JPH05233224A - 並列加算回路 - Google Patents

並列加算回路

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Publication number
JPH05233224A
JPH05233224A JP3740792A JP3740792A JPH05233224A JP H05233224 A JPH05233224 A JP H05233224A JP 3740792 A JP3740792 A JP 3740792A JP 3740792 A JP3740792 A JP 3740792A JP H05233224 A JPH05233224 A JP H05233224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carry
addition
parallel
circuit
parallel adder
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3740792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakajima
博行 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3740792A priority Critical patent/JPH05233224A/ja
Publication of JPH05233224A publication Critical patent/JPH05233224A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】桁入れの信号と2つの複数ビットデータとを入
力して加算と桁上げの信号を出力する並列加算回路とし
て、最下位ビットの桁入れに“0”を入力して前記2つ
の複数ビットデータを加算する第1の並列加算回路1A
〜1Dと、最下位ビットの桁入れに“1”を入力して前
記2つの複数ビットデータを加算する第2の並列加算回
路2A〜2Cと、前記第1の並列加算回路の加算及び桁
上げ出力と前記第2の並列加算回路の加算及び桁上げ出
力とを入力して前記第1の並列加算回路の桁上げ信号に
より選択し前記加算と桁上げの信号を出力する選択回路
3A〜3Cとを備える。 【効果】下段からの桁入れを待つことなしに各段の加算
が出来るので、加算を高速にできると共に、小規模なハ
ードウェアで構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列加算回路に関し、
特に複数ビットデータの桁入れ、桁上げ付き並列加算回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の並列加算回路は、図4に示すよう
に、全加算回路9〜13の桁上げ出力を次段の全加算回
路(10〜13)の桁入れとして縦続接続したものであ
る。この加算回路は全加算回路を16段縦続接続したも
ので、16ビットの並列加算が行える回路例である。
【0003】この回路では、初段の加算x1 +y1 が全
加算回路9で行われ、その桁上げc1 がなされたのち、
次段の加算回路10でx2 +y2 +c1 が行われ、その
桁上げc2 がなされ、これを繰返して最終段の加算x16
+y16+c15が加算回路13で行われ、桁上げc16がな
される。この回路は、初段から最終段まで、キャリー
(桁上げ)が伝播されることから、リプルキャリー型並
列加算器と呼ばれる方式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の並列加算回
路では、下位の桁上げが行われてから上位の加算を行う
ため、演算時間が、桁上げの数、つまり全加算器の段数
に比例して増大する。従って、多数ビットの加算を行う
には、演算時間がかかり過ぎるという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、このような問題を解決
し、演算時間を短縮した並列加算回路を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、桁入れ
の信号と2つの複数ビットデータとを入力して加算と桁
上げの信号を出力する並列加算回路において、最下位ビ
ットの桁入れに“0”を入力して前記2つの複数ビット
データを加算する第1の並列加算回路と、最下位ビット
の桁入れに“1”を入力して前記2つの複数ビットデー
タを加算する第2の並列加算回路と、前記第1の並列加
算回路の加算及び桁上げ出力と前記第2の並列加算回路
の加算及び桁上げ出力とを入力して前記第1の並列加算
回路の桁上げ信号により選択し前記加算と桁上げの信号
を出力する選択回路とを備えることを特徴とする。
【0007】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示すブロック
図で、4ビットの並列加算回路1A〜1D,2A〜2C
を4段縦続接続して16ビットの並列加算を行い、選択
回路3A〜3Cで切換え出力するものである。
【0008】この並列加算回路1,2は、図2に示すよ
うなリプルキャリー型並列加算回路で、4ビットの全加
算器5〜8を順次接続して構成される。
【0009】入力である16ビットのデータ(x16,y
16)〜(x1 ,y1 )に対し、4ビットずつに区切る
と、初段の4ビット(x4 ,y4 )〜(x1 ,y1 )以
外は、下段から桁入れをしなければならない。そこで下
段からの桁上りが有りの場合と、無しの場合で、つま
り、桁入れに“0”を入力した場合と、“1”を入力し
た場合で同時に加算を実行させておき、下段の実際の桁
上げ値によりどちらかを選択して出力する。
【0010】この方式を用いた場合、4ビットの並列加
算回路1,2は、並列に走らせておくことができるの
で、全体の演算時間は、4ビットの並列加算にかかる時
間と、3段分の選択回路を通る時間とになる。全加算器
5〜8の桁上げに要す時間をtc とし、選択回路3に要
す時間をtx とすると、最終段の桁上げが生じるまでの
全演算時間は、次の(1)式で表わされる。
【0011】4tc +3tx ……(1) 一方、従来例(図3)に示すような方式では、全演算時
間は、16tc ……(2)と表わされる。これら
(1),(2)の大小関係を比較すると、(2)式の方
が大きいので次の(3)式が得られる。
【0012】 4tc +3tx <16tcx < 4tc ……(3) 選択回路3の1段分の時間は、桁上げ4段分の時間より
も小さくすることは可能であるので、本実施例により全
演算時間の短縮を図れる。
【0013】次に、図1における4ビットの並列加算回
路1,2の部分を図3に示すような桁上げ先見型並列加
算器(キャリールックアヘッドアダー)で構成される場
合を本発明の第2の実施例として説明する。
【0014】桁上げ先見型並列加算器は、各ビットの加
算の桁上げが順に伝搬していく方式ではなく全ビットを
同時に参照し、その論理演算から求める方式で、加算出
力よりも先に桁上げ出力を決めようという回路である。
図3では、モジュロ2加算器14〜17と論理ゲートと
から構成され表現のしやすさからPLA形式(プログラ
マブル・ロジック・アレイ)としている。
【0015】ここで、モジュロ2加算器14(〜17)
は、NOR25,NAND26およびAND27から構
成され、データx4 4 (〜x1 1 )を入力し、P,
Q,S出力を得る。論理ゲートはNOR21〜24,イ
ンバータ32,XOR33〜36,AND40〜49お
よびバッファ回路51〜54で構成されており、加算出
力S1〜S4およびキャリー出力COが出力される。
【0016】一般に、桁上げ出力ci は、入力xi ,y
i に対し、 ci =Qi +Pi i-1 但し、Pi =xi +yi ,Qi =xi ・yi で決まる。従って4ビット並列加算回路1,2の桁上げ
は、 CO=C4 =Q4 +P4 3 : =Q4 +P4 3 +P4 32 +P4 3 2 1 +P4 3 2 1 0 となる。一方、加算出力は、C4 と同様にして計算した
3 ,C2 ,C1 について、xi ,yi のXOR出力に
対し、XOR演算したものとなる。
【0017】従来の桁上げ先見型並列加算器のみで16
ビットの並列加算を行うとすると、図3を拡張して考え
れば明らかなように、ハードウェアの規模が莫大なもの
となる。また、4ビットの並列加算で5入力のゲートが
必要であるが、これが16ビットの並列加算では、17
入力相当を考慮しなければならず、遅延の面から見ても
実際上不利である。従って、本実施例の構成を用いた場
合には、桁上げ先見型の多数ビットの並列加算器を高速
でしかもハードウェアの規模が比較的小さく作成するこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、並列な多
数ビットの入力をいくつかに、例えば4ビットずつに分
割して、この分割された並列加算回路を、下段からの桁
上げが有る場合と無い場合で別々に持ち、別々に計算を
しておくことにより、下段からの桁入れを待つことなし
に各段の加算が行えるように出来、多数ビットの並列加
算器を極めて高速に、かつ比較的小さなハードウェア規
模で構成できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図。
【図2】図1に示した4ビットの並列加算回路の一例の
ブロック図。
【図3】図1に示した4ビットの並列加算回路の第2の
例のブロック図。
【図4】従来例の加算回路のブロック図。
【符号の説明】
1A〜1D,2A〜2C 並列加算回路(4ビット) 3A〜3C 選択回路 5〜13 全加算器 14〜17 モジュロ2加算器 21〜25 NOR回路 26 NAND回路 27 AND回路(1入力反転) 31,32 インバータ回路 33〜36 XOR回路 40〜49 AND回路 51〜54 バッファ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 桁入れの信号と2つの複数ビットデータ
    とを入力して加算と桁上げの信号を出力する並列加算回
    路において、最下位ビットの桁入れに“0”を入力して
    前記2つの複数ビットデータを加算する第1の並列加算
    回路と、最下位ビットの桁入れに“1”を入力して前記
    2つの複数ビットデータを加算する第2の並列加算回路
    と、前記第1の並列加算回路の加算及び桁上げ出力と前
    記第2の並列加算回路の加算及び桁上げ出力とを入力し
    て前記第1の並列加算回路の桁上げ信号により選択し前
    記加算と桁上げの信号を出力する選択回路とを備えるこ
    とを特徴とする並列加算回路。
  2. 【請求項2】 並列加算回路を複数段並列配置すると共
    に、各段の桁上げ信号を各次段の桁入れ信号に入れて複
    数段縦続接続した請求項1記載の並列加算回路。
JP3740792A 1992-02-25 1992-02-25 並列加算回路 Withdrawn JPH05233224A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3740792A JPH05233224A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 並列加算回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3740792A JPH05233224A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 並列加算回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05233224A true JPH05233224A (ja) 1993-09-10

Family

ID=12496675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3740792A Withdrawn JPH05233224A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 並列加算回路

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JP (1) JPH05233224A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010122741A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Kumamoto Univ データ処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010122741A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Kumamoto Univ データ処理装置

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Effective date: 19990518