JPH0428940Y2 - - Google Patents

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JPH0428940Y2
JPH0428940Y2 JP1989067014U JP6701489U JPH0428940Y2 JP H0428940 Y2 JPH0428940 Y2 JP H0428940Y2 JP 1989067014 U JP1989067014 U JP 1989067014U JP 6701489 U JP6701489 U JP 6701489U JP H0428940 Y2 JPH0428940 Y2 JP H0428940Y2
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bracket
hydraulic breaker
hose
side plate
mounting
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JP1989067014U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は油圧ブレーカをパワーシヨベルのア
ームに装着するためのブラケツトに関する。
〔従来の技術〕
一般に油圧ブレーカは、第1図に示すようにブ
ラケツト1にボルト締めなどにより取付けられ、
このブラケツトをパワーシヨベル2の起伏自在な
アーム3の先端に(詳しくはアーム3とバケツト
操作用リンク4に)ピン連結して用いられる。そ
してパワーシヨベル2のパワーユニツトに接続さ
れた油圧配管5と油圧ブレーカ6とをホースで直
接接続するとブラケツト1の起伏により該ホース
が損傷を受けやすいので、油圧配管5に接続され
るホース7と、油圧ブレーカ6に接続されるホー
ス8とを、第3図に示すようにブラケツトの側板
部1aを貫通する接続金具40により接続して、
パワーユニツトと油圧ブレーカ6間の給排油をお
こなつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが上記従来の構造のブラケツトにおいて
は、接続金具40は側板部1aに図示のように溶
接あるいはボルト締めにより固定されていたの
で、油圧ブレーカ使用時の激しい振動が側板部1
aから接続金具40に直接伝達され、接続金具4
0にねじ込まれたホース7および8の継手のおね
じ部が大きな繰返衝撃力を受け、図示のA部やB
部で折損をおこす事故が発生している。この折損
が生じると、ホースあるいは管継手を交換せねば
ならず、作業が中断するとともに交換部品を常に
用意しておくのも極めて煩雑である。
この考案は上記従来の問題点を解決するもの
で、ホースの継手部の折損を防止し、長期にわた
つて使用が可能な油圧ブレーカ装着用ブラケツト
を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
しかしてこの考案のブラケツトは、油圧ブレー
カに取付けられパワーシヨベルのアームの先端に
ピン連結されるブラケツトの側板部に、筒状部に
フランジ部を連設した取付金具を、前記側板部に
設けた穴に前記筒状部を挿通させて取付け、油圧
ブレーカに至るホースとパワーユニツト(油圧ユ
ニツト)に至るホースを接続するための接続金具
を、前記取付金具の筒状部内に防振ゴムを介して
接着保持したことを特徴とする油圧ブレーカ装着
用ブラケツトである。
〔作用〕
この考案のブラケツトにおいては、油圧ブレー
カの作動に伴う振動により側板部が振動しても、
接続金具を支持する防振ゴムによつて、接続金具
に伝達される振動は低減化され、ホースの継手部
に生じる繰返衝撃力も緩和される。
〔実施例〕
以下第1図および第2図によりこの考案の一実
施例を説明する。
図中、10は綱製の厚肉円筒状の接続金具で、
その外側端部にはパワーユニツト(図示しない)
に至るホース7接続用の接続口11を、内側端部
には油圧ブレーカ6に至るホース8接続用の接続
口12をそなえている。13および14は、各ホ
ース接続用の継手15,16のねじ込時に、接続
金具10を保持するための回り止め用の六角形状
のスパナ掛け部である。17は接続金具10を包
囲する円筒部17aにフランジ部17bを連設し
た取付金具で、この円筒部17aの内面と接続金
具10の外面の間には、円筒状の防振ゴム18が
挿入接着されている。取付金具17は、ブラケツ
ト1の側板部1aに穿設した穴19に挿通され、
フランジ部17bを貫通する取付ボルト20によ
り側板部1aに締付固定されるようになつてい
る。なお第2図はブラケツト1の一方の側の側板
部1aについて図示したが、油圧ブレーカ6への
配管は高圧側と低圧側の二系統が必要なので、他
方の側(第1図における紙面裏側)の側板部1a
にも、接続金具10を用いて同様なホース接続構
造が施してある。
上記構成の装置においては、油圧ブレーカ6へ
の給排油は接続金具10を介しておこなわれ、油
圧ブレーカ6の振動によりブラケツト1が振動し
ても、防振ゴム18の吸振作用により接続金具1
0に伝達される振動が低減化され、ホースの継手
15や16の折損事故が防止される。
この考案は上記実施例に限定されるものではな
く、たとえば各部の形状は上記以外のものとして
もよい。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、防振ゴ
ムにより接続金具へ伝達される振動が低減化さ
れ、ホースの継手部に生じる繰返衝撃力が緩和さ
れるので、継手部の破損が防止され、長期にわた
り使用でき保守の手間がかからない油圧ブレーカ
装着用ブラケツトが提供される。また取付金具に
接続金具を防振ゴムを介して接着保持させた組立
品を、側板部とは別に製作しておくことができる
ので、前記組立品を側板部に取付けることにより
この考案のブラケツトは容易に製作することがで
き、また防振ゴムが破損した場合でも前記組立品
を交換することにより迅速容易に修理でき、さら
に従来の接続金具を側板部に直接固着したブラケ
ツトを改造してこの考案のブラケツトとすること
も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は油圧ブレーカを装着したパワーシヨベ
ルの正面図、第2図はこの考案の実施例を示すブ
ラケツトの接続金具部の縦断面図、第3図は従来
のブラケツトの接続金具部の縦断面図である。 1……ブラケツト、2……パワーシヨベル、3
……アーム、5……油圧配管、6……油圧ブレー
カ、7,7a,7b……ホース、8,8a,8b
……ホース、10……接続金具、11……接続
口、12……接続口、17……取付金具、18…
…防振ゴム、19……穴、20……取付ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧ブレーカに取付けられパワーシヨベルのア
    ームの先端にピン連結されるブラケツトの側板部
    に、筒状部にフランジ部を連接した取付金具を、
    前記側板部に設けた穴に前記筒状部を挿通させて
    取付け、油圧ブレーカに至るホースとパワーユニ
    ツトに至るホースを接続するための接続金具を、
    前記取付金具の筒状部内に防振ゴムを介して接着
    保持したことを特徴とする油圧ブレーカ装着用ブ
    ラケツト。
JP1989067014U 1989-06-07 1989-06-07 Expired JPH0428940Y2 (ja)

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JPH035754U JPH035754U (ja) 1991-01-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60101387A (ja) * 1983-11-04 1985-06-05 日立建機株式会社 配管用継手

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JPH035754U (ja) 1991-01-21

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