JPH07108423A - マグネットロール組立装置 - Google Patents
マグネットロール組立装置Info
- Publication number
- JPH07108423A JPH07108423A JP25547593A JP25547593A JPH07108423A JP H07108423 A JPH07108423 A JP H07108423A JP 25547593 A JP25547593 A JP 25547593A JP 25547593 A JP25547593 A JP 25547593A JP H07108423 A JPH07108423 A JP H07108423A
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- Japan
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- flange
- shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複写機に用いるマグネットロールの組立にお
いて、組み立てたマグネットロールの振れ精度が極めて
高い組立装置を提供する。 【構成】 両フランジ軸4a、5aをチャックで把持
し、組立応力によりフランジ軸4a、5aが倒れるのを
防ぐと共に、組立途中でスリーブ3の軸方向の変形量を
測定し、この測定量を基にスリーブ3の変形を打ち消す
方向に力を与え両フランジ軸4a、5aとスリーブ3軸
心を強制的に一致させて組立を行うことにより組立精度
(振れ)を上げるようにしたマグネットロールの組立装
置である。
いて、組み立てたマグネットロールの振れ精度が極めて
高い組立装置を提供する。 【構成】 両フランジ軸4a、5aをチャックで把持
し、組立応力によりフランジ軸4a、5aが倒れるのを
防ぐと共に、組立途中でスリーブ3の軸方向の変形量を
測定し、この測定量を基にスリーブ3の変形を打ち消す
方向に力を与え両フランジ軸4a、5aとスリーブ3軸
心を強制的に一致させて組立を行うことにより組立精度
(振れ)を上げるようにしたマグネットロールの組立装
置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機に用いられるマ
グネットロ−ルの組立装置に関するものである。
グネットロ−ルの組立装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マグネットロ−ルの構造を簡単に説明す
ると、図4、図5に示すように大きく4つの部品より構
成されている。鉄又はSUSのシャフト1を磁石で一体
成形して作った円筒磁石2と、この円筒磁石2の外径よ
り約0.5〜0.9mm大きい内径で肉厚が0.4〜
0.7mmの薄肉パイプ(以下スリ−ブ3)と、このス
リ−ブ3両端に圧入し接着固定しスリ−ブ3の回転軸を
形成すると共に、円筒磁石2を、スリ−ブ3の中心で回
転出来る軸受4c、5cを有するAフランジ4、Bフラ
ンジ5より構成されている。円筒磁石2は、外部より回
転駆動を与えられるようシャフト1bがBフランジ5を
貫通している。マグネットロ−ルの標準品の大きさは、
スリ−ブ3で表わすと径で15〜35mm長さが250
〜350mmである。
ると、図4、図5に示すように大きく4つの部品より構
成されている。鉄又はSUSのシャフト1を磁石で一体
成形して作った円筒磁石2と、この円筒磁石2の外径よ
り約0.5〜0.9mm大きい内径で肉厚が0.4〜
0.7mmの薄肉パイプ(以下スリ−ブ3)と、このス
リ−ブ3両端に圧入し接着固定しスリ−ブ3の回転軸を
形成すると共に、円筒磁石2を、スリ−ブ3の中心で回
転出来る軸受4c、5cを有するAフランジ4、Bフラ
ンジ5より構成されている。円筒磁石2は、外部より回
転駆動を与えられるようシャフト1bがBフランジ5を
貫通している。マグネットロ−ルの標準品の大きさは、
スリ−ブ3で表わすと径で15〜35mm長さが250
〜350mmである。
【0003】このマグネットロ−ルは、現像剤を感光ド
ラムに運ぶ磁気ブラシの役目をしてため、図6に示すよ
うフランジ軸部4a、5a(ベヤリング組み込み位置)
を基準としてスリ−ブ3を回転させたとき、スリ−ブ外
周の振れ(P点)が小さいことが必要である。P点の振
れが大きいと現像剤の付着量にムラが生じコピ−画質を
悪くする。
ラムに運ぶ磁気ブラシの役目をしてため、図6に示すよ
うフランジ軸部4a、5a(ベヤリング組み込み位置)
を基準としてスリ−ブ3を回転させたとき、スリ−ブ外
周の振れ(P点)が小さいことが必要である。P点の振
れが大きいと現像剤の付着量にムラが生じコピ−画質を
悪くする。
【0004】このためマグネットロ−ル振れ精度を上げ
ることが重要な技術課題になっている。振れ精度を上げ
るためには、スリ−ブ3、Aフランジ4、Bフランジ5
の部品精度を上げるのはもちろんであるが、精度良く加
工した部品を使っても組立方法のいかんによっては振れ
精度の良いマグロ−ルを作ることが出来ない。
ることが重要な技術課題になっている。振れ精度を上げ
るためには、スリ−ブ3、Aフランジ4、Bフランジ5
の部品精度を上げるのはもちろんであるが、精度良く加
工した部品を使っても組立方法のいかんによっては振れ
精度の良いマグロ−ルを作ることが出来ない。
【0005】マグネットロ−ルの振れ規格はP点で0.
03mm以下で、最近は更に小さくすよう要求がされて
来ている。この振れ規格はスリ−ブ3がアルミ又はステ
ンレスの薄肉のパイプで有るためと、振れ基準になるA
フランジ4、Bフランジ5を圧入接着して組み立てる構
造のため厳しい振れ規格である。以下従来の組立方法に
付いて述べる。
03mm以下で、最近は更に小さくすよう要求がされて
来ている。この振れ規格はスリ−ブ3がアルミ又はステ
ンレスの薄肉のパイプで有るためと、振れ基準になるA
フランジ4、Bフランジ5を圧入接着して組み立てる構
造のため厳しい振れ規格である。以下従来の組立方法に
付いて述べる。
【0006】図7は、マグネットロ−ルを組み立てる従
来装置の概略構造を示す。本体架台6の上部にAフラン
ジ軸部4aをセットするAフランジセット穴7aを有す
るAフランジセット治具7があり、反対側のエヤ−シリ
ンダ−9の先端には、Bフランジ軸部5aをセットする
Bフランジセット穴8aを有するBフランジ圧入治具8
が取り付けられている。この圧入治具の中間位置にスリ
−ブ3を受けるスリ−ブ受けV治具10が取り付けられ
ている。
来装置の概略構造を示す。本体架台6の上部にAフラン
ジ軸部4aをセットするAフランジセット穴7aを有す
るAフランジセット治具7があり、反対側のエヤ−シリ
ンダ−9の先端には、Bフランジ軸部5aをセットする
Bフランジセット穴8aを有するBフランジ圧入治具8
が取り付けられている。この圧入治具の中間位置にスリ
−ブ3を受けるスリ−ブ受けV治具10が取り付けられ
ている。
【0007】この装置を用いた組立手順を図7を用いて
説明する。まず最初にAフランジ鍔4bに接着剤を塗布
しこれをAフランジセットセット穴7aに挿入する。B
フランジ鍔5bに接着剤を塗布しシャフト軸受部1bに
挿入し、更にこれ(円筒磁石2)にスリ−ブ3を被せこ
れをスリ−ブ受けV治具10に載せる。以上の手順が完
了した後、エヤ−シリンダ−9を前進させてBフランジ
5をスリ−ブ3に圧入すると共にAフランジ4もスリ−
ブ3に圧入接着する。(圧入力は、50〜200Kgf
程度である。)Aフランジ4、Bフランジ5、スリ−ブ
3の軸心(図4のC)は一致するように装置は、作られ
ているが、スリ−ブ3が薄肉パイプノ為と、圧入力50
〜200Kgf程度の為組立時スリ−ブ3が変形した状
態で組み立てられる。
説明する。まず最初にAフランジ鍔4bに接着剤を塗布
しこれをAフランジセットセット穴7aに挿入する。B
フランジ鍔5bに接着剤を塗布しシャフト軸受部1bに
挿入し、更にこれ(円筒磁石2)にスリ−ブ3を被せこ
れをスリ−ブ受けV治具10に載せる。以上の手順が完
了した後、エヤ−シリンダ−9を前進させてBフランジ
5をスリ−ブ3に圧入すると共にAフランジ4もスリ−
ブ3に圧入接着する。(圧入力は、50〜200Kgf
程度である。)Aフランジ4、Bフランジ5、スリ−ブ
3の軸心(図4のC)は一致するように装置は、作られ
ているが、スリ−ブ3が薄肉パイプノ為と、圧入力50
〜200Kgf程度の為組立時スリ−ブ3が変形した状
態で組み立てられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】マグロ−ルの組立精度
を上げる為には、部品精度を上げる必要はもちろんであ
るが、約0.03mm以下の振れ精度以下に組み立てよ
うとするには、組立圧入力によって発生する部品の変形
を押さえて組み立てる事が重要になってくる。特にスリ
−ブ3は、肉厚が1mm以下と薄いのと、アルミ等で作
られている為組立圧入力により湾曲に変形した状態で組
み立てられる。図8は、組立途中でスリ−ブ3が圧入力
の為Xmm撓んで入る状態を拡大して表わしている。
を上げる為には、部品精度を上げる必要はもちろんであ
るが、約0.03mm以下の振れ精度以下に組み立てよ
うとするには、組立圧入力によって発生する部品の変形
を押さえて組み立てる事が重要になってくる。特にスリ
−ブ3は、肉厚が1mm以下と薄いのと、アルミ等で作
られている為組立圧入力により湾曲に変形した状態で組
み立てられる。図8は、組立途中でスリ−ブ3が圧入力
の為Xmm撓んで入る状態を拡大して表わしている。
【0009】この状態で組み立てられたマグネットロ−
ルを組立機より外すと、図9に示すように今度はスリ−
ブ3は、元の状態に戻ろうとするため、スリ−ブ3に圧
入接着させられた両フランジの軸部4a、5aがスリ−
ブ軸心より傾いた状態(図9のY)になり振れ精度の悪
いマグネットロ−ルになる。
ルを組立機より外すと、図9に示すように今度はスリ−
ブ3は、元の状態に戻ろうとするため、スリ−ブ3に圧
入接着させられた両フランジの軸部4a、5aがスリ−
ブ軸心より傾いた状態(図9のY)になり振れ精度の悪
いマグネットロ−ルになる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は両フランジ軸4
a、5aをチャックで把持し、組立応力でフランジの軸
4a、5aが、倒れるのを防ぐと共に、組立途中でスリ
−ブ3の軸方向の変形量を測定し、この測定量を基にス
リ−ブ3の変形を打ち消す方向に力を与え両フランジ軸
4a、5aとスリ−ブ3軸心を強制的に一致させて組立
を行い組立精度(振れ)を上げる方法である。
a、5aをチャックで把持し、組立応力でフランジの軸
4a、5aが、倒れるのを防ぐと共に、組立途中でスリ
−ブ3の軸方向の変形量を測定し、この測定量を基にス
リ−ブ3の変形を打ち消す方向に力を与え両フランジ軸
4a、5aとスリ−ブ3軸心を強制的に一致させて組立
を行い組立精度(振れ)を上げる方法である。
【0011】
【作用】上記した手段によればフランジ4、フランジ
5、スリ−ブ3、の軸心が組立時に合った状態で組める
ため組立精度(振れ)を上げる事が出来る。
5、スリ−ブ3、の軸心が組立時に合った状態で組める
ため組立精度(振れ)を上げる事が出来る。
【0012】
【実施例】図1、図2、図3は、本発明の実施例を示す
正面図及び側面図である。図1、2中、本体架台11上
に摺動面12を取付け、この両端にスライドテ−ブル1
3、14を配置する。スライドテイブル13、14には
各々チャック15、16が取り付けられており、軸受1
7、18で回転できる様になっている。チャックは低速
で回転できるようモ−タ19、20が取り付けられてあ
る。このモ−タ19、20は、左右の回転が同期する必
要と回転位置を検出するためパルスモ−タ、又はサ−ボ
モ−タを用いている。左右のアクチュエ−タ21、22
はチャッキングしたフランジ4、5をスリ−ブ3に圧入
するためであるが、組立途中で中間停止をする必要と、
圧入位置を制御するため、サ−ボモ−タとボ−ルネジで
構成されている。
正面図及び側面図である。図1、2中、本体架台11上
に摺動面12を取付け、この両端にスライドテ−ブル1
3、14を配置する。スライドテイブル13、14には
各々チャック15、16が取り付けられており、軸受1
7、18で回転できる様になっている。チャックは低速
で回転できるようモ−タ19、20が取り付けられてあ
る。このモ−タ19、20は、左右の回転が同期する必
要と回転位置を検出するためパルスモ−タ、又はサ−ボ
モ−タを用いている。左右のアクチュエ−タ21、22
はチャッキングしたフランジ4、5をスリ−ブ3に圧入
するためであるが、組立途中で中間停止をする必要と、
圧入位置を制御するため、サ−ボモ−タとボ−ルネジで
構成されている。
【0013】両チャック軸心中央には、両チャック軸心
に対し垂直上下に移動できるスリ−ブ受け昇降装置23
が設けられている。このスリ−ブ受け昇降装置23もサ
−ボモ−タとボ−ルネジ24を用いチャック軸心を中心
に上下に移動位置決め出来、位置決め精度は、0.00
5mm以下にしてある。スリ−ブ受け昇降装置23のス
リ−ブ3と接する部分はスリ−ブ3の表面を傷付けない
ように樹脂で作られている。
に対し垂直上下に移動できるスリ−ブ受け昇降装置23
が設けられている。このスリ−ブ受け昇降装置23もサ
−ボモ−タとボ−ルネジ24を用いチャック軸心を中心
に上下に移動位置決め出来、位置決め精度は、0.00
5mm以下にしてある。スリ−ブ受け昇降装置23のス
リ−ブ3と接する部分はスリ−ブ3の表面を傷付けない
ように樹脂で作られている。
【0014】スリ−ブ受け昇降装置23と相対する位置
に測定精度0.005mm以下の測長器25が、取り付
けられており、マグネットロ−ルの着脱の時は邪魔にな
るため測定時以外は横に逃げる様になっている。(図示
せず。)
に測定精度0.005mm以下の測長器25が、取り付
けられており、マグネットロ−ルの着脱の時は邪魔にな
るため測定時以外は横に逃げる様になっている。(図示
せず。)
【0015】本装置を用いた組立手順について図3を基
にして以下説明する。Aフランジ鍔4b、Bフランジ鍔
5bに前もって接着剤を塗布し、チャック15にAフラ
ンジ軸部4aをチャック16にBフランジ軸部5aチャ
ッキングさせ両フランジの軸心を合わせる。次ぎにスリ
−ブ3の中に円筒磁石2を挿入しこれをスリ−ブ受け昇
降装置23セットする。セット後スリ−ブ受け昇降装置
23が上下に移動しBフランジ軸受5cの中心とシャフ
ト軸受け部1bの中心を合わせる位置決めを行う。位置
決め完了後Bフランジ5をクランプしたチャック16が
所定量前進しBフランジ軸受5cとシャフト軸受け部1
bの組立を行う。
にして以下説明する。Aフランジ鍔4b、Bフランジ鍔
5bに前もって接着剤を塗布し、チャック15にAフラ
ンジ軸部4aをチャック16にBフランジ軸部5aチャ
ッキングさせ両フランジの軸心を合わせる。次ぎにスリ
−ブ3の中に円筒磁石2を挿入しこれをスリ−ブ受け昇
降装置23セットする。セット後スリ−ブ受け昇降装置
23が上下に移動しBフランジ軸受5cの中心とシャフ
ト軸受け部1bの中心を合わせる位置決めを行う。位置
決め完了後Bフランジ5をクランプしたチャック16が
所定量前進しBフランジ軸受5cとシャフト軸受け部1
bの組立を行う。
【0016】次に両フランジ4、5の軸心とスリ−ブ3
の軸心が合う位置までスリ−ブ受け昇降装置23を降下
させる。この状態で両アクチュエ−タ21、22を前進
させ両フランジ4、5をスリ−ブに約1/3程度圧入さ
せる。(両フランジの仕上寸法は同じため両フランジの
スリ−ブへの圧入量は、ほぼ同じとなる。)この時、ス
リ−ブ3には、軸方向の応力が加わるため、変形を起こ
す(図5参照)。この状態でスリ−ブ受け昇降装置23
を降下させ、測長器25をスリ−ブ3表面に押し当て、
チャック回転モ−タ19、20を駆動し、フランジ軸4
a、5aを中心にして組立途中のスリ−ブの最大撓み
量、撓み位置を測定し、最大撓み位置を下側にしてチャ
ックの回転を停止させる。
の軸心が合う位置までスリ−ブ受け昇降装置23を降下
させる。この状態で両アクチュエ−タ21、22を前進
させ両フランジ4、5をスリ−ブに約1/3程度圧入さ
せる。(両フランジの仕上寸法は同じため両フランジの
スリ−ブへの圧入量は、ほぼ同じとなる。)この時、ス
リ−ブ3には、軸方向の応力が加わるため、変形を起こ
す(図5参照)。この状態でスリ−ブ受け昇降装置23
を降下させ、測長器25をスリ−ブ3表面に押し当て、
チャック回転モ−タ19、20を駆動し、フランジ軸4
a、5aを中心にして組立途中のスリ−ブの最大撓み
量、撓み位置を測定し、最大撓み位置を下側にしてチャ
ックの回転を停止させる。
【0017】次ぎに、先ほど測定したスリ−ブ3の撓み
量をゼロか又は、反対方向に少し撓ませる量だけスリ−
ブ受け昇降装置23を上昇させ停止させる。この状態で
両アクチュエ−タ21、22を再度前進させ組立を完了
させる。上記の説明は組立時スリ−ブ3の組立時の撓み
補正を1回行う動作を説明したが2回行えば更に振れ精
度は良くなるが、サイクルタイム、効果を考え補正回数
を実験的に決定する必要がある。
量をゼロか又は、反対方向に少し撓ませる量だけスリ−
ブ受け昇降装置23を上昇させ停止させる。この状態で
両アクチュエ−タ21、22を再度前進させ組立を完了
させる。上記の説明は組立時スリ−ブ3の組立時の撓み
補正を1回行う動作を説明したが2回行えば更に振れ精
度は良くなるが、サイクルタイム、効果を考え補正回数
を実験的に決定する必要がある。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマグネッ
トロ−ル組立装置を用いれば、振れ精度の基準となるフ
ランジ軸をクランプした状態でスリ−ブの軸心に合わせ
て組め、更に組立時のスリ−ブ3の変形を補正しながら
組立を行うため組立精度(振れ)の向上が図れる。接着
剤が硬化する前に(組立途中)振れ修正を行なう為、接
着強度の信頼性が保てる。
トロ−ル組立装置を用いれば、振れ精度の基準となるフ
ランジ軸をクランプした状態でスリ−ブの軸心に合わせ
て組め、更に組立時のスリ−ブ3の変形を補正しながら
組立を行うため組立精度(振れ)の向上が図れる。接着
剤が硬化する前に(組立途中)振れ修正を行なう為、接
着強度の信頼性が保てる。
【図1】本発明のマグネットロ−ル組立装置全体図
【図2】本発明のマグネットロ−ル組立装置側断面図
【図3】本発明のマグネットロ−ル組立装置を用いた組
立手順説明図
立手順説明図
【図4】シャフトに磁石を一体成形した円筒磁石断面図
【図5】スリ−ブ、Aフランジ、Bフランジ断面図
【図6】マグネットロ−ル組立断面及び振れ測定位置を
示す図
示す図
【図7】従来のマグネットロ−ル組立装置図
【図8】フランジ圧入力によりスリ−ブが撓んでいる説
明図
明図
【図9】スリ−ブが撓んだ状態で組立てた後組立機より
外したマグネットロ−ルの状態図
外したマグネットロ−ルの状態図
1 シャフト 1a シャフト軸受部 1b シャフト軸受部 2 円筒磁石 3 スリ−ブ 4 Aフランジ 4a Aフランジ振れ基準軸部 4b Aフランジ鍔(接着面) 4c 軸受 5 Bフランジ 5a Bフランジ振れ基準軸部 4b Bフランジ鍔(接着面) 5c 軸受 5d Bフランジ面取部 6 従来組立装置本体架台 7 Aフランジセット治具 7a Aフランジセット穴 8 Bフランジ圧入治具 8a Bフランジセット穴 9 エヤ−シリンダ 10 スリ−ブ受け治具 C 組立軸芯 11 本発明組立装置本体架台 12 摺動面 13 スライドテ−ブル(左) 14 スライドテ−ブル(右) 15 チャック(左) 16 チャック(右) 17 軸受(左) 18 軸受(右) 19 チャック回転モ−タ(左) 20 チャック回転モ−タ(右) 21 フランジ圧入用アクチュエ−タ(左) 22 フランジ圧入用アクチュエ−タ(右) 23 スリ−ブ受け昇降装置 24 スリ−ブ受け昇降装置アクチュエ−タ X 組立応力によるスリ−ブの撓み量 Y フランジ軸の撓み(振れ量)
Claims (1)
- 【請求項1】 水平軸線上左右にスライドテ−ブルを摺
動可能なように設け、このスライドテ−ブルに回転可能
なチャック装置を各々取り付け、且つこのチャック軸心
中央垂直面を上下に移動位置決め出来る昇降装置と、こ
の昇降装置と反対位置に測長器を有するマグネットロ−
ル組立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25547593A JPH07108423A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | マグネットロール組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25547593A JPH07108423A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | マグネットロール組立装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07108423A true JPH07108423A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17279285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25547593A Pending JPH07108423A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | マグネットロール組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07108423A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100943298B1 (ko) * | 2008-04-25 | 2010-02-23 | 주식회사 태진정공 | 정착가압롤러 커버 조임장치 |
KR100965540B1 (ko) * | 2008-05-22 | 2010-06-23 | 주식회사 태진정공 | 히트 롤러 누설전류 테스트 장치 |
CN102867355A (zh) * | 2012-09-03 | 2013-01-09 | 山东利德金融电子器具有限公司 | 验钞机胶辊轮轴装配专用设备 |
CN103722371A (zh) * | 2013-12-17 | 2014-04-16 | 合肥邦立电子股份有限公司 | 一种磁铁组装装置 |
CN104128793A (zh) * | 2014-06-12 | 2014-11-05 | 苏州润吉驱动技术有限公司 | 一种电梯曳引机立式合箱专机 |
CN112475859A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-03-12 | 珠海格力智能装备有限公司 | 装配装置及装配设备 |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP25547593A patent/JPH07108423A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100943298B1 (ko) * | 2008-04-25 | 2010-02-23 | 주식회사 태진정공 | 정착가압롤러 커버 조임장치 |
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CN103722371B (zh) * | 2013-12-17 | 2016-03-30 | 合肥邦立电子股份有限公司 | 一种磁铁组装装置 |
CN104128793A (zh) * | 2014-06-12 | 2014-11-05 | 苏州润吉驱动技术有限公司 | 一种电梯曳引机立式合箱专机 |
CN112475859A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-03-12 | 珠海格力智能装备有限公司 | 装配装置及装配设备 |
CN112475859B (zh) * | 2020-11-25 | 2024-05-28 | 珠海格力智能装备有限公司 | 装配装置及装配设备 |
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