JPH052340Y2 - - Google Patents

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JPH052340Y2
JPH052340Y2 JP1986108217U JP10821786U JPH052340Y2 JP H052340 Y2 JPH052340 Y2 JP H052340Y2 JP 1986108217 U JP1986108217 U JP 1986108217U JP 10821786 U JP10821786 U JP 10821786U JP H052340 Y2 JPH052340 Y2 JP H052340Y2
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フユーエルタンクゲージユニツトが
装着されるプラスチツクタンクに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のプラスチツクタンクそしては、
実開昭55−117323号公報に開示された自動車用樹
脂製燃料タンクの液面検出ゲージ取付装置が知ら
れている。この装置は、第5図a及びbに示すよ
うに、樹脂製燃料タンク1の上部開口に、多数の
ボルト2…が植設されたリング金具3をインサー
トモールドして、上記ボルト2…にゲージ4が組
付けられたゲージ板5を嵌め合わせ、ナツト6…
で締結し固定するようにしたものである。
ところが、上記従来の構造では、多数のナツト
6…を締結する必要があるので組付性が悪いう
え、ボルト2…、ナツト6…、リング金具3は金
属製であるから重量が増加し、また錆易いという
問題を招来していた。
一方、例えば実開昭49−15320号公報には、プ
ラスチツクタンクの上壁に筒状の取付口を突設す
ると共に、この取付筒の開口端にベース板を載置
し、このベース板を介してキヤツプを上記取付筒
に嵌着する構造を採用することによつて、上記し
た重量増加等の問題点を解消し得るオイルタンク
が開示されている。上記のキヤツプは、その下端
側が内方への絞り形状に形成されており、このキ
ヤツプを上方から取付口に外嵌させて押し込むこ
とで、上記の絞り形状部が、取付口の外周に凹設
した周状の係止溝に係合して固定される。
上記ベース板にフユーエルタンクゲージユニツ
トが取付けられ、このフユーエルタンクゲージユ
ニツトには、揺動自在なアームが取付けられてい
る。このアームの先端に、上記取付筒の中心線上
とは異なるオフセツト状態でタンク内に位置する
フロートが設けられている。なお、この種のプラ
スチツクタンクにおいて、フロートの適正位置
は、プラスチツクタンクの形状や車両の加速方向
等により必然的に決定され、このフロートの位置
により、フユーエルタンクゲージユニツトにおけ
る液面検出の信頼性が影響される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のようにキヤツプを上方か
ら取付口に外嵌させて押し込み、下端側で周状の
係止溝に係合させて固定する構造では、例えば取
付口における開口端から係合部までの高さ寸法の
ばらつきによつてベース板の挟着による固定力が
左右され、また、自動車の走行に伴う振動等を考
慮すると、充分に安定した固定力を得にくいとい
う問題を有している。
そこで、このような問題を解決するものとし
て、プラスチツクタンクの上部開口に、外周に雄
螺子が形成された取付口を設け、この取付口の開
口端にフユーエルタンクゲージユニツトが組み付
けられたベース板を載置し、内周に雌螺子が形成
されたキヤツプを、上記ベース板を介して上記取
付口に螺合させる構造が考えられる。このような
ねじ締結構造を採用することによつて、形状寸法
精度等によらずに、より安定した固定状態とする
ことができる。
ところが、上記のようにねじ締結構造を採用す
る場合、キヤツプを締め付ける際に、ベース板も
共に回つてしまうことになり、フロートを所望の
位置に設置できず、このため、前述したようにフ
ユーエルタンクゲージユニツトの液面検出の信頼
性を損なつてしまうという嫌いがある。
本考案は、上記従来の問題点を考慮してなされ
たものであつて、プラスチツクタンクの軽量化を
図ると共に、フユーエルタンクゲージユニツトの
フロートを適正位置に確実に設置して、このフユ
ーエルタンクゲージユニツトの液面検出の信頼性
を確保し得るプラスチツクタンクの提供を目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の目的を達成するために、上部
開口に、外周に雄螺子が形成された取付口が設け
られており、この取付口の開口端に、オフセツト
状態で内部に配置されるフロートを先端に有する
揺動自在なアームを備えるフユーエルタンクゲー
ジユニツトが組み付けられたベース板が載置さ
れ、内周に雌螺子が形成されたキヤツプが上記ベ
ース板を介して上記取付口に螺合されるプラスチ
ツクタンクであつて、上記ベース板には、その外
周部に下向きの突起部を設ける一方、上記取付口
の開口端の外周部に、キヤツプの締付け時に突起
部を周方向に規制する当接面を有する凹欠状のス
トツパー部を形成してなることを特徴とするもの
である。
〔作用〕
上記の構成によれば、ベース板の下向きの突起
部を凹欠状のストツパー部の当接面に当接させた
状態で、キヤツプの締付けを支障なく行うことが
できると共に、ベース板を係止して、このベース
板が上記キヤツプの回転と共に回転、或いは、キ
ヤツプの回転と共に所定以上に回転するのが防止
される。このため、フユーエルタンクゲージユニ
ツトのフロートを適正位置に保持した状態で、ね
じ締結による充分な固定力を与えて固定すること
ができる。この結果、軽量化を図り得ると共に、
フユーエルタンクゲージユニツトの液面検出の信
頼性を確保することができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図乃至第4図に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
本考案に係るプラスチツクタンク10におい
て、第1図に示すように、その上部開口には、取
付口11が設けられている。この取付口11に
は、その外周部に雄螺子が螺刻されており、さら
に、この取付口11の上端周壁部には、上記雄螺
子の上端部を段状、かつ内周方向への凹欠状に切
欠いて形成したストツパー部としての切欠段部1
1aが形成されている。この切欠段部11aは、
上記取付口11の雄螺子に螺合される後述のユニ
オンナツト20の螺着回転方向にその当接面11
cを対向させている。一方、この取付口11の開
口端11b上にパツキン12を介して載置される
ベース板13には、その外周部に、上記切欠段部
11aにて係止される突起部13aが形成されて
いる。この突起部13aは、ユニオンナツト20
が取付口11に螺合される際に、この螺合に支障
を来すことのないように、先端を下向きに曲折し
た形状をなしている。また、この突起部13a
は、後述のフユーエルタンクゲージユニツト15
におけるフロート16との関係において、このフ
ロート16が適正な場所に位置すると、上記切欠
段部11aの当接面11cに当接するようになつ
ている。なお、このベース板13に直接に突起部
13aを形成せず、第2図a乃至cに示すよう
に、突起部14aが突設されたリング部材14を
このベース板13の上面に溶接等により固着して
もよい。そして、このベース板13の下面には、
第3図a及びbに示すように、フユーエルタンク
ゲージユニツト15が取付けられている。このフ
ユーエルタンクゲージユニツト15は、フロート
16と、ケース17内に設けられた可変抵抗器1
8と、上記フロート16と上記可変抵抗器18と
を連結するフロートアーム19とから構成されて
おり、フロートアーム19の揺動を電気抵抗値に
変換することにより液面位置を検出するようにな
つている。このフユーエルタンクゲージユニツト
15が取付けられたベース板13は、前記したよ
うに、パツキン12を介して上記取付口11の開
口端11b上に載置され、キヤツプとしてのユニ
オンナツト20にて挟着される。このユニオンナ
ツト20は、その内周面に、上記取付口11の雄
螺子と螺合しうる雌螺子が螺刻されており、取付
口11の雄螺子に螺着されることにより上記ベー
ス板13、及び、パツキン12を挟着するように
なつている。
なお、上記取付口11の上端部に形成されるス
トツパー部を、第4図に示すように、凹状に切欠
かれた切欠凹部11a′としてもよいことは勿論で
ある。
ベース板13に取付けられたフユーエルタンク
ゲージユニツト15を、上記取付口11の開口か
ら挿入する。そして、ベース板13の突起部13
aを、切欠段部11aにあつては、その当接面1
1cに当接させ、切欠凹部11a′にあつては、こ
れに係合させる。このとき、フユーエルタンクゲ
ージユニツト15のフロート16は、前記したよ
うに、突起部13aと、切欠段部11a、或い
は、切欠凹部11a′との関係により適正な場所に
位置する。そして、上記ユニオンナツト20を取
付口11に螺着すれば、ベース板13がこのユニ
オンナツト20と、取付口11の開口端11bと
によつて挟着される。なお、ベース板13の突起
部13aが、切欠段部11aの当接面11cから
多少離れている状態でユニオンナツト20が螺合
されたときでも、このベース板13は、ユニオン
ナツト20との摩擦により、このユニオンナツト
20と共に回るので、結局、切欠段部11aの当
接面11cに突起部13aが当接して、ベース板
13が係止され、フロート16が不適正な場所に
位置するのを回避できる。しかしながら、極めて
希に、突起部13aが切欠段部11aの当接面1
1cに当接しないまま挟着されてしまう虞れがあ
るが、このような場合のために、ベース板13と
取付口11とのそれぞれ対応する個所に、マーキ
ングを施しておくことが望ましい。このようにマ
ーキングを施しておけば、そのときのフロート1
6の位置を容易に知ることができるので、上記の
問題を容易に解消することができる。しかも、こ
のマーキングにより、このプラスチツクタンクの
組付け作業を、一段と確かなものとすることがで
きる。
〔考案の効果〕
本考案に係るプラスチツクタンクは、以上のよ
うに、上部開口に、外周に雄螺子が形成された取
付口が設けられており、この取付口の開口端に、
オフセツト状態で内部に配置されるフロートを先
端に有する揺動自在なアームを備えるフユーエル
タンクゲージユニツトが組み付けられたベース板
が載置され、内周に雌螺子が形成されたキヤツプ
が上記ベース板を介して上記取付口に螺合される
プラスチツクタンクであつて、上記ベース板に
は、その外周部に下向きの突起部を設ける一方、
上記取付口の開口端の外周部に、キヤツプの締付
け時に突起部を周方向に規制する当接面を有する
凹欠状のストツパー部を形成してなる構成であ
る。
これにより、ベース板がキヤツプの回転と共
に、回転、或いは、キヤツプの回転と共に所定以
上に回転するのを防止することができる。よつ
て、フユーエルタンクゲージユニツトのフロート
を適正位置に保持した状態で、ねじ締結による充
分な固定力を与えて固定することができる。これ
により、フユーエルタンクゲージユニツトの液面
検出の信頼性が確保される。また、上記ストツパ
ー部による上記突起部の係止を簡単に行えるの
で、このプラスチツクタンクの組付け性を向上さ
せ得るという効果も併せて奏する。さらに、この
プラスチツクタンクの軽量化等も実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図aはリング部材の下面にベース板とパツキ
ンを設けたときの側面図、同図bはパツキンの平
面図、同図cは同図bにおけるX−X矢視断面図
であり、リング部材と取付口とパツキン等との関
係を示す断面図、第3図aはフユーエルタンクゲ
ージユニツトを示す正面図、同図bは同図aにお
ける側面図、第4図は取付口に形成されるストツ
パー部の変形例を示す斜視図、第5図aは従来例
を示す断面図、同図bは同図aにおけるリング金
具の斜視図である。 10はプラスチツクタンク、11は取付口、1
1aは切欠段部(ストツパー部)、11bは開口
端、11cは当接面、13はベース板、13aは
突起部、15はフユーエルタンクゲージユニツ
ト、16はフロート、19はフロートアーム、2
0はユニオンナツト(キヤツプ)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部開口に、外周に雄螺子が形成された取付口
    が設けられており、この取付口の開口端に、オフ
    セツト状態で内部に配置されるフロートを先端に
    有する揺動自在なアームを備えるフユーエルタン
    クゲージユニツトが組み付けられたベース板が載
    置され、内周に雌螺子が形成されたキヤツプが上
    記ベース板を介して上記取付口に螺合されるプラ
    スチツクタンクであつて、上記ベース板には、そ
    の外周部に下向きの突起部を設ける一方、上記取
    付口の開口端の外周部に、キヤツプの締付け時に
    突起部を周方向に規制する当接面を有する凹欠状
    のストツパー部を形成してなるプラスチツクタン
    ク。
JP1986108217U 1986-07-15 1986-07-15 Expired - Lifetime JPH052340Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915320U (ja) * 1972-05-17 1974-02-08
JPS60112414U (ja) * 1984-01-06 1985-07-30 大阪機工株式会社 液体充填用紙製容器の注出栓

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JPS6314429U (ja) 1988-01-30

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