JP2574053Y2 - 管内走行用連結具 - Google Patents

管内走行用連結具

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JP2574053Y2
JP2574053Y2 JP1991081411U JP8141191U JP2574053Y2 JP 2574053 Y2 JP2574053 Y2 JP 2574053Y2 JP 1991081411 U JP1991081411 U JP 1991081411U JP 8141191 U JP8141191 U JP 8141191U JP 2574053 Y2 JP2574053 Y2 JP 2574053Y2
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JP
Japan
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connector
main hollow
pipe
wires
hollow connector
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JP1991081411U
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JPH0523454U (ja
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究 鈴木
道夫 小沢
勇 山田
紀美雄 中嶋
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Nippon Steel Corp
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はガス、水道配管等曲管
部の存在する管路内を走行させる各種検査、測定台車や
駆動台車等の機器に対する信号ケーブルの接続に用いる
連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス、水道配管等のパイプラインの内面
検査あるいは管内観察等を行う場合は、周知の通り各種
検査機器を台車に搭載し、管内を走行させるのが一般的
である。その際使用される信号ケーブルは、各種検査機
器の電気通信および電源供給用ケーブル線を内臓し、外
部との電気通信および機器への通電にも利用される。こ
のような走行用信号ケーブルを機器に接続するための連
結手段としては、一般にコネクターと称される着脱式連
結具が用いられている。この種の連結具は電気接続を主
体に製作され、その連結具自体の着脱手段にはネジ方式
が採用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、従来の着脱
式連結具は前記したとおり、電気的接続を主体に製作さ
れたものであり、引張強度に耐える構造とはなっていな
いため、ケーブル線保持部が十分な耐力がなく、またケ
ーブル線自体もこのような引張り方向の力が作用する使
用に耐えられないため、ケーブル線に引張力を加えて装
置を移動させることは不可能であった。また、走行抵抗
に耐えられるように連結具自体を大型化することは、管
内等狭小領域内に収納することが困難となるため実現不
可能である。さらに、従来のコネクターは着脱手段にネ
ジ方式を採用しているため比較的手間がかかり、その上
形状的にも管内面に合った形状となっていないため、曲
管部の通過性能が悪く、また管軸方向の振動、衝撃を吸
収する緩衝機能を有しないため各種機器および電力、信
号等のケーブル線を損傷する可能性や電気的接触不良を
生じる等のおそれが多分にあった。
【0004】この考案は従来の問題点を解決し、引張力
が作用するケーブル線の接続具として十分使用に耐えら
れ、しかも曲管部通過性能が良好でかつ管内面やケーブ
ル線を損傷することがなく、耐久性および接続機能が優
れた管内走行用連結具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は二分割構造の
連結具本体を円弧状とし、この円弧状の連結具の着脱手
段にプレート板による凹凸嵌合方式を採用し、内部にコ
ネクター本体を収納する構造となすとともに、管軸方向
の振動、衝撃を吸収する機能を持たした主コネクター
と、引張耐力を保持するための補助コネクターとからな
るもので、その要旨は、底部中央に貫通孔を有し、外周
面が円弧状となし、接合部に形成した複数個の凹部に嵌
合する締結用プレートにて着脱可能に締結するごとくな
した二分割構造の主中空コネクターと、該主中空コネク
ターの前後端に一端を螺着した複数本のワイヤと、前記
主中空コネクターの後端に前記ワイヤを介して1ないし
複数個接続した半割り構造のボルト締結型球形補助コネ
クターとからなる連結具である。
【0006】
【作用】外周面が円弧状となした二分割構造の主中空コ
ネクターは、両開口面を合せ面として接合した状態で球
面を呈し、その接合部分に同一円周上に形成した複数個
の締結用凹部に嵌合するプレートにて着脱可能に締結し
て一体化されるようになっている。したがって、主中空
コネクターは引張力に十分耐えられる。複数本のワイヤ
の一端は主中空コネクターに螺着されているため、その
ネジ込み量を変えることによってコネクターと装置との
間隔を調整できる。また、このワイヤにより管軸方向の
振動、衝撃が吸収される。さらに、主中空コネクターの
中央部に穿設された貫通孔に信号ケーブルの芯材を通し
て装置に接続することにより、信号ケーブルに内臓され
ているケーブル線に引張力がかかることはない。主中空
コネクターの外周面が球面となしているので、曲管部通
過時に当該コネクターが管内面に接触しても管内面を損
傷することがない上、連結具自体が弾力性を有している
ので曲管部通過性も良好である。また、主中空コネクタ
ーの後端部にワイヤを介して接続した球形補助コネクタ
ーは、主コネクターと同様、外周面が円弧状となした半
割り構造の中空体で、両開口面を合せ面となして沈みボ
ルトで締結して一体化する構造となしたもので、主中空
コネクターとは前記ワイヤで接続し、補助コネクターど
うしもワイヤで接続するようになっている。この補助コ
ネクターは信号ケーブルにかかる引張耐力を保持する作
用がある。
【0007】
【実施例】図1はこの考案に係る連結具の一例を示す縦
断側面図、図2は同上連結具の平面図であり、1は二分
割構造の主中空コネクター、2は締結用プレート、3−
1、3−2はワイヤ、4は補助コネクター、5は装置、
6は信号ケーブルである。
【0008】主中空コネクター1は形状的にお碗形を呈
する半割コネクター1−1、1−2からなり、底部中央
にはケーブル線を通す貫通孔1−3が穿設され、両半割
コネクターの接合部には例えばH形の締結用凹部1−4
が同一円周上に複数個形成され、この凹部に同一形状の
締結用プレート2を嵌合して両半割コネクター1−1、
1−2が締結される構造となっている。なお、締結用プ
レート2は必要ならばねじ1−6にて固着してもよい。
さらに、2つの半割コネクター1−1、1−2の底部に
はそれぞれ貫通孔1−3の回りにワイヤ接続用ねじ孔1
−5が同一円周上に設けられ、このねじ孔にワイヤ3−
1、3−2がねじ込まれて接続されている。補助コネク
ター4は中央に信号ケーブル6を通すための半円弧状溝
4ー3を有する外周面が円弧状の半割コネクター4−
1、4−2からなり、複数個の沈みボルト4−4にて締
結する構造となっている。この補助コネクターの前後端
にも信号ケーブル貫通孔の周囲に複数個のワイヤ接続用
ねじ孔4−5が設けられ、このねじ孔にワイヤ3−2が
ねじ込まれて接続されている。補助コネクターどうしも
同様に接続される。なお、主中空コネクター1の締結用
プレート2はH形の他、X形、凹形等、適当な形状を選
定して用いることができる。
【0009】上記連結具を組み立てる際し、主中空コネ
クター1は双方の半割コネクター1−1、1−2の開口
面を締結用凹部1−4が形成されるように合せ、この締
結用凹部1−4に締結用プレート2を嵌合して一体化す
る。プレート2はねじ1−6にて固定する。そして、一
方の半割コネクター1−2にワイヤ3−1を取付ける。
装置5と主中空コネクター間の距離を調整する場合は、
半割コネクター1−2へのワイヤ3−1のねじ込み量を
調整する。補助コネクター4の場合は、半割コネクター
4−1、4−2の接合面どうしを合わせ、双方の半割コ
ネクターに設けたホルト孔に沈みボルト4−4をねじ込
んで一体化する。信号ケーブル6はケーブル線6−1を
内臓しており、主中空コネクター1および補助コネクタ
ー4には、挟持具7−1、7−2を介して接続されてい
る。8はケーブル補強用のテンションメンバーで、主中
空コネクター1および補助コネクター4を貫通して、装
置5に突設したフック12に接続されている。
【0010】上記連結具の場合、管内走行中における管
軸方向の振動、衝撃は当該連結具の複数本のワイヤ3−
1、3−2にて吸収され、また曲管部通過時においても
連結部はその曲管部の曲率に応じてワイヤが屈曲すると
ともに、コネクター部が管内面に接触してもコネクター
の外周面が球面を呈しているので管内面を損傷すること
なくスムースに通過する。
【0011】
【考案の効果】この考案は上記のごとく、中空コネクタ
ーの着脱手段にプレート嵌め込み方式を採用したことに
より、従来のねじ方式に比し着脱が容易であるばかりで
なく、接合強度を十分に有するため管内装入機器の牽引
力(引張力)に十分に耐え得る効果を有する。さらに、
補助コネクターの作用により信号ケーブルの結束力およ
び引張耐力が保持される効果を有する。また、外周面が
球面となしており、かつ管軸方向の振動衝撃を吸収する
緩衝機能を有するので、曲管部の通過性能が優れるとと
もに管内面や機器を損傷することがなく、さらにケーブ
ルもコネクターの中空部を貫通するため損傷することが
ない。したがって、この考案はガス、水道配管等のパイ
プラインの内面検査あるいは観察等を行う各種自走式走
行装置の連結手段として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る連結具の一例を示す縦断側面図
である。
【図2】同上連結具の平面図である。
【符号の説明】
1 主中空コネクター 2 締結用プレート 3−1,3−2 ワイヤ 4 補助コネクター 5 装置 6 信号ケーブル
フロントページの続き (72)考案者 鈴木 究 東京都港区海岸1丁目5番20号 東京瓦 斯株式会社内 (72)考案者 小沢 道夫 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2 号 大阪瓦斯株式会社内 (72)考案者 山田 勇 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東邦瓦斯株式会社内 (72)考案者 中嶋 紀美雄 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−153458(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B61B 13/10

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部中央に貫通孔を有し、外周面が円弧
    面となし、接合部に形成した複数個の凹部に嵌合する締
    結用プレートにて着脱可能に締結するごとくなした二分
    割構造の主中空コネクターと、該中空コネクターの前後
    端に一端を螺着した複数本のワイヤと、前記主中空コネ
    クターの後端側ワイヤに1ないし複数個接続した半割り
    構造のボルト締結型球形補助コネクターとからなること
    を特徴とする管内走行用連結具。
JP1991081411U 1991-09-10 1991-09-10 管内走行用連結具 Expired - Lifetime JP2574053Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991081411U JP2574053Y2 (ja) 1991-09-10 1991-09-10 管内走行用連結具

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991081411U JP2574053Y2 (ja) 1991-09-10 1991-09-10 管内走行用連結具

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Publication Number Publication Date
JPH0523454U JPH0523454U (ja) 1993-03-26
JP2574053Y2 true JP2574053Y2 (ja) 1998-06-11

Family

ID=13745598

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03153458A (ja) * 1989-11-09 1991-07-01 Tokyo Gas Co Ltd 自走式管内面検査装置

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JPH0523454U (ja) 1993-03-26

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