JPS6119489Y2 - - Google Patents

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JPS6119489Y2
JPS6119489Y2 JP1980053655U JP5365580U JPS6119489Y2 JP S6119489 Y2 JPS6119489 Y2 JP S6119489Y2 JP 1980053655 U JP1980053655 U JP 1980053655U JP 5365580 U JP5365580 U JP 5365580U JP S6119489 Y2 JPS6119489 Y2 JP S6119489Y2
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JP
Japan
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starter
housing
nut
cable
wall
Prior art date
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Expired
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JP1980053655U
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English (en)
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JPS56154773U (ja
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Publication date
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Publication of JPS56154773U publication Critical patent/JPS56154773U/ja
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Publication of JPS6119489Y2 publication Critical patent/JPS6119489Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スタータにおけるケーブル接続端子
の廻止め機構に関する。
〔従来技術〕
従来、車両用スタータとして、スタータハウジ
ングの内部に位置する接点に接続した取付ボルト
を前記ハウジングの壁部を貫通して外部に突出さ
せてその外端側に螺着した第1のナツトにより前
記ハウジングの壁部に締付固定し、かつ前記取付
ボルトの外端側にケーブル接続端子を嵌込んで同
ボルトの外端側に螺着した第2のナツトにより前
記第1のナツトに締付固定してなるスタータがあ
る。
ところで、一般に車両用のスタータはエンジン
に取付けられるため、前記取付ボルトに接続され
る各種ケーブルの取廻しには配慮を要する。例え
ば、エンジンの排気側に取付られたスタータへの
バツテリケーブルの取廻しには、バツテリケーブ
ルがエキゾーストマニホールド、エキゾーストパ
イプ等に干渉しないように注意しなければならな
い。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のケーブル接続端子の接続
手段においてはケーブルの取出し方向を規制する
ことができず、ケーブルの取廻しは組付作業者の
作業にたよらざるを得なかつた。このため、ケー
ブルとエンジン各部間にはなお干渉問題の発生す
るおそれがある。このため、この種のスタータに
おいては、組付作業者の作業にたよることなくケ
ーブルの取出し方向を規制しえて、ケーブルとエ
ンジン各部の干渉を解消しうるようにすることが
望まれる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこれに対処すべく、この種のスタータ
において、前記ハウジングの壁部と前記第1のナ
ツト間に介在する内向フランジ部およびその外周
縁から前記取付ボルトの外周にて同ボルトを略同
心的に突出する係止部からなり、前記ケーブル接
続端子の頭部が嵌込み可能な嵌合凹部とこの嵌合
凹部に連通し前記ケーブル接続端子の首部が挿通
可能な挿通凹部を備えた規制部材を前記第1の内
向フランジ部により前記ハウジングの壁部外面に
締付固定している。
〔考案の作用・効果〕
これにより、本考案においては前記規制部材に
より、ケーブル接続端子の取付け時にケーブルの
取出し方向に何等注意をはらうことなく、ケーブ
ルをその取出し方向へ確実に規制しえて、ケーブ
ルとエンジン各部との干渉を確実に解消すること
ができるとともに、規制部材の組付け時にケーブ
ルの取出し方向を任意に調整することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
するに、第1図〜第3図には本考案に係る廻止め
機構を備えたスタータの一部が示されている。当
該スタータにおいては、スタータハウジング11
に取付孔11aが設けられていて、取付孔11a
の内側近傍に接点12の一端12aが位置してい
る。この接点12の一端12aとスタータハウジ
ング11の内側面間には絶縁材21が介装され、
かつ取付孔11a内には外側から絶縁性のブツシ
ユ22が嵌着されていて、スタータハウジング1
1の内側から接点12の一端12a、絶縁材21
およびブツシユ22を貫通して外方へ突出する取
付ボルト23が第1ナツト24にて締付固定され
ている。
しかして、ブツシユ22は本考案の主要部をな
す規制部材であつて、スタータハウジング11の
取付孔11a内に嵌着される筒部基部22aと、
筒状基部22aの一端に設けられた円板状フラン
ジ部22bと、フランジ部22bの周縁に突設さ
れた2枚の係止片22cとによつて構成されてい
る。これら両係止片22cは、フランジ部22b
上にバツテリケーブル30の接続端子31の頭部
31aが嵌込み可能な嵌合凹部22dと、接続端
子31の首部31bが挿通可能な挿通凹部22e
を形成している。
かかるブツシユ22は、その筒状基部22aを
スタータハウジング11の取付孔11a内に嵌着
した状態にて第1ナツト24により締付固定され
ていて、その挿通凹部22eがバツテリケーブル
30の取出し方向に指向されている。これにより
バツテリケーブル30の接続端子31を取付ボル
ト23の外周に嵌込むと、接続端子31の頭部3
1aが嵌合凹部22dに嵌込まれかつその首部3
1bが挿通凹部22eの挿通される。この状態で
接続端子31をスプリングワツシヤ25を介して
第2ナツト26にて締付固定すると、バツテリケ
ーブル30を第3図に示すように、その取出し方
向へ確実に規制される。このため、当該スタータ
においては、従来のごとき接続端子31の取付作
業時にバツテリケーブル30の取出方向に何等注
意をはらわなくても、バツテリケーブル30をそ
の取出し方向へ確実に規制することができ、これ
によりバツテリケーブル30とエキゾーストマニ
ホールド、エキゾーストパイプ等との干渉を確実
に解消することができる。また、かかるブツシユ
22の取付孔11a内に嵌着する際挿通凹部22
eの指向方向を任意に調整することができ、これ
によりバツテリケーブル30の取出し方向を任意
に調整することができる。
なお、以上の実施例においては、スタータにバ
ツテリケーブル30を接続する例を示して説明し
たが、本考案においては、バツテリケーブル30
に限らず各種ケーブルを接続する場合にも実施可
能である。また、上記実施例においては、接続端
子31の頭部31aの嵌合凹部22dおよび首部
31bの挿通凹部22eをブツシユ22の上端に
突設した2枚の係止片22cにて形成した例につ
いて示したが、これに換えて嵌合凹部22dを筒
体にて形成するとともにこの筒体の一部を切欠い
て挿通凹部22eを形成する等、上記実施例を適
宜変更して実施しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る廻止め機構を備えたスタ
ータの一例を示す要部縦断側面図、第2図は第1
図に示すスタータへケーブルを接続する状態を示
す斜視図、第3図は第1図に示すスタータへケー
ブルを接続した状態を示す側面図である。 符号の説明、11……スタータハウジング、1
2……接点、21……絶縁材、22……ブツシ
ユ、22b……フランジ部、22c……係止片、
22d……係合凹部、22e……挿通凹部、23
……取付ボルト、30……バツテリケーブル、3
1……接続端子、31a……頭部、31b……首
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スタータハウジングの内部に位置す接点に接続
    した取付ボルトを前記ハウジングの壁部を貫通し
    て外部に突出させてその外端側に螺着した第1の
    ナツトにより前記ハウジングの壁部に締付固定
    し、かつ前記取付ボルトの外端側にケーブル接続
    端子を嵌込んで同ボルトの外端側に螺着した第2
    のナツトにより前記第1のナツトに締付固定して
    なるスタータにおいて、前記ハウジングの壁部と
    前記第1のナツト間に介在する内向フランジ部お
    よびその外周縁から前記取付ボルトの外周にて同
    ボルトと略同心的に突出する係止部からなり、前
    記ケーブル接続端子の頭部が嵌込み可能な嵌合凹
    部とこの嵌合凹部に連通し前記ケーブル接続端子
    の首部が挿通可能な挿通凹部を備えた規制部材
    と、前記第1のナツトにより前記ハウジングの壁
    部外面に締付固定したことを特徴とするスタータ
    におけるケーブル接続端子の廻止め機構。
JP1980053655U 1980-04-18 1980-04-18 Expired JPS6119489Y2 (ja)

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JPS56154773U JPS56154773U (ja) 1981-11-19
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