JPH05229539A - ラベル貼着剥離装置におけるゴムローラ構造 - Google Patents

ラベル貼着剥離装置におけるゴムローラ構造

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JPH05229539A
JPH05229539A JP2926692A JP2926692A JPH05229539A JP H05229539 A JPH05229539 A JP H05229539A JP 2926692 A JP2926692 A JP 2926692A JP 2926692 A JP2926692 A JP 2926692A JP H05229539 A JPH05229539 A JP H05229539A
Authority
JP
Japan
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rubber roller
label
sticking
roller member
rod
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2926692A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Fukushima
史明 福島
Naohisa Takeda
直久 武田
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Nippon Steel Corp
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP2926692A priority Critical patent/JPH05229539A/ja
Publication of JPH05229539A publication Critical patent/JPH05229539A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はラベル貼着剥離装置におけるゴムロ
ーラ構造に関し、特に、筒形ゴムローラ部材を交換自在
とし、フィルム層を外周に形成することにより、ラベル
表面の印字部分が次のラベル上に転写されることがあ
り、次のラベルの印字部分の表示が変わることを防止す
ることを特徴とする。 【構成】 本発明によるラベル貼着剥離装置におけるゴ
ムローラ構造は、ゴムローラ体(15)が、棒状芯体(15b)
の外周に嵌合された筒形ゴムローラ部材(15c)と、前記
筒形ゴムローラ部材(15c)の外周に設けられたフィルム
層(15d)とからなる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベル貼着剥離装置に
おけるゴムローラ構造に関し、特に、筒形ゴムローラ部
材を交換自在とし、フィルム層を外周に形成することに
より、ラベル表面の印字部分が次のラベル上に転写され
ることがあり、次のラベルの印字部分の表示が変わるこ
とになることを防止するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のラベル貼
着剥離装置におけるゴムローラ構造としては種々ある
が、その中で代表的な方法について述べると、図6に示
す実開昭59−121310号公報の構成を開示するこ
とができる。すなわち、図6において符号1で示される
ものは、案内体であり、この案内体1によって案内され
たラベル台紙付のラベル2は、案内体1の下端1aで、
台紙2aとラベル2に分離される。前記ラベル2は、ロ
ーラ3の周面を介して、水平状態の被貼着面4上に次々
と貼着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のラベル貼着剥離
装置におけるゴムローラ構造は、以上のように構成され
ていたため、次のような課題が存在していた。すなわ
ち、ゴムローラが、棒状芯体の外周に筒形ゴムローラ部
材を直接焼き付けていたため、ラベル上の印字が完全に
乾燥していない場合には、筒形ゴムローラ部材の表面に
この印字部分が付着し、次のラベル上に転写されること
があり、次のラベルの印字部分の表示が変わることにな
っていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、筒形ゴムローラ部材を交換
自在とし、フィルム層を外周に形成することにより、ラ
ベル表面の印字部分が次のラベル上に転写されることが
あり、次のラベルの印字部分の表示が変わることになる
ことを防止するようにしたラベル貼着剥離装置における
ゴムローラ構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるラベル貼着
剥離装置におけるゴムローラ構造は、第1面に印字が形
成され第2面に接着層が形成されたラベルをゴムローラ
体の周面によって押しつけつつ、前記接着層を被貼着体
に貼着するためのラベル貼着剥離装置におけるゴムロー
ラ構造において、前記ゴムローラ体は、棒状芯体と、こ
の棒状芯体の外周に嵌合された筒形ゴムローラ部材と、
前記筒形ゴムローラ部材の外周に設けられたフィルム層
とからなる構成である。
【0006】
【作用】本発明によるラベル貼着剥離装置におけるゴム
ローラ構造においては、棒状芯体の外周に筒形ゴムロー
ラ部材が嵌合され、この筒形ゴムローラ部材の外周にフ
ィルム層が形成されているため、ラベルの接着層を被貼
着体に接合させ、このゴムローラを圧接させてラベルを
被貼着体に貼着する場合、ラベル表面の非乾燥状態の印
字が形成されている第1面とゴムローラのフィルム層が
接合するが、このフィルム層には印字部分が付着しない
ため、次のラベル貼着における印字のダブリ等を防止す
ることができる。また、例えば、ホットコイル等の被貼
着体からの熱もこのフィルム層により筒形ゴムローラ部
材には伝達されにくく、筒形ゴムローラの熱による変形
を防止することができる。さらに、長時間の使用により
この筒形ゴムローラ部材が熱等により変形した場合に
は、この筒形ゴムローラ部材のみを交換することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるラベル貼着剥
離装置におけるゴムローラ構造の好適な実施例について
詳細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分には
同一符号を用いて説明する。図1から図5迄は、本発明
によるラベル貼着剥離装置におけるゴムローラ構造を示
すもので、図1は貼着状態を示す構成図、図2は剥離状
態を示す構成図、図3は全体構成を示す構成図、図4は
図3のA−A線による平面図、図5はゴムローラ体の断
面図である。
【0008】まず、図3の全体構成において符号1で示
されるものは、本体部であり、この本体部1は、例え
ば、シリンダ等の回動手段1Aによって矢印Aの方向に
往復回動できるように構成されている。前記本体部1の
下部には、一対の互いに離間して設けられた脚部3が固
定して設けられており、この脚部3の内部には支持脚1
0がばね部材11を介して同軸状に且つ軸方向にばね圧
を伴って作動自在に設けられている。前記各脚部3は、
前記本体部1の軸支部12を介して、図示しないギヤモ
ータ等の駆動手段により図1で示すように所定角度範囲
で回動自在に設けられている。前記各支持脚10の下端
には、吸着板13を有する支持体14が固定して設けら
れており、この支持体14の前記各支持脚10に対応す
る位置には、長手形状のゴムローラ体15が保持体16
を介して回転自在に設けられている。前記ゴムローラ体
15は、図5に示すように、軸15aに設けられた金属
等の棒状芯体15bの外周に筒形ゴムローラ15cが設
けられた構造よりなり、この筒形ゴムローラ15cの外
周には筒形のフィルム層15dが形成されている。
【0009】前記支持体14に設けられた吸着板13に
は、吸引源(図示せず)に接続された吸引部17が設け
られており、この吸引部17を介して空気によるラベル
2の吸引を行うことができる。前記支持体14に設けら
れた長手形状の円弧案内部18には、チャック板19a
をその先端に一体に有する弧状アーム19が作動自在に
設けられており、この弧状アーム19の上端19bは、
前記支持体14の上部14aに設けられた第1シリンダ
20のロッド21に第1自在接手22を介して作動自在
に接続され、この第1シリンダ20の作動によって前記
弧状アーム19が図2に示すようにわずかに持ち上げら
れるように構成されている。
【0010】前記チャック板19aの端部19aAに
は、軸支部23を介して剥離爪24が回動自在に設けら
れ、この剥離爪24は、前記軸支部23上に取付られた
第2シリンダ25のロッド25aに第2自在接手26を
介して接続され、この第2シリンダ25の作動によって
剥離爪24がラベル2をチャック又は非チャック状態に
することができるように構成されている。
【0011】本発明におけるラベル貼着剥離装置におけ
るゴムローラ構造は、前述したように構成されており、
以下に、その動作について説明する。まず、図2に示さ
れるように、図示しないプリンタによって印字されたラ
ベル2の上に吸着ヘッド30を位置させ、本体部1を図
示しないロボット機構を介して下降させると、吸着ヘッ
ド30の吸着板13がラベル2上に接合すると共に、ラ
ベル2の一端2Aはゴムローラ体15のフィルム層(15
d)に接合する。前述の状態で、第2シリンダ25を作動
させると、ロッド25aは上方に引かれ、第2自在接手
26を介して剥離爪24が内側へ回動するため、ラベル
2の他端2Bは、台紙2aから剥離されて剥離爪24と
吸着板19aによってチャッキングされる。この状態
で、第1シリンダ20を作動させると、ロッド21およ
び第2自在接手22を介して弧状アーム19が上方へ移
動するため、前記吸着板19aが第2図のように上方に
わずかに持ち上げられる。
【0012】次に、図3に示す本体部1を回動手段1A
によって回動することにより、本体部1および支持脚1
0は、ゴムローラ体15を中心として図1の矢印Aのよ
うに回動するため、吸着ヘッド30は、図2の2点鎖線
で示すように回動し、ラベル2は台紙2aから完全に剥
離されると共に、吸着ヘッド30に吸着保持される。次
に、この吸着したラベル2を、例えば、高温の圧延コイ
ルのような円筒体の内面よりなる被貼着体40に貼着す
る場合には、図3に示すように、本体部1をロボット
(図示せず)を介して移動させ、吸着ヘッド30を内面
40に沿って位置させると、ラベル2の接着層からなる
第2面2gが内面40に接合した状態となる。
【0013】前記の状態で、脚部3を軸支部12を中心
として、図示しない駆動手段により回動すると、図1に
示すように、ゴムローラ体15がばね部材11に付勢さ
れた状態でラベル2の印字部分からなる第1面2f上を
内面40に沿って移動し、このゴムローラ体15の圧接
力によってラベル2が内面40に貼着される。この貼着
完了後は、吸着板13の吸着力を完全に解除し、本体部
1と共に吸着ヘッド30を移動させることにより、ラベ
ル2の貼着動作を完了することができる。尚、前述の各
シリンダ20、25の構成は1例を示したもので、空圧
に限らず、他の媒体を用いることもできる。また、前記
フィルム層15dは耐熱性とすることもできる。
【0014】
【発明の効果】本発明によるラベル貼着剥離装置におけ
るゴムローラ構造は、以上のように構成されているの
で、次のような効果を得ることができる。すなわち、長
時間の使用により変形した場合には、筒形ゴムローラ部
材のみを交換することができる。また、表面にフィルム
層が形成されているため、ラベル貼着時における非乾燥
状態の印字部分のインキがこのフィルム層に転写されず
に弾くため、従来のように次のラベルの印字部分が本来
の印字と異なるようになるいわゆる印字のダブリを避け
ることができる。また、例えば、高温状態で用いる場合
には、ゴムローラ体と被貼着物との接触点は随時移動し
ているため、フィルム層の厚さが0.1ミリ位であって
も、ゴムローラ体と被貼着体の熱伝導遮断対策となり、
従来のゴム特性以上の耐熱性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラベル貼着剥離装置におけるゴム
構造を示す貼着状態の構成図である。
【図2】剥離状態を示す構成図である。
【図3】全体構成を示す構成図である。
【図4】図3のA−A線による平面図である。
【図5】ゴムローラ体の断面図である。
【図6】従来の構成を示す構成図である。
【符号の説明】
2 ラベル 2f 第1面(印字) 2g 第2面(接着層) 15 ゴムローラ体 15b 棒状芯体 15c 筒形ゴムローラ部材 15d フィルム層 40 被貼着体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1面(2f)に印字が形成され第2面(2g)
    に接着層が形成されたラベル(2)をゴムローラ体(15)の
    周面によって押しつけつつ、前記接着層を被貼着体(40)
    に貼着するためのラベル貼着剥離装置におけるゴムロー
    ラ構造において、前記ゴムローラ体(15)は、棒状芯体(1
    5b)と、この棒状芯体(15b)の外周に嵌合された筒形ゴム
    ローラ部材(15c)と、前記筒形ゴムローラ部材(15c)の外
    周に設けられたフィルム層(15d)とからなることを特徴
    とするラベル貼着剥離装置におけるゴムローラ構造。
JP2926692A 1992-02-17 1992-02-17 ラベル貼着剥離装置におけるゴムローラ構造 Withdrawn JPH05229539A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104097819A (zh) * 2014-06-25 2014-10-15 苏州金牛精密机械有限公司 一种易于清洁的标贴刷

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104097819A (zh) * 2014-06-25 2014-10-15 苏州金牛精密机械有限公司 一种易于清洁的标贴刷

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518