JPH05233727A - イメージ検索処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】イメージデータを格納した光ディスク３２と、
検索に必要な索引情報を格納したデータベース３１と、
索引およびイメージを表示する表示部１と、制御部２か
ら成る。表示部１はイメージ及び検索条件入力画面を表
示するイメージ表示／条件入力領域１１と、索引群を表
示する索引表示領域１２とに分割され、前者には光ディ
スク３２からのイメージが、後者にはデータベース３１
からの索引群が表示される。イメージ表示／条件入力領
域１１の検索条件入力画面を用いてキーボード４から検
索条件を入力すると、条件に合致した索引が検索され索
引表示領域１２に表示される。イメージとして表示した
い索引をマウス４１で指示すると、イメージ表示／条件
入力領域１１にイメージが表示される。 【効果】画面領域を分割し索引一覧とイメージを同時表
示できるので、操作員が索引一覧を見ながらイメージを
連続表示させる場合に操作効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はイメージ検索処理方式に
関し、特にコンピュータシステムにおけるイメージ検索
処理方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、情報の形態は急速に多様化しつつ
ある。特に、光ディスクを媒体としたイメージデータを
検索の対象とする業務は、一般的と言われるほどＯＡ化
したオフィスで広く展開されるようになってきた。この
ようなイメージデータの普及に伴い、コードデータであ
る索引情報の検索から目的のイメージを表示するまでの
操作性が重視されるようになってきた。

【０００３】従来、このようなイメージ検索の操作は次
の順序で行われている。まずデータベースからコード情
報である索引を検索するが、このとき検索条件を入力す
る検索条件入力画面を画面上に表示させ、その画面指示
に基づいて検索条件の入力を行う。次に指示された条件
に該当する索引が一覧として画面に表示されるので、そ
の中からイメージデータを必要とする索引を選択する。
すると索引一覧が画面から消えて選択された索引に該当
するイメージが画面に表示される。この一連の流れにお
ける操作指示は、それぞれ単独の機能画面により行われ
ている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】実際に行われるイメー
ジ検索の場合には、索引から一意に必要なイメージデー
タを選択することは難しく、イメージを表示させてから
必要なものを選ぶことが多い。すなわち、条件検索であ
る程度の数の索引群を抽出するあいまいな検索を行い、
イメージを見た後に最終的な選択を行うことが多い。と
ころが、上述した従来のイメージ検索の方法では、イメ
ージを表示した際に画面上からは条件検索で絞り込まれ
た索引一覧が消されてしまうため、次に表示させたいイ
メージデータを選択するとき消された索引一覧を再度画
面に表示させるための操作をしなければならず、操作員
に負担がかかるという問題点がある。

【０００５】本発明の目的は、かかる問題点を解消しイ
メージ検索の操作性を高めたイメージ検索処理方式を提
供することである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明のイメージ検索処
理方式は、イメージデータを格納した光ディスクと、こ
の光ディスクの検索を行うために必要な索引情報を格納
したデータベースと、索引およびイメージを表示する表
示部と、これらを制御する制御部とを備えたイメージ検
索処理方式において、少なくとも条件検索により前記デ
ータベースから抽出された索引群とこの索引群の中の指
定された一つの索引に該当するイメージとを画面領域を
分割して同一画面内に同時に表示するよう構成されてい
る。

【０００７】

【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。

【０００８】図１は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。

【０００９】本実施例のイメージ検索処理方式は、図１
に示すように、イメージデータを格納した光ディスク３
２と、光ディスク３２の検索を行うために必要な索引情
報を格納したデータベース３１と、索引およびイメージ
を表示する表示部１と、これらを制御する制御部２とを
備え、表示部１はイメージ及び検索条件入力画面を表示
するイメージ表示／条件入力領域１１と、索引群を表示
する索引表示領域１２とに分割され、制御部２は前者に
光ディスク３２からのイメージを、後者にデータベース
３１からの索引群をそれぞれ表示させるように構成され
ている。

【００１０】イメージ検索を行う場合、まず、表示部１
のイメージ表示／条件入力領域１１に、図２に示すよう
な検索条件入力画面（作成日による条件設定の例を示
す）が表示される。このとき、索引表示領域１２にはデ
ータベース３１に格納されている索引が先頭から表示可
能な数だけ表示される。図２では６件が表示されている
が、例えば索引表示領域１２に２０件分の表示が可能で
あれば、先頭（１件目）から２０件目までが表示され、
キーボード４のファンクションキーから次索引を指示す
ると２１件目から４０件目までが表示される。

【００１１】ここで画面の指示に従ってキーボード４か
ら検索条件（作成日の範囲）を入力すると、入力された
検索条件は入力制御部２１において条件式に変換され、
索引制御部２２が条件に合致する索引をデータベース３
１から検索して内部のテーブルに格納する。更に、テー
ブル内の索引を先頭から表示可能数だけ索引表示領域１
２へ転送し表示する。図２の例の検索結果は図３の索引
表示となる。

【００１２】操作員が索引表示領域１２に表示された図
３の索引中にイメージとして表示したい索引を発見し、
その索引を例えばマウス４１により指示すると、索引制
御部２２はイメージ制御部２３へ該当するイメージ表示
の指示を発行する。

【００１３】イメージ制御部２３は、該当するイメージ
データを光ディスク３２から読み込んだ後、イメージ表
示／条件入力領域１１内に納まるようにイメージサイズ
を変換（縮小／拡大）し、表示部１に転送して図３に示
すようにイメージ表示／条件入力領域１１にイメージを
表示する。

【００１４】つまり、条件検索によって抽出された索引
群と、その中から選択されたイメージとが同一の画面内
に同時に表示されており、画面切り替えの操作を行わず
操作員の判断により直ちに次のイメージデータを指示す
ることが可能となる。

【００１５】以上の説明では、検索条件入力画面と共に
同一画面内の索引表示領域にデータベースの全索引のリ
ストが表示されるものとしたが、検索条件の入力時には
必ずしも索引リストの表示を必要としないので、検索条
件入力画面は単独画面としてもよい。又、検索条件入力
画面として作成日による例のみを示したが、他の条件に
よる検索条件入力画面でもよく、複数の検索条件入力画
面を同時に表示するようにしてもよい。

【００１６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のイメージ
検索処理方式は、画面領域を分割して索引一覧を画面表
示したままイメージを表示できるので、操作員が検索結
果からイメージを連続表示させる場合に、画面切り替え
の手数を省き操作効率を向上させる効果がある。特に、
複数の索引を抽出する比較的あいまいな検索を行ったと
きに有効である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。

【図２】本実施例における検索条件設定時の表示画面例
の説明図である。

【図３】本実施例におけるイメージ表示画面例の説明図
である。

【符号の説明】

１ 表示部 ２ 制御部 ４ キーボード １１ イメージ表示／条件入力領域 １２ 索引表示領域 ２１ 入力制御部 ２２ 索引制御部 ２３ イメージ制御部 ３１ データベース ３２ 光ディスク ４１ マウス

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 イメージデータを格納した光ディスク
   と、この光ディスクの検索を行うために必要な索引情報
   を格納したデータベースと、索引およびイメージを表示
   する表示部と、これらを制御する制御部とを備えたイメ
   ージ検索処理方式において、少なくとも条件検索により
   前記データベースから抽出された索引群とこの索引群の
   中の指定された一つの索引に該当するイメージとを画面
   領域を分割して同一画面内に同時に表示することを特徴
   とするイメージ検索処理方式。
2. 【請求項２】 画面領域を分割して一方に検索条件を入
   力するための条件入力画面を表示すると同時に他方に前
   記データベースに格納されている索引群を順次一覧表示
   することを特徴とする請求項１記載のイメージ検索処理
   方式。