいは観察等を行う各種自走式走行装置の連 結手段として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る連結具の一例を示す縦断側面図
である。
【図2】同上連結具の平面図である。
【符号の説明】
1 主中空コネクター 2 締結用プレート 3−1,3−2 ワイヤ 4 補助コネクター 5 装置 6 信号ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木 究 東京都港区海岸1丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)考案者 小沢 道夫 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)考案者 山田 勇 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内 (72)考案者 中嶋 紀美雄 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金属工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部中央に貫通孔を有し、外周面が円弧
    面となし、接合部に形成した複数個の凹部に嵌合する締
    結用プレートにて着脱可能に締結するごとくなした二分
    割構造の主中空コネクターと、該中空コネクターの前後
    端に一端を螺着した複数本のワイヤと、前記主中空コネ
    クターの後端側ワイヤに1ないし複数個接続した半割り
    構造のボルト締結型球形補助コネクターとからなること
    を特徴とする管内走行用連結具。
JP1991081411U 1991-09-10 1991-09-10 管内走行用連結具 Expired - Lifetime JP2574053Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991081411U JP2574053Y2 (ja) 1991-09-10 1991-09-10 管内走行用連結具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991081411U JP2574053Y2 (ja) 1991-09-10 1991-09-10 管内走行用連結具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0523454U true JPH0523454U (ja) 1993-03-26
JP2574053Y2 JP2574053Y2 (ja) 1998-06-11

Family

ID=13745598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991081411U Expired - Lifetime JP2574053Y2 (ja) 1991-09-10 1991-09-10 管内走行用連結具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2574053Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006310126A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールド導電路

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03153458A (ja) * 1989-11-09 1991-07-01 Tokyo Gas Co Ltd 自走式管内面検査装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03153458A (ja) * 1989-11-09 1991-07-01 Tokyo Gas Co Ltd 自走式管内面検査装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006310126A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールド導電路
JP4493092B2 (ja) * 2005-04-28 2010-06-30 株式会社オートネットワーク技術研究所 シールド導電路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2574053Y2 (ja) 1998-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20080031959A (ko) 제어 아암 및 너클 조립체
PL197168B1 (pl) Zacisk rurowy do łączenia dwóch rur oraz układ połączenia dwóch rur i zacisku rurowego
KR0175285B1 (ko) 두개의 관형 도관부위를 결합시키기 위한 장치
US5404914A (en) Centering support for double containment pipe assembly
KR101681908B1 (ko) 무용접 체결 방식의 연결장치 일체형 파형강관
JPH0523454U (ja) 管内走行用連結具
JPH085889Y2 (ja) 屈曲自在継手
CN110894899B (zh) 双管固定卡箍
JP3525597B2 (ja) 車両用防振支持装置
CN211976239U (zh) 抗高压力pe连接管
CN219866719U (zh) 一种结构轻量化的钛材金属软管
JP3869234B2 (ja) 取水管の取水部構造
CN217374466U (zh) 制动管路
JPH09317944A (ja) 車両用エンジンの配管類のクランプ
KR100864707B1 (ko) 배관연결장치
JP7318702B2 (ja) 閉断面部材の結合構造
CN212407783U (zh) 一种管道减震降噪连接结构
CN210266384U (zh) 一种用于动车车辆抗震管阀件
CN212407954U (zh) 一种管道减震装置
CN212435282U (zh) 通用管接头
CN215333778U (zh) 一种防腐蚀的抗震支架抱箍
CN217804199U (zh) 一种阳极拖车牵引钩加强结构
JPH1130377A (ja) 軟質合成樹脂管用継手
JPH077252Y2 (ja) 配管固定用ブラケットの取付具
KR200331307Y1 (ko) 플렌지 타입 익스펜션 커플링