JPH0523441U - 端子金具の二重係止コネクタ - Google Patents
端子金具の二重係止コネクタInfo
- Publication number
- JPH0523441U JPH0523441U JP073103U JP7310391U JPH0523441U JP H0523441 U JPH0523441 U JP H0523441U JP 073103 U JP073103 U JP 073103U JP 7310391 U JP7310391 U JP 7310391U JP H0523441 U JPH0523441 U JP H0523441U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal fitting
- retainer
- flexible
- wall
- locking arm
- Prior art date
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- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4364—Insertion of locking piece from the front
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、リテーナを有するコネクタハウジ
ングにおいて、該リテーナで支持される可撓係止アーム
及びコネクタハウジングの固定係止突起により二重に端
子金具を係止するようにしたものである。 【構成】 コネクタハウジングAとリテーナBとから成
り、リテーナの仮結合状態においては可撓係止アーム9
が撓み空間10を介して変位することにより挿入される
端子金具Cと係合し、リテーナBの本結合状態において
はリテーナBが撓み空間10内に進入して端子金具Cを
支持している可撓係止アーム9を壁6方向へ駆動して端
子金具を前後移動方向において固定係止突起7に係合さ
せる。
ングにおいて、該リテーナで支持される可撓係止アーム
及びコネクタハウジングの固定係止突起により二重に端
子金具を係止するようにしたものである。 【構成】 コネクタハウジングAとリテーナBとから成
り、リテーナの仮結合状態においては可撓係止アーム9
が撓み空間10を介して変位することにより挿入される
端子金具Cと係合し、リテーナBの本結合状態において
はリテーナBが撓み空間10内に進入して端子金具Cを
支持している可撓係止アーム9を壁6方向へ駆動して端
子金具を前後移動方向において固定係止突起7に係合さ
せる。
Description
【0001】
本考案は、自動車用ワイヤハーネス等の接続に用いられる端子金具の二重係止 コネクタに関するものである。
【0002】
図6(実開昭62−1382号)において、コネクタハウジングaの端子収容 室b内の壁面に端子金具cに係合する固定係止突起dを設け、該固定係止突起d と対向する壁面側に適宜の撓み空間eを残して室内に挿入された端子金具cを該 係止突起d側に押し付ける可撓性アームfを設け、該アームfおよび挿入された 端子金具cを固定するリテーナgを前記撓み空間eに挿着して端子金具cと係止 突起dとの係合を確保しつつ端子金具cの後抜けを阻止している。
【0003】 図7(A)の従来例(実開昭55−36550号)においては、図6と同様に コネクタハウジングa′、端子収容室b′、端子金具c′固定係止突起d′、撓 み空間e′及び可撓性アームf′が設けられていて、端子金具c′と係止突起d ′との係合を外す場合には、図7(B)の如くに、固定治具挿入溝hに治具iを 挿入して可撓性アームf′の弾性に抗して端子金具c′を押し下げつつ引き抜い ている。
【0004】
上記従来技術にあっては、可撓性アームが端子金具の係止に関与していないも のであり、また端子金具の抜き取りのために治具挿入溝を形成しなければならな い欠点がある。
【0005】 本考案は上記した点に着目し、可撓性アームに端子係止作用を担わせると共に 端子金具の取り外しが容易に出来るようにしたものである。
【0006】
上記の目的を達成するため、本考案のおいては、端子収容室の一方の壁に端子 金具に対する片持ちの可撓係止アームを設けて該可撓係止アームと該一方の壁と の間に撓み空間を形成すると共に該一方の壁に対向する他方の壁に該端子金具に 対する固定係止突起を設けたコネクタハウジングと、該コネクタハウジングの前 端に結合されるリテーナとから成り、該可撓係止アームが該撓み空間を介して変 位することにより挿入される端子金具と係合し、該リテーナの結合完了状態にお いてはリテーナが該撓み空間内に進入して該端子金具を支持している該可撓係止 アームを該他方の壁方向へ駆動して該端子金具を前記移動方向において該固定係 止突起に係合させる構成を採用した。
【0007】
リテーナの仮結合状態において端子収容室に端子金具を挿入すると端子金具は 可撓係止アームのみに係止され、リテーナを本結合位置に移動させると端子金具 は可撓係止アーム及び固定係止突起により係止される。
【0008】
図1において、Aは合成樹脂製のコネクタハウジング、Bは合成樹脂製のリテ ーナであり、リテーナBはコネクタハウジングAに対して仮結合状態にある。 リテーナBにおいて、嵌合案内部1の両側にテーパー状駆動突起2,2が2個 の端子収容室3,3に対応して設けられ、両側前端に仮係止突起4が設けられる と共に後側中央部に本係止突起5が設けられている。各端子収容室3において、 上壁6の後部には固定係止突起7が突設され、底壁8には後部の立上り基部9a から前方へ延長する可撓係止アーム9が設けられている。可撓係止アーム9の自 由端部の内側には端子金具cに対する係止突起9bが設けられると共に外側には 底壁8との間に撓み空間10が形成されている。
【0009】 図3に示されるリテーナBの仮結合状態においてはリテーナBは撓み空間10 を外れており、この状態で端子収容室3内へ後部より端子金具cを挿入すると、 端子金具cは撓み空間10を介して可撓係止アーム9を変位させながら進入して 係止突起9bを乗り越え、ストッパー11に衝合したところで可撓係止アーム9 が復元して係止突起9bが電気接続部C1 における係合部12に係入する。
【0010】 図3に示される仮結合状態においては、端子金具Cの電気接触部C1 の肩部1 3は前後移動方向において固定係止突起7とは外れており、この状態からリテー ナBを図5に示される本結合状態に押し入れて結合を完了すると、テーパー状駆 動突起2により可撓係止アーム9及び端子金具Cを上壁6に対して押し上げ、上 記肩部13が前後移動方向において固定係止突起7と係合する位置に入る。従っ て、本結合状態では端子金具Cは固定係止突起7及び可撓係止アーム9の係止突 起9bにより後抜けに対して二重に係止される。
【0011】 故障等により端子金具Cを取り外す必要が生じた場合には、リテーナBを仮結 合状態に戻すと、図3の位置に可撓係止アーム9と端子金具Cが復元し、この状 態で治具(図示せず)により前端の被駆動部9cを介して可撓係止アーム9を撓 み空間10方向へ変位させて係止突起9bを係合部12から外し、電線Wを介し て端子金具Cを引き抜く。
【0012】
本考案は上記した如くに、端子収容室の一方の壁に端子金具に対する片持ちの 可撓係止アームを設けて該可撓係止アームと該一方の壁との間に撓み空間を形成 すると共に該一方の壁に対向する他方の壁に該端子金具に対する固定係止突起を 設けたコネクタハウジングと、該コネクタハウジングの前端に結合されるリテー ナとから成り、該可撓係止アームが該撓み空間を介して変位することにより挿入 される端子金具と係合し、該リテーナの結合完了状態においてはリテーナが該撓 み空間内に進入して該端子金具を支持している該可撓係止アームを該他方の壁方 向へ駆動して該端子金具を前記移動方向において該固定係止突起に係合させるも のであるから、可撓係止アームと固定係止突起により端子金具をその後抜けに対 して二重に係止でき、リテーナの結合が完了しない状態においては可撓係止アー ムは端子金具を固定係止突起と係合する位置へ付勢していないので、端子金具の 取り外しが容易である。
【図1】本考案の一実施例について、リテーナの仮結合
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図2】リテーナの斜視図である。
【図3】リテーナの仮結合状態を示す縦断面図である。
【図4】同上の横断面図である。
【図5】リテーナの本結合状態の縦断面図である。
【図6】従来例の断面図である。
【図7】他の従来例について、(A)は端子金具の係止
状態を示す断面図、(B)は端子金具の取り外し状態を
示す断面図である。
状態を示す断面図、(B)は端子金具の取り外し状態を
示す断面図である。
A コネクタハウジング B リテーナ C 端子金具 3 端子収容室 6 他方の壁 7 固定係止突起 8 一方の壁 9 可撓係止アーム 10 撓み空間
Claims (1)
- 【請求項1】 端子収容室の一方の壁に端子金具に対す
る片持ちの可撓係止アームを設けて該可撓係止アームと
該一方の壁との間に撓み空間を形成すると共に該一方の
壁に対向する他方の壁に該端子金具に対する固定係止突
起を設けたコネクタハウジングと、該コネクタハウジン
グの前端に結合されるリテーナとから成り、該可撓係止
アームが該撓み空間を介して変位することにより挿入さ
れる端子金具と係合し、該リテーナの結合完了状態にお
いてはリテーナが該撓み空間内に進入して該端子金具を
支持している該可撓係止アームを該他方の壁方向へ駆動
して該端子金具を前記移動方向において該固定係止突起
に係合させることを特徴とする端子金具の二重係止コネ
クタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991073103U JP2526022Y2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 端子金具の二重係止コネクタ |
US07/940,231 US5261836A (en) | 1991-09-11 | 1992-09-03 | Metal terminal dual-lock connector |
DE4230333A DE4230333C2 (de) | 1991-09-11 | 1992-09-10 | Elektrischer Steckverbinder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991073103U JP2526022Y2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 端子金具の二重係止コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0523441U true JPH0523441U (ja) | 1993-03-26 |
JP2526022Y2 JP2526022Y2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=13508645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991073103U Expired - Lifetime JP2526022Y2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 端子金具の二重係止コネクタ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5261836A (ja) |
JP (1) | JP2526022Y2 (ja) |
DE (1) | DE4230333C2 (ja) |
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DE102015201089A1 (de) | 2015-01-22 | 2016-07-28 | Te Connectivity Germany Gmbh | Zwischengehäuse mit einer CPA-Aufnahme und Steckverbindersysteme umfassend ein solches |
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-
1992
- 1992-09-03 US US07/940,231 patent/US5261836A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-10 DE DE4230333A patent/DE4230333C2/de not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5261836A (en) | 1993-11-16 |
DE4230333A1 (de) | 1993-03-25 |
DE4230333C2 (de) | 1997-02-13 |
JP2526022Y2 (ja) | 1997-02-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960910 |