JP2508986Y2 - コネクタのロック結合検知装置 - Google Patents

コネクタのロック結合検知装置

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JP2508986Y2
JP2508986Y2 JP1990403819U JP40381990U JP2508986Y2 JP 2508986 Y2 JP2508986 Y2 JP 2508986Y2 JP 1990403819 U JP1990403819 U JP 1990403819U JP 40381990 U JP40381990 U JP 40381990U JP 2508986 Y2 JP2508986 Y2 JP 2508986Y2
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lock arm
lock
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として自動車用ワイ
ヤハーネスの接続に用いられるコネクタに関し、一対の
コネクタのロック結合検知装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】図6において、aは雄コネクタハウジン
グ、bは雌コネクタハウジングであり、雄コネクタハウ
ジングaの表面には片持ちの可撓ロックアームcが前方
へ延長して設けられ、雌コネクタハウジングbには可撓
ロックアームcの係止部c1 に対する係合孔dが形成さ
れている。
【0003】上記構造において、雌、雄のコネクタハウ
ジングa,bを結合する場合に、可撓ロックアームcは
係止部c1 が雄コネクタハウジングbの係合枠部d1
先端に衝合して下方へ変位し(図6(B))、係止部c
1 が係合孔dに至って復元することによりロック結合が
完成した完全結合状態となる(図6(C))。
【0004】しかし、この操作において図6(B)の不
完全結合状態を完全結合と誤認する場合がしばしば発生
している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記した点に
着目し、コネクタの完全結合の検知が外部から容易に確
認し得るようにしたものである。
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案においては、可撓ロックアームを有する雄コ
ネクタハウジングと該可撓ロックアームの係合部を有す
る雌コネクタハウジングから成り、雌コネクタハウジン
グの保持部内にロック結合検知片を該ロック結合検知片
の弾性係合部分を該保持部に係合させることにより突出
方向の移動を阻止して設けると共に該可撓ロックアーム
に該ロック結合検知片に対する駆動部を設け、上記雌、
雄コネクタハウジングの完全結合時において該可撓ロッ
クアームにより該弾性係合部分の該保持部に対する係合
を外して該ロック結合桧知片を該保持部外に突出させる
構成を採用した。
【0006】
【作用】雄コネクタハウジングを雌コネクタハウジング
に嵌合すると、可撓ロッキングアームが保持部内におけ
るロック結合検知片の保持を解除して該ロック結合検知
片を保持部の外側へ駆動する。
【0007】
【実施例】図1において、Aは雄コネクタハウジング、
Bは雌コネクタハウジングであり、それぞれ合成樹脂材
により形成され、複数の端子金具の収容室を有してい
る。
【0008】雄コネクタハウジングAの上面1には、前
端の立上り基部2aを介して可撓ロックアーム2が後方
へ延長して設けられると共にその中心部にロック用突起
2b、後端に操作部2cが設けられ、更にロック用突起
2b附近の両側部において突出した駆動部2d上に前方
から後方へ立ち上がるテーパー状押し上げ駆動面2eが
形成されている。
【0009】また上面1には、駆動部2dに近接した両
側において係合解除部3が突設され、該係合解除部3に
は前方外側から後方内側へ向けて斜状に形成されていて
上記テーパー状押し上げ駆動面2eの前方において終端
するテーパー状係合解除面3aが設けられている。
【0010】雌コネクタハウジングBには雄コネクタハ
ウジングBが嵌合される套体部4が形成され、套体部4
の上部にはロック結合検知片Cの保持部5が形成されて
いる。
【0011】保持部5には平面形において略H字状の切
欠孔6が内外方向に貫通して形成れ、H字状の切欠孔6
を形成する中間の相対向する突出部7,7には内側に開
放された支持溝7a,7aが形成されている。
【0012】切欠孔6の前端幅広部6aの中間部は可撓
ロックアーム2のロック用突起2bに対する係合部6a
2 を形成し、前端幅広部6aの両側は収容隅部6a1
6a1 を形成する。また、切欠孔6の後端幅広部6bの
両側は収容隅部6b1 ,6b1 を形成する。
【0013】ロック結合検知片Cは金属又は合成樹脂材
にて形成され、一対の支持杆8bを有する基枠部8に対
して一対の弾性係合腕8cが設けられると共に各自由端
部に被駆動杆8aが設けられている。
【0014】ロック結合検知片Cは、支持杆8b,8b
を収容隅部6b1 ,6b1 に位置させると共に被駆動杆
8a,8aを収容隅部6a1 ,6a1 に位置させ、弾性
係合腕8c,8cを支持溝7a,7aに係合させた状態
で保持部5の切欠孔6内において保持されており、この
状態において被駆動杆8a,8aの下端は保持部5の下
方から套体部4の収容空間R内に突出している。
【0015】上記構成において、雄コネクタハウジング
Aと雌コネクタハウジングBを対向させた状態から(図
4(A)、図5(A))、雄コネクタハウジングAを雌
コネクタハウジングB内へ嵌合するとロック用突起2b
が保持部5の前端に衝合して可撓ロックアーム2が下方
へ変位し、また係合解除部3のテーパー状係合解除面3
aにより被駆動杆8aが駆動されることにより弾性係合
腕8cが内方へ変位される(図4(B)、図5
(B))。
【0016】そして、嵌合度を増すと、弾性係合腕8c
が突出部7の支持溝7aを外れて被駆動杆8aが駆動部
2dにおける駆動面2eの始端に位置し(図4(C)、
図5(C))、更に嵌合すると駆動面2eにより被駆動
杆8aを介してロック結合検知片Cが移動すると共に可
撓ロックアーム2の復元により保持部5上へ押し上げら
れるので、外観によって完全結合が容易に確認できる。
【0017】
【考案の効果】本考案は上記した如くに、可撓ロックア
ームを有する雄コネクタハウジングと該可撓ロックアー
ムの係合部を有する雌コネクタハウジングから成り、雌
コネクタハウジングの保持部内にロック結合検知片を
ロック結合検知片の弾性係合部分を該保持部に係合させ
ることにより突出方向の移動を阻止して設けると共に該
可撓ロックアームに該ロック結合検知片に対する駆動部
を設け、上記雌、雄コネクタハウジングの完全結合時に
おいて該可撓ロックアームにより該弾性係合部分の該保
持部に対する系合を外して該ロック結合検知片を該保持
部外に突出させるものであるから、雌コネクタハウジン
グ内においてロック結合検知片が保持部に係合すること
により乱りに外部へ突出するのを阻止された状態におい
て、雌、雄コネクタハウジングの完全結合時に保持部外
に出現したロック結合検知片によりコネクタの完全結合
を外部から容易に確認することができ、この際におい
て、可撓ロックアームがロック結合検知片の保持部に対
する係合を外してロック結合検知片を保持部外へ自動的
に突出させるものであるから、ロック結合検知片に対す
る手動確認操作を必要としない特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例についての分離した状態の斜
視図である。
【図2】(A)はロック結合検知片の斜視図であり、
(B)はロック結合検知体の平面図である。
【図3】ロック結合検知片の組み込み状態を示す要部の
斜視図である。
【図4】(A)(B)(C)(D)は雌、雄コネクタハ
ウジングの結合過程を示す平面図である。
【図5】(A)(B)(C)(D)は雌、雄コネクタハ
ウジングの結合過程を示す断面図である。
【図6】(A)(B)(C)は従来例の係合過程を示す
断面図である。
【符号の説明】
A 雄コネクタハウジング B 雌コネクタハウジング C ロック結合検知片 2 可撓ロックアーム 2d 駆動部 6a2 係合部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓ロックアームを有する雄コネクタハ
    ウジングと該可撓ロックアームの係合部を有する雌コネ
    クタハウジングから成り、雌コネクタハウジングの保持
    部内にロック結合検知片を該ロック結合検知片の弾性係
    合部分を該保持部に係合させることにより突出方向の移
    動を阻止して設けると共に該可撓ロックアームに該ロッ
    ク結合検知片に対する駆動部を設け、上記雌、雄コネク
    タハウジングの完全結合時において該可撓ロックアーム
    により該弾性係合部分の該保持部に対する係合を外して
    該ロック結合検知片を該保持部外に突出させることを特
    徴とするコネクタのロック結合検知装置。
JP1990403819U 1990-12-20 1990-12-20 コネクタのロック結合検知装置 Expired - Fee Related JP2508986Y2 (ja)

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JP2557741B2 (ja) * 1990-11-30 1996-11-27 住友電装株式会社 コネクタのロック検知方法と、それを用いるコネクタ

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